JP6078478B2 - 荷重検出機能付きベッド及びベッド用荷重検出器 - Google Patents

荷重検出機能付きベッド及びベッド用荷重検出器 Download PDF

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Description

本発明は、ベッド本体に取り付けられた荷重検出器によって、ベッド本体に加わる荷重の変化を検出し、このベッド本体の寝床面上における利用者の状態を検出する荷重検出機能付きベッド、並びにこのような荷重検出機能をベッドに付加するための荷重検出器に関する。
本願は、2012年1月20日に日本に出願された特願2012−10401号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、医療機関や、介護施設、養護施設、宿泊施設、一般家庭等で使用されるベッドにおいて、ベッド本体に加わる荷重の変化を検出し、このベッド本体の寝床面上における利用者(病人、被介護者、乳幼児、健康人等)の状態(入床、離床、在床位置、体動等)を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3を参照。)。
具体的には、特許文献1には、ベッド本体に設けられた脚部と、このベッド本体が設置される設置面(床面等)との間に荷重センサを配置し、この荷重センサからの電気信号に基づいて、人の在床状況を検出する方法が開示されている。また、この荷重センサには、ベッド本体の脚部に設けられたキャスターをベッド本体の設置面から荷重センサの荷重受け部上に誘導するためのスロープ部が形成されている。
特許文献2には、ベッド本体と、このベッド本体が設置される設置面との間の空所に荷重検出器を設けて、ベッド本体に加わる荷重を検出する方法が開示されている。また、この荷重検出器には、ベッドを持ち上げる手段が設けられている。
特許文献3には、ベッドのフレームを二重構造とし、その間にロードセル(荷重検出器)を組み込んだものが開示されている。
特開2000−105884号公報 特開2008−304397号公報 特開2007−256074号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、荷重センサを用いてベッド本体の荷重を検出する際に、ベッドの脚部に設けられたキャスターを、荷重センサのスロープ部の前側近傍まで移動し、このスロープ部上を通過させた後、荷重センサの荷重受け部上に載置しなければならず、非常に面倒である。
特許文献2に記載の発明では、例えばベッド本体が壁際に沿って設置された場合に、このベッド本体と壁との間に設置者が入り込むことができないため、荷重検出器をベッド本体と設置面との間の空所に配置することが非常に困難となる。
特許文献3に記載の発明では、ベッド本体に荷重検出器が予め組み込まれているものの、ベッド本体を荷重検出器に合わせた設計としなければならず、そのための新たな部品が必要となる。このため、荷重検出機能付きベッドとしては非常に高価なものとなってしまう。さらに、部品点数の増加により軽量化が困難となってしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑み、部品点数の増加を抑制しつつ、簡便な構造によって荷重検出機能を付加することを可能とした荷重検出機能付きベッド、並びに、そのような荷重検出機能を既存のベッドに付加するため、ベッド本体に簡単かつ容易に組み込むことを容易としたベッド用荷重検出器を提供することを課題としている。
上記の課題を達成するために、本発明は、以下の(1)〜(10)に記載した各態様を提供する。
(1) ベッド本体に取り付けられた荷重検出器によって、前記ベッド本体の寝床面に加わる荷重の変化を検出し、前記ベッド本体の寝床面上における利用者の状態を検出する荷重検出機能付きベッドであって、
前記ベッド本体は、それを設置すべき面に接する複数本の脚部を有し、
前記脚部には、それぞれキャスター機構が備えられ、
前記荷重検出器は、前記脚部のうちの1以上の脚部のキャスター機構に組み込まれて、そのキャスター機構に加えられる前記寝床面からの荷重による歪みを計測するロードセルを有しており、
さらに前記ベッド本体は、その設置面上に前記脚部を介して支持される下側フレームを有し、
前記キャスター機構は、水平軸回りに回転する車輪と、この車輪を鉛直軸回りに旋回させる旋回部とを有し、且つ、前記下側フレームに設けられた筒部の内側に、前記旋回部の上部から突出した軸部が軸線方向に移動可能に挿入された状態で、前記筒部の上端開口部が天部により閉塞された構造を有しており、
前記ロードセルは、前記筒部の内側における、前記軸部と前記天部との間に挟み込まれた状態で配置されている、荷重検出機能付きベッド。
(2) 前記(1)の態様の荷重検出機能付きベッドにおいて、
前記ロードセルは、前記筒部が前記下側フレームに連結される位置よりも上方に配置されている、荷重検出機能付きベッド。
(3) 前記(1)、(2)のいずれかの態様の荷重検出機能付きベッドにおいて、
前記ロードセルの下端面と前記軸部の上端面とのうち、何れか一方が平面、他方が突面を有して、これら平面と突面とが中心軸上で接触した状態となっている、荷重検出機能付きベッド。
(4) 前記(1)〜(3)のいずれかの態様の荷重検出機能付きベッドにおいて、
