JP6077337B2 - 地面用発光装置 - Google Patents

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本発明は、地面に埋設されて、地面の一部を発光させる地面用発光装置及び地面用発光装置が配設された駅のプラットホームに関する。
地面に設置されて地面の一部を発光させる発光装置としては、表面に6個の白色円形窓を設け、この白色円形窓の下にLEDが取り付けられて、この白色円形窓が発光する発光装置がある(特許文献1)。
しかしながら、かかる発光装置は、点状に発光させることができるが、直線状の連続した光を発光させることができないという課題があった。点状の光は、直線状の発光体と比較して気づきづらい。そのため、例えば駅のプラットホームの危険表示と使用する場合は、より目立つように直線状の光を発生させることによって、より明瞭に危険性を報知させたいという要望があった。また、道の誘導灯として地面を発光させたい場合は、点線で表示するよりも直線状に表示した方がより誘導灯として認識しやすい。こうした点からも直線状の光を地面から発生させる装置が要望されていた。
意匠登録第1359064号公報
本発明の目的は、地面から光を出射することができる地面用発光装置及びこの発光装置が配設された駅のプラットホームを提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる地面に埋設される地面用発光装置は、
光源としてLEDを有する光源部材と、
前記光源部材からの光を端面から導入して上面から導出する長尺状の導光部材と、
前記導光部材の両側面及び底面の少なくとも一部を覆う溝形保持部材と、
前記導光部材の上面を覆うように配置され、上面に長尺状の凸部を有する透光性部材と、
前記凸部が略中央に挿入されて上表面に露出させる被挿入部を有するカバー部材と、
前記溝形保持部材が配置される断面略U字型の基部と、
を備えていることを特徴とする。
本発明は、光源部材とこの光源部材からの光を外部への出射する出射面を構成する透光性部材の間に導光部材を配置し、導光部材を介して光源部材の光を長尺状の出射面の形態の光にして出射する。導光部材を介することによって、地面用発光装置の上表面の出射面は、比較的均一の明るさを有する光を出射することができる。すなわち、本発明では、光源に指光性の高いLEDを使用しているにもかかわらず、直接光源から透光性部材に光を当てる場合と比較して、導光部材内で複雑な拡散、反射を経て間接的に上面から出射されるので、拡散率が高く均一性の高い光を上面から出射することができる。また、光源部材の光を導光部材の端面から入射することで、地面用発光装置を上面から視認した際に、LEDを出射面から直接視認することを防止できる。よって、美観に優れた地面用発光装置を提供することができる。さらに、カバー部材によって、光源部材や螺合部材等の構成部品を隠すことができるので、美観性に優れた地面用発光装置とすることができる。また、底面に配置するのと比較してLEDの数を減らすことができるため、省エネルギーに資する。
また、本発明にかかる地面用発光装置において、前記導光部材は前記側面に拡散ドットが形成されており、前記側面は、端面側から中央に向かうにしたがって前記側面の高さ方向の幅が狭くなるように底面及び前記側面が切り欠いて形成される切欠面を有するものであってもよい。かかる構成を採用することによって、上面の中央部分で出射する光の光量を増加させることができ、上面から出射する光をより均一な明るさの光にすることができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記導光部材の切欠面には、補強用リブが形成されていてもよい。かかる構成を採用することによって、切欠面を有している場合であっても、導光部材の剛性が低下することを防止することができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記導光部材の側面、底面又は端面側近傍の上面の少なくとも1以上の面に反射フィルム又はシートを設けたものであってもよい。導光部材の側面、底面又は端面側近傍の上面に反射フィルム又はシートを設けることで、導光部材の側面等から出射した光を反射させて効率よく導光部材内へ再導入し、導光部材の上面から効率よく光を出射することができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記溝形保持部材は、前記導光部材の底面を保持する保持部材底面部と、前記導光部材の側面を保持する保持部材側面部と、前記保持部材側面部から水平に延設され前記透光性部材を支持する支持用フランジと、を備え、前記支持用フランジの一部に、フランジ切欠部が形成されているものであってもよい。かかる構成を採用することによって、導光部材の両側の側面及び底面の3つの面で導光部材を保持することができる。そのため、導光部材は安定した位置を保持することができる。また、溝形保持部材は、コネクタその他の部品を回避するようにフランジ切欠部が形成されている。そのため、コネクタ等の存在を考慮することなく容易に溝形保持部材を基部に取り付けることができる。また、溝形保持部材を基部に取り付けた後であっても、基部から溝形保持部材を取り外すことなく、部品を取り外しすることできる。