JP6083318B2 - 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラムに関し、特に、プリントジョブの設定や実行を効率的に実行する制御技術に関する。
従来の技術では、画像形成装置にプリントジョブを予約登録時する際に、そのプリントジョブ毎にジョブチケットの設定を行う必要があった。ここで、プリントジョブとは、画像形成出力対象の画像データと、この画像データに対する各種制御用データとを有している。
なお、ジョブチケットとは、例えば、小冊子出力、ステイプル、パンチ穴開け、両面/片面印刷の別、用紙の選択、倍率、出力部数、画像のシフト量、スタンプの位置等、画像データに対する画像形成出力条件を規定するための制御用データである。
すなわち、プリントジョブを画像形成装置に登録する際に、いつ、どのように画像形成出力するかを、画像形成装置の操作パネルから設定する作業が必要になっていた。
なお、画像形成装置におけるプリントジョブの管理については、以下の特許文献に関連した提案がなされている。
特開2006−285784号公報 特開2006−99738号公報
以上の特許文献1では、画像形成装置の利用時間と作業者の手作業期間を含めた画像形成装置の占有時間をスケジュール管理することで、作業者のスケジュールと機器のスケジュールの効率的な連動を行うという技術が提案されている。
また、以上の特許文献2では、画像形成装置の動作スケジュールを管理し、画像形成装置の空き時間を候補時間として抽出し、処理可能な時間帯を検出する技術が提案されている。
ところで、画像形成装置が印刷業界で使用される場合には、毎週決まった曜日および時間帯に、同種の印刷物(雑誌、広告など)を作成するような定型業務ルーチンが存在している。従来では、そういった業務業務に対してもその都度、プリントジョブに対して上述したジョブチケットの設定を行う必要があった。
このような定型業務のプリントジョブに対するジョブチケットの効率的な設定作業については、上述した特許文献を含め、他の分野においても、効率的な設定作業についての提案はなされていなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、定型業務のプリントジョブに対してジョブチケットを効率的に設定できる画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラムを実現することを目的とする。
(1)上記の課題を解決する一態様は、画像データに基づいて用紙に画像形成するプリンタ部と、画像形成についての制御命令であるジョブチケットに沿って前記プリンタ部が前記画像データに基づいて画像形成するようにプリントジョブの実行を制御する制御部と、を有する画像形成装置であって、前記制御部は、画像形成の実行時刻に対応した前記ジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとして前記プリントジョブとは独立して管理すると共に、前記プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理し、前記プリントジョブに設定された前記実行予定時刻が前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた前記実行時刻に一致するか含まれる場合に、当該プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御し、同実行時刻を含む複数の前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合、予め定められた各時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度に基づき、当該プリントジョブに対して最も優先度の高い時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御することを特徴とする。
(2)上記(1)において、前記制御部は、異なる時刻に応じて異なる複数の設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理する、ことを特徴とする。
(3)上記(1)−(2)において、前記画像形成装置には前記用紙を処理する用紙処理装置が接続され、前記制御部は、異なる前記用紙処理装置が接続される場合に対応して、同じ時刻に複数の異なる設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理する、ことを特徴とする。
(4)上記(1)−(3)において、前記プリントジョブに対する前記ジョブチケットが設定されており、かつ、該プリントジョブの実行予定時刻に前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合に、前記制御部は、前記ジョブチケットと前記時刻対応自動設定用ジョブチケットとのうち予め定められた一方を優先して適用する、ことを特徴とする。
(5)上記(4)において、前記制御部は、前記ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも前記ジョブチケットを優先して適用する、ことを特徴とする。
(6)上記(4)において、前記制御部は、前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記ジョブチケットよりも前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先して適用する、ことを特徴とする。
(7)上記(1)−(6)において、前記制御部は、前記プリントジョブに対して設定されている前記ジョブチケットを適用する場合において、該ジョブチケット中に未設定項目が含まれる場合には、該未設定項目に対応する設定を前記時刻対応自動設定用ジョブチケットから読み出して適用する、ことを特徴とする。
(8)上記(1)−(7)において、各種表示もしくは各種報知を行う表示部を備え、前記制御部は、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して前記プリントジョブを実行する際に、対応すべき装置が不一致のために前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態で前記プリントジョブを実行できない場合には、実行できないことを前記表示部に表示もしくは報知する、ことを特徴とする。
(1)上記の課題を解決する一態様では、画像形成についての制御命令であるジョブチケットに沿ってプリンタ部が画像データに基づいて画像形成するようにプリントジョブの実行を制御する際に、画像形成の実行時刻に対応したジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとしてプリントジョブとは独立して管理すると共に、プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理しておき、プリントジョブの実行予定時刻が時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた実行時刻に一致するか含まれる場合に、決まった時刻に決まった内容の定型業務のプリントジョブを実行する場合には時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、個々のジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行える。また、時刻対応自動設定用ジョブチケットに他の時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度を設け、最も優先度の高い時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用させることで、時刻対応自動設定用ジョブチケットの重複設定状態であっても適用制御することができる。
(2)上記(1)において、異なる時刻に応じて異なる複数の設定がなされる時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理しておくことで、定型業務のプリントジョブを実行する場合には、その定型業務の実行時刻に対応して定められた時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、各時刻毎におけるプリントジョブのジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行える。
(3)上記(1)−(2)において、異なる用紙処理装置が接続される場合に対応して同じ時刻に複数の異なる設定がなされる時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理し、画像形成装置に接続されている用紙処理装置に対応した時刻対応自動設定用ジョブチケットをプリントジョブに適用することで、用紙処理装置に対応させたジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行える。
