JP5976025B2 - ヒアルロン酸合成促進剤の製造方法、ヒアルロン酸合成促進剤、HAS2mRNA発現促進剤の製造方法及びHAS2mRNA発現促進剤 - Google Patents
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Description
本発明の発明者らは、以上の知見から本発明を完成させるに至った。本発明は、以下の事項より構成される。
また、本明細書及び各図面では、混合溶媒の成分比率(例えば、上記の「9:1」)は、溶媒の体積の比率を表す。
図1は、実施形態1〜5における第1分画物〜第4分画物及びクリシンを説明するために示すフローチャートである。なお、図1で第4分画物とクリシンとの間が破線で結ばれているのは、後述するように、実施形態5におけるクリシンが第4分画物から単離されたものに限られないためである。
以下、上記の各有効成分について、図1及び実施形態1〜5により説明する。また、上記のヒアルロン酸合成促進剤又はHAS2mRNA発現促進剤を含有する医薬品、食品又は化粧料について、実施形態6により説明する。
実施形態1に係るヒアルロン酸合成促進剤及びHAS2mRNA発現促進剤は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出される分画物であって少なくともクリシンを含む第1分画物を、有効成分として含有する。
第1分画物を得るために用いるソリザヤノキの種子は、上記薄膜が付いているものであってもよいし、上記薄膜を取り除いたものであってもよい。本明細書及び各図面においては、「ソリザヤノキの種子」は、上記薄膜が付いているものと、上記薄膜を取り除いたものとの両方を含む。
水性有機溶媒は、2種類以上の有機溶媒を含有してもよい。
水性有機溶媒が水を含有する場合、水性有機溶媒は、上記親水性の有機溶媒を30%以上含有することが好ましく、50%以上含有することが一層好ましい。
実施形態2に係るヒアルロン酸合成促進剤及びHAS2mRNA発現促進剤は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配するとき、酢酸エチル側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第2分画物を、有効成分として含有する。
実施形態3に係るヒアルロン酸合成促進剤及びHAS2mRNA発現促進剤は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配するとき、90%メタノール側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第3分画物を、有効成分として含有する。
実施形態4に係るヒアルロン酸合成促進剤及びHAS2mRNA発現促進剤は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配し、90%メタノール側に分配された第3分画物をシリカゲルクロマトグラフィーで分画するとき、クロロホルム:メタノールが9:1の混合溶媒によりシリカゲルから溶出される分画物であって少なくともクリシンを含む第4分画物を、有効成分として含有する。
実施形態5に係るヒアルロン酸合成促進剤及びHAS2mRNA発現促進剤は、クリシンを有効成分として含有する。
実施形態6に係る医薬品、食品又は化粧料は、上記実施形態1〜5のいずれかに記載のヒアルロン酸合成促進剤又はHAS2mRNA発現促進剤を含有する。
以下、試験例として「1.第1分画物〜第4分画物及びクリシンを分画・単離する試験例」、「2.ヒアルロン酸合成促進作用を確認するための試験例」及び「3.HAS2mRNA発現促進作用を確認するための試験例」を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。なお、以下の試験例は、分画等の方法や作用について確認した結果を示すものであり、本発明は以下の試験例に何ら制約されるものではない。
図2は、試験例1〜5における試料a〜eを説明するために示すフローチャートである。なお、試験例6における試料fは、試料a〜eとは別系統の試料であるため、図2には記載していない。
以下、試験例1〜試験例6により、第1分画物〜第4分画物及びクリシンの分画・単離について説明する。
なお、以下の試験例においては、水として蒸留水を用い、メタノール、酢酸エチル及びヘキサンとして山一化学工業株式会社の国産1級のものを用いた。また、実験器具としては一般品(例えば、100mL三角フラスコ及び30mL三角フラスコは、岩城硝子株式会社のもの)を用いた。
試験例1は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出される分画物であって少なくともクリシンを含む第1分画物を得るための試験例である。図2に示すように、試験例1で分画された第1分画物を試料aとする。
試験例1においては、水性有機溶媒としてメタノールを用いた。
次に、ソリザヤノキの種子をハサミで裁断して細かくし、これをメタノールに浸して抽出を行った。抽出はステンレス製の容器の中で行った。抽出方法は冷浸(室温、メタノール20L、抽出時間24時間)とし、これを合計3回行った。
試験例2は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配するとき、酢酸エチル側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第2分画物を得るための試験例である。試験例2で分画された第2分画物を試料bとする。
