JPH06253700A - 鶏の飼育装置 - Google Patents
鶏の飼育装置Info
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- JPH06253700A JPH06253700A JP7108393A JP7108393A JPH06253700A JP H06253700 A JPH06253700 A JP H06253700A JP 7108393 A JP7108393 A JP 7108393A JP 7108393 A JP7108393 A JP 7108393A JP H06253700 A JPH06253700 A JP H06253700A
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- circulation
- damper
- air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1台のファンを、外気の吸入用と、室内空気
の循環用の両方の用途に使用して、設備コストを低減し
てヒヨコから親鳥まで飼育する。 【構成】 飼育装置は、排気側を飼育室9に連結する循
環ファン5を備える。循環ファン5の吸入側には、外気
を吸入する外気口6と、飼育室9の空気を吸入する循環
口15とに連結されている。循環口15は飼育室9に連
結されている。開閉手段は、外気口6の外気ダンパー1
6と、循環口15の循環ダンパー17とを備える。外気
ダンパー16が開かれて循環ダンパー17が閉じられる
と、循環ファン5によって外気が飼育室9に吸入され、
外気ダンパー16を閉じて循環ダンパー17が開かれる
と、循環ファン5が飼育室9内の空気を強制的に循環さ
れる。
の循環用の両方の用途に使用して、設備コストを低減し
てヒヨコから親鳥まで飼育する。 【構成】 飼育装置は、排気側を飼育室9に連結する循
環ファン5を備える。循環ファン5の吸入側には、外気
を吸入する外気口6と、飼育室9の空気を吸入する循環
口15とに連結されている。循環口15は飼育室9に連
結されている。開閉手段は、外気口6の外気ダンパー1
6と、循環口15の循環ダンパー17とを備える。外気
ダンパー16が開かれて循環ダンパー17が閉じられる
と、循環ファン5によって外気が飼育室9に吸入され、
外気ダンパー16を閉じて循環ダンパー17が開かれる
と、循環ファン5が飼育室9内の空気を強制的に循環さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鶏を飼育する装置に関
し、とくに、ヒヨコから親鳥までを好ましい環境で飼育
できる装置に関する。
し、とくに、ヒヨコから親鳥までを好ましい環境で飼育
できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】餌付け時に体重が約40gであったヒヨ
コは、出荷時には体重が約3000gとなり、約75倍
になる。したがって、ヒナが成長するにしたがって飼育
環境を変化させる必要がある。ヒナ餌付け時には、飼育
室を約30℃に加温して飼育する必要がある。ヒナの発
生熱量が少なく室温が低くなるからである。したがっ
て、この状態では、飼育室の空気はほとんど換気する必
要はない。ただ、飼育室の全体を適温に加温する必要が
ある。鶏が成長するにしたがって、発生する鶏の熱量が
増加し、鶏の発生熱によって室温が上昇するようにな
る。このため、鶏が大きくなると、加温する必要はなく
なる。ただ、鶏が成長するにしたがって、要求酸素量が
増加するので、換気量を多くする必要がある。しかだっ
て、ヒヨコを飼育するときには、外気の吸入量を少なく
して、室内空気の循環量を多くする。それは、空気の循
環量が少ないと、部分的に温度むらができるからであ
る。とくに、加温して循環空気量が少ないと、加温する
近傍の温度が局部的に高くなり、加温部分から離れたと
ころの温度が低くなる。鶏が生育すると、発生熱量が増
加して要求酸素量が増加するので、外気の吸入量を多く
する必要がある。吸入する外気は、鶏に充分な酸素を供
給すると共に、飼育室の温度上昇を制限して適温に温度
調整する。従来の鶏の飼育装置は、このことを実現する
ために、室内の空気を循環させるファンと、外気を吸入
するファンとを別々に設けている。
コは、出荷時には体重が約3000gとなり、約75倍
になる。したがって、ヒナが成長するにしたがって飼育
環境を変化させる必要がある。ヒナ餌付け時には、飼育
室を約30℃に加温して飼育する必要がある。ヒナの発
生熱量が少なく室温が低くなるからである。したがっ
て、この状態では、飼育室の空気はほとんど換気する必
要はない。ただ、飼育室の全体を適温に加温する必要が
ある。鶏が成長するにしたがって、発生する鶏の熱量が
増加し、鶏の発生熱によって室温が上昇するようにな
る。このため、鶏が大きくなると、加温する必要はなく
なる。ただ、鶏が成長するにしたがって、要求酸素量が
増加するので、換気量を多くする必要がある。しかだっ
て、ヒヨコを飼育するときには、外気の吸入量を少なく
