JP6077761B2 - ポリシロキサン組成物 - Google Patents
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下記一般式(1)、
R1Si(OR2)3 (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の炭化水素基であり、そしてR2は各々独立に炭素数1〜6の炭化水素基である。)
で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解縮重合して得られるポリシロキサン化合物と、金属酸化物粒子とを含むポリシロキサン組成物であって、
該ポリシロキサン組成物からなる塗布膜の、昇温脱離スペクトル法によって検出される質量数18のガスの脱離プロファイルにおいて、50℃以上400℃以下の範囲の積分強度Xに対する、ピークフィットにより得たフィッティングカーブにおいて120℃以上170℃以下の範囲にピークトップを有するピークの該フィッティングカーブに基づく合計積分強度Yの占める割合が、13%以上である、ポリシロキサン組成物。
[2]
上記積分強度Xに対する上記積分強度Yの割合が13%以上45%以下である、上記[1]に記載の組成物。
[3]
上記金属酸化物粒子の含有率が、上記ポリシロキサン化合物及び上記金属酸化物粒子の合計100質量%に対して1質量%以上60質量%以下である、上記[1]又は[2]に記載の組成物。
[4]
上記金属酸化物粒子の少なくとも一部が上記ポリシロキサン化合物と縮合した状態で存在している、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]
上記金属酸化物粒子がシリカ粒子を主成分として含む、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]
上記[1]〜[5]のいずれかに記載のポリシロキサン組成物を基板に塗布して塗布基板を得る塗布工程と、該塗布工程で得た塗布基板を加熱する焼成工程とを含む絶縁膜の製造方法。
[7]
該基板がトレンチ構造を有する、上記[6]に記載の絶縁膜の製造方法。
R1Si(OR2)3 (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の炭化水素基であり、そしてR2は各々独立に炭素数1〜6の炭化水素基である。)
で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解縮重合して得られるポリシロキサン化合物と、金属酸化物粒子とを含む。
(A)=D*Σ{Dn*(2−n)}/2+T*Σ{Tm*(3−m)}/3+Q*Σ{Ql*(4−l)}/4×100(%) (2)
{式中、
D=Σdn/(Σdn+Σtm+Σql)
T=Σtm/(Σdn+Σtm+Σql)
Q=Σql/(Σdn+Σtm+Σql)
Dn=dn/Σdn
Tm=tm/Σtm
Ql=ql/Σql
dn=29Si−NMRから求まる、二官能シロキサン成分のうちシロキサン結合数がnに相当する成分の積分値
tm=29Si−NMRから求まる、三官能シロキサン成分のうちシロキサン結合数がmに相当する成分の積分値
ql=29Si−NMRから求まる、四官能シロキサン成分のうちシロキサン結合数がlに相当する成分の積分値
(但し、nは0,1又は2、mは0,1,2又は3、そしてlは0,1,2,3又は4である)
である}
により算出される値(A)が、15%≦(A)≦70%に制御することが好ましい。
同様に、ポリシロキサン材料中の、n=1の3官能シラン化合物に由来する3官能シロキサン成分(T成分)についても、溶液又は固体の29Si−NMRの各ピーク面積より、シロキサン結合数が0〜3にそれぞれ相当するt0〜t3成分量、及び全3官能シロキサン成分に対するシロキサン結合数mに相当する成分(すなわちtm成分)のピーク強度の比Tmを求めることができる(上記各々のmは、0,1,2又は3を表す)。
同様に、ポリシロキサン材料中の、n=2の2官能シラン化合物に由来する2官能シロキサン成分(D成分)についても、溶液又は固体の29Si−NMRの各ピーク面積より、シロキサン結合数が0〜2にそれぞれ相当するd0〜d2成分量、及び全2官能シロキサン成分に対するシロキサン結合数nに相当する成分(すなわちdn成分)のピーク強度の比Dnを求めることができる(上記各々のnは、0,1又は2を表す)。
上記のQl、Tm及びDnの値から、式(2)に従って、値(A)を求めることができる。
窒素含有化合物は、1つ以上のプロトン又は正電荷を有する化合物が結合していることによってカチオンの形態をとっていてもよい。
