JPH01101830A - 温血動物用飼育小屋 - Google Patents

温血動物用飼育小屋

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JPH01101830A
JPH01101830A JP24055287A JP24055287A JPH01101830A JP H01101830 A JPH01101830 A JP H01101830A JP 24055287 A JP24055287 A JP 24055287A JP 24055287 A JP24055287 A JP 24055287A JP H01101830 A JPH01101830 A JP H01101830A
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JP
Japan
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air
ceiling
room
side walls
chambers
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JP24055287A
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D Couser Howard
ハワード ディー.クーザー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鶏、豚、牛などの温血性の動物を飼育するの
に用いられる小屋に関する。
(従来の技術) 上記の種類の従来の飼育小屋は、2つの側壁、天井およ
び床によって画定された室を有している。
そして室内の空気の換気は、実公昭55−36752号
公報に記載されている如く、天井に設けられた人気口か
ら人気し、側壁の下方に設けられた排気口から排気する
か、あるいは、特公昭55−6813号公報に記載され
ている如く、側壁の下方または上方に設けた人気口から
入気し、天井に設けられた排気口から排気することによ
り行なうのが通常であった。
また、特公昭55−24020号公報の如く側壁の下方
に人気口を設け、天井に人気口および排気口を設けた飼
育小屋もみられる。
(発明が解決しようとする問題点) 実公昭55−36752@公報、待合111155−6
813号公報の記載の飼育小屋においては、室内に導入
された空気は斜めに移動するため、室内の温度差によっ
て生じる重力の干渉を受けて室内空気の均一な移動が乱
れ、外部から導入された新鮮な空気と室内の空気との間
で十分な混合が行なわれず、室内に一様な空気環境を作
り出すのは困難である。このように室内の空気環境が一
様でなくなると、室内の飼育されるべき動物の育成及び
生産活動が阻害され、ひいては生産性が低下してしまう
という問題点がある。
また、上記特公昭55−24020号公報のような飼育
小屋の場合、側壁のF方に人気口を設けているので、こ
の人気口から室内に導入された空気が実公昭55−36
752号公報、特公昭55−6813号公報の場合と同
様に、斜めに移動する可能性がある。もし、斜めに移動
しないとしても、空気は、同公報に記載されているよう
に天井に設けられた人気口および排気口の直下近く以外
の部分においては床の近くを通るので、室内上方部は常
に汚れた空気にさらされている。したがって、動物居住
領域が小屋の上部にまで達する場合、上方に居住する動
物は常に汚れた空気にさらされる。また、天井に設けら
れている人気口から外気を導入する時に、人気口直下の
床上の動物に外気が直接当たり、ストレスを与えるとい
う問題点がある。
本発明の目的はこれらの問題点を解決することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、温血性の動物を飼育するための小屋に
して、互いに向かい合った2つの側壁、天井および床に
よって画定された少なくとも一つの細長い室と、前記室
の長手方向に沿って前記天井に備えられた換気開口と、
前記室の長手方向に沿って前記天井に備えられた空気排
出口と、前記2つの側壁のうちの少なくとも一方の側壁
