JP6080566B2 - 化粧パネル及びこれを用いた空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、天井に埋め込まれる空気調和機の化粧パネル及びこれを用いた空気調和機に関するものである。
従来から熱交換器及び送風機等の機器が内蔵された箱型の空気調和機本体が天井に埋め込まれた埋め込み型空気調和機が知られている。この埋め込み型空気調和機は、空気調和機本体が天井に形成された開口部に複数の吊りボルトを用いて固定される。そして、空気調和機本体の室内側に化粧パネルが取り付けられ、空気調和機本体及び天井の開口部を塞ぎ美観性を持たせている。
この埋め込み型空気調和機において、上述した空気調和機本体に化粧パネルが取り付けられた後に空気調和機本体の高さの調節を行う場合がある。このとき、天井裏の吊りボルトに対する空気調和機本体の固定位置が調節する必要がある。ここで、化粧パネル全体を外すことなく吊りボルトに対し作業を行い、空気調和機本体の高さ調整を行う方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、化粧パネルのコーナー部が化粧パネル本体から着脱可能な構造を有しており、高さ調節する際にはコーナー部を取り外し作業を行うことが開示されている。
特開2000−320888号公報
特許文献1に示すような空気調和機本体の高さ調節の作業効率を向上させることに加えて、化粧パネルの取付作業の作業性を向上させることが望まれている。すなわち、化粧パネルを空気調和機本体に取り付ける際、空気調和機本体が天井に固定された後に化粧パネルを空気調和機本体まで持ち上げ取り付ける。この際、化粧パネルは平板状に形成されたものであって作業者が把持する部位がなく、例えば化粧パネルの表面を手で支えながら作業を行うことになる。このため、空気調和機本体まで保持しながら持ち上げる際に化粧パネルの保持状態が不安定になりやすく、作業性が悪いという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、取付位置の調節作業の効率を向上させるとともに化粧パネルの着脱作業の作業性を向上させることができる化粧パネル及びこれを用いた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る化粧パネルは、空気の吹出口と吸込口とが設けられており、矩形状の四隅を切り欠いた傾斜面を有する化粧パネル本体と、化粧パネル本体の四隅にそれぞれ取り付けられるものであって、化粧パネル本体の傾斜面に対向する傾斜端面を有するコーナー部材と、コーナー部材を化粧パネル本体に対しスライドするとともに室内側へ回転するように保持するコーナー保持部とを備え、コーナー保持部は、コーナー部材が室内側に回転した際に、コーナー部材の傾斜端面が化粧パネル本体の表面に対向するようにコーナー部材を保持することを特徴とする。
本発明に係る化粧パネルによれば、コーナー部材を持ち手として化粧パネルの取付作業を行うことができるとともに、高さ調節時にコーナー部材を回転させて天井裏の作業を行うことができるため、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の空気調和機の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。 本発明の化粧パネルの好ましい実施形態を示す平面図である。 図2の化粧パネルにおいてコーナーカバーを取り外した状態を示す平面図である。 図2のコーナーカバーの一例を示す斜視図である。 図2の化粧パネル本体の一例を示す平面図である。 図2の化粧パネルにおけるコーナー保持部の周辺部位を示す斜視図である。 図6のコーナー保持部における固定部材の一例を示す斜視図である。 図2のコーナー部材20側に配置された可動部材60の周辺部位を示す斜視図である。 図6のコーナー部材の回転動作の一例を示す模式図である。 図2の化粧パネルのコーナー部材がスライドした様子を示す平面図である。 図2の化粧パネルのコーナー部材が回転した様子を示す斜視図である。
以下、本発明の化粧パネル及びこれを用いた空気調和機の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の空気調和機の好ましい実施形態を天井裏から見た概略斜視図、図2は本発明の化粧パネルの好ましい実施形態を示す平面図である。図1の空気調和機1は、例えば室内の暖房及び冷房を行うものであって、天井Cに形成された開口C1に埋め込まれている。この空気調和機1は、室内空間の暖房及び冷房を行う空気調和機本体1Aと、空気調和機本体1Aの室内側に取り付けられた化粧パネル1Bとを有している。