前記筒部の内周面と前記軸部の外周面との間には、前記軸部を軸線方向に移動可能に案内するブッシュが配置されている、荷重検出機能付きベッド。
(5) 前記(1)〜(4)のいずれかの態様の荷重検出機能付きベッドにおいて、
前記ロードセルとして、4基のロードセルを備え、
各ロードセルが、ベッド本体における、互いに対称な位置関係にある4隅に配置された4つの脚部のキャスター機構にそれぞれ組み込まれている、荷重検出機能付きベッド。
(6) 複数の脚部を有するベッド本体に取り付けることによって、前記ベッド本体の寝床面に加わる荷重の変化を測定し、前記ベッド本体の寝床面上における利用者の状態を検出するベッド用荷重検出器において、
加えられる荷重による歪みを計測するロードセルを備え、
且つ前記ロードセルが、前記脚部に設けられたキャスター機構に組み込み可能に構成されており、
さらに前記キャスター機構は、水平軸回りに回転する車輪と、この車輪を鉛直軸回りに旋回させる旋回部とを有し、且つ、前記キャスター機構は、前記ベッド本体の下側フレームに設けられた筒部の内側に、前記旋回部の上部から突出した軸部が軸線方向に移動可能に挿入された状態で、前記筒部の上端開口部が天部により閉塞された構造を有しており、
前記ロードセルが、前記筒部の内側に前記軸部と前記天部との間に挟み込まれた状態で配置されるように構成された、ベッド用荷重検出器。
(7) 前記(6)の態様のベッド用荷重検出器において、
前記荷重検出用部品は、前記筒部が前記下側フレームに連結される位置よりも上方に配置される、ベッド用荷重検出器。
(8) 前記(6)、(7)のいずれかの態様のベッド用荷重検出器において、
前記ロードセルの下端面と前記軸部の上端面とのうち、何れか一方が平面、他方が突面を有して、これら平面と突面とが、前記軸部の中心軸線上で接触した状態となるように、前記ロードセルの下端面が平面又は突面を有している、ベッド用荷重検出器。
(9) 前記(6)〜(8)のいずれかの態様のベッド用荷重検出器において、
前記キャスター機構は、前記筒部の内周面と前記軸部の外周面との間に配置されて前記軸部を軸線方向に移動可能に案内するブッシュを含む、ベッド用荷重検出器。
(10) 前記(6)〜(9)のいずれかの態様のベッド用荷重検出器において、
前記ロードセルとして4基のロードセルを備え、各ロードセルが、前記ベッド本体の互いに対称な位置関係にある4隅に配置された4つの脚部のキャスター機構に、それぞれ配置可能に構成されている、ベッド用荷重検出器。
以上のように、本発明によれば、部品点数の増加を抑制しつつ、簡便な構造によって荷重検出機能を付加することを可能とした荷重検出機能付きベッド、並びに、そのような荷重検出機能を既存のベッドに付加するため、ベッド本体に別途組み込むことを可能とした荷重検出器を提供することが可能である。
本発明を適用した荷重検出機能付きベッドの一例を示す側面図である。 ロードセルが組み込まれたキャスター機構の一例を示す部分縦断側面図である。 図2に示されるキャスター機構に組み込まれるロードセルの一例の縦断側面図である。 図3AにおけるIII−IIIでのロードセルの横断平面図である。 ホイートストンブリッジ回路を示す回路図である。 ロードセルが組み込まれたキャスター機構の他の例を示す部分縦断側面図である。 ロードセルが組み込まれたキャスター機構のさらに他の例を示す部分縦断側面図である。 キャスター機構のシャフトの上端面を突面とした場合の一例における、キャスター機構の一部とロードセルを示す部分縦断面図である。 キャスター機構のシャフトの上端面を突面とした場合の他の例における、キャスター機構の一部とロードセルを示す部分縦断面図である。 キャスター機構のスリーブとシャフトとの間にブッシュが配置された場合の一例における、スリーブとシャフトを示す部分縦断面図である。 キャスター機構のスリーブとシャフトとの間にブッシュが配置された場合の他の例における、スリーブとシャフトを示す部分縦断面図である。 本発明を適用した荷重検出機能付きベッドに使用されるロードセルの他の例として、曲げ受感形のロードセルを示す縦断面図である。 図9AのVIX−VIXにおけるロードセルの横断平面図である。 本発明を適用した荷重検出機能付きベッドに使用されるロードセルのさらに別の例として、中空円筒受感形のロードセルを示す縦断面図である。 図10AのX−Xにおけるロードセルの横断平面図である。
以下、本発明を適用した荷重検出機能付きベッド及び荷重検出器について、図面を用いてその構成を説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際と同じであるとは限らない。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
図1は、本発明を適用した荷重検出機能付きベッド1の一例を示す側面図、すなわち第1の例によるベッド用荷重検出器50を組み込んだベッド1の側面図である。
この荷重検出機能付きベッド1は、例えば床面などの設置面B上に設置されたベッド本体1Aを備え、このベッド本体1Aに取り付けられた荷重検出器50によって、ベッド本体1Aに加わる荷重の変化を検出し、このベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの状態を検出する機能を備えている。