して、室内空気の循環量を多くする。それは、空気の循
環量が少ないと、部分的に温度むらができるからであ
る。とくに、加温して循環空気量が少ないと、加温する
近傍の温度が局部的に高くなり、加温部分から離れたと
ころの温度が低くなる。鶏が生育すると、発生熱量が増
加して要求酸素量が増加するので、外気の吸入量を多く
する必要がある。吸入する外気は、鶏に充分な酸素を供
給すると共に、飼育室の温度上昇を制限して適温に温度
調整する。従来の鶏の飼育装置は、このことを実現する
ために、室内の空気を循環させるファンと、外気を吸入
するファンとを別々に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】室内空気の循環用と、
外気の吸入用に別々のファンを設けた飼育装置は、空気
を循環、換気する機構が複雑で設備コストが高くなる欠
点がある。とくに、従来の飼育装置は、多量の外気を吸
入するために、屋根に突出して屋外扇を取り付けてい
た。屋根の屋外扇は雨が漏れないように取り付けるの
で、設備コストが著しく高くなる欠点があった。さら
に、屋外用のファンでは室内空気を循環できず、循環用
に別のファンを必要とした。
外気の吸入用に別々のファンを設けた飼育装置は、空気
を循環、換気する機構が複雑で設備コストが高くなる欠
点がある。とくに、従来の飼育装置は、多量の外気を吸
入するために、屋根に突出して屋外扇を取り付けてい
た。屋根の屋外扇は雨が漏れないように取り付けるの
で、設備コストが著しく高くなる欠点があった。さら
に、屋外用のファンでは室内空気を循環できず、循環用
に別のファンを必要とした。
【0004】本発明はこの欠点を解決することを目的に
開発したもので、本発明の重要な目的は、1台のファン
を、外気の吸入用と、室内空気の循環用の両方の用途に
使用することによって、設備コストを低減してヒヨコか
ら親鳥まで飼育できる鶏の飼育装置を提供するにある。
開発したもので、本発明の重要な目的は、1台のファン
を、外気の吸入用と、室内空気の循環用の両方の用途に
使用することによって、設備コストを低減してヒヨコか
ら親鳥まで飼育できる鶏の飼育装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鶏の飼育装置
は、前述の目的を達成するために下記の構成を備える。 (a) 飼育装置は、鶏を飼育する飼育室9と、外気を
吸入し、また、室内空気を循環させる循環ファン5と、
この循環ファン5の吸入側に配設されて、外気の吸入状
態と室内空気の循環状態とを切り換える開閉手段を備え
る。 (b) 循環ファン5の吸入側は、外気を吸入する外気
口6と、飼育室9の空気を吸入する循環口15とが開口
されている。 (c) 外気口6は、飼育室9の外部に連結されてい
る。 (d) 循環口15は飼育室9に連結されている。 (e) 開閉手段は、外気口6を開閉する外気ダンパー
16と、循環口15を開閉する循環ダンパー17と、外
気ダンパー16と循環ダンパー17の片方を閉塞して他
方を開く駆動部材18とを備える。 (f) 外気ダンパー16を開いて循環ダンパー17を
閉じると、循環ファン5によって外気が飼育室9に吸入
され、外気ダンパー16を閉じて循環ダンパー17を開
くと、循環ファン5によって飼育室9内の空気が強制的
に循環される。駆動部材18は、外気ダンパー16と循
環ダンパー17の両方を駆動することもできるが、一方
を駆動することによって、他方を自動的に開閉すること
もできる。
は、前述の目的を達成するために下記の構成を備える。 (a) 飼育装置は、鶏を飼育する飼育室9と、外気を
吸入し、また、室内空気を循環させる循環ファン5と、
この循環ファン5の吸入側に配設されて、外気の吸入状
態と室内空気の循環状態とを切り換える開閉手段を備え
る。 (b) 循環ファン5の吸入側は、外気を吸入する外気
口6と、飼育室9の空気を吸入する循環口15とが開口
されている。 (c) 外気口6は、飼育室9の外部に連結されてい
る。 (d) 循環口15は飼育室9に連結されている。 (e) 開閉手段は、外気口6を開閉する外気ダンパー
16と、循環口15を開閉する循環ダンパー17と、外
気ダンパー16と循環ダンパー17の片方を閉塞して他
方を開く駆動部材18とを備える。 (f) 外気ダンパー16を開いて循環ダンパー17を
閉じると、循環ファン5によって外気が飼育室9に吸入
され、外気ダンパー16を閉じて循環ダンパー17を開
くと、循環ファン5によって飼育室9内の空気が強制的
に循環される。駆動部材18は、外気ダンパー16と循
環ダンパー17の両方を駆動することもできるが、一方
を駆動することによって、他方を自動的に開閉すること
もできる。
【0006】
【作用】本発明の鶏の飼育装置は、1台の循環ファン5
を、外気の吸入用と、室内空気の循環用とに併用する。
本発明の好ましい実施例を示す図1〜図3に示す飼育装
置は、下記のようにして鶏を飼育する。 駆動部材18が、外気ダンパー16を閉塞する状態 この状態で循環ファン5は、図2の矢印Aで示すよう