(4)上記(1)−(3)において、プリントジョブに設定された通常のジョブチケットか、時刻対応自動設定用ジョブチケットか、いずれか一方を優先して適用することにより、プリントジョブに設定された通常のジョブチケットが存在する場合にも所望の状態でプリントジョブを実行することが可能になる。
(5)上記(4)において、ジョブチケットに定められている設定を参照し、プリントジョブに対して時刻対応自動設定用ジョブチケットよりもジョブチケットを優先して適用することにより、プリントジョブに設定された通常のジョブチケットに基づいて所望の状態でプリントジョブを実行することが可能になる。
(6)上記(4)において、時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められている設定を参照し、プリントジョブに対してジョブチケットよりも時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先して適用することにより、プリントジョブに設定された通常のジョブチケットが存在する場合にも時刻対応自動設定用ジョブチケットに基づいて所望の状態でプリントジョブを実行することが可能になる。
(7)上記(1)−(6)において、プリントジョブに対して設定されているジョブチケットを適用する場合に、該ジョブチケット中に未設定項目が含まれる場合には、該未設定項目に対応する設定を時刻対応自動設定用ジョブチケットから読み出して適用することにより、プリントジョブに設定された通常のジョブチケットが存在する場合にも時刻対応自動設定用ジョブチケットを補助的に適用して所望の状態でプリントジョブを実行することが可能になる。
(8)上記(1)−(7)において、プリントジョブに対して時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用してプリントジョブを実行する際に、対応すべき装置が不一致のために時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態でプリントジョブを実行できない場合には、実行できないことを表示もしくは報知することにより、時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用した所望の状態のプリントジョブ実行に寄与することができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面例を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラムを実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〈画像形成システムの概略構成〉
図1は本発明の実施の形態の画像形成システムと周辺の外部装置との関係の一例を示し、図2は画像形成システムの外観構成の一例を示している。
ここで、コンピュータ10は、アプリケーションプログラム上で画像データ及びジョブ設定データを含むプリントジョブを生成して、ネットワーク30を介して画像形成装置100に送信する外部装置(情報処理装置)である。
画像形成システムとしては、図2に示されるように、図面上で右から左に向けた用紙の流れに沿って、画像形成する用紙を給送する給紙装置50、用紙に画像形成する画像形成装置100、画像形成装置100で画像形成された用紙に各種用紙処理(折り処理、パンチ処理、ステイプル処理、製本処理など)を施す用紙処理装置400、が用紙の流れに沿って直列接続されている。
また、給紙装置50、画像形成装置100、用紙処理装置400は、それぞれ通信部55,125,405を介して、給紙制御部51,主制御部150,用紙処理制御部401が通信することで連携した制御を行うように構成されている。
〈画像形成システム各部の詳細構成〉
図1は、本発明の実施の形態の画像形成システムの主要部を構成する画像形成装置100の構成を中心に示している。
給紙装置50は、給紙装置各部を制御する給紙制御部51と、給紙制御部51により制御されて指定されたトレイから用紙を給紙する給紙処理部52と、画像形成装置100と通信する通信部55と、を備えて構成される。
画像形成装置100は、大きく分けて、プリントコントローラ110と、スキャナ部122と、操作表示部123と、プリンタ部124と、通信部125と、主制御部150と、を備えて構成される。
プリントコントローラ110は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク30を介してコンピュータ10と接続されており、コンピュータ10から送られてくるプリントジョブをラスタライズ処理してイメージデータを生成する処理(RIP処理)を実行する機能を果たす。なお、イメージデータは画像形成に使用されるビットマップ形式の画像データである。
プリントコントローラ110がコンピュータ10から受信するプリントジョブは、文字や図形をコードデータやベクトルデータで表した印刷データ、たとえば、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述された印刷データを含むものであり、ラスタライズ処理(RIP処理)はコードデータやベクトルデータで構成される印刷データをビットマップ形式のイメージデータに展開する処理である。
プリントコントローラ110は、当該プリントコントローラ110の動作を統括制御するためにCPU(Central Processing Unit)で構成されたコントローラ制御部111と、ネットワークに接続するための通信機能を果たすLAN−IF部112と、RIP処理により生成したイメージデータなどを記憶する画像メモリ113と、ネットワークから受信した印刷データやRIP処理の処理過程で生成される中間データなどを蓄積するハードディスク装置(HDD)114と、画像メモリ113へのデータのリード/ライト機能および主制御部150との間で各種データの送受信機能を果たすDRAM(Dynamic Random Access Memory)制御部115とを有している。
また、プリントコントローラ110は、コンピュータ10から受信したプリントジョブについて、受信直後に画像形成するものについてはRIP処理して主制御部150に送るが、後に画像形成するものについてはHDD114に予約登録として記憶しておく。
なお、プリントコントローラ110が画像形成装置100内部に組み込まれている状態を示しているが、プリントコントローラを画像形成装置100の外部に設けることも可能である。
このほか、図示省略してあるが、コントローラ制御部111には、当該コントローラ制御部111が読み出して実行するプログラムや固定データを記憶したROM(Read Only Memory)およびコントローラ制御部111がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するためのワークメモリなどが接続されている。
スキャナ部122は、原稿をカラーもしくはモノクロで光学的に読み取って対応する画像データを取得する機能を果たすもので、ラインイメージセンサ122aのほか、当該スキャナ部122の動作全体を制御するスキャナ制御部122bを備えている。
操作表示部123は、各種設定画面や操作画面などを表示する機能、オペレータに向けて各種案内情報や通知、警告などを表示する機能、オペレータから各種の設定/選択操作や編集操作、出力指示(画像形成の開始指示)を受け付ける機能を果たす。操作表示部123は、液晶ディスプレイからなる表示部123aと、その画面上に敷設されたタッチスイッチおよびその他のスイッチから成る操作部123bと、表示部123aおよび操作部123bを制御する操作制御部123cとを有して構成される。
プリンタ部124は画像データに応じて用紙に画像を形成する画像形成部であり、画像データに応じてオン/オフされる各レーザーダイオード(LD)124aのほか、プロセスユニットなどの動作を制御するプリンタ制御部124bを有している。
なお、スキャナ制御部122b、操作制御部123c、プリンタ制御部124bはそれぞれCPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを主要部とする回路で構成されており、ROMに格納されたプログラムに従って各種の制御を実行する。
主制御部150は、各部の制御部と協調して画像形成装置100全体の動作を統括制御する機能を果たすもので、CPU151と、読み取り処理部152と、選択部153と、DRAM制御部153a(DRAM制御部(1))と、DRAM制御部153b(DRAM制御部(2))と、圧縮伸長部154a(圧縮伸長部(1))と、圧縮伸長部154b(圧縮伸長部(2))と、半導体メモリで構成された画像メモリ155a(画像メモリ(1))と、半導体メモリで構成された画像メモリ155b(画像メモリ(2))と、ハードディスク装置(HDD)156と、書き込み処理部158と、ROM159aと、RAM159bと、不揮発メモリ159cと、を備えて構成される。
