JP6081344B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載されるシートにおいて座圧の分布をより均一化して座り心地の向上を図るシートに関する。
パネルタイプのクッションフレームであるクッションパネルにクッション材としてウレタン発泡体などのクッションパッドを載置した乗物用シートが知られている。特許文献1には、クッションパッドの下面の凸形状に応じて下面を凸状に突出させたクッションパネルに複数の孔が設けられているものが開示されている。
実開昭61−199297号公報
特許文献1に開示された技術においては、クッションパネルに設けられた複数の孔は、単に重量軽減を目的とするものであり、積極的にその大きさや配置を変えて着座者が着座したときの座圧分布をコントロールする等の座り心地向上に纏わる工夫は織り込まれていなかった。したがって、着座者が着座したときの座圧分布は座骨位置にピークを有する不均一なものとなり座り心地がよくないという問題があった。
このような問題に鑑み本発明の課題は、クッションパネル上にクッションパッドを載置した乗物用シートにおいて、クッションパネルに設ける孔の位置や大きさを適正化することにより着座者が着座したときの座圧分布をより均一化したものにして座り心地の向上を図ることができる乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、クッション材がクッションパネルによって支持される乗物用シートであって、クッション材の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、クッション材上面において少なくとも座圧のピークが発生する2箇所の部位に対応するクッションパネルの2箇所の部位にそれぞれ面積が14〜77cm2の孔が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、クッション材がクッションパネルによって支持される乗物用シートにおいて、クッション材の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、クッション材上面において少なくとも座圧のピークが発生する2箇所の部位はAM50型ダミーの座骨位置を中心とした部分である。その2箇所に対応するクッションパネルの2箇所の部位に14〜77cm2の孔を設けることによってクッション材下面からクッションパネルに伝わる圧力を逃がしクッション材上面における座圧を下げることができる。これによって、座圧分布はより均一化され座り心地の向上が図れる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記クッションパネルの2箇所の部位のそれぞれの孔は、AM50型ダミーの座骨位置に対応する前記クッションパネルの位置を含む孔と、前後方向がAM50型ダミーの尾骨位置で、左右方向がAM50型ダミーの座骨位置とAM50型ダミーの前後方向中心線との二等分位置である点に対応する前記クッションパネルの位置を含む孔の2つに分かれていることを特徴とする。
第2発明によれば、第1発明の作用効果に加えてクッション材に着座者が膝をつくなどしてクッション材を介して局部的に過大な力がクッションパネルに加えられたとき、クッションパネルの2箇所の部位のそれぞれの孔が2つに分かれているので、孔内へのクッションパッドの進入が過大となることが防止され、クッションパッドに亀裂が入る等の不具合発生のおそれを低減できる。
本発明の第1実施形態の斜視図である。 図1のII−II矢視線断面図である。 図1のIII−III矢視線断面図である。 (A)が第1実施形態にかかるクッションパネルの斜視図である。(B)は、第1実施形態のクッションパネルを使用したときの座圧分布を示す図である。 (A)が比較例1にかかるクッションパネルの斜視図である。(B)は、比較例1のクッションパネルを使用したときの座圧分布を示す図である。 (A)が比較例2にかかるクッションパネルの斜視図である。(B)は、比較例2のクッションパネルを使用したときの座圧分布を示す図である。 (A)が第2実施形態にかかるクッションパネルの斜視図である。(B)は、第2実施形態のクッションパネルを使用したときの座圧分布を示す図である。
図1〜4は、本発明の第1実施形態を示す図である。第1実施形態は、3人掛け用の自動車用リアシートクッションの右側部分(以下、単にシートクッションという)に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印によりシートクッションをフロアに取り付けた時の自動車の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。また、AM50型乗員ダミーとは、米国法規に規定されている米国人成人男性50パーセントをカバーする乗員ダミーをいう。