と前記換気開口を通る鉛直線との間に位置して前記室内
に画定された動物居住領域と、前配室から前記空気排出
口を通して外部へ空気を排出して該室内を負圧にし、そ
の負圧によって外部から前記換気開口を通して外気を該
室内に導入するための空気排出手段と、を有し、該空気
排出手段は前記空気排出口から離隔されて配置さている
ことを特徴とする温血動物用飼育小屋が提供される。
(作用) 空気排出手段が作動して室内から外部へ空気が排出され
、それによって室内は負圧となる。通常飼育小屋内の空
気温度は常に外気温度よりも高い関係にあるから、負圧
によって比較的低温の新鮮な外気が、天井に備えられた
換気内口を通って重力の作用により室内の垂直下方に向
けて導入され、動物居住領域の脇を通って床に向かって
更に下方に流れる。床に向かって下方に流れる新鮮な外
気は床によって偏向され、側壁に向かって流れ、その側
壁によって上向きに偏向される。一方、換気開口を通る
垂直線と少なくとも一方の側壁との間に四かれた動物居
住領域に収容されている動物は温血性であるため、その
動物居住領域には上昇気流が発生している。そのため、
側壁によって上向きに偏向された空気流はその上昇気流
と協働して、渦を形成し、こうして外部からの新鮮な外
気は室内で局部的に淀むことなく室内を流れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。
第1図に示されるように、本発明実施例による瀉血動物
用飼育小屋は、通常の基礎及び枠構造を有する細長い建
築物1で構成されており、その建築物1は互いに離隔さ
れた関係をなして向かい合った2つの細長い、実質上空
気を通さない側壁2と、屋根3とを有しており、これら
側壁°2及び屋根3は、断熱性を持つ板金製の側壁材及
び屋根材で作られている。建築物1の長手方向一端壁5
3及び他端壁54にはそれぞれドア4が備えられている
が、窓は無い方が好ましい。第2図に示されているよう
に、向かい合った2つの側壁2の間には長手方向に延び
ている中央隔壁即ち第3の側壁5(以下、単に側壁5と
称す)が備えられ、これら3つの側壁2及び5、天井6
、及び床11によって建築物1の内部は2つの細長い、
実質上密閉された室7及び8が画定されている。側壁5
及び天井6は側壁2と同じ材料で作られている。そして
、第2図に示されているごとく、各室7.8の天井6に
はその室の長手方向中心軸線に沿って一定間隔で互いに
離隔された関係をなして換気開口26が備えられ、その
換気開口26は、建築物1の長手方向に延びた細長い矩
形状をしている。
第2図に明瞭に示されているごとく、各9!7.8内に
おいて、換気開口26の中心を通る鉛直線と側壁2及び
5との間にはそれぞれ瀉血動物を収容するための動物居
住領域51及び52が向かい合った状態をなして画定さ
れている。図示実施例の場合、各動物居住領域51.5
2には垂直方向に隔置された複数段の檻9が側壁2及び
5に隣接して支持されている。これらの檻9は例えば鶏
の糞が通過できる綱目の底部を備えた針金網構造のもの
である。頂部の段を除く檻9のそれぞれの段は隣接する
側壁2及び5に向かって外方且つ下方に傾斜する連続し
た板金製の頂部9′を有し、糞が下方の塩9内に入って
しまうのを阻止するようになっている。各室7.8には
向かい合った動物居住領域51及び52間に中央通路1
0が備えられている。そして、その中央通路10は床1
1の残りの部分よりも隆起している。
建築物1の各部分の寸法は種々広範囲に変えることがで
きるが、図示された実施例の場合、各室7.8の内側寸
法は約79.37FL(260フイート)X約2.4m
(8フイート)で、天井6の高さは床11から約2.9
711(9−1/2フイート)である。
建築−1の長手方向一端壁53に隣接したところには、
不透明なカーテンまたは壁部によって、室7及び8から
分離された用役及び貯蔵室がある。
側壁5の、建築物1の長手方向他端壁54に隣接した方
の端部はその建築物1の他端壁54から内方に離隔され
ている。そして、その側壁5の両端部において2つの室
7及び8の間は相互に連結されて換気が行われるように
なっている。
