JP2014075539A - 端末装置 - Google Patents

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新一 小荒田
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Abstract

【課題】第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを同一の向きにすることを可能とする。
【解決手段】端末装置のヒンジは、第1のリンク20と第2のリンク30と第1のアーム40と第2のアーム50とを有する。前記第1のリンクの他端は前記第1のアームの一端と他端との間に回転可能に接続されている。前記第1のアームの他端は前記第2のリンクの一端と他端との間に回転可能に接続されている。前記第2のアームの他端は前記第2のリンクの他端に回転可能に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置などに関する。特に、第1の筐体と第2の筐体とを有し、第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とが対向する「閉じた状態」と、第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とが同一方向を向く「開いた状態」と、の間を遷移可能な端末装置などに関する。
端末装置の一種として、撮像部を有するカメラ本体部と、撮像部により撮影された被写体を表示する表示面を含む表示部とを有する電子カメラが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような電子カメラにおいては、カメラ本体部の上部に回転軸が配置され、この回転軸を中心に表示部が回転可能となっている。そして、撮像部に対して表示部が収納され撮像部の向きと表示面の向きとが正反対となる状態と、撮像部と表示部とが略同一の向きを向いている状態と、の間を遷移可能となっている。
特開平4−100382号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている端末装置においては、回転軸を中心に表示部が回転可能となっているために、撮像部と表示部とが略同一の向きを向いている状態といっても、撮像部と表示部とが完全に同じ向きを向くわけではない。なぜなら、回転軸がカメラ本体部に配置されているので、撮像部と表示部とを完全に同じ向きに向かせようとすると、撮像部と表示部とが干渉してしまう。また、このような干渉を無くし、図9(a)に示すように撮像部901と表示部902とが同一の向きを向かせるためには、図9(b)に示すように撮像部の筐体に切り欠き903を入れる必要があり、端末装置のデザイン性などが損なわれる。
また、表示画面(表示部)を180度で停止する構成となっている場合に、180度以上に押し込まれた場合、筐体へ接触し破損に至る可能性がある。また、表示部が180度で停止している状態の時、画面下部が筐体に隠れてしまい、表示部全体を露出できず、画面の一部が隠れてしまう。よって、表示部の大きさが制限されてしまうことが考えられる。
そこで、本発明の一目的として、第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを同一の向きにすることが可能であり、切り欠きなどを不要とする端末装置などを提供する。
本発明の一実施形態として、第1の筐体の一端部と第2の筐体の一端部とを隣接させ、前記第1の筐体の裏面と前記第2の筐体の裏面とが対向する状態と前記第1の筐体の裏面と前記第2の筐体の裏面とが同じ向きを向く状態との間を遷移可能に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に接続するヒンジを有する端末装置を提供する。この端末装置の前記ヒンジは、第1の固定部と、第2の固定部と、第1のリンクと、第2のリンクと、第1のアームと、第2のアームとを有する。前記第1の固定部は前記第1の筐体に固定されている。前記第2の固定部は前記第2の筐体に固定されている。前記第1のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に第1の接続部により接続されている。前記第2のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に、前記第1の筐体の一端部から前記第1のリンクの一端が接続される箇所よりも遠い位置に、第2の接続部により接続されている。前記第1のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に第3の接続部により接続されている。前記第2のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に、前記第2の筐体の一端部から前記第1のアームの一端が接続される箇所よりも遠い位置に第4の接続部により接続されている。前記第1のリンクの他端は前記第1のアームの一端と他端との間に回転可能に第5の接続部により接続されている。前記第1のアームの他端は前記第2のリンクの一端と他端との間に回転可能に第6の接続部により接続されている。前記第2のアームの他端は前記第2のリンクの他端に回転可能に第7の接続部により接続されている。また、前記第1から第7の接続部のいずれか一以上に付勢手段を備えている。
