JP6076108B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血液や尿などの生体検体の定性・定量分析を行う自動分析装置に関する。
自動分析装置は、血液や尿などの生体検体(以下、検体と称する)に含まれる特定の成分に特異的に反応する試薬を添加・反応させ、反応液の吸光度や発光量を測定することにより、定性・定量分析を行うものである。
このような自動分析装置においては、検体と試薬を反応させるため、検体容器に収容された分析対象である検体や、検体に添加・反応させる試薬を反応容器に分注する工程が必要である。反応容器に分注される検体や試薬は少量であるため、分注精度の分析精度への影響は必然的に大きくなる。したがって、分注精度の低下に繋がる分注異常を確実に検出することが重要である。
分注異常を検出する技術として、例えば特許文献1(特開2008−224691号公報)には、サンプルを吸引・吐出するプローブと、そのプローブにサンプルを吸引・吐出させるための圧力を発生させる分注シリンジとを接続する分注流路内の圧力を検出する少なくとも一つの圧力センサと、サンプルの分注動作時における圧力センサの出力値を時系列的に記憶する圧力値記憶手段と、プローブでサンプルが正常に吸引または吐出されたときの圧力センサの時系列的な出力値からなる基準データベースを記憶した記憶手段と、該圧力値記憶手段に時系列的に記憶された圧力センサ出力値に基づいて作成された比較データと基準データベースとからマハラノビス距離を算出し、算出結果とあらかじめ定められた閾値とを比較することによりサンプルの分注異常を判定する自動分析装置が開示されている。
特開2008−224691号公報
しかしながら、上記従来技術には次のような問題点がある。
上記従来技術の自動分析装置においては、プローブでサンプルが正常に吸引または吐出されて分注が正常に実施されたときの時系列圧力データ群を基準としている。しかし、圧力センサの出力値は、圧力被測定系におけるサンプルプローブやチューブの内径、分注流路長、圧力センサ感度などのばらつきの影響を受ける。したがって、それらのばらつきが大きい場合には、装置ごとの基準の特性差が大きくなり、結果的に分注異常の検出精度が低下してしまうという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、分注機構の分注異常をより確実に検出することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、容器に収容された分注対象に分注ノズルを浸漬して吸引し、反応容器に吐出する分注機構と、前記分注機構の分注ノズルの内部の圧力を検出する圧力センサと、前記分注機構の異常の有無の判定に用いる複数の判定用基準データが記憶される記憶部と、既知の成分により構成された基準分注対象を前記分注機構により分注した場合の前記圧力センサからの検出結果に基づいて、前記記憶部に記憶された複数の判定用基準データから1つの判定用基準データを選択する判定用基準データ選択部と、分析に用いる分注対象を前記分注機構により分注した場合の前記圧力センサからの検出結果と前記判定用基準データとに基づいて、前記分注機構の異常の有無を判定する異常判定部とを備えたものとする。
本発明によれば、分注機構の分注異常をより確実に検出することができる。
一実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。 複数の分注機構のうち試料分注機構を代表してその内部構成を模式的に示す図である。 制御装置の詳細を示す機能ブロック図である。 既知データの集合の一例を模式的に示す図である。 判定用基準データ選択部95による判定用基準データの選択処理を概念的に示す図である。 比較データと基準分注対象の吸引時の圧力波形データとの関係の一例を示す図である。 判定用基準データの選択処理フローチャートである。 異常判定処理を示すフローチャートである。 判定用基準データの選択実行画面を示す図であり、選択実行対象の選択ボタンを表示した状態を示す図である。 判定用基準データの選択実行画面を示す図であり、判定用基準データの変更不要のコメントを表示した状態を示す図である。 判定用基準データの選択実行画面を示す図であり、判定用基準データの変更の実行か不実行かの選択ボタンを表示した状態を示す図である。
本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)自動分析装置の全体構成
図1は、本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。