第2図に最もよく示されているように、水平な天井6の
上の屋根裏部屋23は、建築物1の一側に沿う二重外壁
の間に形成されている連続した入口空気空間24によっ
て建築物1の外部と連通している。最外方壁部すなわち
偏向板25の下端は地上から離隔されていて、屋根3に
向かって上方に延びている。代表的な実施例においては
、入口空気空間24は約611(2フイート)の幅であ
り、屋根裏部屋23の高さは平均的61cs+(2フイ
ート)である。
第2図に示されているように、各室7.8の天井6の上
方には隔壁100が設けられていて、屋根型部型23を
形成している。この隔壁100は図示した実施例におい
ては−・端が偏向板25に接続され、他端において下方
に直角に曲げられて室7の換気開口26と側壁2どの間
で下方に直角に曲げられて天井6と接続される。
構造物の長手方向に沿って複数個の空気排出口56が設
けられている。この空気排出口56は一端部が室7.8
へ、他端部が屋根裏部屋23へそれぞれ開口した筒状の
ものである。
偏向板25の上方部には空気排出手段すなわち大容量の
ファン15が取り付けられている。隔壁100と屋根3
との間の空間は排気空間19を形成し、この排気空間は
ファン15を通って構築物1の外部と連通している。
前述した通り、各室7.8の天井6には長手方向に延び
ている幅の狭い換気開口26が備えられている。これら
の換気開口26は屋根裏部屋23の下方の細長い天井6
に沿って一定の間隔で互いに離隔されている。各換気開
口26の有効開度はスライドドア27を滑動させること
によって調節され、第6図に示されるように、このスラ
”イドドア27の両側の長手方向縁部は天井6に支持さ
れた内方に突出するリップ28上に載置されている。
代表的な設備においては、換気開口26は幅が約33C
11(13インチ)で長さが約122a(48インチ)
であって、互いに約122c(48インチ)の間隔を置
かれ、すなわち、できるだけ密接して配置されて、スラ
イドドア27が全開された状態で隣り合った換気開口2
6の邪魔をしないようになっている。
第4図に示されているように、1本の連続したケーブル
29が天井6の近くで、一方の室7を通って長手方向に
延びており、その一方の室7のそれぞれのスライドドア
27に取り付けられ、次に建築物1の長手方向他端壁5
4に備えられたプーリ3oのまわりを回り、他方の室8
を通って戻され、そこでケーブル29はその他方の室8
のそれぞれのスライドドア27に固定されている。建築
物1の長手方向一端壁53にてケーブル29は別のプー
リ31のまわりを回り、モータ33によって駆動される
スプロケット32まで延びている。
このモータ33は総てのスライドドア27を同時に滑動
させて総ての換気開口26の有効開度を同じ量だけ増減
させるように作動する。
約−23,3℃(−10°「)乃至26.7℃(80下
)の間の外気温度に対しては、ファン15及びスライド
ドア27の位置を制御するモータ33の作動は室7及び
8内に実質的に一定の温度を保つように相互に関連され
ている。飼育されている卵を産む鶏に対して産卵に適切
な温度は約21.1℃(70下)から約26.7℃(8
0下)の範囲である。それぞれのファン15は第5図に
34で概略的に示された温度センサーを有しており、各
温度センサー34は所望の温度を僅かに越えた温度を感
知した時にその温度センサー34に対応したファン15
を作動させ、予め定められた温度よりも僅かに低い温度
を感知した時にそのファン15を停止させるようになっ
ている。代表的な実施例においては、このような温度セ
ンサー34は室7及び8内の温度を26.7±0.22
℃(80±0.4下)に保つのに必要とされるようにフ
ァン15を作動させる。各ファン15は他のファン15
とは別個に独立して作動される。感知装置や1つまたは
それ以上のファン15に誤作動が生じて危険温度に達し
た時には、各室7.8の中央に配置された温度センサー
35がファン15を作動させるようになっている。卵を
産む鶏の場合には、総てのファン15を作動させる緊急
温度は35℃(95”F )である。
スライドドア27の開放はファン15の作動と互いに関
連されて、所望の負圧、望ましくは外部圧力よりも0.