その後、酢酸エチルを回収し、減圧濃縮(40℃、75mmHg)を行って、黒色の固体である試料b(第2分画物)11.8gを得た。ソリザヤノキの種子の重量を基準とする固形収率は、1.18%であった。
試験例3は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配するとき、90%メタノール側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第3分画物を得るための試験例である。試験例3で分画された第3分画物を試料cとする。
その後、90%メタノールを回収し、減圧濃縮(40℃、75mmHg)を行って、黒色の固体である試料c(第3分画物)4.0gを得た。ソリザヤノキの種子の重量を基準とする固形収率は、0.40%であった。
試験例4は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配し、90%メタノール側に分配された第3分画物をシリカゲルクロマトグラフィーで分画するとき、クロロホルム:メタノールが9:1の混合溶媒によりシリカゲルから溶出される分画物であって少なくともクリシンを含む第4分画物を得るための試験例である。試験例4で分画された第4分画物を試料dとする。
続いて、クロロホルム:メタノール=9:1の混合溶媒300mLにより溶出を行い、画分A−1を得た。その後、クロロホルム:メタノール=4:1の混合溶媒300mL、クロロホルム:メタノール=1:1の混合溶媒300mL、メタノール300mLで順次溶出を行い、順番に画分A−2、画分A−3、画分A−4を得た。
このうち、画分A−1に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、茶褐色〜黒緑色エキス状の試料d(第4分画物)2.32gを得た。ソリザヤノキの種子の重量を基準とする固形収率は、0.232%であった。
試験例5は、クリシンを得るための試験例である。試験例5で単離されたクリシンを試料eとする。
なお、試験例5におけるシリカゲルクロマトグラフィー及びゲル濾過クロマトグラフィーでは、各フラクションから少量(20〜30mL程度)のサンプルを採り、TLCでスポットを確認した。スポットは、色又はUVランプに対する反応で確認した。スポットの様子が同様であるフラクションについては1つにまとめ、1つの画分として扱った。1つのフラクションあたりの溶液の量は必ずしも一定ではなく、溶液の色等を見ながらフラクションを分けた場合もあった。
続いて、クロロホルム:メタノール=9:1の混合溶媒500mLにより溶出を行い、前半の3フラクションから画分B−1を得、後半の2フラクションから画分B−2を得た。その後、メタノール300mLで溶出を行い、画分B−3を得た。
このうち、画分B−1に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、画分B−1からの分画物1.04gを得た。
続いて、クロロホルム500mLにより溶出を行い、前半の1フラクションから画分C−1を得、後半の3フラクションから画分C−2を得た。その後、クロロホルム:メタノール=19:1の混合溶媒300mL、メタノール300mLで順次溶出を行い、順番に画分C−3、画分C−4を得た。このうち、画分C−2に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、画分C−2からの分画物0.35gを得た。
続いて、クロロホルム500mLにより溶出を行い、前半の1フラクションから画分D−1を得、後半の3フラクションから画分D−2を得た。その後、メタノール300mLで溶出を行い、画分D−3を得た。
このうち、画分D−2に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、画分D−2からの分画物0.31gを得た。
続いて、クロロホルム:メタノール=1:1の混合溶媒500mLにより溶出を行い、最初の2フラクションから画分E−1を得、次の1フラクションから画分E−2を得、その次の1フラクションから画分E−3を得た。
このうち、画分E−3に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、画分E−3からの分画物0.07gを得た。
続いて、クロロホルム:メタノール=1:1の混合溶媒500mLにより溶出を行い、最初の1フラクションから画分F−1を得、次の3フラクションから画分F−2を得、その次の1フラクションから画分F−3を得た。
このうち、画分F−2に対して減圧濃縮(40℃、60mmHg)を行って、試料e(クリシン)約10mgを得た。ソリザヤノキの種子の重量を基準とする固形収率は、約0.001%であった。
その結果、以下のピーク(概略値として、主なピークのみ記載する。)が観測され、一般に知られているクリシンの1H−NMRスペクトルデータと略一致した。
また、試料eは試料a〜dから分画・単離されたものであるため、試料a〜dもクリシンを含むことが確認できた。
試験例6は、ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出される分画物であって少なくともクリシンを含む第1分画物を得るための別の試験例である。試験例6で分画された第1分画物を試料fとする。
試験例6においては、水性有機溶媒として50%エタノールを用いた。
