JP2002226322A - 化粧品原料及び皮膚用化粧品 - Google Patents

化粧品原料及び皮膚用化粧品

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JP2002226322A JP2001024764A JP2001024764A JP2002226322A JP 2002226322 A JP2002226322 A JP 2002226322A JP 2001024764 A JP2001024764 A JP 2001024764A JP 2001024764 A JP2001024764 A JP 2001024764A JP 2002226322 A JP2002226322 A JP 2002226322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配合して化粧品を構成する場合に、充分な
「肌の張り」感が得られ、しかもこの使用感触が持続
し、肌のしわが伸びる化粧品原料及びこれを使用した皮
膚用化粧品を提供する。 【解決手段】 ひまわりの茎葉のアルコール抽出物及び
マグノリアの樹皮のアルコール抽出物を含む天然保湿成
分と、アイリッシュ・モスの水抽出物を含む天然皮膚軟
化成分と、乳化剤と、天然香料とを配合して化粧品原料
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品原料及び皮
膚用化粧品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
基礎化粧品の中には、メントール等を含むリフトアップ
剤を有したものがあり、使用感触として「清涼」感及び
「肌の張り」感を有するとされていた。しかし、このタ
イプの化粧品は、使用直後には「清涼」感及び「肌の張
り」感等の使用感触を有するが、「肌の張り」感は不十
分であり、しかも一過性のものであって持続しないとい
う問題があった。
【0003】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ひまわりの茎葉のアルコール抽出物及び/又は
マグノリアの樹皮のアルコール抽出物を含む天然保湿成
分を有することにより、これを配合して化粧品を構成し
た場合に、充分な「肌の張り」感が得られ、しかもこの
使用感触が持続し、肌のしわが伸びる化粧品原料及びこ
れを使用した皮膚用化粧品を提供することを目的とす
る。
【0004】また、本発明は、所定の天然保湿成分、天
然皮膚軟化成分、乳化剤及び天然香料を含むことによ
り、これを配合して化粧品を構成した場合に、充分な保
湿効果が得られ、皮膚軟化作用と相まって、「肌が張っ
て」、しかも「しっとり」とする使用感触が得られる化
粧品原料を提供することを目的とする。
【0005】そして、本発明は、ひまわりの茎葉のアル
コール抽出物を5〜20体積%、及び/又はマグノリア
の樹皮のアルコール抽出物を1〜5体積%含むことによ
り、これを配合して化粧品を構成した場合に、充分な
「肌の張り」感が得られ、しかも臭気及び着色の問題が
生じない化粧品原料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の化粧品原料
は、ひまわりの茎葉のアルコール抽出物及び/又はマグ
ノリアの樹皮のアルコール抽出物を含む天然保湿成分を
有することを特徴とする。ひまわりの茎葉はクロロゲン
酸、ネオクロロゲン酸、カフェオイルキナ酸及びスコポ
リン等の成分を含み、外傷出血の治療に用いられ、黄色
ブドウ球菌に対する制菌作用があると言われている。マ
グノリアは、シネオール、オイゲノール、クエン酸及び
シナミックアルデヒド等の成分を含む。オイゲノール
は、消毒及び鎮痛作用を有すると言われている。ひまわ
りの茎葉のアルコール抽出物の成分及びマグノリアの樹
皮のアルコール抽出物の成分のうち、どの成分がどのよ
うに作用しているのか具体的には解明出来ていないが、
これらを含む化粧品原料を配合して化粧品を構成し、顔
等に塗布した場合に、充分な「肌の張り」感が得られ、
この使用感触が持続するとともに肌のしわが伸びること
が確認されている。
【0007】第2発明の化粧品原料は、第1発明におい
て、前記天然保湿成分が、ローズウォーター、びわの葉
のアルコール抽出物、コンフリーの茎葉のアルコール抽
