JP6078966B2 - Pos端末、pos端末の制御方法及びそのプログラム - Google Patents

Pos端末、pos端末の制御方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、POS(Point Of Sales)端末において、クーポンの対象となる商品の値引を行う技術に関する。
スーパーマーケット等の小売店舗においては、POSシステムを利用して、売上の集計を商品ごとに行うことが広く行われるようになってきている。スーパーマーケット等において、クーポン券を利用して割引等のサービスを顧客に提供する場合は、レジスタ機能を有するPOS端末において、チェッカーがPOSシステムに登録された商品がクーポンにおいて割引対象の商品であるか否かを確認するか、事前にシステムのマスタに値引に関する情報を登録しておく必要がある。
クーポン券等を利用して値引を行う技術としては、例えば、クーポン券等にバーコード等を印字し、これを読み取り機で読み取ることによりシステムにおいて値引額を認識し、値引を行う技術について開示されている(例えば、特許文献1、2、3)。クーポンに印字するコードに二次元コードを利用する技術についても開示されている(例えば、特許文献4、5)。
特開2011−18225号公報 特開2006−350804号公報 特開平7−65242号公報 特開2002−260100号公報 特開2011−145997号公報
小売での販売形態の一つに、店舗で取り扱う複数の商品の中から所定の商品を組み合わせて購入した顧客に対し、一定額の値引を行う方法がある。クーポン券を利用して、このような複数商品を組み合わせての値引を行おうとすると、チェッカーの負担を増大させるか、あるいは、マスタに値引に関する情報を登録する作業者の負担を増大させることとなる。
本発明は、チェッカー等の作業者の負担を増大させることなく、クーポンを利用して商品の組み合わせに対する値引を簡便に行うことのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプログラムによれば、コンピュータを、クーポンの対象となる商品の値引処理を実行するPOS端末として動作させるプログラムであって、前記値引処理は、クーポン券に印字されているコードより、所定の商品の組み合わせに対するクーポンの内容を含むクーポン情報を取得して、該クーポン情報を記憶部に記憶する記憶処理と、前記記憶部に記憶したクーポン情報を参照して、商品登録を行った複数の商品についての商品情報のうち、前記クーポンが値引の対象とする前記商品の組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出する商品情報抽出処理と、前記記憶部に記憶したクーポン情報を参照して、前記商品情報抽出処理により抽出された商品情報の中から、前記クーポン対象となる商品の組み合わせを成立させる成立商品情報及び該組み合わせの成立数を判断する判断処理と、前記記憶部に記憶したクーポン情報のうちの前記商品の組み合わせに対する値引額と、前記判断した前記組み合わせの成立数とから、該クーポンによる値引額を算出する値引額算出処理と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るPOS端末によれば、クーポンの対象となる商品の値引処理を実行するPOS端末であって、クーポン券に印字されているコードより、所定の商品の組み合わせに対するクーポンの内容を含むクーポン情報を取得して、該クーポン情報を記憶するクーポン情報生成部と、前記クーポン情報生成部により記憶したクーポン情報を参照して、商品登録を行った複数の商品についての商品情報のうち、前記クーポンが値引の対象とする前記商品の組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出する商品情報抽出部と、前記クーポン情報生成部により記憶したクーポン情報を参照して、前記商品情報抽出部により抽出された商品情報の中から、前記クーポン対象となる商品の組み合わせを成立させる成立商品情報及び該組み合わせの成立数を判断する判断部と、前記クーポン情報生成部により記憶したクーポン情報のうちの前記商品の組み合わせに対する値引額と、前記判断した前記組み合わせの成立数とから、該クーポンによる値引額を算出する値引額算出部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るPOS端末の制御方法によれば、クーポンの対象となる商品の値引処理を実行するPOS端末の制御方法であって、クーポン券に印字されているコードより、所定の商品の組み合わせに対するクーポンの内容を含むクーポン情報を取得して、該クーポン情報を記憶部に記憶し、前記記憶したクーポン情報を参照して、商品登録を行った複数の商品についての商品情報のうち、前記クーポンが値引の対象とする前記商品の組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出し、前記記憶部に記憶したクーポン情報を参照して、前記抽出された商品情報の中から、前記クーポン対象となる商品の組み合わせを成立させる成立商品情報及び該組み合わせの成立数を判断し、前記記憶部に記憶したクーポン情報のうちの前記商品の組み合わせに対する値引額と、前記判断した前記組み合わせの成立数とから、該クーポンによる値引額を算出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、チェッカー等の作業者の負担を増大させることなく、クーポンを利用して商品の組み合わせに対する値引を簡便に行うことが可能となる。
実施形態に係るPOSシステムの構成を示す図である。 POS端末のブロック図である。 実施形態において使用されるクーポン券について説明する図(その1)である。 実施形態において使用されるクーポン券について説明する図(その2)である。 実施形態に係るPOS端末による取引処理を示したフローチャート(その1)である。 実施形態に係るPOS端末による取引処理を示したフローチャート(その2)である。 商品マスタの構造例を示す図である。 登録商品テーブルの構造例を示す図である。 クーポンテーブルの構造例を示す図(その1)である。 クーポンテーブルの構造例を示す図(その2)である。 POS端末がクーポン券を用いて組み合わせの商品につき値引を行った場合のレシートの例を示す図である。 クーポン情報生成処理の詳細を示したフローチャートである。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その1)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その2)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その3)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その4)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その5)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その6)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その7)である。 クーポン値引処理の詳細を示したフローチャート(その8)である。 値引データ編集テーブルの構造例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るPOSシステムの構成を示す図である。図1のPOSシステム5は、サーバ2とPOS端末1とを有し、商品に関するデータや顧客に関するデータ等の各種データを管理する。
