JP7355536B2 - セット販売処理装置、セット販売処理システム、セット販売処理方法、およびプログラム - Google Patents

セット販売処理装置、セット販売処理システム、セット販売処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品をセットで販売する場合の販売に関する情報を処理するセット販売処理装置等に関するものである。
従来、セット販売をより柔軟に行うことを目的とした商品販売データ処理装置があった(例えば、特許文献1参照)。
本商品販売データ処理装置は、一取引に係る商品を登録する登録手段と、前記登録された商品が所属するカテゴリが、予め設定された第1条件を充足するか否かを判定する第1判定手段と、前記第1条件を充足した商品の数量が、予め設定された第2条件を充足するか否かを判定する第2判定手段と、前記第2条件を充足した商品群にセット販売を適用し、当該商品群の販売価格から予め設定された金額を値引きするセット販売適用手段と、を備える。
特開2015-87873号公報
しかしながら、従来技術においては、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現することが困難であった。
例えば、JANコードによる単品管理では、2以上の商品のセットを販売した場合に、当該2以上の全商品の価格の合計額から割引価格を設定したり、セット料金を設定することが困難であった。
本第一の発明のセット販売処理装置は、2以上の各商品を識別する2以上の第一識別子を受け付ける第一識別子受付部と、第一識別子受付部が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する2以上の販売情報を取得し、蓄積する販売情報蓄積部と、2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子を受け付ける第二識別子受付部と、第二識別子受付部が第二識別子を受け付けた場合に、商品セットの価格を特定するセット価格情報を取得する価格情報取得部と、セット価格情報を出力するセット価格情報出力部とを具備するセット販売処理装置である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できる。
また、本第二の発明のセット販売処理装置は、第一の発明に対して、媒体には、2つの第二コードである第二コードAと第二コードBとが表出しており、第二識別子受付部は、媒体に表出している第二コードAが読み取られた結果である第二識別子Aと、媒体に表出している第二コードBが読み取られた結果である第二識別子Bとを受け付け、価格情報取得部は、第一識別子受付部が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格を特定する2以上の各商品価格情報を取得する商品価格情報取得手段と、第二識別子受付部が受け付けた第二識別子Aに対応する情報であり、2以上の商品の価格を打ち消す情報である価格打消情報を取得する価格打消情報取得手段と、第二識別子受付部が受け付けた第二識別子Bに対応する価格を特定するセット価格情報を取得するセット価格情報取得手段と、商品価格情報取得手段が取得した2以上の各商品価格情報と価格打消情報取得手段が取得した価格打消情報とセット価格情報取得手段が取得したセット価格情報とを用いて、出力するセット価格情報を取得する最終価格取得手段とを具備するセット販売処理装置である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できる。
また、本第三の発明のセット販売処理装置は、第二の発明に対して、最終価格取得手段は、商品価格情報取得手段が取得した2以上の各商品価格情報が特定する価格の合計額に応じて異なるセット価格情報を取得するセット販売処理装置である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつ適切なセット料金を適用した販売管理を実現できる。
また、本第四の発明のセット販売処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、第二識別子受付部が第二識別子を受け付けた場合に、商品セットの利益を特定するセット利益情報を取得する利益情報取得部と、セット利益情報を出力するセット利益情報出力部とをさらに具備するセット販売処理装置である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理であり、セット販売における利益を特定する利益情報をも取得する販売管理を実現できる。
また、本第五の発明のセット販売処理装置は、第四の発明に対して、利益情報取得部は、第一識別子受付部が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の利益を特定する2以上の各商品利益情報を取得する商品利益情報取得手段と、第二識別子受付部が受け付けた第二識別子Aに対応する情報であり、2以上の商品の利益を打ち消す情報である利益打消情報を取得する利益打消情報取得手段と、第二識別子受付部が受け付けた第二識別子Bに対応する利益を特定するセット利益情報を取得するセット利益情報取得手段と、商品利益情報取得手段が取得した2以上の各商品利益情報と利益打消情報取得手段が取得した利益打消情報とセット利益情報取得手段が取得したセット利益情報とを用いて、出力するセット利益情報を取得する最終利益取得手段とを具備するセット販売処理装置である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理であり、セット販売における利益を特定する利益情報をも取得する販売管理を実現できる。
また、本第六の発明の媒体は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、セット販売処理装置が受け付ける第二識別子が埋め込まれた第二コードが表出している媒体である。
かかる構成により、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できる。
本発明によるセット販売処理装置によれば、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できる。
実施の形態1におけるセット販売処理システムAの概念図 同セット販売処理システムAを構成するセット販売処理装置2のブロック図 同セット販売処理装置2の第一の動作例について説明するフローチャート 同打消処理の例について説明するフローチャート 同セット価格情報取得処理の例について説明するフローチャート 同セット利益情報取得処理の例について説明するフローチャート 同セット販売処理装置2の第二の動作例について説明するフローチャート 同商品情報データベースを示す図 同セット価格決定表を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、セット販売処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、2以上の各商品のコードである第一コードが読み取られた結果である2以上の第一識別子(例えば、各商品のJANコード)を受け付け、2以上の各商品の販売情報(例えば、その商品が売れた旨の情報、金額等)を取得し、蓄積し、セット購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子(例えば、セット用のJANコード)を受け付け、当該第二識別子の受け付けに応じて、セット販売のための売価を特定するセット価格情報を取得し、出力するセット販売処理装置を含むセット販売処理システムについて説明する。なお、セット購入の対象の2または3以上の商品は、問わないことは言うまでもない。セット購入の対象の商品は、例えば、弁当、味噌汁、お茶であるが、いかなる商品の組み合わせでも良い。
