JP6083594B2 - 歩行器 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、高齢者や身体障害者等が歩行する際に補助する介護用具に関し、詳しくは、片麻痺の方が歩行するのに適した歩行器に関する。
高齢者や身体障害者などが歩行する際に補助する歩行器が提供されている。例えば、特許文献1(特開2012−10801号)に記載されたものは、一対の側面フレーム200Lおよび側面フレーム200Rと、一対の側面フレーム200Lおよび側面フレーム200Rの前方に配置され、一対の側面フレーム200Lおよび側面フレーム200Rが回動可能にそれぞれ連結される前面フレーム300と、一対の側面フレーム200Lおよび側面フレーム200Rの個々と、前面フレーム300とを接続する固定部400Lおよび固定部400Rとを備える歩行器である。
また、特許文献2(特開2010−17441号)に記載されたものは、上下方向に延びる前後2本の脚部の上端がハンドルによって連結された左右一対の脚フレームと、これら脚フレームを、脚フレームの前方の脚部で連結する第一連結杆と、脚フレームのハンドルの前方部分同士を連結する第二連結杆を有し、第一連結扞には、段階的な長さ調整を行う突部と孔部が備えられる一方、第二連結杆には、無段階の長さ調整を行うロック部材が備えられた歩行補助具である。
特開2012−10801号公報 特開2010−17441号公報
発明が解決しようとする課題
特許文献1、2に記載されたものを含め従来のものは、左右一対の側面フレーム(脚フレーム)の奥行き、脚の幅が左右同じであるため、片麻痺の方が使用する際に麻痺しているほうの足が側面フレーム(脚フレーム)に当たり、歩きづらい等の問題がある。
また、特許文献1、2に記載されたものは、左右一対の側面フレーム(脚フレーム)のハンドルに歩行するときに握るグリップが設けられているため使用者が両手でグリップを掴んで身体を支え、足を運ぶごとに歩行器の位置を前に進めて使用する。しかし、片麻痺の方は両手が使えず片方の手で左右どちらかのグリップを握って身体を支え、歩行器を持ち上げて前に前進しようとするが、片側に荷重がかかると歩行器は不安定となり身体を支えにくいし、歩行器を片方の手で持ち上げると歩行器が傾き、歩行器を前方に送り出すことが不便であるなどの問題がある。
課題を解決するための手段
本発明は、従来の上記課題を解決する手段として、請求項1に記載の本発明は、歩行器の脚で囲まれる接地面の範囲内にセンターグリップが配置され、かつ、歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップの位置を設け、 一対の側面フレームと前面フレームとを備えており、前記前面フレームの任意の位置に ハンドルレバーの一方が固定具を介して取り付けられ、前記ハンドルレバーの他方に前記センターグリップが設けられ、前記ハンドルレバーは、前記前面フレームの任意の位置に着脱自在に取り付けられ、上下動および回動可能であり、左の前記側面フレームと右の前記側面フレームの奥行きが異なり、左右の前記側面フレームのいずれか一方の奥行きが短く、各々の側面フレームの前脚と後脚との幅が左右いずれかの一方が狭く他方が広いことを特徴とする片麻痺の方が歩行するのに適した歩行器である。
本発明は、左の側面フレームと右の側面フレームとの奥行きが異なっており、左右の側面フレームのいずれか一方の奥行きが短い。即ち、各々の側面フレームの前脚と後脚との幅が左右いずれかの一方が狭く他方が広い。左の側面フレームの奥行きが短い場合は右の側面フレームの奥行きが長く、右の側面フレームの奥行きが短い場合は左の側面フレームの奥行きが長い。すなわち、左の側面フレームの前脚と後脚との幅(脚の幅)が狭い場合は、右の側面フレームの前脚と後脚との幅(脚の幅)が広く、右の側面フレームの前脚と後脚との幅(脚の幅)が狭い場合は、左の側面フレームの前脚と後脚との幅(脚の幅)が広い。
片麻痺の方が使用する場合、左麻痺の方は、奥行きが短い側面フレームが左側にある歩行器を使用すれば左足を前に進める際に左側の後脚に左足が当たりにくく歩きやすい。右麻痺の方は、奥行きが短い側面フレームが右側にある歩行器を使用すれば右足を前に進める際に右側の後脚に右足が当たりにくく歩きやすい。