図1において、自動分析装置は、試料ディスク(サンプルディスク)10、第1試薬ディスク20、第2試薬ディスク30、反応ディスク40、試料分注機構50、第1試薬分注機構60、第2試薬分注機構70、測光機構80、及び、制御装置90から概略構成されている。
試料ディスク(サンプルディスク)10は、分析対象である血液や尿などの生体検体(以下、検体と称する)を収容した検体容器11を周方向に複数並べて搭載している。試料ディスク10は、図示しない回転駆動装置により回転駆動され、検体容器11の周方向の搬送を行う。
第1試薬ディスク20は、検体の分析に用いる試薬(第1試薬)を収容した試薬容器21を周方向に複数並べて搭載している。第1試薬ディスク20は、図示しない回転駆動装置により周方向に回転駆動され、試薬容器21の周方向の搬送を行う。
第2試薬ディスク30は、検体の分析に用いる試薬(第2試薬)を収容した試薬容器31を周方向に複数並べて搭載している。第2試薬ディスク30は、図示しない回転駆動装置により周方向に回転駆動され、試薬容器31の周方向の搬送を行う。
反応ディスク40は、検体と試薬の混合液(反応液)を収容した反応容器41を周方向に複数並べて搭載している。反応ディスク40は、図示しない回転駆動装置により周方向に回転駆動され、反応容器41の周方向の搬送を行う。また、反応ディスク40の反応容器41の搬送経路上には、反応容器41に収容された混合液の攪拌を行う攪拌機構42と、分析の終了した反応容器41の洗浄を行う洗浄機構43とが配置されている。
試料分注機構50は、検体容器11に収容された分注対象の検体に分注ノズル51(後の図2参照)を浸漬して吸引し、反応容器41に吐出することにより検体の分注を行う。試料分注機構50は、図示しない駆動装置により水平および垂直方向に駆動される。
第1試薬分注機構60は、試薬容器21に収容された分注対象の第1試薬に分注ノズル(図示せず)を浸漬して吸引し、反応容器41に吐出することにより第1試薬の分注を行う。第1試薬分注機構60は、図示しない駆動装置により水平および垂直方向に駆動される。
第2試薬分注機構70は、試薬容器31に収容された分注対象の第2試薬に分注ノズル(図示せず)を浸漬して吸引し、反応容器41に吐出することにより第2試薬の分注を行う。第2試薬分注機構70は、図示しない駆動装置により水平および垂直方向に駆動される。
測光機構80は、反応ディスク40における反応容器41の搬送経路上に配置されており、測定対象の反応液が収容された反応容器41に光を照射する光源81と、反応容器41に収容された反応液を透過した透過光を検出する分光検出器82とを備えている。分光検出器82での検出結果は、ディジタル信号に変換されて制御装置90に送られる。
制御装置90は、各駆動装置を含む自動分析装置全体の動作を制御するものであって、分析対象である血液や尿などの検体の分析を行う分析処理や、分析処理に伴う各分注機構50,60,70の異常判定を行う異常判定処理などの制御を行うものであり、各種設定値や指令等を入力するための入力装置91と、各種設定画面や分析結果画面等を表示する表示装置92とを備えている。
(1−1)分注機構50,60,70
図2は、複数の分注機構のうち試料分注機構を代表してその内部構成を模式的に示す図である。
図2に示すように、試料分注機構50は、検体51a及びシステム液51bを内部に通すための分注流路53を有する分注ノズル51と、試料51aやシステム液51b、分離空気51cなどの分注ノズル51に対する吸引・吐出等を行う定量ポンプ57と、分注ノズル51の内部(言い換えると、分注流路53の内部)の圧力を検出する圧力センサ54と、分注流路53に接続されたポンプ59と、分注流路53とポンプ59の間の流路に設けられたバルブ58とを備えている。
分注ノズル51の試薬に浸漬する側の一端には、分注流路53の断面積の小さい絞り部52が設けられている。
定量ポンプ57は、分注ノズル51の他端に接続されており、駆動機構56による分注流路53内へのプランジャ55の侵入、或いは、分注流路53内からのプランジャ55の退避を行って分注流路53内の容量を調整することにより、絞り部52からの検体等の吸引・吐出を行う。
ポンプ59は、システム液51bを分注経路53に供給するものであり、バルブ58の開閉状態とともに制御装置90により制御される。
圧力センサ54の検出結果は、A/D変換器54aを介して制御装置90に送られる。
なお、第1及び第2試薬分注機構60,70においても試料分注機構50と同様の構成を有しており、詳細な説明は省略する。
(1−2)制御装置90
図3は制御装置の詳細を示す機能ブロック図である。