出物、バーチの樹皮のアルコール抽出物若しくは樹液、
タイムの茎葉のアルコール抽出物、ベンゾイン樹脂のア
ルコール抽出物、ローズヒップを水で煮沸し、さらに蜜
を加えて煮沸したもの、ローズヒップ若しくはハイビス
カスの花をリンゴ酢に漬け込んだもの、マリーゴールド
の花のひまわり油抽出物、オリーブオイル、ホホバオイ
ル、グレープフルーツの種のアルコール抽出物、及びプ
ロポリスの中から選択したものを含み、天然皮膚軟化成
分としてアイリッシュ・モスの水抽出物を含み、乳化剤
としてレシチン、ラノリン、ビーズワックス、ココアバ
ター及びホウ酸ナトリウムの中から選択したものを含
み、天然香料としてバラ、オレンジピール及びグレープ
フルーツのエッセンシャルオイルの中から選択したもの
を含むことを特徴とする。第2発明の化粧品原料を配合
して化粧品を構成した場合に、充分な保湿効果が得ら
れ、皮膚軟化作用と相まって、「肌が張って」、しかも
「しっとり」とする使用感触が得られることが確認され
ている。
【0008】第3発明の化粧品原料は、第1又は第2発
明において、前記ひまわりの茎葉のアルコール抽出物を
5〜20体積%、及び/又はマグノリアの樹皮のアルコ
ール抽出物を1〜5体積%含むことを特徴とする。ひま
わりの茎葉のアルコール抽出物の含有量が5体積%未満
である場合には、これを含む化粧品原料を配合して化粧
品を構成した場合に、充分な「肌の張り」感が得られ
ず、また、含有量が20体積%を超える場合は臭気が強
くなり、着色の度合が大きくなるという問題がある。同
様に、マグノリアのアルコール抽出物の含有量が1体積
%未満である場合には、これを含む化粧品原料を配合し
て化粧品を構成した場合に、充分な「肌の張り」感が得
られず、また、含有量が5体積%を超える場合は臭気が
強くなり、着色の度合が大きくなるという問題がある。
第3発明においては、ひまわりの茎葉のアルコール抽出
物を5〜20体積%、及び/又はマグノリアの樹皮のア
ルコール抽出物を1〜5体積%含むので、これを含む化
粧品原料を配合して化粧品を構成した場合に、充分な
「肌の張り」感が得られ、しかも臭気及び着色の問題が
生じない。
【0009】第4発明の皮膚用化粧品は、第1乃至第3
発明のいずれかの化粧品原料を含むことを特徴とする。
第4発明の皮膚用化粧品を顔等に塗布した場合に、充分
な「肌の張り」感が得られ、しかも「しっとり」とし、
この使用感触が持続するとともに肌のしわが伸びること
が確認されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
基づき具体的に説明する。本発明に係る化粧品原料の成
分とその配合量の範囲とを以下に示す。 天然保湿成分 (1) ひまわりの茎葉のアルコール抽出物 5〜100ml (2) マグノリアの樹皮のアルコール抽出物 1〜20 ml (3) ローズウォーター 10〜40 ml (4) バーチ(しらかば)の樹皮のアルコール抽出物又はバーチ の樹液 1〜10 ml (5) びわの葉のアルコール抽出物 1〜10 ml (6) ハニーウォーター(ローズヒップ及び蜜を煮沸したもの) 1〜10 ml (7) ベンゾイン樹脂のアルコール抽出物 1〜10 ml (8) ハーブビネガー(ハイビスカスの花又はローズヒップをリン ゴ酢に漬け込んだもの) 1〜10 ml (9) コンフリーの茎葉のアルコール抽出物 1〜10 ml (10)タイムの茎葉のアルコール抽出物 1〜10 ml (11)オリーブオイル 5〜50 ml (12)ホホバオイル 5〜50 ml (13)マリーゴールドの花のひまわり油抽出物 5〜50 ml (14)グレープフルーツの種のアルコール抽出物 0.025〜0.25 ml (15)プロポリス 1〜10 ml
【0011】 皮膚柔軟化成分 (16)アイリッシュ・モスの水抽出物 20〜80 ml 乳化剤 (17)レシチン 5〜15 g (18)ラノリン 5〜15 g (19)ビーズワックス 5〜20 g (20)ココアバター 5〜20 g (21)ホウ酸ナトリウム 5〜10 g 香料 (22)バラのエッセンシャルオイル 0.25 〜1.5 ml (23)オレンジピールのエッセンシャルオイル 0.25 〜2.0 ml (24)グレープフルーツのエッセンシャルオイル 0.1 〜1.0 ml
【0012】各成分は以下のようにして調整する。 (1)ひまわりの茎葉のアルコール抽出物 茎の場合、5リットル瓶に茎を5〜6本(略3000