例えば、コネクタを連結したり、外したり又は、光源部材を交換したりすることがきる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記導光部材の両側に配置されるそれぞれの前記光源部材と前記光源部材とを接続するハーネスは、前記基部の上面側に配置されていてもよい。かかる構成を採用することによって、ハーネスの取り回しがしやすくなる。また、基部に形成された水抜き穴によって、水や砂等は基部より下方に流れ落ちるため、ハーネスの周囲に砂やゴミが溜まることを防止することができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記光源保持部材は、上方からのネジ止めによって前記溝形保持部材に固定可能であってもよい。かかる構成を採用することによって、地面用発光装置が地面に埋設された状態でもドライバー等によって容易に光源部材の交換をすることができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記カバー部材は、前記基部の基部側面と同等の長さと、基部側面間の幅と同等の幅の上表面を有し、下面側が開口している箱型に形成されており、カバー部材の側面を形成するカバー側面の一部が切り欠かれているカバー切欠部を備えているものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源部材及び導光部材は、上面側、側面側及び端面側がカバー部材で覆われ、底面側が後述する基部の基部底面部で覆われる。つまり、光源部材及び導光部材は周囲全体が囲われることになる。そのため、光源部材及び導光部材が雨やダストに直接晒されることが極力防止され、これによって故障したり、損傷したりする可能性を低減することができる。また、カバー切欠部を備えることによって、コネクタの位置を気にすることなく、カバー部材を基部に取り付けることができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記カバー部材は、カバー側面の内側に補強リブを備えているものであってもよい。かかる構成を採用することによって、カバー切欠部を形成したことによるカバー部材の剛性低下を防止することができる。
さらに、本発明にかかる地面用発光装置において、前記カバー部材は、カバー端面部の一部が延出した延出片を備えているものであってもよい。かかる構成を採用することによって、地面用発光装置の端面側から光が漏れることを防止することができる。
また、本発明にかかる駅のプラットホームは、前述した地面用発光装置を直列状に複数連結して配設されていることを特徴とする。かかる構成を採用することによって、駅のプラットホームの白線の代わりに上面のみを露出するように埋設されて、電車が近づいて来た際に、信号を送って発光させる警告表示として使用することができる。
本発明の地面用発光装置によれば、直線状の光を地面から出射することができ、種々のサインとして使用することができる。
図1は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の分解斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の他の方向から視た分解斜視図である。 図3は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の一部拡大斜視図である。 図4は、第1実施形態のかかる地面用発光装置100の導光部材20の斜視図である。 図5は第1実施形態のかかる地面用発光装置100の導光部材20のバリエーションを示す側面図である。 図6は、第1実施形態のかかる地面用発光装置100の導光部材20のバリエーションを示す斜視図及び側面図である。 図7は、第1実施形態のかかる地面用発光装置100の導光部材20の拡散ドット24のバリエーションを示す斜視図である。 図8は、導光部材20にフィルム又はシート96を設ける状態を示した斜視図である。 図9は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の断面図である。 図10は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100のカバー部材50のバリエーションを示す斜視図である。 図11は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の斜視図である。 図12は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100を地面に埋設する方法を示す断面図である。 図13は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100を地面に埋設する際に、高さを調整する方法を示す断面図である。 図14は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100を埋設したプラットホームを示す斜視図である。