図3において、制御装置90は、入力装置91や表示装置92の他に、各分注機構50,60,70のA/D変換器54aからの圧力信号のディジタル信号について、特徴変数を算出する圧力信号処理部97と、分析処理や異常判定処理など、自動分析装置の動作に用いる各種情報を記憶する記憶部93、複数の特徴変数で代表される2つの事象間の類似性を数値化した指標である統計距離を演算する統計距離演算部94、分注処理の異常判定処理に用いるために記憶部93に記憶された複数の判定用基準データから、実際に分注処理の異常判定処理に用いる判定用基準データを1つ選択する判定用基準データ選択部95、判定用基準データ選択部95で選択した判定用基準データを用いて分注処理の異常判定処理を行う分注処理異常判定部96などの各種機能ブロックを備えている。
(2)分析処理
本実施の形態における自動分析装置の分析処理の基本動作を説明する。
分析処理では、血液や尿などの検体に含まれる特定の成分に特異的に反応する試薬を添加・反応させ、反応液の吸光度を測定することにより、定性・定量分析を行う。
まず、検体容器11に分析対象の検体(試料)を収容し、試料ディスク10に搭載する。なお、それぞれの検体の分析処理で必要な情報(分析項目や試薬種類等)は、予め制御装置90の入力装置91により入力され記憶される。
次に、試料分注機構50の分注プローブ51によって検体容器11から一定量の検体を吸引し反応ディスク40に搭載された反応容器41に吐出することにより分注する。
続いて、第1及び第2試薬分注機構60,70によって、試薬容器21,31から定量の試薬を吸引し反応ディスク40の反応容器41に吐出することにより分注し、攪拌機構42により攪拌する。なお、第1及び第2試薬分注機構60,70により分注する試薬の種類や分量、タイミング等は、検体の種類や分析項目等により予め定められている。
続いて、反応ディスク40は、周期的に回転/停止を繰り返し、反応容器41が測光機構80(すなわち、光源81と分光検出器82の間)を通過するタイミングで測光が行われる。予め定めた反応時間の間に分光検出器82により測光を繰り返し、その後、洗浄機構43により分析の終了した反応容器41の洗浄を行う。測光機構80による測光は、複数の検体容器41に対しても並列的に行われる。測光機構80による検出結果は、制御装置90に送られて分析の種類に応じた成分の濃度が算出され、表示装置91に表示される。
(2−1)分注処理
分析処理における分注機構による分注処理の基本動作を説明する。
ここでは、分注機構50,60,70のうち代表して試料分注機構50について説明する。
試料分注機構50による分注処理(すなわち、検体の分注処理)では、分注対象である検体に分注プローブ51を浸漬した状態で吸引し、所定の反応容器41に吐出することにより分注を行う。
制御装置90は、まず、検体を吸引する前に、バルブ58を開いて分注プローブ51の分注流路53内部をポンプ59から供給されるシステム液51bで満たし、バルブ58を閉じる。次に、分注プローブ51の先端が空中にある状態で、駆動機構56によりプランジャ55を下降動作させ、分離空気51cを吸引する。
次に、分注プローブ51を検体容器11の中に下降させ、その先端が検体に浸漬した状態でさらにプランジャ55を下降動作して検体を絞り部52及び分注プローブ51の分注流路53内に吸引する。その後、分注プローブ51を反応容器41上に移動した状態で、駆動機構56によりプランジャ55を上昇動作させ、分離空気51cに達するまで検体を吐出する。
分注プローブ51による検体の吸引時及び吐出時における分注プローブ51の分注流路53の圧力は、圧力センサ54で検出され、A/D変換器54aでディジタル変換されて制御装置90に送られる。制御装置90では、圧力センサ54の検出結果(つまり、吸引時および吐出時の圧力波形)から各分注機構50,60,70の異常の有無を判定する異常判定処理を行い、異常があったと判定された場合は、分析処理を一時停止し、表示装置92にアラーム等を表示するなどしてオペレータに報知し、復帰動作を促す。復帰動作としては、異常発生の原因を取り除いての再分注や、別の検体の分析への移行、装置の停止などの中から選択される。
分注プローブ51は、検体を吐出した後、バルブ58の開閉によるシステム液の51bの流れにより洗浄され、次の分注処理に備える。
(2−2)異常判定処理
異常判定処理は、各分注機構50,60,70における分注処理中の異常を判定する処理である。
異常判定処理において、統計距離演算部94は、各分注機構50,60,70の分注ノズルによる対象(検体や試薬)の吸引時および吐出時における圧力波形(つまり、圧力センサ54の検出結果)を取得するとともに、記憶部93に記憶された複数の判定用基準データのうち、判定用基準データ選択部95により選択された判定用基準データを取得し、これらの統計距離を算出する。本実施の形態では、統計距離演算部94で用いる統計距離として、マハラノビス距離を用いた場合を例示して説明する。
