JP2001017491A - 歩行器 - Google Patents

歩行器

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JP2001017491A
JP2001017491A JP11190918A JP19091899A JP2001017491A JP 2001017491 A JP2001017491 A JP 2001017491A JP 11190918 A JP11190918 A JP 11190918A JP 19091899 A JP19091899 A JP 19091899A JP 2001017491 A JP2001017491 A JP 2001017491A
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Japan
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crutch
frame body
frame
walker
user
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JP11190918A
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Osamu Yoshimoto
修 吉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕力が弱っている人であっても安全に使用す
ることができると共に、使用者の体格に合わせて調節す
ることができ、又、歩行しやすいと共に、疲れた場合
等、途中で腰掛けて休むことができるようにした歩行器
の提供。 【解決手段】 前面が開放すると共に左右及び後面が囲
まれ、キャスタ11によつて移動可能に形成されたフレ
ーム体1と、このフレーム体の左右設けられた松葉杖枠
2,2と、フレーム体の後部に設けられた腰掛け部3と
を備えている。松葉杖枠はフレーム体に立設した支持管
12に上下調節及び回動可能に嵌合する杖部20と、こ
の杖部の上端に連結された横腕部21と、この横腕部に
回動可能に連設された脇受け部22で形成されている。
腰掛け部には折り畳み可能な座部31が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケガや病気等で足
が不自由な人のリハビリ用として、又、脚力が弱った高
齢者等の歩行介助用等として用いられる歩行器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行器としては、病院や高齢者施
設等で見受けられるように、後面が開放すると共に左右
及び前面が囲まれ、キャスタによつて移動可能に形成さ
れたフレーム体構造のものが知られている。従って、こ
の歩行器の使用に際しては、フレーム体を握ることによ
って腕の力で身体を支えながら歩行していくことにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、単なるフレーム体構造の歩行器では、身体を腕
の力で支える必要があるため、腕力が弱っている人の場
合には、身体を支えることが困難になるし、又、使用者
の体格に合わせて調整することができないため、利用者
が制限されてしまう。又、フレーム体の前方が囲まれて
いるため、足がつかえることがあり、歩行しにくいし、
又、使用の途中で休みたいと思っても、腰掛け部が備わ
っていないため、立ち姿勢のままで休まなければなら
ず、弱っている足に負担がかかり、訓練が逆効果になっ
てしまうという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るために為されたもので、腕力が弱っている人であって
も安全に使用することができると共に、使用者の体格に
合わせて調節することができ、又、歩行しやすいと共
に、疲れた場合等、途中で腰掛けて休むことができるよ
うにした歩行器を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の歩行器は、前面が開放する
と共に左右及び後面が囲まれ、キャスタによつて移動可
能に形成されたフレーム体と、このフレーム体の左右に
設けられた松葉杖枠とを備え、前記松葉杖枠はフレーム
体に立設した支持管に上下調節及び回動可能に嵌合する
杖部と、この杖部の上端に連結された横腕部と、この横
腕部に回動可能に連設された脇受け部で形成されている
構成とした。又、請求項2記載の歩行器は、前記歩行器
のフレーム体の後部に腰掛け部が設けられ、かつ、該腰
掛け部には折り畳み可能な座部が設けられている構成と
した。
【0006】本発明の歩行器では、フレーム体の左右に
