JP6077269B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は開閉装置に係り、第1及び第2の筐体を開閉するのに用いる開閉装置に関する。
従来より、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話機等の電子装置では、撮影した画面を確認するために液晶ディスプレイ等を装置本体に組み込んだ構成のものが知られている。また、種々の角度から液晶ディスプレイを見ることを可能とするため、表示部を装置本体に対して移動可能な構成とした電子装置も提供されている。
この種の電子装置は、通常時においては表示部は装置本体の背面に収納され、この収納状態で表示部の液晶ディスプレイを視認できる構成となっている。また、撮影位置等の撮影条件によっては、表示部が収納状態では液晶ディスプレイを視認できない場合が生じる。このような場合には、表示部を装置本体から移動させ、これにより上記のような撮影条件であっても、表示部を視認できるよう構成されている。
ところで近年、デジタルカメラ等の電子装置で自分自身を撮影すること(いわゆる自分撮り)が行われるようになってきている。このような場合、表示部が装置本体の背面に収納された状態では、装置本体の前方に位置している撮影者は液晶ディスプレイを視認することができない。このため、撮影者が装置本体の前方に位置していても、液晶ディスプレイを視認できる位置まで表示部を移動できるように構成された電子装置が提供されている(特許文献1)。
特開2006−138959号公報
しかしながら、液晶ディスプレイが配設された表示部は比較的大きな厚さを有するため、表示部を装置本体に対して回転軸を中心に単に回転させる構成では、表示部及び装置本体の回転軸に近い側のコーナー部同士が回転に伴い当接してしまう。
また、開閉機構が搭載される電子装置は、デザイン性の向上を図る点から表示部と装置本体を接続するヒンジを外部から見えないようにすることが望まれている。この場合、上記の問題は特に重要となる。
また、この当接を回避するために特許文献1に開示されているように、表示部と装置本体との間に二軸平行ヒンジを用いることが考えられる。しかしながら、二軸ヒンジを用いた構成では、二つの回転軸を有するため表示部の移動動作が不安定になり、またその開閉動作も二つの動作を含む2アクションの動作となり操作性が悪いという問題点があった。る。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、小型化を図りつつ第1の筐体と第2の筐体を安定して開閉動作させうる開閉装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
スタンドと、
該スタンドに回転可能に軸承されており、閉位置と開位置との間で回転するベースプレートと、
前記ベースプレートにスライド可能に配設されており、前記ベースプレートと重なる第1の位置と、前記ベースプレートから突出する第2の位置との間でスライドするスライドプレートと、
前記スライドプレートを前記ベースプレートに対して前記第1の位置から前記第2の位置に向けて付勢する付勢手段と、
前記スタンド又は前記スライドプレートのいずれか一方に設けられた第1の部材と、前記スタンド又は前記スライドプレートのいずれか他方に設けられた第2の部材の一部の部分とにより構成された移動規制機構と
前記第1の部材と、前記第2の部材の他の部分とにより構成された移動付勢機構とを有し、
前記移動規制機構は、前記ベースプレートが閉位置にある時に前記第1の部材と前記第2の部材の一部の部分とが係合することにより、前記スタンドに対する前記ベースプレートの移動と、前記ベースプレートに対する前記スライドプレートの移動を規制
前記移動付勢機構は、前記ベースプレートが開位置から閉位置に移動する時、当該移動に伴い前記スライドプレートを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置から前記第1の位置に向け移動付勢することを特徴とする開閉装置により解決することができる。