分注異常判定部95は、統計距離演算部94で算出された統計距離を、記憶部93に記憶された閾値と比較し、その比較結果に基づいて、各分注機構50,60,70の分注異常の判定を行う。記憶部93に記憶された閾値は、予め分注処理の対象ごと及び分注量ごとに定められている。
(2−2.1)統計距離
統計距離は、複数の特徴変数で代表される2つの事象間の類似性を数値化した指標である。本実施の形態の場合には、予め用意した既知データの集合に対して、対象データがどれだけ離れているかを算出することになる。ここでは、統計距離の一例としてマハラノビス距離の計算方法について説明する。
図4は、既知データの集合の一例を模式的に示す図である。この既知データの集合では、n事象の各データがk個の特徴変数を有している(n,kは正の整数)。
マハラノビス距離の計算では、まず、対象データの各特徴変数をy,y,・・・,y、既知データxnkの各特徴変数の平均をz,z,・・・,z、標準偏差をσ,σ,・・・,σとした場合、下記の(式1)により正規化を行う。
Figure 0006076108
但し、i=1,・・・,kである。
そして、既知データの集合に対する対象データのマハラノビス距離Dは、下記の(式2)により表される。
Figure 0006076108
なお、本実施の形態に適用可能な統計距離の計算方としては、マハラノビス距離の他にも、ユークリッド距離、標準ユークリッド距離、マンハッタン距離、チェビシェフ距離、ミンコフスキー距離、多変量正規密度などの計算法がある。
(2−2.2)判定用基準データ選択
異常判定処理で用いる判定基準データは、記憶部93に記憶された複数の判定用基準データから選択される。
図5は、判定用基準データ選択部95による判定用基準データの選択処理を概念的に示す図である。また、図6は、ある1つの比較データ(既知データの集合に相等)と基準分注対象の吸引時の圧力波形データ(対象データに相等)との関係の一例を示す図である。なお、分注の異常判定処理に用いる判定用基準データの選択は、自動分析装置による分析処理の開始前に通常の分析動作から独立して行う。
記憶部93には、各分注機構50,60,70について、複数の判定用基準データが記憶されており、それぞれの判定用基準データには、選択に用いるための比較データが対応して記憶されている。まず、各分注機構50,60,70で予め定めた基準分注対象(例えば、精製水や空気等)の吸引・吐出を行って圧力データを取得し、その圧力データの比較データからの統計距離を計算する。そして、その統計距離が最小となる比較データと対応する判定用基準データを、異常判定処理に用いる判定用基準データとして選択する。判定用基準データは、分注機構50,60,70のそれぞれに対し、分注量ごとに選択される。
比較データは、プローブ内径等の通常起こりうる範囲でのバラツキを再現した装置条件で精製水、空気等の基準となる流体(基準分注対象)の吸引・吐出を行った際の圧力信号データである。つまり、比較データは、装置の特性差を再現するものである。
基準判定用データは、各比較データの取得を行った装置条件にて、試料の粘性、シリンジ動作パターン、分注量等の圧力波形に影響を与える装置の特性差以外の部分を考慮して取得された圧力信号データである。なお、各判定用基準データに対して共通した分注の異常判定処理の閾値が設定されている。
例えば、図5に示すように、記憶部93に記憶された複数(例えば3つ)の判定用基準データ1,2,3のそれぞれに対して比較データA,B,Cを対応させているとする。基準分注対象の吸引・吐出を行った際の圧力信号の各比較データA,B,Cに対する統計距離がそれぞれ9,6,3である場合には、最小の統計距離は、比較データCに関するものであるため、その比較データCに対応する判定用基準データ3を異常判定処理に用いるよう選択する。
図7は、判定用基準データの選択処理フローチャートである。
制御装置90は、まず、試料分注機構50、第1試薬分注機構60、第2試薬分注機構70のいずれかにおいて基準分注対象の吸引・吐出動作を行う(ステップS10)。制御装置90の圧力信号処理部97がA/D変換器54aから送られてくる圧力波形のディジタル信号について、特徴変数を算出する(ステップS20)。算出した特徴変数と予め複数保持する各比較データとの統計距離Dを計算する(ステップS30)。統計距離Dが最小となる比較データと組み合わされた判定用基準データを分注の異常判定処理用として選択する(ステップS40)。
なお、本実施の形態においては、算出した統計距離を基に異常判定処理に用いる判定用基準データの選択を行っているが、算出した統計距離を基に分注の異常判定処理の為の閾値を補正あるいは複数の中から選択することも考えられる。