本発明にかかる地面用発光装置の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、説明の便宜上、上面側、端面側、底面側、側面側とは、図1に示した方向をいい、上面、側面、底面とはそれぞれの構成部品のうち、それぞれの方向にある面をいう。また、「地面」との用語は、地表という意味のみではなく、建造物等の表面、例えば、駅のプラットホーム、階段の踊り場等をも含む意味である。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる地面用発光装置100について図を参照しつつ説明する。図1及び図2は、第1実施形態にかかる地面用発光装置100の分解斜視図である。
第1実施形態にかかる地面用発光装置100は、図1又は図2に示すように、主として、光源部材10、導光部材20、導光部材20を保持する溝形保持部材30、透光性部材40、カバー部材50、エンドプレート70及びこれらが配置される基部60を備えている。
光源部材10は、図3に示すように発光ダイオードからなる光源11と、この光源11が取り付けられた基板12とを備えている。光源11の光の色は、限定されるものではなく、例えば、白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色又は紫色のいずれかの色若しくはそれらの色の組み合わせ等であってもよい。また、光源11には、白色のLEDを使用し、光源11と導光部材20との間に、透明カラーフィルム等の有色透明のフィルム又はシートを配して有色の光にしてもよい。
光源部材10は、導光部材20の片方又は両方の端面21に配置される。光源部材10が導光部材20の底面25(図4参照)ではなく、導光部材20の端面21に配置することによって、導光部材20を上面22から視認した際に、LEDの光源11が直接視認されることを防止できる。よって、美観に優れた地面用発光装置100とすることができる。また、端面21から入射した光は、導光部材20内で複雑な拡散、反射を経て間接的に上面から出射されるので、拡散率が高く均一性の高い光を上面22から出射することができる。図1に示すように、光源部材10と光源部材10とを連結するハーネス91は、基部60の上面側に配置される。
光源保持部材13は、光源部材10を導光部材20の端面21近傍に保持する部材であり、導光部材20の端面21に対面するように配置される。光源保持部材13は、光源部材10が貼着される貼着面13aと、この貼着面13aの両側からコの字状に導光部材20の側面23に平行に配置される延出側面片13bと、この延出側面片13bから内側へ延出した延出水平片13cと、貼着面13aの上方から水平方向へ延出され、光源部材10の上方及び導光部材20の端部上面22aの上方に配置される光源上面片13dとを有する。延出水平片13cには、ネジ貫通孔13eが形成されており、このネジ貫通孔13eを介して、溝形保持部材30に固定用ネジ90で固定される。光源上面片13dは、一般に、導光部材20を介して発光させる場合、導光部材20の端部が強く発光し、輝線が発生したり、眩しく見えたりする可能性があることから、導光部材20の端部から強い光が視認されたり、端部がまぶしくなったりすることを防止するために、端部上面22aの上方を覆うためのものである。光源保持部材13は、貼着面13aの内面に両面テープ等によって光源部材10が貼着された後、固定用ネジ90で上述したように溝形保持部材30に固定され、光源部材10を導光部材20の端面21に保持する。なお、光源保持部材13の固定方法はこれに限定するものではなく、その他の固定手段(例えば、基部60に直接固定したり、導光部材20に直接貼り付けたりする等)を採用することも可能である。導光部材20の両側の端面21に配置された2つの光源部材10は、図1に示すように、ハーネス91によってコネクタ92を介して連結される。なお、光源部材10の各構成部品全体は、雨等の水による損傷を低減するため、透明なシリコン等で覆うといった防滴加工又は防水加工を施しておくとよい。
導光部材20は、メタクリル樹脂からなる長細い棒状の略直方体に形成されており、光源部材10から光が両側の端面21から入射され、上面22から出射される。上面22は長尺の長方形に形成されているため、上面22から出射された光は、透光性部材40を介して長尺状に視認される。導光部材20の素材としては、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂の他、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン等の種々の素材を用いることができ、透過性を有する素材であれば特に限定するものではない。さらに、導光部材20は、可視光を拡散可能な微粒子状の拡散剤を添加してもよい。
導光部材20は、図4に示すように、側面23は端面21側から中央に向かうにしたがって側面23の高さ方向の幅が狭くなるように底面25及び側面23が切り欠いて形成される切欠面28を有する。光が入射される両側の端面21の面積が大きくなるように四角形の端面を形成するとともに、導光部材20の長手方向中心で底面25の部分が最も狭くなる台形断面(全体で6角形)となるように形成される。すなわち、長手方向中心に向かうにつれて徐々に導光部材20の断面積が小さくなるように形成される。このように徐々に断面積が小さくなるように形成することで、上面22の中央部分で出射する光の光量を増加させることができる。また、導光部材20の底面25の中央には、切り欠いたことによって導光部材20の剛性が弱くなるのを防止するために補強用リブ29が設けられている。
