JPH056981B2 - - Google Patents

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JPH056981B2
JPH056981B2 JP14286089A JP14286089A JPH056981B2 JP H056981 B2 JPH056981 B2 JP H056981B2 JP 14286089 A JP14286089 A JP 14286089A JP 14286089 A JP14286089 A JP 14286089A JP H056981 B2 JPH056981 B2 JP H056981B2
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JP
Japan
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air
ceiling
ventilation
floor
opening
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JP14286089A
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Deii Kuuzaa Hawaado
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Publication of JPH056981B2 publication Critical patent/JPH056981B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 鶏、豚、牛などの家畜または他の温血動物を飼
育するために用いられる温血動物用飼育小屋、特
に特公昭63−34374号公報に開示されたものの改
良に関する。
(従来技術) 上記の種類の従来の飼育小屋は、2つの側壁、
天井及び床によつて画定された実質上密閉された
室を有している。そして、天井または天井に近い
側壁には換気開口が備えられ、また、床に近い側
壁には空気排出口が備えられ、その空気排出口に
はフアン等の空気排出手段が配備されていて室の
内部から外部へ空気を排出して室を負圧にし、そ
の負圧によつて換気開口を通して新鮮な外気を室
内に導入し、もつて室内の換気を行つて室内の環
境を一様にしている。
上記のごとき飼育小屋の場合、天井または側壁
に設けられた換気開口から室内に流入する空気
は、室内を斜めに移動するため、室内空気の温度
差によつて生ずる重力の作用を受けて室内空気の
均一な移動が乱れ、外部から導入された新鮮な外
気と室内の空気との間で充分な混合が行われず、
室内に一様な空気環境を作り出すのは非常に困難
である。特に、室内に導入される空気量が少ない
場合、室の中央で空気の淀みが起きる。このよう
に室内の空気環境が一様でなくなると、室内の飼
育されるべき動物の育成及び生産活動が阻害さ
れ、ひいては生産性が低下してしまうという問題
点がある。
そこで本発明者は、室内での空気の不均一な流
れと淀みを防いで、実質上一様な空気環境を作り
出すために、特公昭63−34374号公報に記載のよ
うな飼育小屋を開発した。
この特公昭63−34374号公報に記載の飼育小屋
は、互いに離隔された関係をなして向かい合つた
2つの側壁と、天井と、床とによつて画定された
少なくとも1つの細長い、実質上密閉された室
と、前記室の長手方向に沿つて互いに離隔された
関係をなして前記天井に備えられた複数個の換気
開口と、前記2つの側壁のうちの少なくとも一方
の側壁と前記換気開口を通る垂直線との間に位置
して前記室内に画定された動物居住領域と、前記
室から外部へ空気を排出して該室内を負圧にし、
その負圧によつて外部から前記換気開口を通して
外気を該室内に導入するための空気排出手段と、
を有していることを特徴とする。
このような飼育小屋を用いた場合、空気排出手
段が作動して室内から外部へ空気が排出され、そ
れによつて室内は負圧となる。通常飼育小屋内の
空気温度は常に外気温度よりも高い関係にあるか
ら、負圧によつて比較的低温の新鮮な外気が、天
井に備えられた換気開口を通つて重力の作用によ
り室内の垂直下方に向けて導入され、動物居住領
域の脇を通つて床に向かつて更に下方に流れる。
床に向かつて下方に流れる新鮮な外気は床によつ
て偏向され、側壁に向かつて流れ、その側壁によ
つて上向きに偏向される。一方、換気開口を通る
垂直線と少なくとも一方の側壁との間に置かれた
動物居住領域に収容されている動物は温血性であ
るため、その動物居住領域には上昇気流が発生し
ている。そのため、側壁によつて上向きに偏向さ
れた空気流はその上昇気流と協働して、渦を形成
し、こうして外部からの新鮮な外気は室内で局部
的に淀むことなく室内を流れる。