ポリシロキサン組成物に含まれるポリシロキサン化合物は、下記一般式(1)
R1Si(OR2)3 (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の炭化水素基であり、そしてR2は各々独立に炭素数1〜6の炭化水素基である。)
で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解縮重合して得られる。
上記金属酸化物粒子を構成する金属は、金属性を有する元素であればよく、例えば半金属元素も含む。金属酸化物粒子としては、例えば、シリカ粒子、ジルコニア粒子、チタニア粒子、アルミナ粒子等が挙げられる。これらの中でも、粒子の形状、及び反応性を制御しやすいという観点からシリカ粒子を主成分として含む金属酸化物粒子であることが望ましい。なお、本実施の形態において「主成分」とは、特定成分の、当該特定成分を含むマトリクス成分中に占める割合が50質量%以上であることを意味する。金属酸化物粒子中のシリカ粒子の割合は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは90質量%以上であることができ、100質量%であってもよい。
(i)上記一般式(1)で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解重縮合させてポリシロキサン化合物を製造した後に、金属酸化物粒子と得られたポリシロキサン化合物を更に縮合反応させる方法。
(ii)上記一般式(1)で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解重縮合反応させる際に、金属酸化物粒子を共存させておく方法。
(iii)上記一般式(1)で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解重縮合反応させる途中に、金属酸化物粒子を反応系に添加させる方法。
本実施の形態はまた、ポリシロキサン組成物を基板に塗布して塗布基板を得る塗布工程と、該塗布工程で得た塗布基板を加熱する焼成工程とを含む絶縁膜の製造方法を提供する。
ポリシロキサン化合物のプロピレングリコールモノメチルエチルアセテート(PGMEA)溶液を、該化合物の濃度が1質量%になるようにテトラヒドロフラン(THF)で希釈して、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した。重量平均分子量(Mw)は、標準物質であるポリエチレングリコール(PEG)換算の値として求めた。
[GPC測定条件]
・GPCシステム:SCL−1APvp(島津製作所社製)
・カラム:Shodex KF−804L(昭和電工株式会社)2本直列
・溶離液:THF(流量:1mL/min)
・カラム使用温度:40℃
ポリシロキサン組成物のPGMEA溶液を、該組成物の濃度が1質量%になるようにアセトンで希釈して、GPCを測定した。重量平均分子量(Mw)は、標準物質であるポリメチルメタクリレート(PMMA)換算の値として求めた。
[GPC測定条件]
・GPCシステム:HLC−8220(東ソー株式会社製)
・カラム:TSKgel GMHHR−M(東ソー株式会社製)
・溶離液:アセトン(流量:1mL/min)
・カラム使用温度:40℃
ポリシロキサン組成物を20mm角に切り出したシリコン基板上に滴下し、下記に示すスピンコート法を用いて塗布基板を得た。塗布基板は、温度22℃、相対湿度45%の実験室内(クリーンルーム内)で作製した。得られた塗布基板を、中心付近を残すようにして10mm角に切り出し、昇温脱離スペクトル(TDS)を測定した。TDS測定は塗布膜作製後1日以内に、温度23℃、相対湿度50%の実験室内で行なった。得られたスペクトルのピーク分離を行い、120℃〜170℃の範囲にピークトップが検出されるピークの合計積分値が、50℃から400℃の範囲で積分した全体値に占める割合を算出した。上記割合が13%以上であるものを○とし、13%未満であるものを×と表記した。
[スピンコート条件]
・スピンコーター:MIKASA
・メイン回転数:1600rpm
(1600rpm×10秒+1600rpm×30秒+799rpm×10秒)
・メイン回転時間:40秒
・膜厚:400nm程度
[TDS測定条件]
・装置:EMD−WA1000S(電子科学株式会社製)
・加熱条件:50℃で5分ホールドした後、400℃まで毎分10℃で昇温
・コントロール温度:測定サンプル表面温度
・測定フラグメント:m/z=18
[TDS解析方法]
・解析ソフト:OriginPro8.1(株式会社ライトストーン製)
・ピーク分離条件:ピークフィットアナライザーからピークフィット(Pro)を選択
