JP6076630B2 - ドライバ回路 - Google Patents

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Description

この発明はドライバ回路に関し、特に、過電流保護機能を有するドライバ回路に関する。
液晶表示装置では、複数のゲート線GLが順次選択され、選択されたゲート線GLに正電圧が印加されるとともに他の各ゲート線GLに負電圧が印加される。たとえば、1本のゲート線GLが欠陥部を介して負電圧のラインにショートしている場合、そのゲート線GLに正電圧を与えると、ドライバ回路のトランジスタに過電流が流れる。トランジスタに過電流が流れると、トランジスタが加熱されたり、破壊されるので、トランジスタをオフさせる必要がある。
なお、トランジスタの過電流を検出する方法としては、トランジスタのオン抵抗による電圧降下を検出し、検出した電圧降下が所定電圧を超えた場合にトランジスタに過電流が流れたと判別する方法がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−311734号公報
しかし、トランジスタに過電流が流れた場合にトランジスタをオフさせる方法では、トランジスタをオフさせると過電流は検出されなくなり、次に、ショートしていない正常なゲート線GLが選択されると、ドライバ回路は正常に動作する。このため、ショートしているゲート線GLには繰り返し過電流が流され、やはりトランジスタが加熱されたり、破壊されるという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、過電流からトランジスタを保護することが可能なドライバ回路を提供することである。
この発明に係るドライバ回路は、第1の電圧のラインと出力端子との間に接続された第1のトランジスタと、第1のトランジスタに過電流が流れている場合に第1の信号を出力する第1の過電流検出器と、予め定められた周期で第1のトランジスタをオンおよびオフさせ、第1の過電流検出器から第1の信号が出力されている場合は第1のトランジスタをオフさせる第1の制御部と、第1の過電流検出器から予め定められた時間内に第1の信号が出力された回数をカウントし、そのカウント値が2以上の予め定められた値に到達したことに応じて、ドライバ回路の動作を停止させるためのシャットダウン信号を出力するカウンタとを備えたものである。
好ましくは、さらに、出力端子と第1の電圧よりも低い第2の電圧のラインとの間に接続された第2のトランジスタと、第2のトランジスタに過電流が流れている場合に第2の信号を出力する第2の過電流検出器と、予め定められた周期で第2のトランジスタを交互にオフおよびオンさせ、第2の過電流検出器から第2の信号が出力されている場合は第2のトランジスタをオフさせる第2の制御部とを備える。第1および第2のトランジスタは交互にオンされる。カウンタは、第1および第2の過電流検出器から予め定められた時間内に第1および第2の信号が出力された回数をカウントし、そのカウント値が予め定められた値に到達したことに応じてシャットダウン信号を出力する。
また好ましくは、出力端子と、第1および第2のトランジスタと、第1および第2の過電流検出器と、第1および第2の制御部とは2組設けられる。2つの第1のトランジスタは交互にオンされ、2つの第2のトランジスタは交互にオンされる。カウンタは、2組の第1および第2の過電流検出器から予め定められた時間内に第1および第2の信号が出力された回数をカウントし、そのカウント値が予め定められた値に到達したことに応じてシャットダウン信号を出力する。
また好ましくは、一方の組の第1のトランジスタと他方の組の第2のトランジスタとがオンする第1の期間と、一方の組の第2のトランジスタと他方の組の第1のトランジスタとがオンする第2の期間との間に、両方の組の第1および第2のトランジスタがともにオフする第3の期間が設けられる。2つの出力端子はそれぞれ2つの負荷回路に接続される。ドライバ回路は、さらに、第3の期間に2つの出力端子間を接続し、第1の電圧に充電された方の負荷回路から第2の電圧に充電された方の負荷回路に電流を流すチャージシェア回路を備える。
また好ましくは、第1の電圧は正電圧であり、第2の電圧は負電圧である。
また好ましくは、出力端子は、液晶表示パネルのゲート線に接続される。
この発明に係るドライバ回路では、トランジスタに過電流が流れた回数をカウントし、カウント値が2回以上の所定値に到達した場合に、ドライバ回路の動作を停止させる。したがって、過電流からトランジスタを保護することができる。また、トランジスタに過電流が流れる回数が所定値に到達するまではドライバ回路の動作を継続させるので、ノイズによる誤動作を防止することができる。