また、本実施の形態において、セット購入のための媒体には、第二コードAと第二コードBの2つの第二コードが表出しており、第二コードAに対応する第二識別子Aと第二コードBに対応する第二識別子Bとを受け付け、第二識別子Aに対応付けられている処理である各商品の売価等の打ち消し処理を行い、第二識別子Bに対応付けられている売価等の修正処理を行うセット販売処理装置を含むセット販売処理システムについて説明する。
また、本実施の形態において、セットを構成する複数の商品の販売価格の合計に応じて、異なるセット価格を取得するセット販売処理装置を含むセット販売処理システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、セット商品を販売した際の利益の情報を取得するセット販売処理装置を含むセット販売処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態におけるセット販売処理システムAの概念図である。セット販売処理システムAは、1または2以上の媒体1、およびセット販売処理装置2を備える。媒体1は、2以上の商品の集合である商品セットの購入のために仕様されるものである。媒体1には、第二コードが表出している。第二コードには、商品セットを特定する第二識別子が埋め込まれている。図1において、媒体1には、第二コードAと第二コードBの2つの第二コードが表出している。第二コードAは、符号11であり、ここでは、例えば、JANコードである。第二コードBは、符号12であり、ここでは、例えば、JANコードである。
第二コード、後述する第一コードは、通常、二次元コードであるが、コードの種類は問わない。後述する第一コード、第二コードは、情報を特定できるものであれば良い、と考えても良い。また、第一コードと第二コードとは、同じ種類のコードであることは好適であるが、異なる種類のコードでも良い。かかるコードは、いわゆる二次元コードであることが好適である。かかるコードは、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)である。かかるコードは、例えば、JANコードである。ただし、かかるコードは、上記したもの以外でも良く、例えば、数字列、アルファベット列、文字列等でも良く、コードの種類は問わない。
媒体1の材質は、通常、紙である。ただし、媒体の材質は、樹脂、金属等でも良く、その材質は問わない。さらに、媒体1は、電子的な情報でも良い。媒体1が電子的な情報である場合、例えば、媒体1は、ユーザの図示しない端末装置に表示されている。また、媒体1が電子的な情報である場合、例えば、媒体1は、図示しないサーバ装置からユーザの図示しない端末装置に送信されても良い。なお、サーバ装置からユーザの図示しない端末装置への送信のトリガーは問わない。また、媒体1は、店舗の端末装置に表示されていても良い。
また、媒体1は、カードの形状であることは好適であるが、カードに限定されるものではなく、形状は問わない。また、媒体1は、例えば、店舗のレジの横に設置されている立て札、看板等でも良い。また、媒体1は、例えば、店舗のレジスターマシンに表出していても良い。なお、第二コードの表出の実現方法は問わない。第二コードの表出の実現方法は、例えば、印刷による実現であるが、シールの貼付による実現、刻印やプレスによる実現等があり得、その実現方法は問わない。さらに、媒体1の設置場所は、セット商品を構成するいずれかの商品が配置された商品棚、または当該商品の商品棚の近辺であることは好適であるが、店舗のレジの所等でも良い。つまり、媒体1の設置場所も問わない。
セット販売処理装置2は、商品セットを販売した際の販売管理を行うための装置である、と言える。セット販売処理装置2は、例えば、POSレジスタ2a、およびサーバ装置2bを有する。ただし、セット販売処理装置2は、POSレジスタ2aから情報を受信する装置であり、サーバ装置2bのみで実現されても良い。また、セット販売処理装置2は、POSレジスタ2aのみで実現される、と考えても良い。かかる場合、POSレジスタ2aは、後述のセット販売処理装置2の機能を全て有する。
セット販売処理装置2は、例えば、いわゆるサーバにより実現され得る。セット販売処理装置2は、例えば、いわゆるクラウドサーバ、ASPサーバにより実現され得るが、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態におけるセット販売処理システムAを構成するセット販売処理装置2のブロック図である。
媒体1には、第二コードが表出している。媒体1には、2つの第二コードである第二コードAと第二コードBとが表出していることは好適である。
セット販売処理装置2は、格納部21、受付部22、処理部23、および出力部24を備える。
受付部22は、第一識別子受付部221、および第二識別子受付部222を備える。
処理部23は、例えば、販売情報蓄積部231、価格情報取得部232、および利益情報取得部233を備える。
価格情報取得部232は、例えば、商品価格情報取得手段2321、価格打消情報取得手段2322、セット価格情報取得手段2323、および最終価格取得手段2324を備える。
利益情報取得部233は、例えば、商品利益情報取得手段2331、利益打消情報取得手段2332、セット利益情報取得手段2333、および最終利益取得手段2334を備える。
出力部24は、セット価格情報出力部241、およびセット利益情報出力部242を備える。
なお、セット販売処理装置2における上記の構成は、すべてが必須ではなく、一部は省略されても良いことは言うまでもない。
セット販売処理装置2を構成する格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、2以上の商品情報である。2以上の商品情報の集合は、商品情報データベースと言っても良い。なお、商品情報データベースは、リレーショナルデータベース、オブジェクト指向データベース、CSVファイル等で実現され得るが、そのデータ構造は問わないことは言うまでもない。
商品情報は、販売対象の商品に関する情報である。商品情報は、例えば、商品を識別する商品識別子を有する。商品情報は、1以上の属性値を有する。属性値は、例えば、商品名、商品の種類情報、当該商品の価格を特定する価格情報(単価を特定する情報)、原価を特定する原価情報、販売した場合の利益を特定する利益情報、色、サイズ、産地、材料、形状、商品の画像等である。なお、商品識別子は、第一識別子でも良い。また、商品識別子も、商品の属性値である、と考えても良い。
格納部21には、例えば、セット価格情報が格納される。セット価格情報は、商品セットの価格を特定する情報である。商品セットは、2以上の商品の集合である。セット価格情報は、第二識別子に対応付けられていることは好適である。また、セット価格情報は、第二識別子Bに対応付けられていることは好適である。つまり、第二識別子または第二識別子Bに応じて、異なるセット価格情報が取得されることは好適である。
また、格納部21には、例えば、セット価格情報を取得するプログラムであるセット価格取得プログラムが格納される。セット価格取得プログラムは、例えば、商品セットを構成する2以上の各商品の価格情報を総和である総和価格情報を入力として、セット価格情報を出力するプログラムである。セット価格取得プログラムは、例えば、商品セットを構成する2以上の各商品の価格情報のうちの1以上の価格情報を入力として、セット価格情報を出力するプログラムである。セット価格取得プログラムは、例えば、総和価格情報が650円未満であれば500円を出力し、総和価格情報が650円以上であれば600円を出力するプログラムである。なお、セット価格取得プログラムは、第二識別子または第二識別子Bに対応付けられていることは好適である。つまり、第二識別子または第二識別子Bに応じて、異なるセット価格情報が取得されることは好適である。
