JP6074286B2 - 機能性組成物 - Google Patents
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Description
項1. β−クリプトキサンチン及びその誘導体よりなる群から選択される少なくとも1種のβ−クリプトキサンチン類と、レスベラトロール、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種のレスベラトロール類を含むことを特徴とする、機能性組成物。
項2. 前記β−クリプトキサンチン類が柑橘類由来である、項1に記載の機能性組成物。
項3. 前記レスベラトロール類が葡萄由来である、項1又は2に記載の機能性組成物。
項4. 骨代謝異常の予防又は改善剤、脂肪蓄積抑制剤、皮膚保水性改善剤、皮膚色素の沈着抑制剤、及び/或いはヒアルロン酸産生促進剤として使用される、項1に記載の機能性組成物。
項5. 骨粗鬆症の予防又は改善剤、抗肥満剤、メタボリックシンドロームの予防又は改善剤、保湿剤、美白剤、美肌剤、及び/或いはシワの予防又は改善剤として使用される、項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物。
項6. 経口摂取又は経皮投与にて適用される、項1〜5のいずれかに記載の機能性組成物。
項7. 項1〜6のいずれかに記載の機能性組成物を有する飲食品。
項8.骨代謝異常予防又は改善、脂肪蓄積抑制、皮膚保水性改善、皮膚色素の沈着抑制、及びヒアルロン酸産生促進よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項7に記載の飲食品。
項9. 骨粗鬆症の予防又は改善、抗肥満、メタボリックシンドロームの予防又は改善、保湿、美白、美肌、及びシワの予防又は改善よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項7又は8に記載の飲食品。
項10. 老化防止の用途に使用される、項7〜9のいずれかに記載の飲食品。
項11. 項1〜6のいずれかに記載の機能性組成物を有する食品添加剤。
項12.骨代謝異常予防又は改善、脂肪蓄積抑制、皮膚保水性改善、皮膚色素の沈着抑制、及びヒアルロン酸産生促進よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項11に記載の食品添加剤。
項13. 骨粗鬆症の予防又は改善、抗肥満、メタボリックシンドロームの予防又は改善、保湿、美白、美肌、及びシワの予防又は改善よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項11又は12に記載の食品添加剤。
項14. 老化防止の用途に使用される、項11〜13のいずれかに記載の食品添加剤。
項15. 項1〜6のいずれかに記載の機能性組成物を有する化粧料。
項16.皮膚保水性改善、皮膚色素の沈着抑制、及びヒアルロン酸産生促進よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項15に記載の化粧料。
項17. 保湿、美白、美肌、及びシワの予防又は改善よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項15又は16に記載の化粧料。
項18. 皮膚の老化防止の用途に使用される、項15〜17のいずれかに記載の化粧料。
項19. 項1〜6のいずれかに記載の機能性組成物を有する医薬品。
項20. 骨代謝異常予防又は改善、脂肪蓄積抑制、皮膚保水性改善、皮膚色素の沈着抑制、及びヒアルロン酸産生促進よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項19に記載の医薬品。
項21. 骨粗鬆症の予防又は改善、抗肥満、メタボリックシンドロームの予防又は改善、保湿、美白、美肌、及びシワの予防又は改善よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項19又は20に記載の医薬品。
項22. 老化防止の用途に使用される、項19〜21のいずれかに記載の医薬品。
項23. 項1〜6のいずれかに記載の機能性組成物を有する飼料又はペットフード。
項24. 骨代謝異常予防又は改善、脂肪蓄積抑制、皮膚保水性改善、皮膚色素の沈着抑制、及びヒアルロン酸産生促進よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項23に記載の飼料又はペットフード。
項25. 骨粗鬆症の予防又は改善、抗肥満、メタボリックシンドロームの予防又は改善、保湿、美白、美肌、及びシワの予防又は改善よりなる群から選択される少なくとも1種の用途に使用される、項23又は24に記載の飼料又はペットフード。
項26. 老化防止の用途に使用される、項23〜25のいずれかに記載の飼料又はペットフード。