本発明によれば、第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを同一の向きにすることが可能となる。特に、第1の筐体あるいは第2の筐体に切り欠きなどを導入することが不要となる。また、第1の筐体と第2の筐体との接触による破損を防止し、第1又は第2の筐体に表示部を有する場合、表示部全体を露出させることができる。
本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体と第2の筐体とが約30度開いた状態の側面図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体と第2の筐体とが約30度開いた状態の斜視図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体と第2の筐体とが約30度開いた状態の斜視図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体と第2の筐体とが約120度開いた状態の斜視図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体と第2の筐体とが約120度開いた状態の側面図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを同じ向きとした状態の側面図 発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを同じ向きとした状態の斜視図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを対向させた状態の側面図 本発明の一実施形態に係る端末装置の第1の筐体の裏面と第2の筐体の裏面とを対向させた状態の斜視図 従来の端末装置の斜視図 皿バネの斜視図の一例図
以下、本発明を実施するための形態について、実施形態として図面を参照して説明する。なお、本発明は、以下に説明される実施形態に限定されることなく、適宜変形を行って実施することが可能である。また、図面において、幅や長さなどは誇張する場合があり、本発明を実施する場合と異なっている場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置の側面図を示す。本実施形態に係る端末装置は、第1の筐体1と第2の筐体2とを有する。なお、本明細書において、第1の筐体1の裏面を符号5により示し、第2の筐体2の裏面を符号4により示す。また、第2の筐体2の表面を符号3により示す。
本実施形態に係る端末装置は、例えば、携帯電話であってもよい。この場合には、一例として、第1の筐体1の裏面5には、マイクやダイヤルボタンを含む操作ボタンが配置され、第2の筐体2の裏面4には、ディスプレイを含む表示部が配置される。また、本実施形態に係る端末装置は、例えば、電子カメラであってもよい。この場合には、一例として、第1の筐体1の表面(裏面5と反対の面)にはレンズを含む光学系を有する撮像部が配置され、第2の筐体2の表面3には、撮像部により撮影された画像を表示し、また、操作画面を表示するディスプレイが配置される。なお、本発明の実施形態において、「裏面」及び「表面」とは、必要に応じて交換可能な単語として用いられている。
第1の筐体1と第2の筐体2とは、ヒンジ6を介して接続がされる。ヒンジ6の構造については後に説明する。図1は第1の筐体1と第2の筐体2とは、ヒンジ6を介して約30度開いた状態を示している。これは、第1の筐体1の裏面5を含む(又は近似する)平面と第2の筐体2の裏面4を含む(又は近似する)平面とがなす角度が約30度であることを意味する。「近似する」という語を用いたのは、第1の筐体1の裏面5及び第2の筐体2の裏面4が厳密には平面となっていないなどの場合を含むためである。以下では、第1の筐体1と第2の筐体2とがなす角度を、第1の筐体1の裏面5を含む(又は近似する)平面と第2の筐体2の裏面4を含む(又は近似する)平面とがなす角度により定義する。
図1に示すように、ヒンジ6は、第1の筐体1の中心と第2の筐体2の中心とから離れた位置に配置されている。すなわち、第1の筐体1と第2の筐体2との一端部(図1における第1の筐体1と第2の筐体2とのそれぞれ上端部)の近傍に配置され、他端部(図1における第1の筐体1と第2の筐体2とのそれぞれ下端部)より遠い位置に配置されている。ヒンジ6を介して、第1の筐体1と第2の筐体2とが相対的に運動し、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が0度となる状態(第1の筐体1の裏面5と第2の筐体2の裏面4とが対向している状態あるいは第1の筐体1と第2の筐体2とを完全に閉じた状態)と、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が180度となる状態(第1の筐体1の裏面5と第2の筐体2の裏面4とが同じ向きとなっている状態あるいは第1の筐体1と第2の筐体2とを完全に開いた状態)と、の間を遷移可能となっている。さらに、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が180度を超えることもできる場合もある。なお、第1の筐体1の一端部と第2の筐体2の一端部とは、常に接触していることはないが、一定の距離内に位置し、その間を遮るものがないようにすることができる。したがって、第1の筐体1の一端部と第2の筐体2の一端部とは、隣接しているということができる。