空気調和機本体1Aは、内部に環状の熱交換器及び熱交換器の中心に配置された送風機が収容された箱状のものであって、例えば天井裏の梁に固定された吊り金具2により天井Cに固定されている。空気調和機本体1Aの四隅にはテーパ面が形成されており、各テーパ面には吊り金具2が設けられている。そして、吊りボルト101と吊り金具2とが接続され、ナット3によって固定されている。
図2の化粧パネル1Bは、化粧パネル本体10、コーナー部材20、コーナーカバー30を備えている。化粧パネル本体10は、たとえば一体成形された樹脂からなる化粧パネル本体10に吸込口12、吹出口13となる開口が形成されたものであって、空気調和機本体1Aに対しネジ等の固定部材により固定されている。吸込口12は、空気調和機本体1Aに空気が吸い込まれる際に通風するものであって、化粧パネル本体10の中央に設けられている。吸込口12には空気を吸い込む際に埃を除去するための吸込グリル12aが取り付けられている。吹出口13は、化粧パネル本体10には熱交換器により熱交換された冷風もしくは温風を室内に供給するものである。吹出口13には風向きを案内するルーバー14が取り付けられており、ルーバー14はモータ部15に接続されている。そして、モータ部15が駆動することによりルーバー14が揺動し、吹出口13から吹き出される冷風もしくは温風を案内する方向を変えて案内できるようになっている。
化粧パネル本体10は、矩形状の四隅を切り欠いた形状を有しており、切り欠いた四隅にはコーナー部材20が着脱可能に取り付けられている。このコーナー部材20上にはコーナーカバー30が着脱可能に取り付けられている。図3は図2の化粧パネル1Bにおいてコーナーカバー30を取り外した状態を示す平面図、図4はコーナーカバー30の一例を示す斜視図である。コーナーカバー30は、化粧パネル本体10の隅及びコーナー部材20に被覆するものであって5角形の形状を有している。コーナーカバー30は、天井C側へ出ている爪31、32と、化粧パネル本体10にネジ止めするための板33とを有している。
一方、化粧パネル1Bの外周部11には爪31を挿入するための穴16が形成されているとともに、コーナー部材20には爪32を挿入するための穴24が形成されている。そして、コーナーカバー30の爪31、32がそれぞれ化粧パネル本体10及びコーナー部材20の穴16、24に嵌め、板33を化粧パネル本体10にネジ止めすることで固定する。このように、コーナーカバー30を取り付けることにより、化粧パネル1Bの美観性を持たせるとともにコーナー部材20を確実に固定することができる。
図5は図2の化粧パネル本体10の一例を示す平面図である。図5の化粧パネル本体10は平面略矩形状に形成されているとともに、四隅が天井Cの開口C1に接続する直線状(矢印X方向及びY方向)に延びた外周部11に対し、所定の角度(例えば45度)で切り欠かれている。なお、外周部11には所定の角度で傾斜した傾斜面11aが形成されている。この切り欠かれた化粧パネル本体10の四隅にそれぞれコーナー部材20が取り付けられ、コーナー部材20の上に上述したコーナーカバー30が取り付けられる(図3、図4参照)。
図6は図2の化粧パネル1Bにおけるコーナー部材20の周辺部位を示す斜視図であり、図6を参照してコーナー部材20について説明する。コーナー部材20は、化粧パネル本体10の切り欠かれた四隅に取り付けられたものであってL字型に形成されている。そして、化粧パネル本体10のX方向及びY方向に延びる外周部11にそれぞれ接続されることにより化粧パネル1Bは矩形形状となり、同じく矩形形状の天井Cの開口C1を塞ぐようになっている。また、コーナー部材20はL字形状を有しているため、コーナー部材20と化粧パネル本体10との間には開口22が形成されている。また、コーナー部材21は化粧パネル本体10の傾斜面11aに対向する傾斜端面21を有しており、通常時において傾斜端面21は傾斜面11aに対し隙間なく接触している。
コーナー部材20は、化粧パネル本体10に対しコーナー保持部40により接続されている。コーナー保持部40は、コーナー部材20が化粧パネル本体10に対し矢印α方向にスライドするとともに室内側へ回転するようにコーナー部材20を保持している。このコーナー保持部40は、化粧パネル本体10側に配置された固定部材50と、コーナー部材20側に配置され、固定部材50に着脱可能に保持される可動部材60とを備えている。
図7は図2の化粧パネル本体10側に配置された固定部材50の周辺部位を示す斜視図である。図7の固定部材50は、化粧パネル本体10の外周部11の端部に配置されたものであって、基材51、複数の係止片52を備えている。基材51は化粧パネル本体10の外周部11の端部からコーナー部材20側へ突出しており、複数の係止片52は基材51の先端に鉛直方向(矢印Z方向)に沿って延びるようにたとえば2つ設けられている。複数の係止片52はそれぞれ直方体形状を有しており、傾斜面11aに対し平行であってXZ平面又はYZ平面に対したとえば45度傾いている。複数の係止片52の間には隙間53が形成されており、この隙間53は複数の係止片52の間から基材51と係止片52との接続部位を通り基材51の一部(XY平面)にわたるまで連続して形成されている。