基線のモード:定数(定数は最小値に設定)
基線の処理:基線パラメーターは固定
ピーク検索:マニュアルでピークを追加
上に凸の部分をピークとして選択
ピークのフィット:Gaussian関数を選択しピークフィット(重みづけなし)
ピークフィットの制約:100〜200℃のピークの半値幅は50以下,200℃〜400℃のピークの半値幅は150以下,ピークトップ値はピーク選択時の値の20%以内
ポリシロキサン組成物1mLを6インチのシリコン基板上に滴下し、140℃のホットプレート上で5分間予備硬化して作製したサンプルについて、熱分解GC−MSを測定した。熱分解温度が100℃から500℃までの揮発成分を採取し、GC測定した際に検出される保持時間9分から13分までのピークの信号強度を記録した。検出されたピークの信号強度の絶対値が比較例1の信号強度の絶対値と比較して60%以下に減少しているものを○、していないものを×とした。
[熱分解条件]
・熱分解炉:Py−2020D(Frontier Lab社製)
・熱分解炉温度:100℃から500℃まで毎分20℃ずつ昇温
[GC−MS測定条件]
・GC−MS:Automass−SUN(日本電子株式会社製)
・GCカラム:DB−1(30m×250μm×0.25μmF)
・GCカラム温度:40℃で5分間ホールドした後、320℃まで毎分20℃ずつ昇温
・GCキャリアガス:He(流量1.0mL/min)
(実施例1〜4及び8は参考例である)
[実施例1]
還流管、滴下ロート、及び攪拌機を備えた500mLセパラブルフラスコに、メチルトリメトキシシラン(MTMS)22.2g、テトラエトキシシラン(TEOS)8.9g、及びエタノール40.0gを入れて室温で撹拌した。0.7質量%硝酸水溶液4.4gとイオン交換水17.8gとの混合物を滴下しながら加え、室温で30分間攪拌した後に23時間静置して、ポリシロキサン化合物A−1を得た。得られたポリシロキサン化合物A−1のMwは800であった。
水分散シリカ粒子(BS−01、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径10nm)を164.0g用いるほかは実施例1と同様にしてポリシロキサン組成物A−3を得た(固形分濃度18質量%のPGMEA溶液)。得られたポリシロキサン組成物A−3のMwは4000であった。得られたポリシロキサン組成物に関してTDS測定、ピーク分離を行った。目的のピークは150℃に検出され、半値幅は34であった。また、揮発成分量につき評価を行なった。
水分散シリカ粒子(BS−01、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径10nm)を32.8g用いるほかは実施例1と同様にしてポリシロキサン組成物A−4を得た(固形分濃度18質量%のPGMEA溶液)。得られたポリシロキサン組成物A−4のMwは2000であった。得られたポリシロキサン組成物に関してTDS測定、ピーク分離を行った。目的のピークは153℃に検出され、半値幅は35であった。また、揮発成分量につき評価を行なった。
還流管、滴下ロート、及び攪拌機を備えた500mLセパラブルフラスコに、MTMS22.2、TEOS8.9g、及びエタノール160.0gを入れて撹拌し、内温が30℃となるようにオイルバスで加熱した。0.7質量%硝酸水溶液3.0gとイオン交換水19.2gとの混合物を滴下しながら加え、加熱攪拌を1時間継続し、ポリシロキサン化合物B−1を得た。得られたポリシロキサン化合物B−1のMwは300であった。
更に水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)95.2gを滴下しながら加え、内温80℃での加熱攪拌を5時間継続して反応混合物を得た。
還流管、滴下ロート、及び攪拌機を備えた500mLセパラブルフラスコに、MTMS22.2、TEOS8.9g、及びエタノール82.5を入れて撹拌し、内温が80℃となるようにオイルバスで加熱した。0.7質量%硝酸水溶液3.0gとイオン交換水19.2gとの混合物を滴下しながら加え、加熱攪拌を2時間継続し、ポリシロキサン化合物C−1を得た。得られたポリシロキサン化合物C−1のMw700であった。
更に水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)95.2gとエタノール77.5gを滴下しながら加え、内温80℃での加熱攪拌を4時間継続して反応混合物を得た。
水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)158.7g用いるほかは実施例5と同様にしてポリシロキサン組成物C−4を得た(固形分濃18質量%のPGMEA溶液)。得られたポリシロキサン組成物C−4のMwは4000であった。
