JP2001103188A

JP2001103188A - データ送信システム

Info

Publication number: JP2001103188A
Application number: JP28093899A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Kosuge; 惠雄小菅
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-10-01
Filing date: 1999-10-01
Publication date: 2001-04-13

Abstract

(57)【要約】【課題】様々な情報を、簡単な操作で確実に送信する
ことができるデータ送信システムを提供すること。【解決手段】一次元バーコードおよび二次元バーコー
ドなどの画像情報をイメージとしてアナログ的に読む画
像読み取り手段６を備えた端末機７と、上記画像読み取
り手段からの画像データをコードデータに変換する機能
１１を備えたサーバー９とを備え、上記端末機７とサー
バー９とを通信回線８を介して接続した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、様々な情報を、
通信回線を介して、簡単な操作で送信するシステムに関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】電話やファックスを利用して、通信販売
システムでの買い物をしたり、乗り物や劇場のチケット
の予約当ができるようになっている。この場合、利用者
は、電話をかけて、電話に出た相手に、必要事項を高等
で口頭で伝えるか、必要事項を記入した用紙をファック
スするかする。あるいは、処理数を増やそうと、プッシ
ュホンのボタンを押すことによって情報を入力し、テー
プで音声自動応答するシステムも有る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のどの方
法を用いる場合にも、送信すべき情報量が多くなればな
るほど、言い間違い、聞き間違い、書き間違い、押し間
違いが生じやすく、正しい情報が伝わらないことがあっ
た。この発明の目的は、様々な情報を、簡単な操作で確
実に送信することができるデータ送信システムを提供す
ることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】第１の発明は、一次元バ
ーコードおよび二次元バーコードなどの画像情報をイメ
ージとしてアナログ的に読む画像読み取り手段を備えた
端末機と、上記画像読み取り手段からの画像データをコ
ードデータに変換する機能を備えたサーバーとを備え、
上記端末機とサーバーとを通信回線を介して接続した点
に特徴を有する。

【０００５】第２の発明は、第１の発明を前提とし、画
像情報には、商品の価格や種類等を特定した商品コード
を格納した点に特徴を有する。第３の発明は、画像情報
には、顧客情報を格納した点に特徴を有する。なお、こ
の発明の画像情報とは、規則性を持たせて、その中に特
定の情報を格納したものをいう。例えば、一次元，二次
元バーコードや、マークシート、その他、取り決めた図
柄などである。そして、これらの画像情報を画像として
読み込んで、送信できる形態にしたものを画像データと
いう。

【０００６】

【発明の実施の形態】図１〜図３に、この発明の実施例
を示す。図１のように、携帯の電話機本体１に、読み取
り器６を接続して端末機７を構成し、この端末機７を、
電話回線８を介してサーバー９に接続している。上記読
み取り器６は、画像読み取り部２と、記憶部３と、処理
部４と、操作部５とを備えている。つまり、上記画像読
み取り器６が、この発明の画像読み取り手段である。そ
して、サーバー９には、複数の端末機７が接続され、サ
ーバー９は、各端末機７から送信されるデータを処理す
ることができる。

【０００７】画像読み取り器６は、電話機本体１の底面
に接続し、画像読み取り部２は、その底面にあって、こ
の画像読み取り部２をバーコードなどの上に載せて、画
像データとして読みとることができる。記憶部３は、入
力した画像データを記憶し、処理部４は、操作部５から
入力された信号に応じて、上記画像読み取り部２を作動
させたり、記憶部３のデータを電話機本体１へ出力した
りする部分である。上記読み取り器６は、画像を撮影す
るカメラのようなもので、操作部５がシャッターに当た
る。そして、電話機本体１は、図示しない送受信部か
ら、電話回線８を介して、サーバー９へ、画像データを
送信する。ただし、上記読み取り器６で読みとる画像
は、単なる絵ではなく、一次元，二次元バーコードな
ど、そのマークに特定の情報を格納したものである。

【０００８】また、上記サーバー９は、送受信部１０
と、データ変換部１１と、記憶部１２とを備えている。
送受信部１０は、電話機本体１から送信されたデータを
受信し、データ変換部１１は、受信した画像データを変
換して、画像データに格納された情報を取り出すところ
である。そして、画像データから変換された意味のある
コードデータは、記憶部１２で記憶される。

【０００９】このシステムを用いて通信販売システムで
買い物をする場合を説明する。この場合、通信販売業者
は、通信回線８に接続可能なサーバー９を備え、ユーザ
ーは、端末機７を備えている。ユーザーが、図２の商品
カタログ１３を見て、買う商品を決めたら、必要な商品
コードを送信しなければならないが、商品データを格納
した画像データは、カタログ１３に印刷されている。こ
の実施例の画像データは、カタログ１３に印刷された一
次元バーコード１４であり、この一次元バーコード１４
には、商品の種類を特定する情報が格納されている。

【００１０】そこで、ユーザーは、本体１の底面の画像
読み取り部２を上記一次元バーコード１４に押し当て
て、操作部５に連結されたボタン５ａを押す。これによ
り、上記一次元バーコード１４は、読み取り器６内の記
憶部３に記憶される。欲しい商品のバーコードを全て入
力したら、今度は、申込者の顧客情報を格納した画像情
報である顧客コードを読み込む。上記顧客情報とは、ユ
ーザーの住所、氏名、電話番号等であり、これらの情報
をバーコード化したものを、カタログ送付時の宛名ラベ
ルに印刷したり、予め配られた会員証に付けておくこと
もできる。

