JP6082506B1 - 鶏舎の換気方法 - Google Patents

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Abstract

ケージ列(90)と直交する壁(11)に設けられた排気口(11b)から排気ファン(11f)で強制的に排気して鶏舎(1)内を陰圧にし、側壁(10)の上部に設けられた側壁入気口(20)から空気を取り込み、差圧計(40)により検出される内部空間及び外部空間の静圧の差、及び、内部空間の複数箇所で検出される温度の双方に基づいて入気調整装置を制御し、回動板(31)による側壁入気口の開閉及び開度を制御することにより、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差、及び、ケージが積重されている上下方向における温度差を低減する。

Description

本発明は、鶏舎の換気方法に関するものである。
多数のトリを飼育する養鶏施設では、ケージが一方向に連設されたケージ列が複数収容された大型の鶏舎が使用される。本出願人はこれまで、このような大型の鶏舎をウインドウレスとし、ケージ列が延びる方向に通気させる換気を「トンネル換気」と称し、その構造及び換気方法を提案し実施してきている(例えば、特許文献1,2参照)。これらの文献における換気構造は、ケージ列に直交する一対の壁(妻面)の一方に設けられた入気口と、他方の壁に設けられた排気口と、ケージ列に平行な一対の側壁それぞれの上部において屋根との間に設けられた細長い補助入気口と、補助入気口を開閉する入気調整装置とを、基本的な構造としている。
そして、排気口に取り付けられたファンで強制的に排気することにより鶏舎内を陰圧にし、入気口または補助入気口を介して外部から鶏舎内に空気を取り込むことにより換気を行う。取り込まれた空気は、鶏舎内を流通し排気口から排出されるが、その過程でトリの体温で暖められる。そのため、何ら対策を講じない場合は、空気の流れの下流ほど温度が高くなる。ケージの位置によって温度環境が異なることは、飼育されるトリの成長や鶏卵の生産量にばらつきを生じさせる原因となり、望ましくない。
そこで、特許文献1,2の技術では、鶏舎内の複数箇所で測定した温度に基づいて入気調整装置を制御して、補助入気口からの入気量を調整している。これにより、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することができる。
しかしながら、一つのケージ列において、ケージは上下方向にも複数が積重されており、数メートルの高さがある。そして、暖かい空気は自ずと上昇する。そのため、特許文献1,2の技術では、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することはできても、上下方向で大きな温度差が生じることがあった。例えば、ケージが5〜6段に積重されている場合、取り込まれる外気温が低い冬季では、最上段のケージと最下段のケージとで5℃〜8℃の温度差が生じることがあった。
特許第3703168号公報 特許第3598212号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することができると共に、ケージが積重されている上下方向においても温度差を低減することができる鶏舎の換気方法の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる鶏舎の換気方法(以下、単に「換気方法」と称することがある)は、
「ケージが一方向に連設されたケージ列と直交する壁の一つに設けられた排気口と、
該排気口に取り付けられた排気ファンと、
前記ケージ列と平行な側壁の少なくとも一つの上部に形成された側壁入気口と、
該側壁入気口を開閉する入気調整装置と、を具備する鶏舎において、
前記排気ファンを動作させて前記排気口から排気することにより内部空間を陰圧にして、前記側壁入気口を介して外部空間から空気を取り込み、
前記内部空間の静圧と前記外部空間の静圧との差を検出し、検出された静圧の差が予め定めた範囲内となるように、前記入気調整装置による前記側壁入気口の開閉及び開度を制御すると共に、
前記内部空間の複数箇所で温度を検出し、検出された温度が予め定めた範囲内となるように、前記入気調整装置による前記側壁入気口の開閉及び開度を制御するものであり、
検出された静圧の差に基づく前記入気調整装置の制御と、検出された温度に基づく前記入気調整装置の制御とを、予め定めたインターバルで交互に行う」ものである。