POS端末1は、スーパーマーケット等の店舗に配置されるPOSレジであり、顧客が店舗で購入しようとする商品の登録や会計等の処理を実行する。図1においては、1台のPOS端末1のみを示しているが、POSシステム5内に複数台設ける構成としてもよく、複数店舗に1台以上を配置する構成としてもよい。
サーバ2は、ネットワークを介してPOS端末1と接続され、POS端末1から受信する各種のデータをデータベースに格納して、売上管理をはじめとした各種の管理を行う。
図1に示すとおり、サーバ2は、商品マスタ21に、取り扱う商品等に関するデータを格納している。POS端末1は、サーバ2の商品マスタ21に格納されているデータを取得して、取得したデータを自装置1の商品マスタ3に格納する。そして、商品マスタ3のデータを用いて、顧客が購買しようとしてレジに持参した商品の登録処理や、会計処理を実行する。POS端末1における登録処理や会計処理の詳細については後述する。
本実施形態に係るPOSシステム5によれば、顧客が購買商品とともに値引のクーポン券4をレジにて提示した場合には、POS端末1は、POS端末1と接続されている読み取り機を介してクーポン券4から値引に関するデータを取得する。クーポン券4には、二次元コードが印字され、二次元コードは、所定の商品の組み合わせに対して値引をするために必要なデータを有する。POS端末1は、クーポン券4の二次元コードから読み取ったデータに基づき、組み合わせの条件を満たす商品の組が登録した商品に含まれると判断すると、その商品の組に対して値引をして会計処理を実行する。
図2は、POS端末1のブロック図である。図2に示すPOS端末1は、制御部10及びデータベース13を有し、制御部10は、商品登録部11、クーポン処理部14及び会計処理部12を有する。図2においては、クーポン券の利用に対し、クーポン対象の所定の組み合わせの商品につき値引する処理に関連する構成のみを示す。
制御部10は、POS端末1の各部の制御を行う。
このうち、商品登録部11は、商品登録処理を実行する。具体的には、商品登録部11は、POS端末1に接続されている不図示の読み取り機を介して商品に付されたバーコードを読み取って得た商品バーコード等をキーに、図1の商品マスタ3を検索する。商品登録部11は、検索により取得した商品情報を、所定のテーブルに格納していく。
データベース13には、商品マスタ3等の必要なデータテーブル等を格納する。データベース13に格納される各種データテーブルについては、後に図6〜9、図13を参照して説明する。
クーポン処理部14は、クーポン情報生成部15及び値引処理部16を有し、クーポンに関する処理を実行する。
クーポン処理部14のうち、クーポン情報生成部15は、不図示の読み取り機で読み取った二次元コードからクーポン情報を取得して、取得したクーポン情報をデータベース13の所定のテーブルに格納する。
値引処理部16は、クーポン情報生成部15が生成したクーポン情報を参照して、商品登録を行った複数の商品についての商品情報のうち、クーポン情報が示すクーポンが値引の対象とする組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出する。値引取引部16は、抽出した商品情報のうち、クーポン対象となる商品の組み合わせが成立する商品情報や、組み合わせの成立数を判断する。値引取引部16は、クーポン情報のうちの商品の組み合わせに対する値引額と、組み合わせの成立数とから、クーポンによる値引額を算出する。
会計処理部12は、クーポン処理部14が算出した値引額の分を減算した上で、登録された商品についての会計処理を実行する。
本実施形態に係るPOS端末1によれば、サーバ2からクーポンに関する情報を取得する必要がなく、接続されている読み取り機でクーポン券から読み取った情報に基づき、クーポン対象となる所定の商品の組み合わせで商品を購入する顧客に対し、値引をして取引処理を実行する。以下に、本実施形態に係るPOS端末1による取引処理の実行方法について、具体的に説明する。
図3及び図4は、本実施形態において使用されるクーポン券について説明する図である。実施例では、図3及び図4の2とおりのクーポン券を用意する。
このうち、図3は、複数の商品群のそれぞれから所定の商品を購入する場合に値引するクーポン券を例示する。図3のクーポン券の例によれば、「○○社の唐揚げ粉」と「鶏肉各種」をまとめて購入した場合には、20円の値引を行う。
図3(a)は、クーポン券を例示する図であり、図3(b)は、クーポン券に印字されている二次元コード上の情報を例示する図であり、図3(c)は、クーポン券に設定されている情報のデータ構造を例示する図である。ここでは、2つの商品群のそれぞれに属する商品を1点ずつ購入した場合に値引をするクーポンを例示する。
図3(a)に示すとおり、クーポン券には、値引対象となる商品の組み合わせ((e)及び(f))、値引額(d)、利用可能な期間(c)、利用限度取引回数(h)及び二次元コード30が印字されている。
読み取り機で二次元コード30を読み取って得られるコードの一例を図3(b)に示す。二次元コード30から得られるコードには、(a)クーポンタイプ、(b)クーポンコード、(c)有効期間情報、(d)値引金額情報、(e)対象商品群A、(f)対象商品群B、(h)成立回数情報及び(i)値引集計部門の情報を含んでいる。
図3(c)に示すように、(a)クーポンタイプは、クーポンタイプを識別するフラグ等の識別情報である。実施例では、図3及び図4に例示するような2とおりのクーポンタイプを識別するために、フラグを用いている。図3(a)に示す例では、クーポンタイプ「0」であることを表す値が設定されている。
(b)クーポンコードは、POS端末1の上位装置であるサーバ2に送信する管理コードである。クーポンコードは、クーポンを識別するための情報であり、クーポンコードにより、POS端末1は、顧客に対して提供される複数のクーポンのうち、いずれのクーポンであるかを識別する。
(c)有効期間情報には、図3(a)のクーポン券により値引を行う期間を表す値が設定され、(d)値引金額情報には、図3(a)のクーポン券により値引される金額が設定される。
(e)対象商品群Aは、クーポンの対象となる商品の組み合わせのうち、一方の商品を識別する値が設定される。図3に示す例では、商品「○○社唐揚げ粉」のバーコード情報が設定される。バーコード情報とは、商品マスタ3上の商品を識別するための商品識別情報であり、実施例では、13桁からなる商品バーコードを使用する。
(f)対象商品群Bは、対象商品群Aと組み合わされることによりクーポンの対象となる商品を識別する値が設定される。図3に示す例では、商品群「鶏肉各種」が属する分類コードが設定される。分類コードは、商品が属する区分を識別する商品分類識別情報である。実施例では、分類コードを対象商品群AやBに設定する場合は、図3(b)や図3(c)に示すように、先頭に「x」を付す。これにより、POS端末1のクーポン処理部14は、対象商品群に設定されているのが商品バーコードか、あるいは分類コードかを判別する。
