JP2014052739A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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正敏 西田
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Abstract

【課題】顧客に対して配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件を満たすような商品提案を行って購買を促す。
【解決手段】情報処理装置は、店舗内で販売している商品をインターネットを介して販売するネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、前記購入商品の配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記売上合計金額が前記基準金額を満たさないと判定した場合に、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する推奨商品抽出手段と、前記推奨商品抽出手段により抽出された前記推奨商品を前記ネットスーパーで購入可能な態様で前記特典の適用に必要な差額とともに表示する推奨商品表示手段と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年のネットワークの普及により、インターネットを介して商品の販売を行う販売方式(EC:Electronic Commerce)が盛んに行われている。また、スーパーマーケット等の店舗においても、店舗内で販売している商品をインターネットを介して販売する、所謂ネットスーパーと呼ばれる販売方式が行われている。
ところで、ネットスーパーにおいては、購入対象の各商品が店舗内でピックアップされ、ピックアップされた購入対象の各商品が配送担当員によって配送先の顧客宅へと配送される。このような配送においては、配送料がかかることになる。
しかしながら、上記配送料は実店舗での商品購入には付与されないものであり、ネットスーパーの活用促進を阻害する一因となっている。
実施形態の情報処理装置は、店舗内で販売している商品をインターネットを介して販売するネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、前記購入商品の配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記売上合計金額が前記基準金額を満たさないと判定した場合に、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する推奨商品抽出手段と、前記推奨商品抽出手段により抽出された前記推奨商品を前記ネットスーパーで購入可能な態様で前記特典の適用に必要な差額とともに表示する推奨商品表示手段と、を備える。
図1は、実施形態の商品販売システムの全体構成を概略的に示したシステム構成図である。 図2は、商品マスタファイルに格納されるデータの一例を示す図である。 図3は、ネットスーパーサーバの電装系の構成を示したブロック図である。 図4は、商品購入ページの一例を示す正面図である。 図5は、注文内容確認ページの一例を示す正面図である。 図6は、注文内容確認ページの一例を示す正面図である。 図7は、制御部の機能構成を示した機能ブロック図である。 図8は、注文受付処理の手順を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、販売システム1の全体構成を概略的に示したシステム構成図である。図1に示したように、販売システム1は、商品販売データ処理装置としての複数台のPOS(Point Of Sales:販売時点管理)端末2および各POS端末2をLAN3によって接続して集中管理する店舗サーバ4を備えるPOSシステム7と、専用回線8を介して店舗サーバ4を接続する本部サーバ9と、を備えている。
POSシステム7および本部サーバ9について簡単に説明する。店舗サーバ4は、店舗で販売される各種の商品情報(商品の単価等)を格納する商品マスタファイルMFを有してPOSシステム7全体の制御を受け持つものであり、キーボード、表示器、プリンタ及びハードディスクドライブ装置などが接続されている(何れも図示せず)。
図2は、商品マスタファイルMFに格納されるデータの一例を示す図である。図2に示ように、商品マスタファイルMFは、JANコードなどの商品コードに対応付けて、商品名、商品画像、単価等の商品情報を格納する。
加えて、商品マスタファイルMFは、後述する注文受付処理の際において、ネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が配送料を無料にする基準金額に満たない場合の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する場合に、その抽出対象とする商品群を定める表示フラグと、対象となる差額と、を格納する。この表示フラグは、抽出対象とする場合は“1”、抽出対象としない場合は“0”である。