「側壁の上部に形成された側壁入気口」としては、側壁の上端と屋根との間に空隙を設けることにより形成された側壁入気口、鶏舎が天井を有する場合に、側壁の上端と天井との間に空隙を設けることにより形成された側壁入気口、を例示することができる。この側壁入気口は「ケージ列と平行な側壁の少なくとも一つ」に形成されるものであり、一対の側壁の双方に形成される場合と、一方の側壁のみに形成される場合とがあり得る。ケージ列が複数ある場合は、一対の側壁の双方に形成されることが望ましい。
「入気調整装置」としては、回動により側壁入気口を開閉する片開きまたは両開きの扉部材を有する構成、スライドにより側壁入気口を開閉する扉部材を有する構成、を例示することができる。
本構成では、側壁入気口の開閉や開度によって、鶏舎の内部空間の静圧と外部空間の静圧との差(以下、「内外の圧力差」と称することがある)が、予め定めた範囲内となるように調整する。これにより、側壁入気口を介して流入する空気の速度、及び、流入する空気がある速度以上で到達する距離を、内部空間の大きさ、ケージ列の数、ケージの高さなど、その鶏舎の条件に適したものとすることができる。これにより、側壁入気口を介して流入する空気によって、内部空間の空気が全体的に撹拌される状態をつくることが可能となる。
加えて、内部空間の複数箇所で温度を検出し、検出された温度が予め定めた範囲内となるように側壁入気口の開閉や開度を調整する。従って、温度の検出に基づく制御によって、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減できると共に、内外の圧力差の調整による空気の撹拌作用により、ケージが積重されている上下方向においても温度差を低減することができる。
本発明にかかる換気方法は、上記構成において、
「検出された静圧の差に基づく前記入気調整装置の制御は、検出された温度に基づく前記入気調整装置の制御に先んじて行う」ものとすることができる。
本発明では、側壁入気口の開閉及び開度を、内外の圧力差の検出に基づいて制御すると共に、温度の検出に基づいても制御する。そのため、制御の開始に当たっては、圧力差及び温度の何れかの検出に基づく制御を先に行うこととなるが、本構成では圧力差の検出に基づく制御を先に行う。つまり、内部空間の空気が撹拌されており、上下方向の温度が均一に近づいた状態とした上で、温度の検出に基づく入気調整装置の制御を行う。
これにより、側壁入気口の開閉及び開度を調整するために温度を検出する温度センサは、側壁入気口から排気口に至る空気の流路における複数箇所に設置すれば足り、流路におけるある位置で上下方向に複数の温度センサを設置する必要がない。これに対し、仮に、空気が十分に撹拌されておらず、上下方向の温度差が大きい状態で、上下方向に設置した複数の温度センサによって異なる温度を検出した場合、検出された温度に基づく入気調整装置の制御は複雑なものとなると考えられる。
従って、本構成によれば、シンプルな構成によるシンプルな制御で、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することができると共に、ケージが積重されている上下方向においても温度差を低減することができる。
本発明にかかる換気方法は、上記構成に加え、
「前記側壁入気口は、前記ケージ列が延びる長手方向で複数に分割されており、
前記入気調整装置は、分割された前記側壁入気口ごとに開閉及び開度を調整するユニットの複数からなる」ものとすることができる。
本構成では、鶏舎内における空気の流れの方向にほぼ沿っている長手方向で、側壁入気口が複数に分割されており、分割された側壁入気口ごとに、開とするか閉とするかを、或いは、開とする場合の開度を異ならせることができる。これにより、例えば、空気の流れにおいてトリの体温で暖められてより高温となる下流ほど、側壁入気口からの空気の流入量を増加させる調整が可能となる。従って、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減する制御を、容易に行うことができる。
なお、側壁入気口の全長をケージ列の全長と同一とし、側壁入気口とケージ列それぞれの両端部の位置を合わせれば、側壁入気口から流入する新鮮な空気によって、全てのトリの周囲の空間を確実に換気することができ、望ましい。
以上のように、本発明の効果として、鶏舎内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することができると共に、ケージが積重されている上下方向においても温度差を低減することができる鶏舎の換気方法を提供することができる。
本発明の一実施形態である換気方法を使用する鶏舎の構成図である。 図1の鶏舎の見取り図である。 図2におけるX−X線断面図である(排気ファンの図示を省略)。 図3におけるA範囲の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態である換気方法、及び、この換気方法を使用する鶏舎1について、図1乃至図4を用いて説明する。