次に、ソリザヤノキの種子を細切し、これを50%エタノールに浸して抽出を行った。抽出方法は加熱還流下での抽出(80℃、50%エタノール150L、抽出時間2時間)とした。
その後、室温で自然濾過して抽出液を得、当該抽出液をさらに減圧濃縮(加温。ただし60℃以下。)して試料f(第1分画物)を得た。
[試験例7]
試験例7は、本発明における第1分画物、第3分画物、第4分画物及びクリシンについてヒアルロン酸合成促進作用を確認するための試験例であり、ヒアルロン酸合成促進作用の測定を行った。
播種・継代用培地として、10%(V/V)牛胎児血清(FBS。株式会社ニチレイバイオサイエンスより購入。CCB社)含有最小必須培地α(MEMα。GIBCOより購入。Cat.No.11900−024)を使用した。当該培地を使用し、ヒト新生児皮膚線維芽細胞(NB1RGB。理研バイオリソースセンターより購入。Resource.No.RBRC−RCB022)を、2×104cells/wellとなるように96ウェルプレートに播種した。24時間後に細胞が接着していることを確認し、培地中の血清を除去するためにFBSフリーの最小必須培地αで2回洗浄を行った。その後、アッセイ用の培地である0.5%(V/V)牛胎児血清含有最小必須培地αを、100μL/wellとなるよう、全ウェルに添加した。その後、各種試料を含む培地(アッセイ用の培地にて、終濃度の倍の濃度となるように調製したもの)及び試料を含まない培地(コントロール用)を100μL/well添加し、さらに72時間培養を行った。
表1は、試験例7の結果(各試料によるヒアルロン酸合成促進作用)を示す表である。なお、表1において、「濃度」は培養時における各試料の濃度を表し、単位はμg/mLである。また、「活性量」はコントロールにおけるヒアルロン酸産生量を100とした場合のヒアルロン酸産生量であり、単位は%である。さらに、「細胞生存率」はコントロールにおける細胞生存率を100とした場合の細胞生存率であり、単位は%である。
各試料によるヒアルロン酸合成促進作用
試料 濃度(μg/mL) 活性量(%) 細胞生存率(%)
試料f(第1分画物) 0.78 124 91
試料f(第1分画物) 1.56 119 90
試料f(第1分画物) 3.13 109 88
試料f(第1分画物) 6.25 115 74
試料c(第3分画物) 0.20 134 97
試料c(第3分画物) 0.39 136 95
試料c(第3分画物) 0.78 111 99
試料c(第3分画物) 1.56 131 86
試料d(第4分画物) 1.56 126 89
試料d(第4分画物) 3.13 115 84
試料e(クリシン) 0.20 142 96
試料e(クリシン) 0.39 138 94
試料e(クリシン) 0.78 149 89
試料e(クリシン) 1.56 119 85
なお、試験例7では第2分画物に関する試験を行っていないが、他の分画物及びクリシンの全てについてヒアルロン酸合成促進作用が確認できたので、第2分画物もヒアルロン酸合成促進作用を当然に有するものと考えられる。
[試験例8]
試験例8は、本発明における第1分画物及びクリシンについてHAS2mRNA発現促進作用を確認するための試験例であり、HAS2mRNA発現促進作用の測定を行った。
播種・継代用培地及びアッセイ用の培地としては、上記試験例7と同様のものを用いた。播種・継代用培地を使用し、ヒト新生児皮膚線維芽細胞(上記試験例7と同様のもの)を、1×105cells/wellとなるように12ウェルプレートに播種し、24時間後に1×PBS(−)溶液で1回洗浄を行った。その後、アッセイ用の培地を、700μL/wellとなるよう、全ウェルに添加した。その後、各種試料を含む培地(アッセイ用の培地にて、終濃度の倍の濃度となるように調製したもの)及び試料を含まない培地(コントロール用)を700μL/well添加した。培養時間は、同一の試料について4,8,12,16,20,24時間の6段階に分けて行った。培養終了後、各ウェルの上清を抜き、1×PBS(−)溶液1mLで洗浄を行った。
1×PBS(−)溶液での洗浄後、Buffer RA1(totalRNA精製キットの細胞溶解緩衝液)と2−メルカプトエタノールとの混合試薬を各ウェルに加えた。Buffer RA1及び2−メルカプトエタノールの量は、2ウェルごとに350μL及び3.5μLとした。各ウェルから混合試薬を回収し、サンプル分別チューブ(RNA用の滅菌1.5mLチューブ)に移し、チューブごとにボルテックスミキサーにかけて撹拌した。チューブの内容物から精製キットを用いてtotalRNAを抽出し、−80℃で保管した。RNAの抽出は精製キットのプロトコールに沿って常法により行ったため、詳しい説明は省略する。
また、試験例8においても、試験例7と同様の方法により細胞生存率の測定を行った。
表2は、試験例8の結果(各試料によるHAS2mRNA発現促進作用)を示す表である。なお、表2において、「濃度」は培養時における各試料の濃度を表し、単位はμg/mLである。また、「促進率」はコントロールにおけるHAS2mRNA発現量を1とした場合のHAS2mRNA発現量の倍率であり、単位は倍である。なお、試料を含む培地の培養時間として、4〜24時間の6段階に分けたことは上述したが、表2においては、最も促進率が大きくなった培養時間についての結果を記載している。促進率の数値の後にかっこ書きで示すのは、培養時間である。「細胞生存率」はコントロールにおける細胞生存率を100とした場合の細胞生存率であり、単位は%である。
各試料によるHAS2mRNA発現促進作用
試料 濃度(μg/mL) 促進率(倍) 細胞生存率(%)