開示の開閉装置によれば、開閉装置が搭載される電子装置の開閉処理を安定して行わせることができる。また、ベースプレートの閉位置への移動に伴い、1アクションでスライドプレートはスライド前の第1の位置に向け自動的に移動するため、操作性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態である開閉装置の分解斜視図である。 図2(A)は本発明の一実施形態である開閉装置の閉状態を示す斜視図であり、図2(B)は本発明の一実施形態である開閉装置が設けられた電子装置の閉状態を示す斜視図である。 図3(A)は本発明の一実施形態である開閉装置の開状態を示す斜視図であり、図3(B)は本発明の一実施形態である開閉装置が設けられた電子装置の開状態を示す斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態である開閉装置の動作を説明するための側面である。 図5は、本発明の一実施形態である開閉装置が設けられた電子装置の動作を説明するための側面である。 図6は本発明の一実施形態である開閉装置の閉状態におけるカム部材の近傍を拡大しており、図6(A)は係合ピンとカム部材が係合した状態を示す斜視図、図6(B)は係合ピンとカム部材の係合が開示された状態を示す斜視図である。 図7は、本実施形態の変形例である開閉装置を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態である開閉装置10を説明するための図である。図1は開閉装置10の分解斜視図であり、図2は閉状態における開閉装置10及びこれを設けた電子装置1の斜視図であり、図3は開状態における開閉装置10及びこれを設けた電子装置1の斜視図である。
本実施形態に係る開閉装置10は、例えば図2(B)及び図3(B)に示すような電子装置1に設けられ、装置本体2に対して表示部3を開閉移動させる機能を奏するものである。
まず、開閉装置10の説明に先立ち、開閉装置10が設けられる開閉装置10について説明する。本実施形態では、電子装置1としてデジタルカメラを例に挙げて説明する。なお、本発明の適用は、デジタルカメラに限定されるものではなく、ビデオカメラ、携帯電話機等の装置本体2に対して可動部(例えば表示部3)を有する電子装置に広く適用できるものである。
電子装置1は、大略すると装置本体2と表示部3とにより構成されている。図2(B)及び図3(B)は電子装置1の背面側を示しており、この背面側には表示部3及びスイッチ6等が設けられている。また電子装置1の正面側には、撮影を行うための撮像レンズ等(図示せず)が配設されている。
表示部3は液晶ディスプレイ5を有しており、よって撮像レンズを介して取り込まれた画像は、液晶ディスプレイ5に表示される。よって撮影者は、この液晶ディスプレイ5により撮影しようとする画面を確認することができる。この表示部3は、一般的な撮影を行う時は、図2(B)に示すように表示部3の表示部収納部4内に収納されており、よって表示部3と装置本体2は一体化した状態となっている。なお、電子装置1及び開閉装置10の表示部3が表示部収納部4内に収納された状態を閉状態というものとする。
ところで、前記のように近年では電子装置で自分自身を撮影すること(いわゆる、自分撮り)が行われるようになってきており、電子装置1及び開閉装置10はこれに対応した構成となっている。具体的には、表示部3は開閉装置10により装置本体2に対して図中A1,A2方向に移動(回転)可能な構成とされている。図3(B)は、装置本体2に対して表示部3を開いた状態を示している。なお、電子装置1及び開閉装置10の装置本体2に対して表示部3を開いた状態を開状態というものとする。
この開状態では、装置本体2に設けられた撮像レンズ及び液晶ディスプレイ5はいずれも正面側に位置した状態となっている。よって、いわゆる自分撮りを行う場合、撮影者は自己を液晶ディスプレイ5で確認しながら撮影を行うことが可能となる。
次に、開閉装置10の構成について説明する。開閉装置10は、スタンド11L,11R、ベースプレート20、スライドプレート30、スプリング40、ヒンジ機構50L,50R、及び係合ピン70L,70R等を有している。なお、左右方向(図中X1,X2方向)に対称に配置される構成要素については、右側(X1方向側)に位置するものに符号に「R」を添記し、左側(X2方向側)に位置するものに符号に「L」を添記して示すものとする。
スタンド11L,11Rは金属板材をプレス成型したものであり、固定部12L,12Rと立設部13L,13Rが一体的に形成された構成とされている。固定部12L,12Rは、ネジ等を用いて装置本体2に固定される(図3(B)参照)。また、立設部13L,13Rは、その一端部に後述するヒンジピン51L,51Rが装着される軸孔14L,14Rが形成されると共に、他端部に係合ピン70L,70Rが固定されるピン固定孔15L,15Rが形成されている。この立設部13L,13Rは、固定部12L,12Rを中心としてY1,Y2方向に延出した形状とされている。