本発明の機能性組成物では、β−クリプトキサンチン類として、β−クリプトキサンチン及びその誘導体よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する。
本発明の機能性組成物は、前記β−クリプトキサンチン類に加えて、レスベラトロール類として、レスベラトロール、その誘導体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種を含有する。このようにβ−クリプトキサンチン類とレスベラトロール類とを併用することによって、骨代謝異常予防又は改善、脂肪蓄積抑制、皮膚保水性改善、メラニン生成抑制、ヒアルロン酸産生促進等の効果を格段に向上させて奏させることが可能になる。
本発明の機能性組成物において、β−クリプトキサンチン類とレスベラトロール類の比率については、特に制限されないが、例えば、β−クリプトキサンチン類の総量100質量部当たり、レスベラトロール類が総量で0.1〜300質量部、好ましくは1〜300質量部、更に好ましくは10〜250質量部が挙げられる。
本発明の機能性組成物は、β−クリプトキサンチン類とレスベラトロール類をそのまま、又は必要に応じて適当な担体を加えて所望の形態に調製して、各種用途に使用される。
本発明の機能性組成物の適用形態については、特に制限されないが、例えば、経口、経皮、経腸、経粘膜、経静脈、経動脈、皮下、筋肉内等の任意の適用形態で使用できるが、前述する効果をより一層有効に奏させるという観点から、好ましくは、経口適用又は経皮適用が挙げられる。
β−クリプトキサンチン及びレスベラトロールの骨代謝への影響を調べるために、骨芽細胞様細胞株MC3T3-E1(理研バイオリソースセンター製)に対してβ−クリプトキサンチン(四国八洲薬品株式会社製 商品名:β−クリプトキサンチン)とレスベラトロール(東京化成株式会社製 商品名:Resveratrol)の投与を行った。具体的な試験方法は、以下の通りである。
β−クリプトキサンチン及びレスベラトロールの抗肥満作用を調べるために、脂肪細胞様の性質を示す3T3-L1細胞に対する脂肪細胞誘導時にβ−クリプトキサンチン(四国八洲薬品株式会社製 商品名:β−クリプトキサンチン)とレスベラトロール(東京化成株式会社製 商品名:Resveratrol)の投与を行い、脂肪蓄積に対する作用を検証した。具体的な試験方法は、以下の通りである。
β−クリプトキサンチン及びレスベラトロールの皮膚色素に及ぼす作用を調べるために、マウスメラノーマ由来B16細胞(ATCC製)にβ−クリプトキサンチン(四国八洲薬品株式会社製 商品名:β−クリプトキサンチン)とレスベラトロール(東京化成株式会社製 商品名:Resveratrol)を投与し、メラニン生成に対する作用を検証した。具体的な試験方法は、以下の通りである。
β−クリプトキサンチン及びレスベラトロールが、皮膚の保水性やシワに及ぼす作用を調べるために、以下の試験を行った。
正常ヒト表皮角化細胞と正常ヒト線維芽細胞に対してβ−クリプトキサンチン及びレスベラトロールのヒアルロン酸産生に及ぼす作用を検証した。具体的な試験方法は、以下の通りである。
Claims (9)
- β−クリプトキサンチン、及びβ−クリプトキサンチンの脂肪酸エステル体、硫酸エステル体、水酸基付加体、脱水酸基体及び配糖体よりなる群から選択される少なくとも1種のβ−クリプトキサンチン類と、レスベラトロール、レスベラトロールの脂肪酸とのエステル体、レスベラトロールの配糖体、及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種のレスベラトロール類を含み、
前記β−クリプトキサンチン類が柑橘類由来であり、
骨代謝異常の予防又は改善剤、脂肪蓄積抑制剤、皮膚保水性改善剤、皮膚色素の沈着抑制剤、及び/或いはヒアルロン酸産生促進剤として使用される、
ことを特徴とする、機能性組成物。 - 前記レスベラトロール類が葡萄由来である、請求項1に記載の機能性組成物。
- 骨粗鬆症の予防又は改善剤、抗肥満剤、メタボリックシンドロームの予防又は改善剤、保湿剤、美白剤、美肌剤、及び/或いはシワの予防又は改善剤として使用される、請求項1又は2に記載の機能性組成物。
- 経口摂取又は経皮投与にて適用される、請求項1〜3のいずれかに記載の機能性組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物を有する飲食品。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物を有する食品添加剤。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物を有する化粧料。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物を有する医薬品。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の機能性組成物を有する飼料又はペットフード。
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