この発明の一実施の形態による液晶表示装置の要部を示すブロック図である。 図1に示した画素アレイの構成を示すブロック図である。 図2に示した画素回路の構成を示す回路図である。 図1に示したIC(Integrated Circuit:集積回路)のうちのレベルシフタに関連する部分を示す回路ブロック図である。 図4に示したICの入力と出力の関係を示す図である。 図4に示したICの入力と出力の関係を示す他の図である。 図4に示したICの動作を示すタイムチャートである。 図1に示したICのうちの過電流の検出に関連する部分を示す回路ブロック図である。 図8に示した過電流検出器53の動作を示すタイムチャートである。 図8に示した過電流検出器54の動作を示すタイムチャートである。 図8に示した過電流検出器53,54の動作を示すタイムチャートである。 図1に示したICのうちのシャットダウンに関連する部分を示す回路ブロック図である。 図12に示したカウンタの動作を示すタイムチャートである。 ゲート線が負電圧のラインにショートした場合におけるICの動作を示すタイムチャートである。 図14のA部の縦軸を拡大した図を含むタイムチャートである。 ゲート線が正電圧のラインにショートした場合におけるICの動作を示すタイムチャートである。 図16のB部の縦軸を拡大した図を含むタイムチャートである。
本発明の一実施の形態による液晶表示装置は、図1に示すように、液晶表示パネル1、タイミングコントローラ4、制御部5、レベルシフタ6、およびソースドライバ8を備える。制御部5およびレベルシフタ6は、1つのIC7に搭載されている。
液晶表示パネル1は、透明基板1aと、その表面に形成された画素アレイ2およびゲートドライバ3を含む。画素アレイ2は、図2に示すように、複数行複数列に配置された複数の画素回路10と、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のゲート線GLと、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のソース線SLとを含む。各ゲート線GLの一方端はゲートドライバ3に接続され、各ソース線SLの一方端はソースドライバ8に接続される。
画素回路10は、図3に示すように、TFT11および液晶セル12を含む。TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)11のゲートは対応のゲート線GLに接続され、そのソースは対応のソース線に接続され、そのドレインは液晶セル12を介して基準電圧のラインに接続される。液晶セル12は、2枚の透明電極の間に封入された液晶を含む。
ゲート線GLが「L」レベル(負電圧VOFF)にされている場合は、TFT11がオフする。ゲート線GLが「H」レベル(正電圧VON)にされると、TFT11がオンし、ソース線SLの電圧がTFT11のドレインと液晶セル12の間の記憶ノードN11に書き込まれる。液晶セル12の光透過率は、記憶ノードN11に書き込まれた電圧に応じて変化する。
図1に戻って、タイミングコントローラ4は、IC7およびソースドライバ8の動作のタイミングを制御する。制御部5は、レベルシフタ6を介してゲートドライバ3を制御するとともに、ソースドライバ8を制御する。レベルシフタ6は、制御部5からの制御信号のレベルをシフトしてゲートドライバ3に与える。
ゲートドライバ3は、画素アレイ2の複数のゲート線GLを所定時間ずつ順次選択し、選択したゲート線GLを「H」レベルにして、そのゲート線GLに対応する各TFT11をオンさせる。ソースドライバ8は、各ソース線SLを介して、選択されたゲート線GLに対応する各画素回路10の記憶ノードN11に画像信号に応じたレベルの電圧を書込む。画像信号に従って、画素アレイ2に含まれる全画素回路10の記憶ノードN11に電圧が書き込まれると、画素アレイ2には1枚の画像が表示される。
図4は、IC7のうちのレベルシフタ6に関連する部分を示す回路ブロック図である。図4において、IC7は、端子T1〜T16、DLY発生回路20、ロジック回路21、ゲート制御回路22、UVLO発生回路23、ドライバ24〜28、ダイオード30〜33、およびNチャネルMOSトランジスタ34〜37を含む。
端子T1〜T5は、それぞれタイミングコントローラ4から信号EN,DLYS,CPV1,CPV2,STVを受ける。端子T6,T7は、それぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFを受ける。端子T8〜T16は、ゲートドライバ3を介して画素アレイ2のうちの選択されたゲート線GL1〜GL5に接続される。
UVLO発生回路23は、電圧VONが投入されたことに応じて信号UVLOを「L」レベルから「H」レベルに立ち上げる。信号UVLOが「H」レベルにされると、DLY発生回路20が活性化される。DLY発生回路20は、信号EN,DLYSがともに「H」レベルにされると、信号DLYを「L」レベルから「H」レベルに立ち上げる。信号DLYが「H」レベルにされると、ロジック回路21およびゲート制御回路22が活性化される。
ロジック回路21は、信号CPV1,CPV2,STVに基づいて内部制御信号を生成する。ゲート制御回路22は、ロジック回路21からの内部制御信号に従ってドライバ24およびNチャネルMOSトランジスタ34〜37を制御する。
ドライバ24〜28の各々は、ゲート制御回路22によって制御され、出力ノードに正電圧VONまたは負電圧VOFFを出力するか、出力ノードをハイ・インピーダンス状態(HiZ)にする。ドライバ24〜28の出力ノードは、それぞれ端子T8,T11,T12,T13,T16に接続される。ドライバ24〜28の出力信号をそれぞれCKV1,CKVB1,STVP,CKV2,CKVB2とする。