本発明は、歩行器の脚で囲まれる接地面の範囲内にセンターグリップが配置され、かつ、歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップの位置を設けることができる。前面フレームの任意の位置即ち歩行器を持ち上げた際歩行器が傾かないように歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップを設けることができる。センターグリップは前面フレームと一体的に設けてもよいが、前面フレームと着脱可能、上下動可能、回動可能に設けることが望ましい。その場合、前面フレームの略中央付近にセンターグリップを有するハンドルレバーを前面フレームに取り付けて固定する。そして。ハンドルレバーを上下動させて使用者の体格に合わせて上下位置を定め固定する。片麻痺の方が使用するときはハンドルレバーを水平方向に回動させて使用者が使いやすい方向に固定する。
本発明は、左右の側面フレームと前面フレームとが金属製パイプなどで一体的に作製されてもよいが、奥行きが短い側面フレームと前面フレームの半分とが一体的になっているパーツと、奥行きが長い側面フレームと前面フレームの半分とが一体的になっているパーツとで作製された2分割タイプでもよく、左側面フレームと右側面フレームと前面フレームが個別に作製された3分割タイプのものでもよい。前面フレームの両側に、左側面フレーム(奥行きが短い側面フレーム又は奥行きが長い側面フレーム)と、右側面フレーム(奥行きが短い側面フレーム又は奥行きが長い側面フレーム)とが回動自在に取り付けられ、折りたたみ可能な構成が望ましい。
本発明は、脚の数は4本が好ましいが、5本6本と多数本であってもよく、脚で囲まれる
範囲は、平面視で四角形、台形、五角形などの多角形が好ましく、センターグリップはその平面視で囲まれた範囲内に位置することが望ましい・
本発明は、脚が伸縮自在にスライドして歩行器の高さ調整ができるようになっている。
また、同じ長さの側面フレーム(奥行きが長い側面フレーム)を使用すると非麻痺の患者も使用することができる。左右のパーツを交換することで、左麻痺、右麻痺、非麻痺の患者でも使用することができる。
発明の効果
本発明の歩行器は、高齢者の方、足腰の弱くなった方、身体障害者などが歩行する場合、倒れる恐れがなく安心して使用できる。特に片麻痺の方が使用しやすい歩行器を提供するものである。
従って、本発明の歩行器は、以下のような効果を奏する。
片麻痺の方が片手で持ち上げることができ、持ち上げたときに歩行器が傾くことなく、歩行器を容易に前方の位置へ運ぶことができる。また、左右いずれかの側面フレームの奥行きが短くなっており、足が側面フレームの後脚に当たらないので足を前に進めやすい。左右の側面フレームは入れ替えができ、ハンドルレバーも水平方向に回動させることができるので、左麻痺の方、右麻痺の方、いずれの方も使用することができる。また、非麻痺の方は両側の側面フレームに設けているサイドグリップを両手で掴んで使用することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1〜図5は左麻痺の方が使用する左麻痺用の歩行器の図であり、図1は左麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図、図2は同歩行器の後方からの斜視図、図3は同歩行器の平面視の図、図4は同歩行器の側面視の図、図5は同歩行器の折りたたんだ状態を示す図である。
図6、図7は右麻痺用の方が使用する右麻痺用歩行器の図であり、図6は右麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図、図7は同歩行器の後方からの斜視図である。図8、図9は非麻痺用の方が使用する非麻痺用歩行器の図であり、図8は非麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図、図9は同歩行器の後方からの斜視図である。