また、格納部21には、例えば、セット価格情報を取得するためのセット価格決定表が格納される。セット価格決定表は、「セット価格決定条件」「セット価格情報」を有するレコードを2以上格納している。「セット価格決定条件」は、セット価格情報を決定するための条件であり、例えば、商品セットを構成する2以上の各商品の価格情報のうちの1以上の価格情報に関する条件(価格の総和に関する条件も含む)である。そして、セット価格決定表は、第二識別子または第二識別子Bに対応付けられていることは好適である。つまり、第二識別子または第二識別子Bに応じて、異なるセット価格情報が取得されることは好適である。
また、格納部21には、例えば、価格打消情報が格納される。価格打消情報は、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各商品の価格情報を打ち消すための情報である。価格打消情報は、第二識別子または第二識別子Aに対応付けられていることは好適である
また、格納部21には、例えば、セット利益情報を取得するプログラムであるセット利益取得プログラムが格納される。セット利益取得プログラムは、例えば、商品セットを構成する2以上の各商品の利益情報を総和である総和利益情報を入力として、セット利益情報を出力するプログラムである。セット利益取得プログラムは、例えば、商品セットを構成する2以上の各商品の利益情報のうちの1以上の利益情報を入力として、セット利益情報を出力するプログラムである。なお、セット利益取得プログラムは、第二識別子または第二識別子Bに対応付けられていることは好適である。
なお、格納部21の商品情報データベース、セット価格情報、セット価格取得プログラム、価格打消情報、セット利益取得プログラム、セット価格決定表等の情報は、外部の装置に存在しており、一時的に取得されても良い。
受付部22は、各種の情報や指示等を受け付ける。ここでの受け付けとは、例えば、コードリーダーによる読み込みである。また、受け付けとは、例えば、受信である。受け付けとは、例えば、POSレジスタ2aからの受信である。
また、各種の情報や指示とは、例えば、第一コード、第一コードから取得された第一識別子、第二コード、第二コードから取得された第二識別子である。
なお、受付部22は、コードリーダーを含んでも良い。また、受付部22は、受信手段により実現されても良い。
第一識別子受付部221は、2以上の第一識別子を受け付ける。第一識別子は、セットを構成する2以上の各商品を識別する情報である。
2以上の各第一識別子は、例えば、2以上の各商品のコードである第一コードが読み取られた結果である。ここで、商品のコードとは、通常、商品に付されたコードである。商品のコードは、例えば、商品である弁当に付されたJANコード、お茶のペットボトルに付されたJANコード、味噌汁のカップに付されたJANコード、サラダのパッケージに付されたJANコードである。なお、第一識別子受付部221は、コードリーダーを含んでも良い。また、第一識別子受付部221は、受信手段により実現されても良い。
2以上の各第一識別子は、例えば、図示しないレジ端末のボタンの押下に応じて、受け付けられた情報でも良い。なお、かかるボタンは、第一識別子により識別される商品に対応付いている。つまり、1以上の各ボタンに押下により、各ボタンに対応する商品を識別する第一識別子が、第一識別子受付部221により受け付けられる。
第一識別子受付部221が受け付ける2以上の各第一識別子の発生原因は問わない。第一識別子の発生原因は、上述したように、二次元コードを読み取ることでも良いし、図示しないレジ端末のボタンを押下することでも良い。ただし、第一識別子の発生原因は、通常、第一識別子で識別される商品が販売されたことを特定する動作である。なお、かかる動作は、通常、店員が行う動作である。
さらに、2以上の各第一識別子の発生原因は異なっても良い。例えば、セットを構成する商品群の中の一部の商品を識別する第一識別子は第一コードが読み取られたことが発生原因で、一部の商品を識別する第一識別子は、図示しないレジ端末のボタンが押下されたことは発生原因でも良い。
第二識別子受付部222は、第二識別子を受け付ける。第二識別子は、媒体1に表出している第二コードが読み取られた結果である。また、媒体1は、2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体である。
第二識別子受付部222は、媒体1に表出している第二コードAが読み取られた結果である第二識別子Aと、媒体1に表出している第二コードBが読み取られた結果である第二識別子Bとを受け付けることは好適である。
なお、第二識別子受付部222は、コードリーダーを含んでも良い。また、第二識別子受付部222は、受信手段により実現されても良い。
処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、販売情報蓄積部231、価格情報取得部232、利益情報取得部233、商品価格情報取得手段2321、価格打消情報取得手段2322、セット価格情報取得手段2323、最終価格取得手段2324、商品利益情報取得手段2331、利益打消情報取得手段2332、セット利益情報取得手段2333、最終利益取得手段2334が行う処理である。
処理部23は、第二識別子または第二識別子Aの受け付けに応じて、セット条件を満たすか否かを判断する判断処理を行っても良い。セット条件は、商品セットの販売のための条件である。
セット条件は、例えば、2以上の第一識別子が第一識別子受付部221により受け付けられた後に、第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けることである。また、セット条件は、例えば、2以上の第一識別子が第一識別子受付部221により受け付けられた後の予め決められた時間以内に第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けることである。また、セット条件は、例えば、予め決められたバッファに2以上の第一識別子が格納されていることである。
また、セット条件は、例えば、予め決められた2以上の商品の組み合わせに対応する2以上の第一識別子が第一識別子受付部221により受け付けられた後に、第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けることである。かかる場合、例えば、かかる予め決められた2以上の第一識別子の組が、格納部21に格納されている。
また、セット条件は、例えば、予め決められた2以上の商品の組み合わせに対応する2以上の第一識別子が第一識別子受付部221により受け付けられた後に、当該2以上の第一識別子に対応する第二識別子が第二識別子受付部222により受け付けられることである。かかる場合、例えば、かかる予め決められた2以上の第一識別子の組と第二識別子とのセットの情報が、格納部21に格納されている。
なお、セット条件は、2以上の商品が、商品セットの販売対象であることを確認するための条件であり、その内容は種々あり得る。
販売情報蓄積部231は、2以上の販売情報を取得し、蓄積する。販売情報蓄積部231は、通常、第一識別子受付部221が第一識別子を受け付けたことに応じて、当該第一識別子に対応する商品の商品情報を取得する。販売情報蓄積部231は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた第一識別子と対になる商品の1以上の属性値を商品情報データベースから取得し、第一識別子受付部221が受け付けた第一識別子と1以上の属性値とを有する販売情報を蓄積する。なお、販売情報の蓄積先は、例えば、格納部21であるが、外部の装置でも良く、問わない。
なお、販売情報は、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する情報である。また、販売情報は、例えば、商品識別子を含む。商品識別子は、第一識別子と同じでも良い。販売情報蓄積部231は、格納部21の商品情報データベースから販売情報を取得しても良いし、外部の装置の商品情報データベースから販売情報を取得しても良い。