図2は、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が約30度となっている場合の、端末装置の斜視図の一例であり、ヒンジ6を主として示す。図2は、第2の筐体2の表面3が見える方向から端末装置のヒンジ6を見た場合の斜視図を示す。一方、図3は、第2の筐体(2)の裏面4が見える方向から端末装置のヒンジを見た場合の斜視図を示す。なお、図2、図3及び図4においては、見易さのために、第1の筐体1の図示を省略している。
ヒンジ6は、第1の固定部10と、第1のリンク20と、第2のリンク30と、第1のアーム40と、第2のアーム50と、第2の固定部70とを有する。図2において、第1の固定部10と、第1のリンク20と、第2のリンク30と、第1のアーム40と、第2のアーム50とのそれぞれは、幅及び長さよりも厚さが小さい薄い板状の形状をしており、厚さの方向は、第1の筐体(1)の裏面5および第2の筐体(2)の裏面4の法線に対して垂直となっている。なお、板状の形状において、厚さの方向と垂直であり、幅及び長さに伸びる板の表面を含む平面を「板面」ということがある。
第1の固定部10は、第1の筐体1の側面部に配置され、第1の筐体1に固定される。図2に示されるように、第1の筐体1の両側面に第1の固定部10が配置されることにより、ヒンジ6が2つ配置されていてもよい。第2の固定部70は、L字形状となっており、一部が第1の筐体1の裏面5および第2の筐体2の裏面4と垂直となり、他の部分が第2の筐体2の裏面4と平行となっている。第2の筐体2の裏面4と平行となっている他の部分により第2の固定部70が第2の筐体に固定される。
第1のリンク20の一端は、接続部11及び接続部111を介して、第1の固定部10に接続される。そして、第1のリンク20は、接続部11及び接続部111を中心に、第1の固定部10に対して回転することが可能となっている。なお、接続部111がピンの頭部であり、接続部11がそのピンの先端をかしめたものとなっていてもよい。ただし、接続部11と接続部111とは、第1のリンク20が接続部11及び接続部111を中心に、第1の固定部10に対して回転することが可能となれば、ピン以外を用いて構成されていてもよい。以下の説明に現れる「接続部」についても同様である。
第2のリンク30の一端は、接続部12及び接続部112を介して、第1の固定部10に接続される。そして、第2のリンク30は、接続部12及び接続部112を中心に、第1の固定部10に対して回転することができる。
ここに、第1のリンク20と第2のリンク30との関係は、第1のリンク20が、第2のリンク30よりも第1の筐体1の一端部に近い位置において第1の固定部10に接続されている。また、第1のリンク20の長さは、第2のリンク30の長さよりも小さくなっていることが好ましい。長さの関係をこのようにすることにより、第1の筐体1と第2の筐体2とを完全に閉じた状態としたときに、第1のリンクが第1の固定部10に重なるように収納することが可能となるからである。
第1のリンク20の他端は、第1のアーム40の一端と他端との中間位置に、接続部21および接続部121を介して接続される。第1のリンク20と第1のアーム40とは、接続部21及び接続部121を介して相対的に回転可能となっている。なお、本発明の実施形態において、「一端」と「他端」とは、必要に応じて交換可能な単語として使用されている。
第2のリンク30の一端と他端との中間位置は、第1のアーム40の一端と接続部31及び接続部131を介して接続される。第2のリンク30と第1のアーム40とは、接続部31及び接続部131を介して相対的に回転可能となっている。ただし、第1のアーム40は、第1のリンク20にも接続がされているので、第2のリンク30及び第1のアーム40と第1のリンク20及び第1のアーム40それぞれの回転は制限がされる。図2において、接続部21及び接続部121と接続部31及び接続部131との距離と、接続部11及び接続部111と接続部12と接続部112との距離が同じとなっている。このようなときには、第1のリンク20と第2のリンク30とは平行となるように、第2のリンク30及び第1のアーム40と第1のリンク20及び第1のアーム40とのそれぞれの回転が制限される。
第2のリンク30の他端は、第2のアーム50の一端と接続部32及び接続部132を介して接続される。第2のリンク30と第2のアーム50とは、接続部32及び接続部132を介して相対的に回転可能となっている。