また、その他に、最近注目されているものとし
て特公昭62−9816号公報に開示されているような
養鶏用家屋の換気装置があり、この装置において
は家屋内に上下に複数層の左右ケージを間隙をあ
けて対称的に並設され、間隙の上方には空気吹出
口を下方に開口し、この空気吹出口を屋根裏に設
けた空気溜室内に連通させ、この空気溜室内には
送風機により外気を強制的に供給して、外気を空
気吹出口から下方に吹き出し、左右のケージに隙
間をあけて延設した餌樋を前方に傾斜させて空気
誘導板として、その空気誘導板により横方向に案
内させるようにしたものがある。
さらに、特開昭62−46143号公報に開示された
養鶏施設の空調システムは、養鶏ケージユニツト
を多数配置した中間位置の天井部に空調用空気吹
出口を設け、この吹出口からの空気が両側の養鶏
ケージユニツトに均等に供給されると共に、上方
のケージから下方のケージに至るまでほぼ満遍な
く供給できるようにしたものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、特公昭63−34374号公報に記載
の飼育小屋のように、負圧によつて室内に外気を
導入すると、室内と外部の温度差が大きい場合、
室内との温度格差によつて垂直下方に流れる外気
の流れが大きくなり、室内を温血動物に理想的な
温度に保持することが困難となることがある。
また、特公昭62−9816号公報および特開昭62−
46143号公報に開示されたものにおいては、養鶏
用ケージユニツトの間隙または中間位置の上方の
天井部に空気吹出口が設けられているものの、空
気は壁に設けた排気孔から室外に排出するように
なつており、空気吹出口の直ぐ下の動物に対する
影響および動物居住領域において生じる上昇気流
等については考慮されていないので、室内の円滑
な通風には問題があつた。
また、このような一部の問題に対処できる特公
昭63−34374号公報に記載の温血動物飼育小屋で
は、通常の気候条件においては適度な温度の通気
が行われるが、夏期の気候条件においては動物居
住区域へ通風される換気開口が室内の中央部にあ
るために側壁側の通風が十分でなく室内の温度が
上昇しやすかつた。そのために、給排気手段ある
いは換気開口の開閉のために必要以上の経費を必
要としていた。
本発明は、上記のような温血動物飼育小屋を改
良すべく、必要に応じて通風方向を変え室内の動
物居住区域の通風が十分に行われるようにした動
物用飼育小屋を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の動物飼育
小屋は、互いに離隔して向かい合つた2つの側壁
と、天井と、床とによつて画定された少なくとも
1つの細長い、実質上密閉された室と、前記室の
天井にその中央部の長手方向に沿つて互いに離隔
されて設けられた開閉されて給排気を調節可能な
複数個の一方の換気開口と、該一方の換気開口か
ら離隔した天井部分または側壁上部に前記室の長
手方向に沿つて複数個設けられ、前記側壁に沿つ
た通風を可能にするための開閉されて給排気を調
節可能な他方の換気開口と、前記天井、床および
側壁の近傍そして前記各換気開口の下方区域を除
く温血動物居住区域と、前記室の長手方向に沿つ
て前記天井に備えられた空気入出口と、前記各換
気開口の開閉および前記空気入出口を介して前記
温血動物居住区域への給排気を行う給排気手段
と、を包含することを特徴とするものである。
また、上記の温血動物飼育小屋において、温血
動物居住区域と天井および床との間には、この空
間の空気の流れを調節するための遮蔽体が設けら
れている。
(作用) 室内と外部の温度差が小さい通常の気候条件に
おいては、側壁近傍の天井に設けられた他方の換
気開口が閉じられており、給排気手段により空気
入出口において室内から外部への通風が開始され
ると、室内は負圧状態になり、通常飼育小屋内の
空気温度は常に外気温度よりも高い状態になるの
で、負圧によつて比較的低温の新鮮な外気が天井
に備えられた中央部の一方の換気開口を通つて重
力の作用により室内の垂直下方に向けて導入さ
れ、温血動物居住区域に沿つて床に向かつて流
れ、その間に一部は温血動物居住区域へも流れ
る。そして、床に達した新鮮な外気は、偏向され
て側壁に向かつて流れ、側壁によつて上向きに偏
向されて上昇する。そして、一方の換気開口の下
方区域と天井、床および側壁との間の温血動物居
住区域に収容された動物の体温によつて、上昇気
流が生じるために、側壁によつて偏向された空気
流は、その上昇気流と協働して渦を形成し、給排
気手段を介して排出口から外部に排出され、室内
で局部的に淀むことなく通風が行われる。
そして、夏季の気候条件においては、一方の換
気開口が閉じられ、この換気開口から離隔した天
井部分または側壁上部に設けられた他方の換気開
口が開かれて、給排気手段により空気入出口を通
して室内の空気が排気口を経て外部へ排出され、