254m乃至0.7621w+(0,01乃至0.03
インチ)水柱だけ低い負圧が室7及び8内に保たれるよ
うになされている。
このことを達成する1つの方法は第4図に概略的に示さ
れた差圧センサー36を使用することであって、この差
圧センサー36は一方の室8とその室8の上方の屋根裏
部屋23との間の圧力差を測定するようになっている。
このような差圧センサー36によりスライドドア27の
開閉を行うようにモータ33を制御して圧力を所望の範
囲内に保っている。代表的な実施例においては、室7及
び8内の圧力が用根裏部尾23の圧力よりも約0.25
4mwz乃至0.762am+(0,01インチ乃至0
.03インチ)水柱の間の分だけ低い場合には、モータ
33は作動されず、スライドドア27はその時の位置に
保持される。その圧力差が約0.254mm+(0,0
1インチ)水柱よりも低い場合には、モータ33が作動
されてスライドドア27を閉じ始め、また、上記の圧力
差が約0.762m(0,03インチ)水柱よりも大き
い場合にはモータ33が作動されてスライドドア27を
開き始めるのである。図示の実施例においては、室7及
び8の両端間は相互に連結されて換気が行われるように
なっているので、総てのスライドドア27が同時に同じ
量だけ動かされる。約137771 (450フイート
)よりも大なる長さの室7.8の場合には、例え多数の
v7.8が共通の屋根裏部屋23を有し、且つ共通の排
気空間19を共有していても、各室7.8内のスライド
ドア27は他の室7.8内のスライドドア27とは別個
に独立して作動され、それぞれの室が実質的に互いに密
封されるようになされなければならない。この場合、そ
れぞれ別個の差圧センサー36をそれぞれの室に備える
ことが必要である。
スライドドア27が全問または部分的に開放された時の
空気の流れ形態が第4図に矢印によって示されている。
屋根裏部屋23の圧力よりも室7及び8内の圧力を低く
保つ利点は、新鮮な外気が実質的に噴流として室7及び
8に噴射され、この空気の噴流が中央通路1oのところ
で側壁2及び5に向かって偏向されるまで、その空気の
噴流は実質上直線的に下方に、向がい合った動物居住領
域51及び52の間を流れることである。空気の噴流は
、少なくとも約30.5a11<1フイート)の距離だ
け床11から上方に離された最下段の鑑9の下を通過す
る。段の数が多い場合には、最下方の段と床11との間
の間隔を増加させる。空気の流れが最下方の段の下を側
wi2及び5に向がって強制的に流され、その後に檻9
の後方の側壁2及び5に沿って上方に流れ、しかる後、
檻9の上及びS9を通って流過する。一方、動物居住領
域51及び52に収容されている鶏は温血性であるので
、その動物居住領域51及び52内には上昇気流が発生
している。従って、側壁2及び5に沿って上方に流れる
空気はその上昇気流と協働して渦を形成し、こうして室
7及び8内に噴射された新鮮な外気は室7及び8内の空
気と乱流状態をなして充分に混合される。鉛直方向に互
いに離隔された段を通る空気の流れを実質上均一に保つ
ために、檻9はこれら&i9の後方の側壁2及び5から
離れて置かれ、各段とそれに隣接する側壁2.5との間
の間隔は下方の段の方が上方の段よりも大きくされてい
る。こうすることにより、大体同じ容積の空気がそれぞ
れの段を通過するように空気の流れを計量することが可
能である。代表的な実施例の場合、頂部の段はそれに隣
接する側壁2.5から約50.8層m(2インチ)だけ
離されており、下方の各段はそれの上の段よりも約50
.8層(2インチ)だけ多く側壁2.5から頗されてい
る。このような計量された循環空気流の流れ形態により
、総ての鶏が実質上同じ温度環境に晒される。
側壁2及び5に沿った概ね円形をなす空気の流れ形態に
より、頂部9′及び床11に集まった糞は迅速に乾燥さ
れる。好ましい空気の流れ形態の他の利点は、噴射され
る新鮮な空気の噴流が中央通路1oのところで急激に偏
向される結果、塵埃や静電粒子の大部分が空気中に浮遊
されないで、中央通路10上に集積させられることであ
る。
より重要な設計上の考慮点の1つは、1つのファン15
だけが運転している時にスライドドア27がどの程度の
量だけ開かれるかである。換気開口26の寸法、特にそ
の換気開口26の幅、及びスライドドア27が開かれる
程度は、新鮮な空気が所望の噴流として室7及び8内に
流れ、その噴流が実質上中央通路10に向かって流れる
のに充分でなければならない。長さよりも数倍小さく且
つ向かい合った段の間の最小間隔の約半分よりも大きく
ない幅を有している、幅の狭い、それぞれ別個の互いに
離隔された複数の換気開口26を設けることにより、例