また、販売情報蓄積部231が販売情報を取得し、蓄積するタイミングは問わない。販売情報蓄積部231は、第一識別子受付部221が第一識別子を受け付けたことに応じて、販売情報を取得し、蓄積しても良いし、第一識別子受付部221が2以上の第一識別子を受け付けた後に、続けて、第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けたことに応じて、2以上の商品の販売情報を取得し、蓄積しても良い。
価格情報取得部232は、第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けた場合に、セット価格情報を取得する。
価格情報取得部232は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子と対になるセット価格情報を、格納部21または図示しない外部の装置から取得する。
価格情報取得部232は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子と対になるセット価格取得プログラムを実行し、セット価格情報を取得する。なお、価格情報取得部232は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子と対になる価格情報を商品情報データベースから取得し、当該2以上の価格情報のうちの1以上の価格情報または当該2以上の価格情報の総和である総和価格情報をセット価格取得プログラムに与え、当該セット価格取得プログラムを実行し、セット価格情報を取得する。なお、セット価格取得プログラムは、例えば、1以上の価格情報または総和価格情報を、セット価格情報を算出する演算式に代入し、実行するプログラムである。また、セット価格取得プログラムは、例えば、1以上の価格情報または総和価格情報に対応するセット価格情報をセット価格決定表から取得するプログラムである。
価格情報取得部232は、第二識別子受付部222が第二識別子Bを受け付けた場合に、セット価格情報を取得する。
価格情報取得部232は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bと対になるセット価格情報を、格納部21または図示しない外部の装置から取得する。
価格情報取得部232は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bと対になるセット価格取得プログラムを実行し、セット価格情報を取得する。なお、価格情報取得部232は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子と対になる価格情報を商品情報データベースから取得し、当該2以上の価格情報のうちの1以上の価格情報または当該2以上の価格情報の総和である総和価格情報をセット価格取得プログラムに与え、当該セット価格取得プログラムを実行し、セット価格情報を取得する。
商品価格情報取得手段2321は、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格を特定する2以上の各商品価格情報を取得する。商品価格情報取得手段2321は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子と対になる2以上の各商品価格情報を商品情報データベースから取得する。
価格打消情報取得手段2322は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Aに対応する情報であり、2以上の商品の価格を打ち消す情報である価格打消情報を取得する。
価格打消情報は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格の総和である総和価格情報である。価格打消情報は、例えば、総和価格情報を削除するプログラムである価格削除プログラムである。価格打消情報は、例えば、図示しないバッファの変数「総和価格情報」を0に上書きするプログラムである価格削除プログラムである。
セット価格情報取得手段2323は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bに対応する価格を特定するセット価格情報を取得する。セット価格情報取得手段2323は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bに対応するセット価格情報を、格納部21または外部の装置から取得する。
最終価格取得手段2324は、商品価格情報取得手段2321が取得した2以上の各商品価格情報と価格打消情報取得手段2322が取得した価格打消情報とセット価格情報取得手段2323が取得したセット価格情報とを用いて、出力するセット価格情報を取得する。
最終価格取得手段2324は、商品価格情報取得手段2321が取得した2以上の各商品価格情報が特定する価格の合計額に応じて異なるセット価格情報を取得することは好適である。
最終価格取得手段2324は、例えば、商品価格情報取得手段2321が取得した2以上の各商品価格情報を加算し、総和価格情報を算出し、価格打消情報である価格削除プログラムを実行し、当該総和価格情報を削除するまたは「0」にし、かつセット価格情報取得手段2323が取得した出力するセット価格情報を取得する。
利益情報取得部233は、第二識別子受付部222が第二識別子を受け付けた場合に、商品セットの利益を特定するセット利益情報を取得する。
利益情報取得部233は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子と対になるセット利益情報を、格納部21または図示しない外部の装置から取得する。
利益情報取得部233は、例えば、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子と対になるセット利益取得プログラムを実行し、セット利益情報を取得する。なお、利益情報取得部233は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子と対になる利益情報を商品情報データベースから取得し、当該2以上の利益情報のうちの1以上の利益情報または当該2以上の利益情報の総和である総和利益情報をセット利益取得プログラムに与え、当該セット利益取得プログラムを実行し、セット利益情報を取得する。
商品利益情報取得手段2331は、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の利益を特定する2以上の各商品利益情報を取得する。商品利益情報取得手段2331は、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子と対になる2以上の各商品利益情報を商品情報データベースから取得する。
利益打消情報取得手段2332は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Aに対応する情報であり、2以上の商品の利益を打ち消す情報である利益打消情報を取得する。
利益打消情報は、例えば、第一識別子受付部221が受け付けた2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の利益の総和である総和利益情報である。利益打消情報は、例えば、総和利益情報を削除するプログラムである利益削除プログラムである。利益打消情報は、例えば、総和利益情報に0に上書きするプログラムである利益削除プログラムである。
セット利益情報取得手段2333は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bに対応する利益を特定するセット利益情報を取得する。セット利益情報取得手段2333は、第二識別子受付部222が受け付けた第二識別子Bに対応するセット利益情報を、格納部21または外部の装置から取得する。