ベースプレート20は金属板材をプレス成型したものであり、ベース本体部21、ガイドレール部22L,22R、アーム部23L,23R等を一体的に形成した構成とされている。ベース本体部21は略長方形状を有しており、その短辺側の両側縁にはガイドレール部22L,22Rが形成されている。
また、ベース本体部21の短辺側の両側縁でY2方向側の端部には、アーム部23L,23Rが形成されている。このアーム部23L,23Rは、側面視でL字形状を有し、一端部がベース本体部21に一体的に接続され、他端部にヒンジピン51L,51Rが挿通される軸孔24L,24Rが形成されている。
また、ベース本体部21の略中央位置には、スプリング40(請求項に記載の付勢手段に相当する)が配設される。スプリング40は、ベースプレート20とスライドプレート30との間で弾性力を付勢できるものであれば特に種類は限定されないが、本実施形態ではトーションスプリングを用いている。
このスプリング40の一方のアーム部41は、スプリングピン25によりベース本体部21に固定されている。また、スプリング40の他方のアーム部42は、スプリングピン36がピン固定孔37に固定されることにより、後述するスライドプレート30に固定される。よって、スプリング40はベースプレート20とスライドプレート30との間に配設された構成となる。
スライドプレート30は金属板材をプレス成型したものであり、スライド本体部31、開口部32、ガイド取り付け部34L,34R、カム取り付け部35L,35R、及び当接部38等を有している。このスライドプレート30は、電子装置1の表示部3に固定される(図3(B)参照)。
スライド本体部31は略長方形状を有しており、その略中央部分には開口部32が形成されている。この開口部32は、スプリング40が配設される部位である。また、開口部32の図中B2で示す方向側の端部には、スライドプレート30のストッパーとして機能する当接部38が形成されている(これについては、後述する)。
また、スライド本体部31の短辺側の両側縁には、ガイド取り付け部34L,34R及びカム取り付け部35L,35Rが一体的に形成されている。このガイド取り付け部34L,34Rは、スライド本体部31の短辺側の両端部を略コの字形状に折り曲げ形成したものである。このガイド取り付け部34L,34Rには、スライドガイド33L,33Rが装着される。
スライドガイド33L,33Rは、耐久性が高く、かつ滑り性の良好な樹脂によりなる樹脂成形品である。また、スライドガイド33L,33Rの各内側位置には、図1におけるY1,Y2方向に延在する溝部39L,39Rが形成されている。このスライドガイド33L,33Rは、ガイド取り付け部34L,34Rに取り付けられる。この取り付け方法は特に限定されるものではなく、係止部を設けて係止しても、接着剤を用いて固定しても、更にはスライドプレート30のプレス加工時に一体的に設ける構成としてもよい。
カム取り付け部35L,35Rは、スライド本体部31の短辺側の両端部から下方に延出形成されている。このカム取り付け部35L,35Rには、カム部材60L,60Rが固定される。本実施形態では、カム部材60L,60Rに挿通孔64L,64Rが形成されており、固定ネジ65L,65Rを挿通孔64L,64Rに挿通し、カム取り付け部35L,35Rに形成されたネジ孔に螺着することにより、カム部材60L,60Rをカム取り付け部35L,35Rに固定する構成としている。
しかしながら、カム部材60L,60Rの固定ネジ65L,65Rへの固定は、カム取り付け部35L,35Rにかしめ部を形成し、このかしめ部によりカム部材60L,60Rをカム取り付け部35L,35Rに固定してもよく、また接着剤を用いて固定する構成としてもよい。
カム部材60L,60Rは、耐久性が高く、かつ滑り性の良好な樹脂により形成されている。このカム部材60L,60Rは、略三角形状を有したカム本体部61L,61Rに係合凹部62L,62R、傾斜面63L,63R、及び挿通孔64L,64Rが一体的に形成された構成とされている。
係合凹部62L,62Rは後述する係合ピン70L,70Rと係合する凹部であり、略三角形状とされたカム本体部61L,61Rの一頂角に形成されている。この係合凹部62L,62Rは、ガイド取り付け部34L,34Rの側部に位置するよう設けられている。また係合凹部62L,62Rは、カム本体部61L,61Rの図中矢印B1で示す方向側の端部に形成されている。この図中矢印B1で示す方向は、スプリング40によりスライドプレート30がベースプレート20に対して付勢される方向と同一方向である。なお、図中矢印B1,B2方向は、後述するスライドプレート30のスライド方向である。