第1のアーム40の他端は、接続部41及び接続部141を介して、第2の固定部70に接続される。そして、第1のアーム40は、接続部41及び接続部141を中心に、第2の固定部70に対して回転することが可能となっている。
第2のアーム50の他端は、接続部51及び接続部151を介して、第2の固定部70に接続される。そして、第2のアーム50は、接続部51及び接続部151を中心に、第2の固定部70に対して回転することが可能となっている。
ここに、第1のアーム40と第2のアーム50との関係は、第1のアーム40の他端が第2のアーム50の他端よりも第2の筐体2の筐体の一端部に近い位置において第2の固定部70に接続されている。これにより、第2の筐体2が第2の固定部70を介して接続部41及び接続部141を中心に回転し、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が大きくなると、第2のアーム50により第2のリンク30が第2の筐体2の方に引き寄せられるとともに第1のアーム40により第1のリンク20も第2の筐体2の方に引き寄せられることになる。すなわち、第1のリンク20及び第2のリンク30が「立ち上がり」、第1の筐体1の裏面5に対する角度が大きくなる。
以下、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が大きくなるように(いいかえると、第1の筐体1と第2の筐体2とを開くように)力を加える場合を考える。
まず、図2及び図3に示されるように第1のリンク20及び第2のリンク30が第1の筐体1の裏面5に対する角度が90度より小さいときには、第2の筐体2が、接続部41及び接続部141を中心に回転することにより、上述のように、第1のリンク20及び第2のリンク30の、第1の筐体1の裏面5に対する、角度が大きくなる。したがって、第1の筐体(1)の裏面5に対して第1のリンク20と第2のリンク30とが「立ち上がる」ようにそれぞれ接続部11及び接続部111と接続部21及び接続部121を中心に回転する。これにより、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が大きくなるとともに、第2の筐体2が第1の筐体1から離れるように相対運動をするので、第1の筐体1と第2の筐体2とが干渉しないようにすることが可能となる。
一方、図4及び図5に示されるように第1のリンク20及び第2のリンク30が第1の筐体1の裏面5に対する角度が90度より大きいときには、上記と同様に、第2の筐体2が、接続部41及び接続部141を中心に回転することにより、上述のように、第1のリンク20及び第2のリンク30の、第1の筐体1の裏面5に対する、角度がさらに大きくなる。これにより、第2の筐体2が第1の筐体1の一端部方向に移動することになる。これにより、第1の筐体1と第2の筐体2とが開くとともに、第2の筐体2が第1の筐体1の上方(一端部の先の方)に移動する相対運動をする。したがって、この場合も、第1の筐体(1)と第2の筐体(2)とが干渉しないようにすることが可能となる。
図6は、第1の筐体1の裏面5と第2の筐体2の裏面4とが同じ向きになった状態(第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角度が180度となった状態)における側面図を示す。図6に示すように、第1の筐体1により第2の筐体2の表面3の一部が隠されることがなく、第2の筐体2の表面3の全体を露出させることが可能となっている。
また、図2、図3及び図4を参照すると、接続部11と接続部111との間にワッシャなどの分離部材61が配置されている。これにより、第1のリンク20と第1の固定部10との間に第2のリンク30が位置するようになっている。また、接続部31と接続部131との間に分離部材62が配置されている。これにより第1のリンク20が第2のリンク30と第1のアーム40との間に位置するようになっている。さらに、接続部32と接続部132との間に分離部材63及び64が配置されている。これにより、第1のアーム40が第1のリンク20と第2のアーム50との間に位置するようになっている。すなわち、分離部材61、62、63及び64により、第1の固定部10から順に、第2のリンク30、第1のリンク20、第1のアーム40、第2のアーム50が位置し、第2のリンク30、第1のリンク20、第1のアーム40及び第2のアーム50のそれぞれの第1の固定部10からの距離(第1の固定部10の板面を含む平面からの距離)は異なっている。
このような第1の固定部10、第1のリンク20、第2のリンク30、第1のアーム40及び第2のアーム50との位置関係により、図7のように、第1の筐体(1)の裏面5と第2の筐体(2)の裏面4とが対向する状態になった場合には、図7及び図8に示すように、ヒンジ6の大きさ(第1の筐体1および第2の筐体2の裏面の法線方向の大きさ)を小さくすることができ、端末装置の小型化に寄与することができる。
なお、分離部材63、64の形状をカム形状とすることにより、第1の筐体1と第2の筐体2とが或る角度となったときに、操作者にクリック感を提供することができる。例えば、分離部材63を凸形状とし、分離部材64を凹形状とすることができる。