なお、以下の説明において、図1に示すベッド本体1Aの設置面B及び寝床面Tは、水平面(重力方向に対して直交する面)とし、このベッド本体1Aの寝床面T上に利用者Hが仰臥姿勢で就寝している状態において、利用者Hの頭側を「ベッド本体1Aの前側」、利用者Hの足側を「ベッド本体1Aの後側」、利用者Hの右側を「ベッド本体1Aの右側」、利用者Hの左側を「ベッド本体1Aの左側」とする。
具体的には、ベッド本体1Aは、寝床面Tを形成する寝床面形成部100と、ベッド本体1Aを設置すべき設置面Bに接する脚部4と、寝床面形成部100が設置面Bの上方に位置するように、寝床面形成部100と脚部4との間を連結して寝床面形成部100からの荷重を脚部4に向けて伝達する連結支持部102とを備えた構成とされている。
ここで、図1に示す例では、寝床面形成部100は、寝板2と、寝板2を支持する上側フレーム3とによって構成されている。また連結支持部102は、下側フレーム5と、上側フレーム3および下側フレーム5の間を連結しながら寝板2を上側フレーム3とともに昇降させる昇降リンク機構6とを備えている。
寝板2は、利用者Hが就寝するのに十分な長さ及び幅を有する矩形状の平板からなる。
ベッド本体1Aは、この寝板2の上に例えばマットや敷き布団等を敷設した状態で、この上に利用者Hが在床することが可能となっている。(なお、図1においては、この寝板2の上面(寝床面T)に利用者Hが直接横臥した状態を図示している。)
上側フレーム3は、寝板2の長さ方向(ベッド本体1Aの長手方向)に延びる左右一対のパイプフレーム3aと、寝板2の幅方向(ベッド本体1Aの短手方向)に延びる前後一対のパイプフレーム3bとが全体として枠状に連結されると共に、寝板2の幅方向(ベッド本体1Aの短手方向)に延びるパイプフレーム3cが、寝板2の長さ方向(ベッド本体1Aの長手方向)に複数並んだ状態で、左右一対のパイプフレーム3aと連結された構造(フレーム構造)を有している。
そして、寝板2は、これら複数のパイプフレーム3cの上に固定した状態で取り付けられている。また、上側フレーム3を構成する前後一対のパイプフレーム3bには、それぞれ鉛直上向きに立設した状態で頭板7a及び足板7bが取り付けられている。
脚部4は、互いに対称な位置関係にあるベッド本体1Aの4隅(前左側、前右側、後左側、後右側)に4つ配置されている。また、これら4つの脚部4には、それぞれ重量物であるベッド本体1Aの移動を容易にするためのキャスター機構8が設けられている。なお、このキャスター機構8の具体的な構成自体については、特に限定されるものではない。
下側フレーム5は、ベッド本体1Aの長手方向に延びる左右一対のパイプフレーム5aと、ベッド本体1Aの短手方向に延びる前後一対のパイプフレーム5bとが全体として枠状に連結された構造(フレーム構造)を有している。そして、上記脚部4(キャスター機構8)は、上記下側フレーム5を構成する左右一対のパイプフレーム5aの両端部にそれぞれ設けられている。
昇降リンク機構6は、ベッド本体1Aの前側と後側とに一対並んで配置されている。この昇降リンク機構6は、上側フレーム3と下側フレーム5との間でヒンジ部9を介して互いに回動自在に連結された複数の連結アーム10を有して、上側フレーム3に取り付けられたアクチュエータ(図示せず。)の駆動により、これら複数の連結アーム9が協働しながら上記寝板2を昇降動作させる。これにより、上記寝板2の高さを調整することが可能となっている。
なお、前側及び後側の昇降リンク機構6は、その取付位置が異なる以外は基本的に同じ構造を有している。さらに、これら前側及び後側の昇降リンク機構6は、それぞれベッド本体1Aの右側と左側との間で左右対称な構造を有している。
なお、ここでは寝板2を昇降させるための昇降機構の一例として、スイング昇降方式の昇降リンク機構6を示しているが、昇降機構としては、その他のリンク機構、例えばパンタグラフ方式、さらにはリンク機構を用いない昇降機構、例えば手動あるいは電動の回転螺子方式(スクリュー方式)、ジャッキ方式などの垂直昇降方式の機構などを適用することもできる。さらには、後に改めて説明するように、ベッド本体は、寝板2を昇降させるための昇降機構を持たないものであっても良い。
荷重検出器50は、上記ベッド本体1Aに荷重が加わることで発生する歪みを計測するロードセル51を有するものであり、さらに本実施形態においては、図1に示しているように、ロードセル51の他に、ロードセル51から出力された荷重信号に基づいて、上記ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの状態を演算する演算部52と、演算部52で演算した結果を遠隔に送信する送信部53と、送信部53から送信された信号を受信する受信部54とを備えている。
なお、ロードセル51と演算部52との間、及び、演算部52と送信部53との間は、それぞれ配線55a,55bによって電気的に接続されている。一方、送信部53と受信部54との間は、無線(電波)によって送受信が可能となっている。
ところで、本発明を適用した荷重検出機能付きベッド1は、上記キャスター機構8に、前述のロードセル51が組み込まれてなることを特徴としている。
具体的には、このロードセル51は、上述した4隅(前左側、前右側、後左側、後右側)のキャスター機構8に各々(計4つ)配置されている。
また、これら4つのロードセル51は、その配置が異なる以外は基本的に同じ構造を有している。したがって、これら4つのロードセル51については、例えば図2に示すように、これらをまとめて説明するものとする。
図2は、ロードセル51が組み込まれた一つのキャスター機構8を示している。