図1から図5に示す歩行器1は、左麻痺の方に適する歩行器であり、左の側面フレーム2は奥行きが短い側面フレーム21、即ち、脚の幅が狭いフレームであり、右の側面フレーム2は奥行きが長い側面フレーム22、即ち、脚の幅が広いフレームである。
図6、図7に示す歩行器1は、右麻痺の方に適する歩行器であり、右の側面フレーム2は奥行きが短い側面フレーム21、即ち、脚の幅が狭いフレームであり、左の側面フレーム2は奥行きが長い側面フレーム22、即ち、脚の幅が広いフレームである。
図8、図9に示す歩行器1は、非麻痺の方に適する歩行器であり、左の側面フレーム2と右の側面フレーム2とは奥行きが長い側面フレーム22、即ち、脚の幅が広いフレームで構成されている。奥行きが長い側面フレーム22の上部にはサイドグリップが設けられており、非麻痺の方が両手で掴んで身体を支え、足を運ぶごとに歩行器の位置を前進させる
ことができる。
図に示すように、本発明に係る歩行器1は、左右一対の側面フレーム2,2と前面フレーム3とで平面視でコの字状又はハの字状の枠体を構成し、前面フレーム3にセンターグリップ4を有するハンドルレバー5が着脱自在に固定具6によって装着されている。
側面フレーム2は、奥行きが短い側面フレーム21(即ち、脚の幅が狭いフレーム)、および/または、奥行きが長い側面フレーム22(即ち、脚の幅が広いフレーム)で構成され、前面フレーム3と連結している。本実施例では、奥行きが短い側面フレーム21は、奥行きが長い側面フレーム22より高さが低い。
奥行きが短い側面フレーム21は、前脚フレーム211と後脚フレーム212とそれを繋ぐ上部フレーム213および横フレーム214とが一体的に形成され逆U字状の形態をしている。高さは奥行きが長い側面フレーム22よりも低い。
前脚フレーム211と後脚フレーム212は、それぞれ、脚上方フレーム211a、212aと脚下方フレーム211b、212bとからなり、一方の太いパイプに他方の細いパイプが挿入・嵌合されている。脚の長さは、脚下方フレーム211b、212bが上下にスライドし、脚上方フレーム211a、212aに設けたロックピンと脚下方フレーム211b、212bに間欠的に設けた穴とによって、使用者の体格に合わせて高さ調整を行うことができる。
なお、脚下方フレーム211bの下部には足ゴム25が装着されている。
奥行きが長い側面フレーム22は、前脚フレーム221と後脚フレーム222とそれを繋ぐ上部フレーム223及び横フレーム224とが一体的に形成され略逆U字状の形態をしている。高さは奥行きが短い側面フレーム21比して高い。
前脚フレーム221と後脚フレーム222は、それぞれ、脚上方フレーム221a、222aと脚下方フレーム221b、222bとからなり、一方の太いパイプに他方の細いパイプが挿入・嵌合されている。脚の長さは、脚下方フレーム221b、222bが上下にスライドし、脚上方フレーム221a、222aに設けたロックピンと脚下方フレーム221b、222bに間欠的に設けた穴とによって、使用者の体格に合わせて高さ調整を行うことができる。
なお、脚下方フレームの下部には足ゴム25が装着されている。
奥行きが長い側面フレーム22の上部フレーム223には、合成ゴム、ウレタンなどの合成樹脂で作製されたサイドグリップ225が形成され、非麻痺の方が使用するときに用いられる。
図10は、側面フレーム2の前脚フレーム211、221と前面フレーム3との接続部およびセンターグリップ4を有するハンドルレバー5が固定具6を介して前面フレーム3に固定された状態を示す斜視図である。
前面フレーム3は、第一フレーム31と第二フレーム32とに2分割されており、第一フレーム31と第二フレーム32とによって前面フレーム3を構成し、横方向にスライドでき、使用者の体格に合わせて側面フレーム2,2の横幅を調整し、固定具6を用いて固定される。
第一フレーム31と第二フレーム32の端部には円筒状筒部71が形成されおり、該円筒状筒部71に前脚フレーム211、221がそれぞれ挿入・嵌合され、連結部7を構成している。したがって、前面フレーム3は端部に側面フレーム2,2と連結する連結部7を備え、側面フレーム2が折り畳めるようになっている。図5は左麻痺用歩行器を折り畳んだ状態を示す図であり、側面フレーム2を水平方向に回動させて奥行きの短い側面フレーム21を内側に奥行きの長い側面フレーム22が外側になるように折り畳んでいる。