室内が負圧状態になると、開かれた他方の換気開
口から新鮮な外気が導入され、上記のような通常
状態と同様に、空気は側壁に沿つて動物居住区域
との間を下方に流れる。下方に流れる空気は、一
部動物居住区域へと流入し、床に達すると偏向さ
れて換気開口の下方区域へ流れ、動物居住区域に
おいて生じた上昇気流と給排気手段へ導かれるよ
うに偏向した床からの空気流と協働して渦を形成
して、通常の状態と同様に新鮮な外気が室内を流
れ、比較的通気の悪い側壁近傍の通風がスムーズ
に行われ、適度な通気が得られる。
また、動物居住区域と天井との間には空気の流
れを調節する遮蔽体が設けられていれば、室内の
空気の温度に対して流入する空気の温度が低いよ
うな温度差が大きい場合には急激な流下が生じる
ことが多く、動物居住区域への流入が減り床に沿
つて流れが多くなる可能性があるが、その流れは
遮蔽体によつて遮断されるので、動物居住区域を
通過する空気が増やされる。天井との間にも遮蔽
体が設けられていれば、床近くの空気の流れが完
全に遮断されたとしても動物居住区域よりも流れ
易い天井近くに多量に空気が流れることもないの
で、動物居住区域への均一な流れが可能である。
(実施例) 以下、本発明の実施例について添付図面を参照
して詳細に説明する。
第1図に示されるように、本発明実施例による
温血動物用飼育小屋は、通常の基礎及び枠構造を
有する細長い建築物1で構成されており、その建
築物1は互いに離隔された関係をなして向かい合
つた2つの細長い、実質上空気を通さない側壁2
(一方の側壁は第1図では見えない)と、隆起部
3′を備えた傾斜した屋根3とを有しており、こ
れら側壁2及び屋根3は、断熱性を持つ板金製の
側壁材及び屋根材で作られている。建築物1の長
手方向一端壁53及び他端壁(図示せず)にはそ
れぞれドア4が備えられているが、窓は無い方が
好ましい。第2図及び第4図に示されているよう
に、向かい合つた2つの側壁2の間には長手方向
に延びている中央隔壁即ち第3の側壁5(以下、
単に側壁5と称す)が備えられ、これら3つの側
壁2及び5、天井6、及び床11によつて建築物
1の内部は2つの細長い、実質上密閉された室7
及び8が画定されている。側壁5及び天井6は側
壁2と同じ材料で作られている。そして、第5図
及び第6図に示されているごとく、各室7,8の
天井6にはその室の長手方向中心軸線に沿つて一
定間隔で互いに離隔された関係をなして一方の換
気開口26が備えられ、その一方の換気開口26
は第2図及び第3図に示されているごとく、建築
物1の長手方向に延びた細長い矩形状をしてい
る。
第3図に明瞭に示されているごとく、各室7,
8内において、一方の換気開口26の中心を通る
鉛直線と側壁2及び5との間にはそれぞれ温血動
物を収容するための動物居住領域51及び52が
向かい合つた状態をなして画定されている。図示
実施例の場合、各動物居住領域51,52には垂
直方向に隔置された複数段の檻9が側壁2及び5
との間に通風を可能とする空間を有するように支
持されている。これらの檻9は例えば鶏の糞が通
過できる網目の底部を備えた針金網構造のもので
ある。頂部の段を除く檻9のそれぞれの段は隣接
する側壁2及び5に向かつて外方且つ下方に傾斜
する連続した板金製の頂部9′を有し、糞が下方
の檻9内に入つてしまうのを阻止するようになつ
ている。各室7,8には向かい合つた動物居住領
域51及び52間に中央通路10が備えられ、そ
して各壁2,5と動物居住領域51及び52との
間にも通路12が備えられている。そして、その
中央通路10は床11の檻9の下方部分よりも隆
起している。
建築物1の各部分の寸法は種々広範囲に変える
ことができるが、図示された実施例の場合、各室
7,8の内側寸法は約79.3m(260フイート)×約
2.4m(8フイート)で、天井6の高さは床11か
ら約2.9m(9−1/2フイート)である。
図に示されていないが、建築物1の長手方向一
端壁53に隣接したところには、不透明なカーテ
ンまたは壁部によつて、室7及び8から分離され
た用役及び貯蔵室がある。側壁5の、建築物1の
長手方向他端壁に隣接した方の端部はその建築物
1の他端壁から内方に離隔されている。そして、
その側壁5の両端部において2つの室7及び8の
間は相互に連結されて換気が行われるようになつ
ている。
第2図および第4図に示されているごとく、各
室7,8の天井6の、屋根3の隆起部3′に対応
した部分には空気入出口60を形成する矩形枠1
6が備えられ、この空気入出口60は各室7,8
の長手方向中心軸線上に位置している。この矩形
枠16内には空気排出手段すなわち大容量のフア
ン15が取り付けられている。
また、第8図に示されている如く、天井6の、
換気開口26の両側に、建築物1の長手方向に延
在する空気排出口56が備えられていてもよい。
この空気排出口56は断面コの字型の樋状のもの
