JP2016199536A - 筋肉増強およびメタボリックシンドローム改善ならびにqol改善のための組成物 - Google Patents

筋肉増強およびメタボリックシンドローム改善ならびにqol改善のための組成物 Download PDF

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美紀 横澤
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Abstract

【課題】本発明は、筋肉を増強もしくは増加させ、またはメタボリックシンドロームを改善させ、QOLを改善させるための組成物を提供することを目的とする。【解決手段】本発明によれば、上記課題を解決するために、トリテルペンとポリフェノール類、好ましくはオレアノール酸とオレウロペインを含む組成物、該組成物を含む医薬組成物および食品等が提供される。本発明の組成物等を摂取することにより、筋肉量の増加および体脂肪減少の顕著な効果がみられる。【選択図】なし

Description

本発明は、トリテルペンとポリフェノール類を含む、筋肉を増強もしくは増加させ、および/またはメタボリックシンドロームを改善させ、ならびに/あるいはQOLを改善するための組成物に関する。より具体的には、トリテルペンとしてのオレアノール酸とポリフェノール類としてのオレウロペインとを所定の割合で含有させることにより、オレアノール酸とオレウロペインの有するそれぞれの生理活性を高めた上記用途に使用するための組成物、該組成物を含有する医薬組成物、化粧品、および食品に関する。
近年、運動機会の減少や、食生活の欧米化に起因して、肥満を伴うメタボリックシンドロームを引き起こす危険性が増している。メタボリックシンドロームは、高血圧、高脂血症、心臓疾患、糖尿病などの疾患を発症する原因ともなるため、健康を維持しながら、メタボリックシンドロームおよび肥満を予防・改善することは極めて重要である。ここで、肥満の多くは、摂取エネルギーが消費エネルギーよりも高いことが原因となるため、消費エネルギーを増加することにより、肥満の改善を図ることができる。そこで、筋肉が増強または増加するとことにより、基礎代謝に必要なエネルギーが増加するため、肥満の改善や健康の維持・増進を図ることができる。
また、高齢者は、筋肉が減少する傾向にあるが、身体を支えるために必要とする筋肉量を維持・増加させることが望ましい。一方、手術後等、身体を動かせない場合に筋肉は顕著に減少するが、より早い日常生活への復帰のために、筋肉を増強または増加させることが望まれる。さらに、筋肉を増強または増加させることを目的としているアスリートにとって、例えば、食事によって筋肉を増強または増加させることができれば好都合である。
従来、筋肉を増加させるためのタンパク質やペプチド、アミノ酸等を添加した加工食品、飲料、サプリメントや、ステロイド剤のような筋肉増強剤が数多く存在する。しかしながら、このようなタンパク質やペプチド、アミノ酸を添加した加工食品等を単純に摂取したとしても、筋肉を増加させることは非常に困難である。この場合、運動と併用することにより、筋肉を増加させ得るが、アスリートとは異なって、一般的な人々が、肥満を解消するために行う運動は苦痛を伴う。また、高齢である場合や、手術後においては、運動が制限されることも事実である。
このため、運動と関係なく、安全に筋肉を増加させる薬剤や加工食品の開発が望まれている。これまで、アロニアと呼ばれるブラックチョークベリーの果実に含まれる、トリテルペンに属するウルソール酸やオレアノール酸が、インスリン様活性、血糖値上昇抑制作用などを有することは報告されている(特許文献1、特許文献2)。一方、オリーブやイボタノキの葉などに含まれるポリフェノール化合物であるオレウロペインは、抗菌作用、血糖値上昇抑制作用などを有することが知られている(特許文献3)。しかしながら、トリテルペンとポリフェノール類とを含む組成物が、該組成物に含まれる成分の相加効果、さらには相乗効果によって、筋肉を顕著に増強もしくは増加させ、メタボリックシンドロームを顕著に改善することは報告されていない。
特開2011−026265号公報 特開2007−204447号公報 特開2014−009226号公報
本発明は、筋肉を増強もしくは増加させ、またはメタボリックシンドロームもしくはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を改善させるための、トリテルペンとポリフェノール類を含む組成物、該組成物を含有する医薬組成物、および該組成物を含有する食品を提供することを目的とする。
本発明者らは、かかる課題のもとに鋭意検討した結果、トリテルペンとしてオレアノール酸とポリフェノール類としてオレウロペインを含有させた組成物が、顕著な筋肉の増強および増加作用、ならびにメタボリックシンドロームの改善作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]トリテルペンとポリフェノール類とを含む、筋肉を増強もしくは増加させ、またはメタボリックシンドロームもしくはQOLを改善させるための組成物。
[2]トリテルペンが、オレアノール酸、コロソリン酸、ウルソール酸、マスリン酸、およびこれらの誘導体からなる群から1つ以上選択される、上記[1]に記載の組成物。