また、主制御部150は、この実施形態では、画像形成の実行時刻に対応したジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとしてプリントジョブとは独立して管理すると共に、プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理し、プリントジョブに設定された実行予定時刻が時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた実行時刻に一致するか含まれる場合に、当該プリントジョブに対して時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御する、制御部を構成している。
CPU151は、画像形成に関する動作全体を制御する機能を果たすほかに、ジョブ設定データに含まれる設定項目中の設定文字列の中から、設定項目に定められた設定とは異なる設定を意味する別設定文字列を分離し、別設定文字列が意味する設定項目と設定文字列を含むようにジョブ設定データを取り扱い、当該ジョブ設定データに基づいて画像形成や用紙処理を実行するように制御する。
ROM159aには、プログラムや各種固定データなどが記憶されており、CPU151はROM159aに格納されたプログラムに従って動作する。RAM159bは、CPU151がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリとして使用される。不揮発メモリ159cは、電源オフ後も記憶しておくべきユーザデータやシステムデータ、各種設定値などが記憶されるメモリである。
読み取り処理部152は、スキャナ部122の出力する画像データに対して拡大処理、鏡像処理、誤差拡散処理などを施す機能を果たす。
選択部153は、DRAM制御部153aとDRAM制御部153bとをCPU151の指示に基づいて選択する機能を果たす。
DRAM制御部153aは、ダイナミックRAMからなる画像メモリ155aへのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ155aに格納したり、画像メモリ155aから圧縮画像データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御などを行う。
DRAM制御部153bは、ダイナミックRAMからなる画像メモリ155bへのリード・ライトおよびリフレッシュのタイミング制御や、画像データを圧縮して画像メモリ155bに格納したり、画像メモリ155bから圧縮画像データを読み出して伸張したりする際のタイミング制御などを行う。
また、DRAM制御部153aとDRAM制御部153bには、選択部153を介してPCI(Peripheral Component Interconnect)バスを通じてプリントコントローラ110のDRAM制御部115と接続され、プリントコントローラ110との間で各種のデータを授受する機能を果たす。
圧縮伸長部154aは、画像メモリ155aを記憶領域として使用しつつ、画像データを圧縮して圧縮画像データを生成し、また、圧縮された画像データ(圧縮画像データ)を元のイメージデータに伸張する、圧縮処理機能と伸長処理機能とを果たす。圧縮伸長部154bは、画像メモリ155bを記憶領域として使用しつつ、画像データを圧縮して圧縮画像データを生成し、また、圧縮された画像データ(圧縮画像データ)を元のイメージデータに伸張する、圧縮処理機能と伸長処理機能とを果たす。
画像メモリ155aは、圧縮伸長部154aにより使用され、圧縮して生成された圧縮画像データや伸長された画像データを記憶する機能を果たす。画像メモリ155bは、圧縮伸長部154bにより使用され、圧縮して生成された圧縮画像データや伸長された画像データを記憶する機能を果たす。
ハードディスク装置156には、プリントコントローラ110から受信したプリントジョブのデータ(ジョブデータ)などが記憶され保存される。
書き込み処理部158は、画像メモリ155aや画像メモリ155bから読み出して伸張された画像データに応じて、プリンタ部124での各色のLD124aをオン/オフさせるための信号を、プリンタ部124の動作に応じたタイミングで出力する機能を果たす。
用紙処理装置400は、用紙処理装置各部を制御する用紙処理制御部401と、用紙処理制御部401により制御されて各種の用紙処理を実行する用紙処理部410と、画像形成装置100と通信する通信部405と、を備えて構成される。
〈動作〉
ここで、本実施形態の画像形成装置や画像形成システムや画像形成制御プログラムにおける画像形成の制御動作の第1例ついて、図3以降のフローチャートにより説明する。
〈動作(1):時刻対応自動設定用ジョブチケットの登録〉
まず、オペレータは、操作表示部123を介して時刻対応自動設定用ジョブチケットの登録を開始する(図3中のステップS101でYES、S102)。なお、操作表示部123の表示画面123G1(図4参照)のメッセージ123Gm1では、時刻対応自動設定用ジョブチケット設定の作業がオペレータに求められている。
ここで、「時刻対応自動設定用ジョブチケット」とは、通常のジョブチケットがプリントジョブに対して設定されているのとは異なり、プリントジョブとは独立して存在し、定められた時刻や時間範囲(以下、時刻や年月日や曜日を含めて「適用時刻」と言う)がプリントジョブの実行時刻(例えば、実行開始時刻)と一致した場合には、一致したプリントジョブに自動的に設定されるジョブチケットである。
ここで、オペレータが、操作表示部123の表示部123aに表示される表示画面123G1(図4参照)において、時刻対応自動設定用ジョブチケット設定タブ123Gt1を選択することで、主制御部150は操作表示部123から入力される情報により、時刻対応自動設定用ジョブチケットの設定を行う。
ここで、ジョブチケットとは、例えば、記録紙サイズ、面付け情報、画質調整、用紙処理設定(小冊子にして出力、ステイプル、パンチ穴開け、断裁、角背処理等)、両面/片面印刷の別、用紙の選択、倍率、出力部数、画像のシフト量、スタンプの位置等、画像データに対する画像形成出力条件を規定するための制御用データである。
また、この時刻対応自動設定用ジョブチケットとして、図4(a)に示すように、この時刻対応自動設定用ジョブチケットがプリントジョブに適用されうる年月日又は曜日や時刻や時間範囲(適用時刻)、通常のジョブチケットに対する優先度の設定、をオペレータが表示画面123G1を介して行う。
なお、この実施形態では、毎週決まった曜日および時間帯に、同種の印刷物(雑誌、広告など)を作成するような定型業務のプリントジョブを実行する場合に、その定型業務の実行時刻に対応して定められた時刻対応自動設定用ジョブチケットを登録しておくことが望ましい。よって、x年x月x日といった具体的な年月日だけでなく、週刊誌に合わせて「毎週日曜日」、隔週の週刊誌に合わせて「毎月第1と第三の3水曜日」、月刊誌に合わせて「毎月20日」、隔月発刊誌に合わせて「偶数月の20日」といった設定も可能である。
また、「毎日00:00−23:59」のような全時間帯にわたる時刻対応自動設定用ジョブチケットの設定も可能である。この場合、00:00−23:59における優先適用=低優先の時刻対応自動設定用ジョブチケット(1)と、08:00−09:00における優先適用=最優先の時刻対応自動設定用ジョブチケット(2)とが設定された場合には、00:00−07:59と09:01−23:59では時刻対応自動設定用ジョブチケット(1)を適用し、08:00−09:00では時刻対応自動設定用ジョブチケット(2)を適用する、といった重複設定状態でのジョブチケット適用制御が可能である。
また、主制御部150が、時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在しない時刻(空き時間)を検出し、その空き時間用の自動設定用ジョブチケットの設定を操作表示部123から受け付けるように、問い合わせや設定を促す画面を表示するようにしても良い。
なお、この場合に、長時間適用の時刻対応自動設定用ジョブチケットの優先度を下げ、短時間適用の時刻対応自動設定用ジョブチケットの優先度を上げるように、主制御部150が自動的に定めることも可能である。
ここで、以上の時刻対応自動設定用ジョブチケットの各項目の設定が完了してオペレータが表示画面123G1において「保存」のタブ(図4(t))を操作することで(図3中のステップS103でYES)、主制御部150は時刻対応自動設定用ジョブチケットを不揮発メモリ159c等に登録する(図3中のステップS104)。