ダイオード30〜33のカソードはそれぞれ端子T8,T11,T13,T16に接続される。NチャネルMOSトランジスタ34〜37のソースはそれぞれダイオード30〜33のアノードに接続され、それらのドレインはそれぞれ端子T9,T10,T14,T15に接続され、それらのゲートはゲート制御回路22に接続される。
端子T8,T10は、ゲートドライバ3を介して1本のゲート線GL1に接続される。端子T9,T11は、ゲートドライバ3を介して1本のゲート線GL2に接続される。端子T12は、ゲートドライバ3を介して1本のゲート線GL3に接続される。端子T13,T15は、ゲートドライバ3を介して1本のゲート線GL4に接続される。端子T14,T16は、ゲートドライバ3を介して1本のゲート線GL5に接続される。
各ゲート線GLは、直列接続された抵抗素子44およびキャパシタ45を含む容量性負荷である。ドライバ24,25は、2本のゲート線GL1,GL2のうちのいずれか一方のゲート線(たとえばGL1)を正電圧VONに充電するとともに、他方のゲート線(この場合はGL2)を負電圧VOFFに充電する。
2本のゲート線GL1,GL2の電圧を書き換える場合は、ドライバ24,25の出力信号CKV1,CKVB1をともにHiZにするとともに、トランジスタ34または35をオンさせて2本のゲート線GL1,GL2に蓄えられた電荷を2本のゲート線GL1,GL2で共有させる。これにより、ゲート線GL1,GL2の電圧はともに(VON+VOFF)/2となる。この動作をチャージシェアと称す。チャージシェア動作を行なうことにより、消費電流の低減化を図ることができる。
たとえば、ゲート線GL1,GL2がそれぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFに充電されている場合は、トランジスタ35がオンされる。これにより、ゲート線GL1からトランジスタ35およびダイオード31を介してゲート線GL2に電流が流れ、ゲート線GL1,GL2の電圧はともに(VON+VOFF)/2となる。
逆に、ゲート線GL2,GL1がそれぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFに充電されている場合は、トランジスタ34がオンされる。これにより、ゲート線GL2からトランジスタ34およびダイオード30を介してゲート線GL1に電流が流れ、ゲート線GL1,GL2の電圧はともに(VON+VOFF)/2となる。
なお、チャージシェア動作時には、端子T9とゲート線GL2の間に介挿された抵抗素子40と、端子T10とゲート線GL1の間に介挿された抵抗素子41により、ゲート線GL1,GL2の電圧が(VON+VOFF)/2になるまでの時間を調整する。ドライバ26は、ゲート線GL3を正電圧VONまたは負電圧VOFFに充電する。
ドライバ27,28は、2本のゲート線GL4,GL5のうちのいずれか一方のゲート線(たとえばGL4)を正電圧VONに充電するとともに、他方のゲート線(この場合はGL5)を負電圧VOFFに充電する。
2本のゲート線GL4,GL5の電圧を書き換える場合は、ドライバ27,28の出力信号CKV2,CKVB2をHiZにするとともに、トランジスタ36または37をオンさせて2本のゲート線GL4,GL5に蓄えられた電荷を2本のゲート線GL4,GL5で共有させる。これにより、ゲート線GL4,GL5の電圧はともに(VON+VOFF)/2となる。
なお、チャージシェア動作時には、端子T14とゲート線GL5の間に介挿された抵抗素子42と、端子T15とゲート線GL4の間に介挿された抵抗素子43により、ゲート線GL4,GL5の電圧が(VON+VOFF)/2になるまでの時間を調整する。
図5は、IC7の入力と出力の関係を示す図である。図5において、信号STV,CPVx(ただし、xは1または2である)がともに「L」レベルである場合は、信号CKVx,CKVBxはともにHiZとなり、チャージシェア動作がオンされる。
また、信号STVが「L」レベルされている場合に信号CPVxが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、その立ち上りエッジ(前縁)に応答して、信号CKVx,CKVBxの各々はトグル状態にされるとともに、チャージシェア動作がオフされる。
また、信号STV,CPVxがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルである場合は、信号CKVx,CKVBxはそれぞれ負電圧VOFFおよび正電圧VONにされるとともに、チャージシェア動作がオフされる。
また、信号STV,CPVxがともに「H」レベルである場合は、信号CKVx,CKVBxはそれぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFにされるとともに、チャージシェア動作がオフされる。