図8は図2のコーナー部材20側に配置された可動部材60の周辺部位を示す斜視図である。図8の可動部材60は、ベース61、ピン62、円筒部63を備えている。ベース61はコーナー部材20に対し鉛直方向(矢印Z方向)に延びるたとえば直方体に形成されたものであって、ピン62の一端が固定されている。ピン62は、コーナー部材20の傾斜端面21から突出しており、複数の係止片52の間に挟まれ矢印α方向にスライドするように保持されるものである(図6参照)。
具体的には、ベース61は、傾斜端面21に平行な平面を有しており、この平面に対して垂直にピン62が延びている。したがって、ピン62は傾斜端面21に対し直交する方向(矢印α方向)に延びた状態になっており、さらに複数の係止片52の隙間53に挟まれる。これにより、ピン62が複数の係止片52にガイドされて矢印α方向にスライドすることになる。なお、ピン62が矢印α方向にスライドする場合について例示しているが、必ずしも直交している必要はなく、コーナー部材20が化粧パネル本体10の他の部位に干渉せずに回転移動するとともに、回転した後に傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面に対向する位置に位置決めできる方向にスライドするものであればよい。
円筒部63はピン62の他端側の先端に設けられたものであって、コーナー部材20のスライド時に複数の係止片52に接続して水平方向(矢印α方向)の移動を規制するとともに、コーナー部材20の回転時に回転軸となるものである。そして、コーナー保持部40は、コーナー部材20が室内側に回転した際に、コーナー部材20における化粧パネル本体10の側面に対向する傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面に対向するように保持するようになっている(図9(D)、図11参照)。
さらに、図7に示すように、固定部材50の隙間53には、ピン62を水平状態に保つピン保持部54と、ピン62の回転動作を規制する回転規制部55とがそれぞれ設けられている。ピン保持部54は、複数の係止片52の隙間53の隙間間隔が下側に向かって徐々に広くなるような三角形状を有するものであって、通常時においてピン62(コーナー部材20)が室内側に回転するのを規制している。そして、コーナー部材20に対し室内側に回転する方向に一定の力が加えられた際、コーナー部材20が室内側に回転するようになっている。このように、ピン保持部54が設けられていることにより、コーナーカバー30を取り付けていない状態であってもコーナー部材20を水平に保持し仮固定することができる。
回転規制部55は、基材51側の隙間53の一部に隙間53の間隔が狭くなるように突出した形状を有するものであって、ピン62(コーナー部材20)が回転して鉛直方向(矢印Z方向)を向いている際に、ピン62が元に戻る方向に回転するのを規制するものである。そして、コーナー部材20に対し元に戻る方向(矢印β方向の反対方向)に一定の力が加えられた際、コーナー部材20が元に戻る方向に回転するようになっている。この回転規制部55を設けることにより、コーナー部材20が回転した状態を安定的に保つことができる。
図9は図6のコーナー部材20の回転動作の一例を示す模式図、図10は図2の化粧パネル1Bのコーナー部材20がスライドした状態を示す平面図、図11は化粧パネル1Bのコーナー部材20が回転した様子を示す斜視図であり、図9から図11を参照してコーナー部材20の回転動作について説明する。まず、図9(A)に示すように、化粧パネル本体10とコーナー部材20とが接続されている状態から、図9(B)に示すように矢印α方向にスライドする(図10参照)。この際、ピン62が複数の係止片52にガイドされながら矢印α方向にスライドしていく。そして、ピン62の先端の円筒部63が係止片52に当たり、コーナー部材20の矢印α方向へのスライドが規制される。
その後、図9(C)に示すように、コーナー部材20が円筒部63を中心として室内側(矢印β方向)に回転する(図11参照)。この際、複数の係止片52に挟まれたピン62が複数の係止片52によりガイドされながら隙間53を通りながら矢印β方向に回転する。そして、図9(D)に示すように、コーナー部材20における化粧パネル本体10の側面に対向する傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面に対向する位置で保持される。このとき、回転規制部55によりピン62の回転動作が規制されるとともに、円筒部63の鉛直方向(矢印Z方向)の移動が開放され、コーナー部材20から傾斜端面21を介して化粧パネル本体10の表面へ力を加えることができるようになる。