なお、表示フラグを“1”とする抽出対象の商品は、カテゴリ、単品単位での設定が可能である。また、表示フラグを“1”とする抽出対象の商品としては、ネットスーパーで積極的に販売したい商品、お勧め商品、利益率の高い商品などが挙げられる。
POS端末2は、ユニークなレジナンバーを割り振られて精算場所に配設されており、キャッシャが売上処理を行うための端末である。POS端末2は、キーボード、ドロワ、表示器、カードリーダ/ライタ、コードスキャナ等が接続されている。POS端末2は、コードスキャナによりバーコードや二次元コード等の形態で各商品に付加された商品コードを読み取ると、この商品コードを店舗サーバ4に通知することで商品の問い合わせを行う。店舗サーバ4は、POS端末2からの問い合わせに応じて商品マスタファイルMFを検索し、該当する商品コードに対応した商品情報(商品の単価等)を読み出してPOS端末2へ送信する。POS端末2は、店舗サーバ4から対応する商品情報(商品の単価等)等を取得する。また、POS端末2は、購入対象となった商品の単価及び販売個数に基づき、これら商品の総額を算出し精算等の処理を行って売上データを生成した後、当該売上データを所定のタイミングで店舗サーバ4に送信する。
本部サーバ9は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるコンピュータ構成の制御部(図示せず)を備えており、各店舗の店舗サーバ4から送信される売上データを管理したり、各店舗の店舗サーバ4に対して商品マスタファイルを送信したりする。
加えて、図1に示したように、販売システム1は、POSシステム7が設置された店舗内で販売されている商品を、インターネット等のネットワーク5を介して販売するネットスーパーサービスを提供するための情報処理装置であるネットスーパーサーバ6を備えている。ネットスーパーサーバ6は、ネットワーク5を介して顧客端末10から接続可能である。
顧客端末10は、ネットスーパーの顧客(ユーザ)が操作するパーソナルコンピュータ(Personal computer:PC)や携帯電話等の端末装置である。顧客端末10は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部、キーボードや各種ボタン等の入力デバイス、CRTやLCD等の表示デバイス、HDDやフラッシュメモリ等の記憶デバイス、ネットワーク5に接続可能な通信インタフェース等を備え(何れも図示せず)、記憶デバイスに記憶された所定のプログラム(例えば、Webブラウザ等)を制御部が実行することで各種の機能を実現する。
また、店舗には、ネットスーパーサーバ6で受け付けた注文商品を含む注文商品リストを当該ネットスーパーサーバ6から受け取って管理するネットスーパー管理サーバ11と、ネットスーパーサーバ6で受け付けた注文商品リストに従って店舗内から収集した商品を顧客毎に仕分けるパッキング作業に用いるパッキング装置12とが、備えられている。パッキング装置12は、ネットスーパー管理サーバ11との間でアクセスポイント13を介してデータ通信が可能になっている。
次に、ネットスーパーサーバ6について説明する。ネットスーパーサーバ6は、所謂“ネットスーパー”といった販売管理システムを実現するためのサーバ装置であって、商品販売のためのECサイトをネットワーク5上に公開し、顧客端末10からの商品購入の注文を受け付ける。
ネットスーパーサーバ6の電装系は、例えば図3に示すような構成とされている。ここで、図3はネットスーパーサーバ6の電装系の構成を示したブロック図である。ネットスーパーサーバ6は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部61と、バス62を介して接続された通信インタフェース631から、LAN3を介して店舗サーバ4との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。さらに、バス62を介して接続された通信インタフェース632から、ネットワーク5を介して顧客端末10との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部61にはバス62及びI/O機器制御部64を介して、キーボード65、表示器66、プリンタ67及びハードディスクドライブ装置(以下、HDDという)68が接続されている。
HDD68には、制御部61のCPUとの協働により、ネットスーパーサーバ6をネットスーパーの受注システムとして動作させるための各種プログラム(例えば、Webアプリケーション、データベースプログラム等)の他、後述する注文受付処理などを実行するための制御プログラムが格納されている。なお、プリンタ67は、ネットスーパーサーバ6に内蔵する形態としてもよいし、ネットスーパーサーバ6の外部に設ける形態としてもよい。