g)、略5cmの長さにカットして入れ、5リットル瓶
を濃度30%のエタノール溶液で満たす。1日1〜2回
ひっくり返し、3週間後にモスリンの布で濾し、茎を取
り除く。次に、粉末状の活性炭を入れ、数〜数十時間放
置した後、A6の濾過紙で濾過することにより脱色及び
脱臭を行う。葉の場合、5リットル瓶に葉を100〜1
50枚入れ、茎と同様にして抽出する。 (2)マグノリアの樹皮のアルコール抽出物 マグノリアの樹皮を乾燥させたもの200gを、濃度4
0%のエタノール溶液1l中に入れ、モスリンの布で濾
す。次に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過す
る。 (3)ローズウォーター バラのエッセンシャルオイルの製造時に生じるバラの蒸
留水のことである。
【0013】(4)バーチの樹皮のアルコール抽出物又
は樹液 バーチ(しらかば)の樹皮を乾燥させたもの200g
を、濃度40%のエタノール溶液1l中に入れ、抽出す
る。なお、バーチのジュースを作製してもよい。さら
に、バーチの樹液を用いてもよい。 (5)びわの葉のアルコール抽出物 びわの葉を細かく刻んだもの600gを、濃度25%の
エタノール溶液1l中に入れ、モスリンの布で濾す。次
に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過する。 (6)ハニーウォーター 蒸留水4カップ(800cc)にローズヒップ110g
を入れて沸騰するまで炊き、水が400ccになるまで
ボイルする。8時間程度放置して冷却し、450gの蜂
蜜を加え、沸騰するまで煮る。
【0014】(7)ベンゾイン樹脂のアルコール抽出物 略100%のエタノール溶液で抽出する。次に、活性炭
を入れ、所定時間放置した後、濾過する。 (8)ハーブビネガー ローズヒップ又はハイビスカスの花をリンゴ酢に6週間
漬け込み、モスリンの布で濾す。これを配合することに
より化粧品原料のpHを酸性側にすることができる。 (9)コンフリーの茎葉のアルコール抽出物 コンフリーの茎葉を乾燥させたもの100gを、濃度2
5%のエタノール溶液1l中に入れ、モスリンの布で濾
す。次に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過す
る。 (10)タイムの茎葉のアルコール抽出物 タイムの茎葉を乾燥させたもの200gを、濃度30%
のエタノール溶液1l中に入れ、モスリンの布で濾す。
次に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過する。
【0015】(11)オリーブオイル (12)ホホバオイル 市販品 (13)マリーゴールドの花のひまわり油抽出物 密封容器にマリーゴールドの花を乾燥させたものを密に
入れ、全体が漬かるまでひまわりオイルを入れ、全体を
よく振ってオイルを行き渡らせる。毎日振り、略3週間
経過後に搾る。搾ったオイル中に、さらにマリーゴール
ドを入れ、上述の作業を繰り返す。次に、活性炭を入
れ、所定時間放置した後、濾過する。
【0016】(14)グレープフルーツの種のアルコー
ル抽出物 0.2オンスのグレープフルーツの種を1オンスの穀物
系アルコール(ウイスキー等)中に入れ、毎日朝晩振り
混ぜながら3週間漬け込み、モスリンの布で濾す。次
に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過する。 (15)プロポリス 市販品
【0017】(16)アイリッシュ・モスの水抽出物 アイリッシュ・モス10gを500gの蒸留水中に入
れ、弱火で10分程度炊き、モスリンの布で濾す。次
に、活性炭を入れ、所定時間放置した後、濾過する。 (17)レシチン (18)ラノリン (19)ビーズワックス (20)ココアバター (21)ホウ酸ナトリウム 市販品
【0018】(22)バラのエッセンシャルオイル (23)オレンジピールのエッセンシャルオイル (24)グレープフルーツのエッセンシャルオイル 市販品
【0019】次に、本発明に係る化粧品原料の配合の方
法について説明する。まず、ソリッドオイル((19)
ビーズワックス及び(20)ココアバター)に、リキッ
ドオイル((11)オリーブオイル、(12)ホホバオ
イル及び(13)マリーゴールドオイル)を溶かし、4