本実施の形態においては、統計距離(マハラノビス距離)の算出に用いる比較データについて、予め精製水、空気等の吸引・吐出を行い、事象n個の圧力信号波形を取得し、それぞれの圧力信号波形から波形パターンを表現するk個の特徴変数を抽出する。この場合、特徴変数は一定時間間隔ごとの圧力平均値やプランジャ55の動作開始および停止時に現れる圧力変動の極小点および極大点の出現タイミングなどである。各特徴変数の平均、標準偏差および相関行列の逆行列として予め記憶部93に複数の種類を保持する。
(2−2.3)異常判定処理の動作
図8は、異常判定処理を示すフローチャートである。
なお、図8においては、試料分注機構50の動作を例に示して説明するが、第1試薬分注機構60および第2試薬分注機構70についても同様に異常判定処理を行う。
制御装置90は、分析開始が指示されると、試料分注機構50にて分注工程の吸引動作を行い(ステップS100)、圧力信号処理部97にて、A/D変換器54aから送られてくる圧力波形のディジタル信号について、対象データの特徴変数を算出する(ステップS200)。続いて、統計距離演算部94は、対象データの予め選択してある判定用基準データからの統計距離Dを算出する(ステップS300)。次に、分注処理異常判定部96で統計距離Dが予め定めた閾値よりも小さいかどうかを判定する(ステップS400)。ステップS400での判定結果がNOの場合には、復帰処理を行い(ステップS410)、処理を終了する。復帰処理とは、分注処理異常判定部96が吸引異常ありの情報を発報し、制御装置90によるアラーム処理及び次の検体の処理に進む動作を実行する処理である。
また、ステップS400での判定結果がYESの場合は、吐出動作を行い(ステップS500)、次の分注があるかどうかを判定し(ステップS600)、判定結果がYESの場合、すなわち、次の分注がある場合には、ステップS100の処理に戻り、判定結果がNOの場合、すなわち、次の分注が無い場合には、処理を終了する。
なお、ここでは、吐出時の圧力変動に対しても同様に処理を行う。
(2−2.4)表示処理
図9は、制御装置90の表示装置92における判定用基準データの選択実行画面の表示例を示す図である。
図9において、判定用基準データの選択実行画面921は、分注の異常判定処理に用いる判定用基準データの選択を、試料、第1試薬、第2試薬の何れの分注系統(分注機構50,60,70)について行うのかを選択する選択ボタン921a,921b,921cが配置されている。オペレータは、図示しないGUI(Graphical User Interface)等により、選択ボタン921a,921b,921cを選択することにより、何れの分注系統(分注機構50,60,70)について行うのかを選択する。異常判定処理に用いる判定用基準データの選択は、例えば、装置の据付時やプローブなど分注流路に関わる部品の交換時に行われる。なお、判定用基準データの選択を定期的に実行することにより分注流路の異常を検出するということも可能である。
図10は、判定用基準データの選択実行画面921において、判定用基準データの選択対象となる分注系統の選択を実行した結果、その選択した分注系統で現在使用している判定用基準データについては変更の必要がない旨のコメント921dが表示された場合を示している。
図11は、判定用基準データの選択実行画面921において、判定用基準データの選択対象となる分注系統の選択を実行した結果、その選択した分注系統で現在使用している判定用基準データについて変更を推奨し、判定用基準データの変更を実行するかどうかを確認する旨のコメント921eと、判定用基準データの変更の実行を指示するYESボタン921f、及び不実行を指示するNOボタン921gが表示された場合を示している。分注流路に関わる部品の交換が無いにも関わらず判定用基準データの変更が必要と判断された場合には、オペレータは分注流路系に異常が発生している可能性があることを知ることができる。
(3)本実施の形態の効果
以上のように構成した本実施の形態の効果を説明する。
従来技術の自動分析装置においては、プローブでサンプルが正常に吸引または吐出されて分注が正常に実施されたときの時系列圧力データ群を基準としている。しかし、圧力センサの出力値は、圧力被測定系におけるサンプルプローブやチューブの内径、分注流路長、圧力センサ感度などのばらつきの影響を受ける。したがって、それらのばらつきが大きい場合には、装置ごとの基準の特性差が大きくなり、結果的に分注異常の検出精度が低下してしまうという問題点があった。