図6は、IC7の入力と出力の関係を示す他の図である。図6において、信号STVが「L」レベルである場合は、信号CPV1に関係なく、信号STVPが負電圧VOFFにされる。信号STV,CPV1がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルである場合は、信号STVPが正電圧VONにされる。信号STV,CPV1がともに「H」レベルである場合は、信号STVPがHiZにされる。
図7(a)〜(i)は、IC7の動作を示すタイムチャートである。図7(a)〜(i)において、初期状態では信号STVは「L」レベルにされ、信号CPVxは所定の周期で「H」レベルおよび「L」レベルにされる。信号CPVが「H」レベルにされる期間は、「L」レベルにされる期間よりも長い。信号EN,DLYは「L」レベルにされており、信号CKVx,CKVBx,STVPはともにHiZにされている。
負電圧VOFFおよび正電圧VONが投入されると、信号UVLOが「H」レベルにされて信号CKVx,CKVBx,STVPはともに負電圧VOFFにされる。次に信号ENが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、信号DLYが「L」レベルから「H」レベルに向けて立ち上げられる。所定の遅延時間Td1の経過後に信号DLYが参照電圧VREFを超えると、信号CKVxと信号CKVBxのチャージシェアCSが行なわれる。
なお、チャージシェア期間では、ドライバ24,25,27,28の出力ノードがHiZにされるとともに、トランジスタ34または35とトランジスタ36または37がオンされる。これにより、ゲート線GLに蓄えられた電荷が有効に利用され、消費電流が低減される。
次に信号CPVxが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、信号CKVxと信号CKVBxのチャージシェアCSが停止されるとともに、信号CKVxと信号CKVBxがトグル状態となり、それぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFとなる。次いで信号CPVxが「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられると、信号CKVxと信号CKVBxのチャージシェアCSが行なわれ、信号CKVxと信号CKVBxがともに(VON+VOFF)/2となる。
次に信号CPVxが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられると、信号CKVxと信号CKVBxのチャージシェアCSが停止されるとともに、信号CKVxと信号CKVBxがトグル状態となり、それぞれ負電圧VOFFおよび正電圧VONとなる。次いで信号CPVxが「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられると、信号CKVxと信号CKVBxのチャージシェアCSが行なわれ、信号CKVxと信号CKVBxがともに(VON+VOFF)/2となる。
このような動作が繰り返された後、あるタイミングで信号STV,CPVxがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされると、信号CKVx,CKVBx,STVPがそれぞれ負電圧VOFF、正電圧VON、および正電圧VONにされる。次に、信号STV,CPVxがともに「H」レベルにされると、信号CKVx,CKVBx,STVPがそれぞれ正電圧VON、負電圧VOFF、およびHiZにされる。
このような液晶表示装置では、ゲート線GLと正電圧VONのラインとが欠陥部を介してショートしたり、ゲート線GLと負電圧VOFFのラインとが欠陥部を介してショートしたり、2本のゲート線GLが欠陥部を介してショートする場合がある。それらの場合は、ドライバ24〜28に過電流が流れてIC7が加熱され、IC7が破壊されることがある。そこで、このIC7内には、ドライバ24〜28を過電流から保護する機能が設けられている。以下、ドライバ24〜28の過電流保護機能について詳細に説明する。
図8は、ゲート制御回路22のうちのドライバ24の過電流保護に関連する部分を示す回路ブロック図である。図8において、ドライバ24は、端子T6,T8間に接続されたPチャネルMOSトランジスタPと、端子T8,T7間に接続されたNチャネルMOSトランジスタQとを含む。また、ドライバ24に対応して、ゲート制御部51,52、過電流検出器53,54、およびORゲート55が設けられる。
ゲート制御部51は、PチャネルMOSトランジスタPのゲートに接続され、内部制御信号に従って、PチャネルMOSトランジスタPをオンまたはオフさせる。また、ゲート制御部52は、NチャネルMOSトランジスタPのゲートに接続され、内部制御信号に従って、NチャネルMOSトランジスタQをオンまたはオフさせる。
信号CKV1を正電圧VONにする場合は、トランジスタPをオンさせるとともにトランジスタQをオフさせる。信号CKV1を負電圧VOFFにする場合は、トランジスタPをオフさせるとともにトランジスタQをオンさせる。信号CKV1をHiZにする場合は、トランジスタP,Qをともにオフさせる。
