JP6080764B2 - 送り手側コンテンツ送信方法及び情報送信システム - Google Patents

送り手側コンテンツ送信方法及び情報送信システム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザに負担をかけないで情報、物を受け手に送ることができる方法に関する。
現在、インターネットの利用は、コンピュータや携帯電話器などの情報端末を利用した方法が主流である。ところが、コンピュータを用いた通信ができるのは、コンピュータが設置された場所に限定される。また、コンピュータを操作して通信を行うには、相応のアプリケーションを起動させる必要がある。
これは、本来コンピュータは、様々な用途に用いられることを前提にしているためである。コンピュータを用いてインターネットを利用するサービスは非常に有用であるが、情報を早くやり取りするメリットはあるものの、実は様々な制約をユーザに課している。
既存の情報端末を用いたサービスは、例えば、次のような制約をユーザに課している。
(PCによる商品の注文に対して)
現在、ユーザが複数の商品を比較検討しようと考えた場合、PC(パソコン)などでは表示する画面が限られているため、ほとんどの場合はユーザがコンテンツのホームページなどを印刷して商品を比較する。
そして、ユーザは印刷物に印字されている商品提供者のURLコードをキーボードを操作してPCに入力して、注文画面を受信し、この注文画面において、希望の商品コード、個数、住所情報、電話番号、氏名、メールアドレス等をキーボードを用いて入力して注文する。
或いは、ユーザは記載されているQRコード(登録商標)などをデジタルカメラ等で読み取るなどして商品提供者のサイトにアクセスする。
より具体的には、現在の方法では、企業にアクセスするためには、常に、アドレス情報が割り振られたハード(PC)を有し、このハードを用いて送り手から受け手へ送るコンテンツ情報に、受け手の住所や地域、電話番号、Eメールアドレスなどのあて先情報(受け手アドレス情報)をつけて、受け手へ配信する。
さらにそれを受けた受け手が、その商品に対して注文などの反応情報を返したい場合は、反応情報に別途、送り手の電話やFAXや住所などのあて先情報(送り手アドレス情報)をつけて、送り手へ送信している。どのような通信方法にも、コンテンツ情報や反応情報に加えて、アドレス情報が必須である。
また、FAXによって注文する手法もある。FAXによる注文も、相手の先のFAX番号を入力する必要がある。
いずれにしてもPC、FAXによる注文には、送信先に対してユーザである消費者が手入力でアクセスしなければならない。
すなわち、ユーザは、様々な情報をデジタルデータとして入力する必要があるため、キータイプが難しい高齢者などにはインターネットでやり取りをすることは難しい。また、PCに入力する情報は個人情報であるので、インターネット上に個人情報が漏洩するなどの問題も出てくる。
一方、手紙、チラシ、ダイレクトメールなど、印刷媒体を用いた通信は、誰でも読み書きでき、どこでも見ることができ、表示できる空間もディスプレイと比較にならないほど大きい。
また、郵便におけるアドレスも、本来送られてくる情報を利用する人やその集団にヒモ付くものであるが、実際は、物理的に存在する土地や建物(つまりハード)の住所がアドレスであり、現在、郵便でもその送り先の土地の場所を入力しなければならない。
一方、テレビやラジオの情報は周波数情報をアドレスとして利用しているが、同時に音声情報はコンテンツとして届いている。
例えば、ラジオにおいて、宣伝或いはアンケートをユーザから得るためには、ラジオ局のアナウンサー等は、www.//http:・・・、或いはFAX番号等を流して、ユーザは、これをメモしてあらためてハード器機(PC、携帯電話機、FAX等)を操作して入力して送信しないといけない。
以下の文献にはこれらの課題を解決する技術が示されている。
(特許文献1)
パソコン操作が苦手な人にとっては、折込新聞、雑誌などでホームページのURLを知りえても、その情報にアクセスするのは困難であった。
これを解決するために、特許文献1は紙媒体やテレビ、ラジオに広告を掲載するスポンサーあるいは記事となる情報を提供する企業、団体、個人のURLに所定の記号を割り当て、広告を行なうとき、そのURLと共に所定の記号を表すバーコードを同時に表示する。
そして、広告を見て、そのサイトにアクセスしたいと思った利用者は、そのサイトに電話回線、CATV、ISDNで接続する。
そして、その広告に記載されたバーコードをリモコンを使って、あるいはスキャナーを使って入力して、そのサイトにアクセスして、そのサイトからホームページの提供を受ける。
また、URLと所定の記号列とを家電製品に対応づけて記憶して、記号例が選択されたときにそのURLのサイトにアクセスすることが開示されている。
(特許文献2)
従来、商品提供者が提供する商品を、新聞、雑誌、テレビジョン等の広告媒体のURLを用いてWEB上で目的の商品を探し出していた。
しかし、高齢者等にとっては、入力操作に負担がかかる。これを解決するために、特許文献2には、キーボード操作によらないでワンタッチで取引を可能とする商取引促進方法が開示されている。
まず、新聞、雑誌、カタログ等において、その商品に対応した2次元コードを印刷しておく。
そして、この2次元コードを情報機器によって読み取り、紹介するユーザのアドレス情報をキーボタンの操作で入力して、そのユーザに読み込んだ2次元コードのURLを送信する。このとき情報機器に記憶されている個人情報を付加して電子商取引サーバに送信する。
特開2000−259527号公報 特開2002−83232号公報
しかしながら、従来のインターネットの利用は、上記説明のように様々な制約をユーザに課している。
一方、ユーザに負担をかけないようにするために、特許文献1は、広告に記載されたバーコードをリモコンを使うか、あるいはバーコードリーダで読み取って、読み取った情報をコンピュータに解読させ、この解読データを使って、そのサイトにアクセスして、そのサイトからのホームページの提供を受ける。
また、URLと所定の記号列とを家電製品に対応づけて記憶して、記号例が選択されたときにそのURLのサイトにアクセスする。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、バーコードを読み込むか、あるいは記号列が選択されたときに、そのサイトのホームページの提供を受けるものであるから、以前としてキーボードを操作して目的の商品を探し出して、個人情報等を再度入力しなければならない。また、個人情報の入力が必要でないとしても、キーボードを操作して目的の商品を注文するための操作を行なわないといけない。
また、特許文献2は、新聞、雑誌、カタログ等において、その商品に対応した2次元バーコードを印刷しておく。
そして、この2次元コードを情報機器によって読み取り、紹介するユーザのアドレス情報をキーボタンの操作で入力して、そのユーザに読み込んだ2次元コードのURLを送信する。このとき情報機器に記憶されている個人情報を付加して電子商取引サーバに送信するものである。
すなわち、特許文献2においても、依然として情報機器を操作して相手のアドレスを入力しなければならない。
一方、ラジオ等における宣伝或いはアンケートにおいても、ハード器機(PC、携帯電話機、FAX等)を操作して入力して送信しないといけない。
さらに、手紙など、印刷媒体を用いた通信は、誰でも読み書きでき、どこでも見ることができ、表示できる空間もディスプレイと比較にならないほど大きいが郵便は送り先の宛名と自分の住所情報を記載しないといけない。FAXもあて先の番号を入力する必要がある。
すなわち、手紙、広告、FAX、インターネットによる注文は上記説明のように様々な制約をユーザに課している。
さらに、ユーザは、送り人からの情報を手紙、はがき、ダイレクトメールで受け取りたい、又は商品はA企業からの宅配で受け取りたいなどの要望がある場合には、事前にこれを伝えないといけない。
例えば、インターネットで注文した場合は、この受け取り方法を入力しないといけないのでさらに手間がかかる。
以上のように本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザに情報を提供した送り人に対して、ユーザに負担を与えないで容易にその送り先のアドレスにユーザ側が希望する情報を送信でき、かつユーザが希望する方法で受け取ることができる方法を得ることを目的とする。
本発明に係る情報通信システムは、送り手の装置と、通信ネットワークと、センターのサーバと、受け手の装置とからなり、前記送り手の装置からの送信情報を前記サーバが前記通信ネットワークを介して受信し、該サーバがこの送信情報に含まれている送り手側識別情報と予め記憶されているサーバ側顧客情報とに基づく受け手の装置に対して前記送信情報に含まれているコンテンツを前記通信ネットワークを介して送信する情報通信システムであって、
前記送り手の装置は、
前記送り手を識別する情報を前記送り手側識別情報とし、この送り手側識別情報と前記コンテンツとの組みを前記送信情報として前記サーバに送信する手段を備え、
前記サーバは、
第1の記憶手段と、
前記送り手側識別情報と、前記受け手を識別する受け手側識別情報と、前記受け手が決めた受け取り方法を識別する受け手側受取方法識別情報と、受け手側で受け取るデータの変換形式を識別する受け手側データ変換形式識別情報と、前記受け手の装置の識別情報とを含む情報を前記サーバ側顧客情報として記憶した第2の記憶手段と、
出力された前記コンテンツを、予め設定されている前記データの変換形式に変換する各種の変換ツールと、
出力されたコンテンツを、出力された前記受け手の装置の識別情報に、予め設定されている通信制御の形式で通信ネットワークに送信する各種の送信ツールとを備え、
さらに、
(A1).前記通信ネットワークを介して前記送信情報を受信し、該受信毎にこの送信情報を前記第1の記憶手段に記憶する手段と、
(A2).前記第1の記憶手段に記憶された前記送信情報を読み込み、この送信情報に組み込まれている前記送り手側識別情報を有する前記サーバ側顧客情報を前記第2の記憶手段から検索する手段と、
(A3).前記検索した前記サーバ側顧客情報に含まれている前記受け手側データ変換形式識別情報の形式に変換する前記変換ツールを起動し、前記読み込まれた送信情報に含まれているコンテンツをその変換ツールに出力する手段と、
(A4).前記検索したサーバ側顧客情報に含まれている前記受け手側受取方法識別情報で前記受け手の装置が受け取りができる送り方法の前記送信ツールを起動させて、前記変換ツールで変換されたデータ形式のコンテンツを前記検索したサーバ側顧客情報に含まれている前記受け手の装置の識別情報と共に、その送信ツールに出力する手段とを備えたことを要旨とする。
以上のように、本発明によれば、送り手側からはあて先、受け手先等の入力を行わなくても、受け手が希望する受け取り方法で送り手側から情報を受け取ることができている。
図1は、Tセンターの本方法の概要の一部を説明する説明図である。 図2は、本実施例1のチラシによる情報通信システムの概略構成図である。 図3は、Tコードラベルを説明する説明図である。 図4は、Tコードの概念を説明する説明図である。 図5は、Tセンターの詳細構成図である。 図6は、メモリ36、37、38のデータを説明する説明図である。 図7は、送付情報の説明図である。 図8は、本実施例1の動作を説明するシーケンス図である。 図9は、本実施例1の動作を説明するシーケンス図である。 図10は、Tコードラベルを貼り付けたチラシを説明する説明図である。 図11は、Tコードラベルを貼り付けたチラシを説明する説明図である。 図12は、実施の形態4の実施例の情報通信システムの概略構成図である。 図13は、Tセンターのサーバシステムの概略構成図である。 図14は、データベースサーバ34の各種メモリのデータを説明する説明図である。 図15は、放送局発信Tコードを説明する説明図である。 図16は、送り手送信情報、送付先情報を説明する説明図である。 図17は、実施例4の送り手端末の動作を説明するフローチャートである。 図18は、より具体的な通信システムの構成図(受け手側に応じた情報送り方法決定方法)である。 図19は、Tセンターのサーバ300の概略構成図である。 図20は、Tコードのデータを説明する説明図である。 図21は、Tナンバー付き顧客情報Jiの説明図である。 図22は、顧客情報を説明する説明図である。 図23は、TセンターのTナンバー付き顧客情報の説明図である。 図24は、全体の動作を説明するシーケンス図である。 図25は、全体の動作を説明するシーケンス図である。 図26は、全体の動作を説明するシーケンス図である。 図27は、全体の動作を説明するシーケンス図である。 図28は、全体の動作を説明するシーケンス図である。 図29は、受け手受け取方法定義情報の説明図である。 図30は、より具体的な実施例2の概略構成図である。 図31は、Tセンターのサーバ500の概略構成図である。 図32は、動作を説明するシーケンス図である。 図33は、動作を説明するシーケンス図である。 図34は、より具体的な実施例の概略構成図である。 図35は、Tセンターのサーバ800の概略構成図である。 図36は、送り方法Tナンバー情報を説明する説明図である。 図37は、グループ配信用の受け手受け取方法定義情報を説明する説明図である。 図38は、Tナンバー登録画面の一例を説明する説明図である。 図39は、Tナンバー登録画面の一例を説明する説明図である。
<実施の形態1の概要>
本実施の形態は、既存の情報端末を用いたサービスはユーザに様々な負担を課しているのを解決するためのものであり、異なる通信システム間での情報のやり取りを、各システムのハードのアドレスに縛られずに行う方法である。
すなわち、本方法は、ユーザに対して負担をかけないで、かつハードのアドレスに縛られずに、ある情報(コンテンツ情報)を、特定の個人など(以下、送り手と呼ぶこともある:以下定義は同様)から、特定の個人など(以下、受け手と呼ぶ)へ送付することを可能とする方法である。
一般に、情報のやり取りに必要な要件は、
(1) 送受信する情報(コンテンツ情報、反応情報(テストに対しての回答、問い合わせに対しての入力情報)等など)、
(2) 送り手アドレス情報、
(3) 受け手アドレス情報、
の3つである。
これに対して、本方法は、送り手アドレス情報、受け手アドレス情報を入力しなくとも、送り手又は及び受け手の要望に基づく送り方法(例えば、送り手が宅配でおくるか、郵便で送るか、Eメールで送るか、ファクスで送るかパソコンによるURLアクセスで受け取るか等:受け手が宅配で受け取るか、郵便で受け取るか、Eメールで受け取るか、ファクスで受け取るか、パソコンによるURLアクセスで受け取るか)で情報又は物を得るようにする。
つまり、本方法は、コンテンツ内(例えば画像のイメージデータ)に送り手又は及び受け手のアドレス情報を得ることができるTコードを含めることで送り手又は及び受け手(総称してユーザともいう)が何等アドレス情報を入力しなくともよい方法を意図している。
すなわち、アドレス情報(どこへ、どこから)とどのように送付するかに対応付けできる情報(Tコード)をコンテンツ情報に組み込み、それを解析センターであるTセンターで振り分けて、これを受け手にダイレクトに送信する。