このように、対象商品群AやBには、2以上の商品の商品バーコードを設定したり、分類コードを設定したりすることによって、複数の商品を設定し得る。このため、本実施形態の説明においては、商品「群」の語を用いている。以降の説明においては、クーポンの対象となる商品数によらず、一律に商品「群」の語を用いることとする。
なお、対象商品群A、Bについては、1または2以上の商品バーコードを設定する構成としてもよいし、1または2以上の分類コードを設定する構成としてもよい。商品バーコード及び分類コードの両方を1つの商品群に設定することもできる。
(h)成立回数情報は、1回の取引において、対象商品群AとBの組み合わせのうち、クーポンコード「11111111」により識別されるクーポンで値引取引を許可する組み合わせ数の最大値が設定される。例えば、図3のクーポン券の利用に対しては、商品「唐揚げ粉」と分類コード「鶏肉各種」の組み合わせのうち、3組までは値引をするが、これら商品の組み合わせが購入商品中に4組以上含まれる場合であっても、3組までしか値引を認めない。
(i)値引集計部門は、POSシステム5を利用する企業等の各部門のうち、値引した金額を計上する部門を表すコードが設定される。
図4は、ある商品群の中から所定の点数の商品をまとめて購入する場合に値引するクーポン券を例示する。図4のクーポン券の例によれば、「○○社の各種インスタントラーメン」を2点購入した場合には、50円の値引を行う。
図4(a)は、クーポン券を例示する図であり、図4(b)は、クーポン券に印字されている二次元コード上の情報を例示する図であり、図4(c)は、クーポン券に設定されている情報のデータ構造を例示する図である。図3と同様の構成については説明を省略し、ここでは、図3の構成と異なる点を中心に説明する。
図4に示す例では、クーポン券の二次元コード30から得られる情報のうち、1つの対象商品群すなわち(e)対象商品群Cと、(g)組み合わせ点数情報とを含む点で図3のクーポン券のコードと異なっている。
前述のとおり、本実施形態に係るPOS端末1は、サーバ2から値引に関する情報を取得することなく、図3や図4等に例示するクーポン券の二次元コードから読み取った情報を利用して、組み合わせ商品に対する値引を行う。以下に、POS端末1が、クーポン券の二次元コード30から読み取った情報を利用して、所定の条件を満たす商品の組み合わせに対して値引をした上で取引処理を実行する方法について、具体的に説明する。
図5A及び図5Bは、本実施形態に係るPOS端末1による取引処理を示したフローチャートである。POS端末1の制御部10が、端末1の電源の投入により、処理の開始を認識したことを契機として、図5A及び図5Bに示す一連の処理を開始する。
まず、ステップS1において、制御部10は、本実施形態に係る取引処理に利用する各種テーブルの領域をクリアし、ステップS2において、制御部10は、取引処理で使用する変数j、k、p、q、rを初期化する。使用する各種テーブルの具体的な構造例等については、後に図面を参照して説明する。
ステップS3において、制御部10は、バーコード等の読み取りがあったか否かを判定する。ここでは、商品に付されているバーコードまたはクーポン券の二次元コードの読み取りがあったか否かを判定している。POS端末1に接続されている読み取り機から商品バーコード等の入力があった場合には、ステップS4に進み、制御部10は、読み取り機が読み取ったコードが、クーポン券から読み取った二次元コードであるか否かを判定する。ステップS4においては、読み取ったコードのフォーマットが商品のバーコードあるいはクーポンの二次元コードのいずれについてのものであるかを判断している。ステップS4の判定の結果、クーポンの二次元コードである場合は、ステップS5へと処理を移行させ、商品のバーコードである場合は、ステップS6へと処理を移行させる。
ステップS5では、クーポン処理部14のクーポン情報生成部15が、クーポン情報生成処理を実行する。クーポン情報生成処理の詳細については、後に図11等を参照して説明する。
ステップS6では、商品登録部11が、ステップS3において読み取った商品バーコード(バーコード情報)をキーに商品マスタ3を検索し、対応する商品情報を抽出する。
図6は、商品マスタ3の構造例を示す図である。図6に示すように、実施例では、商品マスタ3においては、商品バーコードと対応付けて、商品名、価格及び分類コードが設定されている。このうち、分類コードについては、商品が属する区分を表し、例えば図6に示す例では、分類コード「3001」は野菜、「3003」は鶏肉、「3009」は牛乳、「3010」は乾麺、「3012」は文具に区分される商品であることを表す。
前述のとおり、商品マスタ3には、POS端末1がサーバ2の商品マスタ21から取得した情報が格納されている。
ステップS7では、商品登録部11は、登録済の商品数をカウントするための変数pに1を加算して、ステップS8で、登録商品テーブルにステップS6で抽出した商品情報を登録する。
図7は、登録商品テーブルの構造例を示す図である。図7に示すように、登録商品テーブルは、商品バーコード、商品名、価格、分類コード及び商品フラグを含む。
登録商品テーブルを構成する情報のうち、商品バーコード、商品名、価格及び分類コードについては、図6の商品マスタ3より取得した情報が格納される。
なお、商品バーコードが同一の商品が2点登録された場合等には、以下の値引額の算出方法においては、商品情報が2件登録されているものとして処理する。
商品フラグは、商品情報が、クーポンが値引の対象とする商品の組み合わせを成立させると判断されたものであるか否かを示す値引対象情報から構成される。実施例では、クーポンが値引の対象とする商品の組み合わせを成立させると判断された商品情報には、商品フラグに「1」を、未だ値引対象の商品の組み合わせを成立させると判断されていない商品の商品情報には、商品フラグに「0」を設定する。これにより、登録された商品情報の中に、クーポンの対象となる商品の組み合わせが複数組含まれる場合や、ある商品が複数のクーポンの対象となる場合等であっても、図3の成立回数情報が示す値を超えない範囲で、重複することなく適切に値引をすることが可能となる。商品フラグの具体的な設定方法については、図12A〜図12H等を参照して詳しく説明する。
ステップS8では、商品登録部11は、登録商品テーブルのp行目に、ステップS6で取得した商品情報と、商品フラグの初期値「0」とを登録する。そして、ステップS9で、商品登録部11は、登録商品の合計金額を表す変数kに、ステップS8において登録商品テーブルのp行目に登録した商品情報のうちの「価格」を加算して、ステップS10に進む。ステップS10においては、商品登録部11は、商品登録処理が完了したか否かを、小計キーが押下されたか否か等により判定する。商品登録処理が未完了の場合は、ステップS3に戻り、上記の商品登録処理を繰り返す。商品登録処理が完了した場合は、処理をステップS11へと移行させる。