また、必要に応じて皿バネなどを利用し、トルクスプリングとして機能する付勢手段を接続部に配置することにより、第1の筐体1と第2の筐体2との開閉状態を保持することができるようになる。すなわち、付勢手段により、接続部が接続する第1のリンク20、第2のリンク30、第1のアーム40、第2のアーム50の間にトルクを発生させることにより、第1の筐体1と第2の筐体2との開閉状態を保持することができる。例えば、図10に示す皿バネ1001の開口部1002を接続部32と接続部132とが貫通するようにその皿バネを分離部材64と第2のアーム50の間に配置し備える。これにより、第2のリンク30と第2のアーム50との間にトルクを発生させることができる。また、別の皿バネの開口部を接続部32と接続部132とが貫通するようにその別の皿バネを分離部材63と第2のリンク30との間に配置する。
本発明の一実施形態においては、付勢手段を配置可能な接続部としては、接続部32及び接続部132間、接続部11及び接続部111間、接続部12及び接続部112間、接続部21及び接続部121間、接続部31及び接続部131間、接続部41及び接続部141間並びに接続部51及び接続部151のいずれか一以上を選択することができる。このため、保持力の調整が容易となる。
また、本発明の一実施形態においては、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が、例えば180度を超えないようにすることが可能である。図6Aは、図6に示す端末装置のヒンジ6の部分を拡大した斜視図である。図6Aに示すように、第2の固定部70に停止手段601が第2の筐体2の裏面に平行に延在している。そして、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が180度などの所定の角度になると、第1のアーム40が停止手段601と接触し、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が所定の角度を越えないようになっている。
また、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が180度などの所定の角度を越えないようにする手段は、停止手段601に限定されることはない。例えば、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が180度などの所定の角度になると、分離部材64または63が第1のアーム40とが符号603により示す箇所において接触するようになっていてもよい。これにより、第2のアーム40がさらに回転することが規制され、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が所定の角度を越えないようにすることができる。
また、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が180度などの所定の角度になると、第1のリンク20が、第1の筐体1の端部の符号602により示される箇所に接触するようになっていてもよい。これにより、第1のリンク20がさらに回転することが規制され、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が所定の角度を越えないようにすることができる。
第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が所定の角度を越えないようにするための例を3つ説明したが、これらのいずれか一つを用いてもよいし、二つ以上を組み合わせて用いることができる。これにより、第1の筐体1と第2の筐体2とのなす角が所定の角度を越えようとした場合の破損を防止することができる。
1…第1の筐体、2…第2の筐体、3…第2の筐体の表面、4…第2の筐体の裏面、5…第1の筐体の裏面、6…ヒンジ、10…第1の固定部、20…第1のリンク、30…第2のリンク、40…第1のアーム、50…第2のアーム、70…第2の固定部

Claims (7)

  1. 第1の筐体の一端部と第2の筐体の一端部とを隣接させ、前記第1の筐体の裏面と前記第2の筐体の裏面とが対向する状態と前記第1の筐体の裏面と前記第2の筐体の裏面とが同じ向きを向く状態との間を遷移可能に、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に接続するヒンジを有する端末装置であり、
    前記ヒンジは、
    第1の固定部と、第2の固定部と、第1のリンクと、第2のリンクと、第1のアームと、第2のアームとを有し、
    前記第1の固定部は前記第1の筐体に固定され、
    前記第2の固定部は前記第2の筐体に固定され、
    前記第1のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に第1の接続部により接続され、
