JP6074783B1 - 根株除去工法及び根株除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】根株を地盤から引き上げる作業を効率化する。【解決手段】根株9に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔すると共に、根株周囲の地盤8を掘ることにより根株9の側根9aを切断した後、前記孔部を介した引き上げ手段の根株9への係合を行い、この係合状態で根株9を地盤8から引き上げる。【選択図】図1

Description

本発明は、街路樹を始めとした樹木の根株を除去する根株除去工法及び根株除去装置に関する。
特許文献1には、根株を含めた樹木を地盤から引き抜いて除去する工法が開示されている。この工法は、横長の爪片を複数並べた切削兼担持用爪を自走式重機に取り付け、自走式重機を前進走行させながら切削兼担持用爪によって樹木の根株周囲の地盤を掘削しながら根株を保持して地盤から引き抜き除去するものである。
しかしながら、特許文献1の工法は、自走式重機が走行するための広いスペースを必要としており、樹木の周囲にコンクリートからなる歩道ブロック、歩車道境界ブロックや植え込みブロック等の道路構造物が存在する街路樹には適用することができない問題がある。自走式重機の走行の際に、自走式重機が道路構造物に接触したり、衝突して道路構造物を損傷させる危険があるためである。そこで、本出願人は街路樹に対してその根株の除去に好適に使用することが可能な根株除去装置を開発した(特許文献2)。
特許文献2の装置は、自走式重機のアームに取り付けられることにより地盤に立ち上がり状に設置される柱状部材を用いるものであり、この柱状部材に上下方向に駆動する昇降フレームと、水平方向に伸縮する伸縮部材とを支持させた構造となっている。そして、ドラム状の根切り部材を昇降フレームに取り付けて回転させながら下降させて側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行い、その後、根切り部材を引き上げ、伸縮部材を伸縮させてクランプ部材を根株上に位置させてから根株をクランプした後、クランプ部材を引き上げて根株を除去するものである。このような構造の根株除去装置は、自走式重機を大きく走行させる必要がないため、スペースが狭い場所での根株除去作業を行うことが可能となっている。
特公昭57−55371号公報 特許第5888460号公報
しかしながら、特許文献2に記載された従来の根株除去装置では、柱状部材を地盤上に設置し、この柱状部材を作業の中心にして側根の切断、地盤掘りや根株の引き抜きを行うところから柱状部材が必須の部材となっており、その分、全体が大型化している。しかも、柱状部材は上記動作を支持する必要があるため、所定の大きさや強度が必要となっている。これにより従来の装置は、構成部材が多く操作が面倒であるばかりでなく、大型化且つ大重量化するため、取り扱い性が低下する問題を有している。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、構成部材を削減して操作性を向上させることができ、小型化及び軽量化でき、取り扱い性や作業性を向上させることができ、根株除去を効率的に行うことが可能な根株除去工法及び根株除去装置を提供することを目的とする。
本発明の根株除去工法は、穿孔刃を備えた穿孔ロッドにより根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔する穿孔ステップと、係合刃を備えた引き上げロッドを前記孔部に食い込ませて係合刃を根株に係合させる係合ステップと、端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、前記側根の切断後の根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、 前記係合刃が根株に係合した状態で前記引き上げロッドを引き上げることにより前記根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする。