ステップS11で、制御部10は、クーポン券の二次元コードの読み取りがあったか否かを判定する。ステップS11においては、読み取ったコードのフォーマットが、クーポンの二次元コードのそれであるか否かを判断している。クーポン券の二次元コードの読み取りがあった場合には、処理をステップS12へと移行させる。ステップS12においては、クーポン情報生成部15が、クーポン情報生成処理を実行し、処理をステップS13へと移行させる。ステップS12のクーポン情報生成処理については、ステップS5のそれと同様であり、後に図11等を参照して説明する。クーポン券の二次元コードの読み取りがなかった場合には、特に処理を行わず、ステップS13へと処理を移行させる。
ステップS13では、制御部10は、クーポン券から読み取ったデータを格納するクーポンテーブルを管理するための変数q及びrの値のいずれかが「0」でないかを判定する。変数q及びrのうち、少なくとも一方の値が0以外であれば、ステップS14へと進む。変数q及びrのいずれについても値が0である場合は、取引においてはクーポンの利用はないと判断し、特に処理を行わず、ステップS15へと処理を移行させる。
ここで、クーポンテーブルとは、前述のクーポン情報を格納するテーブルをいい、実施例では、図3及び図4のクーポンタイプに応じて、それぞれクーポンテーブル0及びクーポンテーブル1を用意している。図3のクーポンタイプ0のクーポンについては、二次元コードを読み取って得られる情報は、図8に示すクーポンテーブル0に格納する。図4のクーポンタイプ1のクーポンについては、二次元コードを読み取って得られる情報は、図9に示すクーポンテーブル1に格納する。
図8及び図9は、クーポンテーブルの構造例を示す図である。図8及び図9は、それぞれ図3及び図4に例示するクーポンタイプのクーポン券の二次元コードを読み取って得られる図3(b)及び図4(b)のコードから生成する。
図8の「クーポンタイプ0」のクーポンテーブル0は、クーポンコード1、有効期間1、値引金額1、商品コードA、商品コードB、成立回数1及び値引集計部門1を含む。クーポンテーブル0を構成する情報は、クーポン券の二次元コードに含まれる情報、図3(b)では、(b)乃至(f)、(h)乃至(i)の情報とそれぞれ対応している。
図9の「クーポンタイプ1」のクーポンテーブル1は、クーポンコード2、有効期間2、値引金額2、対象コードC、組み合わせ点数、成立回数2及び値引集計部門2を含む。クーポンテーブル1を構成する情報は、クーポン券の二次元コードに含まれる情報、図4(b)では、(b)乃至(e)及び(g)乃至(i)の情報とそれぞれ対応している。
なお、図3(b)や図4(b)に例示するように、実施例では、符号「a」〜「i」が各情報の前に付されている。POS端末1の制御部10は、クーポンの二次元コードを読み取って得られるコード上のa〜iの符号を参照して、符号に続く情報を取得し、クーポンテーブル0、1の対応する箇所に取得した情報を格納していく。
ステップS14では、クーポン処理部14の値引処理部16が、クーポン値引処理を実行する。クーポン値引処理では、まず、図8や図9に示すクーポンテーブルに格納されている情報に基づき、ステップS3〜ステップS9の処理で図7の登録商品テーブルに登録した商品情報のうち、クーポンの商品の組み合わせの条件を満たす商品情報を抽出する。値引処理部16は、クーポンテーブルを参照して、抽出した商品情報のうち、クーポン対象の商品の組み合わせが成立する商品情報と、組み合わせの成立数とを判断する。そして、値引処理部16は、クーポンテーブルに格納されている値引金額と、組み合わせの成立数とから、値引額jを算出する。クーポン値引処理の詳細については、図12A〜図12H等を参照して説明する。
ステップS15で、会計処理部12は、現金が投入されたか否かを判定し、釣銭釣札機に現金が投入されると、処理をステップS16へと進める。ステップS16で、会計処理部12が、入金された現金を計数し、ステップS17で、会計処理部12が、登録商品の合計金額kから値引額jを減算し、請求額を算出する。
ステップS18では、会計処理部12は、ステップS16で計数した入金金額からステップS17で算出した請求額を減算して、釣銭の額を求めると、ステップS19で、制御部10は、レシートの編集及び印字を実行させる。そして、ステップS20で、制御部10は、釣銭やレシートを出力すると、1つの取引処理を終了し、ステップS1に戻る。
図10は、本実施形態に係るPOS端末1が、図3のクーポン券を用いて組み合わせの商品につき値引を行った場合のレシートの例を示す図である。顧客の購入した商品(登録商品テーブルに登録された商品情報)には、クーポンテーブル0のクーポン対象商品に該当する商品の組「○○社唐揚げ粉」及び「鶏肉(もも)」が1組(*)含まれている。このため、値引は図3の「組み合わせクーポン」による旨を明記した上で、値引処理は1回成立であること(値引は1組の商品について成立していること)や、値引額「20円」分の値引がなされていることがレシートに記載されている。
次に、本実施形態に係るPOS端末1が、接続されている読み取り機で読み取ったクーポン券の二次元コードに基づき、登録された商品の中からクーポンの条件を満たす商品の組み合わせを判断してこれに対して値引を行う方法について、具体的に説明する。
図11は、図5AのステップS5や図5BのステップS12のクーポン情報生成処理の詳細を示したフローチャートである。
クーポン情報生成処理では、まず、ステップS31で、クーポン情報生成部15は、図3(b)や図4(b)に例示するコードの中から、クーポンタイプを参照し、クーポンタイプ0であるか否かを判定する。クーポンタイプ0である場合はステップS32に進み、クーポンタイプ0でない場合はステップS40に進む。
ステップS32以降においては、クーポン情報生成部15は、読み取ったコードからクーポンテーブル0の各項目に該当する情報を順次取得して、図8のクーポンテーブル0の所定の箇所に格納していく。
具体的には、ステップS32で、読み取ったコードのうち、クーポンコードを、クーポンテーブル0のq行目のクーポンコード1に格納する。ステップS33では、読み取ったコードのうち、有効期間情報を、クーポンテーブル0のq行目の有効期間1に格納し、ステップS34で、読み取ったコードのうち、値引金額情報を、クーポンテーブル0のq行目の値引金額1に格納する。ステップS35で、読み取ったコードのうち、対象商品群Aの商品コード等を、クーポンテーブル0のq行目の商品コードAに格納し、ステップS36で、対象商品群Bの商品コード等を、クーポンテーブル0のq行目の商品コードBに格納する。ステップS37で、読み取ったコードのうち、成立回数情報を、クーポンテーブル0のq行目の成立回数1に格納し、ステップS38で、読み取ったコードのうち、値引集計部門を、クーポンテーブル0のq行目の値引集計部門1に格納すると、ステップS39で、カウンタqに1を加算して、処理を終了する。
先のステップS31において判定した結果、クーポンタイプ0でない場合には、ステップS40で、クーポン情報生成部15が、クーポンタイプ1であるか否かを更に判定する。クーポンタイプ1である場合は、ステップS41に進み、クーポンタイプ1でない場合は、POS端末1で取り扱うことのできないクーポンであると判断し、処理を終了する。
ステップS41以降においては、クーポン情報生成部15は、読み取ったコードからクーポンテーブル1の各項目に該当する情報を順次取得して、図9のクーポンテーブル1の所定の箇所に格納していく。