まず、鶏舎1の構成について説明する。鶏舎1は四つの壁に囲まれた略直方体の建物であり、その内部空間に、ケージが一方向に連設されたケージ列90が収容されている。鶏舎1は、ケージ列90に直交する壁11,12のうちの一つの壁11に設けられた排気口11bと、排気口11bに取り付けられた排気ファン11fと、排気口11bが設けられた壁11と対向する壁12に設けられた入気口12bと、ケージ列90と平行な一対の側壁10それぞれの上部に形成された側壁入気口20と、側壁入気口20を開閉する入気調整装置30と、を具備している。
具体的に説明すると、鶏舎1は切妻造りであり、屋根81が交差する棟80に平行な方向の長さが数十メートルから百数十メートル、棟80に直交する方向(以下、「幅方向」と称する)の長さが数メートルから40メートル程度で、棟80に平行な方向の長さより短い細長い形状である。ケージ列90は、本実施形態では複数の場合を例示しているが(図2,3では三列を例示)、一列の場合もあり得る。ケージ列90の延びる長手方向は、棟80の延びる方向である。すなわち、排気口11bと入気口12bが設けられている壁11,12は、一対の妻面である。排気口11b及び入気口12bはそれぞれ、壁全体の面積の1/2以上の大きな面積で設けられている。入気口12bは、吸水性に富んだ紙や不織布で形成されたクーリングパッド12pで被覆されている。一方、排気口11bには、大型の排気ファン11fが縦横に複数取り付けられている。
側壁入気口20は、一対の側壁10のそれぞれにおいて、側壁10の上端と屋根81との間に空隙が設けられることにより形成されている。より詳細には、屋根裏の空間は、側壁10より内側で、側壁10に沿って屋根81から垂下された仕切り板82で仕切られており、この仕切り板82の下端辺と側壁10の上端辺との間で、側壁入気口20が開口している。
また、側壁入気口20は、全長がケージ列90と同一の長さで、その両端部の位置をケージ列90の両端部に合わせて設置されていると共に、長手方向で複数に分割されている。入気調整装置30は、分割された側壁入気口20ごとに開閉及び開度を調整するユニットの複数からなる。図1,2では、側壁入気口20が三つに分割されている場合を例示している。以下では、三つに分割された側壁入気口20について、入気口12bに最も近い「側壁入気口20a」、中央の「側壁入気口20b」、排気口12bに最も近い「側壁入気口20c」と称し、特に区別する必要がない場合は「側壁入気口20」と総称する。
なお、側壁入気口20について、全長がケージ列90の全長と“同一”で、その両端部の位置が“ケージ列90の両端部に合わせて設置されている”状態を、両者の全長が完全に同一でそれぞれの両端部の位置が完全に一致している状態に限定するのは実際的ではない。ここでは、側壁入気口20及びケージ列90それぞれの長手方向の中央を位置合わせしたときに、長い方の全長が“短い方の全長+10%の範囲内”である場合を含むものとして定義する。
入気調整装置30の複数のユニットは同一の構成であり、それぞれ平板状で、水平な軸周りに回転自在な片開きの回動板31の複数と、これら複数の回動板31を同時に同一角度回動させる回動板駆動機構を有している。入気調整装置30の一つのユニットが回動させる複数の回動板31は、側壁10の上端の近傍に隣接して配置されており、その全体の長さは分割された側壁入気口20a,20b,20cの一つの長さと同一である。
回動板駆動機構は、モータにより駆動されるウインチ(何れも図示しない)と、主ワイヤ32と、複数の副ワイヤ33とを備えている。主ワイヤ32は、一端がウインチに巻き付けられている一方、他端は側壁10から突設されたブラケット(図示しない)にスプリングを介して固定されていることにより、側壁10に沿って張設されている。複数の副ワイヤ33それぞれの一端は、入気調整装置30の同一のユニットに属する複数の回動板31それぞれの自由端の近傍に取り付けられており、他端は主ワイヤ32に連結されている。そして、それぞれの副ワイヤ33は、回動板31ごとに側壁10から突設されている支持板39に取り付けられた第一滑車34及び第二滑車35に掛け回されることにより方向を変え、自重により下方向に回動しようとする回動板31を斜め上方から牽引している。
かかる構成の回動板駆動機構により、分割された側壁入気口20ごとに、回動板31による開閉及び開度を調整することができる。具体的には、モータの駆動によりウインチで主ワイヤ32を巻き取ると、これに連結された副ワイヤ33によって回動板31が引張られて上方に回動し、側壁入気口20の開度が小さくなる。逆に、ウインチにより主ワイヤ32を繰り出すと、副ワイヤ33が弛緩することにより回動板31は自重により下方向に回動し、側壁入気口20の開度が大きくなる。なお、図1では、明確に示すために簡略化し、分割された側壁入気口20の一つの開閉及び開度を、同時に同一角度回動することにより調整する回動板31の複数を、一枚の回動板31として図示している。