松葉杖枠を設けた点が1つの特徴である。従って、使用
に際しては、両脇に松葉杖枠を当てがいながら歩行する
ことができる。このように、両脇を松葉杖枠で支えるた
め、腕力は特に必要とせず、足への負担を軽減しながら
歩行することができるし、身体の両側が松葉杖枠で受け
止められるため、身体の左右振れを抑制して真っ直な姿
勢を保つことができる。又、この松葉杖枠は、上下調節
可能であるため、身長に応じて高さ調節することができ
るし、又、松葉杖枠が回動可能であり、しかも横腕部が
形成されているため、身体の横幅に応じて左右の松葉杖
枠間の間隔を調整することができる。特に、松葉杖枠間
の間隔をフレーム体の左右間隔よりも狭く調整すると、
足元の間隔が広くなり、しかもフレーム体の前面が開放
しているため、足がつかえるといったことがなく、安全
に歩行することができる。
【0007】又、本発明の歩行器では、フレーム体の後
部に腰掛け部を設けた点も特徴である。従って、歩行途
中で疲れたような場合等、この腰掛け部に腰掛けて休む
ことができる。そして、この腰掛け部には、折り畳み可
能な座部が設けられているため、歩行時には、この座部
を折り畳んでおけば、これが歩行の邪魔になることはな
い。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面により詳
述する。図1は本発明の実施の1形態であって、歩行器
を示す斜視図である。この歩行器は、フレーム体1と、
左右の松葉杖枠2,2と、腰掛け部3を主な構成として
いる。
【0009】前記フレーム体1は、左右の下部に前後方
向に延長して平行フレーム10,10が設けられ、この
平行フレーム10の前後下面にキャスタ11,11が取
り付けられると共に、中程上面に支持管12が立設され
ている。そして、この両支持管12の上部が略U字状の
後部フレーム13によって連結されることにより、前面
が開放すると共に左右及び後面が囲まれ、キャスタ11
によつて移動可能に形成された構造になっている。尚、
14は補強フレーム、15は安全ベルトで、使用者の胸
部分を支持して、使用者が前に倒れるのを防止する。
【0010】前記松葉杖枠2は、前記支持管12に上下
調節及び回動可能に嵌合する杖部20と、この杖部20
の上端に連結された横腕部21と、この横腕部21に回
動可能に連設された脇受け部22で形成され、この脇受
け部22には、上端に脇当て部材22aが設けられ、こ
の脇当て部材22aの下方に上下3段に配した把持棒2
2bが設けられている。この場合、杖部20が支持管に
上下摺動(矢印A方向)及び回動可能(矢印B方向)及
に嵌合されることにより、松葉杖枠2が全体的に上下調
節及び回動調節されるもので、その位置決めは蝶ねじ2
3によって行われる。又、脇受け部22は横腕部21に
対して回動可能(矢印C方向)に連設されており、その
位置決めは蝶ねじ24によって行われる。
【0011】前記腰掛け部3は、後部フレーム13に取
り付けられた背もたれ部材30の下端に座部31が回動
可能(矢印D方向)に設けられ、この座部31は、前方
にほぼ水平に倒した着座位置と、背もたれ部材30に沿
うように上方に起こした折り畳み位置との間で折り畳み
可能になっている。尚、前記背もたれ部材30を後部フ
レーム13に昇降可能に取り付けるようにして、この腰
掛け部3を上下調節可能にすることもできる。
【0012】次に、この歩行器の使用方法を説明する。
この歩行器の使用に際しては、使用者は前方からフレー
ム体1の内部に入り、左右の松葉杖枠2,2間に立っ
て、その両脇に松葉杖枠2,2を当てがい、キャスタ1
1による移動を利用しながら歩行するものである。この
とき、脇当て部材22aを脇下に入れ、外側から把持棒
22bを握るもので、通常の松葉杖と変わりなく使用で
きる。このように、両脇を松葉杖枠2,2で支えるた
め、腕力は特に必要とせず、足への負担を軽減しながら
歩行することができるし、身体の両側が松葉杖枠2,2
で受け止められるため、身体の左右振れを抑制して真っ
直な姿勢を保つことができる。
【0013】又、この松葉杖枠2は、上下調節可能であ
るため、杖部20を支持管12に対して上下に摺動さ
せ、蝶ねじ23により固定すれば、身長に応じて高さ調
節することができる。又、松葉杖枠2は回動可能であ
る。即ち、図2に示すように、フレーム体の中心Fに対
して横腕部21が内向きになるように、杖部20を支持
管12に対して回動させ、蝶ねじ23により固定すれ
ば、身体の横幅に応じて左右の松葉杖枠2,2間を狭い
間隔L1に調整することができる。この場合、脇受け部
22を横腕部21に対して回動させ、蝶ねじ24により
固定すれば、この脇受け部22の向きを使用者が使いや
すい向き(図2の例では、フレーム体の中心Fと平行)
に調節することができる。そして、このようにして松葉