具体的には、ステップS41で、読み取ったコードのうち、クーポンコードを、クーポンテーブル1のr行目のクーポンコード2に格納する。ステップS42では、読み取ったコードのうち、有効期間情報を、クーポンテーブル1のr行目の有効期間2に格納し、ステップS43で、読み取ったコードのうち、値引金額情報を、クーポンテーブル1のr行目の値引金額2に格納する。ステップS44で、読み取ったコードのうち、対象商品群Cの商品コード等を、クーポンテーブル1のr行目の対象コードCに格納し、ステップS45で、組み合わせ点数情報を、クーポンテーブル1のr行目の組み合わせ点数に格納する。ステップS46で、読み取ったコードのうち、成立回数情報を、クーポンテーブル1のr行目の成立回数2に格納し、ステップS47で、読み取ったコードのうち、値引集計部門を、クーポンテーブル1のr行目の値引集計部門2に格納すると、ステップS48で、カウンタrに1を加算して、処理を終了する。
このように、POS端末1は、クーポン券の二次元コードを読み取って得られるコードよりクーポンテーブル0、1の各項目に情報を格納していくことにより、商品の値引に必要な情報を得る。
次に、生成したクーポン情報すなわちクーポンテーブル0、1を用いて、クーポン対象となる商品の組み合わせを判断して値引額を算出する方法について、図12A〜図12H等を参照して説明する。
図12A〜図12Hは、図5BのステップS14のクーポン値引処理の詳細を示したフローチャートである。
クーポン値引処理では、まず、ステップS51で、値引処理部16は、クーポン値引処理において用いる各種変数を初期化する。前述のとおり、変数jは、1取引で値引される総値引額を算出するために使用する。変数m及びiについては後述する。
ステップS52で、値引処理部16は、前述の変数qの値が0であるか否か、すなわち、クーポンタイプ0のクーポンテーブル0に情報が未登録であるか否かを判定する。q≠0すなわちクーポンタイプ0のクーポンテーブル0に情報が登録されている場合は、ステップS53へと処理を移行させ、q=0すなわちクーポンテーブル0に情報が未登録である場合は、ステップS91へと処理を移行させる。
ステップS53で、値引処理部16は、変数mとqとの大小関係を比較する。変数mは、クーポンタイプ0のクーポンテーブル0の行数qと比較するために用いる。変数mがqを超える場合、すなわち、クーポンテーブル0の全ての行について処理が完了している場合は、ステップS91へと処理を移行させ、変数mがq以下の場合、すなわち、クーポンテーブル0に未処理の行が存在する場合は、ステップS54に進む。
ステップS54で、値引処理部16は、クーポンテーブル0のm行目の有効期間1と、POS端末1の制御部10が管理する日付情報(本日日付)とを比較する。有効期間1に日付が含まれていない場合は、処理をステップS90へと移行さる。日付が有効期間1に含まれる場合は、ステップS55に進む。
ステップS55で、値引処理部16は、クーポンテーブル0のチェックに使用する変数n、x、yを初期化する。nは、図7の登録商品テーブルのうち、処理対象の行を表す。x及びyは、登録商品テーブルに登録されている商品のうち、それぞれ図8の商品コードA及びBと一致する商品数をカウントするために使用する。
ステップS56以降の処理においては、登録商品テーブルに登録されている商品情報の中から、クーポンの対象となる商品の組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出する。
具体的には、まず、ステップS56で、値引処理部16は、変数nと登録商品テーブルに登録済の商品数pとの大小関係を比較する。登録済の商品数pについては、図5AのステップS3〜ステップS10の説明で述べたとおりである。変数nがpを超える場合、すなわち、p点の全ての登録商品についてチェックが完了している場合は、ステップS65へと処理を移行させ、抽出した商品情報より、クーポン対象となる商品の組み合わせの成立数を判断する。変数nがp以下の場合、すなわち、未チェックの登録商品が存在する場合は、ステップS57に進む。
ステップS57で、値引処理部16は、図7の登録商品テーブルのうち、n行目の商品フラグを参照し、n行目の商品が既に値引対象と判断されたものであるか否かを判定する。商品フラグの値が1である場合、すなわち、n行目の商品情報に対応する商品が既に値引対象と判断されている場合は、処理をステップS64へと移行させる。商品フラグの値が0である場合、すなわち、n行目の商品情報に対応する商品がまだ値引対象と判断されていない場合は、ステップS58に進む。
ステップS58で、値引処理部16は、図8のクーポンテーブル0のm行目の商品コードAの中に、図7の登録商品テーブルのn行目の商品バーコードと一致するものが存在するか否かを判定する。クーポンテーブル0のm行目の商品コードAの中に、登録商品テーブルのn行目の商品バーコードと一致するものが存在する場合は、ステップS60へと処理を移行させる。m行目の商品コードAには、登録商品テーブルのn行目の商品バーコードと一致するものが存在しない場合は、ステップS59に進む。
ステップS59で、値引処理部16は、クーポンテーブル0のm行目の商品コードAの中に、登録商品テーブルのn行目の分類コードと一致するものが存在するか否かを判定する。前述のとおり、実施例では、商品が属する区分を表す分類コードでもクーポンの対象商品が指定されているため、ステップS59の判定を行っている。クーポンテーブル0のm行目の商品コードAの中に、登録商品テーブルのn行目の分類コードと一致するものが存在するか否かに応じて、それぞれステップS60及びステップS61へと処理を移行させる。
ステップS60では、値引処理部16は、商品コードAと一致する商品の数をカウントするための変数xに1を加算し、処理をステップS64へと移行させる。
ステップS61〜ステップS63の処理においては、登録商品テーブルのn行目の商品バーコードや分類コードと比較する商品コードは、クーポンテーブル0の商品コードBである点で、上記のステップS58〜ステップS60の処理と異なる。値引処理部16は、クーポンテーブル0のm行目の商品コードBの中に、商品登録テーブルのn行目の商品バーコードまたは分類コードと一致するものが存在する場合は、商品コードBと一致する商品の数をカウントするための変数yに1を加算し、処理をステップS64へと移行させる。
ステップS64で、値引処理部16は、登録商品テーブルのうち、チェック中の行を表す変数nに1を加算し、ステップS56に戻り、登録商品テーブルの次の行に対し、同様の処理を実行する。
登録商品テーブルに登録されているp行の全ての商品情報について上記の処理を実行すると、クーポンテーブル0のm行目の商品コードAと一致する商品情報の件数x及び商品コードBと一致する商品情報の件数yがカウントされる。登録商品テーブルのp行の全ての商品情報について上記の処理が完了した場合には、処理をステップS56からステップS65へと移行させ、抽出した商品情報より、クーポン対象となる商品の組み合わせの成立数を判断する。
ステップS65で、値引処理部16は、変数x及びyの値が0でないかを判定する。変数x及びyのいずれも値が0の場合または一方の値が0の場合は、登録商品テーブルにはクーポン対象となる商品についての商品情報は登録されていないと判断し、処理をステップS90へと移行させる。変数x及びyのいずれも値が0以外の場合は、ステップS66に進む。