オペレータが別の時刻対応自動設定用ジョブチケットを登録するのであれば、主制御部150は以上の動作を繰り返す(図3中のステップS105でYES、S102〜)。オペレータが別の時刻対応自動設定用ジョブチケットを登録しないのであれば、主制御部150は以上の動作を終了する(図3中でエンド)。
すなわち、主制御部150は、プリントジョブの実行(画像形成)時刻に対応して自動的に適用されるジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとして、プリントジョブとは独立して管理する。
なお、表示画面123G1において、スケジュール画面移行タブ(図4(s))をオペレータが操作することで、主制御部150は、図5に示すスケジュール画面123G2を操作表示部123に表示するよう制御する。
このスケジュール画面123G2において、主制御部150の制御により、時刻対応自動設定用ジョブチケット表示欄123JTには、適用時刻に対応した位置に時刻対応自動設定用ジョブチケットが表示される。
ここでは、時刻対応自動設定用ジョブチケットとして、04/28の22:00〜04/29の04:00に実行開始するプリントジョブに適用されうる時刻対応自動設定用ジョブチケットは123JT1と、04/29の16:00〜22:00に実行開始するプリントジョブに適用されうる時刻対応自動設定用ジョブチケットは123JT2とが、表示されている。
また、このスケジュール画面123G2において、まだプリントジョブが登録されていないために、プリントジョブ表示欄123PJには何も表示されていない。
なお、スケジュール画面123G2において、前の画面に戻るタブ(図5(s))をオペレータが操作することで、主制御部150は、図4に示す表示画面123G1を操作表示部123に表示するよう制御する。これにより、表示画面123G1において時刻対応自動設定用ジョブチケットの詳細設定を行って、スケジュール画面123G2において適用時刻の確認や他の時刻対応自動設定用ジョブチケットの存在確認などが可能になる。
〈動作(2):プリントジョブの予約登録〉
オペレータは、操作表示部123を介して、コンピュータ10等から送られてくるプリントジョブを画像形成装置100で受信・保存し、プリントジョブ実行についての予約登録の作業を行う。
ここで、プリントジョブについて、プリントコントローラ110内のHDD114に保存する際にはDRAM制御部115が主制御部150の指示下で各種制御を行うことになるが、この実施形態では主制御部150の制御として説明を行うことにする。
まず、オペレータは、図7に示されるプリントジョブ登録画面123G3のメッセージ123Gm3に従い、コンピュータ10等から送られてくるプリントジョブを画像形成装置100に入力するよう操作する(図6中のステップS201)。
なお、この図7のプリントジョブ登録画面123G3の例では、プリントジョブ受信、必要に応じたジョブチケット設定、プリントジョブ実行予定時刻設定、プリントジョブ登録、の作業がオペレータに求められている。
例えば、オペレータは、コンピュータ10側では画像形成装置100に対してプリントジョブを送信する操作を行い、画像形成装置100側では図7に示すプリントジョブ登録画面123G3でプリントジョブ受信タブ(図7(a))を押下する。これにより、主制御部150はコンピュータ10からのプリントジョブをHDD114に保存するよう制御する。図7のプリントジョブ登録画面123G3では、ジョブID=0001、ファイル名=130401_1230のプリントジョブを受信した様子を示している。
なお、このプリントジョブが定型業務に該当するもので時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することが事前に分かっていれば、このプリントジョブに対するジョブチケットを設定することを要しない(図6中のステップS202でNO)。この場合には、オペレータは、実行予定時刻設定タブ(図7(d))を押下して、このプリントジョブの実行予定時刻を設定する(図6中のステップS203)。プリントジョブ登録画面123G3では、実行予定時刻として、2013/04/30(SUN)23:00−と設定された例を示している。そして、プリントジョブ登録画面123G3においてオペレータがプリントジョブ登録タブ(図7(f))を押下することで、主制御部150は、このプリントジョブに対してジョブチケットを設定せず実行予定時刻と関連付けて予約登録する(図6中のステップS204)。
また、このプリントジョブが、定型業務に該当しないものでプリントジョブに対してジョブチケットの設定が必要である場合、あるいは、定型業務に該当するものであるがプリントジョブに対してジョブチケットを設定したい場合(図6中のステップS202でYES)、オペレータは、ジョブチケット設定タブ(図7(c))を押下して、このプリントジョブのジョブチケットを設定する(図6中のステップS205、S206)。
ここで、操作表示部123の表示部123aに表示されるプリントジョブ登録画面123G3においてジョブチケット設定タブ(図7(c))がオペレータにより選択されることで、主制御部150は操作表示部123にジョブチケット設定画面123G4(図8参照)を表示し、オペレータから入力される情報により、プリントジョブに対応したジョブチケットの設定を行う。
ここで、ジョブチケットとは、図4において時刻対応自動設定用ジョブチケットとして説明したものと略同様の画像形成出力条件に関する内容であるが、このジョブチケットはプリントジョブに対応付けられるものであるため、図8(a)に示すように、プリントジョブのファイル名が示されている。また、このジョブチケットが時刻対応自動設定用ジョブチケットに対して優先するか否かの優先度も定められることが望ましい。
なお、ジョブチケット設定画面123G4において、スケジュール画面移行タブ(図8(s))をオペレータが操作することで、主制御部150は、図5に示したスケジュール画面123G2を操作表示部123に表示するよう制御する。これにより、登録しようとしているプリントジョブのジョブチケットと、別途登録されている時刻対応自動設定用ジョブチケットとの関係を確認することが可能になる。
ここで、以上の図8のジョブチケットの各項目の設定が完了してオペレータがジョブチケット設定画面123G4において「保存」のタブ(図8(t))を操作することで、主制御部150は操作表示部123における表示画面G4(図8参照)を表示画面G3(図7参照)に戻す(図6中のステップS206でYES)。
ここで、オペレータは、実行予定時刻設定タブ(図7(d))を押下して、このプリントジョブの実行予定時刻を設定する(図6中のステップS207)。そして、プリントジョブ登録画面123G3においてオペレータがプリントジョブ登録タブ(図7(f))を押下することで、主制御部150は、このプリントジョブに対してジョブチケットを設定し、実行予定時刻と関連付けて、予約登録する(図6中のステップS208)。
〈動作(3):予約されたプリントジョブの実行と時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用〉
以上の動作(1)により時刻対応自動設定用ジョブチケットが登録され、動作(2)によりプリントジョブの予約登録がなされた状態において、予約登録されたプリントジョブを実行する動作について、各種の状態においてジョブチケットがどのように適用されるかを含めて詳細に説明する。
ここでは、図9のスケジュール画面123G5に示すように、動作(1)によって時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1と時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT2とが登録され、動作(2)によってプリントジョブ123PJ0001とプリントジョブ123PJ0002とプリントジョブ123PJ0003とプリントジョブ123PJ0004とが登録された状態を具体例に用いる。
主制御部150は、予約登録されたプリントジョブを定期的に監視しており、実行予定時刻が近づいたプリントジョブをHDD114から読み出す(図10中のステップS301)。そして、主制御部150は、読み出したプリントジョブの実行予定時刻、読み出したプリントジョブに対するジョブチケットの設定有無、設定されている場合にはジョブチケットの内容、を解析する(図10中のステップS302)。
ここで、主制御部150は、読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されているか否かを確認する(図10中のステップS303)。なお、この実施形態では、読み出したプリントジョブの実行予定時刻として実行開始予定時刻が、時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用時刻に含まれているかを確認する。
図9に示す例では、予約登録されたプリントジョブの実行予定時刻と時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用時刻との関係は以下の通りである。