に、循環口15から飼育室9の空気を吸入して、飼育室
9に吹き出す。循環口15の循環ダンパー17は、循環
ファン5の吸入圧力で自動的に開かれる。したがって、
循環ファン5は、飼育室9の内部で空気を強制的に循環
させる。 駆動部材18が、外気ダンパー16を開く状態 図2の矢印Bで示すように、循環ファン5は外気口6か
ら外気を吸入し、吸入した空気を飼育室9に強制的に吹
き出す。循環ダンパー17は、循環ファン5の送風空気
によって循環口15を自動的に閉塞する。したがって、
この状態で、飼育室9には、循環ファン5によって多量
の空気が強制的に吸入されて、飼育室9の空気が強制的
に換気される。 駆動部材18が、外気ダンパー16を半開きとする
状態 循環ファン5は、多少の空気を外気口6から吸入する。
ただし、この状態では、吸入する空気量が少なく、循環
ダンパー17は、循環口15を完全には閉塞せず、循環
口15からも飼育室9の空気が吸入される。したがっ
て、循環ファン5は、外気と飼育室9内の空気とを混合
して飼育室9に吹き出す。この状態においては、外気ダ
ンパー16でもって外気口6の開度を調整して、外気の
吸入量を調整できる。
を、外気の吸入用と、室内空気の循環用とに併用する。
本発明の好ましい実施例を示す図1〜図3に示す飼育装
置は、下記のようにして鶏を飼育する。 駆動部材18が、外気ダンパー16を閉塞する状態 この状態で循環ファン5は、図2の矢印Aで示すよう
に、循環口15から飼育室9の空気を吸入して、飼育室
9に吹き出す。循環口15の循環ダンパー17は、循環
ファン5の吸入圧力で自動的に開かれる。したがって、
循環ファン5は、飼育室9の内部で空気を強制的に循環
させる。 駆動部材18が、外気ダンパー16を開く状態 図2の矢印Bで示すように、循環ファン5は外気口6か
ら外気を吸入し、吸入した空気を飼育室9に強制的に吹
き出す。循環ダンパー17は、循環ファン5の送風空気
によって循環口15を自動的に閉塞する。したがって、
この状態で、飼育室9には、循環ファン5によって多量
の空気が強制的に吸入されて、飼育室9の空気が強制的
に換気される。 駆動部材18が、外気ダンパー16を半開きとする
状態 循環ファン5は、多少の空気を外気口6から吸入する。
ただし、この状態では、吸入する空気量が少なく、循環
ダンパー17は、循環口15を完全には閉塞せず、循環
口15からも飼育室9の空気が吸入される。したがっ
て、循環ファン5は、外気と飼育室9内の空気とを混合
して飼育室9に吹き出す。この状態においては、外気ダ
ンパー16でもって外気口6の開度を調整して、外気の
吸入量を調整できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための鶏の飼育装置を例示するものであっ
て、本発明の鶏の飼育装置は、構成部品の種類、タイ
プ、材質、形状、構造、配置を下記のものに特定するも
のでない。本発明の飼育装置は、特許請求の範囲におい
て、種々の変更を加えることができる。
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための鶏の飼育装置を例示するものであっ
て、本発明の鶏の飼育装置は、構成部品の種類、タイ
プ、材質、形状、構造、配置を下記のものに特定するも
のでない。本発明の飼育装置は、特許請求の範囲におい
て、種々の変更を加えることができる。
【0008】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0009】図1および図4に示す飼育装置は、鶏舎の
内部に天井13を固定して、鶏の飼育室9と天井裏ダク
ト4とに区画している。天井裏ダクト4は、天井13と
屋根裏との間に設けられる。天井裏ダクト4は、屋外空
気の緩衝室の働きをする。すなわち、屋外の空気は、天
井裏ダクト4を介して飼育室9に流入される。天井裏ダ
クト4は、ここに外気を吸入するために、壁を貫通して
外気の吸気口3を開口している。吸気口3は、ここから
雨が侵入しないように、屋根の下に接近して配設してい
る。
内部に天井13を固定して、鶏の飼育室9と天井裏ダク
ト4とに区画している。天井裏ダクト4は、天井13と
屋根裏との間に設けられる。天井裏ダクト4は、屋外空
気の緩衝室の働きをする。すなわち、屋外の空気は、天
井裏ダクト4を介して飼育室9に流入される。天井裏ダ
クト4は、ここに外気を吸入するために、壁を貫通して
外気の吸気口3を開口している。吸気口3は、ここから
雨が侵入しないように、屋根の下に接近して配設してい
る。
【0010】飼育室9には、図1の断面図に示すよう
に、両側に2列の飼育ケージ10を設けている。飼育ケ
ージ10は、4段の飼育棚に区画している。飼育棚は、
図1に示すように、風を横に貫通して通過できる構造と
している。2列の飼育ケージ10の間には、陽圧となる
空気ダクト11Aを設けている。飼育ケージ10の両側
には陰圧となる空気対流ダクト11Bを設けている。
に、両側に2列の飼育ケージ10を設けている。飼育ケ
ージ10は、4段の飼育棚に区画している。飼育棚は、
図1に示すように、風を横に貫通して通過できる構造と