ここで、ネットスーパーサーバ6が提供するネットスーパーサービスについて説明する。ネットスーパーサーバ6(制御部61)は、POSシステム7の店舗が備える商品のうち、ネットスーパーで販売の対象となる商品の商品名、単価、商品画像等の商品情報を店舗サーバ4の商品マスタファイルMFから取得し、これらの商品情報を掲載した商品注文のためのECサイトをネットワーク5上に公開する。なお、各顧客を識別するため会員番号を入力する機構(例えば、ユーザ認証等)が予め設けられているものとする。
ネットスーパーで商品の購入(注文)が行われるまでの動作としては、顧客端末10では、ユーザの操作に応じて、ネットスーパーサーバ6が提供するECサイトのアドレス宛にアクセスを行う。一方、ECサイトの制御部61(以下、単にネットスーパーサーバ6という)では、顧客端末10からのアクセスを受け付けると、HDD68に記憶されたプログラム等に基づいて店舗サーバ4の商品マスタファイルMFを参照し、購入注文を受け付けるための商品購入画面である商品購入ページP1(図4参照)を生成すると、顧客端末10へ送信する。顧客端末10は、ネットスーパーサーバ6から提供された商品購入ページP1を図示しない表示部に表示し、ユーザの操作入力を待機する。
図4は、商品購入ページP1の一例を示す正面図である。図4に示すように、商品購入ページP1は、店舗サーバ4の商品マスタファイルMFから読み出された商品を購入するための購入画面G1を表示する。図4に示すように、商品購入ページP1における商品毎の購入画面G1には、商品マスタファイルMFから読み出された商品画像D1、商品名D2、商品コードD3、単価D4などが表示される。
顧客端末10では、購入画面G1に設けられた購入ボタンB1の押下を、図示しないキーボードやマウス等を介して受け付ける毎に、対応する商品の商品コード、カテゴリ及びその購入数量を購入対象としてネットスーパーサーバ6へ通知する。そして、顧客端末10は、商品購入ページP1に設けられた選択完了ボタンB2の押下を、図示しないキーボードやマウス等を介して受け付けると、商品選択が完了した旨の指示をネットスーパーサーバ6へ通知する。
次いで、ネットスーパーサーバ6では、顧客端末10から選択完了の旨の通知を受け付けると、注文内容を確認するための画面である注文内容確認ページP2(図5参照)を生成し、顧客端末へ送信する。顧客端末10は、ネットスーパーサーバ6から提供された注文内容確認ページP2を図示しない表示部に表示し、ユーザの操作入力を待機する。
図5は、注文内容確認ページP2の一例を示す正面図である。図5に示すように、注文内容確認ページP2は、商品購入ページP1からの注文により購入対象とされた商品についての明細が表示される明細表示エリアA1を有している。明細表示エリアA1には、商品購入ページP1から受け付けた注文商品の商品コードに基づく商品名や単価、商品購入ページP1から受け付けた数量などが一覧表示されるとともに、注文商品の合計金額および配送料が表示される。なお、配送料は、注文商品の合計金額が一定の基準金額(例えば、2500円など)を超えると無料になるように規定されている。
加えて、図5に示すように、注文内容確認ページP2は、注文商品の合計金額が配送料を無料にする基準金額までの差額が「×××円」である場合に、「あと×××円で送料無料になります。」というメッセージM1を表示することで、顧客に追加購買を促すようにしている。
顧客は、このような追加購買を促すメッセージM1を見た場合、どのような商品を選べば無駄なく購入が出来るかを考えるため、商品購入ページP1に戻って色々なカテゴリの商品をチェックし直すことになる。しかしながら、このような購入商品を探索する作業は、特に追加購入の対象商品を絞りきれていない顧客にとっては、効率が大変悪いものとなっている。
そこで、本実施形態のネットスーパーサーバ6では、「あと×××円で送料無料になります。」というメッセージM1と併せて、注文商品の合計金額が配送料を無料にする基準金額までの差額「×××円」を満たす単価の商品を表示する推奨商品表示エリアA2を注文内容確認ページP2に形成する。
推奨商品表示エリアA2には、店舗サーバ4の商品マスタファイルMFから読み出された予め設定された推奨商品を購入するための購入画面G2を表示する。図5に示すように、注文内容確認ページP2における推奨商品毎の購入画面G2には、商品購入ページP1の購入画面G1と同様に、商品マスタファイルMFから読み出された推奨商品にかかる商品画像D1、商品名D2、商品コードD3、単価D4などが表示される。
より詳細には、基準金額に対する売上合計金額の差額が図5の例では240円であることから、例えば、商品マスタファイルMFの表示フラグが“1”であって差額が“300円”である抽出対象の商品が推奨商品として抽出されて表示される。
配送料を無料にしたい顧客が注文内容確認ページP2の何れかの購入画面G2に設けられた購入ボタンB1を図示しないキーボードやマウス等を介して押下することで、顧客端末10は、対応する推奨商品の商品コード、カテゴリ及びその購入数量を購入対象としてネットスーパーサーバ6へ通知する。そして、顧客端末10は、注文内容確認ページP2に設けられた追加商品選択ボタンB3の押下を、図示しないキーボードやマウス等を介して受け付けると、追加商品選択が完了した旨の指示をネットスーパーサーバ6へ通知する。