・プリントジョブ123PJ0001とプリントジョブ123PJ0001の実行予定時刻は、時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1の適用時刻に含まれる(一致する)。
・プリントジョブ123PJ0003の実行予定時刻は、いずれの時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用時刻にも含まれない(一致しない)。
・プリントジョブ123PJ0004の実行予定時刻は、時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT2の適用時刻に含まれる(一致する)。
読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されている場合(図10中のステップS303でYES)、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されているか否か(図10中のステップS304)、読み出したプリントジョブに対して設定されたジョブチケットにおいて時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度設定が設定されているか否か(図10中のステップS305)、読み出したプリントジョブに対して設定されたジョブチケットにおいて時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも優先するという優先度設定が設定されているか否か(図10中のステップS306)、を主制御部150が確認する。
読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されており(図10中のステップS303でYES)、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されていない場合(図10中のステップS304NO)、もしくは、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されているが該ジョブチケットにおいて時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度設定が設定されていない場合(図10中のステップS304YES、ステップS305でNO)、または、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されており該ジョブチケットにおいて時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度設定が設定されているものの時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも通常のジョブチケットを優先するという優先度設定が設定されていない場合(図10中のステップS304YES、ステップS305でYES、ステップS306でNO)、主制御部150は、プリントジョブに対して時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用する(図10中のステップS307)。
なお、通常のジョブチケットよりも時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先するという優先度設定は、時刻対応自動設定用ジョブチケット側でも通常のジョブチケット側でも、どちらにおいて設定されていても良い。
図9の例では、プリントジョブ123PJ0001には時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1が適用され、プリントジョブ123PJ0004には時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT2が適用されている。
この場合には、定型業務のプリントジョブを実行する場合に、その定型業務の実行時刻に対応して定められた時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、個々のジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行えるようになる。
一方、読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されており(図10中のステップS303でYES)、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されており(図10中のステップS304YES)、該ジョブチケットにおいて時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度設定が設定されており(図10中のステップステップS305でYES)、時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも通常のジョブチケットを優先するという優先度設定が設定されている場合(図10中のステップS306でYES)、主制御部150は、時刻対応自動設定用ジョブチケットではなく、プリントジョブに対して設定されている通常のジョブチケットを適用する(図10中のステップS308)。
なお、時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも通常のジョブチケットを優先するという優先度設定は、時刻対応自動設定用ジョブチケット側でも通常のジョブチケット側でも、どちらにおいて設定されていても良い。
図9の例では、プリントジョブ123PJ0002には時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1が適用されず、プリントジョブ123PJ0002に対して設定されたジョブチケットが適用されている。この場合には、定型業務の時間帯でプリントジョブを実行する場合であっても、オペレータの意図に沿ったジョブチケットがプリントジョブに適用されるため、細かな画像形成条件の設定などの適用が可能になる。
なお、主制御部150は、プリントジョブに設定されているジョブチケットの各設定項目の内容を解析し、未設定項目が存在しているかを確認する(図10中のステップS309)。プリントジョブに設定されているジョブチケットの各設定項目の中で未設定項目が存在していれば(図10中のステップS309でYES)、主制御部150は、時刻対応自動設定用ジョブチケットから該当する設定項目を抽出してプリントジョブに適用する(図10中のステップS310)。
このようにすることで、全体としては時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用しつつ、時刻対応自動設定用ジョブチケットとは変更したい部分のみをオペレータの意図に沿ってジョブチケットとして設定しておくことで、オペレータの意図に沿った細かな画像形成条件の設定などの適用を可能にしつつ、全体としては定型業務の実行時刻に対応して定められた時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、大部分のジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行えるようになる。
また、読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されておらず(図10中のステップS303でNO)、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されていない場合(図10中のステップS311でNO)、主制御部150は、プリントジョブに対して適用可能な自動設定用ジョブチケットを適用する(図10中のステップS307)。なお、自動設定用ジョブチケットとは、特定の時刻が設定された時刻対応自動設定用ジョブチケットとは異なる、例えば、「毎日00:00−23:59」のような全時間帯が設定された時刻対応自動設定用ジョブチケットのことを意味する。
なお、読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されておらず、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されておらず、適用可能な自動設定用ジョブチケットが存在しない場合には、主制御部150は、操作表示部123において、ジョブチケットが存在せずプリントジョブを実行できない旨の警告表示を行うと共にプリントジョブの実行を保留状態にする。