傾斜面63L,63Rは、カム本体部61L,61Rの下面に形成された傾斜面である。この傾斜面63L,63Rは、図中矢印B2方向に向けてカム本体部61L,61Rが幅広となるような傾斜面とされている。
ヒンジ機構50L,50Rは、スタンド11L,11Rとベースプレート20を回転可能に接続させるものである。このヒンジ機構50L,50Rは、ヒンジピン51L,51R、スペーサ52L,52R、及びクリックプレート53L,53R等により構成されている。
次に、開閉装置10の組み立て方法について説明する。
開閉装置10を組み立てるには、まずスタンド11L,11Rとベースプレート20とを接続する。この際、スタンド11L,11Rには予め係合ピン70L,70Rを取り付けておく。
スタンド11L,11Rとベースプレート20の接続は、前記のようにヒンジ機構50L,50Rを用いて行う。ヒンジ機構50L,50Rを用いてスタンド11L,11Rとベースプレート20を接続するには、まずアーム部23L,23Rとスタンド11L,11Rとの間にスペーサ52L,52Rを挟み込む。そして、この状態においてスタンド11L,11Rの軸孔14L,14Rと、アーム部23L,23Rの軸孔24L,24Rとの軸合わせ(位置決め)を行う。
この位置決めが終了すると、軸孔24L,24R、スペーサ52L,52R、及び軸孔14L,14Rに対し、内側から外側に向けてヒンジピン51L,51Rを挿通させる。そして、ヒンジピン51L,51Rの軸孔14L,14Rから外側に突出した先端部に、クリックプレート53L,53Rを固定する。
これにより、ベースプレート20及びこれに取り付けられたスライドプレート30は、ヒンジ機構50L,50Rによりスタンド11L,11Rに対して回転可能に軸承させた構成となる。また、ヒンジ機構50L,50Rは、いわゆるフリーストップのヒンジであり、スタンド11L,11Rに対してベースプレート20を任意の回転角度で保持することができる。
なお、ヒンジ機構50L,50Rは必ずしもフリーストップのヒンジとする必要はなく、例えばスタンド11L,11Rに溝等を形成することにより、開位置と閉位置、また開位置から閉位置との間の所定角度においてクリック感を発生させる構成としてもよい。
次に、スライドプレート30の作製を行う。なお、このスライドプレート30の作製は、上記したベースプレート20をスタンド11L,11Rに配設する処理と並行して行ってもよい。
スライドプレート30を作製するには、スライドガイド33L,33Rをガイド取り付け部34L,34Rに取り付けると共に、カム部材60L,60Rをカム取り付け部35L,35Rに固定する。また、開口部32の図中B2方向の端部に当接部38を配設する。
続いて、スプリング40を開口部32内に位置させ、スプリング40の一方のアーム部42をスプリングピン36を用いてスライドプレート30に固定する。スライドプレート30にはピン固定孔37が形成されており、スプリングピン36をピン固定孔37に嵌入することにより、スプリング40のアーム部42はスライドプレート30に固定される。
上記のようにスライドプレート30が作製されると、続いてスライドガイド33L,33Rの溝部39L,39Rに対しガイドレール部22L,22Rを挿入する。ガイドレール部22L,22Rとスライドガイド33L,33Rは、スライド可能な構成とされている。よって、スライドプレート30はベースプレート20に対してスライド可能に取り付けられた状態となる。
また、スライドプレート30をベースプレート20に配設する際、スライドプレート30に取り付けられているスプリング40の他方のアーム部41をスプリングピン25を用いてベースプレート20に固定する。これにより、スプリング40はベースプレート20とスライドプレート30との間に配設され、両者20,30間で弾性力を付勢する。
スプリング40は、スライドプレート30をベースプレート20に対して外側(矢印B1方向)に向け弾性力を付勢する。このスプリング40の弾性力により、スライドプレート30はベースプレート20に対してB1方向にスライドしようとする。しかしながら、スライドプレート30に形成された当接部38が、ベースプレート20に固定されたスプリングピン25と当接することにより、スライドプレート30のそれ以上のスライドが規制される構成となっている。
以上の処理により、開閉装置10は組み立てられる。なお、上記した組み立て方法では、スタンド11L,11Rにベースプレート20を取り付けた後に、ベースプレート20に対してスライドプレート30を取り付ける方法を示した。しかしながら、スライドプレート30をベースプレート20に取り付けた後に、このベースプレート20をスタンド11L,11Rに取り付けることも可能である。