[3]ポリフェノール類が、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、フラボノール配糖体、カテキン類、クロロゲン酸、カテコールアミン分泌促進物質およびUCP−1活性化物質、ならびにこれらの塩または誘導体からなる群から1つ以上選択される、上記[1]または[2]に記載の組成物。
[4]肥満防止、体脂肪減少、脂質代謝改善、血糖値改善、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善、または白色脂肪細胞の褐色脂肪細胞化促進の効果を有する、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]トリテルペンとポリフェノール類を5:95〜95:5(重量比)で含有する、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]トリテルペンとポリフェノール類の総量が、組成物の1重量%以上である、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]トリテルペンがオレアノール酸であり、ポリフェノール類がオレウロペインである、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]上記[1]〜[7]のいずれかに記載の組成物を含有する医薬組成物。
[9]上記[1]〜[7]のいずれかに記載の組成物を含有する化粧品。
[10]上記[1]〜[7]のいずれかに記載の組成物を含有する食品。
本発明の組成物を利用することによって、高齢者や運動を苦手とする肥満な人に、筋肉を増強または増加させ、メタボリックシンドロームを改善し、および/またはQOLを改善することが可能になる。また、本発明によれば、該組成物を含有させた食品を提供することができ、誰でも容易に摂取可能となる。
オレアビータ(登録商標)の服用による除脂肪体重(筋肉量)(kg)の経時的な変化を示す図である。 オレアビータ(登録商標)の服用による体脂肪重量(kg)の経時的な変化を示す図である。 オレアビータ(登録商標)の投与による筋管細胞数の増加効果を示す図である。 オレアビータ(登録商標)の投与による脂肪の減少効果を示す図である。 オレアビータ(登録商標)の投与による血糖値改善効果を示す図である。 オレアビータ(登録商標)の投与による脂質代謝改善効果を示す図である。
本発明は、トリテルペンとポリフェノール類を含有する組成物であって、該組成物に含まれる成分による相加効果、さらには相乗効果により、顕著に筋肉を増強または増加させ、メタボリックシンドロームおよび/またはQOLを改善することができる組成物を提供する。さらに、本発明の組成物を含有する医薬組成物、化粧品、および食品もまた提供される。
本発明の実施形態において、典型的には、オレアノール酸、コロソリン酸、ウルソール酸、マスリン酸、およびこれらの誘導体からなる群から1つ以上選択されるトリテルペンと、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、およびこれらの誘導体からなる群から1つ以上選択されるポリフェノール類とを含む、筋肉を増強もしくは増加させ、メタボリックシンドロームを改善させ、またはQOLを改善させるための組成物が提供される。
本発明によれば、トリテルペンとポリフェノール類とを組み合わせることによって、筋肉の増強等の顕著な効果が得られる。本発明の組成物は、典型的には、トリテルペンがオレアノール酸であり、さらに、ポリフェノール類がオレウロペインであることが好ましい。
(1)トリテルペン
本発明の組成物に使用されるトリテルペンは、ファルネシル二リン酸(FPP)の2量化によって生成するプレスクアレン二リン酸を前駆体として生合成されるC30炭化水素から派生する炭化水素である。上記の通り、本発明の組成物に使用され得る好ましいトリテルペンは、オレアノール酸、コロソリン酸、ウルソール酸、マスリン酸、これらの塩または誘導体から選択される。このうち、オレアノール酸は、下記式(I)の構造を有する。
Figure 2016199536
オレアノール酸は、β−アミリン系トリテルペンの一種であって、オリーブ葉、センブリ、チョウジ、ブドウ、ビート、柿、梅、ビワ、沙棘(シーバックソーン)、アルガン、チクセツニンジン、ニンジン、サトウダイコンに遊離体またはサポニンとして存在することが知られている。オレアノール酸は、上記原料から公知の方法で抽出および精製することができ、あるいは、化学合成によってまたは市販品として得ることもできる。また、本発明によれば、オレアノール酸の誘導体も使用することができ、このような誘導体としては、例えば、式(I)中の3位にあるβ配置の水酸基をα配置とした構造を有するものであってもよい。また、28位のカルボキシル基をアミド化した誘導体であってもよい。当業者であれば、周知の技術を用いて、オレアノール酸の誘導体を製造することができる。
本発明によれば、オレアノール酸の塩もまた使用することができ、一般的に、オレアノール酸の薬学的に許容される塩を意味し、具体的には、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩やカルシウム塩などのアルカリ土類金属塩、アルギニン塩などの塩基性アミノ酸塩を含む有機酸塩などを挙げることができる。