えばより多数のそのような換気開口を設けてスライドド
アを僅かにしか開けないようにした場合に較べて、スラ
イドドア27は充分に開いて所望とされる円形空気流形
態が確実に得られる。多数の換気開口を設けてスライド
ドアを僅かにしか開けないようにした場合には、噴流が
中央通路1oに達する前に室7及び8内の空気と混合し
て室7及び8の頂部のところで消散されてしまう。換気
開口26の与えられた寸法及び間隔に対しては、圧力差
範囲を調節して所望の空気流形態を得ることができる。
室7及び8と屋根裏部屋23との間の圧力差が小さ過ぎ
ると、噴流は中央通路10に達する前に消散してしまい
、それに対し、圧力差が大きすぎると、望ましくない不
均等な冷却が室7及び8内に生じてしまう。
直立した入口空気空間24は空気を地面に近接した位置
から屋根裏部屋23内に誘導し、可能な限り冷たい空気
が室7及び8内に供給されるのを確実にする。北半球に
おいては建築物1は、入口空気空間24を暗い北側に配
置するように向きを定めるのが好ましい。長い直立した
入口空気空閤24は、スライド下ア27が開いている時
に室7及び8内の入射される光のmをill限している
。入口空気中11124及び排気開口20は建築物1の
両側に配置されていて、換気された古い室内空気が入口
空気空間24に循環して戻されるのを最小限にしている
卵を産む鶏に対しては、ファン15の容量は、総てのフ
ァン15が運転している時に空気の循環量が1分間に1
羽当たり少なくとも0.142m3 (5立方フイート
)となるよう選定されていて、暖かい天候の時に充分な
冷却を保証するようになっている。3!11想的な室内
温度を維持しようとする場合には約−23,3℃(−1
0下)以下の外気温に対しては若干の補助的な加熱が必
要であり、また、約29.4℃(85°「)以上の外気
温が続く場合には、若干の補助的な冷却が必要である。
第4図に示されるように、補助的な冷u1は偏向板25
の下方の新鮮な外気の入口のところに蒸発冷却バンド4
0を配置することによって行うことができる。
本発明実施例による温血動物用飼育小屋は、第8図に概
略図示されているようなコンピュータ37による自動制
御に適している。ファン15のためのそれぞれ別個の温
度センサー34はコンピュータ37に接続され、このコ
ンピュータ37が各ファン15付近の領域の温度を監視
するようになっている。更に、コンピュータ37は圧力
差を監視し、それに従ってスライドドア27のモータ3
3を制御し、また、各v7.8の中央に取り付けられた
補助的な温度センサー35を用いることによって温度に
対する緊急状態を監視している。主電源38に加えて、
この1電1l138の事故の場合の補助用のすなわち緊
急用の電源39を備えておくべきである。そのようにし
ておかないと、飼育されている動物が高い密度で収容さ
れていることを考えれば、かなり短い時間の電力の供給
停止が生じてもかなりの損害が生ずる恐れがある。コン
ピュータ37は建築物1の照明並びにその他の総ての自
動装置を制御できるようになっている。
運転されるファン15の数及び室7及び8と屋根裏部屋
23との間の所望の圧力差に応じて必要とされるスライ
ドドア27の位置を決定するための試験を、実際の制御
システムではなくそれに代わる代替の1ltllシステ
ムを用いて行うことができる。コンピュータ37は、第
8図にて41で概略図示されているようにスライドドア
27の位置を監視でき、また、ファン15の作動を関数
としてスライドドア27を予め定められた位置に位置決
めするべくモータ33を作動させるようにプログラムす
ることができる。例えば、図示された実施例に概ね対応
した実施例の試験により、1つのファン15が運転され
る時にスライドドア27が約50.8CII(20イン
チ)開き、他のファン15が作動されるにつれて次第に
大きく、しかし実質的に一定の距離づつ開くことが確認
された。
以上、本発明の好適実施例について説明したが、本発明
はこれら実施例に限定されるべきでなく、種々の変形及
び修正を施すことが可能である。例えば、室7及び8は
2つであるとして説明したけれども、その室は1つある
いは3つ以上であってもよく、1つの室の場合は中央の
側壁5は必要でなく、また、3つ以上の室を設ける場合
には中央の側壁5の数を増やせばよい。
また、室は実質上密閉されているとして説明したが、第
5図に示すように、中央の側壁5の上方、[9の上端よ
りも上部に開口部200を設&」ていもよい。
また、換気開口26は各室7.8の長手方向中心軸線に
沿って互いに離隔された関係をなして天井6に備えられ
ているとして説明したけれども、必ずしも長手方向中心
軸線に沿って互いに離隔されている必要はなく、室7.