又、本発明においては、穿孔刃及び穿孔刃に続く係合刃を軸方向に備えた作動ロッドを用い、前記穿孔刃により根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔すると共に前記係合刃を前記根株に食い込ませて係合させる穿孔兼係合ステップと、下端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、前記側根の切断後の根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、前記係合刃が根株に係合した状態で前記作動ロッドを引き上げることにより前記根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明においては、穿孔刃を備えた穿孔ロッドにより根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔する穿孔ステップと、下端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、前記側根の切断後の 根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、拡張爪を有する引き抜きヘッドを前記孔部に貫通させ、前記拡張爪を拡張して根株の底部に係合させる拡張爪係合ステップと、前記拡張爪が根株の底部に係合した状態で前記引き抜きヘッドを引き上げることにより根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする。
この場合、前記穿孔ステップ又は前記係合ステップと前記側根切断ステップとを同時に進行させることが良好である。
又、前記穿孔兼係合ステップと前記側根切断ステップとを同時に進行させることが良好である。
本発明の根株除去装置は、自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、穿孔刃を備え、回転することにより上下方向に貫通する孔部を根株に形成する穿孔ロッドと、係合刃を備え、前記孔部に食い込むことにより係合刃が根株に係合する係合ロッドと、前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材、穿孔ロッド及び係合ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材、穿孔ロッド及び係合ロッドを回転させる回転駆動手段と、を備えていることを特徴とする。
又、本発明の根株除去装置は、自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、穿孔刃及び穿孔刃に続く係合刃を備え、回転することにより前記穿孔刃が上下方向に貫通する孔部を根株に対して形成すると共に前記係合刃が前記孔部内から根株に食い込んで係合する作動ロッドと、前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材及び作動ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材及び作動ロッドを回転させる回転駆動手段と、を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明の根株除去装置は、自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、穿孔刃を備え、回転することにより上下方向に貫通する孔部を根株に形成する穿孔ロッドと、前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材及び穿孔ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材及び穿孔ロッドを回転させる回転駆動手段と、拡張爪を備え、前記孔部を貫通し、この貫通状態で前記拡張爪が拡張して根株の底面に係合する引き抜きヘッドと、前記フレーム部材に取り付けられ、前記引き抜きヘッドを引き上げて根株を引き抜きヘッドと共に地盤から引き上げる引き上げ手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、構成部材を削減して操作性を向上させることができ、小型化及び軽量化でき、取り扱い性や作業性を向上させることができ、根株除去を効率的に行うことが可能となる。
本発明の第1実施形態の根株除去装置を自走式重機に取り付けた状態を示す側面図である。 第1実施形態における根切り部材を取り付けた状態を示す正面図である。 根切り部材を取り付けた状態を示す側面図である。 図2におけるM−M線断面図である。 図3におけるN−N線断面図である。 (A)、(B)、(C)は根切り部材の別の形態を示す正面図、側面図、断面図である。 第1実施形態における穿孔ロッドを取り付けた状態を示す側面図である。 第1実施形態における係合ロッドを取り付けた状態を示す正面図である。 係合ロッドを取り付けた状態を示す側面図である。 根切り部材及び穿孔ロッドを回転駆動手段に連結する構造を示す断面図である。 根切り部材及び係合ロッドを回転駆動手段に連結する構造を示す断面図である。 