最終利益取得手段2334は、商品利益情報取得手段2331が取得した2以上の各商品利益情報と利益打消情報取得手段2332が取得した利益打消情報とセット利益情報取得手段2333が取得したセット利益情報とを用いて、出力するセット利益情報を取得する。
最終利益取得手段2334は、商品利益情報取得手段2331が取得した2以上の各商品利益情報が特定する利益の合計額に応じて異なるセット利益情報を取得することは好適である。
最終利益取得手段2334は、例えば、商品利益情報取得手段2331が取得した2以上の各商品利益情報を加算し、総和利益情報を算出し、利益打消情報である利益削除プログラムを実行し、当該総和利益情報を削除するまたは「0」にし、かつセット利益情報取得手段2333が取得した出力するセット利益情報を取得する。
出力部24は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、セット価格情報、セット利益情報である。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
セット価格情報出力部241は、価格情報取得部232が取得したセット価格情報を出力する。
セット利益情報出力部242は、利益情報取得部233が取得したセット利益情報を出力する。
格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部21に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部21で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部21で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部21で記憶されるようになってもよい。
受付部22は、第一識別子受付部221、および第二識別子受付部222は、例えば、コードリーダーにより実現される。コードリーダーは、例えば、バーコードリーダー、QRコードリーダーである。
処理部23、販売情報蓄積部231、価格情報取得部232、利益情報取得部233、商品価格情報取得手段2321、価格打消情報取得手段2322、セット価格情報取得手段2323、最終価格取得手段2324、商品利益情報取得手段2331、利益打消情報取得手段2332、セット利益情報取得手段2333、および最終利益取得手段2334は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部23等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部24、セット価格情報出力部241、セット利益情報出力部242は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部24は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。出力部24等は、無線または有線の通信手段で実現されても良い。
次に、セット販売処理システムAを構成するセット販売処理装置2の第一の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。第一の動作例は、媒体1に第二コードAと第二コードBの2つの第二コードが表出している場合である。
(ステップS301)第一識別子受付部221は、第一識別子を受け付けたか否かを判断する。第一識別子を受け付けた場合はステップS302に行き、第一識別子を受け付けなかった場合はステップS305に行く。
(ステップS302)販売情報蓄積部231は、ステップS301で受け付けられた第一識別子で識別される商品の販売情報を取得する。なお、販売情報蓄積部231における販売情報を構成する商品価格情報の取得は、商品価格情報取得手段2321が行っても良い。
(ステップS303)販売情報蓄積部231は、ステップS302で取得された販売情報を蓄積する。
(ステップS304)処理部23は、商品が販売された場合に、当該商品の販売のためのその他の処理を行う。ステップS301に戻る。かかるその他の処理は、例えば、商品の価格情報を出力する処理である。また、その他の処理は、例えば、第一コードが読み取られたことを報知するための処理(例えば、音の出力、商品名の出力)である。なお、かかるその他の処理は、公知の処理である。
(ステップS305)第二識別子受付部222は、第二識別子Aを受け付けたか否かを判断する。第二識別子Aを受け付けた場合はステップS306に行き、第二識別子Aを受け付けなかった場合はステップS301に戻る。
(ステップS306)処理部23は、第二識別子Aの受け付けに応じて、予め決められた条件を満たすか否かを判断する。なお、予め決められた条件は、セットの商品の販売の条件であるセット条件である。
(ステップS307)処理部23は、打消処理を行う。打消処理とは、2以上の第一識別子が受け付けられたことによって行われた処理の一部を打ち消す処理である。打消処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS308)第二識別子受付部222は、第二識別子Bを受け付けたか否かを判断する。第二識別子Bを受け付けた場合はステップS309に行き、第二識別子Bを受け付けなかった場合はステップS308に戻る。なお、ここで、予め決められた時間以上、第二識別子受付部222が第二識別子Bを受け付けなかった場合、ステップS301に戻っても良い(タイムアウトしても良い)。
(ステップS309)価格情報取得部232は、セット価格情報取得処理を行う。セット価格情報取得処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS310)価格情報取得部232は、セット利益情報取得処理を行う。セット利益情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS311)セット価格情報出力部241は、ステップS309で取得されたセット価格情報を出力する。
(ステップS312)セット利益情報出力部242は、ステップS310で取得されたセット利益情報を出力する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、例えば、ステップS302からS304の処理は、ステップS305で第二識別子Aが受け付けられた後に行われても良い。つまり、本フローチャートにおいて、各ステップの処理の順序は限定的ではない。
また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS307の打消処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)価格打消情報取得手段2322は、直前にステップS303で蓄積された2以上の各販売情報が有する価格情報を取得し、当該2以上の価格情報を加算し、総和価格情報を取得する。
(ステップS402)価格打消情報取得手段2322は、総和価格情報を0にするための処理を行う。つまり、例えば、価格打消情報取得手段2322は、「-総和価格情報」を取得し、ステップS401で取得した「総和価格情報」と「-総和価格情報」とを出力する。
(ステップS403)商品利益情報取得手段2331は、直前にステップS303で蓄積された2以上の各販売情報が有する利益情報を取得し、当該2以上の利益情報を加算し、総和利益情報を取得する。