また、本方法は、異なる通信システムをクロスして情報をやり取りする方法であり、全ての情報を一箇所に集中させ(Tセンター)、その情報をどこへどうやってどのように送るのかを解析して、ユーザにとって最適な通信システム(通信ルート)を選んで目的の場所へ直接送り届ける方法である。
既存の情報の伝達ルールや機器、アドレスは通信システムごとにばらばらであり、それをつなげることは非常に困難である。しかし、どの通信システムも、コンテンツ情報を、特定のアドレスルールによって送り出している点で共通している。
本方法は、その共通しているコンテンツ情報に、個々の通信システムのアドレスルールとは独立したアドレス情報を付加し、コンテンツ情報と一緒にアドレス情報を送受信する方法である。
それにより、既に構築されている通信システムの枠を超えて情報のやり取りを容易にする。この概要を図1に示した。
より詳細には、本方法は、各メディアが伝達するコンテンツの中にTコードを組み込んで(Tコードはコンテンツと別々でもかまわない:コンテンツとTコードとが関連づくような手法で送受信を行う)インターネット上のTセンター(サーバ)に送信して、Tセンターのサーバで、それぞれのメディア(紙、音声、デジタル)に共通する、アドレス情報(どこへ、どのように)をそれぞれのメディアの形式でコード化しておいて(Tコード情報と呼ぶ)、送信されてきたTコードを解析し、このTコードに対応するTコード情報が示すアドレスへ指定された方法でコンテンツを送付する方法である。
なお、Tコード情報には、送り手か受け手か仲介者であるのかなどを区別する情報と、送信手段を示す情報(通信システムの種類や変換のための言語など)、各送信手段に対応する送り先のアドレスなどを入れてもよい。
本方法は、どこから(誰から)、どこに(誰に)送る(送り方法)のかというアドレス情報に、どのようにという情報等(Tコード情報と呼ぶ:transmit 情報(送り方法(受け取り方法))等を加えたTコードを送り手側で紙媒体に含ませてもかまわないし、又はこのTコードを識別する数桁のTナンバー(ユニークコード)のみを有するTコードを用いている。
記Tナンバーは、数桁の番号とは限らず、メールアドレスやスキャナーのID、電話番号など、何でもよい。つまり、誰から送られてきているのかを識別できるコードとして、各ユーザの既存の通信システムで使っているアドレスをTナンバーとして扱い、それをキーとしてデータベースから正式なTナンバーとTコード情報を検索する方法もある。
このようなルールを標準とすることで、異なるリアルメディアをクロスした情報のやり取りを実現できる。
なお、Tセンター側で予め送り手からのTコードに含まれているTナンバーに対応させて送り方法(Tコード情報)を記憶している場合は、単にTナンバーをTコードとしてTセンターに送信し、TセンターでTナンバーにリンク付けされている送り方法(Tコード情報)を読み出す。
より具体的には、スキャナーで読み取るコンテンツ画像に、Tコード(Tナンバー)をQRコード(登録商標)にして印字しておき、それをTセンターへ送信する。TセンターでそのTコードに含まれるTナンバーをキーに実際のアドレス情報とTコード情報を検索し、Tコード情報の規格でそのデータをそのアドレスへ送信する。
例えば、画像データをプリンタに出力するならば、その画像データに、検索されたTコード情報(この場合なら,現在のプリンタドライバーで変換されるようなルールをつける、もしくは、情報そのものをプリンタで直接処理できる情報形式に変換し)に基づいてそのTコード情報が指定するアドレスへ送ればよい。
つまり、現在PCに記録しているドライバー情報をハードから切り離してやりとりできるわけである。ドライバーの変換情報までを紙媒体にQRコード(登録商標)として書き入れることは現実的ではないので、プリンタ出力をするような場合は、途中のTセンターでの情報の付加が必要になるはずである。これにより、PCを介さず、スキャナーデータをプリンタから出力することもできる。
前述の送り方法を送り手のコンテンツに含めることで、電子メールや郵便、FAXといった通信システムをユーザが選択できる。
現在の通信システムは、それぞれの通信システムのハードに割り当てられたアドレス情報(電話番号、住所など)を利用してやり取りを行なっており、「受け手」や「選択」という概念はない。情報のやり取りには、受け手のアドレスが必要となるが、現在の通信システムではそのアドレスは、全て通信システムのハードに対応している。
送り手と受け手は、現在は、ハードとハードのやり取りとなっており、実際は、人から人へという態をなしていない。つまり、人を想定するコードは想定されていない。それに対して本発明は、その仮想的な受け手、送り手という概念、さらにその組み合わせ、さらにそれらとコンテンツを送る方法(送り方法)の組み合わせに対してID(個人のアドレス情報やその組み合わせに対応するTナンバー、それらにどこにどのようにというTコード情報を組み合わせたTコード:以下、TナンバーとTコードを含めTコードと呼ぶ)を割り振ることを提案する。
以下に実施の形態1の実施例を説明する。本実施例はチラシを用いてコンピュータに不慣れな方が商品を注文する例を説明する。
<実施例1の概要>
ハード固有のIPアドレスを使って、アドレス情報を指定する現在の方法では、アドレス情報を確実にハードの端末で入力する必要がある。そのために、キーボードなどのインターフェイスや、印刷されたQRコード(登録商標)でURLを再構成する機能が端末側に必要とされる。これが高齢者をはじめとして様々な人のインターネットの利用の障害となっている。
また、ホームページのURLが広告などに記載されていても、それを入力することが大変なため、有効に利用されていない。
本方法により、アドレス情報を、IPアドレスが割り振られた情報端末と独立させることができれば、情報端末に依存せず、デジタル化されたデータを、任意のアドレスへ送り届けることができる。その一つの例が、紙媒体にTコードをQRコード(登録商標)としてあらかじめ印刷したものや、Tコードを画像データファイルに含める方法である。
(紙媒体とインターネットの融合)
最も代表的な利用例として、企業等が配布する膨大な新聞チラシを取り上げる。チラシは、ディスプレイも必要なく、非常に多様で創造性が発揮できる媒体となっている。しかし、現在のチラシでは、送り手と受け手の双方向のやり取りは非常に限定的になる。
つまり、チラシに企業のホームページのURLなどのQRコード(登録商標)を印刷して携帯などでアクセスするしくみはあるが、アクセスするには、受け手に、IPアドレスを利用できるハードが必要となる。また、商品やサービスなどのコンテンツ情報が紙面として受け手に届いているにもかかわらず、そのコンテンツ情報に対する反応(注文など)は、インターネット上で行なう必要があり、かつそれぞれの入力フォームで個数などの反応情報を入力しなければならない。
そもそも、スーパのチラシやカタログが配られた時など、ある商品がほしいと思えば、その写真に丸をつけ、何個買いますから送ってください、と手書きして、その情報と受け手個人の住所などが企業に届けば、目的は達成されることは多い。
現在、その情報のやり取りは郵便やFAXなどの仕組みに頼っており、いずれにしても商品の送り手のアドレス情報(FAX番号や住所など)と受け手のアドレス情報(住所や電話番号など)をつけなければならない。
また、企業などがアンケートを実施する場合も、個人の受け手の反応さえ企業側に届けばよい場合(テレビやラジオでコメントをよせてもらう時なども)も、短時間で反応を集約するためには、PCなどのハードを用いるか、企業のFAX番号などのアドレス情報を入力する必要がある。
具体的な流れの一例を挙げると、まず、企業Eが、Tコードを印刷したチラシを広く配布する。そのチラシを見た個人Pは、そのチラシを見て必要とするサービスに手書きで住所と注文を書いたら、そのTコードを含むチラシの全部もしくは一部を、スキャナーや携帯電話のカメラ、デジタルカメラなどで画像データとし、さらにその画像を特定の交換システム(Tセンター)へ送信する。その画像データを受けたTセンターは、その画像に含まれているTコードを特定、解析し、その結果得られる受け手のメールアドレスなどへその画像を転送する。ここで個人は、企業のアドレスを入力する必要はなく、また、送信に利用する端末の持ち主である必要はない。また、スキャナーやデジタルカメラなどで、送信先のメールアドレスやサーバのIPアドレスを入力したり選択する必要はなく、単に、特定のIPアドレスにデータをアップする機能を持ったボタンなどだけ持てば、データを届けることができるため、通信機器が単純化できる。
<実施例1>
図2は本実施例1のチラシによる情報通信システムの概略構成図である。
本実施の形態1は、Aスーパが配付したチラシを見て情報通信端末に不慣れな親が遠方に子供にチラシの商品を送る例として説明する。
また、後述するTコードラベル1が貼り付けられたシート2又はTコードスタンプ3を事前にユーザにTセンターから送付している。
また、送り手がPC、携帯電話機等の情報端末については不慣れであるので、Tセンターの担当者は、予め送り手から、送り手の氏名、住所、電話番号、FAX番号並びに誰に送るか(自分が受手になる場合もある)、どのような方法で商品提供者の商品を送付してもらいたいかなどを聞き出して、Tコードラベル1を作成して、前述のようなTコードシールを送り人に事前に渡(何枚でもよい)しているとする。
例えば、Tコードラベル1には、Tナンバー(例えば数字列と記号とを含む12桁程度のコード)とTコードを識別するコード(例えばTCODE)とを組とした二次元バーコード(QRコード(登録商標))として印刷しているとする。Tナンバーはメールアドレスでもかまわない。
Tナンバーというのは、送り手と受け手を識別するためのコードであり、TセンターでこのTナンバーにリンク付けされている情報とTコードによって、送り手及び受け手のIPアドレスや送付先住所などのアドレス情報と、指定の送り方法等を解読できる。Tコード内でTナンバーと送り方法の両者を記載する必要は必ずしもなく、送り手と受け手に対応するTナンバーと送り方法の組み合わせに対応付けたナンバーを
Tコードとして書き込んでおいてもよい。
なお、Tセンターのサーバに登録されているTナンバーというのは、受け手側受け取り方法定義情報Jhiとも称し、Tナンバーと送り手側氏名(送り手顧客コードでもよい)と受け手氏名(受け手側顧客コード)と受け手受け取り方法(メール添付で受け取り、郵便で受け取り、プリンタ出力で受け取り等)となどからなる。
また、Aスーパからのチラシ5が新聞の折込でユーザ(パソコンに不慣れな方)に渡されているとする。このチラシ5には、AスーパのURLコード又はAスーパのホームページのアドレス及びチラシの番号を含むQRコード(登録商標)若しくはファクス番号が記載されているとする。本実施の形態ではQRコード(登録商標)でTコードが記載されているチラシとする。
図2に示すように、本実施の形態1の実施例1の情報通信システムは、ユーザ側に以下のものを備える。
(ユーザ側)
USB端子及び送信ボタン、読取開始ボタン等を備えたスキャナー10(カラーが望ましい)と、USB端子を備えてスキャナー10からのイメージデータを取り込んで、予め設定されているTセンターに送信する送信器11とを備える。
この送信器11(Nトランスファ:登録商標)に自局のIPアドレス及びTセンターのIPアドレス(URL)がメモリ(図示せず)に記憶されている。
前述のスキャナー10は、送信ボタンの押下で、読み込んだチラシのTコードラベル付(AスーパのURL、名前等とTナンバーと送り方法がQRコード(登録商標)で書き込まれている)のイメージデータを送信器11に送出する。
一方、送信器11は、スキャナー11からのチラシ1のイメージデータを受信して、このイメージデータに自局のIPアドレス及びTセンターのIPアドレス(URL)を付加して(以下ユーザからの送信情報Uiという)、通信ネットワーク15に送信する。
このユーザからの送信情報UiはTセンターに送信される。
(Tセンター)
一方、Tセンターは、図2に示すように、ユーザからの送信情報を記憶するメモリ21と、メモリ21に記憶されたTコード付きイメージデータのTコードラベル1のイメージデータを抽出して、そのTコード付きラベル内のTコードを解読するTコード解読部26とを備えている。
また、送付情報作成部27を備えている。この送付情報作成部27は、解読結果に基づいてユーザからの注文情報(送り手名、受け手名、送り方法、住所(受け手、送り手)、Tコード付きイメージデータ、AスーパのURL等)を作成する。なお、イメージデータにユーザが送り手の住所や電話、氏名などの情報を入力している場合もあるため、受けて名などは空白の場合もある。
また、送信部28を備えている。送信部28は、注文情報(単に送付情報Jiともいう)を通信ネットワーク15を介して送信する。
次に、Tコードラベルについて図3を用いて説明する。
図3(a)に示すように、Tコードラベル1(1a、1b、・・・:大きさは縦横2cm、横が3cm、縦が2cm程度)の表面には、例えば住所と氏名と、送り方法(例えば宅配)と、Tナンバーとが記載されて、裏面に糊が塗布されてシートに多数貼り付けられている(このシートをTコードシート2という)。
また、このラベルには、ユーザが分りやすいように、送り手の住所と氏名と送り方法とを文字で記載している。但し、ユーザが誰に、どのような方法で送られるのかが分るようにするか(例えば、色を異ならせる)、又は分るのであれば、住所と氏名と送り方法とは印字していなくともよい。
そして、1シートのものは、遠くにいる子供用のTコードシートとし、他のものは友人用のTコードシートとする(2a、2b、・・・)、また自分用のシートなどとする。
これらのTコードシート2iは、事前にTセンターに連絡して、ユーザに配付されるのが好ましい。
例えば、送り手の住所、氏名、電話番号、FAX番号と、受け手の住所、氏名、電話番号、FAX番号、メールアドレス等、さらにはクレジットカード情報などを事前に連絡して送付させる(会員)。
また、Tコードラベル1には、図3(b)に示すように、入力欄を設けてあってもよい。これは、例えば、事前に送り方法をTセンターに登録しなくともよいようにするためであり、例えば4升の数字入力欄の場合は、1001は宅配、0022は郵便、3000は自宅届、4000は資料請求と事前に決めておく。このようにすると、数字の書き込みだけで送り方法を指摘できるので、送り手は、今月は宅配でとか、来月はEメールで手紙という具合に指定できる。
図4は数字入力欄を有しないTコードラベルのTコードを説明する説明図である。TコードはQRコード(登録商標)のような二次元バーコードでも、若しくは一次元バーコードでもかまわないが、図4に示すように、Ao、A、B、C、・・・の情報を有する場合に、AoはTナンバー、Cには送り方法(FAX、宅配、郵便、Eメール、自宅配達、・・・:T情報)を対応させている。送り方法を示すコードCは、C1が宅配のコード、C2がメールのコード、C3が郵便のコードであり、それに対応するアドレス情報が異なるスロットに表現される。
また、AoのTナンバーは、Tコードラベルに印刷されたTコードを識別するナンバーでもある。Tセンターに送り方法やアドレスが保持されていればTナンバーのみでよい。
また、これらのTコードのBはTコードであることを示すコードにしてもよい。