次に、上記構成とされた開閉装置10の動作について、図2〜図6を用いて説明する。
図4は開閉装置10の動作を示す側面図であり、図5は開閉装置10が配設された電子装置1の動作を示す側面図であり、図6はカム部材60L,60Rの配設位置を拡大して示す斜視図である。
図3、図4(A)、図5(A)、及び図6(A)は、スタンド11L,11Rに対してベースプレート20が閉じられた閉状態を示している。この時、ベースプレート20(スライドプレート30)は、図中矢印A2方向に回転しており、側面視でスタンド11L,11R、ベースプレート20、スライドプレート30は重なった状態となっている(図4(A)参照)。なお、以下の説明において、この閉状態におけるスライドプレート30の位置を閉位置というものとする。
また閉状態では、スライドプレート30はスプリング40の弾性力に抗して図中矢印B2方向にスライドしている。ベースプレート20とスライドプレート30の外形は、平面視(図中、矢印Z2方向に見た状態)で略等しい形状とされている。よって、閉状態でスライドプレート30がB方向にスライドすることにより、スライドプレート30はベースプレート20と重なった状態となる。なお、以下の説明において、閉状態におけるスライドプレート30の位置を第1の位置というものとする。
また閉状態では、カム部材60L,60Rに形成された係合凹部62L,62R(請求項に記載の第2の部材、及び係合部材に相当する)は、図6に拡大して示すように、スタンド11L,11Rに形成された係合ピン70L,70R(請求項に記載の第1の部材及び請求項に記載の係合凸部に相当する)と係合するよう構成されている。よって、スプリング40の弾性力によりスライドプレート30がB1方向に付勢されていても、カム部材60L,60Rが係合ピン70L,70Rに当接することにより、スライドプレート30のB1方向への移動は規制されている。なお、係合凹部62L,62R及び係合ピン70L,70Rは、請求項に記載の移動規制機構を構成する。
係合凹部62L,62Rは、円柱状の係合ピン70L,70Rの形状に対応して断面半円形状の凹部とされているため、係合状態において係合凹部62L,62Rと係合ピン70L,70Rとは確実に係合する。また、スプリング40の弾性力により、カム部材60L,60Rの係合凹部62L,62Rは係合ピン70L,70Rに押圧される。このため、閉状態において外部から衝撃等が印加されても、カム部材60L,60Rと係合ピン70L,70Rとが離脱するようなことはない。このため、衝撃が印加されても表示部3が装置本体2から動くことはなく、電子装置1の信頼性を向上させることができる。
図5(A)は、閉状態における電子装置1を示している。この閉状態において、表示部3は装置本体2に形成された表示部収納部4内に収納されている。表示部3の図中矢印Y1,Y2の寸法は、装置本体2の図中矢印Y1,Y2の寸法と略等しく設定されている。これにより表示部3の形状を大きくすることができ、よって液晶ディスプレイ5も大型化のものを用いることができる。また、表示部3が装置本体2に収納された状態において、装置本体2と表示部3との間に段差や間隙が形成されることがないため、デザイン性の向上を図ることができる。
なお、この閉状態における装置本体2のコーナー部(図中、矢印P1で示す)と、表示部3のコーナー部(図中、矢印P2で示す)に注目すると、各コーナー部P1,P2は近接した状態となっている。
開閉装置10を上記した閉状態から開状態とするには、カム部材60L,60Rの係合凹部62L,62Rが係合ピン70L,70Rを乗り越え可能な力でベースプレート20及びスライドプレート30をスタンド11L,11Rに対してA1方向に回転させる。図4(B)は、カム部材60L,60Rが係合ピン70L,70Rから離脱する直前の状態を示している。
この係合凹部62L,62Rが係合ピン70L,70Rを乗り越える際、スライドプレート30はベースプレート20に対して若干量(係合凹部62L,62Rの窪み量分)だけ図中矢印B2方向に移動する。しかしながら、ベースプレート20とスライドガイド33L,33Rの図中矢印B2方向端部に設けられた凸部との間には、この移動量に対応したクリアランスが予め設けられており、これにより上記のスライドプレート30の移動は許容される。
図4(C)、図5(B)、及び図6(B)は、ベースプレート20及びスライドプレート30を更にA1方向に回転させることにより、係合凹部62L,62Rが係合ピン70L,70Rから離脱した状態を示している。係合凹部62L,62Rが係合ピン70L,70Rから離脱することにより、係合ピン70L,70Rによるスライドプレート30の図中矢印B1方向に対する移動規制は解除される。