している。2列の飼育ケージ10の間には、陽圧となる
空気ダクト11Aを設けている。飼育ケージ10の両側
には陰圧となる空気対流ダクト11Bを設けている。
【0011】天井裏ダクト4から飼育室9に外気を流入
するために、天井13を貫通して、縦方向に所定の間隔
で複数の外気口6を開口している。外気口6は、吸気口
3と同じように、1m〜数mの間隔で開口される。外気
口6には循環ファン5を配設している。外気口6は、図
1に示すように、飼育ケージ10の間に設けられた空気
ダクト11Aの真上に位置して配設される。それは、天
井裏ダクト4から外気口6を通過して飼育室9に流入し
た空気を、飼育ケージ10の間の空気ダクト11Aに流
入させるからである。外気口6から空気ダクト11Aに
流入した外気は、空気ダクト11Aで室内空気と混合さ
れて飼育ケージ10に流入される。このため、外気と室
内空気との温度差が大きくとも、空気ダクト11Aで室
内空気と外気とを混合することによって、温度差を少な
くして飼育ケージ10に供給できる。
するために、天井13を貫通して、縦方向に所定の間隔
で複数の外気口6を開口している。外気口6は、吸気口
3と同じように、1m〜数mの間隔で開口される。外気
口6には循環ファン5を配設している。外気口6は、図
1に示すように、飼育ケージ10の間に設けられた空気
ダクト11Aの真上に位置して配設される。それは、天
井裏ダクト4から外気口6を通過して飼育室9に流入し
た空気を、飼育ケージ10の間の空気ダクト11Aに流
入させるからである。外気口6から空気ダクト11Aに
流入した外気は、空気ダクト11Aで室内空気と混合さ
れて飼育ケージ10に流入される。このため、外気と室
内空気との温度差が大きくとも、空気ダクト11Aで室
内空気と外気とを混合することによって、温度差を少な
くして飼育ケージ10に供給できる。
【0012】図1に示す飼育装置は、循環ファン5の吸
入側に開閉手段を備える。開閉手段は、外気口6を開閉
する外気ダンパー16と、循環口15を開閉する循環ダ
ンパー17と、外気ダンパー16と循環ダンパー17の
片方を閉塞して他方を開く駆動部材18とを備える。
入側に開閉手段を備える。開閉手段は、外気口6を開閉
する外気ダンパー16と、循環口15を開閉する循環ダ
ンパー17と、外気ダンパー16と循環ダンパー17の
片方を閉塞して他方を開く駆動部材18とを備える。
【0013】図2と図3とに示す循環ファン5は、天井
裏ダクト4の空気を外気口6から飼育室9に吸入すると
共に、飼育室9の内部で強制的に循環させる。これ等の
図に示す循環ファン5は、外気口6から吸入した空気を
下向きに吹き出すために垂直ダクト5Aを有する。垂直
ダクト5Aは、天井13の下面に垂直に固定される。こ
の循環ファン5は、垂直ダクト5Aでもって、上から吸
い込んだ空気を下方に加速して吹き出す。垂直ダクト5
Aの上端は、天井13に開口した外気口6に連結してい
る。また、垂直ダクト5Aは、側面を開口して循環口1
5とし、循環口15を介して飼育室9に連結されてい
る。
裏ダクト4の空気を外気口6から飼育室9に吸入すると
共に、飼育室9の内部で強制的に循環させる。これ等の
図に示す循環ファン5は、外気口6から吸入した空気を
下向きに吹き出すために垂直ダクト5Aを有する。垂直
ダクト5Aは、天井13の下面に垂直に固定される。こ
の循環ファン5は、垂直ダクト5Aでもって、上から吸
い込んだ空気を下方に加速して吹き出す。垂直ダクト5
Aの上端は、天井13に開口した外気口6に連結してい
る。また、垂直ダクト5Aは、側面を開口して循環口1
5とし、循環口15を介して飼育室9に連結されてい
る。
【0014】天井13を貫通して設けた外気口6の上面
には、外気口6を開閉する外気ダンパー16を配設して
いる。外気ダンパー16は板状で、外気口6の両側に配
設した溝に沿って摺動して、外気口6を開閉する。外気
ダンパー16は駆動部材18に連結され、駆動部材18
は吸気制御手段7に連結されて開閉状態が制御される。
外気ダンパー16を開いた状態で、循環ファン5が運転
されると、外気口6を通過して天井裏ダクト4の空気が
飼育室9に吸入される。外気ダンパー16を閉じた状態
で循環ファン5を運転すると、循環ファン5は飼育室9
の空気を強制的に対流させる。
には、外気口6を開閉する外気ダンパー16を配設して
いる。外気ダンパー16は板状で、外気口6の両側に配
設した溝に沿って摺動して、外気口6を開閉する。外気
ダンパー16は駆動部材18に連結され、駆動部材18
は吸気制御手段7に連結されて開閉状態が制御される。
外気ダンパー16を開いた状態で、循環ファン5が運転
されると、外気口6を通過して天井裏ダクト4の空気が
飼育室9に吸入される。外気ダンパー16を閉じた状態
で循環ファン5を運転すると、循環ファン5は飼育室9
の空気を強制的に対流させる。
【0015】垂直ダクト5Aは、ファンモーターを固定
し、上部に循環口15を開口している。循環口15に
は、ここを開閉する循環ダンパー17を設けている。循
環ダンパー17は、外気ダンパー16を閉じた状態で、