図1〜3において、シートクッション10は、骨格となるクッションフレーム20と、その上に載置されクッション材の役割を果たすクッションパッド30と、クッションパッド30の表面を覆い外観を良好にするとともに磨耗等に対する耐久性を保持する役割を果たすクッションカバー40から構成される。クッションフレーム20は、図2および図3に示すように、前後方向に配されるサイドフレーム21とセンターフレーム22のそれぞれ前部同士を前部パイプ23で、後部同士を後部パイプ24で連結して略ロの字状に構成するとともに、前部パイプ23と後部パイプ24の間にクッションパネル25が橋渡し状に掛け渡されている。クッションパッド30は、ウレタン発泡体製のクッション材で、主として着座者の体重を支えるメイン部31とその左右のサイド部32を備える。メイン部31とサイド部32の境界には縦溝部33が設けられている。メイン部31にも主として意匠的な要請から左右方向の横溝部34が2本設けられている。クッションカバー40はファブリック、本革等のピースを縫い合わせて立体形状に形成したものでクッションパッド30の上に被せられてその周囲やクッションパッド30の縦溝部33や横溝部34に対応する部分をクッションフレーム20やクッションパッド30に固定して取り付けられている。クッションパッド30が特許請求の範囲記載の「クッション材」に相当する。
クッションフレーム20のサイドフレーム21は、概略上に開口部があるコの字状一定断面の鉄製部材で、立ち壁部21aの上端部はコの字の内側に折り曲げられてクッションパッド30のサイド部32を支持するサイド支持部21bが形成されている。センターフレーム22も、概略上に開口部があるコの字状一定断面の鉄製部材で、立ち壁部22aの上端部はコの字の外側に折り曲げられてクッションパッド30のサイド部32を支持するサイド支持部22bが形成されている。前部パイプ23と後部パイプ24はいずれも円形断面の鉄製のパイプであり、サイドフレーム21とセンターフレーム22に対して溶接で組み付けられている。
図2、図3、図4(A)に示すように、クッションパネル25は、上から見て概略長方形の鉄製パネル状の部材で、前後方向の断面がわずかに「く」の字形状をしている。クッションパネル25は、長辺が前後方向に沿い、短辺が左右方向に沿うよう配置される。前後方向の中央部には平坦部25aが形成されその両サイドには上方向に凸状のリブ部25bが全長にわたって設けられている。この2本のリブ部25bによってクッションパネル25の剛性が保たれる。前端部25cは前部パイプ23上に載置されて固定され、後端部25dは後部パイプ24上に載置されて固定されている。クッションパネル25の上にはクッションパッド30のメイン部31が載置され、着座者の体重を支える。クッションパッド30のメイン部31上にAM50型ダミーをクッションカバー40を介して着座させたとき、AM50型ダミーの座骨の当たる位置を各図中で座骨位置Bとして示す。平坦部25aの後部には直径50mmの孔が10個あけられている。この孔の配置は次のように決められている。まず、座骨位置Bの直下に当たる平坦部25aの位置の2箇所に孔501、孔503を設定する。孔501、孔503の中心を結ぶ線は、クッションパネル25の外形短辺である後端部25dの外形線と平行である。孔501、孔503の中心を結んだ線の中点を中心とする孔502を、孔501、孔503の間に設定する。次に孔501、孔502、孔503中心を結ぶ線より75mm後の線に対して、孔501、孔502の中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔511と、孔502、孔503の中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔512を配置する。最後にここで決められた孔501、孔502、孔503、孔511、孔512の配置をそのまま150mm前方に平行移動して孔531、孔532、孔533、孔521、孔522の位置を決定する。ここで、孔511と孔512は、AM50型ダミーを着座させたとき、前後方向が尾骨位置で、左右方向が座骨位置とAM50型ダミーの前後方向中心線との二等分位置である点の直下に当たる平坦部25aの位置である2箇所に当たる。孔501と孔511および孔503と孔512が、特許請求の範囲記載の「孔」に相当する。
以上のように構成される第1実施形態は、以下のような作用効果を奏する。
図4(A)に示す第1実施形態にかかるクッションパネル25の上にクッションパッド30を載置し、その上をクッションカバー40で覆った状態でAM50型ダミーを着座させたときの座圧分布を図4(B)に示す。また、図5(A)に示す比較例1のクッションパネル251の上にクッションパッド30を載置し、その上をクッションカバー40で覆った状態でAM50型ダミーを着座させたときの座圧分布を図5(B)に示す。また、図6(A)に示す比較例2のクッションパネル252の上にクッションパッド30を載置し、その上をクッションカバー40で覆った状態でAM50型ダミーを着座させたときの座圧分布を図6(B)に示す。
ここで、比較例1のクッションパネル251と第1実施形態にかかるクッションパネル25の違いは、比較例1のクッションパネル251には第1実施形態にかかるクッションパネル25の平坦部25aに相当する部分である平坦部251aには孔が1つも設けられていないことである。また、比較例2のクッションパネル252と第1実施形態にかかるクッションパネル25の違いは、比較例2のクッションパネル252には第1実施形態にかかるクッションパネル25の平坦部25aに相当する部分である平坦部252aには、2つの座骨位置B直下に当たる点を含む形で長方形の孔601が1つだけ設けられていることである。この孔601は長辺が約130mm、短辺が約80mmの大きさを有する。