各キャスター機構8は、水平軸回りに回転するコロ(車輪)11と、この車輪11を鉛直軸回りに旋回させる自在金具(旋回部)12とを有している。また、キャスター機構8は、下側フレーム5を構成するパイプフレーム5aの先端部にスリーブ(筒部)13が設けられ、このスリーブ13の内側に、旋回部12の上部から突出したシャフト(軸部)14が軸線方向に移動可能に挿入された状態となっている。
なお、図2に示されるキャスター機構8は、スリーブ13の側面に孔部13aが設けられ、この孔部13aを貫通するネジ15がシャフト14にネジ止めされることによって、スリーブ13に対するシャフト14の抜け止めがなされている。
さらに、キャスター機構8は、スリーブ13の上端開口部がキャップ(天部)16により閉塞された構造を有している。キャップ16は、スリーブ13の上端部に被せられた状態で、例えば螺合わせ等の手段により取り付けられている。
ロードセル51は、スリーブ13の内側にシャフト14とキャップ16との間に挟み込まれた状態で配置されている。また、ロードセル51は、スリーブ13がパイプフレーム5a(下側フレーム5)に連結される位置よりも上方に配置されている。
このロードセル51は、直線はり受感形と呼ばれるものであり、加えられた荷重によって変形して歪み(引張歪みおよび圧縮歪み)が生じる起歪体56と、この起歪体56の歪みを検出するように起歪体56に取り付けられた歪みセンサ57とを有しており、キャップ16の裏面に、例えば螺子73などの手段によって取り付けられている。
図2に示されるキャスター機構8に組み込まれているロードセル51の詳細を、図3A、図3Bに示す。
起歪体56は、図3A、図3Bに示すように、その内周側の肉厚部56aと外周側の肉厚部56cとの間を直径方向に連結する中間の肉薄部56bとによって構成されている。内周側の肉厚部56aに上下方向(鉛直方向)の荷重が加えられたときに、中間の肉薄部56bが弾性的に変位して、肉薄部56bの表面に引張歪みもしくは圧縮歪みが発生するものであって、いわゆるダイヤフラムを構成している。また、起歪体56の下面中央部には、例えば螺子止めなどによって、突起部(突面)58が下方から突出した状態で取り付けられている。
また、起歪体56の上面には、シャフト14とキャップ16との間に挟み込まれた際に、突起部58がシャフト14の平坦な上端面に、スリーブ(筒部)13の中心軸上で接触した状態となるように、その厚みを調整するためのスペーサ59が、例えば螺子71によって一体に取り付けられている。
歪みセンサ57は、起歪体56の中間の肉薄部56bに生じる歪みの大きさに応じた抵抗の変化を検出するものである。この歪みセンサ57は、例えば4つの歪みゲージ(歪み感受抵抗体)R1、R2、R3、R4からなる。歪みゲージR1、R2、R3、R4は、起歪体56の肉薄部56bの両面に互いに対向した状態で、なお且つ、起歪体56の中心軸を挟んで互いに対称となる位置に一対並んで配置される。
起歪体56の材料は特に限定されないが、たとえば金属として、アルミ合金、鉄や鋼、ステンレス鋼など、その他エンジニアリングプラスチックなどの樹脂を使用することができる。
歪みセンサ57の歪みゲージR1、R2、R3、R4は、起歪体56の中間の肉薄部56bに貼り付けられて、この肉薄部56bの表面に生じる歪みの方向(引張か圧縮か)およびその大きさに応じた抵抗の変化を示すものである。これら4つの歪みゲージR1、R2、R3、R4は、図4に示すようなホイートストンブリッジ回路を構成しており、このうち、R1、R3が圧縮側の歪みゲージ、R2、R4が引張側の歪みゲージとなっている。そして、このホイートストンブリッジ回路では、入力電圧VIN(一定)対して、起歪体56の肉薄部56bに生じる歪みの大きさに応じた出力電圧VOUT(歪み信号=荷重信号)を出力することが可能となっている。
なお、上記ロードセル51では、少なくとも2つ又は3つの歪みゲージを配置した構成であればよく、この場合、図4に示すホイートストンブリッジ回路を構成する歪みゲージR1、R2、R3、R4のうち、1つ又は2つの歪みゲージを、歪み感受性ではないダミー抵抗に置き換えれば良い。
そして、このロードセル51では、上記ベッド本体1Aに荷重が加わった際に、シャフト14がスリーブ13の内側に進入することによって、シャフト14の上端面と接触した突起部58を介して起歪体56に鉛直上向きの荷重が加わることになる。このとき、起歪体56の肉薄部56bに歪みが生じ、歪みセンサ57の歪みゲージR1、R2、R3、R4が、起歪体56の肉薄部56bに生じる歪みの大きさに応じた抵抗の変化を示し、ホイートストンブリッジ回路から、起歪体56の肉薄部56bに生じる歪みの大きさに応じた歪み信号、すなわち荷重の変化に対応する信号(荷重信号)を出力する。このようにして、ロードセル51を含む荷重検出器50によって、寝板2などの寝床面形成部100に加わる荷重の変化を検出することが可能となる。
また、この荷重検出器50では、上記ベッド本体1Aの四隅(前左側、前右側、後左側、後右側)のキャスター機構8に組み込まれた計4つのロードセル51によって、それぞれ上記ベッド本体1Aの四隅に加わる荷重の変化を検出する。そして、これら4つのロードセル51が検出した荷重信号を上記演算部52へと出力する。
演算部52は、ROMやRAM、その他のメモリ、CPU等を有するコンピュータからなり、上記ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの状態を演算するのに必要なプログラム、数値等が予め格納されている。