を室7,8側へ開口するように設けたものであ
り、空気排出口56内の空気が矩形枠16内へ連
通するように、矩形枠16へ接続されている。隆
起部3′は建築物1の長手方向に実質上均等に分
布している。図示実施例においては、隣り合つた
隆起部3′の中心間距離は約18.9m(62フイート)
であり、最も端に位置している隆起部3′と、檻
9を含む室7,8の隣接する端部との間の距離は
上記中心間距離の約半分である。各隆起部3′の
長さは約3.7m(12フイート)で、各隆起部3′の
一方の端部は他方の端部よりも約1.5m(5フイー
ト)だけ高い。隆起部3′は屋根裏部屋23(第
4図)に対し密封されていて排気空間19を形成
し、この排気空間19は建築物1の一側部の大き
い窓すなわち排気開口20を通つてのみ建築物1
の外部と連通している。檻9、中央通路10、換
気開口26、および空気排出口56は室7の長手
方向中心線を通る鉛直面に対して対称に配置され
ている。
また、第2図乃至第4図に示すように一方の換
気開口26とは別に他方の換気開口58が側壁2
および5の上方の天井6に、建築物1の長手方向
に延在して設けられ、一方の換気開口26と同様
にスライドドア59を備えて必要に応じて開閉さ
れるようになつている。
そして、天井6と動物居住区域51,52との
間および床11と動物居住区域51,52との間
にはそれぞれ遮蔽体である開閉ダンパー70,7
1および80,81が設けられて、それらの間を
流れる空気の遮断、調節を行うようにしてもよ
い。
各矩形枠16の頂部には軽量の断熱ドア17,
18が枢動可能に備えられている。これらのドア
17,18は通常閉じられていて下方の室7,8
を排気空間19に対して密封している。フアン1
5が作動されると、ドア17,18が送風によつ
て開かれるのである。第4図から理解されるよう
に、排気開口20から遠い方のフアン15の場
合、ドア17の開放はそのドア17の枢動端部と
隆起部3′との間に連結されているコード17′に
によつて2点鎖線で示すように制限されている。
排気開口20に隣接した方のフアン15の枠16
の内側には傾斜した偏向板18′が固定されてい
て、別のフアン15によつて吹き出される空気が
ドア18の開き動作に干渉するのを防止するよう
になつている。この偏向板18′はドア18の開
放を制限しており、従つてこのドア18の場合コ
ード17′のごときコードは不要である。
第2図に示されるように、日中の時間に暗さを
必要とする照明計画を阻害する恐れのあるよう
な、1つまたはそれ以上のフアン15が運転中に
排気開口20を通つて室7及び8内に入射する光
を最小限にするために、オクラホマ・マスコジー
のアクメ・エンジニアリング・アンド・マニユフ
アクチヤリング・コーポレーシヨンから入手でき
るパネルのような通常の光捕捉パネル21が用い
られている。このようなパネル21は蛇状の断面
の密接した間隔の直立ブラインド22を有し、ブ
ラインド22の間の空気の通過を不当に制限しな
いで光の入射を有効に制限するようになつてい
る。
第4図に最もよく示されているように、内部に
排気空間19を形成している隆起部3′の間の、
水平な天井6の上の屋根裏部屋23は、建築物1
の一側に沿う二重外壁の間に形成されている連続
した入口空気空間24によつて建築物1の外部と
連通している。最外方壁部すなわち偏向板25の
下端は地上から離隔されていて、屋根3に向かつ
て上方に延びている。代表的な実施例において
は、入口空気空間24は約61cm(2フイート)の
幅であり、屋根裏部屋23の高さは平均約61cm
(2フイート)である。
前述した通り、各室7,8の天井6には長手方
向に延びている幅の狭い一方の換気開口26が屋
根裏部屋23の下方の細長い天井6に沿つて一定
の間隔で互いに離隔されて設けられている。各換
気開口26の有効開度はスライドドア27を滑動
させることによつて調節され、第5図および第6
図に示されるように、このスライドドア27の両
側の長手方向縁部は天井6に支持された内方に突
出するリツプ28上に載置されている。代表的な
設備においては、換気開口26は幅が約33cm(13
インチ)で長さが約122cm(48インチ)であつて、
互いに約122cm(48インチ)の間隔を置かれ、す
なわち、できるだけ密接して配置されて、スライ
ドドア27が全開された状態で隣り合つた換気開
口26の邪魔をしないようになつている。
第3図及び第6図に最もよく示されているよう
に、1本の連続したケーブル29が天井6の近く
で、一方の室7を通つて長手方向に延びており、
その一方の室7のそれぞれのスライドドア27に
取り付けられ、次に建築物1の長手方向他端壁に
備えられたプーリ30のまわりを回り、他方の室
8を通つて戻され、そこでケーブル29はその他
方の室8のそれぞれのスライドドア27に固定さ
れている。建築物1の長手方向一端側53にてケ