コロソリン酸は、下記式(II)の構造を有する。
Figure 2016199536
コロソリン酸は、バナバやビワの葉から公知の方法で抽出および精製することができ、また、化学合成によって得ることもできる。さらに、オレアノール酸の誘導体と同様に、コロソリン酸の誘導体および薬学的に許容される塩も使用することができる。
ウルソール酸は、下記式(III)の構造を有する。
Figure 2016199536
ウルソール酸は、リンゴの皮やローズマリーから公知の方法で抽出および精製することができ、また、化学合成によって得ることもできる。さらに、オレアノール酸の誘導体と同様に、ウルソール酸の誘導体および薬学的に許容される塩も使用することができる。
マスリン酸は、下記式(IV)の構造を有する。
Figure 2016199536
マスリン酸は、オリーブから公知の方法で抽出および精製することができ、また、化学合成によって得ることもできる。さらに、マスリン酸の誘導体と同様に、マスリン酸の誘導体および薬学的に許容される塩も使用することができる。
上記の天然のオレアノール酸、コロソリン酸、ウルソール酸、およびマスリン酸は、天然素材から周知の方法によって得ることができる。一例として、オレアノール酸やマスリン酸の場合には、乾燥または水分を含むオリーブや搾油工程で発生するオリーブオイル搾り粕などを原料として得て、使用できる。さらに、オリーブ乾燥物をn−ヘキサンなどの脂溶性有機溶媒を用いて油分を除去した脱脂物としても使用できる。使用されるオリーブの品種には特に限定はなく、国内産、外国産などの産地、栽培用、搾油用を問わず使用できる。
本発明で使用するトリテルペンは、上記で示した原料からトリテルペンが抽出可能な低級アルコール(例えば、エタノール、メタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールなど)またはその含水アルコールを用いて抽出し、必要に応じて、ケン化処理、中和を行い、吸着剤としてオクタデシルシリル基結合シリカ(ODS)、シリカゲル、合成吸着剤などを使用して、分画、精製することで得ることができる。
(2)ポリフェノール類
本発明の組成物に使用されるポリフェノール類としては、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシル基を有するポリフェノール、ならびにカテコールアミン分泌促進物質および脱共役タンパク質−1(UCP−1活性化物質)などが挙げられる。ここで、本明細書で使用するとき、「ポリフェノール」としては、限定されないが、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、フラボノール配糖体、カテキン(フラバン−3−オール、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートなど)、クロロゲン酸、タンニン酸、タンニン、ネオクロロゲン酸、シアニジン、プロアントシアニジン、テアルビジン、ルチン、フラボノイド(ケルシトリン、アントシアニン、フラバノン、フラバノール、フラボノール、イソフラボンなど)、フラボン、カルコン類(ナリンゲニンカルコンなど)、キサントフィル、カルノシン酸、エリオシトリン、ノビレチン、タンジェレチン、マグノロール、ホノキオール、エラグ酸、リグナン、クルクミン、クマリン、カテコール、プロシアニジン、テアフラビン、ロズマリン酸、キサントン、ケルセチン、レスベラトロール、没食子酸、フロロタンニン、ならびにこれらの塩および誘導体などが挙げられる。また、分子内にこれらの化合物を1以上有する化合物(例えば、これらの化合物を含む形で結合し高分子化した複合体)も挙げることができる。一方、本明細書で使用するとき、「カテコールアミン分泌促進物質」および「UCP−1活性化物質」としては、限定されないが、カフェイン、カフェイン酸、カプシノイド、ならびにこれらの塩および誘導体などが挙げられる。本発明の組成物に使用される好ましいポリフェノールは類、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、これらの塩または誘導体から選択される。オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、およびチロソールの化学構造は、以下の通りである。
Figure 2016199536
これらのポリフェノールは、オリーブ抽出物に含まれる主要な有効成分であり、ともにフラボノイドの一種である。ヒドロキシチロソールは、オレウロペインの分解産物であり、チロソールは、ヒドロキシチロソールのOH基が1つ外れた構造を有する。
オレウロペインは、抗ウイルス活性、抗原虫活性、抗菌活性などを有することが一般に知られているが、筋肉の増加等に作用することは知られていない。また、ヒドロキシチロソールは、上記の通り、オレウロペインの分解物であり、血小板凝集に対する阻害活性を有する。しかしながら、オレウロペインと同様に、筋肉の増加等に作用することは知られていない。また、チロソールは、抗酸化物質であり、同様に筋肉の増加等に作用することについては報告がない。
(3)組成物