図5はTセンターの具体的な構成図である。Tセンターは図5に示すように、ルータ33と、Webサーバ35と、データベースサーバ34と、送信支援装置30等(コンピュータ本体部ともいう)を備えている。送信支援装置30は、表示部30a、キーボード30b、マウス30c等が接続されている。
データベースサーバ34は、メモリ36と、メモリ37、メモリ38等を備えている。
メモリ36は、図6(a)に示すように、QRコード(登録商標)に対応する数値列に、商品提供者の店名(Aスーパ)と、電話番号と、住所と、担当者名と、口座番号と、URLコード等を対応付けて記憶している。
また、メモリ37には、図6(b)に示すように、各送り手用のTナンバー(A氏用、B氏用、・・・)が記憶されている。
この送り手用のTナンバー(送り手Tナンバーともいう)は、送り手氏名と、住所と、電話番号と、FAX番号等を対応させて記憶している。
さらに、送り手Tナンバーに複数の受け手のTナンバー(受け手Tナンバーともいう)がリンクつけされている。受け手Tナンバーには、受け手名と、住所と、電話番号と、メールアドレスと、FAX番号等が対応付けられて記憶されている。
また、メモリ38には、図6(c)に示すように送り方法のコードC(C1、C2、・・・)に実際の送り方法が対応付けられている。例えばC1は宅配、C2はEメール、C3は郵便、・・・という具合に記憶されている。
すなわち、送り手が例えば、Tセンターから事前に送付されている遠くの子供のTコードラベルを選んで、チラシに貼り付けてスキャナーで読み込んだ場合は、メモリ37からこの送り手Tナンバーにリンクつけされている遠くの子供の受け手Tナンバーが検索されて、この受け手Tナンバーにリンク付けされている住所、氏名、メールアドレス等が抽出される。そして、その子供への送り方法が宅配(C1)の場合は、宅配で送付されるようにしている。
一方、送信支援装置30は、タイマー31と、受付コード生成部25と、Tコード解読部26と、QRコード(登録商標)解読部29と、送信部28、メモリ21、メモリ32等を備えている。
メモリ32には、図7に示す商品提供者への注文情報Jiが記憶される。
(動作説明)
上記のように構成された送信システムについて以下に動作を説明する。本実施例1においては、〇〇県にいる親が△県の子供に、Aスーパの商品を送付することを一例とする。
図8及び図9は本実施例1の動作を説明するシーケンス図である。
本実施例1では、送り手がPC、携帯電話機等の情報端末については不慣れであるので、Tセンターの担当者は、予め送り人から、送り人の氏名、住所、電話番号、FAX番号並びに誰に送るか(自分が受手になる場合もある)、どのような方法で商品提供者の商品を送付してもらいたいかなどを聞き出して、前述のようなTコードシールを作成して、その送り人に事前に渡(何枚でもよい)している(do)。
そして、Tセンターの担当者は、コンピュータを操作して聞き出したこれらの個人情報(受け手情報、送り手情報)をメモリ36、37に登録する(d1、d2、d3)。
また、Aスーパは、特売日のチラシをユーザ(送り手)に事前に折込チラシで送付しているとする(d5)。
そして、送り手はこのチラシ5を読み込んで、例えば図10に示すように希望の商品の欄に個数を書き込み(例えば、白抜きの〇数字)、遠くにいる子供用のTコードラベルをTコードラベル貼付欄5aに貼り付けると共に、サイン欄にサインを手書きで書き込む。このサインは画像データとして、必要に応じてカード会社に送られ、Tコードに対応付けられるクレジットカード番号などと照合し、決済することなどに利用できる。
このチラシ5には、Tコードラベル欄5aと、サイン欄5bとが設けられていると共に、AスーパのURL、発行番号、年月日等を示すQRコード(登録商標)とFAX番号が記載されている。
次に、送り手は、スキャナー10でこのチラシ5を読み込みさせ、送信ボタンの押下で、読み込んだチラシのTコードラベル付のイメージデータを送信器11に送出させ、送信器11は、スキャナー10からのチラシ5のイメージデータを受信して、このイメージデータに自局のIPアドレス及びTセンターのIPアドレスを付加して(ユーザからの送信情報という)、通信ネットワーク15に送信する(d10)。
このユーザからの送信情報Uiは、IPアドレスが解読されてTセンターに送信される。
一方、Tセンターは、ルータ33、webサーバ35によってユーザからの送信情報Uiを取り込んで送信支援装置30に出力する。
送信支援装置30は、送信情報Uiをメモリ21に保存して、Tコード解読部26がTコードラベルの領域を抽出し、このTコードラベルの二次元コードを数値列に変換してTコードを解読すると共に、QRコード(登録商標)解読部29がQRコード(登録商標)の領域を抽出し、このQRコード(登録商標)を数値列に変換して解読する(d13)。
つまり、データベース34の図示しないメモリには、Aスーパからの特売日のチラシの画像フォーマットが事前に送付されており、その画像フォーマットのTコードラベル領域及びQRコード(登録商標)の領域を示すチラシ上の座標を読み出して、送信情報UiのイメージデータのチラシのTコードラベル領域及びQRコード(登録商標)領域を抽出する。
前述のTコード解読部26の解読というのは、Tコード(図4参照)が何かを解読することである。例えばTコードラベルのTナンバー(Ao:送り手Tナンバーに対応する)、送り手コード(A)、送り方法(C)を解読する。
一方、受付コード発生部25は、送信情報Uiの受信に伴って、タイマー31の現在時刻ti(年月日、時、分、秒)を読込み、この現在時刻tiに基づく数桁の受付コードEi(ユニークコード)を生成し、この受付コードEiをメモリ21のイメージデータにリンク付けしてメモリ32に保存する(d14〜d16)。
そして、図2に示す送付先情報作成部27がTコード解読部26で解読されたTナンバー(Ao)を有するTコードをメモリ37から検索すると共に、解読されたQRコード(登録商標)に対応するQRコード(登録商標)の数値列をメモリ36から検索する(d18)。
次に、送付先情報作成部27が解読された送り方法(C)が何であるかをメモリ38を参照して判定する(図6(c)参照)(d19)。
次に、送付先情報作成部27は、図9に示すように、検索されたTコードの送り手Tナンバーにリンク付けされている受け手Tナンバーをメモリ37から引当てる(図6(b)参照)(d21)。
そして、判定した送り方法と、受け手Tナンバー及び送り手Tナンバーにリンク付けされている氏名、住所、電話番号などを読み込む(d22)。本実施の形態では、Cpは宅配である。なお、図3(b)に示すチェック入力欄付きのTコードラベルの場合は、OCR機能でこのチェック入力欄のパターンを解読して、宅配、郵便か等をメモリ38から判定して、これを送り方法Cpとする。
なお、送り方法に、宅配の他にEメールとされている場合は、受け手Tナンバーにリンク付けされているEメールアドレスをCpに付加してもよい。このようにすると、送り手から受け手に宅配がなされることをメールで事前に知らせることが可能となる。
次に、検索した送り手Tナンバーにリンク付けされている送り手の氏名、住所、TEL、・・・と、受け手Tナンバーにリンク付けされている受け手氏名、住所、TEL、・・・とをメモリ32のイメージデータにリンク付けする(d23)。
次に、判定した送り方法Cp(宅配)をメモリ32のイメージデータにリンク付けして
送信部28を起動させる(d24)。
送信部28は、メモリ32のイメージデータと、Cpと、受け手氏名、住所、TEL・・と、送り手の氏名、住所、TEL、・・・とをAスーパのURLコードで送信する(d25、d26)。すなわち、Aスーパには、図11に示すようなイメージデータが自動的に送付される。つまり、Tセンターで送り手Tナンバーに受け手Tナンバーをリンクつけして記憶しているので、送り手は毎回受け手の識別用のTコードをつける必要はない。
Aスーパの担当者は、受信したこれらのイメージデータを見て、所定の宅配会社から指定の商品を受け手(遠くの子供)に配達させる(d28、d29)。
従って、送り人であるユーザが子供にスーパAの商品を届けたい場合に、特売日の1週間前に配られたチラシの商品欄に直接、個数を書き込んで、このチラシをスキャナーで読み込ませて送信ボタンを押すだけで、△県の子供に商品が届くようになる。つまり、ユーザには情報端末になれていなくとも何等わずらわしいことがない。
なお、上記説明ではAスーパのチラシの商品を宅配で送るとして説明したが、例えば商品提供者が保険、証券、銀行、教育企業等の場合に、広告に資料請求の有無を記載してその広告をユーザに送付し、かつ送り方法が郵便のTコードラベル(受け手が企業名、送り手がユーザ)を入れて送付した場合は、このTコードラベルを資料請求の申し込み用紙に貼り付けて上記のスキャナーで読み込んでTセンターに送信すると、Tセンターは、その企業に対して、スキャナーからのイメージデータを送信する。
これによって、企業は、送り方法が郵便と記載していることを知るので、ユーザに対して資料を郵便で送付できる。
また、通信機能を持たないデジタルカメラも、写真データ(画像)内にTコード画像を挿入したり、別枠に付加する機能を持たせるだけで、特定のTセンターに画像データを送信する機能を持った通信端末に接続し、画像データをアップすれば、指定したアドレスに特定の方法でその画像データを送信することが可能である。
つまり、本方法は、送り手は、受け手の通信システムに対応したアドレス(どこへの情報やどのように)を意識せず、特定のID(Tナンバー)などをコンテンツに記録するだけで(あらかじめそのIDが記録されていれば送り手は何も記録する必要もない)、受け手の、特定の通信システムに対応した特定のアドレス(誰に対応)へ、特定の形態(どのように対応)でデータを届けることが可能となる。例えば、盲目の受け手に対して、あらかじめTナンバーを割り当て、その通信システムとして携帯電話番号を登録し、さらに情報の変換ルール(どのように送るかに対応)として、送られてきた画像ファイルのテキストを読み上げ、それを音声情報として変換するルールを指定しておけば、例えば、聾の送り手が、紙に書いた手紙に、盲目の受け手の人のTナンバーを記録したTコードを付し、Tセンターへ送信すると、Tセンターから直接、盲目の受け手の携帯電話へ音声ファイルの音声をとどけることが可能になる。
さらにまた、匿名でサービスを受けたいと考える個人がいた場合は、サービスの送り手の企業へ、受け手(個人)用Tコードが画像データとして送信された後、企業からその商品を、受け手用Tコードをつけて配送センターもしくはTセンターへ配送し、商品の送付依頼とTコードを企業がTセンターへ送り、それを受け手センターが配送センターに個人のTコードと住所の対応データベースを配信し、それを照合して商品に住所をつけて配送することで、企業には個人の住所などの情報が届かずに個人が商品やサービスを受けることが可能になる。
また、上記の交換機システムを利用したもう少し簡便なサービス(URL配信サービスと呼ぶ)もある。近年は、どの企業もインターネット上にホームページを開設し、そのURLを広告などで個人に示して、アクセスを促している。
しかし、一度訪れたホームページは情報端末にURLを記録すれば以後は容易にアクセスできるようになるが、最初のアクセスは常に、URLの端末への入力が必要である。現在、QRコード(登録商標)などで携帯からのアクセスは容易になっているが、端末に読み取りセンサーが必要であり、またそのホームページは多くの場合、読み取りセンサーを備える携帯電話用にアレンジされており、PCなどで閲覧するためには、そのURLを自分で転送する必要がある。
ここで、Tセンターで処理する、受け手(個人など)用のTコード側に、個人の携帯メールのアドレスとPC用のアドレスが区別されて記録され、なおかつ送り手(企業など)用のTコードにPCと携帯ごとのURLが用意されていれば、それぞれに振り分けてもしくは両者にURLを配信することも可能である。
(実施の形態2)
Tコードを利用したサービスは多様なものが想定でき、サービスごとに利用する情報のカテゴリーも異なる(URL配信サービスの例であれば、受け手携帯用Eメール、受け手PC用Eメール、企業携帯用URL、企業PC用URLなど)。
前述したクレジット会社への画像データの配信サービスや、アンケート調査を請負うサービスなど様々なサービスが想定でき、そこで利用する情報のカテゴリー(Tコード属性と呼ぶ)は異なる。それを全てサービスごとに個別にTコード内に含める方法もあるが、今後様々なサービスが出てくる。そのために、各サービスで利用する情報の区別(Tコード属性と呼ぶ)を別途定義し、さらにどの属性を利用するサービスであるのかを指定するID(サービスカテゴリーID)をTコード内に含めれば、それを受信したTセンターで、そのサービスカテゴリーIDに対応するTコード属性の情報に限定して、送り手、受け手の両者へ情報を送る仕組みを用意することができる。
個人が自分の住所情報は企業に転送したくない場合に、それを企業側に配信しないようにするサービスの区別などが必要となってくる。個人が特定できない情報のみを含む受け手用Tコードと、特定されるような情報を含む受け手用Tコードをユーザが用意することもできるが、その区別をTセンターで保証することもできる(セキュリティ保証の仕組み)。
つまり、企業側Tコードの近辺に、Tセンターの認証(ロゴなど)を入れ、そこに個人情報の取り扱いのレベルを示すシンボルや説明(QRコード(登録商標))の表示を企業側に課す。例えば、数字の1はメールアドレスとニックネームのような匿名情報のみ、2は氏名や電話番号など個人が特定される情報も含めるなどとし、それをTコードの近辺に印刷し、ユーザがどのレベルまで個人情報を扱うのかをTセンターが保証する方法である。
厳密には、取り扱い方法を示すQRコード(登録商標)を用意し、実際にTセンターで、企業側のTコードに記載されているセキュリティーレベル属性と一致しているのかを確認する必要もある。
Tコードに含める情報には、例えば、次のような属性(カッコ内は入る情報の例)がある。なお、これらの情報は、コンテンツそのものに含めず別の添付情報として付加して送ってもよい(相応のルールが必要であるのはもちろんである)。
Tコードであることを示す属性情報(有効期限や企業やサービスの組み合わせによって変えられるいくつかのキー)の例は以下の通りである。
メッセンジャー属性(送り手、受け手、仲介者の区別など)、
アドレス属性(Eメール、ftp、郵便、FAX、電話、Tナンバー、氏名などの区別)、
アドレス内容(それぞれの属性に対応するEメールアドレスや番号や実際の氏名)、
サービスカテゴリー属性(サービスカテゴリーID)、
サービス属性(サービスID:どのサービスで利用するか)、
セキュリティ属性(匿名、実名などの個人情報のレベル)、
帳票ID(OCRやOMR処理の照合に使う帳票ID)、
変換属性(データの変換を行うかどうか)、
変換方法属性(データの変換をどのような形式で行うか)、
変換ツール属性(データの変換を行うアプリケーションなどの指定)。
なお、Tセンターに、Tナンバーに対応させて、アドレス属性(Eメール、ftp、郵便、FAX、電話、Tナンバー、氏名などの区別)、アドレス内容(それぞれの属性に対応するEメールアドレスや番号や実際の氏名)、サービスカテゴリー属性(サービスカテゴリーID)、サービス属性(サービスID:どのサービスで利用するか)、セキュリティ属性(匿名、実名などの個人情報のレベル)、帳票ID(OCRやOMR処理の照合に使う帳票ID)変換属性(データの変換を行うかどうか)、変換方法属性(データの変換をどのような形式で行うか)、変換ツール属性(データの変換を行うアプリケーションなどの指定)、を対応させて記憶させている場合は、送り手からのTコードは、Tコードであることを示す属性情報(有効期限や企業やサービスの組み合わせによって変えられるいくつかのキー)と、メッセンジャー属性(送り手、受け手、仲介者の区別など:Tナンバー)とにする。