なお、導光部材20としては、他の種々の構成を採用することができる。例えば、シンプルに完全な直方体の導光部材20を使用してもよい。また、より光を上方へ反射させやすいように、図5Aに示したように、底面25に三角形状の切り欠き26を形成した導光部材20を用いてもよい。さらに、図5Bに示したように導光部材20の中心から両側の端面21側に向かって底面25がなだらかな傾斜面を有するものを使用してもよい。さらに、図5Cに示したように、導光部材20の底面25に溝27を形成してもよい。さらに、導光部材20は、図6に示すように、光が入射される両側の端面21の面積が中心と比較して大きくなるように形成して入射光の取りこぼしの低減を図るとともに、光出射面である上面22への光の反射効率の向上のため、底面25の部分が狭くなった台形断面となるように形成してもよい。
導光部材20は、図1又は図3に示すように、入射された光を拡散光として導出する拡散ドット24が側面23に形成されていてもよい。拡散ドット24としては、例えば、図7Aに示すように、略四角錐形状に凹む凹部からなり、四角錐底面に相当する位置が導光部材20の両側の側面23に位置するように設けられる。この拡散ドット24が設けられることにより、導光部材20の端面21から入射された光が拡散ドット24で拡散し、上面22から光が導光される。この拡散ドット24を形成する四角錐底面の各頂点を結ぶ各対角線は、導光部材20の各辺とそれぞれ略平行となるように設けるとよい。このように形成すれば、端面21から入射した光が拡散ドット24の各辺と交差する関係になるため、入射した光を上面22へ拡散させやすくなる。なお、個々の四角錐形の拡散ドット24の大きさは、同じであっても異なっていても良い。例えば、光源11から遠ざかるにつれて、四角錐形の拡散ドット24の各辺を徐々に長くしたり、四角錐形の拡散ドット24の深さを徐々に深くしたりしても良い。こうすれば、光源11から近く光が強い位置では屈曲される光量が小さくなり、光源11から遠ざかるにつれて屈曲される光量が大きくなるため、上面22に到達する光の光量を均等に近づけることができる。本実施形態では拡散ドット24の各辺の長さが約0.9mm、深さが約0.75mmであり、隣り合う四角錐形の拡散ドット24間のピッチが3.5mmに形成される。しかし、これに限定するものではなく、四角錐形の拡散ドット24の各辺の長さは、例えば、0.6mm〜2.0mmであっても良い。また、四角錐形の拡散ドット24の深さは、例えば、0.4mm〜1.5mmであっても良い。また、隣り合う四角錐形の拡散ドット24間のピッチについても特に限定するものではなく、例えば、約1.5mm〜約8.0mmのピッチの間から適宜選択することができる。好ましくは、1.5mm〜4.5mmのピッチに作製するとよい。
また、拡散ドット24として形成される拡散凹部の形状及び大きさは、特に限定するものではない。適宜様々な形状及び大きさの拡散凹部からなる拡散ドット24を採用することができる。具体的ないくつかの例を図に示す。図7Bは、円錐側の拡散凹部からなる拡散ドット24を示している。図7Cは、四角柱型の拡散凹部からなる拡散ドット24を示している。図7Dは、四角錐台形の拡散凹部からなる拡散ドット24を示している。図7Eは、半球型の拡散凹部からなる拡散ドット24を示している。さらに、図示しないが、拡散凹部は必ずしもドットである必要はなく溝であっても構わない。また作製方法としては、超音波加工、加熱加工、レーザー加工、切削加工等種々の加工方法を採用することができる。また、例えば、図7Fに示すように、凸状の膨らんだ拡散凸部であってもよい。拡散凸部は、クリーン印刷やシルク印刷等によって、盛り上がるように(凸状)主面に形成する。
また、図1に示すように、導光部材20の上面22にも側面と同様の拡散ドットや異なる形状の凹凸を形成してもよい。好ましくは、レンズ効果による面状発光効率及び発光性の均一化を向上させるため、回折格子26を形成するとよい。回折格子26は、凹凸状の溝が一定の配列に並列して形成されており、溝形状には、鋸歯形、正弦波形、矩形等が採用される。さらに、導光部材20の上面22には、薄いブラストを当てることによって粗面に形成されてもよい。粗面に形成することで、拡散効果を高めることができる。
また、導光部材20の両方の側面23、底面25及び上面22のうち端面側近傍、特に光源保持部材13に覆われる端部上面22aには、図8に示すように、それぞれ反射フィルム又はシート96を設けるとよい。反射フィルム又はシート96を貼着することによって、導光部材20の側面23又は底面25から出射した光を反射させて効率よく導光部材20内へ再導入し、導光部材20の上面22から光を出射することができる。