第1実施形態における第1の作業手順を示すフローチャートである。 第1実施形態における第2の作業手順を示すフローチャートである。 第1実施形態における第3の作業手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の根株除去装置における作動ロッドの取り付け状態を示す正面図である。 作動ロッドの取り付け状態を示す側面図である。 第2実施形態における第1の作業手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における第2の作業手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における引き上げヘッド及び引き上げ手段の取り付け状態を示す正面図である。 本発明の第3実施形態における引き上げヘッド及び引き上げ手段の取り付け状態を示す側面図である。 第3実施形態における作業手順を示すフローチャートである。
本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
[第1実施形態]
図1〜図14は本発明の第1実施形態を示し、図1〜図11は第1実施形態における根株除去装置1であり、図12〜図14は第1実施形態における根株除去工程のフローチャートである。
図1に示すように、根株除去装置1はブルドーザー等の自走式重機100に着脱自在に取り付けられ、この取り付け状態で根株9の除去に用いられる。自走式重機100は根株除去装置1を作業場所に移動させると共に、根株除去装置1に対して動力を供給する。作業者は自走式重機100からの操作によって根株除去装置100の作動をコントロールする。
第1実施形態の根株除去装置1は、フレーム部材2と、根切り部材3と、穿孔ロッド4と、係合ロッド5と、昇降駆動部材6と、回転駆動手段7とによって形成される。
フレーム部材2は全体が四角形断面の筒状に形成されて上下方向に延びている(図4及び図5参照)。フレーム部材2の側面部分には連結ブラケット10が取り付けられており、この連結ブラケット10がブルドーザー等の自走式重機100のアーム110に装着される。本実施形態において、フレーム部材2は非回転の状態でアーム11に装着される。自走式重機100はアーム110に加えて調整シリンダ120を備えており、この調整シリンダ120が連結ブラケット10に連結されている。そして調整シリンダ120の伸縮を制御することによりフレーム部材2の垂直方向を調整及び保持することができる。
根切り部材3は地盤8への地盤掘りと根株9の側根9aの切断とを行うものであり、図2及び図3に示すように根切り本体部13と、根切り本体部13に取り付けられた根切り刃14とによって形成されている。根切り本体部13は円筒体の下端部が開口されたドラム形状に形成されており、根切り刃14は開口されている根切り本体部13の下端部に取り付けられる。根切り刃14は根切り本体部13の下端部の開口を周回するようにリング体となっており、リング体の複数箇所をボルト止めすることにより根切り本体部13の下端部に固定されている。根切り刃14はSUS430等のステンレスによって形成されており、鋸刃が用いられる。根切り部材3は後述するように、その根切り本体部13が昇降駆動部材6の下端部に着脱自在に連結され、この連結状態で回転駆動手段7からの回転力が伝達される。これにより根切り部材3は回転しながら下降して地盤掘りと根株9周囲の側根9aの切断を行う。
根切り本体部13の上部には、複数の窓部15が形成されている。根切り部材3が地盤8を掘ると、地盤8の土砂が根切り本体部13の内部に入り込むが、この土砂を窓部15から外部に放出することができる。これにより地盤掘りを連続的に行うことができる。
図6は根切り部材3に用いる根切り刃14の別の形態を示す。この根切り刃14は内側切断刃16及び外側切断刃17の一対を組み付けることによって形成されるものであり、一対となった根切り刃14が根切り本体部13の下端部に適宜間隔で複数取り付けられる、根切り刃14の下端部は先鋭状となっており、これにより地盤掘りを行いながら根株9周囲の側根9aを好適に切断することが可能となっている。
図7に示すように、穿孔ロッド4はドリル刃からなる軸方向の穿孔刃23を備えることによりドリル形状に形成されている。穿孔ロッド4は後述するように、昇降駆動部材6の下端部に着脱自在に連結され、この連結状態で回転駆動手段7からの回転力が伝達される。これにより穿孔ロッド4は回転しながら下降して、根株9に対し上下方向に貫通する孔部を形成する。