(ステップS404)商品利益情報取得手段2331は、総和利益情報を0にするための処理を行う。つまり、例えば、商品利益情報取得手段2331は、「-総和利益情報」を取得し、ステップS401で取得した「総和利益情報」と「-総和利益情報」とを出力する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS309のセット価格情報取得処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)セット価格情報取得手段2323は、ステップS303で蓄積された2以上の各販売情報が有する価格情報を取得する。
(ステップS502)セット価格情報取得手段2323は、ステップS501で取得した2以上の価格情報のうちの1以上の価格情報が条件を満たすか否かを判断する。条件を満たす場合はステップS503に行き、条件を満たさない場合はステップS504に行く。なお、条件は、例えば、2以上の価格情報の合計価格が閾値以上であること、2以上の価格情報の合計価格が閾値より大きいこと、特定の一の商品の価格情報が閾値以上であること、特定の一の商品の価格情報が閾値より大きいこと、2以上の価格情報の合計価格が閾値以下であること、2以上の価格情報の合計価格が閾値より小さいこと、特定の一の商品の価格情報が閾値以下であること、特定の一の商品の価格情報が閾値より小さいことである。
(ステップS503)セット価格情報取得手段2323は、ステップS502で判断された条件に対応付けて格納されている第一のセット価格情報を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS504)セット価格情報取得手段2323は、ステップS502で判断された条件には対応付けられておらず、かつ格納されている第二のセット価格情報を取得する。上位処理にリターンする。
なお、図5のフローチャートにおいて、セット価格情報を取得した後、処理部23は、セット価格情報を取得するために用いた2以上の各商品の商品価格を、以後のセット価格情報の取得のために使用しないようにすることは好適である。使用しないようにすることは、例えば、削除である。
次に、ステップS310のセット利益情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)セット利益情報取得手段2333は、ステップS303で蓄積された2以上の各販売情報が有する原価情報を取得する。
(ステップS602)セット利益情報取得手段2333は、ステップS601で取得した2以上の原価情報の総和を算出する。
(ステップS603)セット利益情報取得手段2333は、セット価格情報取得手段2323が取得したセット価格情報(第一のセット価格情報、または第二のセット価格情報)を取得する。
(ステップS604)セット利益情報取得手段2333は、演算式「ステップS603で取得したセット価格情報-ステップS602で取得した原価情報の総和」を実行し、セット利益情報を取得する。上位処理にリターンする。
次に、セット販売処理装置2の第二の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。第二の動作例は、媒体1に表出している第二コードが一つの場合である。図7のフローチャートにおいて、図3のフローチャートと同一のステップについて、説明を省略する。
(ステップS701)第二識別子受付部222は、第二識別子を受け付けたか否かを判断する。第二識別子を受け付けた場合はステップS306に行き、第二識別子を受け付けなかった場合はステップS301に戻る。
なお、図7のフローチャートにおいて、例えば、ステップS302からS304の処理は、ステップS701で第二識別子が受け付けられた後に行われても良い。つまり、本フローチャートにおいて、各ステップの処理の順序は限定的ではない。
また、図7のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるセット販売処理システムAを構成するセット販売処理装置2の具体的な動作について説明する。
今、図1の媒体1に示すように、媒体1には、第二コードAと第二コードBの2つの第二コードが表出している、とする。
また、セット販売処理装置2の格納部21には、図8に示す商品情報データベースが格納されている、とする。商品情報データベースは、「ID」と「商品情報」とを有する2以上のレコードが格納されている。「商品情報」は、「第一識別子」「商品名」「価格情報」「原価情報」「種類情報」を有する。「ID」はレコードを識別する情報である。「種類情報」は商品の種類を識別する情報である。
また、格納部21には、図9に示すセット価格決定表が格納されている、とする。セット価格決定表は、セット価格を決定するための表である。セット価格決定表は、「セット価格決定条件」「セット価格情報」を有するレコードを2以上格納している。図9に示すセット価格決定表によれば、商品セットのうちの弁当の価格情報が400円以上の場合は、セット価格情報は「600円」であり、弁当の価格情報が400円未満の場合は、セット価格情報は「500円」であることを示す。
また、ここでは、商品セットは、弁当、味噌汁、お茶の3種類の商品である、とする。つまり、格納部21には、セットで販売する商品群の種類情報を特定する種類情報条件「弁当,味噌汁,お茶」が格納されている、とする。
さらに、ここでの店舗は、例えば、コンビニエンスストアである、とする。
かかる場合に、購入者は、店舗の棚から、弁当、味噌汁、お茶の3種類の商品を、それぞれ選択し、かつ店舗の棚に配置されている商品セットの札である媒体1を持った、とする。そして、購入者は、選択した弁当、味噌汁、お茶の3種類の商品と、媒体1とを持って、レジに向かった、とする。
次に、レジでは、店員が弁当、味噌汁、お茶の3種類の商品に付されている第一コードをレジにあるコードリーダーにかざした、とする。すると、コードリーダーは、3つの各商品の第一コードを読み込む。なお、ここで、店員が第一コードをコードリーダーにかざす商品の順序は問わない、とする。
次に、セット販売処理装置2の第一識別子受付部221は、弁当の第一コードに対応する第一識別子「123XXX567」を受け付ける。
そして、販売情報蓄積部231は、第一識別子「123XXX567」と対になる「商品名:弁当A,価格情報:450円,原価情報:200円,種類情報:弁当」を図8の商品情報データベースから取得する。次に、販売情報蓄積部231は、利益情報「価格情報-原価情報=250円」を算出する。そして、かかる「商品名:弁当A,価格情報:450円,原価情報:200円,種類情報:弁当,利益情報:250円」」である販売情報を図示しないバッファに蓄積する。
また、処理部23は、第一識別子「123XXX567」を図示しない販売管理のためのサーバに送信する。なお、サーバでは、第一識別子「123XXX567」で識別される商品が販売されたことを特定する情報が蓄積される。
また、出力部24は、例えば、「商品名:弁当A,価格情報:450円」をレジの画面に表示する、とする。
次に、セット販売処理装置2の第一識別子受付部221は、味噌汁の第一コードに対応する第一識別子「222XXX123」を受け付ける。
そして、販売情報蓄積部231は、第一識別子「222XXX123」と対になる「商品名:味噌汁1,価格情報:100円,原価情報:30円,種類情報:味噌汁」を図8の商品情報データベースから取得する。次に、販売情報蓄積部231は、利益情報「価格情報-原価情報=70円」を算出する。そして、かかる「商品名:味噌汁1,価格情報:100円,原価情報:30円,種類情報:味噌汁,利益情報:70円」である販売情報を図示しないバッファに蓄積する。
また、処理部23は、第一識別子「222XXX123」を図示しない販売管理のためのサーバに送信する。なお、サーバでは、第一識別子「222XXX123」で識別される商品が販売されたことを特定する情報が蓄積される。
また、出力部24は、例えば、「商品名:味噌汁1,価格情報:100円」をレジの画面に表示する、とする。
次に、セット販売処理装置2の第一識別子受付部221は、お茶の第一コードに対応する第一識別子「567XXX111」を受け付ける。