サービスカテゴリーIDごとにセキュリティ属性を登録し、それをデータベースとして用意すれば、セキュリティ属性などは不要になるなど、属性間の関係性を定義しておくことで、出力するアドレス情報の種類を様々に制御することができる。また、将来個々のデジカメやスキャナーやプリンタにIPアドレスが割り振られた場合は、例えば、送られてきた画像データをあるプリンタの機種で出力するための変換ルールを登録しておき、それを適用し、指定されたプリンタのアドレスへその情報をそのまま届けることで、スキャナーで画像化された情報を個人のパソコンを介さず、プリンタで出力できるようにもなる。
なお、Tコードは、受け手と送り手ごとに異なるQRコード(登録商標)などを用意することもあれば、一つのQRコード(登録商標)に両者のTコード情報を含めることもある。例えば、ある企業がある個人にカタログを送付する際に、その個人の住所等の情報が既に登録されてIDが割りふられていた場合、カタログなどのダイレクトメールに、その個人の識別番号をTナンバーとして含み、またその企業のメールアドレスなどを受け手アドレスとして、Tコードに両方を印字したものを配布することも可能である(それぞれ送り手Tコードと受けてTコードを区別する2種類のTコードを印刷してもよい)。
つまり、企業側が、個人を受け手とするアドレス情報を把握しIDを割り振っていれば、その個人のIDを、Tコード内にあらかじめバリアブル印字し、それをその個人に郵送などすることができる。つまり、Tコード内に記録するTナンバーと同様の機能を果たす番号(アドレス情報に対応付けされる番号:広くTナンバーと呼ぶ)をアドレス情報としてTコード内に記録しておけば、その解析を企業で実施することで、必ずしもTセンター内にTナンバーとアドレス情報を対応付けるデータベースをおいておく必要はない。
<実施の形態3>
また、その受け手はメール、FAX、郵送なのかを受け手が事前にTセンターに登録しておけば、送り手が知る必要もなく、個人に対応するID(Tナンバー)だけ送り手は知っていればよいことになる。
具体的な流れの一例を挙げると、まず、企業Eが、Tコードを印刷したチラシを広く配布する(この場合のTコードは企業EのURL若しくはTナンバー)。そのチラシを見た個人Pは、そのチラシを見て必要とするサービスに手書きで住所と注文を書いたら、そのチラシの全部もしくは一部を、スキャナーや携帯電話のカメラなどで画像データとし、さらにその画像を特定の交換システム(Tセンターのサーバシステム)へ送信する。その画像データを受けた交換システムは、その画像に含まれているTコードを特定、解析し、その結果得られる受け手のメールアドレスなどへその画像を転送する。
例えば、各受け手PはTセンターにTナンバーと、予め住所と、氏名と、メールアドレスと、FAX番号と、送り方法等をリンク付けして記憶しておき、かつ企業EのTナンバーに各受け手PのTナンバーをリンクつけして記憶しておく。若しくは、企業EのTナンバーに各受け手PのTナンバーをリンクつけしないで、各受け手PのTナンバーがTセンターに記憶している場合は、送り手が画像データを送付してきたときに、この画像データに含まれているTコードを読み出して、このTコードに含まれている企業Eに予め記憶している各受け手のTナンバーをリンクする。
このようにすると、その画像データを受けた交換システムは、その画像に含まれているTコードを特定、解析し、その結果得られる受け手のメールアドレスなどへその画像を転送できる。これによって、受け手Pは、送り手Eの送り手アドレス情報を入力する必要はなくなる。
また、その反応を記入したチラシは、単にスキャナーで読取らせるだけであるから、チラシを見た送り手は、ハードのIPアドレスなどに制約を受けない。
また、利用できるスキャナーやカメラや情報端末がない場合は、コンビニなどにスキャナー及び送信器を設置し(仲介企業ともいう)、これを用いて注文してもよい。もちろん学校や公的機関に自由に使えるスキャナー、送信器を設置してもよい。
<実施の形態4>
一方、ラジオなどの音声媒体も同様である。例えば、音声情報は電波の周波数などをアドレスとして送受信されている。周波数が情報の通信のアドレス情報となっているわけであり、ラジオ以外の「アドレス」にはその情報を届けることを意図していない。従って、いくらラジオで企業のホームページのアドレスがwww.xxx.d.jpと唱えられていても、それをインターネットの通信システムを使ってその企業のホームページにアクセスしようにも、ユーザが自らそのURLを入力せざるを得ない。
しかし、テレビやラジオの情報は周波数情報をアドレスとして利用しているが、同時に音声情報はコンテンツとして届いているわけである。
本方法でいう、コンテンツ情報の中に、媒体に応じて一定のルールに基づき「アドレス」情報(送り手のアドレス、受け手のアドレス:Tナンバーでもよい)と送信方法に対応する情報を入れておくことは、ラジオでは、音声情報の中に、一定の書式で「アドレス」情報と送信方法に対する情報を入れ込むということである。具体的には、ラジオ放送の中に、かつて使われていた音響カプラでの情報通信と同じようなルールで企業のアドレス情報を音声情報として入れ込み、放送し、受信した個人がその音声情報を録音し、さらに自らのアドレス情報を送り方情報(Tコード)として送るだけで、その企業のURLやサービスが郵便で、その個人に届くことなども実現できる。
ユーザは、その放送を端末で録音し、そのデータをメールでTセンターへ送信するだけで、例えば、その企業のURLがユーザのメールアドレスに届くことを実現できる。
(Tボタン(音声用))
特定のTセンターへ送るボタンを端末に備えて、ラジオなどのコンテンツを録音し、音声ファイルとして保存できるしくみを用意し、さらにTボタンを押すと、その音声ファイルを特定のTセンターへ送信できるようにする。
例えば、常にラジオなどを所定の時間、常に録音しておき、音声版のTコードが流れた時から、さかのぼり、さらに自分の住所などの情報を音声で録音しておくことなどをすれば、個人があるミュージシャンの曲を聞き流していた時に、購入しようと思った時に、所定の時間までさかのぼり、そのTコードと購入の意志と住所などを一緒に録音し、そのままTセンターに送れば、センターで送信先を解析し、その音声ファイルをミュージシャンの音楽を提供している提供センター(サーバシステム)に直接送付すれば、購入手続きにもつなげられる。
以下に図を用いて具体的に説明する。
(実施の形態4の実施例)
図12は実施の形態4の実施例の情報通信システムの概略構成図である。実施例4は、ラジオ局又はテレビ局(以下総称して放送局という)からの広告放送を百貨店から割引セールの広告とし、事前注文した場合は、〇〇%の割引として説明する。
図12に示すように本実施例は、送り手端末40と、Tセンターのサーバシステム20と、テレビ又はラジオ局のサーバシステム41と、百貨店のサーバシステム42とを通信ネットワーク15に接続して、放送局のアナウンサーが発生する百貨店の割引セールの音声を送り手端末40が録音して、Tボタンの押下で、送り手のTコードと送り手の音声情報とをTセンターに送信して、これを百貨店に送信する。
従って、放送局の広告を聞いている送り手が情報機器に不慣れであっても簡単に百貨店に対して目的のものを送ることができる。
前述の送り手端末40は、図12に示すように、ラジオ又はテレビジョン等の受信機45(本実施の形態ではラジオとして説明する)と、レコーダ46と、送信器47と、プリンタ48等を備えている。また、レコーダ46は、録音ボタンと、再生ボタンと、Tボタンとを備えている。さらに、レコーダ46は、音響カプラ46等を有している。
図13はTセンターのサーバシステムの概略構成図である。図5と同様なものは説明を省略する。
送信支援装置(サーバ)30は、受付コードと送り手反応コードと音声コンテンツ(音声ファイル)等からなる送り手送信情報を記憶するメモリ21と、メモリ21の送り手音声情報の音声コンテンツに含まれているTコードを解読するTコード解読部50と、音声コンテンツの音声ファイルの音声を解析する音声解読部51と、Tコード解読部50のTコードの解読結果と、音声解読部51の音声解読の結果とから送付先情報を作成してメモリ32に記憶する送付先情報作成部52と、メモリ32の送付先情報を通信ネットワーク15に送出する送信部28等を備えている。
図14はデータベースサーバ34の各種メモリのデータを説明する説明図である。
図14(a)には、メモリ37に記憶される送り手登録情報を示す。図14(b)には放送局登録情報を示す。放送局登録情報は、放送局Tナンバーに、局名と、局IPアドレス(URL)と、担当者名と、メールアドレス、FAX番号等をリンク付けしている。
図14(c)は、スポンサー登録情報を示す。スポンサー情報は、スポンサーTナンバーと、スポンサー名と、担当者名と、スポンサーのIPアドレスと、番組名と、その番組の時間帯などをリンク付けしている。
図15は放送局発信Tコードを説明する説明図である。放送局発信Tコードは、放送局のTナンバーと、スポンサーのTナンバーと、年月日と、番組名と、時間帯等に基づいて生成したユニークコードであり、桁数は8桁、10桁、12桁、16桁が好ましい。
図16は送り手端末からの送り手送信情報とTセンターからの送付先情報とを説明する説明図である。
図16(a)は送り手送信情報であり、図16(b)は送付情報である。送付先情報は、送り手Tナンバーと、TセンターのIPアドレスと、放送局発信Tコードと、送り方法等からなる。
送り手情報の送り方法等は、送り手が発した音声であり、例えば、「・・・を2個購入、宅配で、自分に」という音声である(音声ファイル)。もちろん事前に作成したものを付加してもよい。
送付先情報は、送り手端末からの送り先情報に基づいてTセンターが生成して、Tセンターから放送局で発した百貨店に送る情報であり、送り手氏名、住所、電話番号、FAX番号、放送局名、番組名、時間帯、送り方法(宅配)、受け手名(送り手)、住所等である。
(各部の説明)
放送局のアナウンサーは、番組中においてスポンサーのコマーシャルとして、例えば「〇〇百貨店は、〇月〇日から〇月〇日の間に、△△を2割引で販売する、〇〇の会員はTコードで受け付けるので、ピーという音の後で10秒以内でTコードボタン(Tボタンともいう)の選択をしてください:宣伝情報ともいう」という宣伝広告を流すとする。
また、視聴者は会員となるために、予め氏名、住所、電話番号、FAX番号等並びに、どのような方法で送付してもらいたいかなどをTセンターに知らせて登録させているとする(送り手登録情報:図14(a)参照)。
また、放送局は、番組中において、定期的に例えば「〇〇百貨店は、〇月〇日から〇月〇日の間に、△△を2割引で販売する、〇〇の会員はTコードで受け付けるので、ピーという音の後で20秒以内で送り方法と個数とを話して、Tコードボタンの選択をしてください」という音声と、図15(b)に示す放送局発信Tコード(放送局のTナンバーと、スポンサーのTナンバーと、年月日と、番組名と、時間帯等)とからなるTコード付コマーシャル情報を流しているとする。このTコード付コマーシャル情報に含まれている放送局発信Tコードは、人間が聞こえない音域の周波数帯の音として流すことが望ましい。
一方、ラジオを聞いている会員の視聴者のレコーダ46は、音響カプラ46でTコード付コマーシャル情報のみを抽出して、これをメモリ46bに年月日時刻と共に記憶する。
このときTコード付コマーシャル情報整理部46は、Tコード付コマーシャル情報に含まれている放送局発信Tコードと同じ放送局発信Tコードを有するTコード付コマーシャル情報が既に存在する場合は、抽出したTコード付コマーシャル情報はメモリ46bに記憶しない。
つまり、番組中においては、何度もTコード付コマーシャル情報は流されるので、同じものは不要であるから記憶しないようにしている。Tコード付コマーシャル情報整理部46は1日から1週間程度経過してもTコードボタンが選択されない場合は、記憶したものを削除する(タイマー時刻で判定)。
また、番組途中又は番組終了後に、視聴者が放送局の宣伝情報が気になった場合は、再生ボタンを押す。
図17は再生ボタンの選択による送り手端末の動作を説明するフローチャートである。
再生ボタンの押下で宣伝情報再生部46dが起動して、メモリ46bのTコード付コマーシャル情報を読み出して、このTコード付きコマーシャル情報に含まれている宣伝情報を読み出してこれを再生する(S1)。このとき、宣伝情報再生部46dは再生した宣伝情報を有するTコード付コマーシャル情報の後に再生中フラグを付加する。
従って、放送局が番組中において、再生中フラグがあるTコード付きコマーシャル情報の放送局発信Tコードを選んで、Tセンターに送ることができる。
そして、視聴者が宣伝情報のものを購入すると判断した場合は、ピーという後に視聴者は例えば「△△を2個購入:送り手音声」と話す(S2)。この音声が音響レコーダ46aで読み込まれて、Tコード付コマーシャル情報整理部46によってTコードコマーシャル情報に音声ファイルとしてリンク付けされて記憶される。
そして、20秒経過かどうかを判定する(S3)。ステップS3において、20秒経過と判定したときは、Tボタンの選択かどうかを判定する(S4)。Tボタンと判定したときは、Tボタンの押下で出力部46eを起動させる。
出力部46eは、起動に伴って再生中フラグが立っているTコード付きコマーシャル情報をメモリ48bから検索し、このTコード付きコマーシャル情報に含まれている放送局発信Tコードと送り手音声の音声ファイルを読み出し、かつ予め登録されている送り手のTナンバーとを一組(送り手送信情報ともいう)にして送信器47に送出する(図16(a)参照)。
送信器47は、送り手送信情報(放送局発信Tコードと送り手音声ファイルと送り手Tコード、音声ファイル)をTセンターに送信する(S5)。
このとき、送信器47は、プリンタ48から放送局発信Tコードと送り手Tコードとをプリントアウトする(S6)。このようにすると、後日、このプリントアウトされた用紙が認証用となる。
Tセンターは、送り手送信情報を受信し、送信支援装置30は、受信に伴って、タイマー31の現在時刻ti(年月日、時、分、秒)を読込み、この現在時刻tiに基づく数桁の受付コードEi(ユニークコード)を生成し、この受付コードEiを放送局発信コード及び送り手Tナンバーと共にメモリ21に保存する。
次に、Tコード解読部50が放送局発信Tコード、送り手Tナンバーを数値列に変換して解読する。
Tコード解読部50の解読というのは、放送局発信Tコード、Tナンバーが何かを解読することである。
音声解読部51は、送り手音声の音声ファイルを再生して、個数と送り方法を認識する。
送信情報作成部は、Tコード解読部50で解読された放送局のTナンバーを有するTコードをメモリから検索し、このTコードに含まれている放送局名と番組名と時間帯と読み込む。
また、送り手Tナンバーにリンクつけされている送り手氏名と住所と電話番号とを読み込む。