過電流検出器53は、PチャネルMOSトランジスタPのソースおよびドレイン間の電圧V1を検出し、検出した電圧V1が所定のしきい値電圧VTPを超えた場合はトランジスタPに過電流が流れたと判別して、過電流検出信号φ53を「L」レベルから「H」レベルに立ち上げる。ゲート制御部51は、過電流検出信号φ53が「H」レベルにされた場合は、内部制御信号に関係なくトランジスタPをオフさせる。
過電流検出器54は、NチャネルMOSトランジスタQのドレインおよびソース間の電圧V2を検出し、検出した電圧V2が所定のしきい値電圧VTNを超えた場合はトランジスタQに過電流が流れたと判別して、過電流検出信号φ54を「L」レベルから「H」レベルに立ち上げる。ゲート制御部52は、過電流検出信号φ54が「H」レベルにされた場合は、内部制御信号に関係なくトランジスタPをオフさせる。ORゲート55は、過電流検出信号φ53,φ54の論理和信号DET1を出力する。
ドライバ25〜28の各々はドライバ24と同じ構成であり、ドライバ25〜28の各々にもドライバ24と同様に、ゲート制御部51,52、過電流検出器53,54、およびORゲート55が設けられている。ドライバ24〜28に対応するORゲート55は、それぞれ信号DET1〜DET5を出力する。
図9(a)〜(c)は、ある期間TAにおいて信号CKV1が与えられるゲート線GLが欠陥部を介して負電圧VOFFのラインにショートしている場合のIC7の動作を示すタイムチャートである。この場合、そのゲート線GLに負電圧VOFFを印加する場合は過電流は流れないが、そのゲート線GLに正電圧VONを印加する場合はトランジスタPに過電流が流れる。
信号CPV1が「H」レベルに立ち上げられてトランジスタPに過電流が流れると、トランジスタPで電圧降下V1が発生し、図9(b)のS1に示すように、信号CKV1が正電圧VONに到達しない。S1において信号CKV1が正電圧VONよりしきい値電圧VTP以上低い場合は、過電流検出器53の遅延時間Td2の経過後に信号φ53が「H」レベルに立ち上げられてトランジスタPがオフする。トランジスタPがオフすると、図9(b)のS2に示すように、信号CKV1は負電圧VOFFに向かって低下する。信号CPV1が「L」レベルに立ち下げられると、信号φ53は「L」レベルに立ち下げられる。
次の期間に信号CKV1が与えられるゲート線GLが正常である場合は、トランジスタPに過電流は流れず、図9(b)のS3に示すように、信号CKV1は正電圧VONに到達し、信号φ53は「L」レベルに維持される。このようにして、トランジスタPは過電流から保護されるが、負電圧VOFFのラインにショートしたゲート線GLが選択される度にトランジスタPに過電流が流れ、トランジスタPの温度が上昇する。
図10(a)〜(c)は、ある期間TBにおいて信号CKV1が与えられるゲート線GLが欠陥部を介して正電圧VONのラインにショートしている場合のIC7の動作を示すタイムチャートである。この場合、そのゲート線GLに正電圧VONを印加する場合は過電流は流れないが、そのゲート線GLに負電圧VOFFを印加する場合はトランジスタQに過電流が流れる。
信号CPV1が「H」レベルに立ち上げられてトランジスタQに過電流が流れると、トランジスタQで電圧降下V2が発生し、図10(b)のS11に示すように、信号CKV1が負電圧VOFFに到達しない。S11において信号CKV1が負電圧VOFFよりしきい値電圧VTN以上高い場合、過電流検出器54の遅延時間Td2の経過後に信号φ54が「H」レベルに立ち上げられてトランジスタQがオフする。トランジスタQがオフすると、図10(b)のS12に示すように、信号CKV1は正電圧VONに向かって上昇する。信号CPV1が「L」レベルに立ち下げられると、信号φ54は「L」レベルに立ち下げられる。
次の期間に信号CKV1が与えられるゲート線GLが正常である場合は、トランジスタQに過電流は流れず、図10(b)のS13に示すように、信号CKV1は負電圧VOFFに到達し、信号φ54は「L」レベルに維持される。このようにして、トランジスタQは過電流から保護されるが、正電圧VONのラインにショートしたゲート線GLが選択される度にトランジスタQに過電流が流れ、トランジスタQの温度が上昇する。
図11(a)〜(d)は、ある期間TCにおいて信号CKV1,CKVB1が与えられる2本のゲート線GLが欠陥部を介してショートしている場合のIC7の動作を示すタイムチャートである。この場合、2本のゲート線GLにそれぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFを印加する場合はトランジスタP,Qに過電流が流れる。
信号CPVxが「H」レベルに立ち上げられてトランジスタP,Qに過電流が流れると、トランジスタP,Qでそれぞれ電圧降下V1,V2が発生し、図11(b)のS21,S24に示すように、信号CKV1,CKVB1がそれぞれ正電圧VONおよび負電圧VOFFに到達しない。S21,S24において過電流を検出し、過電流検出器53,54の遅延時間Td2の経過後に信号φ53,φ54を「H」レベルに立ち上げてトランジスタP,Qをオフさせる。トランジスタP,Qがオフすると、図11(b)のS22,S25に示すように、信号CKV1,CKVB1は中間電圧(VON+VOFF)/2に向かって変化する。信号CPVxが「L」レベルに立ち下げられると、信号φ53,φ54は「L」レベルに立ち下げられる。