そして、販売情報蓄積部231は、第一識別子「567XXX111」と対になる「商品名:お茶α,価格情報:180円,原価情報:60円,種類情報:お茶」を図8の商品情報データベースから取得する。次に、販売情報蓄積部231は、利益情報「価格情報-原価情報=120円」を算出する。そして、かかる「商品名:お茶α,価格情報:180円,原価情報:60円,種類情報:お茶,利益情報:120円」である販売情報を図示しないバッファに蓄積する。
また、処理部23は、第一識別子「567XXX111」を図示しない販売管理のためのサーバに送信する。なお、サーバでは、第一識別子「567XXX111」で識別される商品が販売されたことを特定する情報が蓄積される。
また、出力部24は、例えば、「商品名:お茶α,価格情報:180円」をレジの画面に表示する、とする。
次に、店員は、媒体1の第二コードA(11)をコードリーダーにかざした、とする。すると、コードリーダーは、第二コードA(11)を読み込む。
次に、第二識別子受付部222は、第二識別子Aを受け付ける。次に、処理部23は、第二識別子Aに対応する打消処理を行う。なお、格納部21には、第二識別子Aに対応付けて、打消処理を行うプログラムが格納されている。
つまり、価格打消情報取得手段2322は、図示しないバッファに蓄積された3つの各販売情報から価格情報「450円,100円,180円」を取得する。そして、価格打消情報取得手段2322は、3つの価格情報を加算し、総和価格情報「730円」を得る。次に、価格打消情報取得手段2322は、「-総和価格情報」である「-730円」を取得する。次に、価格打消情報取得手段2322は、「-730円」をレジの画面に表示させる。また、価格打消情報取得手段2322は、図示しないバッファに、価格情報として「-730円」を追記する。
また、出力部24は、例えば、価格情報「-730円」をレジの画面に表示する、とする。
また、商品利益情報取得手段2331は、図示しないバッファに蓄積された3つの各販売情報から利益情報「250円,70円,120円」を取得する。次に、商品利益情報取得手段2331は、3つの利益情報を加算し、総和利益情報「440円」を取得する。商品利益情報取得手段2331は、「-総和利益情報」である「-440円」を取得する。そして、商品利益情報取得手段2331は、図示しないバッファに、利益情報として「-440円」を追記する。
次に、店員は、媒体1の第二コードB(12)をコードリーダーにかざした、とする。すると、コードリーダーは、第二コードB(12)を読み込む。
次に、第二識別子受付部222は、第二識別子Bを受け付ける。次に、処理部23は、第二識別子Bに対応するセット価格情報等の取得処理を行う。なお、格納部21には、第二識別子Bに対応付けて、セット価格情報等の取得処理を行うプログラムが格納されている。
つまり、セット価格情報取得手段2323は、図示しないバッファに蓄積された3つの販売情報のうちの「種類情報:弁当」と対になる価格情報「450円」を取得する。
次に、セット価格情報取得手段2323は、図9を参照し、弁当の価格情報「450円」に対応するセット価格情報「600円」を取得する。
次に、セット利益情報取得手段2333は、図示しないバッファに蓄積された3つの販売情報のうちの原価情報「200円,30円,60円」を取得する。次に、セット利益情報取得手段2333は、3つの原価情報の総和「290円」を算出する。次に、セット利益情報取得手段2333は、セット価格情報「600円」から原価情報の総和「290円」を減算し、セット利益情報「310円」を取得する。
次に、セット価格情報出力部241は、取得されたセット価格情報「600円」をレジの画面に表示する。また、セット価格情報出力部241は、セット価格情報「600円」を図示しないバッファに蓄積する。
次に、セット利益情報出力部242は、取得されたセット利益情報「310円」を図示しないバッファに蓄積する。
なお、図示しないバッファに蓄積された情報は、販売管理のための図示しないサーバに送信されることは好適である。
以上、本実施の形態によれば、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できる。
さらに、本実施の形態によれば、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理であり、セット販売における利益を特定する利益情報をも取得する販売管理を実現できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるセット販売処理装置2を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、2以上の各商品のコードである第一コードが読み取られた結果である2以上の第一識別子を受け付ける第一識別子受付部と、前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する2以上の販売情報を取得し、蓄積する販売情報蓄積部と、前記2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子を受け付ける第二識別子受付部と、前記第二識別子受付部が前記第二識別子を受け付けた場合に、前記商品セットの価格を特定するセット価格情報を取得する価格情報取得部と、前記セット価格情報を出力するセット価格情報出力部として機能させるためのプログラムである。
また、図10は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のセット販売処理装置2等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図10は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図11は、システム300のブロック図である。
図10において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図11において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のセット販売処理装置2の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のセット販売処理装置2等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるセット販売処理装置は、セットで購入される商品群を構成する各商品の個別の購入情報を取得し、かつセット料金を適用した販売管理を実現できるという効果を有し、セット販売処理装置等として有用である。
1 媒体
2 セット販売処理装置
21 格納部
22 受付部
23 処理部
24 出力部
221 第一識別子受付部
222 第二識別子受付部
231 販売情報蓄積部
232 価格情報取得部
233 利益情報取得部
241 セット価格情報出力部
242 セット利益情報出力部
2321 商品価格情報取得手段
2322 価格打消情報取得手段
2323 セット価格情報取得手段
2324 最終価格取得手段
2331 商品利益情報取得手段
2332 利益打消情報取得手段
2333 セット利益情報取得手段
2334 最終利益取得手段

Claims (7)

  1. 2以上の各商品を識別する2以上の第一識別子を受け付ける第一識別子受付部と、
    前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する2以上の販売情報を取得し、蓄積する販売情報蓄積部と、
    前記2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子を受け付ける第二識別子受付部と、
    前記第二識別子受付部が前記第二識別子を受け付けた場合に、前記商品セットの価格を特定するセット価格情報を取得する価格情報取得部と、