このように係合凹部62L,62Rと係合ピン70L,70Rとの係合が解除されることにより、スライドプレート30はベースプレート20に対してB1方向にスライドする。この際、図4(C),(D)に示すように、係合ピン70L,70Rは相対的にカム部材60L,60Rの傾斜面63L,63R上を摺動する。
そして、図4(E)に示すようにカム部材60L,60Rが係合ピン70L,70Rから完全に離脱した状態になると、スライドプレート30の開口部32の一部を構成する当接部38(図1,図2(A),図3(A)参照)がスプリングピン25と当接し、これによりベースプレート20に対するスライドプレート30のB1方向のスライドが規制される。以下、このスライドプレート30のB1方向への移動限界位置を第2の位置というものとする。
スライドプレート30が第2の位置にスライドした状態では、スライドプレート30はベースプレート20に対して図中矢印Lで示す長さだけ突出した状態となっている。また、スライドプレート30には表示部3が取り付けられているため、スライドプレート30のスライドに伴い表示部3もB1方向に距離Lだけスライドする。
図5(C)は、カム部材60L,60Rが係合ピン70L,70Rから完全に離脱した状態の電子装置1を示している。同図において装置本体2のコーナー部P1及び表示部3のコーナー部P2に注目すると、上記のように表示部3がスライドプレート30と共にスライドすることにより、コーナー部P2も閉状態の位置に比べて距離LだけB1方向に移動している。即ち、スライドプレート30がスライドすることにより、装置本体2のコーナー部P1と表示部3のコーナー部P2との離間距離は閉状態に比べて大きく離間した状態となっている。
この状態から更に表示部3をA1方向に回転させると、ベースプレート20はヒンジピン51L,51Rを中心としてスタンド11L,11Rに対して回転し、これに伴い表示部3も装置本体2に対して回転する。図5(D)は、閉位置に対してベースプレート20が約135°回転した状態を示している。
スライドプレート30がベースプレート20に対して図中矢印B1方向にスライドし第2の位置に移動した後は、スライドプレート30は第2の位置を維持した状態で回転する。従って、装置本体2のコーナー部P1と表示部3のコーナー部P2も、離間した状態を維持して回転を行う。
このため、本実施形態のように表示部3の図中矢印Y1,Y2方向の長さを装置本体2のY1,Y2方向の長さと略等しくした構成としても、表示部3が装置本体2に対して回転する際にコーナー部P2がコーナー部P1と当接するようなことはない。よって、装置本体2に対する表示部3の開き動作を円滑に行うことができる。
図5(E)は、開状態における電子装置1を示している。この開状態において、表示部3に設けられた液晶ディスプレイ5は正面側(図中、Z2方向側が正面側となる)に向いた状態となっており、よっていわゆる自分撮りを行うことができる。なお、以下の説明において、開状態におけるベースプレート20の位置を開位置というものとする。
次に、開閉装置10のベースプレート20を開位置から閉位置に向け回転させる時の動作について説明する。
なお、ベースプレート20を開位置から閉位置に向け回転する時の動作は、上記したベースプレート20を閉位置から開位置に向け移動の逆の動作になる。このため、
ベースプレート20の開位置から閉位置に向かう動作の説明は、先に閉位置から開位置に向けた動作説明に使用した図4及び図5を利用して説明するものとする。
図3及び図5(E)に示す開状態から、表示部3及びベースプレート20(スライドプレート30)を閉位置に移動するには、表示部3及びベースプレート20を図中矢印A2方向に移動させる。これに伴い、図5(D),(C)に示すように表示部3及びベースプレート20は閉位置に向かい回転する。この際、スライドプレート30は第2の位置(矢印B1方向にスライドした位置)を維持しており、よって各コーナー部P1,P2は離間した状態を維持しているため、開位置から閉位置に向け表示部3が移動する際も各コーナー部P1,P2が当接するようなことはない。
表示部3及びベースプレート20が所定量だけ回転すると、スライドプレート30に固定されているカム部材60L,60Rはスタンド11L,11Rに設けられている係合ピン70L,70Rと係合する。図4(D)及び図5(B)は、カム部材60L,60Rが係合ピン70L,70Rと係合した直後の状態を示している。図4(D)に示されるように、まず係合ピン70L,70Rはカム部材60L,60Rに形成された傾斜面63L,63Rの下端部と係合する。