次の期間に信号CKV1,CKVB1が与えられる2本のゲート線GLが正常である場合は、トランジスタP,Qに過電流は流れず、図11(b)のS23,S26に示すように、信号CKV1,CKVB1はそれぞれ負電圧VOFFおよび正電圧VONに到達し、信号φ53,φ54は「L」レベルに維持される。このようにして、トランジスタP,Qは過電流から保護されるが、互いにショートした2本のゲート線GLが選択される度にトランジスタP,Qに過電流が流れ、トランジスタP,Qの温度が上昇する。
そこで、本実施の形態では、IC7において信号DET1〜DET5が「H」レベルにされた回数が所定回数(たとえば4回)に到達した場合はIC7全体をシャットダウンさせてゲート線GLへの電圧VON,VOFFの供給を停止させる。
図12は、ゲート制御回路22のうちのIC7のシャットダウンに関連する部分を示す回路ブロック図である。図12において、ゲート制御回路22は、ORゲート60,63、カウンタ61,66、インバータ62、およびANDゲート64,65を含む。
ORゲート60は、信号DET1〜DET5の論理和信号φ60を出力する。カウンタ61は、リセット信号RST1が活性化レベルの「L」レベルにされた場合にリセットされ、信号φ60のパルス数をカウントし、そのカウント値が4に到達した場合にIC7全体をシャットダウンさせるためのシャットダウン信号SDNを活性化レベルの「H」レベルに立ち上げる。シャットダウン信号SDNが「H」レベルにされると、IC7全体がシャットダウンされてゲート線GLへの電圧VON,VOFFの供給が停止される。
トグル信号TGは、インバータ62を介してカウンタ66に与えられる。トグル信号TGは、信号CPV1の4倍の周期を有するクロック信号である。カウンタ66は、リセット信号RST2が活性化レベルの「L」レベルにされた場合にリセットされ、インバータ62の出力信号のパルス数をカウントし、カウント値が8に到達したことに応じてリセット信号RST0を「L」レベルに立ち下げる。
ORゲート63は、インバータ62の出力信号とリセット信号RST1との論理和信号を出力する。ANDゲート64は、ORゲート63の出力信号と信号UVLOとの論理積信号をリセット信号RST2として出力する。ANDゲート65は、リセット信号RST0と信号UVLOの論理積信号をリセット信号RST1として出力する。
正電圧VONが投入されておらず信号UVLOが「L」レベルである場合は、ANDゲート64,65の出力信号RST2,RST1がともに「L」レベルされてカウンタ61,66はともにリセットされる。したがって、カウンタ61,66の出力信号SDN,RST1はそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルにされている。
正電圧VONが投入されて信号UVLOが「H」レベルにされると、ANDゲート64,65の出力信号RST2,RST1がともに「H」レベルにされてカウンタ61,66はともにカウントを開始する。
たとえばゲート線GLが欠陥部を介して正電圧VONまたは負電圧VOFFのラインにショートしており、カウンタ61のカウント値が4に到達すると、シャットダウン信号SDNが活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられてIC7がシャットダウンされる。
たとえばノイズによって信号φ60が「H」レベルに立ち上げられ、カウンタ61のカウント値がたとえば1で停止した場合、シャットダウン信号SDNは「L」レベルに維持され、ゲート線GLの駆動は継続される。カウンタ66のカウント値が8に到達すると、リセット信号RST0が「L」レベルに立ち下げられる。これにより、リセット信号RST1,RST2も「L」レベルに立ち下げられ、カウンタ61,66がリセットされる。カウンタ61のカウント値が0にされてシャットダウン信号SDNが「L」レベルに維持され、カウンタ66のカウント値が0にリセットされてリセット信号RST0〜RST2が「H」レベルにされ、カウンタ61,66のリセットが解除される。
図13(a)〜(f)は、IC7の動作を例示するタイムチャートである。信号CPV1は、所定周期のクロック信号である。トグル信号TGは、信号CPV1の4倍の周期を有するクロック信号である。カウンタ66は、トグル信号TGの立下りエッジの数をカウントし、そのカウント値が8に到達すると、リセット信号RST0を「L」レベルに立ち下げる。リセット信号RST0が「L」レベルに立ち下げられると、リセット信号RST1,RST2が「L」レベルに立ち下げられてカウンタ61,66がリセットされ、リセット信号RST0〜RST2が「H」レベルに立ち上げられる。
期間TDでは、信号CPV1の2周期間だけ図4の信号CKV1,CKVB1に対応する2本のゲート線GL1,GL2がショートした場合が示されている。信号CKV1,CKVB1のショートが検出されると図12の信号φ60が「H」レベルに立ち上げられ、信号CPV1が「L」レベルに立ち下げられると、信号φ60は「L」レベルに立ち下げられる。期間TDが終了した後は信号φ60は「L」レベルに維持されているので、カウンタ61のカウント値は2で停止し、シャットダウン信号SDNは「L」レベルに維持される。