8の長手方向に沿って例えば千鳥状をなして天井6に備
えられていてもよい。
また、動物居住領域51及び52は換気開口26を通る
垂直線と側壁2及び5との間にそれぞれ寵かれていると
して説明したけれども、それら動物居住領域51及び5
2のうちのいずれか一方のみを配置させてもよい。
(発明の効果) 本発明による瀉血動物用飼育小屋にあっては、換気開口
が天井に備えられ、その換気開口を通る鉛直線と側壁と
の間に動物居住領域を置いているので、換気開口を通っ
て重力の作用により室内の垂直下方に向けて導入される
比較的低温の新鮮な外気は直接その動物居住領域に流過
せず、その動物居住領域の脇を通って床に向かって流下
する。
そして、流下してくる空気は床によって偏向され、側壁
へ向かって流れ、その側壁によって更に偏向されて上方
に流れる。一方、動物居住領域に収容されている動物は
温血性であるので、その動物居住領域には上昇気流が発
生しており、側壁により偏向されて上方へ流れる空気は
その上昇気流と協働して渦を形成し、室内空気と混合さ
れる。こうして、室内に導入された外気は室内で局部的
に淀むことなく室内を流れ、室内には−様な空気環境が
得られる。それにより、室内の動物の成育が促進され、
生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による温血動物用飼育小屋全体を
示す概略斜視図、 第2図は第1図の2−2線に沿った断面図、第3図は天
井に設けられた換気開口を示す部分拡大断面図、 第4図はスライドドアを駆動するための機構を示す概略
図、 第5図は第1図に示された飼育小屋に用いられる制御シ
ステムのブロック線図、 第6図は本発明の他の実施例による温血動物用飼育小屋
を示す、第2図と同様な断面図である。 2.5・・・・・・側壁、 6・・・・・・天井、 7.8・・・・・・室、 9・・・・・・檻、 11・・・・・・床、 15・・・・・・空気排出手段すなわちファン、26・
・・・・・換気開口、 51.52・・・・・・動物居住領域、56・・・・・
・空気排出口、 200・・・・・・開口部。 第2図 第3 図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温血性の動物を飼育するための小屋にして、互い
    に向かい合つた2つの側壁、天井および床によつて画成
    された少なくとも一つの細長い室と、前記室の長手方向
    に沿つて前記天井に備えられた換気開口と、 前記室の長手方向に沿つて前記天井に備えられた空気排
    出口と、 前記2つの側壁のうちの少なくとも一方の側壁と前記換
    気開口を通る鉛直線との間に位置して前記室内に画定さ
    れた動物居住領域と、 前記室から前記空気排出口を通して外部へ空気を排出し
    て該室内を負圧にし、その負圧によつて外部から前記換
    気開口を通して外気を該室内に導入するための空気排出
    手段と、を有し、該空気排出手段は前記空気排出口から
    離隔されて配置されていることを特徴とする温血動物用
    飼育小屋。
  2. (2)前記室は実質上密閉されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の温血動物用飼育小屋。
  3. (3)前記室は2つ以上備えられ、該2つ以上の室はそ
    れぞれ1つの側壁を共通にし該共通の側壁は、前記動物
    居住領域の上部に開口部を有することを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項に記載の温血動物用飼育小屋。
JP24055287A 1987-09-25 1987-09-25 温血動物用飼育小屋 Pending JPH01101830A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177617A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Hitachi Plant Technologies Ltd 換気システム及びその方法
US7789987B2 (en) 2004-06-03 2010-09-07 Mitsui Chemicals, Inc Method of manufacturing resin hollow body using a blow molding die assembly
US8179245B2 (en) 2009-08-18 2012-05-15 Ford Global Technologies, Llc Plug-in vehicle with recharging port having display and lights
US10370143B2 (en) 2006-07-03 2019-08-06 Kautex Textron Gmbh & Co. Kg Container of thermoplastic material

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