そして、この演算部52では、上記4つのロードセル51から出力された荷重信号に基づいて、上記ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの状態を演算し、その演算結果を送信部53に出力する。
例えば、この演算部52では、上記4つのロードセル51から出力された荷重信号から、これら4つのロードセル51に加わる荷重の合計値が予め記憶された閾値よりも大きい場合には、利用者Hが上記ベッド本体1Aの寝床面T上に在床している判断して、その演算結果を送信部53に出力する。
なお、この演算部52では、このような利用者Hの入床(就寝)・離床(起床)以外にも、例えば、上記ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの重心位置の移動距離および/または移動速度から、利用者Hの離床を予知する演算等を行うことも可能である。さらに、利用者Hの体動(例:寝返り等)や姿勢(例:仰臥、伏臥、横臥等)、床ずれなどを演算により検出することも可能である。
送信部53は、上記ベッド本体1Aに取り付けられた送信機であり、上記演算部52で演算した結果を遠隔にある受信部54へと送信する。一方、受信部54では、送信部53から送信された信号を受信する受信機であり、送信部53からの信号を受信することによって、利用者Hの状態(在床状況)を遠隔から監視することが可能となる。
また、受信部54側では、上記ロードセル51が検出した検出結果や、上記演算部52による演算結果を、例えば、図示を省略するモニタに表示したり、プリンタに出力したりすることも可能である。
また、上記演算部52による演算結果から、例えば利用者Hの状態を、必要に応じてその旨を監視者に告知するようにしてもよい。告知方法については、特に限定されるものではなく、例えば、図示を省略するスピーカから警報を発したり、モニタに表示を行ったりすることが可能である。
以上のような構造を有する荷重検出機能付きベッド1は、例えば、医療施設(例:病院、診療所等)や介護施設、養護施設などにおいて好適に用いられる。すなわち、この荷重検出機能付きベッド1は、例えば、患者(例:病人、乳幼児等)や被介護者(例:高齢者、身障者等)などの利用者Hが、ベッドから落下して自力で起き上がれない等の異常が生じた場合や、利用者Hの監視が必要な場合などに好適に用いられる。
本発明では、このような荷重検出機能付きベッド1を使用することで、例えば、入床(就寝)や、離床(起床)、在床位置、体動(例:寝返り等)、姿勢(例:仰臥、伏臥、横臥等)など、利用者Hの状態(在床状況)を遠隔から監視することが可能となる。また、このような荷重検出機能付きベッド1を使用することで、誰かに監視されているという利用者Hの精神的な負担や、深夜・早朝に限らず利用者Hを常時監視しなければならないという監視者の肉体的・精神的負担を軽減することが可能となる。
なお、このような荷重検出機能付きベッド1は、上述した施設に限定して使用されるものではなく、例えば、宿泊施設(例:ホテル、旅館等)、一般家庭(例:自宅介護等)などにおいても利用可能である。すなわち、この荷重検出機能付きベッド1の利用形態については、特に限定されるものではない。
また、本発明を適用した荷重検出機能付きベッド1の荷重検出機能を利用した応用例としては、例えば、「床ずれ防止機能」を挙げることができる。具体的には、一定時間(例えば2時間)以上、重心位置がある一定の円より外に移動していない場合、又は、各ロードセル51の荷重変化が一定(例えば1kg)以上変化していない場合に、利用者Hに床ずれが生じる可能性があると判断して、監視者に通知するといった機能を付加することが可能である。
また、別の応用例として「照明制御機能」を挙げることができる。具体的には、ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの重量の有無、重心位置や、重心の移動量、重心の移動速度等を計測することによって、入床又は離床したときに、照明を点灯又は消灯させるといった機能を付加することが可能である。
また、別の応用例として「体重管理機能」を挙げることができる。具体的には、ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの体重を定期的に(例えば毎日定刻時に)計測することによって、利用者Hの体重管理を行うといった機能を付加することが可能である。
また、別の応用例として「空調管理機能」を挙げることができる。具体的には、ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの体動(寝返り等)を検出することによって、利用者Hの睡眠深度を計測し、利用者の状態に応じて空調を管理するといった機能を付加することが可能である。
また、別の応用例として「透析時の体重モニタ機能」を挙げることができる。具体的には、ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの体重を計測することによって、透析の開始と終了とを検出するといった機能を付加することが可能である。
このように、本発明では、上述した機能に限らず、上記荷重検出機能付きベッド1の荷重検出機能を利用することで、様々な機能を付加することが可能である。