循環ファン5が運転されると循環口15を開き、外気ダ
ンパー16を開いた状態で循環ファン5を運転すると、
循環口15を閉じるようになっている。このように動作
するために、循環ダンパー17は、上端に回転軸を介し
て垂直ダクト5Aに連結し、下端を内側に折曲して、垂
直ダクト5Aを通過する風で、循環口15を閉塞する風
受部14としている。
し、上部に循環口15を開口している。循環口15に
は、ここを開閉する循環ダンパー17を設けている。循
環ダンパー17は、外気ダンパー16を閉じた状態で、
循環ファン5が運転されると循環口15を開き、外気ダ
ンパー16を開いた状態で循環ファン5を運転すると、
循環口15を閉じるようになっている。このように動作
するために、循環ダンパー17は、上端に回転軸を介し
て垂直ダクト5Aに連結し、下端を内側に折曲して、垂
直ダクト5Aを通過する風で、循環口15を閉塞する風
受部14としている。
【0016】この構造の循環ダンパー17は、外気ダン
パー16を開いて循環ファン5を運転すると、垂直ダク
ト5Aを通過する風が風受部14を押圧して、循環口1
5を閉塞する。外気ダンパー16を閉じて循環ファン5
を運転すると、ファンの吸入側が陰圧になって循環口1
5の循環ダンパー17が開かれ、飼育室9の空気を強制
的に対流させる。
パー16を開いて循環ファン5を運転すると、垂直ダク
ト5Aを通過する風が風受部14を押圧して、循環口1
5を閉塞する。外気ダンパー16を閉じて循環ファン5
を運転すると、ファンの吸入側が陰圧になって循環口1
5の循環ダンパー17が開かれ、飼育室9の空気を強制
的に対流させる。
【0017】この構造の循環ファン5は、ヒヨコを飼育
するときに外気ダンパー16を閉じて飼育室9の空気を
強制的に対流させる。ヒヨコは小さくて体重も軽いの
で、発生熱が少なく、要求酸素量も少ない。このため、
ヒヨコを飼育するときは、飼育室9に多量の外気を吸入
する必要がない。また、ヒナ餌付け時は、室温を約30
℃に加温するので、空気を強制的に対流させて全体を均
一な温度とする。ただ、夏期に飼育室9の温度が上昇す
ると、外気ダンパー16を開いて外気を吸入して室温を
適温に制御する。
するときに外気ダンパー16を閉じて飼育室9の空気を
強制的に対流させる。ヒヨコは小さくて体重も軽いの
で、発生熱が少なく、要求酸素量も少ない。このため、
ヒヨコを飼育するときは、飼育室9に多量の外気を吸入
する必要がない。また、ヒナ餌付け時は、室温を約30
℃に加温するので、空気を強制的に対流させて全体を均
一な温度とする。ただ、夏期に飼育室9の温度が上昇す
ると、外気ダンパー16を開いて外気を吸入して室温を
適温に制御する。
【0018】外気ダンパー16を閉じて循環ファン5を
運転する状態で、循環ファン5から下向きに吹き出され
た空気は、飼育室9の空気ダクト11Aを降下しなが
ら、飼育ケージ10を通過する。飼育ケージ10を通過
した空気は、空気対流ダクト11Bを上昇する。空気対
流ダクト11Bは、鶏舎と飼育ケージ10との間に設け
られた空間である。空気対流ダクト11Bを上昇する空
気は、飼育ケージ10の上に設けられた循環ダクト11
Cを通過して、循環ファン5に吸入される。このよう
に、循環ファン5で加速された空気は、空気ダクト11
A→飼育ケージ10→空気対流ダクト11B→循環ダク
ト11C→循環ファン5を通過しながら強制的に循環さ
れる。
運転する状態で、循環ファン5から下向きに吹き出され
た空気は、飼育室9の空気ダクト11Aを降下しなが
ら、飼育ケージ10を通過する。飼育ケージ10を通過
した空気は、空気対流ダクト11Bを上昇する。空気対
流ダクト11Bは、鶏舎と飼育ケージ10との間に設け
られた空間である。空気対流ダクト11Bを上昇する空
気は、飼育ケージ10の上に設けられた循環ダクト11
Cを通過して、循環ファン5に吸入される。このよう
に、循環ファン5で加速された空気は、空気ダクト11
A→飼育ケージ10→空気対流ダクト11B→循環ダク
ト11C→循環ファン5を通過しながら強制的に循環さ
れる。
【0019】ヒヨコが成長すると、要求酸素量が多く、
また、鶏の発生熱量も増加する。さらに、夏期になる飼
育室9の温度が上昇する。この状態になると、外気ダン
パー16を開いて循環ファン5を運転して、多量の外気
を吸入して飼育室9の温度を低下させる。外気ダンパー
16の開度は、飼育室9の温度を検出して制御される。
また、鶏の発生熱量も増加する。さらに、夏期になる飼
育室9の温度が上昇する。この状態になると、外気ダン
パー16を開いて循環ファン5を運転して、多量の外気
を吸入して飼育室9の温度を低下させる。外気ダンパー
16の開度は、飼育室9の温度を検出して制御される。
【0020】以上のように、外気ダンパー16を開閉し
て、循環ダンパー17を自動的に開閉するようにした装
置は、循環ダンパー17をモーター等で開閉する駆動機
構を必要としない。このため、循環ダンパー17の駆動
手段を極めて簡素化できる特長がある。ただ、図示しな
いが、外気ダンパー16と循環ダンパー17の両方をモ