0℃以下の温度で、レシチン(17)及びラノリン(1
8)を加えて混合する。他の成分と水とを加え、36℃
に加温して混合し、本発明に係る皮膚用化粧品としての
美容液を得る。
【0020】
【実施例】次に、本発明に係る化粧品原料の各成分の配
合量を、実施例に基づき具体的に説明する。 [実施例1] (1) ひまわりの茎葉のアルコール抽出物 40 ml (2) マグノリアの樹皮のアルコール抽出物 5 ml (3) ローズウォーター 40 ml (4) バーチの樹皮のアルコール抽出物 5 ml (5) びわの葉のアルコール抽出物 5 ml (6) ハニーウォーター 10 ml (7) ベンゾイン樹脂のアルコール抽出物 5 ml (9) コンフリーの茎葉のアルコール抽出物 5 ml (10)タイムの茎葉のアルコール抽出物 5 ml
【0021】 (11)オリーブオイル 20 ml (12)ホホバオイル 30 ml (13)マリーゴールドの茎葉のひまわり油抽出物 30 ml (16)アイリッシュ・モスの水抽出物 50 ml (17)レシチン 10 g (18)ラノリン 10 g (19)ビーズワックス 8 g (20)ココアバター 10 g (21)ホウ酸ナトリウム 5 g (22)バラのエッセンシャルオイル 0.5 ml (23)オレンジピールのエッセンシャルオイル 0.35 ml (24)グレープフルーツのエッセンシャルオイル 0.25 ml
【0022】 [実施例2] (1) ひまわりの茎葉のアルコール抽出物 20 ml (2) マグノリアの樹皮のアルコール抽出物 5 ml (3) ローズウォーター 25 ml (4) バーチの樹皮のアルコール抽出物 5 ml (5) びわの葉のアルコール抽出物 5 ml (6) ハニーウォーター 3 ml (7) ベンゾイン樹脂のアルコール抽出物 5 ml (8) ハーブビネガー 5 ml (9) コンフリーの茎葉のアルコール抽出物 5 ml (10)タイムの茎葉のアルコール抽出物 5 ml
【0023】 (11)オリーブオイル 20 ml (12)ホホバオイル 30 ml (13)マリーゴールドの茎葉のひまわり油抽出物 30 ml (14)グレープフルーツシードエキス 0.1 ml (15)プロポリス 3 ml (16)アイリッシュ・モスの水抽出物 50 ml (17)レシチン 10 g (18)ラノリン 10 g (19)ビーズワックス 8 g (20)ココアバター 10 g (21)ホウ酸ナトリウム 5 g (22)バラのエッセンシャルオイル 0.6 ml (23)オレンジピールのエッセンシャルオイル 0.75 ml (24)グレープフルーツのエッセンシャルオイル 0.5 ml
【0024】実施例1及び実施例2のいずれの場合も、
アイリッシュ・モスの成分を抽出するために煮沸すると
きに、消臭を目的としてオレンジピール(青皮を乾燥さ
せたもの)5gを入れている。
【0025】以下に、実施例1の成分からなる化粧品原
料を配合して美容液を構成し、顔に塗布した場合の使用
感について説明する。 (被検者1)30代の女性は、仕事上のストレスから顔
中に吹出物が広がっていたが、本発明の美容液を継続し
て使用したところ、「ベトベト」しないのに、「しっと
り」とし、「てからない」という使用感触を得、使う程
に顔のつやが良くなり、顔全体が「つるつる」とするの
を実感した。にきびもほとんどなくなった。 (被検者2)20代の女性は、アレルギー体質であり、
従来より天然成分を用いた化粧品を使用していたが、本
発明の美容液を継続して使用したところ、皮膚が丈夫に
なって、顔の薄皮がはがれにくくなり、「肌がピンと張
った」感じが持続するのを実感した。 (被検者3)40代の女性は、本発明の美容液を継続し
て使用したところ、肌に透明感が生じ、以前と同じよう
に化粧をした場合に、20代の始めの頃の素肌に近い感
じに見えるようになった。
【0026】(被検者4)30代の女性は、超乾燥肌で
あり、冬場は特にひどく、顔全体がカサカサしていた
が、本発明の美容液を継続して使用したところ、肌が
「すべすべ」になって、しかも「張り」が生じ、化粧を
するときに「のり」が良くなったのを実感した。 (被検者5)50代の女性は、本発明の美容液を継続し
て使用したところ、顔の顎から、頬、おでこと順に「張
って」いくのを実感した。しかも「しっとり」感も得ら
れ、鼻先が赤くなるというアレルギーもなくなった。 (被検者6)50代の女性は、本発明の美容液を使用し