ーブル29は別のプーリ31のまわりを回り、モ
ータ33によつて駆動されるスプロケツト32ま
で延びている。このモータ33は総てのスライド
ドア27を同時に滑動させて総ての換気開口26
の有効開度を同じ量だけ増減させるように作動す
る。
約−23.3℃(−10〓)乃至26.7℃(80〓)の間
の外気温度に対しては、フアン15及びスライド
ドア27の位置を制御するモータ33の作動は室
7及び8内に実質的に一定の温度を保つように相
互に関連されている。飼育されている卵を産む鶏
に対して産卵に適切な温度は約21.1℃(70〓)か
ら約26.7℃(80〓)の範囲である。それぞれのフ
アン15は第4図に34で概略的に示された温度
センサーを有しており、各温度センサー34は所
望の温度を僅かに越えた温度を感知した時にその
温度センサー34に対応したフアン15を作動さ
せ、予め定められた温度よりも僅かに低い温度を
感知した時にそのフアン15を停止させるように
なつている。代表的な実施例においては、このよ
うな温度センサー34は室7及び8内の温度を
26.7±0.22℃(80±0.4〓)に保つのに必要とされ
るようにフアン15を作動させる。各フアン15
は他のフアン15とは別個に独立して作動され
る。感知装置や1つまたはそれ以上のフアン15
に誤作動が生じて危険温度に達した時には、各室
7,8の中央に配置された温度センサー35がフ
アン15を作動させるようになつている。卵を産
む鶏の場合には、総てのフアン15を作動させる
緊急温度は35℃(95〓)である。
スライドドア27の開放はフアン15の作動と
互いに関連されて、所望の負圧、望ましくは外部
圧力よりも0.254mm乃至0.762mm(0.01乃至0.03イ
ンチ)水柱だけ低い負圧が室7及び8内に保たれ
るようになされている。このことを達成する1つ
の方法は第3図に概略的に示された差圧センサー
36を使用することであつて、この差圧センサー
36は一方の室8とその室8の上方の屋根裏部屋
23との間の圧力差を測定するようになつてい
る。このような差圧センサー36によりスライド
ドア27の開閉を行うようにモータ33を制御し
て圧力を所望の範囲内に保つている。代表的な実
施例においては、室7及び8内の圧力が屋根裏部
屋23の圧力よりも約0.254mm乃至0.762mm(0.01
インチ乃至0.03インチ)水柱の間の分だけ低い場
合には、モータ33は作動されず、スライドドア
27はその時の位置に保持される。その圧力差が
約0.254mm(0.01インチ)水柱よりも低い場合に
は、モータ33が作動されてスライドドア27を
閉じ始め、また、上記の圧力差が約0.762mm
(0.03インチ)水柱よりも大きい場合にはモータ
33が作動されてスライドドア27を開き始める
のである。図示の実施例においては、室7及び8
の両端間は相互に連結されて換気が行われるよう
になつているので、総てのスライドドア27が同
時に同じ量だけ動かされる。約137m(450フイー
ト)よりも大なる長さの室7,8の場合には、例
え多数の室7,8が共通の屋根裏部屋23を有
し、且つ共通の排気空間19を共有していても、
各室7,8内のスライドドア27は他の室7,8
内のスライドドア27とは別個に独立して作動さ
れ、それぞれの室が実質的に互いに密封されるよ
うになされなければならない。この場合、それぞ
れ別個の差圧センサー36をそれぞれの室に備え
ることが必要である。
スライドドア27が内外気の温度差が小さく全
開されるかまたは内外気の温度差が大きく部分的
に開放された時の空気の流れ形態が第3図および
第4図における室7における矢印によつて示され
ている。夏季以外の通常の気候条件の場合、他方
の換気開口58はスライドドア59により閉じら
れた状態にある。屋根裏部屋23の圧力よりも室
7及び8内の圧力を低く保つ利点は、新鮮な外気
が実質的に噴流として室7及び8に噴射され、こ
の空気の噴流が中央通路10のところで側壁2及
び5に向かつて偏向されるまで、その空気の噴流
は実質上直線的に下方に、向かい合つた動物居住
領域51及び52の間を流れることである。空気
の噴流は、少なくとも約30.5cm(1フイート)の
距離だけ床11から上方に離された最下段の檻9
の下を通過する。段の数が多い場合には、最下方
の段と床11との間の間隔を増加させる。空気の
流れが最下方の段の下を側壁2及び5に向かつて
強制的に流され、その後に檻9の後方の側壁2及
び5に沿つて上方に流れ、しかる後、檻9の上及
び檻9を通つて流過する。一方、動物居住領域5
1及び52に収容されている鶏は温血性であるの
で、その動物居住領域51及び52内には上昇気
流が発生している。従つて、側壁2及び5に沿つ
て上方に流れる空気はその上昇気流と協働して渦
を形成し、こうして室7及び8内に噴射された新
鮮な外気は室7及び8内の空気と乱流状態をなし
て充分に混合される。