溝形保持部材30は、図9に示すように、導光部材20を保持する部材であり、保持部材側面部32と保持部材底面部33によって断面がU字形の部分を有し、このU字形の部分で保持される。保持部材側面部32の上端からに直角に水平に形成される支持用フランジ31が形成される。保持部材側面部32間の幅(溝の幅)は、導光部材20の厚さと同じか又はわずかに広い間隔に形成され、導光部材20を隙間なく又はわずかに隙間を開けて嵌めることができる。溝形保持部材30は、皿ネジ95で基部60に固定される。また、支持用フランジ31には、カバー部材50との固定に使用される第1螺刻孔39が形成されている。保持部材側面部32及び保持部材底面部33は、反射面又は鏡面に形成してもよい。保持部材側面部32及び保持部材底面部33を反射面又は鏡面に形成すれば、底面25及び上面22のうち光源保持部材13に覆われる端部上面22aにそれぞれ反射フィルム又はシート96を設けることなく、導光部材20の側面23又は底面25から出射した光を反射させて効率よく導光部材20内へ再導入し、導光部材20の上面22から光を出射することができる。また、溝形保持部材30の両端側には、図3に示すように、支持用フランジ31より一段低く形成された光源保持部材13を固定する端部フランジ36が形成されている。この端部フランジ36には、前述した光源保持部材13のネジ貫通孔13eに対応するように光源保持部材固定用貫通孔38が形成されている。さらに、溝形保持部材30は、図1に示すように両端に配置される光源部材10の間を架設するハーネス91を連結するコネクタ92との干渉を防止し、かつ溝形保持部材30を基部60から取り外すことなく、取り付け取り外しをすることができるように、フランジ切欠部37が4箇所設けられている。
透光性部材40は、図1に示すように、透明なプラスチックで板状に作製される。透光性部材40の素材としては、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂の他、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン等の種々の素材を用いることができ、透過性を有する素材であれば特に限定するものではない。光を透過しさえすれば、無色透明でもよいし、有色透明、無色半透明、有色半透明等であってもよい。例えば、透光性部材として乳半板のような拡散板を使用すれば、導光部材20の上面22から出射される光を拡散することができ、より均一性の高い長尺状の光を地面から発光させることができる。透光性部材40は、後述する箱状のカバー部材50内に収まる大きさ及び形状に作製される。透光性部材40の略中央には、外部へ露出して上表面を形成するととともに光の出射面をなす長方形の上面を有する凸部41が形成される。凸部41は、導光部材20の上面22の大きさと同じかやや大きく形成するとよい。透光性部材40には、アッセンブリーされた際に移動しないように、透光性部材40の凸部41の両側の中央にU字状の位置決め切欠き42が形成される。この位置決め切欠き42の長手方向の両側には、さらに大きく形成された第2切欠き43が形成されている。これらは、カバー部材50と組み合わされた際に、カバー部材50の内面側の形状と干渉することを防止するとともにカバー部材50の内面と接するように配置することで、互いに移動しないようにする位置決め機能を有する。透光性部材40は、溝形保持部材30の支持用フランジ31の上面に配置される。これにより、透光性部材40は溝形保持部材30の支持用フランジ31によって支持されるため、上面に人や自動車等が載った場合に透光性部材40の変形を抑えることができ、透光性部材40が損壊する可能性を低減することができる。また、透光性部材40は、図2に示すように、裏面に位置決め用の突出部44が形成されている。溝形保持部材30の支持用フランジ31に形成されている位置決め用孔34と嵌合することによって、透光性部材40と溝形保持部材30とが相互に移動しないように位置決めされる。
カバー部材50は、黒色不透明のポリカーボネートによって、上表面の中央に透光性部材40の凸部41と同様の形状の開口51が形成され、下面側全体が開口する箱型に形成される。カバー部材50の幅は、基部60の基部側壁部63の間隔と同様の幅に形成され、カバー部材50の長さは、基部60の長手方向の長さと同様の長さに形成される。すなわち、基部60に取り付けた際に、カバー部材50の上表面によって基部60の基部側壁部63間の上面全体をカバーすることができる。カバー部材50のカバー側壁部52及びカバー端面部53の高さは、図1に示すように、基部60の基部側壁部63内側の高さ(図9のγ)とほぼ同じ高さに形成して、カバー側壁部52及びカバー端面部53で光源部材設置領域αの周囲を完全に覆うように形成するとよい。基部60との隙間には、できる限り雨水等の水の浸入を防止するために、コーキング剤やシーリング剤等によって隙間を埋めることが望ましい。カバー部材50には、図1に示すように、溝形保持部材30の支持用フランジ31の第1螺刻孔39に相当する位置にカバー部材固定用孔58が形成されており、図2に示すように、その底面側に突出部55が形成されている。中央の突出部55は、前述した透光性部材40の位置決め切欠き42の切欠き形状と同様の形状に形成されており、この突出部55に透光性部材40の位置決め切欠き42が嵌め込まれて、互いの位置が移動しないように位置決めがされる。さらに、カバー部材50のカバー側壁部52には、コネクタ92との干渉を回避するために、カバー切欠部56が形成されている。このカバー切欠部56の上方側壁内側には、強度補強用の補強リブ57が形成されている。この補強リブ57と近傍の突出部55は、透光性部材40の第2切欠き43と適合し、互いに位置決めがされる。さらに、カバー部材50のカバー端面部53は、下方に延設する延設片54が形成されている。これにより、基部60との隙間から光が漏れることが防止される。