たところ、肌が「つるつる」として、「しっとり」と
し、「張り」が生じたのを実感した。
【0027】(被検者7)50代の女性は、本発明の美
容液を使用したところ、顔全体が「張る」のを実感し
た。 (被検者8)40代の女性は、本発明の美容液を使用し
たところ、「ピンと張った」感じがし、しかも触ると
「しっとり」としているのを実感した。洗顔後も肌が
「すべすべ」とする感じが持続した。 (被検者9)60代の女性は、本発明の美容液を使用し
たところ、肌が「張って」、しかも「しっとり」とし、
今まで深く形成されていた顔のしわが目立たなくなっ
た。 (被検者10)40代の女性は、本発明の美容液を使用
したところ、エステサロンでケミカルピーリングを行っ
た後と同様の「つるつる」感が得られた。
【0028】上述したように、本発明の美容液を皮膚に
塗布することにより、充分な「肌の張り」感が得られ、
しかも「しっとり」とし、この使用感触が持続するとと
もに肌のしわが伸びることが確認された。
【0029】なお、本発明の化粧品原料の成分及び配合
量は、前記実施の形態において説明した場合に限定され
るものではなく、種々の配合の変更が可能である。ま
た、前記実施の形態においては、皮膚用化粧品として美
容液を構成した場合につき説明しているがこれに限定さ
れるものではなく、化粧水及びクリーム等、他の化粧品
を構成することにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1発明の化粧
品原料を配合して化粧品を構成し、顔等に塗布した場合
には、充分な「肌の張り」感が得られ、この使用感触が
持続するとともに肌のしわが伸びる。
【0031】第2発明の化粧品原料を配合して化粧品を
構成した場合には、充分な保湿効果が得られ、皮膚軟化
作用と相まって、「肌が張って」、しかも「しっとり」
とする使用感触が得られる。
【0032】第3発明による場合は、ひまわりの茎葉の
アルコール抽出物を5〜20体積%、及び/又はマグノ
リアの樹皮のアルコール抽出物を1〜5体積%含むの
で、これを含む化粧品原料を配合して化粧品を構成した
場合に、充分な「肌の張り」感が得られ、しかも臭気及
び着色の問題が生じない。
【0033】第4発明の皮膚用化粧品を顔等に塗布した
場合には、充分な「肌の張り」感が得られ、しかも「し
っとり」とし、この使用感触が持続するとともに肌のし
わが伸びる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひまわりの茎葉のアルコール抽出物及び
    /又はマグノリアの樹皮のアルコール抽出物を含む天然
    保湿成分を有することを特徴とする化粧品原料。
  2. 【請求項2】 前記天然保湿成分は、ローズウォータ
    ー、びわの葉のアルコール抽出物、コンフリーの茎葉の
    アルコール抽出物、バーチの樹皮のアルコール抽出物若
    しくはバーチの樹液、タイムの茎葉のアルコール抽出
    物、ベンゾイン樹脂のアルコール抽出物、ローズヒップ
    を水で煮沸し、さらに蜜を加えて煮沸したもの、ローズ
    ヒップ若しくはハイビスカスの花をリンゴ酢に漬け込ん
    だもの、マリーゴールドの花のひまわり油抽出物、オリ
    ーブオイル、ホホバオイル、グレープフルーツの種のア
    ルコール抽出物、及びプロポリスの中から選択したもの
    を含み、天然皮膚軟化成分としてアイリッシュ・モスの
    水抽出物を含み、乳化剤としてレシチン、ラノリン、ビ
    ーズワックス、ココアバター及びホウ酸ナトリウムの中
    から選択したものを含み、天然香料としてバラ、オレン
    ジピール及びグレープフルーツのエッセンシャルオイル
    の中から選択したものを含む請求項1記載の化粧品原
    料。
  3. 【請求項3】 前記ひまわりの茎葉のアルコール抽出物
    を5〜20体積%、及び/又はマグノリアの樹皮のアル
    コール抽出物を1〜5体積%含む請求項1又は2記載の
    化粧品原料。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の化粧
    品原料を含むことを特徴とする皮膚用化粧品。
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