図8及び図9に示すように、係合ロッド5はスクリュー刃からなる軸方向の係合刃24を備えたスクリュードリルが用いられている。係合刃24は係合ロッド5のロッド軸36よりも大径となっている。係合ロッド5は後述するように、昇降駆動部材6の下端部に着脱自在に連結され、この連結状態で回転駆動手段7からの回転力が伝達される。係合ロッド5は穿孔ロッド4が根株9に孔部を形成した後、この孔部に係合するように用いられるものである。係合ロッド4は回転しながら孔部内に食い込み、この食い込みによって係合刃24が根株9の孔部に係合する。そして、この係合状態となることにより係合ロッド5が根株9に結合されるため、係合ロッド5を引き上げることにより根株9を地盤8から引き上げることができる。
昇降駆動部材6は油圧シリンダからなる昇降用シリンダ20と、昇降用シリンダ20に連結された昇降フレーム19とによって形成されている。昇降用シリンダ20は上下方向を向いて配置されており、その上端部がボルト止め等によってフレーム部材2の頂部に固定され、この固定状態でフレーム部材2の内部に垂下している。昇降フレーム19は昇降用シリンダ20の外側を覆った状態でフレーム部材2の内部に設けられている。昇降フレーム19はフレーム部材2と同様な四角形断面の筒状となってフレーム部材2の内部に挿入されている。これにより昇降フレーム19はフレーム部材2によって回転が拘束されている。昇降フレーム19は長さ方向中間部分に連結板22(図2参照)を有しており、この連結板22が昇降用シリンダ20のピストン21に連結されている。これにより昇降用シリンダ20が伸縮すると、昇降フレーム19は昇降用シリンダ20の伸縮に伴って上下方向に移動し、根切り部材3、穿孔ロッド4及び係合ロッド5の下降及び上昇を行う。
回転駆動手段7は油圧モータからなる回転用モータ25と、回転用モータ25の回転力を根切り部材3、穿孔ロッド4、係合ロッド5に伝達するギヤ列とによって形成されている。以下図10及び図11により回転駆動手段7の構造を具体的に説明する。
図10及び図11に示すように昇降駆動部材6の昇降フレーム19の下端部の外側に支持板26が固定され、この支持板26に回転用モータ25が取り付けられている。回転用モータ25の出力軸には駆動ギヤ27が取り付けられ、この駆動ギヤ27に伝達ギヤ28が噛合しており、駆動ギヤ27及び伝達ギヤ28によって回転用モータ25の回転力が根切り部材3、穿孔ロッド4、係合ロッド5に伝達される。伝達ギヤ28は駆動ギヤ27よりも大径のギヤが使用されることにより回転用モータ25の回転を減速して伝達するように機能する。なお、昇降フレーム19下端部には肉厚の補強筒体29が溶接により固着されており、伝達ギヤ28はベアリング30を介して補強筒体29の周囲に回転可能となっている。伝達ギヤ28には、伝達ギヤ28と一体となって回転する連結スカート部31が連結ボルト32によって固定されている。
連結スカート部31は根切り部材3、穿孔ロッド4及び係合ロッド5が着脱自在に取り付けられるものであり、これらが連結スカート部31に取り付けられることにより回転用モータ25の回転力が伝達されて回転するようになっている。以上の構造では、回転用モータ25、駆動ギヤ27、従動ギヤ28及び連結スカート部31が昇降フレーム19と一体なって昇降する。
図10及び図11に示すように根切り部材3の根切り本体部13はこの連結スカート部31の外周部分に連結ボルト33によって着脱自在に連結される。
図10に示すように穿孔ロッド4は穿孔刃23が形成されたロッド軸34を有し、このロッド軸34の上端部に大径のロッドヘッド35が固定されており、このロッドヘッド35が連結スカート部31の下面に連結ボルト32によって着脱自在に連結される。
図11に示すように係合ロッド5はそのロッド軸36の上端部に大径のロッドヘッド37が固定されており、このロッドヘッド37が連結スカート部31の下面に連結ボルト32によって着脱自在に連結される。
図10は根切り部材3及び穿孔ロッド4の2部材を昇降駆動部材6の昇降フレーム19に取り付け、図11は根切り部材3及び係合ロッド5の2部材を昇降駆動部材6の昇降フレーム19に取り付けているが、上述したように根切り部材3、穿孔ロッド4、係合ロッド5が連結スカート部31に着脱自在となっているから、これらは連結スカート部31が取り付けられる昇降フレーム19に対し別個に取り付けることができる。これにより根切り部材3、穿孔ロッド4、係合ロッド5を個々に昇降フレーム19に取り付けて用いることが可能である。