ステップS66で、値引処理部16は、変数xとyとの大小関係を比較する。前述のとおり、x及びyは、それぞれ商品コードA及びBと一致する商品バーコードまたは分類コードを有する商品情報の件数を表している。組み合わせで値引して販売することのできる組の数は、x及びyのうち小さい方で表されている。このため、xの方が小さい場合はステップS67に進み、変数zにxの値を設定し、yの方が小さい場合はステップS68に進み、変数zにyの値を設定して、ステップS69に進む。
ステップS69で、値引処理部16は、ステップS67またはステップS68で設定した変数zの値と、クーポンテーブル0のm行目の成立回数1との大小関係を比較する。変数zが成立回数1以下である場合は、上記の処理で抽出された商品情報が表す商品からなる全ての組み合わせに対して値引をすることができると判断する。この場合は、特に処理を行わず、処理をステップS71へと移行させる。一方、変数zが成立回数1を超える場合は、抽出された商品情報が表す商品からなる組み合わせの数が、制限数を超えており、全ての組に対して値引をすることができない。この場合は、ステップS70で、値引処理部16は、変数zに成立回数1を設定し、処理をステップS71へと移行させる。
ステップS71以降の処理では、値引処理部16は、クーポンテーブル0の商品コードA及び商品コードBと一致する商品につき、登録商品テーブルの商品フラグに「1」を設定して、z組の商品の組み合わせを成立させる商品情報(成立商品情報)を判断し、確定させていく。
まず、ステップS71で、値引処理部16は、変数n、x、yを初期化して、ステップS72で、変数x及びyが、いずれも値がzに等しいか否かを判定する。x=z且つy=zの条件を満たすのは、当該クーポンの対象となる商品の組の全てについて処理が完了した場合である。この場合は、処理をステップS85へと移行させる。x及びyのうち少なくとも一方にz以外の値が設定されている場合は、ステップS73に進む。
ステップS73で、値引処理部16は、登録商品テーブルのn行目の商品フラグの値が0であるか否かを判定する。商品フラグに1が設定されている場合は、n行目の商品情報が表す商品についてはすでにクーポンタイプ0のクーポンでの値引対象に設定されているとして、特に処理を行わず、ステップS84へと処理を移行させる。商品フラグに0が設定されている場合は、ステップS74に進む。
ステップS74で、値引処理部16は、変数xの値が、組み合わせの成立数zに等しいか否かを判定する。x=zの場合は、組み合わせで値引をする商品のうち、商品コードAに属する商品については全て商品フラグを1に設定し終えたと判断し、ステップS79へと処理を移行させる。x≠zの場合は、ステップS75に進む。
ステップS75及びステップS76においては、値引処理部16は、クーポンテーブル0のm行目のクーポンの商品コードAの中に、図7の登録商品テーブルのn行目の商品バーコードや分類コードと一致するものを検索する。商品コードAの中に商品バーコードや分類コードと一致するものが存在する場合は、ステップS77で、xに1を加算し、ステップS78で、成立商品情報の商品フラグに1を設定して、ステップS84へと処理を移行させる。商品コードAには商品バーコードや分類コードと一致するものが存在しない場合は、特に処理を行わず、ステップS79へと処理を移行させる。
ステップS79〜ステップS83の処理においては、ステップS74〜ステップS78の処理とそれぞれ同様の処理を行う。具体的には、クーポンテーブル0のm行目の商品コードBの中に、商品バーコードや分類コードと一致するものが存在する場合は、登録商品テーブルの成立商品情報の商品フラグに1を設定するとともに、yに1を加算して、ステップS84へと処理を移行させる。
ステップS84で、値引処理部16は、登録商品テーブルのうち、チェック中の行を表す変数nに1を加算して、ステップS72に戻る。前述のとおり、ステップS72においては、x=z且つy=zの条件を満たす場合には、当該クーポンの対象となる商品の組の全てについて、商品情報の商品フラグの設定処理が完了しているとして、処理をステップS85へと移行させる。このように、ステップS72においてx=z且つy=zの条件を満たすまで上記の処理を繰り返すと、登録商品テーブルの先頭の商品情報から順に、商品コードA/商品コードBと一致する商品バーコード等の商品情報については、成立商品情報と判断されていくこととなる。商品コードAと商品バーコード等が一致する1件目の成立商品情報の商品と、商品コードBと商品バーコード等が一致する1件目の成立商品情報の商品とで、クーポン対象となる商品の組み合わせが1組成立すると判断する。2組目以降についても同様の判断を行っていき、z組目の商品の組み合わせが成立する(x=z且つy=zを満たす)と判断すると、処理をステップS85へと移行させる。
ステップS85以降の処理では、レシートに出力する値引に関する情報を格納するための値引データ編集テーブルの各項目に値を設定する。
図13は、値引データ編集テーブルの構造例を示す図である。図13に示すように、実施例では、値引データ編集テーブルは、クーポン種別、成立回数及び値引額を含む。
クーポン種別は、クーポンタイプ0または1のいずれのタイプのクーポンであるかを示す情報が格納される。実施例では、図3に例示するクーポンのクーポン種別は「組合せクーポン」、図4に例示するクーポンについては「よりどりクーポン」とする。
成立回数については、上述のとおりであり、1枚のクーポン券により値引する商品の組の数が格納される。
値引額は、1枚のクーポン券により値引される総額が格納される。
値引データ編集テーブルの各項目の値の設定方法については、具体的には、ステップS85で、値引処理部16は、値引データ編集テーブルの「クーポン種別」には、組み合わせクーポンであることを表す値を設定する。ステップS86で、値引処理部16は、値引データ編集テーブルの成立回数に、変数zの値を設定する。ステップS87で、値引処理部16は、値引データ編集テーブルの値引額に、クーポンテーブル0のm行目の値引金額1に変数z(すなわち成立回数)の値をかけて得られる値を設定する。そして、ステップS88で、値引処理部16は、総値引額を表す変数jにステップS87で求めた額を加算する。ステップS89で、値引処理部16は、値引データ編集テーブルの行をカウントする変数iに1を加算し、ステップS90で、クーポンテーブル0の行をカウントする変数mに1を加算して、ステップS53に戻る。
以降は、クーポンテーブル0の次の行mを参照して、クーポンテーブル0に次に登録されたクーポンの対象となる商品情報の抽出や組み合わせの成立数(値引できる組の数)zの判断、組み合わせが成立する商品についての商品情報には、商品フラグに値「1」を設定する処理を実行する。クーポンテーブル0に登録されているq行の全てについて処理を実行すると、ステップS91へと処理を移行させる。
ステップS91以降の処理では、登録商品テーブルに登録されている商品の中に、クーポンタイプ1のクーポンで値引をすることができる商品が含まれている場合には、その商品情報の商品フラグに「1」を設定して総値引額jの変更等を行う。
具体的には、まず、ステップS91で、値引処理部16は、変数mを初期化する。変数mは、以降の処理においては、クーポンタイプ1のクーポンテーブル1の行数rと比較するために用いている。
ステップS92で、値引処理部16は、変数rの値が0であるか否か、すなわち、クーポンタイプ1のクーポンテーブル1に情報が未登録であるか否かを判定する。r≠0すなわちクーポンタイプ1のクーポンテーブル1に情報が登録されている場合は、ステップS93へと処理を移行させ、r=0すなわちクーポンテーブル1に情報が未登録である場合は、クーポン値引処理を終了する。