側壁2及び5に沿つた概ね円形をなす空気の流
れ形態により、頂部9′及び床11に集まつた糞
は迅速に乾燥される。好ましい空気の流れ形態の
他の利点は、噴射される新鮮な空気の噴流が中央
通路10のところで急激に偏向される結果、塵埃
や静電粒子の大部分が空気中に浮遊されないで、
中央通路10上に集積させられることである。
より重要な設計上の考慮点の1つは、1つのフ
アン15だけが運転している時にスライドドア2
7がどの程度の量だけ開かれるかである。一方の
換気開口26の寸法、特にその換気開口26の
幅、及びスライドドア27が開かれる程度は、新
鮮な空気が所望の噴流として室7及び8内に流
れ、その噴流が実質上中央通路10に向かつて流
れるのに充分でなければならない。長さよりも数
倍小さく且つ向かい合つた段の間の最小間隔の約
半分よりも大きくない幅を有している。幅の狭
い、それぞれ別個の互いに離隔された複数の換気
開口26を設けることにより、例えばより多数の
そのような換気開口を設けてスライドドアを僅か
にしか開けないようにした場合に較べて、スライ
ドドア27は充分に開いて所望とされる円形空気
流形態が確実に得られる。多数の換気開口を設け
てスライドドアを僅かにしか開けないようにした
場合には、噴流が中央通路10に達する前に室7
及び8内の空気と混合して室7及び8の頂部のと
ころで消散されてしまう。一方の換気開口26の
与えられた寸法及び間隔に対しては、圧力差範囲
を調節して所望の空気流形態を得ることができ
る。室7及び8と屋根裏部屋23との間の圧力差
が小さ過ぎると、噴流は中央通路10に達する前
に消散してしまい、それに対し、圧力差が大きす
ぎると、望ましくない不均等な冷却が室7及び8
内に生じてしまう。
直立した入口空気空間24は空気を地面に近接
した位置から屋根裏部屋23内に誘導し、可能な
限り冷たい空気が室7及び8内に供給されるのを
確実にする。北半球においては建築物1は、入口
空気空間24を暗い北側に配置するように向きを
定めるのが好ましい。長い直立した入口空気空間
24は、スライドドア27が開いている時に室7
及び8の入射される光の量を制限している。入口
空気空間24及び排気開口20は建築物1の両側
に配置されていて、換気された古い室内空気が入
口空気空間24に循環して戻されるのを最小限に
している。
卵を産む鶏に対しては、フアン15の容量は、
総てのフアン15が運転している時に空気の循環
量が1分間に1羽当たり少なくとも0.142m3(5
立方フイート)となるよう選定されていて、暖か
い天候の時に充分な冷却を保証するようになつて
いる。理想的な室内温度を維持しようとする場合
には約−23.3℃(−10〓)以下の外気温に対して
は若干の補助的な加熱が必要であり、また、約
29.4℃(85〓)以上の外気温が続く場合には、若
干の補助的な冷却が必要である。第3図に示され
るように、補助的な冷却は偏向板25の下方の新
鮮な外気の入口のところに蒸発冷却パツド40を
配置することによつて行うことができる。
また、上記のような若干な冷却では補助しきれ
ないときには、例えば夏季のような気候条件で
は、一方の換気開口26がスライドドア27によ
り完全に閉じられ、他方の換気開口58がスライ
ドドア59により通常の気候条件の場合と同じよ
うに開閉を調整される。このような状態で、フア
ン15の作動により室7,8の空気が空気入出口
60を経て排気開口20をから排気される。これ
により。室7,8が負圧の状態になると、第3図
および第4図においては室8の矢印によつて示さ
れるように、他方の換気開口58から空気の噴流
が側壁2および5と動物居住区域51および52
との間を流れ、床11に達すると動物居住区域5
1および52と床11との間を中央通路10に向
かつて強制的に流され、その際、檻9の上および
檻9を通つて流過し、両動物居住区域51および
52間の中央通路10区域を上方に流れる。そし
て、動物居住区域51および52において生じた
上昇気流が床11に沿つて流れてきた中央通路1
0を上昇する空気と協働して渦を形成し、他方の
換気開口58を通つて室7,8内に噴射された新
鮮な外気が室内の空気と乱流状態をなして充分に
混合される。このような通気状態では一方の換気
開口26による通気状態と比較して、給排気手段
であるフアン15と同一列に位置する場合より通
気が円滑に行われ、夏季の気候条件でも充分に対
応することができる。
このような他方の換気開口58から空気が噴射
される場合、外気との温度差が大であると一気に
側壁2および5と動物居住区域51および52と
の間を流下することもあるので、動物居住区域5
1および52と天井6および床11との間に設け
られた開閉体であるダンパー70,71および8
0,81が第3図および第4図に示されるように
上記のような間を閉じるように作動させれば、例
えば急激に外気が流下したとしても、ダンパー7