ーター等で駆動して、強制的に開閉することも可能であ
るのは言うまでもない。
て、循環ダンパー17を自動的に開閉するようにした装
置は、循環ダンパー17をモーター等で開閉する駆動機
構を必要としない。このため、循環ダンパー17の駆動
手段を極めて簡素化できる特長がある。ただ、図示しな
いが、外気ダンパー16と循環ダンパー17の両方をモ
ーター等で駆動して、強制的に開閉することも可能であ
るのは言うまでもない。
【0021】外気ダンパー16を開いた状態で、循環フ
ァン5は、外気を強制的に飼育室9に吸入する。したが
って、この状態で飼育室9の一部を開口すると、内部の
空気を排気できる。しかしながら、飼育室9の空気を強
制的に排気することもできる。図1に示す飼育装置は、
細長い鶏舎1の両端部分に排気口2を開口している。図
5は図1に示す鶏舎1の側面図である。この図に示す鶏
舎1は、飼育室9の端面に位置する壁面を開口して排気
口2としている。排気口2には、上下各段に多数の強制
排気扇12を設けている。このように、排気口2に多数
の強制排気扇12を設けた鶏舎1は、運転する強制排気
扇12の数を調整して、換気量を調整することもでき
る。運転する強制排気扇12の台数を多くすると、換気
量は多くなり、運転する強制排気扇12の台数を少なく
すると、換気量は少なくなる。強制排気扇12は、運転
しない状態で閉じられるシャッター(図示せず)を備え
ている。夏期は換気量を多くして、冬期には換気量を少
なく調整する。冬期は、鶏が呼吸する必要酸素量のみ
で、通常は夏期の5分の1〜10分の1に調整する。
ァン5は、外気を強制的に飼育室9に吸入する。したが
って、この状態で飼育室9の一部を開口すると、内部の
空気を排気できる。しかしながら、飼育室9の空気を強
制的に排気することもできる。図1に示す飼育装置は、
細長い鶏舎1の両端部分に排気口2を開口している。図
5は図1に示す鶏舎1の側面図である。この図に示す鶏
舎1は、飼育室9の端面に位置する壁面を開口して排気
口2としている。排気口2には、上下各段に多数の強制
排気扇12を設けている。このように、排気口2に多数
の強制排気扇12を設けた鶏舎1は、運転する強制排気
扇12の数を調整して、換気量を調整することもでき
る。運転する強制排気扇12の台数を多くすると、換気
量は多くなり、運転する強制排気扇12の台数を少なく
すると、換気量は少なくなる。強制排気扇12は、運転
しない状態で閉じられるシャッター(図示せず)を備え
ている。夏期は換気量を多くして、冬期には換気量を少
なく調整する。冬期は、鶏が呼吸する必要酸素量のみ
で、通常は夏期の5分の1〜10分の1に調整する。
【0022】排気口2に設けた強制排気扇12の運転
は、吸気制御手段7に制御される。吸気制御手段7は、
鶏舎1内の複数点の温度を検出する複数の温度センサー
8を備える。温度センサー8は、各吸気口3の下方に位
置する飼育室9に配設される。温度センサー8は、飼育
室9の各点の温度が、設定温度よりも高いか低いかを検
出して出力信号を吸気制御手段7に入力する。
は、吸気制御手段7に制御される。吸気制御手段7は、
鶏舎1内の複数点の温度を検出する複数の温度センサー
8を備える。温度センサー8は、各吸気口3の下方に位
置する飼育室9に配設される。温度センサー8は、飼育
室9の各点の温度が、設定温度よりも高いか低いかを検
出して出力信号を吸気制御手段7に入力する。
【0023】吸気制御手段7は、温度センサー8の入力
信号を演算処理して、各循環ファン5の運転を制御す
る。温度センサー8から、設定温度よりも高い信号が吸
気制御手段7に入力されると、その温度センサー8の上
方に配設された循環ファン5が運転される。温度センサ
ー8が設定温度よりも低い信号を吸気制御手段7に入力
すると、その温度センサー8の下方に位置する循環ファ
ン5は運転されない。
信号を演算処理して、各循環ファン5の運転を制御す
る。温度センサー8から、設定温度よりも高い信号が吸
気制御手段7に入力されると、その温度センサー8の上
方に配設された循環ファン5が運転される。温度センサ
ー8が設定温度よりも低い信号を吸気制御手段7に入力
すると、その温度センサー8の下方に位置する循環ファ
ン5は運転されない。
【0024】この構造の換気手段を有する鶏の飼育装置
は、下記の状態で運転される。 例えば図1に示す飼育室9のA点の空気温度が、設
定温度より高くなったと仮定する。 A点の近傍に配設された温度センサー8は、設定温
度が高いことを示す信号を吸気制御手段7に入力する。 吸気制御手段7は、温度センサー8からの信号でA
点の上方にある循環ファン5の運転を開始する。このと
き、循環ファン5の外気ダンパー16は開いておく。 A点の上方の循環ファン5は、外気を、天井裏ダク
ト4を通過して、飼育室9に流入させる。 天井裏ダクト4に流入された外気は、天井裏ダクト
4でその近傍に拡散され、外気口6から飼育室9に流入
する。 飼育室9に流入した空気は、飼育室9の温度を低く
する。それは、外気が飼育室9の室内温度よりも低いか
らである。 循環ファン5が所定時間運転されて、飼育室9のA