また、本発明では、荷重検出器50のロードセル51がベッド本体1Aのキャスター機構8に予め(例えばベッド製造時に)組み込まれていても、あるいは荷重検出器50の無い既設もしくは既存のベッド本体1Aのキャスター機構8に、荷重検出器50のロードセル51を別途組み込むことによって、既存のベッドに荷重検出機能を付加してもよい。
すなわち、本発明を適用した荷重検出機能付きベッドは、ベッド本体1Aに予め取り付けられた、又は別途取り付けられた荷重検出器50によりベッド本体1Aに加わる荷重の変化を測定することで、ベッド本体1Aの寝床面T上における利用者Hの状態を検出することが可能となっている。
また、本発明では、本発明を適用した荷重検出器50をベッド本体1Aに取り付けることによって、部品点数の増加を抑制しつつ、簡便な構造によって荷重検出機能をベッドに付加することが可能となっている。
具体的には、本発明を適用した荷重検出器50において、ロードセル51は、既存のベッドのキャスター機構8に容易に組み込み可能である。
すなわち本発明では、ベッド本体1Aの四隅(前左側、前右側、後左側、後右側)に配置された4つのキャスター機構8にロードセル51を組み込むだけで、荷重検出機能を持つベッド本体1Aを容易に構成することが可能である。具体的には、前述の例では、キャスター機構8におけるシャフト(軸部)14とキャップ(天部)16との間にロードセル51を配置するだけで、ベッド本体1Aに荷重検出器50を容易に組み込み、これによって既存のベッドに、低コストで容易に荷重検出機能を付与することができる。
また、ロードセル51に故障等が生じた場合でも、ロードセル51を容易に交換が可能である。さらに、既存のベッドとの違いが少ないため、利用者Hに違和感なくベッドを利用してもらうことが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図2に示した例では、ロードセル51は、その突起部58が下向きに突出するように配置されて、突起部58の下端がシャフト(軸部)14の上端面に接するように構成されているが、逆に図5に示すように、突起部58が上向きに突出するように配置されて、突起部58の上端がキャップ(天部)16の下面に接するように構成されていてもよい。この図5に示す配置構成の場合、ロードセル51は、シャフト(軸部)14の上端面に、図示しないビスなどによって固定してもよいが、シャフト14に固定せず、単にシャフト14の上端面の上に載置しただけであっても良い。
本発明では、ロードセル51が組み込まれたキャスター機構8について、例えば図6に示すような構成とすることも可能である。具体的には、図6に示す構成では、図2におけるスペーサ59を省略し、図2におけるキャップ16の代わりに、スペーサ部分59Aが一体に形成されたキャップ16Aが、例えば螺子75によってスリーブ(筒部)13の上端に取り付けられている。
なお、上記以外の構成については、図2に示す構成と同様であることから、図6において、図2に示す構成と同様の部位については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
また、図2もしくは図5では、ロードセル51の下端面に突起部58を設けて、この突起部58がシャフト14の平坦な上端面にスリーブ(筒部)13の中心軸上で接触した構成を示しているが、これに限らず、例えば図7A,図7Bに示すように、突起部58を省略し、シャフト14の上端面を先端が略円錐状の突面14a(図7A)や、略球面状の突面14b(図7B)とし、これら突面14a,14bが、ロードセル51の起歪体56の中央肉厚部56aにおける平坦な下端面に、スリーブ(筒部)13の中心軸上で接触する構成とすることも可能である。
また、例えば図8A、図8Bに示すように、スリーブ13の内周面とシャフト14の外周面との間に、シャフト14を軸線方向に移動可能に案内するブッシュ60A,60Bが配置された構成とすることも可能である。このうち、ブッシュ60Aは、リニアブッシュである。一方、ブッシュ60Bは、無給油ブッシュである。
このようにブッシュ60A,60Bをスリーブ13の内周面とシャフト14の外周面との間に配置することによって、ベッド本体1Aに荷重が加わった際に、スリーブ13とシャフト14との間でガタツキを生じさせることなく、シャフト14を軸線方向(鉛直方向)にスムーズに移動させることが可能となる。
また、本発明で使用されるロードセルは、図3A、図3Bに示した直線はり受感形のロードセル51に限定されるものではなく、例えば図9A、図9Bに示すようなロードセル51A、又は図10A、図10Bに示すようなロードセル51Bであっても良い。
このうち、図9A、図9Bに示すロードセル51Aは、曲げ受感形と呼ばれるものであり、ケース77内に収容された起歪体56Aに、ロバーバル機構を構成するための孔部61が設けられている。この孔部61は、起歪体56Aを幅方向に貫通した状態で、この起歪体56Aの長さ方向に水平に並ぶ一対の丸孔61a,61bと、これら一対の丸孔61a,61bの中心間を結ぶ連結孔61cとを有して構成されている。また、この孔部61は、起歪体56Aの中心軸を挟んで互いに対称となる位置に一対並んで配置されている。
歪みセンサ57を構成する歪みゲージR1、R2、R3、R4は、起歪体56Aの一対の丸孔61a,61bが形成された位置の直上に、それぞれ起歪体の長手方向に並んで配置されている。なお起歪体56Aにおける、互いに上下に分離された中央軸部56Aa、56Abのうち、突起部58を有する側の中央軸部56Aaは、ケース77の上壁部77Aに対して上下に移動可能とされ、突起部58を有しない側の中央軸部56Abは、ケース77の高剛性の下壁部77Bに固定されている。