0および80によつて一旦遮断され、動物居住区
域51および52へ流れず中央通路10へと流れ
ることはなくなる。そして、動物居住区域51お
よび52と床11との間の流れが押さえられるた
めに、天井6との間を流れる空気量が増えること
になるが、ダンパー71および81によつて遮断
されるので、充分な動物居住区域51および52
への空気の流れが得られる。勿論、室7,8の条
件に応じて各ダンパーの開閉を調節すれば、より
適した通気の調整が可能である。
本発明実施例による温血動物用飼育小屋は、第
7図に概略図示されているようなコンピユータ3
7による自動制御に適している。フアン15のた
めのそれぞれ別個の温度センサー34はコンピユ
ータ37に接続され、このコンピユータ37が各
フアン15付近の領域の温度を監視するようにな
つている。更に、コンピユータ37は圧力差を監
視し、それに従つてスライドドア27のモータ3
3を制御し、また、各室7,8の中央に取り付け
られた補助的な温度センサー35を用いることに
よつて温度に対する緊急状態を監視している。主
電源38に加えて、この主電源38の事故の場合
の補助用のすなわち緊急用の電源39を備えてお
くべきである。そのようにしておかないと、飼育
されている動物が高い密度で収容されていること
を考えれば、かなり短い時間の電力の供給停止が
生じてもかなりの損害が生ずる恐れがある。コン
ピユータ37は建築物1の照明並びにその他の総
ての自動装置を制御できるようになつている。
運転されるフアン15の数及び室7及び8と屋
根裏部屋23との間の所望の圧力差に応じて必要
とされるスライドドア27の位置を決定するため
の試験を、実際の制御システムではなくそれに代
わる代替の制御システムを用いて行うことができ
る。コンピユータ37は、第7図にて41で概略
図示されているようにスライドドア27の位置を
監視でき、また、フアン15の作動を関数として
スライドドア27を予め定められた位置に位置決
めするべくモータ33を作動させるようにプログ
ラムすることができる。例えば、図示された実施
例に概ね対応した実施例の試験により、1つのフ
アン15が運転される時にスライドドア27が約
50.8cm(20インチ)開き、他のフアン15が作動
されるにつれて次第に大きく、しかし実質的に一
定の距離づつ開くことが確認された。
上記のスライドドア27の制御は、他方の換気
開口58のスライドドア59の開閉においても同
様に行うことができる。
以上、本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はこれら実施例に限定されるべきでな
く、種々の変形及び修正を施すことが可能であ
る。例えば、室7及び8は2つであるとして説明
したけれども、その室は1つあるいは3つ以上で
あつてもよく、1つの室の場合は中央の側壁5は
必要でなく、また、3つ以上の室を設ける場合に
は中央の側壁5の数を増やせばよい。
また、室は実質上密閉されているとして説明し
たが、中央の側壁5の上方、檻9の上端よりも上
方に開口部を設けてもよい。
また、該開口部を設けた場合、空気排出口は中
央の側壁の上の天井に配置され両側の空の空気排
出口として共有してもよい。
また、一方の換気開口26は各室7,8の長手
方向中心軸線に沿つて互いに離隔された関係をな
して天井6に備えられているとして説明したけれ
ども、必ずしも長手方向中心軸線に沿つて互いに
離隔されている必要はなく、室7,8の長手方向
に沿つて例えば千鳥状をなして天井6に備えられ
ていてもよい。
また、他方の換気開口は、上記実施例では天井
に設けたが、各側壁の上部に設けてもよく、天井
の場合も含めて、側壁と動物居住区域との間に沿
つて空気が流れるようにフードを設けてもよい。
また、他方の換気開口には室内への空気の噴射
が不充分な場合に対応できるように、装風機のよ
うな補助手段を設けてもよい。
また、上記空気入出口については室内が負圧の
場合である空気出口としての説明のみをしたが、
勿論室内を正圧の状態にするために空気入口とし
て使用してもよく、その際には、各換気開口は空
気の流出口として機能する。
(効果) 本発明による温血動物用飼育小屋にあつては、
一方の換気開口の天井の中央部に長手方向に備え
られ、その換気開口を通る鉛直線と側壁との間に
動物居住領域を置いているので、換気開口を通つ
て重力の作用により室内の垂直下方に向けて導入
される比較的低温の新鮮な外気は直接その動物居
住領域に流過せず、その動物居住領域の脇を通つ
て床に向かつて流下する。そして、流下してくる
空気は床によつて偏向され、側壁へ向かつて流
れ、その側壁によつて更に偏向されて上方に流れ
る。一方、動物居住領域に収容されている動物は
温血性であるので、その動物居住領域には上昇気
流が発生しており、側壁により偏向されて上方へ
流れる空気はその上昇気流と協働して渦を形成
し、室内空気と混合される。こうして、室内に導