【００１１】このようにして、商品コードと、顧客コー
ドとを読み込んだら、サーバー９へ電話をかけて、上記
商品コードおよび顧客コードをサーバー９へ送信する。
サーバー９は、上記商品コードおよび顧客コードを画像
情報として受信し、データ変換部１１で、データ変換す
る。データ変換部１１には、バーコードを解析するソフ
トを備えている。このソフトによって、白黒の縞模様の
画像が、注文商品の種類や個数情報を含んだコードデー
タに変換されるとともに、顧客を特定できるコードデー
タとなる。

【００１２】このようなシステムを用いれば、商品を注
文する際に、商品コードを言い間違えたり、押し間違え
たり、書き間違えたりすることが無く、正確な情報をサ
ーバー９へ送信することができる。もちろん通信販売以
外でも、画像で表現できるコード化された様々なデータ
を、正確かつ、簡単に、通信回線を介して送信できる。
しかも、サーバー９が画像情報を変換するデータ変換部
１１を備えているので、各端末機７では、読み取った画
像情報をそのまま送信すれば良い。端末機７側でコード
データに変換する必要が無い。つまり、データ変換手段
を備える必要が無い分、端末機７が小型化できるととも
に、低コスト化できる。

【００１３】また、画像情報として、様々な規格のもの
を用いる場合にも、読み取り器６側で対応する必要が無
く、サーバー９が各規格に対応した変換ソフトを備えて
いれば良い。さらに、変換ソフトのバージョンアップ時
にも、サーバー９側だけで対応できるので、システム全
体として、コストを抑えることができる。なお、上記実
施例では、画像データとして、一次元バーコード１４を
用いているが、画像データとして、図３に示すような二
次元バーコード１５を用いれば、商品の種類とともに、
色や、サイズ個数など、さらに多くの情報を一度に送信
することができる。もちろん、その他の図柄を用いるこ
ともできる。

【００１４】また、上記読み取り器６によって、画像を
正確に読み込ませるために、図３に示すように、カタロ
グに印刷した二次元バーコード１５などの周囲に、位置
決めマーク１６を印刷して、このマーク１６に読み取り
器６を合わせるようにすることもできる。上記実施例で
は、読み取り器６と携帯電話本体１とを別体にして、こ
れらを接続して用いているが、電話機本体１内に、読み
取り機能を組み込んで、一体型にしても良い。また、コ
ード付きの電話機を用いる際には、電話線と電話機との
間に、専用のコネクタを設けて、データを読みとった読
み取り器を、そこに接続するようにする。

【００１５】なお、上記実施例のサーバー９を、図示し
ない配送センターのコンピュータに接続し、上記サーバ
ー９のデータ変換部１１でコード化した注文データを上
記配送センターへ送信することもできる。上記配送セン
ターは、サーバー９から送信されたデータに基づいて商
品出荷の準備をすることができる。このようにすれば、
顧客からサーバー９への注文も、配送センターへの注文
も機械による受け付けなので、２４時間の受け付けが可
能であるとともに、オペレータが受け付ける場合と比べ
て、信号に対する応答が不要な分、単位時間あたりのデ
ータ受け付け数を増やすこともできる。

【００１６】また、上記実施例では、顧客情報も画像情
報として、商品コードとともに送信するようにしている
が、顧客情報は、画像情報としないで、口頭で伝えるよ
うにしてもかまわない。上記顧客情報は、口頭で伝える
場合でも、画像情報として送信する場合でも、一度、こ
のシステムを利用したら、サーバー９側で、記憶してお
くようにすれば、注文の都度、全ての情報を送信する必
要は無い。例えば、２回目からは、電話番号だけを口頭
で伝えるか、コードで送信すれば、どの顧客からの注文
であるか、サーバー９側で判断することができるからで
ある。あるいは、電話をかけるだけで、かけた側、すな
わち顧客側の電話番号がサーバー側に伝わる、ナンバー
ディスプレイ方式を利用すれば、電話番号を伝えること
も不要になる。

【００１７】

【発明の効果】第１の発明によれば、画像で表現できる
コード化された様々なデータを送信する際に、言い間違
えたり、押し間違えたり、書き間違えたりすることが無
く、正確なデータを、簡単に送信できる。しかも、サー
バーが画像情報をコードデータに変換するデータ変換部
を備えているので、各端末機側でデータ変換する必要が
無い。端末機側が、データ変換手段を備える必要が無い
分、端末機を小型化できるとともに、低コスト化でき
る。そして、画像情報を変換するソフトをサーバーだけ
が備えればよいので、いくつもの異なる方式のコードデ
ータに対応するソフトを備えることもできる。多数の端
末毎に、数種類のデータ変換ソフトを備える場合と比べ
て、システム全体のコストを低く押さえることができ
る。これにより、このシステムが備える端末数を大幅に
増やすことが可能である。

【００１８】第２の発明によれば、例えば、この発明の
システムを通信販売システムに利用する際に、いくつも
の商品を注文するときにも、間違いなく簡単に申し込む
ことができる。また、第３の発明によれば、顧客情報と
して、データの送信元の情報を、簡単に間違いなく送信
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例の構成を示したブロック図で
ある。

【図２】この実施例の装置の使用例を示す図である。

【図３】実施例で送信する画像情報の一例を示す図であ
る。

【符号の説明】

６画像読み取り器８通信回線９サーバー１１データ変換部１４一次元バーコード１５二次元バーコード

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一次元バーコードおよび二次元バーコード
などの画像情報をイメージとしてアナログ的に読む画像
読み取り手段を備えた端末機と、上記画像読み取り手段
からの画像データをコードデータに変換する機能を備え
たサーバーとを備え、上記端末機とサーバーとを通信回
線を介して接続したデータ送信システム。
【請求項２】画像情報には、商品の価格や種類等を特
定した商品コードを格納したことを特徴とする請求項１
に記載のデータ送信システム。
【請求項３】画像情報には、顧客情報を格納したこと
を特徴とする請求項１または２に記載のデータ送信シス
テム。