カバー部材50の上表面は、平面であってもよいが、図1に示すように、上表面に円柱状の突出した複数の突起59を互い違いに形成してもよい。かかる構成を採用することによって、突起59によって滑り止めの効果を上表面に与えたり、視覚障害者用ブロックの突起と同じ形状及び同じピッチで複数の突起を形成すれば、視覚障害者用誘導路しても使用したりすることができる。その他、図10Aに示すように、突起59を格子状に設けてもよい。また、複数の突起59の個々の形状は限定するものではなく、図10Bに示すように、四角形の突起59であってもよいし、例えば、星型や三角形であってもよい(図示しない。)。さらに、滑り止め加工としては、必ずしも複数の突起で構成する必要はなく、図10Cに示すように、カバー部材50の上面を波状に形成したり、上面を梨地状に設けたり(図示しない。)又はこれらを組み合わせたりしてもかまわない。
カバー部材50は、開口51を除き、光源11の光が外部に導出されるのを防止し、開口51からのみ透光性部材40の凸部41を介して光が外部に導出される。すなわち、凸部41の上面が光出射面を形成し、輪郭のはっきりした長方形の光を出射することができる。
基部60は、図1に示すように、断面がU字形状のU字鋼からなる。U字鋼の両側の端面側の基部底面部61は、外部電源と連結する電源コード等を通過させるための電源コード用切欠部62が形成されている。この基部60の下方には、基部側壁部63の約半分程度の側壁高さを有する第2U字鋼80がボルト93とナット94(図2参照)によって固定されている。地面用発光装置100は、比較的振動する部位に使用される可能性があるので、ナット94は、耐振動性の高い緩み防止ナットを使用するとよい。基部60と第2U字鋼80とは、それぞれが互いに水平方向へずれることを防止するために、それぞれ端部近傍に被係止部64及び係止部81が形成されている。この係止部81と被係止部64が係止されることで、互いに位置決めされ、水平方向へずれることが防止される。下方に第2U字鋼80が取り付けられることによって、図9に示すように、基部底面部61の上面側である光源部材10等が配置される表面側の光源部材設置領域αと、基部底面部61の下面側である配線部が配置される裏面側の下層領域βとに区画される。これにより、光源部材10をより上方側に配置することができ、導光部材20の出射面をより上表面近くに配置することができる。そのため、同じ強さの光源11を使用した場合、より強い光を上面から出射することができる。また、光源部材設置領域αと下層領域βとが基部底面部61で区画されていることから、なお、基部底面部61には、透光性部材40の内側に水抜孔65が複数形成され、光源部材設置領域αに侵入した水や砂を下層領域βへ流下させる。そのため、基部61の上面側、すなわち光源部材設置領域αに配置されるため、ハーネスが水や砂に晒され続けることが防止される。さらに、基部側壁部63及び第2U字鋼80の第2U字鋼側壁部82の表面には、それぞれ長手方向へ伸びる横溝66が形成される。この横溝66を形成することによって地面用発光装置100を地中内に埋設した際に、基部60と地中との間に打設されるモルタルとの食いつき性を向上させて地面との一体性の向上を図ることができる。
エンドプレート70は、図1に示すように、地面用発光装置100の端面を覆うカバーである。エンドプレート70は、複数の地面用発光装置100を隣接するように配置した場合には、両末端に配置される地面用発光装置100に取り付けられる。図1においては、一番端部で左端部側にのみエンドプレート70が取り付けられる状態を表している。なお、複数の地面用発光装置100が互いに間隔を開けて配置される場合には、両端面に取り付けられる。エンドプレート70には、爪71が4つ設けられていて、この爪71によって横溝66に引っ掛けて、基部60の端面に取り付けることができる。なお、エンドプレート70には、電源用コードやハーネス(図示しない)を通すためのコード用貫通穴72が形成されている。
以上のように作製されるそれぞれの構成部品は、以下のようにして組み立てられる。まず、基部60の基部底面部61に溝形保持部材30が載置され、皿ネジ95で固定する。次に、導光部材20が溝形保持部材30の溝内に嵌め込まれる。そして、導光部材20の両側の端面21に光源部材10が対面するように光源保持部材13を溝形保持部材30の端部フランジ36のネジ貫通孔13eと光源保持部材固定用貫通孔38を固定用ネジ90で固定する。次いで、透光性部材40が、透光性部材40の凸部41を上面側にした状態で、突出部44を溝形保持部材30の支持用フランジ31に形成されている位置決め用孔34に嵌合させるように載置する。そして、カバー部材50の開口を下側にした状態で、光源部材10、導光部材20及び溝形保持部材30の両端面側、両側面側及び上面側を覆うようにして基部60の光源部材設置領域α側に嵌め込まれる。そして、カバー部材固定用孔58と溝形保持部材30の支持用フランジ31の第1螺刻孔39とがネジ等の螺合部材98で固定され、図11に示すように地面用発光装置100が完成する。