得られたポリシロキサン組成物C−5に関してTDS測定、ピーク分離を行った。目的のピークは130℃に検出され、半値幅は37であった。また、揮発成分量につき評価を行なった。
水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)31.7g用いるほかは実施例5と同様にしてポリシロキサン組成物C−6(固形分濃18質量%のPGMEA溶液)を得た。得られたポリシロキサン組成物C−6のMwは2000であった。
得られたポリシロキサン組成物C−6 10gに対して、ヘキシルアミンの10体積%PGMEA溶液50.0μLをマイクロピペットで添加し、均一になるまで攪拌することによりポリシロキサン組成物C−7を得た。
得られたポリシロキサン組成物C−7に関してTDS測定、ピーク分離を行った。目的のピークは125℃に検出され、半値幅は33であった。また、揮発成分量につき評価を行なった。
還流管、滴下ロート、及び攪拌機を備えた500mLセパラブルフラスコに、MTMS19.2、TEOS14.0g、及びエタノール82.5gを入れて撹拌し、内温が80℃となるようにオイルバスで加熱した。0.7質量%硝酸水溶液1.8gとイオン交換水21.4gとの混合物を滴下しながら加え、加熱攪拌を2時間継続し、ポリシロキサン化合物D−1を得た。得られたポリシロキサン化合物D−1のMwは700であった。
更に水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)53.6gとエタノール77.5gを滴下しながら加え、内温80℃での加熱攪拌を4時間継続して反応混合物を得た。
得られたポリシロキサン組成物D−2に関してTDS測定、ピーク分離を行った。目的のピークは140℃に検出され、半値幅は31であった。また、揮発成分量につき評価を行なった。
還流管、滴下ロート、及び攪拌機を備えた500mLセパラブルフラスコに、MTMS22.2、TEOS8.9g、及びエタノール82.5を入れて撹拌し、内温が80℃となるようにオイルバスで加熱した。0.7質量%硝酸水溶液3.0gとイオン交換水19.2gとの混合物を滴下しながら加え、加熱攪拌を2時間継続し、ポリシロキサン化合物E−1を得た。得られたポリシロキサン化合物E−1のMwは800であった。
更に水分散シリカ粒子(PL−06、扶桑化学工業株式会社製、平均一次粒径6nm)95.2gとエタノール77.5gを滴下しながら加え、内温80℃での加熱攪拌を4時間継続して反応混合物を得た。
Claims (7)
- 下記一般式(1)、
R1Si(OR2)3 (1)
(式中、R1は炭素数1〜10の炭化水素基であり、そしてR2は各々独立に炭素数1〜6の炭化水素基である。)
で表されるシランモノマーを1種類以上含むシランモノマー成分を加水分解縮重合して得られるポリシロキサン化合物と、金属酸化物粒子と、アミン化合物とを含むポリシロキサン組成物であって、
該ポリシロキサン組成物からなる塗布膜の、昇温脱離スペクトル法によって検出される質量数18のガスの脱離プロファイルにおいて、50℃以上400℃以下の範囲の積分強度Xに対する、ピークフィットにより得たフィッティングカーブにおいて120℃以上170℃以下の範囲にピークトップを有するピークの該フィッティングカーブに基づく合計積分強度Yの占める割合が、13%以上である、ポリシロキサン組成物。 - 前記積分強度Xに対する前記積分強度Yの割合が13%以上45%以下である、請求項1に記載のポリシロキサン組成物。
- 前記金属酸化物粒子の含有率が、前記ポリシロキサン化合物及び前記金属酸化物粒子の合計100質量%に対して1質量%以上60質量%以下である、請求項1又は2に記載のポリシロキサン組成物。
- 前記金属酸化物粒子の少なくとも一部が前記ポリシロキサン化合物と縮合した状態で存在している、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリシロキサン組成物。
- 前記金属酸化物粒子がシリカ粒子を主成分として含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリシロキサン組成物。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリシロキサン組成物を基板に塗布して塗布基板を得る塗布工程と、該塗布工程で得た塗布基板を加熱する焼成工程とを含む、絶縁膜の製造方法。
- 前記基板がトレンチ構造を有する、請求項6に記載の絶縁膜の製造方法。
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