また、読み出したプリントジョブの実行予定時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが設定されておらず(図10中のステップS303でNO)、読み出したプリントジョブに対して通常のジョブチケットが設定されている場合(図10中のステップS311でYES)、主制御部150は、プリントジョブに対して設定されているジョブチケットを適用する(図10中のステップS313)。
図9の例では、プリントジョブ123PJ0003には時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在しないため、プリントジョブ123PJ0003に対して設定されたジョブチケットが適用されている。この場合には、従来通りのオペレータの意図に沿ったジョブチケットがプリントジョブに適用されるため、細かな画像形成条件の設定などの適用が可能になる。
なお、主制御部150は、プリントジョブに設定されているジョブチケットの各設定項目の内容を解析し、未設定項目が存在しているかを確認する(図10中のステップS314)。プリントジョブに設定されているジョブチケットの各設定項目の中で未設定項目が存在していれば(図10中のステップS314でYES)、主制御部150は、上述した自動設定用ジョブチケットから該当する設定項目を抽出してプリントジョブに適用する(図10中のステップS315)。
このようにすることで、全体としては自動設定用ジョブチケットを適用しつつ、自動設定用ジョブチケットとは変更したい部分のみをオペレータの意図に沿ってジョブチケットとして設定しておくことで、オペレータの意図に沿った細かな画像形成条件の設定などの適用が可能になる。このため、大部分のジョブチケット設定作業が不要になり、画像形成装置や画像形成システムにおける作業が効率的に行えるようになる。
〈動作(4):時刻対応自動設定用ジョブチケット適用時の各種処理〉
主制御部150は、登録されている時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用開始時刻、例えば図9の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1であれば22:00、あるいは、それより所定時間(例えば30分)前の時刻で、給紙トレイの設定と実際に収容されている用紙、オプションである用紙処理装置400の処理可能機能の装着状況、あるいは、画像形成装置100内部の各種機能、について、時刻対応自動設定用ジョブチケットで定められた設定項目と一致しているかを確認する。
また、この時刻対応自動設定用ジョブチケットの設定項目と対応すべき装置との不一致の確認については、プリントジョブに時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用する時刻、例えば図9のプリントジョブ123PJ0001であれば23:00、あるいは、それより所定時間(例えば30分)前の時刻で、行っても良い。
ここで、主制御部150は、時刻対応自動設定用ジョブチケットにおいて、対応すべき装置が不一致のために、時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態でプリントジョブを実行できない可能性を検知した場合には、実行できないことを操作表示部123に表示もしくは報知する。
そして、主制御部150は、プリントジョブに時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用する時刻までに対応すべき装置の不一致が解消されればプリントジョブを実行し、プリントジョブに時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用する時刻までに対応すべき装置の不一致が解消されなければプリントジョブの実行を保留するように制御する。
また、主制御部150は、プリントジョブに時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用する時刻までに対応すべき装置の不一致が解消されなくてプリントジョブ実行を保留した場合でも、時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用可能時刻の範囲内(例えば、時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1であれば、04:00まで)で上記不一致が解消されればプリントジョブを実行するようにしても良い。
なお、以上の時刻対応自動設定用ジョブチケットの設定項目と対応すべき装置との不一致の確認については、それ以前の別なプリントジョブの実行を行っていない空き時間が存在するのであれば、その空き時間に何度か警告の表示や報知を行うことが望ましい。また、この警告や報知は、コンピュータ10に対して行うことも望ましい。
なお、給紙トレイにおける用紙の出し入れが検知され、その出し入れによってどのような用紙が収容されたかを確認できない給紙装置50である場合には、念のため、主制御部150は、時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用できない可能性としての注意情報を表示または報知することも望ましい。
〈動作(5):時刻対応自動設定用ジョブチケットの重複登録時の適用〉
時刻対応自動設定用ジョブチケットとして、主制御部150は、同一時刻において、異なる用紙処理を指定して複数の登録を受け付けて管理することも可能である。
例えば、4/28−4/29において、
・22:00−04:00で中綴じ/ステイプラー指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1(図9参照)、
・22:00−04:00でくるみ製本指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1-02(図示せず)、
とが登録されている場合を想定する。なお、適用時刻は完全に一致しなくても、重複した時刻が含まれていれば良い。
この場合、23:00においてプリントジョブ123PJ0001(図9参照)を実行する際に、用紙処理装置400として中綴じ/ステイプラーの機構が存在していれば、主制御部150は、プリントジョブに対して中綴じ/ステイプラー指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1を適用する。
一方、用紙処理装置400としてくるみ製本の機構が存在していれば、主制御部150は、プリントジョブ123PJ0001に対してくるみ製本指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1’を適用する。
なお、この同一時刻における重複した時刻対応自動設定用ジョブチケットの設定としては、用紙処理だけでなく、給紙装置50や画像形成装置100内の機能のいずれであっても良い。
このように実際の装置に一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、プリントジョブの実行に柔軟性を持たせつつも、オペレータの意図に沿った処理が可能になる。
〈動作(6):時刻対応自動設定用ジョブチケットの重複登録時の適用〉
上述した動作(5)と同様に、時刻対応自動設定用ジョブチケットとして、主制御部150は、同一時刻において、異なる用紙処理を指定して複数の登録を受け付けて管理する。
この際に、
例えば、4/28−4/29において、
・22:00−04:00で中綴じ/ステイプラー指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1(図9参照)、
・00:00−08:00でくるみ製本指定の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT1-02(図示せず)、
とが登録され、用紙処理装置400としては、中綴じ/ステイプラーの機能も、くるみ製本の機能も両方備えている場合、を想定する。
この場合において、00:00−04:00では、2種類の時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在するため、主制御部150は、時刻対応自動設定用ジョブチケット同士の優先度を定めておいて、その優先度に従って時刻対応自動設定用ジョブチケットをプリントジョブに適用する。
また、ここで、用紙処理装置400としては、中綴じ/ステイプラーの機能と、くるみ製本の機能のいずれか一方を備える場合であれば、優先度にかかわらず、上述した動作(5)のように一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットをプリントジョブに適用すれば良い。
このように、重複した時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合に、まず優先度に応じて適用し、次に実際の装置に一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、プリントジョブの実行に柔軟性を持たせつつも、オペレータの意図に沿った処理が可能になる。