そして、送付先情報作成部52が認識された送り方法(C)と、送り手氏名と住所と放送局名と番組名と時間帯等を一組にして、百貨店のアドレスで通信ネットワークに送信する。
従って、百貨店のサーバには、上記の情報が自動的に送信されるので、デパートからは送り手の送り方法に基づいて宅配でその商品が2個届(2割引の値段で)けられることになる。
また、送り手は放送局発信コードを印刷しているので、宅配の担当者は、この印刷媒体に印刷されたコードと送り状に印刷されたコードとを確認して本人確認ができる。
なお、コンテンツ情報を送付する受け手のTアドレスは単一である必要はなく、また、経由先のアドレス情報を含めておくことで、複数のアドレスにコンテンツ情報の一部や全部を送付したり、新たな情報を付加させて別の指定されたアドレスへ送付することも可能である。
また、Tコードのみをコンテンツ情報と分離し、アドレスや送信方法の特定のみを行う処理を実施するサーバへ送り、その情報を受け取り、コンテンツ情報に再度つけて受け手などへ送付してもよい。
例えば、この例の音声データをパケット化し、通信を行うハードのアドレスの特定がなされた後に、音声データのパケットを、特定されたアドレス間で送受する機能を持たせれば、ハードに依存せず、電話をすることも可能となる。
また、近年のクレジットカード情報の漏洩などは、もともと非常にオリジナルでユニークな情報を持つ手書きのサインで認証していた情報を、シンプルなデジタルの数字に情報を落とすことで、端末における入力を容易にする必要があったため起きたといえる。つまり、現在の情報端末を用いた情報のやり取りは、端末制約から様々な制約を受けているといえる。
本方法で、個人がクレジットカードでの決済までを行なうように意図すれば、Tセンターで、クレジット会社のIDに対応させてカード会社のアドレス情報を登録しておき、そのIDとサービスを提供する企業などの情報を含むTコードを設定し、カタログやチラシなどにそれを印刷・配布しておけば、その紙面にサインをし、それをスキャナーでTセンターに送信すれば、その画像をカード会社にも同時に配信し決済を行なうことも可能である。また、Tセンターにサインの手書き画像(サインに限らず個人識別できる情報)までを個人が登録しておき、企業へ画像データと一緒にサイン画像を送れば、本人であるのかどうかの認証を企業側で単独で行なうことも可能である。
さらに、前述したように、スキャナー、カメラ付き携帯電話機などのハードに固有のIDを送信器に予め登録し、その情報を画像ファイルとは別に常にTセンターへ送信するようにする。
そして、TセンターにそのIDと受け手のTコード(Tナンバー、住所、送り方法)を対応させて記憶しておけば、このIDをキーとして受け手のTコードを検索することができる。なお、TナンバーやTコードとしてメールアドレスや住所そのものを利用することも可能である。
(購入者不特定販売での利用)
さらに、新聞チラシでも、ユニークなIDをTナンバーとして含むTコード(例えばQRコード(登録商標)形式)をバリアブルに印刷することは可能である。
さらに、商品の受け渡し窓口を印刷しておき、引渡しにはそのチラシを持参してもらうように依頼を記載させておく。そのチラシを配布すれば、それを見た個人が、チラシの商品欄に注文依頼を記入(チェック)した上で、その紙面をスキャンするなどして画像化し、それをTセンターへ送信すれば、その注文依頼がチラシを出した企業に届く。ここで、注文を出した個人が不特定であっても、その商品を、指定した受け渡し場所へTナンバー(送られてきた画像ファイル)と一緒に郵送しておけば、個人が持参したチラシのTコードと商品と一緒に届いた画像のTコードを照合して、個人のTナンバーが一致する商品をその個人に渡すことも可能である。
つまり、その個人が誰であるのかは不確定でも、商品の受け渡しは可能である。より具体的には、出版社の広告に、ユニークな不特定のTコードと商品IDなどの情報を印字し、さらにその広告の配布地域に近い書店を受け渡し場所として印刷しておけば、そのチラシを見た個人が取り寄せたいと思ったら、その広告に注文しますと記載して、その広告自体をスキャンしてTセンターに送るだけで、後日その書店には注文された冊数の本が届けられ、書店の店員が、個人が持参するチラシのTコードを読み取るだけで、必要とする書籍が特定でき販売することができる。これは、紙をメディアとするチラシ配布システムとインターネットのデジタルメディア、それと商品の物流システムをTコードにより融合させた一つの例といえる。
商品カタログや新聞の紙面でのTコードサービス さらに、商品カタログにしても、現在は、商品番号などをわざわざハガキなどに転記する必要もあるが、実際は、企業側は、どのカタログのページのどの商品であるのかなどが把握できればよいわけであり、その情報をTコードに入れておき、それが、個人が印をつけた画像と一緒に届けば、注文は可能である。
具体的には、カタログや新聞などで、カタログのIDやその中での場所(ページ番号など)の情報を含むTコードを、それぞれの場所に印字しておく。ここではカタログの各ページの商品の脇に、消費者が購入したい旨チェックをする欄をつくり、発送先の住所を記載する欄、もしくは送付先のTコードなども必要に応じて設けておく。
カタログを見てその商品を購入したいと思った個人は、その商品の購入チェック欄にチェックを入れ、Tコードを含むその画像を携帯のデジタルカメラやスキャナー等で画像化し、Tセンターへ送信する。
Tセンターで送られてくるTコードを解析し、カタログ会社のアドレス情報と送付方法を特定し、その画像を送ることができる。その画像はまさに注文書となる。
前述したように、メールアドレスやスキャナーの固有番号などの受け手アドレスを代表する情報(Tナンバー)をTセンターに登録してあれば、その個人は発送先を手で記載する必要もない。
また、Tコード内に、企業が利用できる情報として、商品のページ番号やIDを含めておけば、Tコードが企業に届いた時点でコードのデコードを行い、商品IDやページ番号などを特定することは可能であり、それにより企業側の注文の振り分け作業を効率化させることも可能である。
反応情報収集サービス 商品の購入や資料請求の他、アンケートなど、個人の反応情報を入力するチェック欄を、OCR(OMR)処理できるように設定した紙媒体に、反応情報収集サービスのIDと、OMR処理を行なう帳票のIDをTコード内に入力し、その帳票をTセンターなどに保存しておけば、個人がチェックした情報を、OMR処理をし、その結果を特定の受け手アドレス情報に送付することまでできる(OCRソフトによっては帳票IDが不要なものもある)。
この方法を学習支援に活用すれば、あらかじめTコードを印字したドリル帳を印刷し、それを学習者が実施した後、それをそのままスキャナーなどでTセンターへ送付することで、その結果を解析し、そのデータを特定の解析センターへ送り、またその結果を特定の個人のアドレスへ送付するサービスも同様に可能になる。
著作権チェックへの活用印刷文書の多くのページに、Tコードをバリアブルで印刷したり、電子書籍でIDを全てのページに入れておく(陰影としてでも)ことで、WEBにアップされている画像ファイルをロボット機能のようなしくみを使って、全て機械的にTセンターを経由して、解析センターにとばすことで、特定の文書のありかを特定するデータベースを作ることもできる。著作権侵害を防ぎたい書籍は、そのような方策をとれば、複数の書籍がどこにあるのかを特定することも可能になる。現在の印刷技術であれば、各ページごとに異なるIDなどの情報を入れ込んだバリアブル印刷はごく普通にできるようになっているので、それをネット上で認識していD管理をしたりすれば、少なくとも抑止力にはなる。本の1冊(電子書籍も同様)ごとにIDを割り振っておき、そのIDを購入店で読み取って登録しておけば、どこでどのように購入されたものかなども照合することも可能である。
なお、本発明の情報送信方法は、送り手端末は送り手の固有のアドレスを持っている端末である必要はない。
次に、上記実施の形態をより具体的に説明する。
本例ではクラウドにアップしたコンテンツを、さらに想定した受け手に直接送信する方法を提供する。
コンテンツの処理の仕方(画像ファイルをプリンタコードに変換する処理や、登録されている複数の受け手に同時に送信する処理等)も含む「送り方」と、それぞれの通信システムで規定されている「アドレス」の組み合わせにヒモ付けできるコード(Tナンバー)のみをコンテンツに付加させることで、そのコンテンツをどの通信システムを使ってどのような処理を加え、どのアドレスに送るのかを指定することが可能になる。
送り手は、コンテンツを送り出す際に使うハードに縛られず(通信のためのアカウントを持っていないハードでも、人のアカウントを使わせてもらっても)、一つのコードを選択するのみでそのコンテンツを意図した処理を経た結果までをも送り届けることが可能になる。
(クラウド経由の各種文書・資料の送信)
フォントや日本語変換機能を使い、受け手のTナンバーをQRコード(登録商標)に登録しておくことで、ワープロ文書(pdfファイル)などにそのQRコード(登録商標)を容易に入れ込むことができる。そのQRコード(登録商標)を任意のファイルに入れ込んでそのファイルをTセンターへ送れば、そこでQRコード(登録商標)を認識し、照合し送信できる。
さらに一般的な方法としては、ワープロ文書を作成する際に、送り先のTコードをその文書に所定のルール(例えばプロパティーなどで)で記録できるようにしておけば、そのファイルをTセンターにアップするだけで、そのファイルを送り先にメールなどで届けることも可能である(この場合、Tコードは画像でなく文字列のTナンバーでよい)。
さらには、Tナンバーを入力できるだけの情報端末からコンテンツを送ることも可能である。たとえば、既に、所定の電子メールアドレスに読み取った画像を送信できるスキャナーはある。そのスキャナーの場合、まず電子メールのSMTPサーバと通信を確立し、送りたい受け手のメールアドレスを送り手が直接サーバに受け渡し、実質そのSMTPサーバからコンテンツを送り出していることになる。受け手の電子メールアドレスには送り手も電子メールのシステムを使ってしかコンテンツを届けることができない。
つまり、送り手のSMTPサーバのIPアドレスと受け手のポップサーバのIPアドレスとそのアカウントであるメールアドレスの情報といった複雑な情報をスキャナー側で送り出せなければ届けることができない。
それに対して、本例によれば、送り手と受け手の通信システムを独立させることができる。つまり、送り手はたとえば、FTPの通信システムを使って特定のサイトにコンテンツをアップしても、受け手には電子メールで届けることが可能である。
具体的には、スキャナーにTセンターにアップするFTPの機能だけを持たせ、受け手のTコードを入力しそれを読み取った画像ファイルのプロパティとして付加し、Tセンターにアップできれば、あとはTコードにしたがって電子メールに添付して受け手に送ることができる。
同様に、TセンターのWEBのホームページで、画像ファイルをアップするのと一緒に、Tナンバーを入力し、そのサーバ側でTナンバーをキーに使う通信システムとそのアドレスと変換方法など処理を施して送信することができる。
(電子メールとTナンバーを組み合わせた電子メール利用法)
電子メールでも、Tナンバーをヘッダとして入力し、プロパティとしてメールの本文に付加して送れば、(Tナンバーで指定した方法で)メールの内容を印刷したものを受け手に郵送することも自動化できる。
本方法により、電子メールから郵便システムへ送るような異種通信システムをつないだ通信が容易になるが、電子メールシステムだけを使った異なる電子メールの利用法も生まれてくる。
すなわち、現在のメールシステムは、送り主がメールサービスを受けるプロバイダーにアカウントを登録しておかないと、メールを送ることはできない。しかし、上記方法でメール本文にTナンバーを付加したコンテンツを用意できれば、受け手のメールアドレスは常にTセンターのアドレスとし、そのコンテンツを送り出すだけで、Tセンターのメールサーバに届いたコンテンツを、そのTナンバーに対応する受け手の電子アドレスに送り届けることができる。
現在の通信システムは、送り手のアドレスと受け手のアドレスを直接つなぐことでコンテンツを届けることを可能にしているが、本方法は、送り手と受け手の間に送信処理システムを入れることで、融通の利く通信を可能にしている点が大きく違う点でもある。
(高齢者など弱者に優しい通信システム)
既存の通信機器は、通信システムのハードごとにアドレスが固定されているため、郵便を送るときには相手の住所、電話なら電話番号、FAXならFAX番号、電子メールなら電子メールアドレスをそれぞれ覚えておく必要がある。本方法を使えば、高齢者が手紙などを送る際に、孫の家の電話番号などを覚えて、入力(指定)できれば、高齢者がスキャナーでアップした手紙を、孫がメールで受け取ることも可能である。すなわち、孫が、自宅の電話番号をTコードとして登録し、そのコードに自宅の電子メールアドレスをヒモづけてしておけば、高齢者が孫のメールアドレスを知らなくても(覚えていなくても)、電話番号だけ分かれば手紙のファイルをメールで送り届けることが実質可能になる。
(デジカメなどでの活用法)
例えば、デジカメで撮影した画像ファイルや動画ファイルは、現在FTPなどでサーバへアップすることは可能であるが、それを指定したメールアドレスへ送信することはできない。
しかし、デジカメに受け手のTコードを記録し、画像ファイルをTセンターへアップする際に、そのコードを一定の書式(ファイル名やプロパティ情報などとして)で付加させてアップさせれば、Tセンターで写真ファイル自体を解析する必要なく、プロパティ情報を解析し、そのTコードに対応づけられている送信方法で(例えば、指定した受け手のEメールアドレスへ)画像ファイルを送信できる。
また、デジカメで集合写真や動画を撮っても、それぞれの人にその写真や画像を送り届けることは現在の方法では難しい。個人ごとにTコードを所持していれば(何らかのメールアドレスの文字列をTナンバーとしてあらかじめ登録してあればそのアドレスであったり、TナンバーをQRコード(登録商標)にして持ち歩いていればそのQRコード(登録商標)など)、それをデジカメに写真や動画に対応付けて記録し、画像ファイルとともに送信することで、集合写真などを受け取りたい人の、例えばメールアドレスに同一のデジカメ画像を送信できる他、Tコードの送信方法を指定することで、CDに焼いたものを郵送で受け取ることも可能になる。
具体的には、デジカメで写真などを記録する際に、付加的情報としてTナンバーを属性データ(プロパティ情報)として画像に付加(画像として入れるのではない)する仕組みを用意する(簡単な例では、ファイル名にTコードであることとTナンバーを入れる方法でもよい)。Tセンター側では、そのファイルを受け取った時点で、付加されているTコードを識別し、Tナンバーのデータベースから送信方法とアドレス情報を検索し、送信に利用する通信システムを選び、そのアドレス情報を付加して、画像や動画データを必要に応じて変換し(ファイルをCDに焼くなど)、送出する。
プロパティ情報には、例えばTCODEというプロパティを用意しておき、そこにTナンバーを入れて画像などと一緒に付加してアップし、Tセンターでプロパティに応じて解析を行なうことになる。
(スキャナーやデジカメなど、通信端末側とTセンターで、画像データを送受信する前に、端末側でTコードを検知し通信経路とその方法を特定した上で、画像データを送る方法)