また、これら4つの歪みゲージR1、R2、R3、R4は、既に説明した図4に示すホイートストンブリッジ回路を構成することによって、入力電圧VIN(一定)対して、起歪体56Aに生じる歪みの大きさに応じた出力電圧VOUT(荷重信号)を出力することが可能となっている。
なお、図9A、図9Bでは、ロードセル51Aを、起歪体56Aの突起部58を上向きにしている状態で示しているが、そのロードセル51Aをベッド本体1Aのキャスター機構8に組み込むにあたっては、図2に示した構成に準じて、突起部58を下向きにした状態でキャスター機構8に組み込んでも、あるいは図5に示した構成に準じて、突起部58を上向きにした状態でキャスター機構8に組み込んでも良いことはもちろんである。
一方、図10A,図10Bに示すロードセル51Bは、中空円筒受感形と呼ばれるものであり、ケース77内に収容された中空円筒状の起歪体56Bを備え、この起歪体56の外周面に互いに対向した一対の歪みゲージ57が配置された構成となっている。
この場合、中空円筒状の起歪体56Bの上端部(突起部58を有する側の端部)56Baおよび下端部(突起部58を有する側の端部)56Bbは、ケース77における弾性的に撓み変形可能な上壁部77Aに固定され、下端部(突起部58を有さない側の端部)56Bbは、ケース77の高剛性の下壁部77Bに固定されている。
なお、図10A、図10Bでは、ロードセル51Bを、起歪体56Aの突起部58を上向きにしている状態で示しているが、そのロードセル51Bをベッド本体1Aのキャスター機構8に組み込むにあたっては、図2に示した構成に準じて、突起部58を下向きにした状態でキャスター機構8に組み込んでも、あるいは図5に示した構成に準じて、突起部58を上向きにした状態でキャスター機構8に組み込んでも良いことはもちろんである。
以上に述べたロードセル51,51A,51Bは、歪みの大きさを検出する歪みセンサとして、歪み感受抵抗体である歪みゲージR1、R2、R3、R4からなる歪みセンサ57を用いた構成となっているが、このような歪み感受抵抗体に限らず、歪みセンサとしては、例えば、導電性エラストマーセンサや、光学式歪みセンサ、電歪デバイスセンサ、圧電デバイスセンサ、磁歪デバイスセンサなどを用いることができる。
また、上記ベッド本体1Aについては、上記寝板2の上に予めマット等が敷設されたものであってもよい。また、上記寝板2は、その長さ方向(ベッド本体1Aの長手方向)において分割された構造を有して、利用者Hの上半身側や足側の一部が起き上がるといったリクライニング機能を有するものであってもよい。さらに、上記上側フレーム3及び下側フレーム5については、上述したフレーム構造に限定されるものではなく、様々なフレーム構造を採用することが可能である。
また、上記荷重検出器50では、上述したロードセル51と演算部52との間、及び、演算部52と送信部53との間を配線55a,55bによって電気的に接続した構成に限らず、無線により電気的に接続した構成とすることも可能である。一方、送信部53と受信部54との間の通信方法としては、上述した無線通信網を用いる場合に限らず、有線通信網を用いてもよい。さらに、上記荷重検出器50では、上記演算部52と上記送信部53とを一体に形成することも可能である。
なお、前述の図1に示した例では、上側フレーム3と下側フレーム5との間の連結支持部102に、昇降リンク機構6を設けた構成としているが、昇降リンク機構6を連結支持部102に設けない場合にも、脚部4のキャスター機構8にロードセル51を組み込むことができる。
また昇降リンク機構6を設けない場合、下側フレーム5を省略してしまうことがあり、この場合も、脚部4のキャスター機構8にロードセル51を組み込み得ることはもちろんである。
なお、図1の例では、ベッド本体1Aにおける寝床面Tを形成する寝床面形成部100が、寝板2と、寝板2を支持する上側フレーム3とによって構成されているものとしたが、場合によっては寝床面形成部100が、上側フレーム3のないもの、すなわち寝板2のみからなるものとなっていることもある。このような場合にも本発明を適用し得ることはもちろんである。
また、前記同様に寝床面形成部100が、上側フレーム3のないもの、すなわち寝板2のみからなるものとなっている場合において、寝板2を支持するための連結支持部102に昇降リンク機構6を設けて、寝板2を直接昇降させるようにした構成のベッド本体もあり、このような場合にも本発明を適用し得ることはもちろんである。
さらに、寝床面形成部100が上側フレーム3を備えていても、上側フレーム3が単なる囲いとして機能するだけで、昇降リンク機構6が、直接寝板2を昇降させる構成としたベッド本体もあり、このような場合にも本発明を適用し得ることはもちろんである。
本発明による荷重検出機能付きベッドは、医療施設(例:病院、診療所等)や介護施設、養護施設、そのほか宿泊施設(例:ホテル、旅館等)、一般家庭(例:自宅介護等)などに使用することができ、その場合において、ベッドに加わる荷重を検出することにより、例えば、入床(就寝)や、離床(起床)、在床位置、体動(例:寝返り等)、姿勢(例:仰臥、伏臥、横臥等)、床ずれなど、ベッド利用者の状態(在床状況)を監視することができる。また本発明によるベッド用荷重検出器は、新規のベッドのみならず、既存のベッドに組み込むことができ、その場合にも、上記の機能を発揮させることができる。