上記構成に加え、鶏舎1は、内部空間の温度を測定する温度センサ50を、複数備えている。温度センサ50は、少なくとも分割された側壁入気口20の数だけあり、分割された側壁入気口20それぞれの近傍に取り付けられている。更に、鶏舎1は、内部空間の静圧と外部空間の静圧との差を検出する差圧計40を備えている。差圧計40は、鶏舎1の内部空間に設置されており、低圧側の管材41は内部空間に配設されていると共に、高圧側の管材42が外部空間に引き出されている。
次に、上記構成の鶏舎1が使用する換気方法について説明する。換気方法は、排気ファン11fを動作させて排気口11bから排気することにより内部空間を陰圧にして、側壁入気口20及び入気口12bの少なくとも一方を介して外部空間から空気を取り込むものである。加えて、本換気方法は、外部空間の温度に基づいて、外部空間からの空気の取り込みを、側壁入気口20のみを介して行う第一モード、入気口12bのみを介して行う第二モード、及び、側壁入気口20及び入気口12bの双方を介して行う第三モードの何れかに切り替える。
また、側壁入気口20を介して外部空間から空気を取り込む第一モード及び第三モードでは、内部空間の静圧と外部空間の静圧との差を検出し、検出された静圧の差が予め定めた範囲内となるように、入気調整装置30による側壁入気口20の開閉及び開度を制御すると共に、内部空間の複数箇所で温度を検出し、検出された温度が予め定めた範囲内となるように、入気調整装置30による側壁入気口20の開閉及び開度を制御する。
例えば、夏季など外気温の高いときは、入気口12bから空気を取り込む(第二モード)。これにより、対向する壁11,12間で空気を高速で流通させることができ、鶏舎1内の温度より低温の外気で内部空間を冷却しつつ、換気を行うことができる。この際、入気口12bを被覆するクーリングパッド12pに水を流下、滴下、噴霧することにより、水の気化熱が奪われて低温となったクーリングパッド12pを通過する空気の温度を低下させることができ、効果的に内部空間を冷却することができる。
一方、冬季など外気温が低いときは、大面積の入気口12bから外気を取り込んでストレートに鶏舎1を縦断させて排気口11bまで流通させると、入気口12b側(上流側)の温度が低くなり過ぎる。そこで、入気口12bを閉塞し、側壁入気口20から外気を取り込む(第一モード)。
第一モードでは、側壁入気口20を介して空気が流入する方向と、排気口11bを介して空気が排出される方向とが異なるため、第二モードに比べて空気の流通が低速となる。そのため、内部空間が冷却され過ぎるおそれがない利点を有する半面で、空気の流通に滞留や偏りが生じやすくなり、側壁入気口20から排気口11bに至るまでの流路における位置や、上下方向における位置によって、温度が不均一になりやすい。
そこで、本実施形態では、差圧計40よって鶏舎1の内外の圧力差を測定し、その差が予め定めた範囲内となるように、入気調整装置30を制御して側壁入気口20の開閉及び開度を調整する。
ここで、静圧の差に関して「予め定めた範囲」は、側壁入気口20から流入する空気による撹拌作用を得られる条件として、鶏舎1ごとに予め実験的に決定しておく。例えば、側壁10間の距離が大きく(換言すれば、鶏舎1の幅方向の長さが大きく)、ケージ列90が多数の場合、側壁入気口20から流入した空気は、幅方向における中央のケージ列90まで、ある程度の大きさの風速を維持して到達する必要がある。また、ケージが多数積重されている場合、側壁入気口20から流入した空気は、最下段のケージまで、ある程度の大きさの風速を維持して到達する必要がある。従って、これらの条件が相違している鶏舎ごとに、内外の圧力差と、側壁入気口20から流入する空気の風速及び到達距離との関係を調べることにより、側壁入気口20から流入する空気による撹拌作用を十分に得られる圧力差の範囲を設定する。
なお、流入する空気の流速が大きいほど、内部空間の空気を撹拌する作用は大きいが、流速が大き過ぎればトリにストレスを与えるなどトリにとっては望ましくない。そのため、側壁入気口20から流入する空気による撹拌作用が“過不足のない”ものとなるように、内外の圧力差の範囲を設定する。