次に、第1実施形態の根株除去装置1を用いて根株9を除去する作業を説明する。本発明においては、根株9に対し、上下方向に貫通する孔部を穿孔すると共に根株9周囲の地盤8を掘ることにより根株9の側根9aを切断し、その後、引き上げ手段を根株9に係合させ、この係合状態で根株9を地盤8から引き上げるものである。この第1実施形態においては穿孔ロッド4によって根株9に対する孔部の穿孔を行う。この実施形態では、引き上げ手段として係合ロッド5を用いるものである。かかる根株除去作業においては、根株9の側根9aの切断を行うための地盤の掘削前に孔部の穿孔を行う必要がある。地盤を掘削した後に、根株に対して孔部を形成する場合には、地盤8の掘削によって根株9の側根9aが切断されているため、根株9の側根9aによる地盤への固定力が低減する。このため、孔部形成時の回転力により根株9が地盤内で共回りして好ましくない。図12〜図14はこの実施形態の根株除去作業のフローチャートを示し、このフローチャートに基づいて根株除去作業を説明する。
図12のフローチャートに示す根株除去作業において、穿孔ステップ100では穿孔ロッド4を回転させながら下降させることにより根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔する。穿孔ステップ100の終了後、逆方向に回転させながら穿孔ロッド4を根株9から引き上げ、連結スカート部31(すなわち昇降フレーム19)から穿孔ロッド4を取り外す(ステップ110)。
その後、根切り部材3を連結スカート部31に取り付け、この根切り部材3を回転させながら下降させることにより、根株9周囲の地盤8を掘りながら根株9周囲の側根を切断する側根切断ステップ300を行う。側根切断ステップ300の後、根切り部材3を引き上げて連結スカート部31から根切り部材3を取り外す(ステップ400)。
ステップ400の後、係合ロッド5を連結スカート部31に取り付け、この係合ロッド5による係合ステップ200を行う。係合ステップ200は、係合ロッド5を根株9の孔部に位置合わせした後、回転しながら下降させることにより行うものであり、この係合ステップ200により係合ロッド5が根株9の孔部に侵入し、その係合刃24が孔部に食い込んで係合する。これにより、係合ロッド5が根株9に結合した状態となる。この根株への結合状態で係合ロッド5を引き上げることにより地盤8から根株9を引き上げる(ステップ500)。
このフローチャートによって根株を除去する場合には、特許文献2に記載されている柱状部材が不要となり、根株除去装置1を小型化及び軽量化することができる。また、構成部材を削減することができるため、操作性が向上し、取り扱い性や作業性が向上する。
図13のフローチャートにおいては、穿孔ロッド4による穿孔ステップ100と根切り部材3の地盤掘りによる側根切断ステップ300とを同時に行うものである。この場合には、図10に示すように穿孔ロッド4及び根切り部材3の2部材を連結スカート部31に取り付けることにより行うことができる。その後においては、穿孔ロッド4の引き上げと取り外しのステップ110と根切り部材3の引き上げステップ400とを同時に行う。根切り部材引き上げステップ400においては、根切り部材3の引き上げの後、根切り部材3を連結スカート部31から取り外す。
その後、係合ステップ200を行う。係合ステップ200は係合ロッド5を連結スカート部31に取り付け、根株9の孔部に係合ロッド5を位置決めし、この位置決めの後、係合ロッド5を回転しながら下降させることにより行う。係合ステップ200により、係合刃24が根株9の孔部に食い込んで係合するため、係合ロッド5が根株9に結合する。その後、係合ロッド5を引き上げることにより根株9を係合ロッド5と共に引き上げる(根株引き上げステップ500)。
図13に示すフローチャートにおいても、特許文献2に記載されている柱状部材が不要となり、根株除去装置1を小型化及び軽量化することができる。また、構成部材を削減することができるため、操作性が向上し、取り扱い性や作業性が向上する。また、このフローチャートにおいては、穿孔ステップ100と側根切断ステップ300とを同時に行うため、工程数を削減することができる。
図14に示すフローチャートにおいては、穿孔ロッド4を回転しながら下降させることにより根株9に対して孔部を形成する(穿孔ステップ100)。その後、穿孔ロッド4を逆方向に回転しながら引き上げて連結スカート部31から取り外す(ステップ110)。
ステップ110の後、根切り部材3及び係合ロッド5を連結スカート部31に取り付け、これらを回転しながら下降することにより、地盤掘りによる側根の切断(側根切断ステップ300)と係合ロッド5の係合刃24の孔部への食い込みによる根株9への係合(係合ステップ200)を同時に行う。その後においては、根切り部材3の引き上げ(根切り部材引き上げステップ400)と、係合ロッド5の引き上げによる根株9の引き上げ(根株引き上げステップ500)とを同時に行う。