送り手からTコードセンターにアップする画像ファイルの中に機密情報や個人情報などが含まれている場合、その内容を解析することが望ましくないこともある。また、Tセンターに届く画像の解析時にエラーが起き、そのエラーを送り手に通知できない場合に深刻な問題が起きることがある。
そのような場合は、端末側に、事前にTコードの照合をTコードセンター(Tセンター)のサーバと行なえる機能を持たせる。すなわち、紙媒体をスキャナーでスキャンする例では、スキャナーもしくはインターネットに接続する機器に、TセンターのURLやサーバのアドレスなどを記録しておき、スキャンの時点でTコードを特定し、Tコードが存在する場合には、Tセンターと接続し、そのTコード、もしくはそれに含まれるTナンバー(受け手のアドレスと送り方にヒモ付けできる番号や文字列:送り手ともヒモ付けできる場合もある)などの情報を認識する機能を持たせる。
サーバ側では、受信したTナンバーと記録されているデータベースにより送り手のアドレスと送り方を特定し、特定できた場合(特定の可否情報を送り手側の通信機器に送信し)、そのシグナルをスキャナーで受信し、スキャナーからの画像データを受ける。サーバ側では、送信されてくるコンテンツデータファイルを、特定された通信システムに、特定された方法で送信する。
<より具体的な実施例1>
図18はより具体的な通信システムの構成図(受け手側に応じた情報送り方法決定方法)である。本実施の形態では紙媒体は、プレゼン資料、学校又は塾、企業からの学習者へのテスト用紙、学習教材、等でもかまわないがチラシとして説明する。
チラシ100には、二次元バーコード又は3次元コードでTコードが印刷されている。
このコードは図20に示すようにTコード識別子(TCODE)と、Tナンバーと、ページ番号等からなる。なお、ページ番号は必須ではない。
図18に示すように、送り手側端末110(送り手端末13に相当)は、スキャナー120(スキャナー10に相当)と、インターネット網200上(クラウド)のTセンターのサーバ300に画像ファイルを転送するNトランスファ11(転送装置)に相当するNトランスファ130等を備えている。
Tセンターのサーバ300は、少なくとも、送り方法決定部310、ファイル変換ツール部320と、各種送信ツール330(330a、330b、・・・)等を備えている。前述の送り方法決定部310、ファイル変換ツール決定部320(コンテンツ変換ツール決定部ともいう)はTコード解読部26に相当し、送信ツール部330は送信部28に対応する。
一方、受け手側端末400(24、23、22に対応)は、ルータ440と、パソコン410と、プリンタ420(IPアドレス付き;インターネットインタフェース付き)とからなる受け手端末(受け手端末24に相当)、Nトランスファ430と、スマートホーン450、携帯電話機470等からなる。
なお、Nトランスファには、Tセンターのサーバ300のIPアドレスが予め記憶されているのが好ましい。無論、他の情報蓄積センターのサーバ(図示せず:ストレージサーバ)のIPアドレスでもかまわない。
図19はTセンターのサーバ300の概略構成図である。これらは、ソフトウエアであるが、これらの処理部をサーバ別に分けた構成にしてもかまわない。
図19においてはインターネットインタフェース(Web:図5のWebサーバ33に相当)は省略する。
図19に示すように、Tセンターのサーバ300は、送り手側端末100からのTコード付き画像イメージデータGai(送信情報Uiに相当する)を受信してメモリ301に蓄積する情報蓄積処理部302と、メモリ301に記憶されたTコード付き画像イメージデータGaiの二次元バーコードを検索して、そのTコードをOCR処理して数値列に変換したデータをメモリ305に記憶する二次元バーコード抽出処理部304などを備えている。
前述のTコード付き画像イメージデータGaiは、クラウド上のストレージサーバ(図示せず)に送り手側端末110から送信させて蓄積し、このストレージサーバからTコード付き画像イメージデータGaiを受け取ってもかまわない。
また、Tセンターのサーバ300は、乱数発生器等(図示せず)によって例えば12桁、16桁内のTナンバー(ユニークコード:数字と記号を含んでもかまわない)を生成するTナンバー作成部307と、受け手受取方法定義情報作成部310と、Tナンバー抽出部308を備えている。
Tナンバー抽出部308は、メモリ305に記憶された二次元バーコードのデータがTコードかどうかを判定し、Tコードの場合は、そのTナンバーを抽出して受け手受取方法定義情報作成部310に出力する。
受け手受取方法定義情報作成部310は、抽出されたTナンバーを有するTナンバー付き顧客情報JiをTナンバー付き顧客情報テーブル360(メモリ)から引き当てて、受け手受取方法定義情報Jhiを作成してメモリ315に記憶する。この受け手受取方法定義情報Jhiについては詳細に後述する。
また、Tナンバー付き顧客情報テーブル360のTナンバー付き顧客情報を作成する顧客情報作成部325と、画像データ整理部306とを備えている。
この画像データ整理部306は、抽出されたTナンバーの受け手受取方法定義情報Jhiのコンテンツ名(画像ファイル名;コンテンツID)、送り手名(送り手コード)、受け手名(受け手コード)を読み込んで、これらを識別できるIDコード(ファイル別IDコード)のフォルダ名を生成し、このフォルダ名のメモリ領域309a、・・・をメモリ部309に生成して記憶する。このとき、OCR処理でページ番号を抽出してページ番号順に整理して記憶するのが好ましい。
前述のTナンバー付き顧客情報Jiについては詳細に後述する。
さらに、送り方法決定部310(受け取方法決定)と、ファイル変換ツール決定部320と、ファイル変換ツール部340(JPEG変換ツール340a、PDF変換ツール340b、テキスト変換ツール340c、ワード変換ツール340d、GIF変換ツール340d、・・)と、これらの変換データを記憶するメモリ341(341a、341b、・・・)と、送信情報作成部350と、各種送信ツール部330(メーラ330a、FAXサーバソフト330b、プリンターサーバソフト330c(プリンタ言語変換ツール(プリンタ制御コード変換ツールともいう))、・・・、WEBサーバソフト)等を備えている。
送り方法決定部310(受け取方法決定)は、受け手受取方法定義情報作成部310が受け手受取方法定義情報Jhiをメモリ315に生成したとき、この受け手受け取方法を読み込み、この受け取り方法で受け取らせることができる送信ツールを起動させて送信させる。例えば、受け取方法がメール添付の場合はメーラ330aを起動させ、FAXの場合はFAXサーバ330bを起動させ、プリンタ出力の場合は、プリンタサーバ330cを起動させ、Tセンターにアクセスしてデータを受け取る方法の場合はWEBサーバを起動させる。WEBサーバの場合は、そのURLを知らせる。
ファイル変換ツール決定部320は、送り方法決定部310が受け手受取方法定義情報Jhiをメモリ315に生成したとき、この受け手受取方法定義情報Jhiのファイルの処理方法(画像変換形式、受け手側端末機種、バージョン)で変換する変換ツール(JPEG変換ツール340a、PDF変換ツール340b、テキスト変換ツール340c、ワード変換ツール340d、GIF変換ツール340d、・・)を起動させる。
送信情報作成部350は、起動した送信ツールで受けて手へのメッセージを作成する。例えば、Tセンター(Tセンターでなくともよい、他の企業、学校、病院、店等サーバでもよい)にアクセスして送り手側からのデータを取得とされている場合は、例えば「Tセンターから送り手○○さんからのデータがあります。下記URLにアクセスしてください」というメッセージを作成して送信させる。
また、受け手受取方法定義情報Jhiの送り方法がEメールの添付を示している場合は、メーラに例えば、受け手受取方法定義情報Jhiの送り手メールアドレスと受け手のメールアドレスとを送出して、例えば「送り手○○さんからのデータがあります。添付ファイルを開いてください」というメッセージを作成して送信させる。
また、受け手受取方法定義情報Jhiの送り方法が郵便(宅配便)による文書での配達を示している場合は、受け手受取方法定義情報JhiのサーバのIPアドレスを読み込んで、そのサーバと通信をする送信ツールにメモリ309のデータを渡して送信させる。
さらに、受け手受取方法定義情報Jhiの送り方法がプリンタ出力を示している場合は、受け手受取方法定義情報JhiのプリンタのIPアドレスを読み込んで、そのプリンタと通信をする送信ツールにメモリ309のデータを渡して直接印刷させる。
なお、各種送信ツールはPC用、スマートホーン用、携帯電話機用、タブレット用、プリンタ用等の機種毎に各々備えており、画面サイズをも変換する。
(動作説明)
初めに重要なデータを説明する。
図20はTコードのデータを説明する説明図である。Tコードは、Tコード識別子(TECODE)とTナンバー(T000・・・1)と、ページ番号等からなる。但しページ番号は必須ではない。
Tナンバー付き顧客情報Jiは、図21に示すようにTナンバー(T000・・・1)と、このTナンバーの顧客コード(K00・・1)と、画像種類(コンテンツID)と、受け取り方法(Tセンタからは送り方法)等がリンク付け(関連付け)されている。
そして、受け取り方法には、異なるTナンバー(T1010・・・)がリンク付けされている。そして、このTナンバーに、期間(使用期間)、どんな受け取方法かを示すコード(メール添付又は、郵便、プリンタ出力を示すコード)と、画像の形式、機種等がリンク付けされている。
さらに、顧客コードには図22に示すように、住所と、氏名と、メールアドレス、FAX番号、電話番号、使用機器が対応されており、使用機器(PC、スマホ、タブレット、プリンタ)には、使用するPC、その機種、そのIPアドレス、プリンタ制御情報(プリンタ制御コード)などがリンクつけされている。
プリンタ制御情報(プリンタ制御コードともいう)とは、フォント、文字サイズ、全角、半角、英語、日本語の種類、用紙サイズ、品質、縦横、カラー又は白黒の有無等を含む。なお、プリンタはインターネットインターフェースを有してIPアドレスが割り付けられているのが好ましい。
すなわち、プリンタサーバはプリンタ制御情報(プリンタ制御コードともいう)にもとづいてコンテンツ(ファイル)を変換する。
なお、TセンターのTナンバー付き顧客情報は図23に示すように、TナンバーにTセンター名と、住所と、電話番号と、Tセンターのメールアドレスと、URLがリンクつけされている。
これらを用いて以下に全体の動作を図24〜図28のシーケンス図を用いて説明する。
図24に示すように、送り手側端末110のスキャナーを用いてチラシ100(Tコードが二次元バーコードで印字されている)を読み取らせる(d100a)。
このチラシ100はスキャナー120によって読み取られてTコード付き画像イメージデータGaiとしてクラウド転送装置であるNトランスファ130に出力される(d100b)。
Nトランスファ130にTセンターのサーバのIPアドレスが予め設定されている場合は、直接Tセンターのサーバ300と接続処理を行う(d101)。他のセンターのサーバのIPアドレスが設定されている場合は、そのサーバとNトランスファ130が接続処理を行う。
そして、Nトランスファ130はTセンターのサーバ300に接続された場合は、Tコード付き画像イメージデータGaiを送信する(d102)。
Tセンターのサーバ300の情報蓄積処理部302は、Tコード付き画像イメージデータGaiを受信してメモリ301に保存する(d103)。
次に、二次元バーコード抽出処理部304はメモリ301のTコード付き画像イメージデータGaiに対してOCR処理を施して、二次元バーコードを抽出して、この数字列を解読して、これをメモリ305に記憶する(d105)。この数字列データをDpiと称する。
次に、Tコードナンバ抽出部308はメモリ305に記憶された数字列データDpi(記号を含んでもよい)がTコードかどうかを判断し、Tコードの場合はTナンバーを抽出して受け手受取方法定義情報作成部310に出力する(d106)。Tコードであるかどうかの判断はTコード識別子(TCODE)があるかどうかで判断する。
Tコードが存在すると判断した場合は、受け手受取方法定義情報作成部310が受け手受取方法定義情報Jhiを作成する(d107)。
この受け手受取方法定義情報Jhiの生成について説明する。メモリ315には、図29に示すように、Tナンバー欄ha、受け手顧客名欄hb、送り手顧客名欄、画像種別欄hd、受け取方法欄he、受け手機種欄hf、受け手アドレス欄hg、ファイル形式欄Hh、ファイル名欄hi等からなっている。
受け手受取方法定義情報作成部310は、Tナンバー(T00・・1)を有するTナンバー付き顧客情報Jiを顧客情報テーブル360から引き当てる。このTナンバー付き顧客情報Jiは管理者によって予め作成するのが好ましい。
Tナンバー付き顧客情報Jiは図21から図23のように構成されている。
例えば、送り手側のTナンバーがT000・・・1の場合は、図21から図23に示すTナンバー付き顧客情報Jiを引き当てる。
そして、図29に示すように、送り手側のTナンバー(T000・・・1)に、引き当てたTナンバー付き顧客情報Jiを構成している、受け手顧客名と、送り手名と、送り手側のTナンバー(T000・・・1)が示すファイル種類(:チラシ、帳票、テスト問題、学習問題、プレゼン資料:コンテンツIDで区別)と、受け取り方法(送り方法)と、受け手アドレスと、ファイルの形式(PDF、JPEG、テキスト等)等を該当の欄に書き込んで作成する。これを本実施の形態では受け手受取方法定義情報Jhiと称している。
次に、画像データ整理部306はメモリ315に生成された送り側送信定義情報Jhiを読み、これらのデータに基づいたファイル名Fdiを作成する(d108)。
携帯そして、図25に示すように、画像データ整理部306はファイル整理用メモリ部309に生成されたファイル名Fdiと同じファイル名が存在するかどうかを判断する(d110)。
同じファイル名が存在しない場合は、ファイル整理用メモリ部309にファイル名Fdiのメモリ領域Mi(309a又は309b、・・・)を作成する(d111)。そして、画像データ整理部306は生成したメモリ領域にTナンバーと画像イメージデータGaiとを一組にして記憶する(d112)。次に、画像データ整理部306は、OCR処理で画像イメージデータGaiのページ番号(画像種類に応じて決められているフォーマットを用いる)を読み込み、ページ順に整理する(d113a)。そして、このファイル名Fdiを欄hiに書き込む(d113b)。
次に、送り方法決定部310は、メモリ315の受け手受取方法定義情報Jhiを読み込む(d114)。
また、d110においてファイル整理用メモリ部309に同一フォルダ名があると判断したときはd108で生成したフォルダ名Fdiを削除し(d117)、既に存在するフォルダ名Fdiのメモリ領域に受信した画像イメージデータGai及びTナンバーを格納して(d118)、処理をd114に移す。
ファイル変換ツール決定部320は受け手受取方法定義情報Jhiの画像ファイルの変換種類Jhfiを読み込む(d115)。