前面フレーム3は、アルミなどの金属製板状体あるいは平べったい角状の中空体、プラスチックなどで作製されることが望ましく、円筒状筒部71は前面フレーム3の側に設けてもよく、側面フレーム2の側に設けてもよい。また、連結部7は、アルミなどの金属製で前面フレーム3と一体的に作製してもよく、個別に作成して一体化してもよい。あるいはプラスチック製の連結部材を用いて構成してもよい。
連結部7の円筒状筒部71は、半割にして前脚フレームの取り付けを容易にしてもよい。
図11は、固定具6に第一フレーム31と第二フレーム32とが重ねて挿入され固定された状態を示す拡大斜視図であり、固定具6に第一フレーム31と第二フレーム32とがノブボルトL64で締付け固定され、ハンドルレバー5がノブボルトS65で締付け固定される。
センターグリップ4は、図3に示すように、奥行きが短い側面フレーム21の前脚フレーム211と、奥行きが短い側面フレーム21の後脚212と、奥行きが長い側面フレーム22の前脚フレーム221と、奥行きが長い側面フレーム22の後脚フレーム222とで囲まれる接地面の範囲内にセンターグリップ4を配置し、固定具6を介して前面フレーム3上を横方向にスライドさせ、かつ、ハンドルレバー5を水平方向に回動させて、歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップの位置を設けることができる。従って、歩行器を片手で持ち上げても傾くことなく持ち上げて歩行器を前に運ぶことができ、センターグリップ4に体重をかけても安定感があり、足を前に進めることができる。
図12は、固定具6に前面フレーム3とハンドルレバー5が組みつけられた状態を示す断面視の図であり、固定具本体部分61の角形の中空部に前面フレーム3の第一フレーム31と第二フレーム32とが重ねて挿入されノブボルトL64で締付けて固定されている。
ノブボルトL64を回動させると押圧板63が前進して押圧板63で前面フレーム3を押圧する。
また、固定具円筒部62の円筒状中空部にハンドルレバー5の一方が挿入されノブボルトS65と固定パーツ66で締付けて固定されている。図では固定具円筒部62は有底であるが、無底にしてハンドルレバー5を上下に動かせてハンドルレバー5に設けた複数穴にノブボルト、ロックピン、ネジなどで固定し高さ調整ができるようにしてもよい。
図13は、センターグリップ4を縦に断面した状態を示す図である。センターグリップ4は、上下2つのパーツに分離できる。それら2つのパーツは、軟質な表面素材と硬質な芯材の2層構造である為、ネジを用いて固定可能、つまり、表面が軟質でありながら交換が自由にできるグリップである。なお、センターグリップ4は奥行きの長い側面フレーム22にもサイドグリップとして装着可能である。
また、センターグリップ4は、片麻痺の方が使用する片麻痺用のグリップであり、手が当たる上面は断面視で緩やかな円弧状の曲面を有し端部に向かってハの字状に拡がる上面を形成している。センターグリップ4は前面フレーム3の任意の位置(略センター付近)に固定具6を介して取り付けられ、使用者に合わせて前記前面フレームの任意の位置にハンドルレバー5の一方が固定具を介して取り付けられ、ハンドルレバー5の他方にセンターグリップ4が設けられている。
ハンドルレバー5を水平方向に回動させて左麻痺の方は右斜め方向に、右麻痺の方は左斜め方向に角度を定め、歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップを配置して位置決めを行い固定される。
ハンドルレバー5は、略L字状に湾曲しており、一方が固定具6に設けられている固定具円筒部62の円筒状中空部に挿入され前面フレーム3に取り付けられる。他方にはゴムあるいは合成樹脂などの材質で作製されたセンターグリップ4が設けられている。