図4(B)において、第1実施態様の座圧分布を示す図に、相当するクッションパネル25の平坦部25aに設けられた10個の孔位置を重ねて示している。ここで座圧が100g/cm2を超える部分(100g/cm2の等圧線Hで囲まれる部分)の面積は約25cm2となっている。図5(B)においては、比較例1の座圧分布を示す図のみが示されている。比較例1のクッションパネル251には孔が1つも設けられていないからである。ここで座圧が100g/cm2を超える部分(100g/cm2の等圧線Hで囲まれる部分)の面積は約288cm2と大きくなっている。図6(B)において、比較例2の座圧分布を示す図に、相当するクッションパネル252の平坦部252aに設けられた1つの長方形の孔601の位置を重ねて示している。ここで座圧が100g/cm2を超える部分(100g/cm2の等圧線Hで囲まれる部分)の面積は約167cm2と比較例1よりは小さいが、本実施態様よりは大きくなっている。図4(B)、図5(B)、図6(B)を比べると、座骨位置近傍の座圧が100g/cm2を超える部分の面積が比較例1の図5(B)において約288cm2、比較例2の図6(B)において約167cm2あったものが本実施形態の図4(B)では25cm2になっている。
第1実施形態と比較例1との比較においては、比較例1のクッションパネル251にAM50型ダミーを着座させたとき、座骨位置近傍には孔がないためクッションパッド30の下面からAM50型ダミーから加えられる圧力が逃がされることがないのに対し、第1実施形態のクッションパネル25においては該当する位置に孔501、孔503、孔511、孔512が配置されているのでその部分においてクッションパッド30の下面がそれらの孔に侵入することによりAM50型ダミーから加えられる圧力が逃がされることになる。ここで、孔501、孔503、孔511、孔512以外の孔502、孔531、孔532、孔533、孔521、孔522は、AM50型ダミーを標準着座姿勢に着座させたときの座圧の低減には寄与しないが、AM50型ダミーが前方位置に移動したとき(着座者が疲労等により着座位置を変えた場合を想定した。)は座圧の低減に寄与する。また、クッションパネルの重量低減にも寄与する。
第1実施形態と比較例2との比較においては、比較例2のクッションパネル252にAM50型ダミーを着座させたとき、2つの座骨位置B直下に当たる点を含む形で長方形の孔601が1つだけ設けられているため、その部分においてクッションパッド30の下面が大きく進入してAM50型ダミーから加えられる圧力が逃がされるのであるが、進入部分がハンモック状となることにより座圧が100g/cm2を超える部分Hが顕著には減少しないものと解される。
次に、第1実施形態の10個の孔の径が直径50mm以外にどのような数値を採り得るかを確認するために10個の孔の径を30mmから70mmまで10mmきざみに変化させて直径30mmの変形例1、直径40mmの変形例2、直径60mmの変形例3、直径70mmの変形例4のクッションパネルを作成して同様に座圧が100g/cm2を超える部分Hがどのように変化するかを調べた。その結果、変形例1、変形例2、変形例3、変形例4とも座圧が100g/cm2を超える部分Hの面積は直径が50mmの場合とほぼ同じく25cm2程度であることが確認された。しかし、変形例3と変形例4については、クッションパッド30上に膝をついたときのように局部的に強い圧力を加えたときに孔内へのクッションパッド30の進入が過大となり、クションパッド30に亀裂が入る等の不具合発生のおそれが懸念された。
以上から、第1実施形態のクッションパッド30の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、クッションパッド30の上面において,AM50型ダミーの座骨位置Bを中心とした部分に対応するクッションパネル25の2箇所の部位にそれぞれ直径30mmから70mmの孔を2つずつ、すなわち14〜77cm2の孔を設けることによってクッション材下面からクッションパネル25に伝わる圧力を逃がしクッションパッド30上面における座圧を下げることができる。これによって、座圧分布はより均一化され座り心地の向上が図れる。
図7(A)は、本発明の第2実施形態を示す図である。第2実施形態の第1実施形態との違いは、クッションパネル25Aとクッションパネル25との違いにある。第2実施形態のクッションパネル25Aは、上から見て概略長方形の鉄製パネル状の部材で、前後方向の断面がわずかに「く」の字形状をしている。クッションパネル25Aは、長辺が、その中央部分25fAがセンター方向にくびれた形状をして前後方向に沿い、短辺が左右方向に沿うよう配置される。前後方向の中央部には平坦部25aAが設けられ、その両サイドには上方向に凸状のリブ部25bAが全長にわたって設けられ、そのセンター部分には上方向に凸状のリブ部25eAが前端から後方に向かって中央やや後方部分まで設けられている。この2本のリブ部25bAとセンター部分のリブ部25eAによってクッションパネル25の剛性が保たれる。平坦部25aAの後部には直径50mmの孔が9個あけられている。この孔の配置は次のように決められている。