入された外気は室内で局部的に淀むことなく室内
を流れ、室内には一様な空気環境が得られる。そ
して、夏季の気象条件のもとでは、他方の換気開
口が天井の側壁近くに長手方向に設けられている
ので、一方の換気開口を閉じて他方の換気開口か
ら室内へ空気が噴射されるので、通気が円滑に行
われ、一方の換気開口からの空気の噴射に比べて
通気が充分に行われる。
また、このような他方の換気開口から側壁に沿
つた空気の噴射であると、急激な空気の流下が生
じることもあるが、遮蔽体によつて動物居住区域
と床および天井との間の通風が遮断または調整が
可能であるので、動物居住区域への通気を充分に
行うことができる。
また、上記のように空気入出口が、空気出口と
して作用して室内を負圧状態にした場合とは逆
に、空気入口として外気が室内に供給されて、室
内が正圧状態にされる場合には、天井の中央部の
一方の換気開口が閉じられると、室内に供給され
た空気は天井中央部を通り下方へ流下して、檻を
通りあるいは床、側壁に沿つて流れ、開かれた他
方の換気開口から流出して、上記と同様な効果を
奏する。
さらに、天井の中央部の一方の換気開口が開か
れて他方の換気開口が閉じられると、空気入出口
から室内に供給された空気は、室内が負圧状態で
ある場合の夏季の気象条件に対応するように、檻
を通つたり、側壁、床によつて変更された空気が
開かれた天井の中央部の一方の換気開口を通つて
室外へ流出されて循環が行われ、負圧状態と同様
な効果を奏する。
以上のような温血動物用飼育小屋であるので、
室内の動物の成育がどのような気象条件のもとで
も促進され、生産性を高めることができ、経済的
にも有利なものが得られるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による温血動物用飼育
小屋全体を示す概略斜視図、第2図は第1図に示
された飼育小屋の一部破断拡大斜視図、第3図は
第1図の3−3線に沿つた断面図、第4図は第1
図の4−4線に沿つた断面図、第5図は天井に設
けられた一方の換気開口を示す部分拡大断面図、
第6図はスライドドアを駆動するための機構を示
す概略図、第7図は第1図に示された飼育小屋に
用いられる制御システムのブロツク線図、第8図
は本発明の他の実施例による温血動物用飼育小屋
を示す、第2図と同様な断面図である。 2,5……側壁、6……天井、7,8……室、
9……檻、11……床、15……空気排出手段す
なわちフアン、26……一方の換気開口、51,
52……動物居住領域、58……他方の換気開
口、60……空気入出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに離隔して向かい合つた2つの側壁と、
    天井と、床とによつて画定された少なくとも1つ
    の細長い、実質上密閉された室と、 前記室の天井にその中央部の長手方向に沿つて
    互いに離隔されて設けられた開閉によつて給排気
    を調節可能な、複数個の一方の換気開口と、 該一方の換気開口から離隔した天井部分または
    側壁上部に前記室の長手方向に沿つて設けられた
    開閉によつて給排気を調節可能な複数個の他方の
    換気開口と、 前記天井、側壁および床の近傍として前記各換
    気開口の下方区域を除く区域であつて、複数段の
    檻が配置された温血動物居住区域と、 前記室の長手方向に沿つて前記天井に備えられ
    た空気入出口と、 前記各換気開口の開閉および前記空気入出口を
    介して前記温血動物居住区域への給排気を行う給
    排気手段と、 を包含することを特徴とする温血動物用飼育小
    屋。 2 互いに離隔して向かい合つた2つの側壁と、
    天井と、床とによつて画定された少なくとも1つ
    の細長い、実質上密閉された室と、 前記室の天井にその中央部の長手方向に沿つて
    互いに離隔されて設けられた開閉されて給排気を
    調節可能な複数個の一方の換気開口と、 該一方の換気開口から離隔した天井部分または
    側壁上部に前記室の長手方向に沿つて設けられた
    開閉されて給排気を調節可能な複数個の他方の換
    気開口と、 前記天井、側壁および床の近傍そして前記各換
    気開口の下方区域を除く区域であつて、複数段の
    檻が配置された温血動物居住区域と、 前記室の長手方向に沿つて前記天井に備えられ
    た空気入出口と、 前記各換気開口の開閉および前記空気入出口を
    介して前記温血動物居住区域への給排気を行う給
    排気手段と、 前記温血動物居住区域と天井および床との間の
    空間に、該空間の空気の流れを調節するために設
    けられた遮蔽体と、 を包含することを特徴とする動物用飼育小屋。
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