ネットスーパーサーバ6では、顧客端末10から追加商品選択完了の旨の通知を受け付けると、注文内容を確認するための画面である注文内容確認ページP2を再度生成し、顧客端末10へ送信する。顧客端末10は、ネットスーパーサーバ6から再度提供された注文内容確認ページP2を図示しない表示部に表示し、ユーザの操作入力を待機する。
図6は、注文内容確認ページP2の一例を示す正面図である。上述のように推奨商品が追加で選択された場合、図6に示すように、注文内容確認ページP2は、注文商品の合計金額が配送料を無料にする基準金額(例えば、2500円など)を超えたので、「送料は無料です。」というメッセージM2を表示する。
図6に示した例は、図5で示したように「あと240円で送料無料になります。」のメッセージM1と共に、「マスク」「ラーメン5P」「単3乾電池」が表示された場合に、「マスク」が追加購入されて配送料が無料になったものである。
このようにネットスーパーにおいて配送料を無料にする基準金額に達するように、顧客に対して商品提案を行って購買を促すことで、顧客はもう一度商品購入ページP1内をチェックしないで追加注文できる上、配送料無料となる基準金額付近で無駄なくスムーズな取引が行える。一方、店舗側は売りたい商品を提案する機会が増えることによる売上アップを期待することができる。
なお、顧客端末10は、図5の注文内容確認ページP2において注文内容確認ページP2の何れかの購入画面G2に設けられた購入ボタンB1が操作されないまま、または図6の注文内容確認ページP2において、注文内容確認ページP2の注文確定ボタンB4の押下を図示しないキーボードやマウス等を介して受け付けると、注文が確定した旨の指示をネットスーパーサーバ6へ通知する。
以上のようにして顧客端末10から注文が確定した旨の通知を受け付けると、ネットスーパーサーバ6では、配達日時の指定を受け付けるための配達日時指定ページを生成し、顧客端末10へ送信する。顧客端末10は、ネットスーパーサーバ6から提供された配達日時指定ページ(図示せず)を図示しない表示部に表示し、ユーザの操作入力を待機する。
顧客端末10は、配達日時指定ページを介して特定の配達日時が選択されたことを図示しないキーボードやマウス等を介して受け付けると、この選択された配達日時をネットスーパーサーバ6へ通知する。
ネットスーパーサーバ6は、顧客端末10から配達日時の通知を受け付けると、この配達日時に対応する便番号に対して、購入対象として通知された各商品の商品コードなどを関連付けた注文商品リストを生成する。その後、ネットスーパーサーバ6は、注文商品リストをネットスーパー管理サーバ11へネットワーク5を介して送信する。
ネットスーパー管理サーバ11は、ネットスーパーサーバ6から注文商品リストを受け付け、ピッキング作業を行う担当者(以下、ピッキング作業者という)が使用するピッキング伝票をプリンタ14から発行させる。
ピッキング作業者は、発行されたピッキング伝票に基づき各商品を店舗内から収集する。そして、収集された商品がバックヤード等に運ばれ、パッキング作業者に引き渡される。パッキング作業者は、ピッキング作業者によって収集された商品に付加されたコードシンボルをパッキング装置12によって読み取って各商品を収納箱に仕分ける。
このようにして配送元となる店舗においてパッキング作業者によって収納箱に仕分けられた商品は、配送伝票(受領伝票)とともに配送担当員へと引き渡され、配送先の顧客宅へと配送される。商品配送完了後、顧客の受領サイン又は捺印された配送伝票(受領伝票)は、POSシステム7を備えた店舗へと返送される。
また、店舗のキャッシャは、店舗へと返送された配送伝票(受領伝票)に印字された各商品のコードシンボル(ネットスーパーにおける購入時の販売価格を含む)をPOS端末2のコードスキャナにより読み取る。通常の売上処理と同様に、POS端末2は、配送伝票(受領伝票)に印字された各商品に付加されたコードシンボルをコードスキャナにより読み取ると、このコードシンボルに含まれるネットスーパーにおける購入時の商品の販売価格及び販売個数に基づき、これら商品の総額を算出し精算等の処理を行って売上データを生成した後、当該売上データを所定のタイミングで店舗サーバ4に送信する。
続いて、配送料無料の基準金額までの差額、および当該差額を満たす単価の推奨商品を表示する注文内容確認ページP2の生成処理を含む注文受付処理について説明する。
ネットスーパーサーバ6(制御部61)は、注文内容確認ページP2を生成するために、制御プログラムに従って動作することによって以下に示す機能構成を実現する。図7は、制御部61の機能構成を示した機能ブロック図である。図7に示すように、制御部61は、判定手段611と、推奨商品抽出手段612と、推奨商品表示手段613とを備えている。