こうして作製される地面用発光装置100は、図12に示すように設置予定箇所の地面Zに設置され、周囲に固定用の生コンクリートXを打設し、生コンクリートXが溝内に入り込みつつ固化することで、地中内に堅固に固定される。なお、地面用発光装置100を設置する場所に、図13に示すように、設置を予定している地面Zに穴を形成し、この穴に高さ調整用のボルト85によって高さを調整することができる底面板86を敷設してもよい。これにより、レンチYを挿入してボルト85を回転することによって、地面用発光装置が配置される底面板の高さを調整することができる。この場合に、ボルト85の位置に合わせて基部60及び第2U字鋼80にレンチY用の孔を設けておけば、基部60及び第2U字鋼80を設置した状態のまま底面板の高さの位置を調整することができる。
こうして取り付けられた地面用発光装置100は、例えば、図14に示すように、駅のプラットホームW等に白線の代わりに上面のみを露出するように埋設されて、電車が近づいて来た際に、信号を送って発光させる警告表示として使用したり、図示しないが歩道等に使用して道の誘導灯として使用したりすることができる。この際に、地面用発光装置100の上面の発光部は、矢印に示したように、上方に向かって発光し、略直線状に視認される。
第1実施形態にかかる地面用発光装置100によれば、導光部材20の両方の側面23、底面25及び端部上面22aにそれぞれ反射フィルム又はシート96を設けることで
光源11によって端面21から入射された光は、光が周囲に漏れることが防止され、導光部材20の上面22からのみ出射される。また、導光部材20の側面23又は底面25から出射した光を反射させて効率よく導光部材20内へ再導入し、導光部材20の上面22から光を出射することができる。この際に、導光部材20の側面23は拡散ドット24が形成されているので、端面21から入射された光が拡散ドット24で拡散されて効率よく上面22から光が出射される。
また、第1実施形態にかかる地面用発光装置100によれば、透光性部材40は、溝形保持部材30の支持用フランジ31に支持されているため、上表面に人や自動車等が載った場合であっても、透光性部材40のたわみを抑えることができ、損壊する可能性を低減することができる。また、カバー部材50は容器状に形成されているため、光源部材10及び導光部材20は、両側面側、両主面側及び上面側がカバー部材50で覆われることになり、底面側が基部60の基部底面部61で覆われることになる。つまり、光源部材10及び導光部材20等の構成部品の周囲全体が囲われることになる。よって、光源部材10及び導光部材20が雨やダストに直接晒されることが防止される。そのため、光源部材10及び導光部材20が故障する可能性を低減することができる。
さらに、第1実施形態にかかる地面用発光装置100によれば、カバー部材50を取り外せば、基部60に取り付けられている導光部材20、溝形保持部材30、透光性部材40等は、地面用発光装置100を路面から取り外すことなく交換することができる。そのため、導光部材20、溝形保持部材30、透光性部材40等が故障した場合にも、修理がし易い地面用発光装置100を提供することができる。
さらに、上述した第1実施形態においては、透光性部材40を固定するのに皿ネジを使用しているが、いたずら防止のために、トルクス(登録商標)ネジやヘクサロビュラネジ、ヘクスローブ等のように通常のドライバー等の工具で外すことができないネジを使用するとよい。
さらに、上述した第1実施形態において、皿ネジ95やその他ボルト等の締結具を種々使用しているが、耐水性、防塵性等の要求に応じて適宜シリコン等を注入して保護するとよい。
さらに、上述した第1実施形態においては、カバー部材50は、黒色不透明なポリカーボネート製としたが、黒色不透明な色の部材に限定するものではない。不透明な素材であれば、線状の光がより際立って見える効果があるが、不透明であっても線状に見えるため使用することが可能である。
さらに、上述した第1実施形態においては、透光性部材40として、無色透明なポリカーボネートを使用したが、これに限定するものではなく、透光性部材40としては、必ずしも透光性部材40全体が光透過性を有している必要はなく、一部にだけ光が透過する素材を使用してもよい。例えば、透光性部材40を凸部のみポリカーボネート等の透過性を有する素材で形成して、その両側を金属性の部材で作製するという具合に形成してもよい。こうした構成を採用することで、ポリカーボネートの領域を狭く形成することができるので、上面からの圧力に対して頑丈になり、重量物が載置しても透光性部材40が損傷する可能性を低減することができる。
さらに、上述した実施形態においては、第1実施形態の導光部材20として、側面に拡散ドット24を有する導光部材20を採用したが、拡散ドット24は側面のみに限定するものではなく、導光部材20の底面25や上面22に拡散ドット24を形成してもよい。また、拡散ドットの代わりに、エンボス加工やブラスト加工をしたものを使用しても構わない。
さらに、上述した実施形態においては、カバー部材50の光出射面として開口51に形成し、透光性部材40は、開口51と同一の形状に形成された凸部41を有するものとしたが、これに限定するものではなく、例えば、カバー部材50の光出射面として透明な部材、例えば、強化ガラスやポリカーボネート等で作製された窓を設けて、透光性部材40は光出射面に相当する位置は平面に形成してもよい。また、カバー部材50の素材としては、凸凹の滑り止め表面を有するものを使用したり、さらに、公園等で景観を考慮する場合には木質の素材を使用したりしても構わない。さらには、より耐久性を向上させるために金属製であってもよい。