図14に示すフローチャートにおいても、特許文献2に記載されている柱状部材が不要となり、根株除去装置1を小型化及び軽量化することができる。また、構成部材を削減することができるため、操作性が向上し、取り扱い性や作業性が向上する。さらにこのフローチャートにおいては、側根切断ステップ300と係合ステップ200とを同時に行い、その後における根切り部材3の引き上げ及び根株9の引き上げを同時に行うため、工程数を削減することができる。
[第2実施形態]
図15〜図18は本発明の第2実施形態であり、図15、図16はこの実施形態に用いる根株除去装置1Aを示す。
この実施形態においては、第1実施形態の穿孔ロッド4及び係合ロッド5の2つのロッドに代えて作動ロッド38を用いるものである。作動ロッド38は図15及び図16に示すように、上下に伸びるロッド軸39を備え、このロッド軸39に穿孔刃40及び係合刃41が形成された構造となっている。穿孔刃40は第1実施形態における穿孔刃23と同様にドリル刃からなり、係合刃41は第1実施形態における係合刃24と同様にスクリュー刃からなっている。作動ロッド38においては、穿孔刃23がロッド軸39の下側に形成され、係合刃41がロッド軸39の上側に形成され、これにより係合刃41は穿孔刃23に続くように設けられている。
この実施形態では、フレーム部材2、根切り部材3、昇降駆動部材6、回転駆動手段7は第1実施形態と同様のものが用いられるため、説明を省略する。図17、図18は第2実施形態の根株除去作業を示すフローチャートである。
図17のフローチャートにおける穿孔兼係合ステップ600は、作動ロッド38を回転しながら根株9に対して下降させることにより行われるステップである。作動ロッド38を回転しながら下降することにより、穿孔刃40によって孔部が根株9に形成され、穿孔刃40に続く係合刃41が孔部に食い込んで係合する。これにより作動ロッド38が根株9と結合する。この穿孔兼係合ステップ600は側根切断ステップ300と同時に行われる。側根切断ステップ300は根切り部材3によって地盤8を掘りながら根株9周囲の側根9aを切断するものである。穿孔兼係合ステップ600及び側根切断ステップ300を同時に行うため、作動ロッド38と根切り部材3とが連結スカート部31(すなわち昇降フレーム19)に取り付けられる。そして、作動ロッド38及び根切り部材3を回転しながら下降させることにより、穿孔兼係合ステップ600及び側根切断ステップ300を同時に進行させることができる。
以上のステップの後、根株引き上げステップ500に移行する。根株引き上げステップ500は根株9と結合している作動ロッド38を地盤8から引き上げることにより行われる。このとき、根切り部材3は連結スカート部31との連結から解除された状態となっている。その後、根切り部材3を連結スカート部31と連結し、根切り部材3を引き上げることにより根切り部材引き上げステップ400を行う。
図18に示すフローチャートでは、図17で説明した穿孔兼係合ステップ600と側根切断ステップ300とを同時に行う。その後、図17で説明した根切り部材引き上げステップ400及び根株引き上げステップ500とを同時に行う。これは、作動ロッド38及び根切り部材3を連結スカート部31に取り付けた状態で一体に引き上げることにより行うことができる。
このような第2実施形態においては、特許文献2に記載されている柱状部材が不要となり、根株除去装置1Aを小型化及び軽量化することができる。また、構成部材を削減することができるため、操作性が向上し、取り扱い性や作業性が向上する。また、作動ロッド38が穿孔刃40及び係合刃41を備えているため、別個の穿孔ロッド4及び係合ロッド5が不要となり、さらに部品点数を削減することができる。さらに、作動ロッド38によって根株9への孔部の穿孔及び孔部への食い込みによる係合を一工程で行うことができるため、工程数が削減でき、作業性が向上し、根株除去を効率的に行うことができる。
[第3実施形態]
図19〜図21は本発明の第3実施形態を示す。この実施形態では、引き抜きヘッド42及び引き上げ手段43を用いるものである。その他の部材としてのフレーム部材2、根切り部材3、穿孔ロッド4、昇降駆動部材6及び回転駆動手段7は第1実施形態と同様のものが用いられる。
図19に示すように、引き上げヘッド42はヘッド本体44と、ヘッド本体44に取り付けられた拡張爪45とを備えている。ヘッド本体44は穿孔ロッド4が穿孔した根株9の孔部に挿通可能な大きさに形成されている。拡張爪45はヘッド本体44に対し出没自在に設けられるものであり、ヒンジ軸によってヘッド本体44に回動可能に取り付けられている。拡張爪45は外側に回動することによりヘッド本体44の軸方向と直交するように外側に拡張する。この拡張爪45の拡張は、引き上げ手段43による引き上げ力が引き抜きヘッド42に作用することにより行われる。ヘッド本体44の軸方向と直交するように拡張した後、拡張爪45はそれ以上回動することがない。