判定手段611は、ネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、購入商品の配送に係る料金についての特典(本実施形態では配送料の無料化)の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすか否かを判定する。なお、購入商品の配送に係る料金についての特典としては、配送料の無料化に限るものではなく、各種の特典が適用可能である。
推奨商品抽出手段612は、判定手段611により売上合計金額が基準金額を満たさないと判定した場合に、基準金額に対する売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する。
推奨商品表示手段613は、推奨商品抽出手段612により抽出された推奨商品をネットスーパーで購入可能な態様で特典の適用に必要な差額とともに表示する。
以下、図8を参照して、ネットスーパーサーバ6がネットワーク5に公開するECサイトを介して、顧客(顧客端末10)から商品購入の注文を受けた際の動作について説明する。ここで、図8は商品購入の注文を受けた際に実行される注文受付処理の手順を示したフローチャートである。なお、本処理の前提として、ECサイトの初期画面が、ネットワーク5上に予め公開されているものとする。
制御部61は、ネットワーク5上に公開したECサイトの初期画面に入力された会員番号を認証すると(ステップS1;Yes)、ネットスーパーにおける販売対象商品の商品名、単価、商品画像などの商品情報を店舗サーバ4の商品マスタファイルMFから取得し、ECサイトを介して顧客端末10に商品購入ページP1を表示させ、商品購入ページP1から購入の対象となる商品の選択を受け付ける(ステップS2)。
次いで、制御部61は、商品の選択の後、顧客端末10から選択完了ボタンB2の押下による商品選択が完了した旨の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。商品選択が完了した旨の指示を受け付けない場合(ステップS3:No)には、そのまま商品の選択を受け付ける。
そして、制御部61が、商品選択が完了した旨の指示を受け付けた場合(ステップS3;Yes)、購入対象とされた商品の商品情報に基づいて、売上の合計金額を算出する(ステップS4)。
次いで、制御部61(判定手段611)は、ステップS4で算出された売上の合計金額が配送料を無料とする基準金額に達しているか否かを判定する(ステップS5)。
その後、制御部61(判定手段611)は、ステップS4で算出された売上の合計金額が配送料を無料とする基準金額に達していると判定した場合(ステップS5;Yes)、「送料は無料です。」というメッセージM2とともに、商品購入ページP1から受け付けた注文商品の明細や、注文商品の合計金額および配送料(無料)を表示した明細表示エリアA1を含む注文内容確認ページP2(図6参照)を顧客端末10に表示させ(ステップS6)、注文内容確認ページP2の注文確定ボタンB4の押下による顧客端末10から注文が確定した旨の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS7)。
そして、制御部61は、注文が確定した旨の指示を受け付けた場合(ステップS7;Yes)、購入手続きの完了を顧客に通知して(ステップS8)、注文受付処理を終了する。
一方、制御部61(判定手段611)は、ステップS4で算出された売上の合計金額が配送料を無料とする基準金額に達していないと判定した場合であって(ステップS5;No)、差額が一定金額以下である場合には(ステップS9;Yes)、制御部61(推奨商品抽出手段612)は、基準金額に対する売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を商品マスタファイルMFの表示フラグを“1”とする抽出対象の商品から推奨商品として抽出する(ステップS10)。
なお、ここで、差額が一定金額以下である場合に限って推奨商品を抽出するようにしたのは、差額があまりに大きいと配送料(例えば300円程度)を無料にしても顧客が損をするので、例えば配送料(例えば300円程度)と同程度の金額を推奨商品を抽出する閾値としたものである。
次いで、制御部61(推奨商品表示手段613)は、差額「×××円」に応じた「あと×××円で送料無料になります。」という特典の適用に必要な差額を含むメッセージM1と併せて、商品購入ページP1から受け付けた注文商品の明細や、注文商品の合計金額および配送料を表示した明細表示エリアA1を含むとともに、注文商品の合計金額が配送料を無料にする金額までの差額「×××円」を満たす単価の推奨商品を購入するための購入画面G2を表示する推奨商品表示エリアA2を含む注文内容確認ページP2(図5参照)を顧客端末10に表示させ(ステップS11)、購入の対象となる商品の選択を注文内容確認ページP2から受け付ける(ステップS12)。
そして、制御部61は、追加商品の選択の後、注文内容確認ページP2の追加商品選択ボタンB3の押下による顧客端末10から商品選択が完了した旨の指示を受け付けた場合(ステップS12:Yes)には、ステップS4に戻る。