ステップS93で、値引処理部16は、変数mとrとの大小関係を比較することにより、クーポンテーブル1の全ての行につき処理が完了しているか否かを判定する。変数mがrを超える場合は、クーポンテーブル1の全ての行につき処理が完了しているとして、クーポン値引処理を終了する。変数mがr以下の場合は、ステップS94に進み、クーポンテーブル1のm行目のクーポンにつき、該当する商品の組み合わせが存在するか否かのチェックを行う。
ステップS94では、値引処理部16は、クーポンテーブル1のm行目の有効期間2とPOS端末1の制御部10が管理する日付情報(本日日付)とを比較して、有効期間2に日付が含まれていない場合は、処理をステップS120へと移行させる。日付が有効期間2に含まれる場合は、ステップS95に進む。
ステップS95で、値引処理部16は、クーポンテーブル1のチェックに使用する変数n、xを初期化する。nは、図7の登録商品テーブルのうち、処理対象の行を表す。xは、登録商品テーブルに登録されている商品のうち、図9の商品コードCと一致する商品数をカウントするために使用する。
ステップS96で、値引処理部16は、変数nと登録商品テーブルに登録済の商品数pとの大小関係を比較する。変数nがpを超える場合は、全ての登録商品についてチェックが完了しているとして、ステップS102へと処理を移行させ、抽出した商品情報より、クーポン対象となる商品の組み合わせの成立数を判断する。変数nがp以下の場合は、未チェックの登録商品が存在するとして、ステップS97に進む。
ステップS97〜ステップS100においては、値引処理部16は、それぞれ上記のステップS57〜ステップS60の処理と同様の処理を実行する。すなわち、登録商品テーブルのn行目の商品フラグの値が0の未だ値引対象とされていないことを条件として(ステップS97でYES)、クーポンテーブル1のm行目の商品コードCの中に、登録商品テーブルのn行目の商品バーコードや分類コードと一致するものが存在するか否かを判断する(ステップS98及びステップS99)。クーポンテーブル1のm行目の商品コードCの中に、商品登録テーブルのn行目の商品バーコードや分類コードと一致するものが存在する場合(ステップS98及びステップS99でYESの場合)は、ステップS100で、値引処理部16は、m行目のクーポンの商品コードCと一致する商品の点数を表す変数xに1を加算する。
ステップS101で、値引処理部16は、登録商品テーブルのうち、チェック中の行を表す変数nに1を加算し、ステップS96に戻る。そして、登録商品テーブルの次の行に対して、同様の処理を実行する。
登録商品テーブルに登録されている全ての商品情報について上記の処理を実行すると、クーポンテーブル1のm行目の商品コードCと一致する商品情報の件数xがカウントされる。登録商品テーブルの全ての商品情報について上記の処理が完了した場合には、処理をステップS96からステップS102へと移行させ、抽出した商品情報より、クーポン対象となる商品の組み合わせの成立数を判断する。
ステップS102で、値引処理部16は、商品コードCと一致する商品数を表す変数xと、クーポンテーブル1のm行目の組み合わせ点数との大小関係を判定する。xがクーポンテーブル1の「組み合わせ点数」未満である場合は、特に処理を行わず、処理をステップS120へと移行させる。xが「組み合わせ点数」以上である場合は、ステップS103に進む。
ステップS103で、値引処理部16は、商品コードCと一致する商品数xのうち、クーポン対象となる商品の組み合わせの成立数を算出する。具体的には、変数zには、変数xを「組み合わせ点数」で除算した場合の商を設定する。ステップS104及びステップS105の処理は、上記のステップS69及びステップS70の処理とそれぞれ同様である。クーポンテーブル1のm行目の成立回数2とzとの大小関係により、zの最大値を成立回数2として、クーポンテーブル1のm行目のクーポンで値引する組の数をzに設定する。
ステップS106以降の処理では、値引処理部16は、クーポンテーブル1の商品コードCと一致する商品については登録商品テーブルの該当する商品情報の商品フラグに「1」を設定して、組み合わせを成立させる商品情報を判断し、確定させていく。
まず、ステップS106で、値引処理部16は、変数n、xの値を初期化して、ステップS107で、xに組み合わせ点数にzをかけた値を設定する。そして、ステップS108で、値引処理部16は、xが0に等しいか否かを判定する。x=0の条件を満たすのは、当該クーポンの対象となる商品の全てについて処理が完了した場合である。この場合は、処理をステップS115へと移行させる。x≠0である場合は、ステップS109に進む。
ステップS109以降の処理では、値引処理部16は、登録商品テーブルのn行目の商品情報の商品フラグが0(ステップS109でYES)の場合に、その商品バーコードまたは分類コードが、クーポンテーブル1のm行目の商品コードCと一致するか否かを判定していく(ステップS110〜ステップS111)。登録商品テーブルのn行目の商品バーコード等がクーポンテーブル1のm行目の商品コードCと一致する場合には、値引対象の商品数xから1を減算し(ステップS112)、n行目の成立商品情報の商品フラグに1を設定する(ステップS113)。nに1を加算すると(ステップS114)、ステップS109〜ステップS113の処理を、登録商品テーブルの商品情報のそれぞれについて実行していく。
上記のステップS108の判定において、x=0となった場合には、クーポンテーブル1のm行目のクーポンにより値引される当該クーポンの対象となる商品について、商品情報の商品フラグに1が設定されたと判断して、処理をステップS108からステップS115へと移行させる。このように、ステップS108においてx=0の条件を満たすまで上記の処理を繰り返すと、登録商品テーブルの先頭の商品情報から順に、商品コードCと一致する商品バーコード等の商品情報については、成立商品情報と判断されていくこととなる。商品コードCと商品バーコード等が一致する成立商品情報の件数が組み合わせ点数に一致するごとに、クーポン対象となる商品の組み合わせが1組成立すると判断する。2組目以降についても同様の判断を行っていき、z組目の商品の組み合わせが成立する(x=0を満たす)と判断すると、処理をステップS115へと移行させる。