図4(D)に示され状態から、更に表示部3及びベースプレート20を図中矢印A2方向に移動させると、係合ピン70L,70Rは傾斜面63L,63R上を相対的に移動する。具体的にはね係合ピン70L,70Rは傾斜面63L,63Rを上方に向けて相対的に移動する。
このように、係合ピン70L,70Rが傾斜面63L,63Rを上方に向けて相対的に移動することにより、カム部材60L,60Rは図中矢印B2方向に向けて移動付勢させる。よってこの時、係合ピン70L,70Rはスライドプレート30を第2の位置から第1の位置に向けて移動付勢する移動付勢部材として機能し、傾斜面63L,63Rはカムとして機能する。また、係合ピン70L,70Rと傾斜面63L,63Rは、請求項に記載の移動付勢機構を構成する。
更に表示部3及びベースプレート20を図中矢印A2方向に移動させると、係合ピン70L,70Rはカム部材60L,60Rに形成された係合凹部62L,62R内に進入し、係合ピン70L,70Rは係合凹部62L,62Rに係合する。この状態において、ベースプレート20は閉位置に回転しており、スライドプレート30は第1の位置にスライドしており、また表示部3も装置本体2の表示部収納部4に収納される位置まで移動している。即ち、係合ピン70L,70Rと係合凹部62L,62Rとが係合することにより,図1、図4(A)、図5(A)に示すように電子装置1及び開閉装置10は閉状態となる。
上記のように、本実施形態に係る開閉装置10では、表示部3及びベースプレート20を閉位置から開位置に向け移動させる時は、表示部3及びベースプレート20を図中矢印A1方向に移動させ係合凹部62L,62Rと係合ピン70L,70Rとの係合を解除させることによりスライドプレート30は自動的に第1の位置から第2の位置にスライドし、これに伴い表示部3は各コーナー部P1,P2が当接しない位置に移動する。
また、表示部3及びベースプレート20を開位置から閉位置に向け移動させる時は、係合ピン70L,70Rが傾斜面63L,63R(カム部材60L,60R)上を相対的に移動することにより、スライドプレート30は第2の位置から第1の位置に自動的にスライドし、これに伴い表示部3も閉位置に移動する。
よって、単に表示部3及びベースプレート20を開位置と閉位置との間で移動させるだけで、表示部3及びスライドプレート30を自動的に第1の位置と第2の位置との間でスライドさせることができる。
また、スライドプレート30が第2の位置に移動した後は、装置本体2と表示部3は各コーナー部P1,P2が離間した状態を維持して回転するため、表示部3の形状を大きく設定しても、装置本体2と表示部3とが当接(衝突することを確実に防止することができる。
また、本実施形態に係る開閉装置10では、ベースプレート20はスタンド11L,11Rに対して一つのヒンジピン51L,51Rを中心として回転するため、例えば平行二軸ヒンジ等を用いた構成に比べ、1アクションで開閉操作を行うきことが可能となり操作性の向上を図ることができると共に、表示部3及びベースプレート20の回転を安定して行わせることができる。
図7は、上記した実施形態に係る開閉装置10の変形例である開閉装置80を示している。なお、図7において前記した実施形態では、図1〜図6に示した構成と対応する構成については同一符号を付し、その説明は省略する。
上記した実施形態に係る開閉装置10は、スタンド11L,11Rに係合ピン70L,70Rを設けると共にスライドプレート30にカム部材60L,60Rを設けた構成とした。これに対して本変形例では、スタンド11L,11Rにカム部材60L,60Rを設けると共に、スライドプレート30に係合ピン70L,70Rを設けた構成としたことを特徴とするものである。このように、スタンド11L,11R及びスライドプレート30に対するカム部材60L,60R及び係合ピン70L,70Rの配設位置を交換しても、同様の効果を得ることができる。
また、上記した実施形態では、スタンド11L,11R(或いはスライドプレート30)と係合ピン70L,70Rとを別体とし、係合ピン70L,70Rをスタンド11L,11R(或いはスライドプレート30)に取り付ける構成した。しかしながら、スタンド或いはスライドプレートと係合ピンは必ずしも別箇にする必要はなく、スタンド或いはスライドプレートのプレス加工時に、絞り加工若しくはバーリング加工を行うことにより係合ピンを設ける構成としてもよい。
また、上記した実施形態及び変形例ではスライドプレート30に形成したカム取り付け部35L,35Rにカム部材60L,60Rを固定する構成を示したが、カム取り付け部35L,35Rに係合凹部62L,62R及び傾斜面63L,63Rに対応する構成を付加することにより、カム部材60L,60Rを省略することも可能である。