また、期間TEでは、信号CPV1の4周期間だけ図4の信号CKV1,CKVB1に対応する2本のゲート線GL1,GL2がショートした場合が示されている。期間TEが始まって直ぐ後に(時刻t1)、トグル信号TGが「H」レベルから「L」レベルに立ち下げられる。この立下りエッジに応答してリセット信号RST0〜RST2がパルス的に「L」レベルに立ち下げられてカウンタ61,66がリセットされる。次いで、信号CKV1,CKVB1のショートが4回検出され、信号φ60の4回目の立ち上りエッジに応答してシャットダウン信号SDNが「H」レベルに立ち上げられる(時刻t2)。信号SDNが「H」レベルに立ち上げられると、IC7がシャットダウンされ、ゲート線GLの駆動が停止される。
図14(a)〜(d)は、ゲート線GL1が抵抗素子を介して負電圧VOFFのラインにショートした場合におけるIC7の動作のシミュレーション結果を示すタイムチャートである。図15(a)(c)(d)はそれぞれ図14(a)(c)(d)と同じ図であり、図15(b)は図14(b)のA部の縦軸を拡大した図である。
抵抗素子の抵抗値Rsが150Ωの場合と200Ωの場合についてシミュレーションした。図14(b)および図15(b)の各々では、Rs=150Ωの場合における信号CKV1の波形を実線で示し、Rs=200Ωの場合における信号CKV1の波形を点線で示している。
ゲート線GLをRs=200Ωの抵抗素子で負電圧VOFFのラインに短絡させると(時刻t0)、信号CKV1の「H」レベルは正電圧VONよりも1.0V低い電圧になった。この場合は、PチャネルMOSトランジスタPにおける電圧降下V1=1.0Vが過電流検出器53のしきい値電圧VTP=1.2Vよりも小さいので、信号φ53は「L」レベルに維持され、シャットダウン信号SDNも「L」レベルに維持された。
また、ゲート線GLをRs=150Ωの抵抗素子で負電圧VOFFのラインに短絡させると(時刻t0)、信号CKV1の「H」レベルは正電圧VONよりも1.4V低い電圧になった。この場合は、PチャネルMOSトランジスタPにおける電圧降下V1=1.4Vが過電流検出器53のしきい値電圧VTP=1.2Vよりも大きいので、信号φ53は「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられた(時刻t1)。
信号φ53が「H」レベルになると、トランジスタPがオフされて信号CKV1が負電圧VOFFに向かって低下する。信号CPV1が「L」レベルに立ち下げられると、信号φ53が「L」レベルに立ち下げられる。信号φ53の立ち上りエッジが4回カウントされた時点でシャットダウン信号SDNが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられた(時刻t2)。
図16(a)〜(d)は、ゲート線GL1が抵抗素子を介して正電圧VONのラインにショートした場合におけるIC7の動作のシミュレーション結果を示すタイムチャートである。図17(a)(c)(d)はそれぞれ図16(a)(c)(d)と同じ図であり、図17(b)は図16(b)のB部の縦軸を拡大した図である。
抵抗素子の抵抗値Rsが150Ωの場合と200Ωの場合についてシミュレーションした。図16(b)および図17(b)の各々では、Rs=150Ωの場合における信号CKV1の波形を実線で示し、Rs=200Ωの場合における信号CKV1の波形を点線で示している。
ゲート線GLをRs=200Ωの抵抗素子で正電圧VONのラインに短絡させると(時刻t0)、信号CKV1の「L」レベルは負電圧VOFFよりも1.1V高い電圧になった。この場合は、NチャネルMOSトランジスタQにおける電圧降下V2=1.1Vが過電流検出器54のしきい値電圧VTN=1.2Vよりも小さいので、信号φ54は「L」レベルに維持され、シャットダウン信号SDNも「L」レベルに維持された。
また、ゲート線GLをRs=150Ωの抵抗素子で正電圧VONのラインに短絡させると(時刻t0)、信号CKV1の「L」レベルは負電圧VOFFよりも1.5V高い電圧になった。この場合は、NチャネルMOSトランジスタQにおける電圧降下V2=1.5Vが過電流検出器54のしきい値電圧VTN=1.2Vよりも大きいので、信号φ54は「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられた(時刻t1)。
信号φ54が「H」レベルになると、トランジスタNがオフされて信号CKV1が正電圧VONに向かって上昇する。信号CPV1が「L」レベルに立ち下げられると、信号φ54が「L」レベルに立ち下げられる。信号φ54の立ち上りエッジが4回カウントされた時点でシャットダウン信号SDNが「L」レベルから「H」レベルに立ち上げられた(時刻t2)。