点の温度が設定温度になると、温度センサー8は空気温
度が設定温度になったことを示す信号を出力する。 温度センサー8の出力信号は、吸気制御手段7に演
算され、吸気制御手段7はA点の上方にある循環ファン
5の運転を停止する。
は、下記の状態で運転される。 例えば図1に示す飼育室9のA点の空気温度が、設
定温度より高くなったと仮定する。 A点の近傍に配設された温度センサー8は、設定温
度が高いことを示す信号を吸気制御手段7に入力する。 吸気制御手段7は、温度センサー8からの信号でA
点の上方にある循環ファン5の運転を開始する。このと
き、循環ファン5の外気ダンパー16は開いておく。 A点の上方の循環ファン5は、外気を、天井裏ダク
ト4を通過して、飼育室9に流入させる。 天井裏ダクト4に流入された外気は、天井裏ダクト
4でその近傍に拡散され、外気口6から飼育室9に流入
する。 飼育室9に流入した空気は、飼育室9の温度を低く
する。それは、外気が飼育室9の室内温度よりも低いか
らである。 循環ファン5が所定時間運転されて、飼育室9のA
点の温度が設定温度になると、温度センサー8は空気温
度が設定温度になったことを示す信号を出力する。 温度センサー8の出力信号は、吸気制御手段7に演
算され、吸気制御手段7はA点の上方にある循環ファン
5の運転を停止する。
【0025】このように、多数の循環ファン5を備える
鶏の飼育装置は、飼育室9の各部分の空気温度を温度セ
ンサー8で検出し、空気温度が設定温度よりも高くなる
と、その近傍の循環ファン5を運転して、室内温度を低
下させる。飼育室9の温度が設定温度よりも低くなる
と、循環ファン5の運転は停止される。循環ファン5の
運転が停止されると、飼育室9の温度は次第に上昇す
る。ところで、循環ファン5が強制的に吸入する外気
は、直接には飼育室9に流入されず、天井裏ダクト4で
多少拡散された後、飼育室9に流入される。
鶏の飼育装置は、飼育室9の各部分の空気温度を温度セ
ンサー8で検出し、空気温度が設定温度よりも高くなる
と、その近傍の循環ファン5を運転して、室内温度を低
下させる。飼育室9の温度が設定温度よりも低くなる
と、循環ファン5の運転は停止される。循環ファン5の
運転が停止されると、飼育室9の温度は次第に上昇す
る。ところで、循環ファン5が強制的に吸入する外気
は、直接には飼育室9に流入されず、天井裏ダクト4で
多少拡散された後、飼育室9に流入される。
【0026】
【発明の効果】本発明の鶏の飼育装置は、循環ファンで
もって外気を吸入し、また、室内空気を強制的に循環さ
せることができる。このため、空気調和する機構を著し
く簡素化して設備コストを著しく低減できる特長があ
る。とくに、多数の鶏を飼育する大型の飼育装置は、空
気調和のために、多数のファンを必要とする。このた
め、1台のファンを、換気と循環の両方に利用できるこ
とは、全体のコストを著しく低減できることになる。さ
らに、循環ファンを換気と循環の両方に使用して、餌付
けヒナから親鳥まで好ましい環境で飼育できる特長があ
る。
もって外気を吸入し、また、室内空気を強制的に循環さ
せることができる。このため、空気調和する機構を著し
く簡素化して設備コストを著しく低減できる特長があ
る。とくに、多数の鶏を飼育する大型の飼育装置は、空
気調和のために、多数のファンを必要とする。このた
め、1台のファンを、換気と循環の両方に利用できるこ
とは、全体のコストを著しく低減できることになる。さ
らに、循環ファンを換気と循環の両方に使用して、餌付
けヒナから親鳥まで好ましい環境で飼育できる特長があ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す鶏舎の垂直縦断面図
【図2】循環ファンの一例を示す断面図
【図3】図2に示す循環ファンの断面図
【図4】図1に示す飼育装置の縦断面図
【図5】図1に示す飼育装置の側面図
1……鶏舎 2……排気口 3……吸気口 4……天井裏ダ
クト 5……循環ファン 5A……垂直ダク
ト 6……外気口 7……吸気制御手段 8……温度セン
サー 9……飼育室 10……飼育ケー
ジ 11A…空気ダクト 11B…空気対
流ダクト 11C…循環ダクト 12……強制排気扇 13……天井 14……風受部 15……循環口 16……外気ダ
ンパー 17……循環ダンパー 18……駆動部
材
クト 5……循環ファン 5A……垂直ダク
ト 6……外気口 7……吸気制御手段 8……温度セン
サー 9……飼育室 10……飼育ケー
ジ 11A…空気ダクト 11B…空気対
流ダクト 11C…循環ダクト 12……強制排気扇 13……天井 14……風受部 15……循環口 16……外気ダ
ンパー 17……循環ダンパー 18……駆動部
材
Claims (1)
- 【請求項1】 下記の構成を有する鶏の飼育装置。 (a) 飼育装置は、鶏を飼育する飼育室(9)と、排気
側を飼育室(9)に連結する循環ファン(5)と、循環ファン
(5)の吸入側に配設された開閉手段とを備える。 (b) 循環ファン(5)の吸入側には、外気を吸入する
外気口(6)と、飼育室(9)の空気を吸入する循環口(15)と