次に図26に示すように、ファイル変換ツール決定部320はファイル変換種類Jhfiの変換ツールを指定(例えばJPEG変換ツール)して(d120)、その変換ツールを起動する(d121)。つまり、受けてはTナンバーがT000・・1の送り手については、JPEGで受け取ると指定していることになる。
また、ファイル変換ツール決定部320は、受け手受取方法定義情報Jhiの変換方法と受信したデータの形式を判断し(例えば受信したデータがテキストデータで、受け手の変換種類もテキストの場合は、変換ツールを起動させない。
本実施の形態では商品画像が含まれるチラシであるから該当の変換ツールを起動させている。
次に、受け手受取方法定義情報Jhiのファイル名Fdiを読み込み、このファイル名Fdiに格納されているデータを指定した変換ツールに出力する(d122)。
次に図27に示すように、この変換ツールは渡された画像ファイルを変換して(d131)、メモリ341(341a、341b、・・・)に記憶する(d132)。これらのメモリは変換ツールに対応させて設けている。
次に、送り方法決定部310は、受け手受取方法定義情報Jhiの送り方法Jhoi(送りの種類;メール添付、プリンタ出力、・・・)を読み込む(d133)。例えば、送り方法Jhoiはメール添付とされているとする。
次に、送り方法決定部310はメモリ315に記憶されている受け手受取方法定義情報Jhiの受け手のメールアドレス、受け手の機種を読み込む(d134)。そして、メーラのツールを決定して起動すると共に受け手の機種をそのツールに出力する(d135)。本実施の形態では送り手のメールアドレスはTセンターにするのがよい。但し、送り手名は送り手側にする。
次に、図28に示すように、送信情報作成部350は、決定された送信ツールを用いて(メール添付の場合はメーラ)、メッセージを作成する(d140)。例えば、受け手受取方法定義情報Jhiの送り手メールアドレス(Tセンター)と受け手のメールアドレスとを送出して、例えば「送り手○○さんからのデータがあります。添付ファイルを開いてください」というメッセージを作成して送信させる。
次に、メーラに添付ファイルとしてメモリ部309のフォルダFdiのファイル及び受け手機種を送信ツールに出力する(d141)。
送信ツールは受け手機種(PC、スマートホーン、タブレット、携帯電話機、プリンタ機種)に応じて画像サイズを変えて送信する(d142)。
そして、送信ツールは相手機種と接続処理を行う(d143)。
従って、Tコード付きのチラシを見て、商品を購入したり資料請求をしたい場合は、例えば、「商品を購入します、住所は・・・です。大至急送ってください。」「資料請求します」などと手書きでメモを書きいれて、スキャナーで読み込ませると(読み込みボタンを押す)、Tセンターのサーバ300に自動送信されて、受け手の広告主が求める受け取り方法で受け手に届くことになる。
また、高齢者が手紙などを送る際に、Tコード(祖父から孫Aへの手紙であることを示すユニークコード)を手紙に貼り付ければ、高齢者がスキャナーでアップした手紙を、孫がメールで受け取ることも可能である。
(より具体的な実施例2)
本実施例は、送り手側端末(スキャナー+Nトランスファ又はデジタルカメラ+Nトランスファ又はネットワークデジタルカメラなど)がTセンターのサーバに画像データを送信する前に、TセンターのサーバにTコードを送信して、Tセンターのサーバが画像データ用のメモリ領域を生成した後に送り手側が画像データを送る方法である。
送り手からTセンターにアップする画像ファイルの中に機密情報や個人情報などが含まれている場合はその内容をTセンターで解析することが望ましくないこともある。
また、Tセンターに届く画像の解析時にエラーが起き、そのエラーを送り手に通知できない場合に深刻な問題が起きることがある。そのような場合は、送り手側端末に、事前にTコードの照合をTコードセンター(Tセンター)のサーバと行なえる機能を持たせる。
すなわち、紙媒体をスキャナーでスキャンする例では、スキャナーもしくはインターネットに接続する機器に、TセンターのURLやサーバのアドレスなどを記録してTセンターと接続し、そのTコード、もしくはそれに含まれるTナンバー(受け手のアドレスと送り方にヒモ付けできる番号や文字列:送り手ともヒモ付けできる場合もある)などの情報を認識する機能を持たせる。
そして、Tセンターのサーバ側では、受信したTナンバーと記録されているデータベースのデータ(Tコード付き顧客情報)により送り手のアドレスと送り方を特定し、特定できた場合に送り手側からの画像データ(画像ファイル)を記憶するメモリ領域をTナンバーに関連付けて生成して、そのシグナル(特定の可否情報を送り手側の通信機器に送信し)を送り手側端末(スキャナー側)で受信した後に、送り手側端末(スキャナー側)が画像データをTセンターのサーバに送信する。
そして、Tセンターのサーバ側では、送信されてくる画像データ(コンテンツデータファイルともいう)をメモリ領域に格納して、このメモリ領域のTナンバーで送り方法(受け手側の受け取り方法)、画像変換方法(画像サイズ含む)を特定して、その送り方法(Eメール添付、プリンタ出力、郵便(宅配)など)で、受けて側端末に送信する。以下に具体例を用いて説明する。
図30はより具体的な実施例2の概略構成図である。図30においては、送り手側はカメラ付き携帯端末601(携帯電話機、音声通話可能な携帯コンピュータ(スマートホーン)など)とし、広告600にTコードが二次元バーコードで印字されているとする。
一方、Tセンターのサーバ500は少なくとも、送り方法決定部310と、ファイル変換ツール決定部320と、送信ツール部330(330a、330b、・・・)を備えている。また、受け手側端末400は上記図18と同様にされている。
すなわち、カメラ付き携帯端末601は以下に説明する機能(手段)を備えている。
カメラ付き携帯端末601は、広告600のTコード(二次元バーコード)をデジタルカメラ602で撮影する。このTコードにはTコード識別子(TCODE)とTナンバー(送り手、受け手、送り方法、ファイル変換方法、広告の種類、発行年月、有効年月等を示すユニークコード)とTセンターのURL等で構成されている。
そして、カメラ付き携帯端末601は撮影したTコードをOCR機能で解読して内部メモリに記憶する。
次に、内部メモリに記憶したURLでTセンターにアクセスしてTナンバーとTコード識別子とを一組にしてTセンターに送信する。
そして、Tセンターからテキスト入力ページを受信し、Tセンターから送信許可を受信したときに、入力されたテキストデータをTセンターに送信する。
テキスト入力ページでなくともよい。カメラ付き携帯端末の音声認識機能を起動させて、この音声認識データをTセンターに送信してもかまわない。
一方、Tセンターのサーバ500は図31に示す構成を備えている。但し図19と同一符号のものについては説明を省略する。
図31に示すように、送り手側とインターネット接続を行うインターネットインターフェース部510(webサーバ)と、インターネットインターフェース部510から送り手側端末(例えばカメラ付き携帯端末601)からのアクセスであることが知らせられると、Tコードの送信要求を送り手側端末に送信するTコード要求部520と、Tコード判定部530と、メモリ領域確保部550と、送信許可部555などを備えている。
Tコード判定部530は、Tコード要求部520が受信したTコードのTナンバーを抽出し、このTナンバーを有する受け手受取方法定義情報Jiがメモリ350に存在するかどうかを判断し、存在する場合はメモリ領域確保部550に対して受信許可(OK)を出力してTコード要求部520が受信したTコードのTナンバーを出力する。
メモリ領域確保部550は、Tナンバーに関連付けて前述のテキスト入力ページのメモリ領域をメモリ部560に確保する(560a、560b・・・)。
送信許可部555は、メモリ領域確保部550がTコードの受信に伴ってメモリ領域を生成すると、直ちに送り手側端末であるカメラ付き携帯端末に送信許可を送信する。このときの送り手側のアドレスはインターネットインタフェース部510から取得する。
そして、送信許可部555は、送り手側端末から送信されてきたテキストデータを確保されたメモリ領域に記憶する。
(動作説明)
図32、図33のシーケンス図を用いて説明する。広告600は、折込チラシ又は電車広告が好ましい。
図32に示すように、カメラ付き携帯端末601を操作して送り手側は広告600のTコードを撮影する(d200)。このTコードはOCR処理されて内部メモリ(図示せず)に記憶される。
そして、カメラ付き携帯端末601は、撮影したTコードをOCR機能で解読して、URLを抽出してTセンターにアクセスする(d201)。
Tセンターのサーバ500のインターネットインターフェース部510はカメラ付き携帯端末601のインターネットインターフェースとでリンクを張る(d202)。
次に、TセンターのサーバのTコード要求部520はカメラ付き携帯端末601に対してTコードの送信要求を行う(d203)。
カメラ付き携帯端末601は、送信要求に伴って読み込んだTコード(数値列(記号を含んでもよい)を送信する(d204)。
一方、センターのサーバ500のTコード判定部530は認証処理を行う(d205、d206)。この認証処理は、Tコード要求部520が受信したTコードのTナンバーを抽出し、このTナンバーを有する受け手受取方法定義情報Jiがメモリ350に存在するかどうかを判断する。
そして、メモリ領域確保部530はTコード判定部530がTナンバーが存在すると判断した場合は(d206)、受信したTコードのTナンバーに関連付けてメモリ領域560aをメモリ560に確保する(d207)。
次に、Tセンターのサーバ500の送信許可部555は、メモリ領域の生成に伴って、直ちに送り手側端末であるカメラ付き携帯端末に送信許可(Tナンバー付き)を送信する(d208a)。
そして、送信許可部555は、テキスト入力画面(Tナンバー付き:Tナンバーは表示しない)の表示をカメラ付き携帯端末601に送信する(d208b)。
一方、カメラ付き携帯端末601の操作者は、表示されたテキスト入力画面に対して、コメントを入力する。例えば、住所、氏名、メールアドレス、送り方法、電話番号等をテキストで入力する(d209)。
次に、送信ボタンがおされたかどうかを判断する(d210)。送信ボタンが押された場合は、図33に示すように、カメラ付き携帯端末601は、送信許可を受信している場合(d220)に、入力されたテキストデータをTセンターのサーバに送信する(d221)。このとき、送信許可、及びテキスト入力画面につけられているTナンバーとともに送信するのが好ましい。
そして、送信許可部555は、送り手側端末から送信されてきたテキストデータを確保されたメモリ領域に記憶する(d222)。
以後は上記と同様に、受け手側で受け取る方法を決定して受け手の機種、要望する画像形式に変換して、受け手の受け取り方法で情報を送信する送信ツールを起動する処理を行う(d223)。
従って、電車内に貼り付けられている広告のTコードをカメラ付き携帯端末で撮影して、テキストで例えば、「商品を購入します、住所は・・・です。大至急送ってください。」「資料を郵送でお願いします」などと書き込んでTセンターに送信すれば、その広告主から郵送で資料が届くことになる。
<より具体的な実施例3>
例えば、集合写真をカメラ付き携帯端末で撮影して、各自にその写真を送付することは可能であるが、受けて側では集合写真をメール添付で受け取りたい場合もあるし、CDROMで受け取りたい場合や、印刷媒体で受け取りたい場合や、URLにアクセスして受け取りたい場合もある。
本実施の形態は、集合写真を各自の受け取り方法で受け取ることを可能にする。
図34はより具体的な実施例の概略構成図である。例えば集合写真を各メンバーに送信する例とする。
また、本実施の形態では集合写真のメンバー及び撮影者の情報は既にTセンターに会員登録されている。
カメラ付き携帯端末700、701a、・・・は、Tセンターのサーバ800のURLでアクセスして、受け手、送り手用の入力ページの提供を受けて、希望の何種類かのTコードを受信してメモリに登録する機能(手段)を備えている。
受け手の入力用ページ(図示せず)は、例えば、受け手の顧客コード欄と、受け手の顧客名欄と、送り手の顧客コード欄と、送り手氏名欄と、コンテンツ種別欄(写真、プレゼン資料、・・・)と、受け取り方法欄(メール添付、CDROMによる郵送、Tセンターアクセス、・・・)等からなっている。
この受け手入力用ページに、送り手(A、B、又は・・・H氏)の受け手の顧客コードと、受け手の顧客名と、送り手の顧客コードと、送り手氏名(L氏)と、コンテンツ種別(写真、プレゼン資料、・・・)と、受け取り方法(メール添付、CDROMによる郵送又はTセンターアクセス、・・・)等を入力してTセンターのサーバに送信して、希望のTコードを受信してメモリに登録する。
例えば、L氏のカメラ付き携帯端末700は、メール添付で写真(画像種類)をL氏から当該端末に登録された全員に送信することを示すTコード(Tセンター送り手側定義Tコードともいう)を受け取り記憶する。
A、B、・・・、H氏のカメラ付き携帯端末701a、701b、・・・、701hは、L氏からメール添付で写真(画像種類)を受け取ることを示すTコード(受け手側受け取り方法定義Tコードともいう)を受け取る。
さらに、送り手の入力ページ(図示せず)は、送り手顧客コード欄と、コンテンツ種別欄と、送り方法等からなっている。送り方法は、例えばグループ配信、全員、選択となっている。
また、各カメラ付き携帯端末700、701a、・・・は、さらに、
撮影ボタンの押下に伴って、撮影してその写真画像gsiをメモリに保存する機能(手段)と、
記憶しているTコードとその意味を画面に表示する機能(手段)と、
画面に表示されたTコードを読み込んで、赤外線通信をする機能(手段)と、
赤外線通信で送信されたTコードをメモリに記憶する機能(手段)と、
撮影画像送信指示に伴って、メモリに記憶された各Tコードを組み合わせて(グループTコードという)、これをヘッダに埋め込んで、撮影した写真画像gsiと共に送信情報GsiとしてTセンターのサーバ800に送信する機能(手段)と、
を備えている。
このとき、L氏がTセンターへのコンテンツの送り手となるので、先頭がL氏のTコード(L氏から写真のグループ配信を示す)にするのが好ましい。
図34においては、A氏のカメラ付き携帯端末701aには、受け取りをEメール添付で受け取る受け手側受け取り方法定義TコードDpaが登録され、B氏のカメラ付き携帯端末701bには、受け取りを郵送によるCDROMで受け取る受け手側受け取り方法定義TコードDpbが登録され、H氏のカメラ付き携帯端末701hには、受け取りをURLで受け取る受け手側受け取り方法定義TコードDphが登録された場合を示している。また、L氏(撮影者)のカメラ付き携帯端末700には各自に送ることを示すTコードDpo(Tセンター送り手側定義Tコード)が登録されていることを示す。
一方、Tセンターのサーバ800は、少なくとも送り方法決定部310と、画像ファイル変換ツール決定部320と、各種変換ツール(330a、330b、・・・)等を備えている。
図35はTセンターのサーバ800の概略構成図である。ただし、図19と同じ符号を有するものについて説明を省略する。