固定具6に設けられた円筒状中空部に挿入・嵌合されたハンドルレバー5は、水平方向に回動させてセンターグリップ4の握る方向を定めるが、ハンドルレバー5には横穴が切られており、ボルトなどを挿入することで回転角度を制限している。図ではノブボルトS65が穴付きの固定パーツ66および前記横穴に通されており、ノブボルトS65を締めることで固定パーツ66はハンドルレバー5を押圧して傷つけることなく固定することができる。ハンドルレバー5は横から直接圧力をかけるなど、他の方法を用いて上下回転固定してもよい。
図14は、側面フレーム2と前面フレーム3との連結部7を示す拡大斜視図であり、側面フレーム2と前面フレーム3とのロックが解除されている状態を示す図である。
図15は、側面フレーム2と前面フレーム3とがロックされている状態を示す図である。
連結部7は、前面フレーム3の端部に形成されている円筒状筒部71に前脚フレーム211、221がそれぞれ挿入・嵌合され、連結部7を構成している。図に示すように、円筒状筒部71にはロックレバー72が設けられ、ロックレバー72の裏面にロックピン73が形成されていて、ロックピン73が円筒状筒部71と側面フレーム2の前脚フレームに設けられている穴と挿入・嵌合されている。また、円筒状筒部71の上部に横長にガイド溝の穴が形成され前脚フレームに設けられているピンが挿入・嵌合されている。
図14に示すように、ロックレバー72の上部を押すとロックピン73が前記の穴から離脱してロックが解除される。ロックを解除すると側面フレーム2が水平方向に回動して内側に折り畳めるようになっている。折り畳んだ状態は図5のようになる。
図15に示すように、ロックレバー72の下部を押すとロックピン73が前記の穴に挿入され前脚フレームすなわち側面フレームと前面フレームとがロックされる。
図16から図22は、本発明のパーツを示す図であり、図16は奥行きが長いフレーム22と前面フレーム3の一方の半分(第一フレーム31)が連結部7で連結されている左麻痺用の右側パーツであり、図17は奥行きが短いフレーム21と前面フレーム3の他方の半分(第二フレーム32)が連結部7で連結されている左麻痺用の左側パーツであり、図18は奥行きが短いフレーム21と前面フレーム3の一方の半分(第一フレーム31)が連結部7で連結されている右麻痺用の右側パーツであり、図19は奥行きが長いフレーム22と前面フレーム3の他方の半分(第二フレーム32)が連結部7で連結されている右麻痺用の左側パーツであり、図20は片麻痺用に使われる固定具6の斜視図であり、図21は非麻痺用に使われる固定具6Aの斜視図であり、図22は固定具6にセンターグリップを有するハンドルレバー5を予め装着した片麻痺用パーツの斜視図である。
図16に示す奥行きが長い右側パーツと図12に示す奥行きが短い左側パーツとを図20に示す固定具6を用いて組み合わせ、センターグリップを有するハンドルレバーを固定具を介して装着すると左麻痺用の歩行器として使用でき、また、図18に示す奥行きが短い
右側パーツと図19に示す奥行きが長い左側パーツとを図20に示す固定具6を用いて組み合わせ、センターグリップを有するハンドルレバーを固定具を介して装着すると右麻痺用の歩行器として使用でき、更に、図16に示す奥行きが長い右側パーツと図19に示す奥行きが長い左側パーツとを図21に示す固定具6Aを用いて組み合わせると非麻痺用の歩行器として使用できる。
なお、図22に示すセンターグリップを有するハンドルレバー5を予め装着したパーツを用いて組み合わせることもできる。図20に示す固定具6は片麻痺用の固定具であり、図21に示す固定具6Aは非麻痺用の固定具である。
図20は片麻痺用の歩行器に使用される固定具6を示す図であり、固定具6は、横方向に角形の中空部を有する本体部分61と縦方向に円筒状の中空部を有する円筒部62からなり、本体部61には前面フレーム3を押圧する押圧板63が本体部側面を貫通してノブボルトL64の先端に取り付けられており、ノブボルトL64を右に回動すると押圧板63が前進し、左に回動すると押圧板63が後退する。円筒部62にはハンドルレバー5を締付け固定するノブボルトS65とワッシャー66が取り付けられている。
図21は非麻痺用の歩行器に使用される固定具を示す図であり、固定具円筒部62を取り除いて非麻痺用として使用するものであり本体部分61は片麻痺用と同様なので説明は省略する。