これに対し、本実施の形態においては、分注機構の異常の有無の判定に用いる複数の判定用基準データを記憶し、既知の成分により構成された基準分注対象を分注機構により分注した場合の圧力センサからの検出結果に基づいて、記憶した複数の判定用基準データから1つの判定用基準データを選択し、分析に用いる分注対象を分注機構により分注した場合の圧力センサからの検出結果と判定用基準データとに基づいて、分注機構の異常の有無を判定するように構成したので、分注機構の分注異常をより確実に検出することができる。すなわち、装置ごとの特性差による影響を受けずに、あらゆる要因によって生じる分注の異常を確実に検出することが可能となり、信頼性の高い分析結果が得ることができる。
例えば、被検試料あるいは試薬の分注の際には、種々の要因によって分注異常が発生することがある。試料の分注異常の発生要因として頻度が高いのがフィブリン等の固形異物の吸引によるプローブの詰まりである。プローブに詰まりが生じると、所定量の試料を反応容器に分注できず、信頼性のある分析結果を得ることができない。また、被検試料の液面上に気泡あるいは液膜の存在する場合においても、分注異常は発生する。被検試料中へのプローブの浸漬量が大きくなるとコンタミネーションが増大して、分析結果に悪影響を与える恐れが生じる。そこで、プローブの液体内への浸漬深さを極力低減するために、容器内の液体の液面を検出しプローブの先端が液面より僅かに下に達した位置でプローブの下降動作を停止させ、次いでプローブ内へ所定量の液体を吸引するように動作制御する手法が一般的である。被検試料の液面を検出する手段としては、プローブが液面に触れたときの静電容量の変化を検知する静電容量変化方式が最も一般的に用いられている。このような液面センサを用いる場合には、検知する対象となる液面上に気泡や液膜が存在するとそれを液面と誤検知することがあり、これが分注異常につながる。これは試薬の分注の際も同様であり、試薬容器内に発生した泡が原因となって分注異常が生じることがある。
このような課題に対しても、本実施の形態においては、分注機構の分注異常をより確実に検出することができる。
10 試料ディスク(サンプルディスク)
11 検体容器
12 検体容器ラック
20 第1試薬ディスク
21 試薬容器
30 第2試薬ディスク
31 反応容器
40 反応ディスク
41 反応容器
42 攪拌機構
43 洗浄機構
50 試料分注機構
51 分注ノズル
52 絞り部
53 分注流路
54 圧力センサ
55 プランジャ
56 駆動機構
57 定量ポンプ
58 バルブ
59 ポンプ
60 第1試薬分注機構
70 第2試薬分注機構
80 測光機構
90 制御装置
91 入力装置
92 表示装置
93 記憶部
94 統計距離演算部
95 判定用基準データ選択部
96 分注処理異常判定部

Claims (2)

  1. 容器に収容された分注対象に分注ノズルを浸漬して吸引し、反応容器に吐出する分注機構と、
    前記分注機構の分注ノズルの内部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記分注機構の分注ノズルの内部の圧力に関して予め定めたデータであって前記分注機構の異常の有無の判定に用いる複数の判定用基準データが、前記分注機構の分注ノズルの内部の圧力に関して予め定めたデータであって予め定めた複数の比較用データのそれぞれに対して1対1で対応させて記憶される記憶部と、
    既知の成分により構成された基準分注対象を前記分注機構により分注した場合の前記圧力センサからの検出結果と前記複数の比較用データのそれぞれとの統計距離を演算する統計距離演算部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の比較用データのうち前記統計距離演算部で算出した統計距離が最も小さくなる1つの前記比較用データを選択することにより、選択した前記比較用データに対応する1つの判定用基準データを選択する判定用基準データ選択部と、
    分析に用いる分注対象を前記分注機構により分注した場合の前記圧力センサからの検出結果と前記判定用基準データ選択部で選択された1つの前記判定用基準データとの統計距離と、予め定めた閾値との比較結果に基づいて、前記分注機構の異常の有無を判定する異常判定部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項記載の自動分析装置において、
    前記統計距離は、マハラノビス距離、ユークリッド距離、標準ユークリッド距離、マンハッタン距離、チェビシェフ距離、ミンコフスキー距離、多変量正規密度のいずれかであることを特徴とする自動分析装置。
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