    前記第2のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に、前記第1の筐体の一端部から前記第1のリンクの一端が接続される箇所よりも遠い位置に、第2の接続部により接続され、
    前記第1のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に第3の接続部により接続され、
    前記第2のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に、前記第2の筐体の一端部から前記第1のアームの一端が接続される箇所よりも遠い位置に第4の接続部により接続され、
    前記第1のリンクの他端は前記第1のアームの一端と他端との間に回転可能に第5の接続部により接続され、
    前記第1のアームの他端は前記第2のリンクの一端と他端との間に回転可能に第6の接続部により接続され、
    前記第2のアームの他端は前記第2のリンクの他端に回転可能に第7の接続部により接続され、
    前記第1から第7の接続部のいずれか一以上に付勢手段を備えている端末装置。
  2. 前記第1のリンクの一端が前記第1の固定部に接続される箇所と前記第2のリンクの一端が前記第1の固定部に接続される箇所との間の距離が、前記第1のリンクの他端が前記第1のアームに接続される箇所と前記第1のアームの他端が前記第2のリンクに接続される箇所との距離に等しい請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第1の固定部、前記第2の固定部、前記第1のリンク、前記第2のリンク、前記第1のアーム及び前記第2のアームそれぞれは、前記第1の筐体の裏面及び前記第2の筐体の裏面と垂直な板状の形状をそれぞれ有しており、前記第1の固定部から、前記第2の固定部、前記第1のリンク、前記第2のリンク、前記第1のアーム及び前記第2のアームそれぞれまでの距離が異なる請求項2に記載の端末装置。
  4. 第2の固定部は、第2の筐体の裏面に平行に延在する停止手段を有し、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが所定の角度になると、前記停止手段が前記第1のアームに接触し、前記第1の筐体と前記第2の筐体との角度が前記所定の角度を超えることを規制する請求項1から3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とが所定の角度になると、前記第1のアームと前記第7の接続部とが接触し、前記第1の筐体と前記第2の筐体との角度が前記所定の角度を超えることを規制する請求項1から4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とが所定の角度になると、前記第1のリンクが前記第1の筐体の端部に接触し、前記第1の筐体と前記第2の筐体との角度が前記所定の角度を超えることを規制する請求項1から5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 端末装置の第1の筐体の裏面と前記端末装置の第2の筐体の裏面とが対向する状態と前記第1の筐体の裏面と前記第2の筐体の裏面とが同じ向きを向く状態との間を遷移可能に、前記第1の筐体の一端部と前記第2の筐体の一端部とを隣接させて開閉可能に接続するヒンジであり、
    第1の固定部と、第2の固定部と、第1のリンクと、第2のリンクと、第1のアームと、第2のアームとを有し、
    前記第1の固定部は前記第1の筐体に固定され、
    前記第2の固定部は前記第2の筐体に固定され、
    前記第1のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に第1の接続部により接続され、
    前記第2のリンクの一端は前記第1の固定部に回転可能に、前記第1の筐体の一端部から前記第1のリンクの一端が接続される箇所よりも遠い位置に、第2の接続部により接続され、
    前記第1のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に第3の接続部により接続され、
    前記第2のアームの一端は前記第2の固定部に回転可能に、前記第2の筐体の一端部から前記第1のアームの一端が接続される箇所よりも遠い位置に第4の接続部により接続され、
    前記第1のリンクの他端は前記第1のアームの一端と他端との間に回転可能に第5の接続部により接続され、
    前記第1のアームの他端は前記第2のリンクの一端と他端との間に回転可能に第6の接続部により接続され、
    前記第2のアームの他端は前記第2のリンクの他端に回転可能に第7の接続部により接続され
    前記第1から第7の接続部のいずれか一以上に付勢手段を備えているヒンジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018035989A1 (zh) * 2016-08-23 2018-03-01 中兴通讯股份有限公司 一种连接结构

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