図23、図24は、他の実施形態を示す図であり、図23は左麻痺用歩行器の斜視図、図24は同歩行器の後方からの斜視図である。上記実施例と共通する部分は説明を省略する。
本実施例は、奥行きの短い側面フレームが2本の支柱と2本の横桟とで形成され、側面フレーム2と前面フレーム3との連結部は連結部材8を用いている、固定具6が2個のパーツで前面フレーム3を挟んでボルトナットで締付け更にノブボルトL64で固定される。側面フレーム2と前面フレーム3との連結部はプラスチック製の連結部材8が用いられて点が上記実施例と異なっている。その他は上記実施例と略同じである。
上記説明は、左麻痺用歩行器を主体に説明しているが、右麻痺の方に適する歩行器は、左麻痺の方に使用する歩行器と左右対称であるから共通する部分は説明を省略している。また、連結部、固定具などは上記実施例に限定されることはなく既存の技術を用いてもよく、側面フレーム2,2、ハンドルレバー5などは、アルミなどの金属製パイプを加工して作製することができる。
以上、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
本発明は、高齢者、身体障害者、片麻痺の方、足の弱い方など幅広く使用していただける介護用歩行器を提供するものである。
本発明にかかる左麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図 本発明にかかる左麻痺用の歩行器を示す後方からの斜視図 本発明にかかる左麻痺用の歩行器の平面視の図。 本発明にかかる左麻痺用の歩行器の側面視の図 本発明にかかる左麻痺用の歩行器の折りたたんだ状態を示す図 本発明にかかる右麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図 本発明にかかる右麻痺用の歩行器の後方からの斜視図 本発明にかかる非麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図 本発明にかかる非麻痺用の歩行器を示す後方からの斜視図 本発明にかかる左麻痺用の歩行器を示す一部拡大斜視図 前面フレームにハンドルレバーが固定された状態を示す拡大斜視図 固定具6に前面フレーム3とハンドルレバー5が組みつけられた状態を 示す断面視の図 センターグリップを縦に断面した状態を示す図 側面フレーム2と前面フレーム3との連結部7を示す拡大斜視図 側面フレーム2と前面フレーム3とがロックされている状態を示す図 左麻痺用の右側パーツの斜視図 左麻痺用の左側パーツの斜視図 右麻痺用の右側パーツの斜視図 右麻痺用の左側パーツの斜視図 片麻痺用に使われる固定具の斜視図 非麻痺用に使われる固定具の斜視図 固定具6にセンターグリップを有するハンドルレバー5を予め装着した 片麻痺用パーツの斜視図 他の実施例に関する左麻痺用の歩行器を示す前方からの斜視図 他の実施例に関する左麻痺用の歩行器を示す後方からの斜視図
1 歩行器
2 側面フレーム
21 奥行きが短い側面フレーム
22 奥行きが長い側面フレーム
211,221 前脚フレーム
212、222 後脚フレーム
3 前面フレーム
31 第一フレーム
32 第二フレーム
4 センターグリップ
5 ハンドルレバー
6 固定具
61 固定具本体部分
62 固定具円筒部
7 連結部
71 円筒状筒部

Claims (1)

  1. 歩行器の脚で囲まれる接地面の範囲内にセンターグリップが配置され、かつ、歩行器の重心の鉛直線上にセンターグリップの位置を設け、 一対の側面フレームと前面フレームとを備えており、前記前面フレームの任意の位置にハンドルレバーの一方が固定具を介して取り付けられ、前記ハンドルレバーの他方に前記センターグリップが設けられ、前記ハンドルレバーは、前記前面フレームの任意の位置に着脱自在に取り付けられ、上下動および回動可能であり、左の前記側面フレームと右の前記側面フレームの奥行きが異なり、左右の前記側面フレームのいずれか一方の奥行きが短く、各々の側面フレームの前脚と後脚との幅が左右いずれかの一方が狭く他方が広いことを特徴とする片麻痺の方が歩行するのに適した歩行器。
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