そして、差圧計40によって測定される内外の圧力差が、このように設定した範囲内となるように、入気調整装置30を制御して回動板31を回動させる。内部空間から外部空間に強制的に空気を排出する排気ファン11fの動作条件が同一であっても、側壁入気口20の開度によって内外の圧力差を変化させることができる。具体的には、回動板31を閉方向に回動させて側壁入気口20の開口面積を小さくすれば、内外の圧力差は大きくなり、流入する空気の流速が大きくなると共に、ある程度の流速を維持して到達する距離は長くなる。逆に、回動板31を開方向に回動させて側壁入気口20の開口面積を大きくすれば、内外の圧力差は小さくなり、側壁入気口20から流入する空気の流速が小さくなると共に、ある程度の流速を維持して到達する距離は短くなる。
更に、外気温の変動に伴い排気ファン11fの動作条件を変化させた場合は、これに伴い内外の圧力差も変化するため、予め定めた範囲から外れた場合は、上記と同様に入気調整装置30を制御して回動板31を回動させる。例えば、外気温の低下に伴い、複数の排気ファン11fのうち動作させるファンの数を低減させたときは、内外の圧力差が低下するため、予め定めた範囲から外れた場合は回動板31を閉方向に回動させる。一方、外気温の上昇に伴い、動作させる排気ファン11fの数を増加させたときは、内外の圧力差が増大するため、予め定めた範囲から外れた場合は回動板31を開方向に回動させる。
なお、内外の圧力差を予め定めた範囲に調整する際の制御に関しては、異なる側壁入気口20a,20b,20cを開閉する入気調整装置30のユニットに属する回動板31を、同時に同一角度回動させる。
このようにして、内外の圧力差が予め定めた範囲内となるように調整することにより、側壁入気口20を介して流入する空気によって、内部空間の空気が全体的に撹拌される状態をつくることができる。そして、内外の圧力差が予め定めた範囲内で安定し、内部空間の空気が良好に撹拌されている状態となったら、次に、温度センサ50による温度の検出に基づき、複数箇所で検出された温度が予め定めた範囲内となるように、側壁入気口20の開閉や開度を調整する。
ここで、温度に関して「予め定めた範囲」は、鶏舎1の大きさ、鶏舎1内において空気が流通する長さ、トリの種類(雛であるか成鶏であるか)等によって定めることができる。例えば、鶏舎1内において空気が流通する長さに応じて、温度の許容範囲の大きさを変えることができる。或いは、雛のように温度変化に対する耐性の低いトリを飼育する場合、温度の許容範囲を小さく設定することができる。
鶏舎1内を流通する空気はトリの体温で暖められるため、必然的に下流ほど温度が高くなる。そのため、内部空間における位置によらず同一の温度の目標値を設定することは実際的ではない。そこで、内部空間の全体における温度について目標の温度範囲を「平均温度±α℃」とする場合を例にして説明すると、例えば、最も入気口12bに近い側壁入気口20aの近傍で検出される温度の目標値を「平均温度−α℃」と設定し、中央の側壁入気口20bの近傍で検出される温度の目標値を「平均温度」と設定し、最も排気口11bに近い側壁入気口20cの近傍で検出される温度の目標値を「平均温度+α℃」と設定するように、下流ほど目標値を高く設定することができる。
多くの場合、温度調整を開始した直後は、側壁入気口20aの近傍で検出される温度は外気温にほぼ等しく、目標値の「平均温度−α℃」より低い。そのため、外気の取り込み量を減らして温度を上げるために、側壁入気口20aでは閉方向に回動板31を回動させる。一方、側壁入気口20cの近傍で検出される温度は、温度調整の初期では目標値の「平均温度+α℃」より高い。そのため、外気の取り込み量を増やして温度を下げるために、側壁入気口20cでは開方向に回動板31を回動させる。側壁入気口20bの近傍で検出される温度は、目標値である平均値に近いのが通常であるため、側壁入気口20bでは回動板31はほとんど動かない。
一定時間間隔で温度センサ50から検出温度を取り込み、上記のような入気調整装置30による回動板31の制御を繰り返すことにより、複数箇所で検出される温度はそれぞれ、徐々に目標値に近づき、設定された許容範囲内で安定する。その後は、予め定めたインターバルで、内外の圧力差の検出に基づく入気調整装置30の制御と、温度の検出に基づく入気調整装置30の制御とを、交互に行う。
ここで、入気調整装置30の制御には、主記憶装置、補助記憶装置、プロセッサを具備する汎用のコンピュータを使用することができる。差圧計40及び温度センサ50の検出に基づきモータを駆動して回動板31を回動させる制御プログラムが主記憶装置に記憶されており、この制御プログラムに従ってプロセッサが処理を行う。
なお、夏季と冬季の間の時期など外気温が中程度のときは、外気の取り込みに入気口12bと側壁入気口20との双方を併用する(第三モード)。また、側壁入気口20を介して空気を取り込む第一モード及び第三モードにおいて、複数に分割された側壁入気口20の全てが開放している必要はなく、一以上の側壁入気口20が回動板31で閉塞されていてもよい。