一方、拡張爪45は内側への回動がフリーとなっており、内側への回動により拡張爪45はヘッド本体44の内部に位置する。このような引き上げヘッド42は、根株9に形成された孔部内に挿入されて、孔部内を下降して貫通する。この孔部への挿入状態において、拡張爪45がヘッド本体44の内部に入り込んで下降時の抵抗とならないため、引き上げヘッド42は円滑に孔部内を下降することができる。孔部を貫通した後、引き上げ手段43によって引き上げ力を作用させる。これにより拡張爪45が拡張して根株9の底面に係合する。この係合状態で引き抜きヘッド42を引き上げることにより、根株9を引き抜きヘッド42と共に地盤8から引き抜くことができる。
引き上げ手段43はフレーム部材2に取り付けたブラケット46に支持されたウインチあるいは油圧モータによって形成されている。引き上げ手段43は下端部に引き抜きヘッド42が取り付けられたワイヤ47を備えている。引き上げ手段43はワイヤ47を巻き上げることにより引き抜きヘッド42に引き上げ力を作用させるようになっている。
図21は第3実施形態における根株除去のフローチャートを示す。穿孔ステップ100では図20に示すように穿孔ロッド4を回転しながら下降させることにより根株9に孔部を形成する。その後、連結スカート部31に根切り部材3を取り付けて側根切断ステップ300を行う。側根切断ステップ300は根切り部材3を回転させながら下降させることにより地盤掘りを行い、この地盤掘りと同時に根株9周囲の側根9aを切断する。その後、根切り部材3を引き上げる根切り部材引き上げステップ400を行うが、根切り部材引き上げステップ400を行うことなく、拡張爪係合ステップ700に移行しても良い。
拡張爪係合ステップ700においては、図19に示すように穿孔ロッド4、根切り部材3を根株9上から退避させ、引き抜きヘッド42を根株9に形成した孔部上に位置させることにより行う。引き抜きヘッド42の位置調整は自走式重機100からの操作により行うことができる。拡張爪係合ステップ700においては引き抜きヘッド42を下降させて根株9の孔部に挿入し、さらに孔部を貫通させて根株9の底部に到達させる。
その後、根株引き上げステップ500に移行する。根株引き上げステップ500では引き上げ手段43を駆動して引き抜きヘッド42に引き上げ力を作用させる。この引き上げ力により引き抜きヘッド42は拡張爪45が拡張して根株9の底部に係合する。この係合状態で根株9を地盤8から引き上げる。なお、前段で根切り部材引き上げステップ400を行わない場合には、この根株引き上げステップ500の前工程又は後工程で根切り部材引き上げステップ400を行う。
このような第3実施形態においては、特許文献2に記載されている柱状部材が不要となり、根株除去装置1Bを小型化及び軽量化することができる。また、構成部材を削減することができるため、操作性が向上し、取り扱い性や作業性が向上する。また、係合ロッド5に代えて引き上げヘッド42を用いることから、係合ロッド5が不要となり、部品点数を削減することができる。
1、1A、1B 根株除去装置
2 フレーム部材
3 根切り部材
4 穿孔ロッド
5 係合ロッド
6 昇降駆動部材
7 回転駆動手段
8 地盤
9 根株
9a 側根
14 根切り刃
19 昇降フレーム
20 昇降用シリンダ
23 穿孔刃
24 係合刃
40 穿孔刃
41 係合刃
42 引き抜きヘッド
43 引き上げ手段
45 拡張爪

Claims (8)

  1. 穿孔刃を備えた穿孔ロッドにより根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔する穿孔ステップと、
    係合刃を備えた引き上げロッドを前記孔部に食い込ませて係合刃を根株に係合させる係合ステップと、
    下端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、
    前記側根の切断後の根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、
    前記係合刃が根株に係合した状態で前記引き上げロッドを引き上げることにより前記根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする根株除去工法。
  2. 穿孔刃及び穿孔刃に続く係合刃を軸方向に備えた作動ロッドを用い、前記穿孔刃により根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔すると共に前記係合刃を前記根株に食い込ませて係合させる穿孔兼係合ステップと、