また、上述した実施形態においては、両方の側面23、底面25及び上面22のうち光源保持部材13に覆われる端部上面22aにそれぞれ反射フィルム又はシート96を設けるものとしたが、反射フィルム又はシート96を設けないものとしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、溝形保持部材30の保持部材側面部32及び保持部材底面部33は、反射面又は鏡面に形成すれば、反射フィルム又はシート96を設けなくても反射フィルム又はシート96を貼着したのと同等の効果を発揮することができる。
上述した実施の形態で示すように、地面に設置される発光装置として利用することができる。
10…光源部材、11…光源、12…基板、13…光源保持部材、
13a…貼着面、13b…延出側面片、13c…延出水平片、
13d…光源上面片、13e…ネジ貫通孔、20…導光部材、
21…端面、22…上面、22a…端部上面、
23…側面、24…拡散ドット、25…底面、26…回折格子、
27…溝、28…切欠面、29…補強用リブ、30…溝形保持部材、
31…支持用フランジ、32…保持部材側面部、33…保持部材底面部、
34…位置決め用孔、36…端部フランジ、37…フランジ切欠部、
38…光源保持部材固定用貫通孔、39…第1螺刻孔、40…透光性部材、
41…凸部、44…突出部、50…カバー部材、51…開口、
52…カバー側壁部、53…カバー端面部、54…延設片、55…突出部、
56…カバー切欠部、57…補強リブ、58…カバー部材固定用孔、
59…突起、60…基部、61…基部底面部、62…電源コード用切欠部、
63…基部側壁部、64…被係止部、65…水抜孔、66…横溝、
70…エンドプレート、71…爪、80…第2U字鋼、81…係止部、
82…第2U字鋼側壁部、85…ボルト、86…鉄板、90…固定用ネジ、
91…ハーネス、92…コネクタ、93…ボルト、
94…ナット、95…皿ネジ、96…シート、98…螺合部材、
100…地面用発光装置


Claims (10)

  1. 光源としてLEDを有する光源部材と、
    前記光源部材からの光を端面から導入して上面から導出する長尺状の導光部材と、
    前記導光部材の両側の側面及び底面の少なくとも一部を覆う溝形保持部材と、
    前記導光部材の上面を覆うように配置され、上面に長尺状の凸部を有する透光性部材と、
    前記凸部が略中央に挿入されて上表面に露出させる被挿入部を有するカバー部材と、
    前記溝形保持部材が配置される断面略U字型の基部と、
    を備え、
    前記溝形保持部材は、前記導光部材の底面を保持する保持部材底面部と、前記導光部材の側面を保持する保持部材側面部と、前記保持部材側面部から水平に延設され前記透光性部材を支持する支持用フランジと、を備え、
    前記支持用フランジの一部に、フランジ切欠部が形成されていることを特徴とする地面用発光装置。
  2. 前記導光部材は前記側面に導入された光を拡散する拡散ドットが形成されており、
    前記側面は、前記端面側から中央に向かうにしたがって前記側面の高さ方向の幅が狭くなるように前記底面及び前記側面が切り欠いて形成される切欠面を有することを特徴とする請求項1記載の地面用発光装置。
  3. 前記導光部材の前記切欠面には、補強用リブが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の地面用発光装置。
  4. 前記導光部材の側面、底面又は端面側近傍の上面の少なくとも1以上の面に反射フィルム又はシートを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の地面用発光装置。
  5. 前記導光部材の両側に配置されるそれぞれの前記光源部材と前記光源部材とを接続するするハーネスは、前記基部の上面側に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の地面用発光装置。
  6. 前記溝形保持部材に上方からのネジ止めによって固定可能な光源保持部材を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の地面用発光装置。
  7. 前記カバー部材は、前記基部の基部側面と同等の長さと、前記基部側面間の幅と同等の幅の上表面を有し、下面側が開口している箱型に形成されており、カバー部材の側面を形成するカバー側面の一部が切り欠かれているカバー切欠部を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の地面用発光装置。
  8. 前記カバー部材は、前記カバー側面の内側に補強リブを備えていることを特徴とする請求項7に記載の地面用発光装置。
  9. 前記カバー部材は、カバー部材の端面を形成するカバー端面部の一部が延出した延出片を備えていることを特徴とする請求項7又は8のいずれか1項に記載の地面用発光装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の地面用発光装置が直列状に複数連結して配設されていることを特徴とする駅のプラットホーム。
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