また、制御部61は、注文内容確認ページP2の注文確定ボタンB4の押下による顧客端末10から注文が確定した旨の指示を受け付けた場合(ステップS12:No、ステップS13;Yes)、購入手続きの完了を顧客に通知して(ステップS8)、注文受付処理を終了する。
また、制御部61は、ステップS4で算出された売上の合計金額が配送料を無料とする基準金額に達していないと判断した場合であって(ステップS5;No)、差額が一定金額以下でない場合には(ステップS9;No)、商品購入ページP1から受け付けた注文商品の明細や、注文商品の合計金額および配送料を含む注文内容確認ページP2を顧客端末10に表示させ(ステップS14)、ステップS7に進む。
このように本実施形態によれば、ネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、購入商品の配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たさないと判定した場合に、基準金額に対する売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出し、抽出された推奨商品をネットスーパーで購入可能な態様で特典の適用に必要な差額とともに表示するようにした。これにより、顧客に対して配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすような商品提案を行って購買を促すことで、スムーズな取引を行えるようにすることができる。また、店舗側は売りたい商品を提案する機会が増えることによる売上アップを期待することができる。
なお、上記実施形態では、ネットスーパーサーバ6を店舗の外部に配置する形態としたが、これに限らず、店舗内に配置する形態としてもよい。また、ネットスーパー管理サーバ11や店舗サーバ4が、ネットスーパーサーバ6の機能を具備する形態としてもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
6 情報処理装置
611 判定手段
612 推奨商品抽出手段
613 推奨商品表示手段
特開2011−164775号公報

Claims (6)

  1. 店舗内で販売している商品をインターネットを介して販売するネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、前記購入商品の配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記売上合計金額が前記基準金額を満たさないと判定した場合に、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する推奨商品抽出手段と、
    前記推奨商品抽出手段により抽出された前記推奨商品を前記ネットスーパーで購入可能な態様で前記特典の適用に必要な差額とともに表示する推奨商品表示手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記推奨商品抽出手段は、前記ネットスーパーでの販売商品のうち予め指定された特定の商品群の中から前記推奨商品を抽出する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記推奨商品抽出手段は、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額が一定金額以下である場合に、前記推奨商品を抽出する、
    請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    店舗内で販売している商品をインターネットを介して販売するネットスーパーでの購入商品の売上合計金額が、前記購入商品の配送に係る料金についての特典の適用に必要な特典適用条件となる基準金額を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記売上合計金額が前記基準金額を満たさないと判定した場合に、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額を満たす単価が対応付けられた商品を推奨商品として抽出する推奨商品抽出手段と、
    前記推奨商品抽出手段により抽出された前記推奨商品を前記ネットスーパーで購入可能な態様で前記特典の適用に必要な差額とともに表示する推奨商品表示手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  5. 前記推奨商品抽出手段は、前記ネットスーパーでの販売商品のうち予め指定された特定の商品群の中から前記推奨商品を抽出する、
    請求項4記載のプログラム。
  6. 前記推奨商品抽出手段は、前記基準金額に対する前記売上合計金額の差額が一定金額以下である場合に、前記推奨商品を抽出する、
    請求項4または5記載のプログラム。
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