以上のように、この実施の形態では、トランジスタP,Qに過電流が流れた回数をカウントし、カウントした回数が4回になった場合に、IC7をシャットダウンする。したがって、過電流からIC7を保護することができ、かつノイズに強いIC7を実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 液晶表示パネル、1a 透明基板、2 画素アレイ、3 ゲートドライバ、4 タイミングコントローラ、5 制御部、6 レベルシフタ、7 IC、8 ソースドライバ、10 画素回路、11 TFT、12 液晶セル、GL ゲート線、SL ソース線、T1〜T16 端子、20 DLY発生回路、21 ロジック回路、22 ゲート制御回路、23 UVLO発生回路、24〜28 ドライバ、30〜33 ダイオード、34〜37,Q NチャネルMOSトランジスタ、40〜44 抵抗素子、45 コンデンサ、P PチャネルMOSトランジスタ、51,52 ゲート制御部、53,54 過電流検出器、55,60,63 ORゲート、61,66 カウンタ、62 インバータ、64,65 ANDゲート。

Claims (6)

  1. ドライバ回路であって、
    第1の電圧のラインとソースが接続された第1のPMOSトランジスタと、
    ドレインが前記第1のPMOSトランジスタのドレインと接続し、ソースが前記第1の電圧よりも低い第2の電圧のラインと接続された第2のNMOSトランジスタと、
    前記第1のPMOSトランジスタに過電流が流れている場合に第1の信号を出力する第1の過電流検出器と、
    前記第2のNMOSトランジスタに過電流が流れている場合に第2の信号を出力する第2の過電流検出器と、
    予め定められた周期で前記第1のPMOSトランジスタをオンおよびオフさせ、前記第1の過電流検出器から前記第1の信号が出力されている場合は前記第1のPMOSトランジスタをオフさせる第1の制御部と、
    前記予め定められた周期で前記第2のNMOSトランジスタを前記第1のPMOSトランジスタと交互にオンおよびオフさせ、前記第2の過電流検出器から前記第2の信号が出力されている場合は前記第2のNMOSトランジスタをオフさせる第2の制御部と、
    前記第1の信号および前記第2の信号の論理和をとって、過電流検出信号として出力する第1論理和部と、
    を有するドライバ部を複数個備え、
    複数の前記ドライバ部の前記第1のPMOSトランジスタのドレインと前記第2のNMOSトランジスタのドレインとの接続点はそれぞれ異なる出力端子と接続し、
    複数の前記ドライバ部はさらに、
    複数の前記ドライバ部の前記第1論理和部の出力する前記過電流検出信号の論理和をとる第2論理和部と、
    前記第2論理和部の出力信号が予め定められた時間内に出力された回数をカウントし、そのカウント値が2以上の予め定められた値に到達したことに応じて、前記ドライバ回路の動作を停止させるためのシャットダウン信号を出力する第1のカウンタとを備える、ドライバ回路。
  2. 複数の前記ドライバ部のうち少なくとも一組は、
    2つの前記第1のPMOSトランジスタ交互にオンされ、2つの前記第2のNMOSトランジスタ交互にオンされるものであることを特徴とする請求項に記載のドライバ回路。
  3. 一方の組の前記第1のPMOSトランジスタと他方の組の前記第2のNMOSトランジスタとがオンする第1の期間と、一方の組の前記第2のNMOSトランジスタと他方の組の前記第1のPMOSトランジスタとがオンする第2の期間との間に、両方の組の前記第1のPMOSトランジスタおよび前記第2のNMOSトランジスタがともにオフする第3の期間が設けられ、
    2つの前記出力端子はそれぞれ2つの負荷回路に接続され、
    前記ドライバ回路は、さらに、前記第3の期間に2つの前記出力端子間を接続し、前記第1の電圧に充電された方の前記負荷回路から前記第2の電圧に充電された方の前記負荷回路に電流を流すチャージシェア回路を備える、請求項に記載のドライバ回路。
  4. 前記第1の電圧は正電圧であり、前記第2の電圧は負電圧である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のドライバ回路。
  5. 前記出力端子は、液晶表示パネルのゲート線に接続される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のドライバ回路。
  6. 複数の前記ドライバ部はさらに、
    前記予め定められた周期の4倍の周期を有するトグル信号を受けるインバータと、
    前記インバータの出力信号のパルス数をカウントし、そのカウント値が8に到達したことに応じて、第1のリセット信号をロウレベルに立ち下げる第2のカウンタとを備え、
    前記第2のカウンタは、第2のリセット信号が活性化レベルのロウレベルにされた場合にリセットされ、
    複数の前記ドライバ部はさらに、
    前記インバータの出力信号と第3のリセット信号との論理和信号を出力する第3論理和部と、
    前記第3論理和部から出力される論理和信号と第3の信号との論理積信号を前記第2のリセット信号として出力する第1論理積部と、
    前記第1のリセット信号と前記第3の信号の論理積信号を前記第3のリセット信号として出力する第2論理積部とを備え、
    前記第1の電圧が投入されたことに応じて、前記第3の信号が、ロウベルからハイレベルに立ち上がる、請求項1記載のドライバ回路。
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