試料f(第1分画物) 50.00 9.0(20時間) 90
試料f(第1分画物) 100.00 21.7(20時間) 90
試料e(クリシン) 3.13 1.7 (8時間) 106
試料e(クリシン) 6.25 2.0 (8時間) 91
なお、試験例7では第2分画物〜第4分画物に関する試験を行っていないが、第1分画物及びクリシンの全てについてHAS2mRNA発現促進作用が確認できたので、第2分画物〜第4分画物もHAS2mRNA発現促進作用を当然に有するものと考えられる。
上記の試験例1に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方で、常法により軟膏(100g)を作製する。
(油相成分)
第1分画物 0.01g
白色ワセリン 20.00g
ミネラルオイル 20.00g
ステアリルアルコール 5.00g
ステアレス−2 3.00g
プロピルパラベン 0.10g
天然ビタミンE 0.10g
(水相成分)
1,3−ブチレングリコール 5.00g
フェノキシエタノール 0.40g
ポリソルベート 60 4.50g
精製水 適量
全量 100g
油相成分及び水相成分をそれぞれ80℃に熱して均一にし、水相を油相に攪拌しながら加え、乳化後冷却し軟膏を作製した。
上記の試験例2に記載した方法に従って調製された第2分画物を用いて、次の処方で、常法によりテープ剤(100g)を作製する。
(粘着剤溶剤)
スチレン−イソプロピレン−スチレンブロック共重合体 7.00g
ピコライト 25.00g
イソプロピレンゴム 5.00g
トルエン 15.00g
酢酸エチル 14.20g
ヘキサン 25.00g
(薬効成分)
第2分画物 0.01g
エタノール 7.99g
(経皮吸収促進剤)
オレイルアルコール 0.80g
全量 100g
粘着剤溶剤及び薬効成分をそれぞれ均一にし、薬効成分及び経皮吸収促進剤を粘着剤溶剤に加え、室温で攪拌し組成物を作製した。この組成物をシリコーン処理したポリエステルフィルム上に延展し、120℃で乾燥させ冷却後、ポリエチレンフィルムへ粘着剤層を転写させ、テープ剤を作製する。
上記の試験例3に記載した方法に従って調製された第3分画物を用いて、次の処方で、常法によりローション(100g)を作製する。
(油相成分)
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 1.0g
スクワラン 0.05g
(水相成分)
第3分画物 0.1g
1,3−ブチレングリコール 5.0g
グリセリン 5.0g
フェノキシエタノール 0.3g
クエン酸 0.1g
クエン酸ナトリウム 0.2g
エタノール 2.0g
精製水 適量
全量 100g
油相成分及び水相成分をそれぞれ均一に溶解する。油相を加熱し、水相の一部に攪拌しながら加えて調製し、その調製液を残りの水層に加えて、化粧水を作製する。
上記の試験例4に記載した方法に従って調製された第4分画物を用いて、次の処方で、常法により乳液(100g)を作製する。
ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 3.0g
スクワラン 5.0g
カルボキシビニルポリマー 0.1g
水酸化カリウム 0.05g
ベヘニルアルコール 1.0g
クエン酸 0.1g
クエン酸ナトリウム 0.2g
第4分画物 1.5g
1,3−ブチレングリコール 4.0g
グリセリン 5.0g
パラオキシ安息香酸エステル 0.1g
エデト酸2ナトリウム 0.01g
精製水 適量
全量 100g
上記素材を攪拌・混合して乳液を作製する。
上記の試験例5に記載した方法に従って調製されたクリシンを用いて、次の処方で、常法により美容液(100g)を作製する。
クリシン 1.0g
カルボキシビニルポリマー 0.1g
イソステアリン酸ポリグリセリル−10 2.0g
グリセリン 6.5g
1,3−ブチレングリコール 7.5g
フェノキシエタノール 0.3g
水酸化カリウム 0.05g
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1g
スクワラン 1.0g
ビタミンEアセテート 0.05g
ステアリン酸 0.20g
精製水 適量
全量 100g
上記素材を攪拌・混合・溶解して美容液を作製する。
上記の試験例6に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方で錠剤(1錠あたり500mg)を作製する。
第1分画物 10mg
乳糖 470mg
乾燥コーンスターチ 10mg
タルク 9mg
ステアリン酸カルシウム 1mg
乳糖(94g)に、第1分画物(2g)、乾燥コーンスターチ(2g)、タルク(1.8g)、ステアリン酸カルシウム(0.2g)を添加して混合する。次いで、単発式打錠機を用いて常法により錠剤を作製する。
上記の試験例6に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方でハードカプセル剤(1カプセルあたり360mg)を作製する。
第1分画物 5mg
乳糖 220mg
コーンスターチ 110mg
ヒドロキシプロピルセルロース 25mg
第1分画物(5g)に、乳糖(220g)及びコーンスターチ(110g)を添加して混合し、これにヒドロキシプロピルセルロース(25g)の水溶液を添加して練合する。次いで、押し出し造粒機を用いて、常法により顆粒を製造する。この顆粒をゼラチンハードカプセルに充填することにより、ハードカプセル剤を作製する。