1:荷重検出機能付きベッド
1A:ベッド本体
2:寝板
3:上側フレーム
4:脚部
5:下側フレーム
6:昇降リンク機構
8:キャスター機構
11:コロ(車輪)
12:自在金具(旋回部)
13:スリーブ(筒部)
14:シャフト(軸部)
16、16A:キャップ(天部)
50:荷重検出器
51、51A、51B:ロードセル
52:演算部
53:送信部
54:受信部
56、56A、56B:起歪体
57:歪みセンサ
60A、60B:ブッシュ
61:孔部(ロバーバル機構)
B:設置面
T:寝床面
H:利用者
R1、R2、R3、R4:歪みゲージ(歪み感受抵抗体)

Claims (10)

  1. ベッド本体に取り付けられた荷重検出器によって、前記ベッド本体の寝床面に加わる荷重の変化を検出し、前記ベッド本体の寝床面上における利用者の状態を検出する荷重検出機能付きベッドであって、
    前記ベッド本体は、それを設置すべき面に接する複数本の脚部を有し、
    前記脚部には、それぞれキャスター機構が備えられ、
    前記荷重検出器は、前記脚部のうちの1以上の脚部のキャスター機構に組み込まれて、そのキャスター機構に加えられる前記寝床面からの荷重による歪みを計測するロードセルを有しており、
    さらに前記ベッド本体は、その設置面上に前記脚部を介して支持される下側フレームを有し、
    前記キャスター機構は、水平軸回りに回転する車輪と、この車輪を鉛直軸回りに旋回させる旋回部とを有し、且つ、前記下側フレームに設けられた筒部の内側に、前記旋回部の上部から突出した軸部が軸線方向に移動可能に挿入された状態で、前記筒部の上端開口部が天部により閉塞された構造を有しており、
    前記ロードセルは、前記筒部の内側における、前記軸部と前記天部との間に挟み込まれた状態で配置されている、荷重検出機能付きベッド。
  2. 請求項1に記載の荷重検出機能付きベッドにおいて;
    前記ロードセルは、前記筒部が前記下側フレームに連結される位置よりも上方に配置されている、荷重検出機能付きベッド。
  3. 請求項1、請求項2のいずれかの請求項に記載の荷重検出機能付きベッドにおいて;
    前記ロードセルの下端面と前記軸部の上端面とのうち、何れか一方が平面、他方が突面を有して、これら平面と突面とが中心軸上で接触した状態となっている、荷重検出機能付きベッド。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の荷重検出機能付きベッドにおいて;
    前記筒部の内周面と前記軸部の外周面との間には、前記軸部を軸線方向に移動可能に案内するブッシュが配置されている、荷重検出機能付きベッド。
  5. 請求項1〜4のいずれかの請求項に記載の荷重検出機能付きベッドにおいて;
    前記ロードセルとして、4基のロードセルを備え、
    各ロードセルが、ベッド本体における、互いに対称な位置関係にある4隅に配置された4つの脚部のキャスター機構にそれぞれ組み込まれている、荷重検出機能付きベッド。
  6. 複数の脚部を有するベッド本体に取り付けることによって、前記ベッド本体の寝床面に加わる荷重の変化を測定し、前記ベッド本体の寝床面上における利用者の状態を検出するベッド用荷重検出器において、
    加えられる荷重による歪みを計測するロードセルを備え、
    且つ前記ロードセルが、前記脚部に設けられたキャスター機構に組み込み可能に構成されており、
    さらに前記キャスター機構は、水平軸回りに回転する車輪と、この車輪を鉛直軸回りに旋回させる旋回部とを有し、且つ、前記キャスター機構は、前記ベッド本体の下側フレームに設けられた筒部の内側に、前記旋回部の上部から突出した軸部が軸線方向に移動可能に挿入された状態で、前記筒部の上端開口部が天部により閉塞された構造を有しており、
    前記ロードセルが、前記筒部の内側に前記軸部と前記天部との間に挟み込まれた状態で配置されるように構成された、ベッド用荷重検出器。
  7. 請求項6に記載のベッド用荷重検出器において;
    前記荷重検出用部品は、前記筒部が前記下側フレームに連結される位置よりも上方に配置される、ベッド用荷重検出器。
  8. 請求項6、請求項7のいずれかの請求項に記載のベッド用荷重検出器において;
    前記荷重検出用部品の下端面と前記軸部の上端面とのうち、何れか一方が平面、他方が突面を有して、これら平面と突面とが中心軸上で接触した状態となるように、前記荷重検出用部品の下端面が平面又は突面を有している、ベッド用荷重検出器。
  9. 請求項6〜請求項8のいずれかの請求項に記載のベッド用荷重検出器において;
    前記キャスター機構は、前記筒部の内周面と前記軸部の外周面との間に配置されて、前記軸部を軸線方向に移動可能に案内するブッシュを含む、ベッド用荷重検出器。
  10. 請求項6〜請求項9のいずれかの請求項に記載のベッド用荷重検出器において、
    前記ロードセルとして4基のロードセルを備え、各ロードセルが、前記ベッド本体の互いに対称な位置関係にある4隅に配置された4つの脚部のキャスター機構に、それぞれ配置可能に構成されている、ベッド用荷重検出器。
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