〈動作(7):時刻対応自動設定用ジョブチケットの適用基準〉
以上の説明では、プリントジョブの実行時刻、例えば、実行開始時刻に時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在していれば、その時刻対応自動設定用ジョブチケットをプリントジョブに適用するとしていたが、これに限定されるものではない。
たとえば、プリントジョブの実行終了時刻、プリントジョブの実行中の中間の時刻などを基準にして時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用するように、オペレータが設定することも可能である。この場合、全体の一括した設定でも良いし、個々の時刻対応自動設定用ジョブチケット側の設定、あるいは、個々のプリントジョブ側の設定の、いずれであっても良い。
また、プリントジョブの開始から終了までのいずれかのタイミングと一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用するという設定も可能である。
その場合には、プリントジョブの開始から終了までの間が長時間にわたる場合(図11のプリントジョブ123PJ0005参照)には、複数の時刻対応自動設定用ジョブチケットと一致する可能性がある(図11の時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT3と123JT4)。
このため、
・プリントジョブの開始から終了までのいずれかのタイミングの中で最初に一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先的に適用する、
・プリントジョブの開始から終了までのいずれかのタイミングの中でn番目に一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先的に適用する、
・プリントジョブの開始から終了までのいずれかのタイミングの中で最後に一致する時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先的に適用する、
といういずれかの設定を予めしておくことが望ましい。
ここで、最初に一致という設定の場合、主制御部150は、図11のプリントジョブ123PJ0005に、時刻対応自動設定用ジョブチケット123JT3を適用する。このように、時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用することで、プリントジョブの実行に柔軟性を持たせつつも、オペレータの意図に沿った処理が可能になる。
〈その他の実施形態〉
以上、本発明の実施の形態を具体例と共に説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
10 コンピュータ
30 ネットワーク
50 給紙装置
100 画像形成装置
110 プリントコントローラ
111 コントローラ制御部
112 LAN−IF部
113 画像メモリ
114 ハードディスク装置(HDD)
115 DRAM制御部
122 スキャナ部
123 操作表示部
124 プリンタ部
150 主制御部
151 CPU
152 読み取り処理部
153a DRAM制御部
153b DRAM制御部
154a 圧縮伸長部
154b 圧縮伸長部
155a 画像メモリ
155b 画像メモリ
156 ハードディスク装置(HDD)
158 書き込み処理部
159a ROM
159b RAM
159c 不揮発メモリ
400 用紙処理装置

Claims (24)

  1. 画像データに基づいて用紙に画像形成するプリンタ部と、
    画像形成についての制御命令であるジョブチケットに沿って前記プリンタ部が前記画像データに基づいて画像形成するようにプリントジョブの実行を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    画像形成の実行時刻に対応した前記ジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとして前記プリントジョブとは独立して管理すると共に、前記プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理し、
    前記プリントジョブに設定された前記実行予定時刻が前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた前記実行時刻に一致するか含まれる場合に、当該プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御し、
    同実行時刻を含む複数の前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合、予め定められた各時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度に基づき、当該プリントジョブに対して最も優先度の高い時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、異なる時刻に応じて異なる複数の設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置には前記用紙を処理する用紙処理装置が接続され、
    前記制御部は、異なる前記用紙処理装置が接続される場合に対応して、同じ時刻に複数の異なる設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理し、
    前記画像形成装置に接続されている前記用紙処理装置に対応した前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを前記プリントジョブに適用する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プリントジョブに対する前記ジョブチケットが設定されており、かつ、該プリントジョブの実行予定時刻に前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合に、
    前記制御部は、前記ジョブチケットと前記時刻対応自動設定用ジョブチケットとのうち予め定められた一方を優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも前記ジョブチケットを優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記ジョブチケットよりも前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記プリントジョブに対して設定されている前記ジョブチケットを適用する場合において、該ジョブチケット中に未設定項目が含まれる場合には、該未設定項目に対応する設定を前記時刻対応自動設定用ジョブチケットから読み出して適用する、
    ことを特徴とする請求項1−6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 各種表示もしくは各種報知を行う表示部を備え、
    前記制御部は、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して前記プリントジョブを実行する際に、対応すべき装置が不一致のために前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態で前記プリントジョブを実行できない場合には、実行できないことを前記表示部に表示もしくは報知する、
    ことを特徴とする請求項1−7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 画像データに基づいて用紙に画像形成するプリンタ部と、
    画像形成についての制御命令であるジョブチケットに沿って前記プリンタ部が前記画像データに基づいて画像形成するようにプリントジョブの実行を制御する制御部と、
    前記プリンタ部で画像形成された前記用紙を処理する用紙処理装置と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記制御部は、
    画像形成の実行時刻に対応した前記ジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとして前記プリントジョブとは独立して管理すると共に、前記プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理し、
    前記プリントジョブに設定された前記実行予定時刻が前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた前記実行時刻に一致するか含まれる場合に、当該プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御し、