上記の試験例6に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方でソフトカプセル剤(1カプセルあたり170mg)を作製する。
第1分画物 5mg
大豆油 165mg
大豆油(165g)に、第1分画物(5g)を添加して混合する。次いで、ロータリー・ダイ式自動成型機を用いて、常法に従い、ソフトカプセルに充填することにより、ソフトカプセル剤を作製する。
上記の試験例6に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方で丸剤(1粒あたり100mg)を作製する。
第1分画物 0.5mg
モロヘイヤ末 20.0mg
デンプン 30.0mg
糖蜜 20.0mg
茶抽出物 15.0mg
大豆ファイバー 14.0mg
セラック 0.5mg
上記配合で原料を混合し、適量加水後、練合機で均質な練合物を製造し、得られた練合物を圧延し製丸機を用いて製丸後乾燥して丸剤を作製する。
上記の試験例6に記載した方法に従って調製された第1分画物を用いて、次の処方で、常法によりゼリー(100g)を作製する。
第1分画物 0.02g
ゼラチン 2.00g
オレンジ果汁 20.00g
水 77.98g
上記成分を混合し、90℃へ加熱する。ゼラチンの溶解を確認してから容器に充填し、冷却する。ゼラチンを固化することでゼリーを作製する。
Claims (10)
- ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出を行うことで、少なくともクリシンを含む第1分画物を有効成分として得るヒアルロン酸合成促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。
- ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配することで、
前記酢酸エチル側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第2分画物を有効成分として得るヒアルロン酸合成促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、
前記酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配することで、
前記90%メタノール側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第3分画物を有効成分として得るヒアルロン酸合成促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、
前記酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配し、
前記90%メタノール側に分配された第3分画物をシリカゲルクロマトグラフィーで分画することで、
クロロホルム:メタノールが9:1の混合溶媒によりシリカゲルから溶出される分画物であって少なくともクリシンを含む第4分画物を有効成分として得るヒアルロン酸合成促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - クリシンを有効成分として含有するヒアルロン酸合成促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)。
- ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出を行うことで、少なくともクリシンを含む第1分画物を有効成分として得るHAS2mRNA発現促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。
- ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配することで、
前記酢酸エチル側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第2分画物を有効成分として得るHAS2mRNA発現促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、
前記酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配することで、
前記90%メタノール側に分配される分画物であって少なくともクリシンを含む第3分画物を有効成分として得るHAS2mRNA発現促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - ソリザヤノキの種子から水性有機溶媒により抽出された第1分画物を水及び酢酸エチルで液−液分配し、
前記酢酸エチル側に分配された第2分画物を90%メタノール及びヘキサンでさらに液−液分配し、
前記90%メタノール側に分配された第3分画物をシリカゲルクロマトグラフィーで分画することで、
クロロホルム:メタノールが9:1の混合溶媒によりシリカゲルから溶出される分画物であって少なくともクリシンを含む第4分画物を有効成分として得るHAS2mRNA発現促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)の製造方法。 - クリシンを有効成分として含有するHAS2mRNA発現促進剤(但し、皮膚の不調を抑制、改善するために使用されるものを除く。)。
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