まず、座骨位置Bの直下に当たる平坦部25aAの位置の2箇所に孔501A、孔503Aを設定する。孔501A、孔503Aの中心を結ぶ線は、クッションパネル25Aの外形短辺である後端部25dAの外形線と平行である。孔501A、孔503Aの中心を結んだ線の中点を中心とする孔502Aを、孔501A、孔503Aの間に設定する。孔501A、孔503Aは、両サイドのリブ部25bAと干渉しないようにサイド部分が弦状に切りかかれた形状をしている。また、孔502Aは、前部がリブ部25eAの後端部と干渉しないように弦状に切りかかれた形状をしている。次に孔501A、孔502A、孔503A中心を結ぶ線より50mm後の線に対して、孔501A、孔502Aの中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔511Aと、孔502A、孔503Aの中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔512Aを配置する。次に孔501A、孔502A、孔503A中心を結ぶ線より50mm前の線に対して、孔501A、孔502Aの中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔521Aと、孔502A、孔503Aの中心を結ぶ線の垂直二等分線が交わる点を中心とする孔522Aを配置する。最後にここで決められた孔521A、孔522Aの配置をそのまま60mm前方に平行移動して孔531A、孔532Aの位置を決定する。ここで、孔511Aと孔512Aは、AM50型ダミーを着座させたとき、前後方向が尾骨位置で、左右方向が座骨位置とAM50型ダミー中心線との二等分位置である点の直下に当たる平坦部25aAの位置である2箇所に当たる。孔501Aと孔511Aおよび孔503Aと512Aが、特許請求の範囲記載の「孔」に相当する。
以上のように構成される第2実施形態は、以下のような作用効果を奏する。
図7(A)に示す第2実施形態にかかるクッションパネル25Aの上にクッションパッド30を載置し、その上をクッションカバー40で覆った状態でAM50型ダミーを着座させたときの座圧分布を図7(B)に示す。図7(B)において、第2実施態様の座圧分布を示す図に、相当するクッションパネル25Aの平坦部25aAに設けられた9個の孔位置を重ねて示している。ここで座圧が100g/cm2を超える部分(100g/cm2の等圧線Hで囲まれる部分)の面積は約25cm2と第1実施形態とほぼ同じになっている。また、クッションパネル25Aにはその両サイドには上方向に凸状のリブ部25bAが全長にわたって設けられ、そのセンター部分には上方向に凸状のリブ部25eAが前端から後方に向かって中央やや後方部分まで設けられているのでパネルの剛性を十分確保することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記実施形態では、クッションパッド30上面において座圧のピークが発生する着座者の座骨位置を中心とした2箇所の部位に対応するクッションパネル25、25Aの2箇所の部位にそれぞれ直径50mmの円形の孔を2個ずつ設けたが、これに限らずだ円形や長方形、台形、多角形等面積が14〜77cm2の範囲にあれば適宜選択が可能である。
2.クッションパネル25、25Aにあけた孔の外周端部をクッションパッド30から離れる方向に向けて折り曲げ、クッションパッド30が孔に侵入するときに傷つけられないようにすることもできる。
3.上記実施形態では、本発明を自動車のリアシートに適用したが、フロントシートにも適用可能である。
4.上記実施形態では、クッション材としてウレタン発泡体を用いたがこれに限らず、化学繊維や天然繊維を用いた繊維弾性体等を利用してもよい。
5.上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
10 シートクッション
20 クッションフレーム
25,25A クッションパネル
30 クッションパッド(クッション材)
501,501A 孔
503,503A 孔
511,511A 孔
512,512A 孔
B 座骨位置


Claims (1)

  1. クッション材がクッションパネルによって支持される乗物用シートであって、クッション材の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、クッション材上面において少なくとも座圧のピークが発生する左右1箇所ずつの部位に対応する前記クッションパネルに、それぞれ、合計面積が14〜40cm 2 の同一径の2つの孔が設けられ、該2つの孔のうち1つは、前記クッション材の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、AM50型ダミーの座骨位置に対応する前記クッションパネルの位置を含む孔であり、前記2つの孔のうちもう1つは、前記クッション材の上面にAM50型ダミーを着座させたとき、前後位置がAM50型ダミーの尾骨位置で左右方向がAM50型ダミーの座骨位置とAM50型ダミーの前後方向中心線との二等分位置である点に対応する前記クッションパネルの位置を含む孔であることを特徴とする乗物用シート。






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