が開口されている。 (c) 外気口(6)は、飼育室(9)の外部に連結されてい
る。 (d) 循環口(15)は飼育室(9)に連結されている。 (e) 開閉手段は、外気口(6)を開閉する外気ダンパ
ー(16)と、循環口(15)を開閉する循環ダンパー(17)と、
外気ダンパー(16)と循環ダンパー(17)の片方を閉塞して
他方を開く駆動部材(18)とを備える。 (f) 外気ダンパー(16)が開かれて循環ダンパー(17)
が閉じられると、循環ファン(5)によって外気が飼育室
(9)に吸入され、外気ダンパー(16)を閉じて循環ダンパ
ー(17)が開かれると循環ファン(5)が飼育室(9)内の空気
を強制的に循環させる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108393A JPH06253700A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 鶏の飼育装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108393A JPH06253700A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 鶏の飼育装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253700A true JPH06253700A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13450284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7108393A Pending JPH06253700A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 鶏の飼育装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06253700A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004204744A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Aichi Electric Co Ltd | 送風装置の駆動制御装置 |
KR100916014B1 (ko) * | 2007-07-23 | 2009-09-11 | 황금찬 | 에어닥트를 이용한 축사용 배기창 |
KR100952823B1 (ko) * | 2007-10-16 | 2010-04-14 | 오병선 | 계사의 결로방지 입기장치 |
KR20180137739A (ko) * | 2017-06-19 | 2018-12-28 | 박지성 | 동식물의 생육 공간용 실내외 공기 분산 장치 |
KR102242466B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-04-19 | 이병대 | 비닐튜브를 이용한 송풍장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311736A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Shisetsu Nougiyou Shisutemu Se | Growing device for animal and plant |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP7108393A patent/JPH06253700A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311736A (en) * | 1976-07-19 | 1978-02-02 | Shisetsu Nougiyou Shisutemu Se | Growing device for animal and plant |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100916014B1 (ko) * | 2007-07-23 | 2009-09-11 | 황금찬 | 에어닥트를 이용한 축사용 배기창 |
KR100952823B1 (ko) * | 2007-10-16 | 2010-04-14 | 오병선 | 계사의 결로방지 입기장치 |
KR20180137739A (ko) * | 2017-06-19 | 2018-12-28 | 박지성 | 동식물의 생육 공간용 실내외 공기 분산 장치 |
KR102242466B1 (ko) * | 2020-08-27 | 2021-04-19 | 이병대 | 비닐튜브를 이용한 송풍장치 |
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