次に、図1から図11を参照して、空気調和機1の天井Cへの設置作業の一例について説明する。まず、上述したように、空気調和機本体1Aが天井Cの開口C1へ挿入され、天井裏の吊りボルト101を引っ掛け、ナット3を締めることにより固定されている。その後、天井Cに設置された空気調和機本体1Aに対し化粧パネル1Bが取り付けられる。この際、作業者はコーナー部材20を化粧パネル本体10の表面側へ回転させておき(図9〜図11参照)、コーナー部材20を把持して化粧パネル本体10を持ち上げる。なお、四隅のすべてのコーナー部材20が回転させておく必要はなく、たとえば対角線にある2つの取付作業時に把持するコーナー部材20を折り曲げるようにしてもよい。化粧パネル1Bが空気調和機本体1Aへ固定された後、コーナー部材20が天井C側へ回転させて化粧パネル本体10と水平にし、さらに水平方向(矢印α方向の逆方向)にスライドさせる。この際、ピン保持部54によりコーナー部材20は化粧パネル本体10に仮固定される(図7参照)。その後、コーナーカバー30がコーナー部材20上に固定される(図2参照)。
このように、コーナー部材20が回転可能であるとともに、傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面を支持することができる構造を有することにより、化粧パネル1Bの取付作業時にコーナー部材20を持ち手として使用することができるため、取付作業の効率化を図ることができる。すなわち、上述の通り、化粧パネル1Bは平板状に形成されたものであって作業者が把持する部位がなく、従来においては例えば化粧パネル1Bの表面を手で支えながら作業を行う必要がある。このため、空気調和機本体1Aまで保持しながら持ち上げる際に化粧パネル1Bの保持状態が不安定になりやすく、作業性が悪いという問題がある。一方、図2の化粧パネル1Bにおいては、コーナー部材20を持ち手として使用することができるため、作業者は化粧パネル1Bを安定して保持し空気調和機本体1Aの位置まで持ち上げることができるため、作業性を向上させることができる。なお、化粧パネル1Bを空気調和機本体1Aに取り付ける場合について例示しているが、空気調和機本体1Aから化粧パネル1Bを取り外す際にも同様にコーナー部材20を持ち手として使用することができる。
次に、空気調和機本体1Aの高さ調節をする場合について説明する。化粧パネル1Bが空気調和機本体1Aに固定された後において、空気調和機本体1Aは室内側から見えないようにする必要がある。言い換えれば、化粧パネル1Bは天井Cに対し隙間なく設置されている必要がある。化粧パネル1Bと天井Cとの間に隙間が形成されている場合、吊りボルト101に対する吊り金具2の固定位置を調節し、空気調和機本体1Aの高さ位置の調節を行う必要がある。
この際、コーナー部材20が化粧パネル本体10に対し回転させることにより(図9〜図11参照)、天井Cのコーナー部材20が設置されていた場所から天井裏へ通じる通路が形成される。このように、化粧パネル1Bの枠体を形成しているコーナー部材20を天井Cから外すことにより、天井裏への作業スペースを大きく取ることができるため、作業性を向上することができる。特に、空気調和機本体1Aから出ている冷媒配管の関係で吊りボルト101はコーナー部材20のコーナー部分の中心に位置することができず、コーナー部材20に形成された開口22から天井裏の作業を行うのは難しいという問題がある。このとき、上述のようにコーナー部材20を天井Cから外し作業性の向上を図ることができる。また、従来のようにコーナー部材20を化粧パネル本体10から完全に取り外してしまうのではなく、化粧パネル本体10に保持された状態にあるため、コーナー部材20の天井Cへの着脱作業の効率化を図ることができる。
以上、上記実施形態によれば、コーナー部材20を化粧パネル本体10とは別部品で作製し、室内側へ回転するようにしているため、取付時にコーナー部材20を持ち手として活用するとともに、空気調和機本体1Aの高さ調整時に化粧パネル本体10及びコーナー部材20を取り外さずに作業を行うことができるため、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。たとえば上記実施形態において、1つのコーナー部材20に2つのコーナー保持部40を設けた場合について例示しているが、3つ以上設けるようにしてもよい。また、コーナー保持部40は、固定部材50と可動部材60とを備えた場合について例示しているが、スライド機構と室内側への回転機構とを備えたものであって、回転した際にコーナー部材20の傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面側に対向するものであれば、上記構成に限定されない。たとえば、2つ以上の複数の係止片52と複数のピン62とを嵌め合わせた構造を有する、もしくはレール及びレール上をスライドし屈曲部を有する可動部材とを有する等の公知の技術を用いたものであってもよい。