以上のように、本実施形態の換気方法によれば、内外の圧力差の検出に基づいて側壁入気口20の開閉及び開度を調整することにより、側壁入気口20を介して流入する空気によって、内部空間の空気が全体的に撹拌される状態をつくることができる。従って、側壁入気口20の開閉及び開度の調整に、内部空間の複数箇所での温度の検出に基づく制御と、内外の圧力差の検出に基づく制御とを併用することにより、鶏舎1内における空気の流れの上流から下流までの流路における温度差を低減することができると共に、ケージが積重されている上下方向においても温度差を低減することができる。
また、本実施形態では、側壁入気口20の開閉及び開度の調整の開始に当たり、温度の検出に基づく制御に先んじて内外の圧力差の検出に基づく制御を行う。これにより、内部空間の空気が十分に撹拌されて上下方向の温度が均一に近づいた状態とした上で、温度の検出に基づく制御が行われる。そのため、温度センサ50の数を抑えたシンプルな構成によるシンプルな制御で、鶏舎1内における空気の流れの上流から下流における温度差、及び、上下方向における温度差を低減することができる。
更に、本実施形態では、側壁入気口20が長手方向で複数に分割されており、その開閉及び開度を別個に調整することができる。これにより、トリの体温で暖められて下流ほど高温となる鶏舎1の内部空間の温度を所定の範囲内とする制御を、容易に行うことができる。
加えて、本実施形態では、外部空間からの空気の取り込み口が相違する第一モード〜第三モードの何れかに切り替えることにより、季節の巡りや外気温の変動に常に対応させて、適切な換気を行うことができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、入気調整装置30として、回動板31の回動により側壁入気口20を片開きで開閉する構成を例示したが、側壁入気口20の開閉及び開度を調整できる構成であれば、これに限定されるものではなく、回動により両開きで開閉する構成や、一方向にスライドして開閉する構成を採用することができる。
また、上記では、側壁入気口20が長手方向に三つに分割されている場合を例示したが、側壁入気口が長手方向に長いほど分割数を多く設定すれば、鶏舎内の温度を所定の範囲内とする制御を、より精密に行うことができる。
更に、上記では、入気口12bがクーリングパッド12pで被覆されている場合を例示したが、夏季の温度がさほど高くない地域の鶏舎では、入気口12bをクーリングパッドで被覆しない場合がある。また、クーリングパッドに代替して、光は通過させないが空気は自然通過させる遮光通気部材で入気口12bを被覆してもよい。この遮光通気部材は、多数の薄板材が間隔をあけた状態で枠内に固定されたものであり、薄板材が湾曲、屈曲、または傾斜していることにより、光は通過しないが空気は自然通過する通気空間が形成されているものである。

Claims (3)

  1. ケージが一方向に連設されたケージ列と直交する壁の一つに設けられた排気口と、
    該排気口に取り付けられた排気ファンと、
    前記ケージ列と平行な側壁の少なくとも一つの上部に形成された側壁入気口と、
    該側壁入気口を開閉する入気調整装置と、を具備する鶏舎において、
    前記排気ファンを動作させて前記排気口から排気することにより内部空間を陰圧にして、前記側壁入気口を介して外部空間から空気を取り込み、
    前記内部空間の静圧と前記外部空間の静圧との差を検出し、検出された静圧の差が予め定めた範囲内となるように、前記入気調整装置による前記側壁入気口の開閉及び開度を制御すると共に、
    前記内部空間の複数箇所で温度を検出し、検出された温度が予め定めた範囲内となるように、前記入気調整装置による前記側壁入気口の開閉及び開度を制御するものであり、
    検出された静圧の差に基づく前記入気調整装置の制御と、検出された温度に基づく前記入気調整装置の制御とを、予め定めたインターバルで交互に行う
    ことを特徴とする鶏舎の換気方法。
  2. 検出された静圧の差に基づく前記入気調整装置の制御は、検出された温度に基づく前記入気調整装置の制御に先んじて行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の鶏舎の換気方法。
  3. 前記側壁入気口は、前記ケージ列が延びる長手方向で複数に分割されており、
    前記入気調整装置は、分割された前記側壁入気口ごとに開閉及び開度を調整するユニットの複数からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の鶏舎の換気方法。
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