    同実行時刻を含む複数の前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合、予め定められた各時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度に基づき、当該プリントジョブに対して最も優先度の高い時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  10. 前記制御部は、異なる時刻に応じて異なる複数の設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御部は、異なる前記用紙処理装置が接続される場合に対応して、同じ時刻に複数の異なる設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理し、
    前記画像形成装置に接続されている前記用紙処理装置に対応した前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを前記プリントジョブに適用する、
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記プリントジョブに対する前記ジョブチケットが設定されており、かつ、該プリントジョブの実行予定時刻に前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合に、
    前記制御部は、前記ジョブチケットと前記時刻対応自動設定用ジョブチケットとのうち予め定められた一方を優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項9−11のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  13. 前記制御部は、前記ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも前記ジョブチケットを優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御部は、前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記ジョブチケットよりも前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先して適用する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
  15. 前記制御部は、前記プリントジョブに対して設定されている前記ジョブチケットを適用する場合において、該ジョブチケット中に未設定項目が含まれる場合には、該未設定項目に対応する設定を前記時刻対応自動設定用ジョブチケットから読み出して適用する、
    ことを特徴とする請求項9−14のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  16. 各種表示もしくは各種報知を行う表示部を備え、 前記制御部は、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して前記プリントジョブを実行する際に、対応すべき装置が不一致のために前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態で前記プリントジョブを実行できない場合には、実行できないことを前記表示部に表示もしくは報知する、
    ことを特徴とする請求項9−15のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  17. 画像データに基づいて用紙に画像形成するプリンタ部、
    画像形成についての制御命令であるジョブチケットに沿って前記プリンタ部が前記画像データに基づいて画像形成するようにプリントジョブの実行を制御する際に、
    画像形成の実行時刻に対応した前記ジョブチケットを時刻対応自動設定用ジョブチケットとして前記プリントジョブとは独立して管理し、
    前記プリントジョブを実行する予定の実行予定時刻を管理し、
    前記プリントジョブに設定された前記実行予定時刻が前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた前記実行時刻に一致するか含まれる場合には当該プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御し、
    同実行時刻を含む複数の前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合、予め定められた各時刻対応自動設定用ジョブチケットに対する優先度に基づき、当該プリントジョブに対して最も優先度の高い時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して実行するように制御する制御部、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  18. 異なる時刻に応じて異なる複数の設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理するように、コンピュータを機能させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成制御プログラム。
  19. 前記制御部は、異なる前記用紙処理装置が接続される場合に対応して、同じ時刻に複数の異なる設定がなされる前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを管理し、
    前記画像形成装置に接続されている前記用紙処理装置に対応した前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを前記プリントジョブに適用するように、コンピュータを機能させることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の画像形成制御プログラム。
  20. 前記プリントジョブに対する前記ジョブチケットが設定されており、かつ、該プリントジョブの実行予定時刻に前記時刻対応自動設定用ジョブチケットが存在する場合に、前記ジョブチケットと前記時刻対応自動設定用ジョブチケットとのうち予め定められた一方を優先して適用する、ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項17−19のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  21. 前記ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットよりも前記ジョブチケットを優先して適用する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項20に記載の画像形成制御プログラム。
  22. 前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められている設定を参照し、前記プリントジョブに対して前記ジョブチケットよりも前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを優先して適用する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項20に記載の画像形成制御プログラム。
  23. 前記プリントジョブに対して設定されている前記ジョブチケットを適用する場合において、該ジョブチケット中に未設定項目が含まれる場合には、該未設定項目に対応する設定を前記時刻対応自動設定用ジョブチケットから読み出して適用する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項17−22のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  24. 前記制御部は、前記プリントジョブに対して前記時刻対応自動設定用ジョブチケットを適用して前記プリントジョブを実行する際に、対応すべき装置が不一致のために前記時刻対応自動設定用ジョブチケットに定められた状態で前記プリントジョブを実行できない場合には、実行できないことを表示もしくは報知する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項17−23のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
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