情報蓄積部301がメモリ301に記憶した送り手側からの送信情報GpiのグループTコード(Tセンター送り手側定義TコードDpo、受け手側受け取り方法定義TコードDpa、受け手側受け取り方法定義TコードDpb、受け手側受け取り方法定義TコードDph)をTコード識別子を区切りにして先頭から順にメモリ305に記憶するTナンバー抽出部308aと、受け手受取方法定義情報作成部310aなどを備えている。また、Tナンバー付き顧客情報を記憶したメモリ370aの他に、送り方法Tナンバー情報OJiを記憶したメモリ370bを備えている。
この送り方法Tナンバー情報Ojiは、図36に示すように、Tナンバー(TG0・・・1:Tセンター送り手側定義TコードDpo)に、送り方法(グループ配信、・・・)と、顧客コードと、画像種別等をリンク付けしている。すなわち、Tセンター送り手側定義TコードDpoは、どんな送り手からどんなコンテンツをグループ配信するかを示すユニークコードである。
受け手受取方法定義情報作成部310aは、メモリ305に保存された
Tコードの数を求め、このTコードの数に対応した受け手受け取り定義情報作成用メモリ(315a、315b、・・・)を作成する。
そして、受け手受け取り定義情報作成用メモリ(送り手側Tコード欄、配信方法欄、受け手顧客名欄、送り手顧客名欄、画像種別欄、受け手受け取り方法欄、受け手機種欄、受け手アドレス欄、ファイル形式欄等)を先頭順に指定(メモリアドレス)する。
次に、メモリ305に保存されたTコードを順に読み出し、先頭のTコード(Tセンター送り手側定義TコードDpo)を指定された受け手受け取り定義情報作成用メモリ(315a又は315b、・・・)のTナンバー欄に書き込む。そして、このTセンター送り手定義TコードDpo(TG000・・・1)を有する送り方法Tナンバー付き情報Ojiをメモリ370bから引き当てる。
この引き当てた送り方法Tナンバー付き情報Ojiに含まれている送り方法を読み込む。
本実施の形態では、TG00・・・1にリンク付けされている送り方法はグループ配信であるから送り方法欄にグループ配信を示すコード(フラグ)を書き込む。また、画像種別欄にTG00・・・1にリンク付けされている画像種別(写真)を示すコード(フラグ)を書き込む。
また、送り方法Tナンバー付き情報OjiのTセンター送り手定義TコードDpoにリンク付けされている送り手顧客コードをキーとしてメモリ370bのTナンバー付き顧客情報を引き当て、この顧客氏名を送り手名欄に書き込む。
次に、受け手受取方法定義情報作成部310aは、メモリ305に記憶された次のTナンバーを読み出し、このTナンバーを有するTナンバー付き顧客情報をメモリ370aから引き当て、このTナンバー付き顧客情報に含まれている顧客コードをキーとして顧客名、受け手機種、受け手アドレス(メール添付の場合はメールアドレス、CDROMで受け取りの場合は、CDROMに記憶して、それを届ける宅配業者のサーバのIPアドレス)、ファイル形式などを読み込んで、該当の欄にこれらを書き込む。すなわち、図37に示すように、TナンバーDpa用の受け手受け取り方法定義情報が生成されることになる。
このような処理を以後のTナンバーDpb、・・・、Dphに渡って生成する。
後は、送り方法決定部及びファイル変換ツール決定部320がメモリ315に生成された受け手受け取り方法定義情報を順に呼び出して、上記の処理を行って、受け手が指定する画像種類で受け取り方法で送信する。
従って、集合写真などは受け手に応じた受け取り方法で、受け取ることができることになる。
<Tコードの教育利用例>
問題集やドリル帳などの印刷教材に、各問題や問題集のページごとに、使っている学習者(学習者ID)、問題(コンテンツID)、何度も繰り返しでてくる場合はその提示に対応する情報(スケジュールID)、問題の採点や記録などを行なうサーバ(サーバID)、Tコードであることを示す情報(TCODE)や、それらの組み合わせに対応付けられたIDを含むコード(これがTコード)を、教材に印字(バリアブル印刷:差込印刷)し配布する。
学習者は、その問題の用紙に回答を記述し、それを、スキャナーで読み取り、その画像を所定のTセンターに送信する(どんな通信システムでもどのハードを使ってもよい)。
Tセンターでは、そのTコードをキーとしてデータベースを検索し、各種IDを認識し、特定されたIDの処理サーバにそのファイルを送信する。処理サーバでは、さらにその画像ファイルがどの問題に対応する画像であるのかをコンテンツIDで特定し、さらに、学習者IDでどの学習者のデータであるのかを特定、何度も繰り返し出てくる場合はそのスケジュールIDも特定し、その学習者のその問題とスケジュールに対応するデータ記録領域に画像データを記録する。
さらにOCRなどの処理や、教師などによる添削(修正)処理がなされるように指定されていた場合は、その処理を実行し、その結果データをその問題などに対応する記憶領域に記録する。さらに、そのデータを集計しその結果を所定の場所に送ることが規定されていた場合は、そのデータを指定された方法で指定されたアドレスへ送出する。
これにより、塾などで子どもが実施したドリルをスキャナーでクラウドにアップするだけで、そのコンテンツに応じて、採点をし、その採点結果のデータを、その塾にメールで届けるサービスも可能になる。
なお、Tナンバー登録画面例をここで説明しておく。
(Tナンバー登録画面例)
Tコートを使った通信を行うためには、事前にTナンバーの登録が必要になる。登録はTセンターの職員がTセンターのサーバの顧客情報作成部を用いて行ってもいいが、個人ごとに登録を行うことも可能である(パソコン又は携帯電話(スマートホーンを含む)。登録の方法も様々考えられるが、以下では、A氏が受け手のTナンバーを取得する流れを例に取り、その登録画面の1例を図38と図39に示す。
Tセンターは、A氏の個人情報の登録を行い、個人ナンバーをA氏に付与する。A氏は、付与された個人ナンバーに対する、連絡方法を図38のように登録する。この連絡は、通信エラーなどで問題が起きた時にTセンターから連絡を入れる連絡法になる。図38に示すように、個人ナンバー登録画面は、個人ナンバー欄と、連絡方法(電子メール、郵便、電話)の選択欄と、連絡アドレス等からなっている。
個人ナンバーを手に入れたA氏は、図39の画面で、個別Tナンバーを入力し、その番号に対応する通信手段や送信アドレス、処理に必要な情報や条件を入力する。個人ナンバーに対応する個別Tナンバーの組み合わせを、この例ではTナンバーとしている。図39の例では、2つの個別Tナンバーが登録されているが、個別TナンバーP001のTコードは、電子メールとFTPによる画像ファイルの転送方法が登録されており、選択の欄で、両方にチェックを入れることで、両者の転送方法でコンテンツが送られることが指定されている。例えばFTPの選択の欄のチェック(○)をはずせば、全て電子メールとして配信される設定となる。
この例では、特定の画像ファイル形式のコンテンツで、ファイルサイズが500kb以下のファイルが届いていた場合は、電子メールとFTPで両方にそのファイルを転送する指定になっている。
個別TナンバーがP002の例は、500kbを超えるサイズの画像については、CD−ROMに焼いたものを郵送する(パスワードつき)ことを指定している。
実際は受け手となる個人が利用可能な通信システムとアドレスなどの情報を最初に登録し、画面上では、プルダウンメニューで選べるようにする。
このような登録画面で、登録されたTナンバーを、Tコードに印刷したシールや、画像を登録した個人(A氏)に郵送したり、メールで添付して送り、そのTコードを印刷物や写真や手紙などに貼ったり、Tナンバーを送信時に入力することで、意図したコンテンツを指定した方法でA氏は受け取ることが可能になる。
以上のように、本発明によれば、ユーザに情報を提供した送り人に対して、ユーザに負担を与えないで容易にその送り先のアドレスにユーザ側が希望する情報を送信でき、かつユーザが希望する方法で受け取ることができる。

Claims (7)

  1. 送り手の装置と、通信ネットワークと、センターのサーバと、受け手の装置とからなり、前記送り手の装置からの送信情報を前記サーバが前記通信ネットワークを介して受信し、該サーバがこの送信情報に含まれている送り手側識別情報と予め記憶されているサーバ側顧客情報とに基づく受け手の装置に対して前記送信情報に含まれているコンテンツを前記通信ネットワークを介して送信する情報通信システムであって、
    前記送り手の装置は、
    前記送り手を識別する情報を前記送り手側識別情報とし、この送り手側識別情報と前記コンテンツとの組みを前記送信情報として前記サーバに送信する手段を備え、
    前記サーバは、
    第1の記憶手段と、
    前記送り手側識別情報と、前記受け手を識別する受け手側識別情報と、前記受け手が決めた受け取り方法を識別する受け手側受取方法識別情報と、受け手側で受け取るデータの変換形式を識別する受け手側データ変換形式識別情報と、前記受け手の装置の識別情報とを含む情報を前記サーバ側顧客情報として記憶した第2の記憶手段と、
    出力された前記コンテンツを、予め設定されている前記データの変換形式に変換する各種の変換ツールと、
    出力されたコンテンツを、出力された前記受け手の装置の識別情報に、予め設定されている通信制御の形式で通信ネットワークに送信する各種の送信ツールとを備え、
    さらに、
    (A1).前記通信ネットワークを介して前記送信情報を受信し、該受信毎にこの送信情報を前記第1の記憶手段に記憶する手段と、
    (A2).前記第1の記憶手段に記憶された前記送信情報を読み込み、この送信情報に組み込まれている前記送り手側識別情報を有する前記サーバ側顧客情報を前記第2の記憶手段から検索する手段と、
    (A3).前記検索した前記サーバ側顧客情報に含まれている前記受け手側データ変換形式識別情報の形式に変換する前記変換ツールを起動し、前記読み込まれた送信情報に含まれているコンテンツをその変換ツールに出力する手段と、
    (A4).前記検索したサーバ側顧客情報に含まれている前記受け手側受取方法識別情報で前記受け手の装置が受け取りができる送り方法の前記送信ツールを起動させて、前記変換ツールで変換されたデータ形式のコンテンツを前記検索したサーバ側顧客情報に含まれている前記受け手の装置の識別情報と共に、その送信ツールに出力する手段と
    を有することを特徴とする情報通信システム。
  2. 前記送り手の装置は、
    前記送り手側識別情報に前記送り手が決めた送り方法を識別する送り手側送方法識別情報を含めており、
    前記読み込んだ受け手側識別情報に、前記送り手側送方法識別情報が含まれている場合は、前記読み込んだサーバ側顧客情報に前記受け手側受取方法識別情報が含まれているかどうかを判断する手段と、
    前記読み込んだサーバ側顧客情報に前記受け手側受取方法識別情報が含まれていないと判断した場合は、前記送り手側送方法識別情報を前記受け手側受取方法識別情報として前記サーバ側顧客情報に組み込んで、これを前記(A2)の手段で読み込みさせる手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  3. 前記送り手の装置は、
    前記送り手側識別情報又はこの送り手側識別情報と前記送り手側送方法識別情報との組若しくは前記送り手側識別情報と受け手側受取方法識別情報との組のいずれかをマトリックス型二次元バーコード又は一次元バーコードで表したものをTコードとし、このTコードが印字され、かつ前記コンテンツが書き込まれている紙媒体と
    前記紙媒体を光学的にスキャニングして、これをデジタルデータに変換するスキャナーと、
    前記スキャナーが読み込んだ前記Tコードと前記コンテンツとを含みイメージデータを前記送信情報として前記センターのサーバ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の情報通信システム。
  4. 前記Tコードは、ラベルに印字されており、このラベルが前記紙媒体に張り付けられていることを特徴とする請求項3記載の情報通信システム
  5. 前記第2の記憶手段のサーバ側顧客情報はグループ別に記憶されていることを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  6. 前記コンテンツは、
    放送局からの放送局名と番組名と番組の時間帯とスポンサ名と商品名とを含む宣伝情報と、この商品に対応する反応の収集開始を知らせる反応収集開始用情報とを含む放送信号であり、
    前記送り手の装置は、視聴者側に設けられており、
    この送り手の装置は、
    前記放送信号を受信して音声に変換する受信器と、
    前記受信器が再生した放送信号をデジタル変換して放送データとして記憶するレコーダと、このレコーダからの情報を前記送信情報として前記通信ネットワークを介して前記センターのサーバに送信する送信器とを備え、
    前記レコーダは、
    第3の記憶手段と、
    前記放送信号に含まれている前記宣伝情報と前記反応収集開始用情報とを抽出して、デジタル変換し、これらを前記送り手側識別情報として前記第3の記憶手段に記憶する手段と、
    再生指示に伴って前記第3の記憶手段に記憶された前記送り手側識別情報を音声に再生すると共に、前記再生している前記第3の記憶手段の前記送り手側識別情報に再生中フラグを付加する手段と、
    前記送り手側識別情報の反応収集開始用情報の再生の直後から一定時間までの間に入力された視聴者の送り方法及び個数を含む購入意思の音声をデジタル変換し、これを購入意思音声ファイルにして前記再生中フラグが付加されている前記送り手側識別情報に関連付ける手段と、
    ボタンの押下で前記再生中フラグが付加されている前記送り手側識別情報とこれに関連付けられている前記購入意思音声ファイルとを前記第3の記憶手段から読み出して、これれの組の情報を前記送信器に送出して前記送信情報として前記サーバに送信させる手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  7. 前記サーバは、
    前記第2の記憶手段の前記サーバ側顧客情報を、年月日、番組名、時間帯、商品名、商品を販売する宣伝主名を含む宣伝主情報と、前記宣伝主名のサーバ装置のIPアドレスとの組とし、かつ前記送り手側識別情報及び受け手側識別情報を前記視聴者の識別情報とし、さらに前記受け手側受取方法識別情報を含めないで記憶しており、
    さらに、前記サーバは、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記送信情報に前記購入意思音声ファイルが含まれている場合は、これを解読して前記送り手側識別情報を読み込む手段と、
    この解読した送り手側識別情報に前記送り手側送方法識別情報が含まれている場合は、この送り手側送方法識別情報と解読した個数とを視聴者の受け取り方法を示す前記受け手側受取方法識別情報とする手段と、
    前記読み込まれた送り手側識別情報を前記視聴者の識別情報として読み込み、この視聴者の識別情報を有する前記第2の記憶手段の前記サーバ側顧客情報を読み込む手段と、
    この読み込んだサーバ側顧客情報に、前記解読して得た前記視聴者の受け取り方法を示す受け手側受取方法識別情報を組み込む手段と
    を有することを特徴とする請求項6記載の記載の情報通信システム。
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