さらに、上記実施形態において、コーナー部材20の傾斜端面21において、接触面積が広くなるようにリブが設けられていてもよい。また、上記実施形態において、化粧パネル本体10とコーナー部材20との接続面が外周部(矢印X、Y方向)に対し45度傾斜している場合について例示しているが、この傾斜角度に限定されず、回転動作をする際に他の部位と干渉せず、傾斜端面21が化粧パネル本体10の表面に対向するように位置決めされるような傾斜角度であればよい。
1 空気調和機、1A 空気調和機本体、1B 化粧パネル、2 吊り金具、3 ナット、10 化粧パネル本体、11 外周部、11a 傾斜面、12 吸込口、12a 吸込グリル、13 吹出口、14 ルーバー、15 モータ部、16 穴、20 コーナー部材、21 傾斜端面、22 開口、24 穴、30 コーナーカバー、31、32 爪、33 板、40 コーナー保持部、50 固定部材、51 基材、52 係止片、53 隙間、54 ピン保持部、55 回転規制部、60 可動部材、61 ベース、62 ピン、63 円筒部、101 吊りボルト、C 天井、C1 開口。

Claims (7)

  1. 空気の吹出口と吸込口とが設けられており、矩形状の四隅を切り欠いた傾斜面を有する化粧パネル本体と、
    前記化粧パネル本体の四隅にそれぞれ取り付けられるものであって、前記化粧パネル本体の傾斜面に対向する傾斜端面を有するコーナー部材と、
    前記コーナー部材を前記化粧パネル本体に対しスライドするとともに室内側へ回転するように保持するコーナー保持部と
    を備え、
    前記コーナー保持部は、前記コーナー部材が室内側に回転した際に、前記コーナー部材の傾斜端面が前記化粧パネル本体の表面に対向するように前記コーナー部材を保持することを特徴とする化粧パネル。
  2. 前記コーナー保持部は、前記化粧パネル本体側に配置された固定部材と、前記コーナー部材側に配置され前記固定部材に接続される可動部材とを備えたものであり、
    前記固定部材は、前記化粧パネル本体の傾斜面から突出した基材と、前記基材の端部に鉛直方向に向かって延びる複数の係止片とを有し、前記複数の係止片の間から前記基材にわたり連続した隙間が形成されているものであり、
    前記可動部材は、
    前記傾斜端面から突出しており、前記複数の係止片の間に挟まれた状態でスライドするように保持されるピンと、
    前記ピンの先端に設けられ、前記コーナー部材のスライド時に前記複数の係止片に接続して水平方向の移動を規制するとともに、前記コーナー部材の回転時に回転軸となる円筒部と
    を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の化粧パネル。
  3. 前記固定部材は、前記係止片の隙間の一部に隙間間隔が前記ピンの幅よりも狭くなるように設けられた回転規制部を有し、前記回転規制部は、前記コーナー部材の前記傾斜端面が前記化粧パネル本体の表面に対向した際に、前記ピンの前記係止片側への回転動作を規制するものであることを特徴とする請求項2に記載の化粧パネル。
  4. 前記固定部材は、前記係止片の上端側の隙間の一部に隙間間隔が前記ピンの幅よりも狭くなるように設けられたピン保持部を有し、前記ピン保持部は、前記コーナー部材が室内側への回転動作を規制するものであることを特徴とする請求項2または3に記載の化粧パネル。
  5. 前記コーナー部材は、前記化粧パネル本体との間の空間に開口を有するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  6. 前記コーナー部材の上面に着脱可能に取り付けられるコーナーカバーをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  7. 天井に吊りボルトを介して固定された、熱交換器及び送風機を有する空気調和機本体と、
    前記空気調和機本体の室内側に取り付けられた請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧パネルと
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
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