JP6461410B1 - 黒ニンニクエキス含有化粧料 - Google Patents

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Abstract

【解決課題】黒ニンニクの美肌効果に基づいた化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、黒ニンニク、好ましくは、少なくとも二次熟成させた黒ニンニクから抽出されたエキスを含有した化粧料である。
【選択図】なし

Description

本発明は黒ニンニクのエキスを含有し、美肌効果の向上を目的とした化粧料に関する。
黒ニンニクは、ニンニクを高温・多湿下で1月程熟成させ、この間、ニンニクに含まれる糖質とアミノ化合物とがメイラード反応を起こすことによって、黒く変色したものとして知られている。黒ニンニクは、熟成された結果、ニンニク特有の刺激臭が無い、糖度が増えて甘さがある、アミノ酸が増加する、S-アリルシステインが増える、ポリフェノールが増加する、等の特徴があり、これによって、抗酸化作用が強まる、免疫力強化作用が強まる等の効果が期待され、かつ、機能性食品として広く採用されている。
一方、黒ニンニクを外用成分として利用した従来例がある(特開2015-007040号公報)。この従来例は、従来のソマチットや生薬を成分として含む育毛シャンプーよりも効果の高いシャンプーを提供することを目的として、 ニンニクに育毛効果があることが分かったが、さらなる研究の結果、特に黒ニンニクが天然エキス成分より高い育毛効果を有することを見出し、植物由来であるところの黒ニンニクの天然エキス成分を石鹸素地に含んでいることを特徴とする、育毛効果の高いシャンプーである、ことを開示している。
特開2015-007040号公報
従来、黒ニンニクを含有する化粧料は既述のとおり育毛効果を目的としたものに留まっている。そこで、本発明は、黒ニンニクの美肌効果に基づいた化粧料を提供することを目的とする。
本発明は、黒ニンニク、好ましくは、少なくとも二次熟成させた黒ニンニクから抽出されたエキスである。本発明はさらに、このエキスを含有した化粧料である。二次熟成させた黒ニンニクとは次のものをいう。ニンニクから黒ニンニクを得るための熟成が一次熟成である。黒ニンニクを所定に加工してさらに熟成をすることを二次熟成という。二次熟成の目的は、黒ニンニクの有効成分の強化(有効成分の増加等)と、黒ニンニクからエキスを抽出し易いようにすることである。
二次熟成した黒ニンニクをさらに所定に加工して熟成をすることを、3次熟成という。4次熟成、5次熟成、というように熟成を重ねてもよい。本発明は、少なくとも二次熟成させた黒ニンニクを利用する。既述の所定の加工とは、例えば、黒ニンニクを水とともに練り込むことであってよい。黒ニンニクのエキスは、少なくとも、黒ニンニクを水とともに練り込んだペーストを搾って、固形成分を取り除くことによって、製造されることでよい。
二次熟成以降の熟成の条件は、一次熟成と同じでよい。一次熟成の条件は公知のものでよく、例えば、生のニンニクを比較的高温状態(摂氏40°以上摂氏80°以下)に2週間から6週間維持するのでよい。
二次熟成させた黒ニンニクから得たエキスをそのまま、あるいは、2倍〜100倍の水で希釈したものを肌に適用してもよい。さらに、二次熟成させた黒ニンニクから得たエキスを、ローション、ジェル、クリーム、トリートメント、乳液、スプレー、リンス、石鹸、シャンプー、パック等皮膚に直接適用される、化粧料に混合してもよい。黒ニンニクのエキス、又は、黒ニンニクのエキスを含有する化粧料は、皮膚に直接適用されて、美肌効果、美白効果、保湿効果、収斂効果等種々の皮膚保護作用を発揮する。黒ニンニクエキスの化粧料に対する含有割合は、化粧料の公知の組成に対して、例えば、0.001重量%〜7.000重量%でよい。黒ニンニクエキスは、化粧料を製造する過程の所定のタイミングで添加されていてよい。市販の化粧料に黒ニンニクのエキスを添加してもよい。
黒ニンニクのエキスが含有された化粧料は、顔、手、足その他の皮膚、頭皮・毛髪に直接適用されてよい。本発明はさらに黒ニンニクの美肌効果に基づいた化粧料の製造方法である。
本発明によれば、黒ニンニクの美肌効果に基づいた化粧料を提供することができる。
ニンニク(青森県産)500kgを発酵器に入れ、60℃〜75℃で40日保存して黒ニンニクを得た。黒ニンニクの皮を除いた黒ニンニクの粒1kgをミキサーに入れて細断し、次いで、同じ重量の水をミキサーに加える。その後、ミキサーに依る攪拌を続けて、黒ニンニクがペースト状にまるまでミキサーの内容物を練り上げる。
得られたペーストをセラミック製の容器に入れ蓋をして、発酵器に入れて60℃〜75℃で3週間二次熟成させる。この間、ガスが発生するので、適宜ガス抜きを行う。さらに、熟成期間中、ペーストが乾燥しないように、水分、例えば、日本酒の希釈液(日本酒を2倍の水で希釈したもの)を適宜ペーストに加えて二次熟成を継続させる。3週間経過後、ペーストを取出して濾し布を敷いた濾し器に入れる。その後、室温状態で一週間掛けて、濾し器からエキスを自然に滴下させる。10kgのペーストから、ほぼ6kgのエキスを得ることができた。
さらに、エキスを室温状態で1月保存してエキスの濃縮を図り、最終的にほぼ3kgのエキスを得た。エキスのpHは3.5であり、色は茶褐色であった。
次に、このエキス(ニンニク根エキス(支給原料))を化粧料に配合した。化粧料の種類と配合割合は、以下の各表に示すとおりである。
フェイシャルジェル
シャンプー
石鹸
ヘアエッセンス
アイクリーム
トリートメント
次に、表1のフェイシャルジェルをモニタ(40〜50代女性の10名)が、一日2回、朝晩の洗顔後、1か月使用したところ、肌の保湿感、肌のツッパリ感、シミの減少、しわの減少が過半数(8名)の者で観察された。

Claims (1)

  1. ニンニクを一次熟成して得られた黒ニンニクの粒と水とを混合して練り込んでペーストを作成するステップと、
    前記ペーストを摂氏40°以上摂氏80°以下で2週間から6週間二次熟成させ、当該二次熟成の間、前記ペーストからのガス抜きと、当該ペーストが乾燥しないように水分を加えることとを行うステップと、
    熟成を終了したペーストを搾って、固形分を取り除いて、エキスを抽出するステップと、
    当該抽出されたエキスを濃縮するステップと、
    当該濃縮されたエキスと化粧料成分とを配合するステップと、
    含む化粧料の製造方法。
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