    前記セット価格情報を出力するセット価格情報出力部とを具備し、
    前記媒体には、少なくとも2つの第二コードである第二コードAと第二コードBとが表出しており、
    前記第二識別子受付部は、
    前記媒体に表出している第二コードAが読み取られた結果である第二識別子Aと、前記媒体に表出している第二コードBが読み取られた結果である第二識別子Bとを受け付け、
    前記価格情報取得部は、
    前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格を特定する2以上の各商品価格情報を取得する商品価格情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Aに対応する情報であり、前記2以上の商品の価格を打ち消す情報である価格打消情報を取得する価格打消情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Bに対応する価格を特定するセット価格情報を取得するセット価格情報取得手段と、
    前記商品価格情報取得手段が取得した2以上の各商品価格情報と前記価格打消情報取得手段が取得した価格打消情報と前記セット価格情報取得手段が取得したセット価格情報とを用いて、出力するセット価格情報を取得する最終価格取得手段とを具備すセット販売処理装置。
  2. 前記最終価格取得手段は、
    前記商品価格情報取得手段が取得した2以上の各商品価格情報が特定する価格の合計額に応じて異なるセット価格情報を取得する請求項記載のセット販売処理装置。
  3. 前記第二識別子受付部が前記第二識別子を受け付けた場合に、前記商品セットの利益を特定するセット利益情報を取得する利益情報取得部と、
    前記セット利益情報を出力するセット利益情報出力部とをさらに具備する請求項1または請求項2記載のセット販売処理装置。
  4. 前記利益情報取得部は、
    前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の利益を特定する2以上の各商品利益情報を取得する商品利益情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Aに対応する情報であり、前記2以上の商品の利益を打ち消す情報である利益打消情報を取得する利益打消情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Bに対応する利益を特定するセット利益情報を取得するセット利益情報取得手段と、
    前記商品利益情報取得手段が取得した2以上の各商品利益情報と前記利益打消情報取得手段が取得した利益打消情報と前記セット利益情報取得手段が取得したセット利益情報とを用いて、出力するセット利益情報を取得する最終利益取得手段とを具備する請求項記載のセット販売処理装置。
  5. 請求項1から請求項いずれか一項に記載のセット販売処理装置と、前記セット販売処理装置が受け付ける第二識別子が埋め込まれた第二コードが表出している媒体とを具備するセット販売処理システム
  6. 第一識別子受付部と、販売情報蓄積部と、第二識別子受付部と、価格情報取得部と、セット価格情報出力部とにより実現されるセット販売処理方法であって、
    前記第一識別子受付部が、2以上の各商品を識別する2以上の第一識別子を受け付ける第一識別子受付ステップと、
    前記販売情報蓄積部が、前記第一識別子受付ステップで受け付けられた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する2以上の販売情報を取得し、蓄積する販売情報蓄積ステップと、
    前記第二識別子受付部が、前記2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子を受け付ける第二識別子受付ステップと、
    前記価格情報取得部が、前記第二識別子受付ステップで前記第二識別子を受け付けた場合に、前記商品セットの価格を特定するセット価格情報を取得する価格情報取得ステップと、
    前記セット価格情報出力部が、前記セット価格情報を出力するセット価格情報出力ステップとを具備し、
    前記媒体には、少なくとも2つの第二コードである第二コードAと第二コードBとが表出しており、
    前記第二識別子受付ステップにおいて、
    前記媒体に表出している第二コードAが読み取られた結果である第二識別子Aと、前記媒体に表出している第二コードBが読み取られた結果である第二識別子Bとを受け付け、
    前記価格情報取得ステップは、
    前記第一識別子受付ステップで受け付けられた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格を特定する2以上の各商品価格情報を取得する商品価格情報取得サブステップと、
    前記第二識別子受付ステップで受け付けられた前記第二識別子Aに対応する情報であり、前記2以上の商品の価格を打ち消す情報である価格打消情報を取得する価格打消情報取得サブステップと、
    前記第二識別子受付ステップで受け付けられた前記第二識別子Bに対応する価格を特定するセット価格情報を取得するセット価格情報取得サブステップと、
    前記商品価格情報取得サブステップで取得された2以上の各商品価格情報と前記価格打消情報取得サブステップで取得された価格打消情報と前記セット価格情報取得サブステップで取得されたセット価格情報とを用いて、出力するセット価格情報を取得する最終価格取得サブステップとを具備するセット販売処理方法。
  7. コンピュータを、
    2以上の各商品を識別する2以上の第一識別子を受け付ける第一識別子受付部と、
    前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の商品が販売されたことに関する2以上の販売情報を取得し、蓄積する販売情報蓄積部と、
    前記2以上の商品の集合である商品セットの購入のための媒体に表出している第二コードが読み取られた結果である第二識別子を受け付ける第二識別子受付部と、
    前記第二識別子受付部が前記第二識別子を受け付けた場合に、前記商品セットの価格を特定するセット価格情報を取得する価格情報取得部と、
    前記セット価格情報を出力するセット価格情報出力部として機能させるためのプログラムであって、
    前記媒体には、少なくとも2つの第二コードである第二コードAと第二コードBとが表出しており、
    前記第二識別子受付部は、
    前記媒体に表出している第二コードAが読み取られた結果である第二識別子Aと、前記媒体に表出している第二コードBが読み取られた結果である第二識別子Bとを受け付け、
    前記価格情報取得部は、
    前記第一識別子受付部が受け付けた前記2以上の各第一識別子で識別される2以上の各商品の価格を特定する2以上の各商品価格情報を取得する商品価格情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Aに対応する情報であり、前記2以上の商品の価格を打ち消す情報である価格打消情報を取得する価格打消情報取得手段と、
    前記第二識別子受付部が受け付けた前記第二識別子Bに対応する価格を特定するセット価格情報を取得するセット価格情報取得手段と、
    前記商品価格情報取得手段が取得した2以上の各商品価格情報と前記価格打消情報取得手段が取得した価格打消情報と前記セット価格情報取得手段が取得したセット価格情報とを用いて、出力するセット価格情報を取得する最終価格取得手段とを具備するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム
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