杖枠2,2間の間隔L1をフレーム体1の左右間隔Lよ
りも狭く調整すると、松葉杖枠2,2間の間隔L1より
も足元の間隔Lが広くなり、しかもフレーム体1の前面
が開放しているため、足がつかえるといったことがな
く、安全に歩行することができる。
【0014】又、この歩行器では、フレーム体1の後部
に腰掛け部3が設けられているため、歩行途中で疲れた
ような場合には、この腰掛け部3に腰掛けて休むことが
できる。尚、この腰掛け部3に設けた座部31は、折り
畳み可能に形成されているため、歩行時には、この座部
31を折り畳んでおけば、これが歩行の邪魔になること
はない。尚、この腰掛け部3を上下調節可能にすれば、
使用者の身長に応じて座部31の高さを調節できるが、
この上下調節は必ずしも必要ではない。
【0015】次に、図3は松葉杖枠2の他例を示す斜視
図である。この場合、横腕部21が内向きに屈曲したの
ち下方に延長し、そこから内向きに屈曲したのち上方に
延長した屈曲管構造に形成されている。これにより、松
葉杖枠2,2が高くなりすぎることを防止することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の歩行器に
あっては、松葉杖枠を設けているため、脇で身体を支え
ることができ、腕力を特に必要とせず、足への負担を軽
減しながら歩行することができるし、身体の左右振れを
抑制して真っ直な姿勢を保ちながら安全に歩行すること
ができる。又、この松葉杖枠は、上下調節可能及び回動
可能であるため、使用者の体格身長に応じて高さ及び幅
を調節することができ、特に、松葉杖枠間の間隔をフレ
ーム体の左右間隔よりも狭く調整すると、足元の間隔が
広くなり、しかもフレーム体の前面が開放しているた
め、足がつかえるといったことがなく、安全に歩行する
ことができる。
【0017】又、フレーム体の後部に腰掛け部を設ける
と、歩行途中で疲れたような場合等、この腰掛け部に腰
掛けて休むことができる。そして、この腰掛け部には、
折り畳み可能な座部が設けられているため、歩行時に
は、この座部を折り畳んでおけば、これが歩行の邪魔に
なることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の1形態であって、歩行器を示す斜視図で
ある。
【図2】この歩行器に設けた松葉杖枠を回動させる場合
の平面説明図である。
【図3】松葉杖枠の他例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム体 11 キャスタ 12 支持管 2 松葉杖枠 20 杖部 21 横腕部 22 脇受け部 3 腰掛け部 31 座部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放すると共に左右及び後面が囲
    まれ、キャスタによつて移動可能に形成されたフレーム
    体と、このフレーム体の左右に設けられた松葉杖枠とを
    備え、 前記松葉杖枠はフレーム体に立設した支持管に上下調節
    及び回動可能に嵌合する杖部と、この杖部の上端に連結
    された横腕部と、この横腕部に回動可能に連設された脇
    受け部で形成されていることを特徴とした歩行器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歩行器において、 フレーム体の後部に腰掛け部が設けられ、かつ、該腰掛
    け部には、折り畳み可能な座部が設けられていることを
    特徴とした歩行器。
JP11190918A 1999-07-05 1999-07-05 歩行器 Pending JP2001017491A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2839258A1 (fr) * 2002-05-02 2003-11-07 Georges Grosso Deambulateur-siege
JP2011050557A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Kochi Univ Of Technology 歩行訓練機
CN104631055A (zh) * 2013-11-08 2015-05-20 海尔集团公司 一种固体粉末物料自动投放装置
KR20170003394U (ko) * 2016-03-22 2017-10-10 대한민국(국립재활원장) 편마비 환자용 수동형 보행재활 훈련장치
CN111557834A (zh) * 2020-06-29 2020-08-21 西安工业大学 一种多功能智能拐杖设备

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