ステップS115以降の処理では、値引処理部16は、図13の値引データ編集テーブルの各項目に値を設定していく。具体的には、ステップS115で、クーポン種別として、クーポンタイプ1であることを表す「よりどりクーポン」を設定し、ステップS116で、成立回数に、変数zの値を設定する。ステップS117で、クーポンテーブル1のm行目のクーポンで値引される金額として、クーポンテーブル1のm行目の値引金額2に成立回数を表すzをかけて得られる値を設定する。ステップS118で、総値引額を表す変数jにステップS117で求めた値引額を加算すると、ステップS119でiに1を加算し、ステップS120で、クーポンテーブル1の参照する行を表すmに1を加算して、ステップS93に戻る。クーポンテーブル1のr行の全ての行につき上記の処理が完了すると(ステップS93でYES)、クーポン値引処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るPOS端末1によれば、クーポン券に印字された二次元コードから読み取ったクーポン情報をクーポンテーブルに格納し、クーポンテーブルの情報より、商品登録を行った複数の商品の中から、クーポンにより値引対象となる商品の組み合わせに含まれる商品についての商品情報を抽出する。POS端末1は、抽出された商品情報の中から、クーポン対象の組み合わせを成立させることのできる商品情報と、成立する組み合わせの数とを判断する。そして、POS端末1は、クーポンテーブルの組み合わせに対する値引額と、成立する組み合わせの数とから、そのクーポンにより値引される額を算出する。本実施形態に係るPOS端末1では、クーポン券からクーポン情報を取得することによりクーポンによる値引をすることができ、サーバ2から必要な情報を取得することが不要となる。このため、チェッカーが、レジにて登録した商品の中に、クーポンで値引対象となる商品の組み合わせが含まれているか否か等の確認作業や、POSシステム5のサーバ2にクーポンに関する情報を登録する作業等が不要となる。これにより、チェッカー等の作業者の負担を増大させることなく、クーポンを利用して商品の組み合わせに対する値引を簡便に行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態においては、例えば図6において、分類コードは1階層の場合を例示するが、これに限定されるものではない。例えば、大分類、中分類、小分類の3階層で商品を区分して、クーポン券の対象商品群に設定する分類コードには、大中小いずれの分類コードを設定してもよい構成とすることもできる。
この他にも、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良及び変更が可能である。例えば、前述の各実施形態に示された全体構成からいくつかの構成要素を削除してもよく、更には各実施形態の異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 POS端末
2 サーバ
3 POS端末の商品マスタ
4 値引クーポン券
5 POSシステム
10 制御部
11 商品登録部
12 会計処理部
13 データベース
14 クーポン処理部
15 クーポン情報生成部
16 値引処理部
21 サーバの商品マスタ
30 二次元コード

Claims (8)

  1. 会計対象の複数の商品の登録を受け付け、
    クーポン券に印字されたコードから、値引の対象となる商品の組に含まれる商品を示す対象商品情報と、割引の対象となる商品の組に対する割引額とを読み取り
    読み取った前記対象商品情報に基づいて、登録された前記会計対象の複数の商品のうち割引の対象となる商品の組を特定し、
    特定した前記割引の対象となる商品の組の数と取得した前記割引額とに基づいて、前記クーポンによる割引額を算出
    算出した前記割引額に応じて、前記会計対象の複数の商品の会計処理を実行する、
    処理をPOSコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記割引の対象となる商品の組の特定では、前記登録された前記会計対象の複数の商品の各々についての識別情報若しくは前記登録された前記会計対象の複数の商品の各々が属する区分を識別する分類情報を、読み取った前記対象商品情報と順次比較していくことにより、前記割引の対象となる商品の組を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記クーポン券に印字されたコードから、前記対象商品情報で示される商品の組み合わせ点数を示す点数情報を取得する処理を前記POSコンピュータに更に実行させ、
    前記割引の対象となる商品の組の特定では、前記登録された前記会計対象の複数の商品のうちで前記対象商品情報で示される商品の点数が、前記点数情報で示される組み合わせ点数以上である場合に、該登録された前記会計対象の複数の商品のうちで前記対象商品情報で示される商品のうち前記点数情報で示される組み合わせ点数の商品を、前記割引の対象となる商品の組として特定する
    ことを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記クーポン券に印字されたコードから、値引取引をし得る商品の組の最大値を表す成立回数情報を取得する処理を前記POSコンピュータに更に実行させ、
    前記割引の対象となる商品の組の特定では、前記登録された前記会計対象の複数の商品のうち割引の対象となる商品の組の数が前記成立回数情報で示される前記最大値を超えない範囲で、該割引の対象となる商品の組を特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  5. 前記登録された前記会計対象の複数の商品のうちで前記特定した割引の対象となる商品の組に含まれる商品についての登録情報に対して、前記特定した割引の対象となる商品であることを示す情報を設定する処理を前記POSコンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  6. 前記クーポン券に印字されたコードから、値引を行う期間を表す有効期間情報を取得し、前記POSコンピュータで管理されている日付情報が該有効期間情報で示される期間に含まれるか否かを判定する処理を前記POSコンピュータに更に実行させ、
    前記割引の対象となる商品の組の特定の処理及び前記クーポンによる割引額の算出の処理は、前記日付情報が前記有効期間情報で示される期間に含まれると判定した場合に実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  7. 会計対象の複数の商品の登録を受け付ける商品登録部と、
    クーポン券に印字されたコードから、値引の対象となる商品の組に含まれる商品を示す対象商品情報と、割引の対象となる商品の組に対する割引額とを読み取る読取部と、
    読み取った前記対象商品情報に基づいて、登録された前記会計対象の複数の商品のうち割引の対象となる商品の組を特定する特定部と、
    特定した前記割引の対象となる商品の組の数と取得した前記割引額とに基づいて、前記クーポンによる割引額を算出する算出部と、
    算出した前記割引額に応じて、前記会計対象の複数の商品の会計処理を実行する会計処理実行部と、
    を備えることを特徴とするPOS端末。
  8. POS端末によって行われる制御方法であって、
    会計対象の複数の商品の登録を受け付け、
    クーポン券に印字されたコードから、値引の対象となる商品の組に含まれる商品を示す対象商品情報と、割引の対象となる商品の組に対する割引額とを読み取り
    読み取った前記対象商品情報に基づいて、登録された前記会計対象の複数の商品のうち割引の対象となる商品の組を特定し、
    特定した前記割引の対象となる商品の組の数と取得した前記割引額とに基づいて、前記クーポンによる割引額を算出
    算出した前記割引額に応じて、前記会計対象の複数の商品の会計処理を実行する、
    ことを特徴とするPOS端末の制御方法。
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