更に、上記した実施形態では図中矢印X1方向及びX2方向の双方の位置にカム部材60L,60R及び係合ピン70L,70Rを設けた構成とした。しかしながら、カム部材と係合ピンとの円滑な摺動動作が行われ、かつスライドプレートのスタンドへの係止が片側のみで確実に行われる場合には、必ずしもカム部材及び係合を図中矢印X1方向及びX2方向の双方に配設する必要はなく、いずれか一方にのみ設けた構成とすることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば、上記実施形態では、スタンド11L,11Rに対してスライドプレート30が180°回転した位置を開位置としたが、開位置は本実施形態で示した位置に限定されるものではなく、スタンド11L,11Rに対するベースプレート20の任意の位置を開位置に設定することができる。
更に、スタンドを複数のリンクが接続した構成とすることも可能である。この場合、係合ピンは複数のリンクのいずれかに配設することとなる。スタンドを複数のリンクで構成することにより、スタンドに対するベースプレートの回転動作の自由度を高めることができ、よってスライドプレート(液晶ディスプレイ)のスタンドに対する角度設定の自由度も向上させることができる。
1 電子装置
2 装置本体
3 表示部
4 表示部収納部
5 液晶ディスプレイ
10,80 開閉装置
11L,11R スタンド
20 ベースプレート
21 ベース本体部
22L,22R ガイドレール部
23L,23R アーム部
24L,24R 軸孔
25 スプリングピン
30 スライドプレート
31 スライド本体部
32 開口部
33L,33R スライドガイド
34L,34R ガイド取り付け部
35L.35R カム取り付け部
36 スプリングピン
37 ピン固定孔
38 当接部
40 スプリング
41,42 アーム部
50L,50R ヒンジ機構
51L,51R ヒンジピン
60L,60R カム部材
61L,61R カム本体部
62L,62R 係合凹部
63L,63R 傾斜面
70L,70R 係合ピン

Claims (3)

  1. スタンドと、
    該スタンドに回転可能に軸承されており、閉位置と開位置との間で回転するベースプレートと、
    前記ベースプレートにスライド可能に配設されており、前記ベースプレートと重なる第1の位置と、前記ベースプレートから突出する第2の位置との間でスライドするスライドプレートと、
    前記スライドプレートを前記ベースプレートに対して前記第1の位置から前記第2の位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記スタンド又は前記スライドプレートのいずれか一方に設けられた第1の部材と、前記スタンド又は前記スライドプレートのいずれか他方に設けられた第2の部材の一部の部分とにより構成された移動規制機構と
    前記第1の部材と、前記第2の部材の他の部分とにより構成された移動付勢機構とを有し、
    前記移動規制機構は、前記ベースプレートが閉位置にある時に前記第1の部材と前記第2の部材の一部の部分とが係合することにより、前記スタンドに対する前記ベースプレートの移動と、前記ベースプレートに対する前記スライドプレートの移動を規制
    前記移動付勢機構は、前記ベースプレートが開位置から閉位置に移動する時、当該移動に伴い前記スライドプレートを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2の位置から前記第1の位置に向け移動付勢することを特徴とする開閉装置。
  2. 前記第1の部材は係合凸部を有し
    前記第2の部材の一部の部分には前記係合凸部と係合する係合凹部が設けられ
    前記第1の部材の係合凸部は、前記第2の部材の係合凹部と係合することにより前記移動規制機構を構成することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記第1の部材は係合凸部を有し
    前記第2の部材の他の部分には傾斜面を有するカムが設けられ
    前記第1の部材の係合凸部は、前記第2の部材のカムの傾斜面と係合することにより前記移動付勢機構を構成することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
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