    下端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、
    前記側根の切断後の根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、
    前記係合刃が根株に係合した状態で前記作動ロッドを引き上げることにより前記根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする根株除去根株工法。
  3. 穿孔刃を備えた穿孔ロッドにより根株に対し上から下に向かって貫通する孔部を穿孔する穿孔ステップと、
    下端部に根切り刃を備えたドラム状の根切り部材によって前記根株周囲の地盤を掘ることにより根株の側根を切断する側根切断ステップと、
    前記側根の切断後の 根切り部材を引き上げる根切り部材引き上げステップと、
    拡張爪を有する引き抜きヘッドを前記孔部に貫通させ、前記拡張爪を拡張して根株の底部に係合させる拡張爪係合ステップと、
    前記拡張爪が根株の底部に係合した状態で前記引き抜きヘッドを引き上げることにより根株を地盤から引き上げる根株引き上げステップと、を備えていることを特徴とする根株除去工法。
  4. 請求項1記載の根株除去工法であって、
    前記穿孔ステップ又は前記係合ステップと前記側根切断ステップとを同時に進行させることを特徴とする根株除去工法。
  5. 請求項2記載の根株除去工法であって、
    前記穿孔兼係合ステップと前記側根切断ステップとを同時に進行させることを特徴とする根株除去工法。
  6. 自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、
    下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、
    穿孔刃を備え、回転することにより上下方向に貫通する孔部を根株に形成する穿孔ロッドと、
    係合刃を備え、前記孔部に食い込むことにより係合刃が根株に係合する係合ロッドと、
    前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材、穿孔ロッド及び係合ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、
    前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材、穿孔ロッド及び係合ロッドを回転させる回転駆動手段と、を備えていることを特徴とする根株除去装置。
  7. 自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、
    下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、
    穿孔刃及び穿孔刃に続く係合刃を備え、回転することにより前記穿孔刃が上下方向に貫通する孔部を根株に対して形成すると共に前記係合刃が前記孔部内から根株に食い込んで係合する作動ロッドと、
    前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材及び作動ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、
    前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材及び作動ロッドを回転させる回転駆動手段と、を備えていることを特徴とする根株除去装置。
  8. 自走式重機のアームに非回転状態で取り付けられる筒状のフレーム部材と、
    下端部に根切り刃を備えてドラム形状に形成され、回転することにより前記根切り刃が根株の側根の切断及び根株周囲の地盤掘りを行う根切り部材と、
    穿孔刃を備え、回転することにより上下方向に貫通する孔部を根株に形成する穿孔ロッドと、
    前記フレーム部材に取り付けられ、上下方向に伸縮することにより前記根切り部材及び穿孔ロッドの下降及び上昇を行う昇降駆動部材と、
    前記昇降駆動部材の下端部に取り付けられ、前記根切り部材及び穿孔ロッドを回転させる回転駆動手段と、
    拡張爪を備え、前記孔部を貫通し、この貫通状態で前記拡張爪が拡張して根株の底面に係合する引き抜きヘッドと、
    前記フレーム部材に取り付けられ、前記引き抜きヘッドを引き上げて根株を引き抜きヘッドと共に地盤から引き上げる引き上げ手段と、を備えていることを特徴とする根株除去装置。
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