本発明の組成物は、トリテルペンとポリフェノール類を含有することを特徴とする組成物である。これまで、トリテルペンとポリフェノール類を含有する組成物が、顕著に筋肉を増強もしくは増加させ、および/またはメタボリックシンドロームを改善させ、ならびに/あるいはQOLを改善することについては、これまで報告された例がない。本発明の組成物に含有するトリテルペンとポリフェノール類の割合は、適切な任意の割合であってもよく、例えば、これらの割合は、5:95〜95:5(重量比)、例えば、10:90〜90:10(重量比)、15:85〜85:15(重量比)、20:80〜80:20(重量比)、30:70〜70:30(重量比)、40:60〜60:40(重量比)、50:50〜50:50(重量比)、60:40〜40:60(重量比)、70:30〜30:70(重量比)、80:20〜20:80(重量比)、85:15〜15:85(重量比)、90:10〜10:90(重量比)、95:5〜5:95(重量比)である。別の態様では、本発明の組成物に含有するトリテルペンとポリフェノール類の総量は、1重量%以上であればよい。好ましくは2重量%以上、より好ましくは3重量%以上、さらに好ましくは4重量%以上、さらにより好ましくは5重量%以上である。また、本発明の組成物中のトリテルペンの含有量としては、1重量%以上であればよく、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、30、40、50、60、70、80、90重量%以上である。一方、本発明の組成物中のポリフェノール類の含有量としては、1重量%以上であればよく、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、30、40、50、60、70、80、90重量%以上である。後述するように、所定の割合でトリテルペンとポリフェノール類を含有した本発明の組成物は、トリテルペンの単独投与またはポリフェノール類の単独投与と比較して、トリテルペンおよび/またはポリフェノール類の持つ生理活性、具体的には、筋肉の増強または増加作用、メタボリックシンドローム改善作用、および/またはQOL改善作用を好ましくは高める特徴を有する。
本発明の組成物を製造する方法は、特に限定されるものではなく、例えば、本発明の組成物は、トリテルペンおよびポリフェノール類の単品を所望の比率で配合して製造することが可能である。その際、トリテルペンおよびポリフェノール類の単品は、天然物であれば、所定の原材料から抽出等により入手可能である。また、当業者であれば、それらの誘導体についても周知の方法によって得ることができる。なお、単品は、他の適切な方法で得てもよい。
本発明の別の態様は、本発明の組成物は、トリテルペンおよびポリフェノール類を含む原料混合物の両成分の重量比を求め、該混合物に、所定のトリテルペン−ポリフェノール類の組成比になるまでそれぞれの単品を添加して得てもよく、またはトリテルペンもしくはポリフェノール類の一方を他方より多く含む混合物を添加して得てもよい。
なお、本発明の実施に際して、原料混合物および本発明の組成物中のトリテルペン−ポリフェノール類の組成は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)等の公知の分析方法により容易に求めることができる。
上記のトリテルペンおよびポリフェノール類を含む原料混合物、特に、オレアノール酸およびオレウロペインを含む原料混合物として、例えば、オリーブ葉やオリーブ葉エキスを挙げることができる。オレアノール酸は、オリーブ葉、ブドウ(果皮)等の植物から抽出することができるが、例えば、オリーブ葉からオレアノール酸を抽出する方法は、一般的に知られ、当業者であれば、例えば、特表2010−509390公報を参考にして行うことができる。また、市販品としてオレアノール酸およびオレウロペインを含む混合物(オレアビータ(登録商標)(ラボラトワールフィトディア社、フランス)を用いてもよい。
(4)医薬組成物および飲食品
本発明のトリテルペンとポリフェノール類を含む組成物は、医薬組成物および/または飲食品(もしくは飲食物)の形態で好適に使用できる。医薬組成物または飲食品に添加する本発明の組成物の割合は、その機能を有する限り特に制限されないが、通常0.01〜100重量%の範囲から適宜選択することができる。ここで、本発明の組成物の割合が100重量%である場合とは、本発明の医薬組成物および/または飲食品が、本発明の組成物からなる場合を意味する。
医薬組成物または飲食品に含有するトリテルペンおよびポリフェノール類は、各々、例えば、一回の経口摂取あたり、0.01〜50mg、好ましくは0.05〜30mg、より好ましくは0.1〜20mg、さらに好ましくは0.5〜10mg、さらにより好ましくは1〜5mg、最も好ましくは1〜2.5mgである。
本発明のトリテルペンおよびポリフェノール類を含む組成物を含有する医薬組成物または飲食品の製造は、本発明の組成物を医薬組成物または飲食品に添加することによって行ってもよい。両化合物の重量比の調節は、本発明の組成物の製造に関連して記載された方法を適宜用いればよい。
本発明の医薬組成物または飲食品は、その形態を特に制限するものではなく、例えば粉末状、顆粒状、錠剤状などの固体状、液状、乳液状等の溶液状またはこれら溶液状の組成物を充填したカプセル剤、またはペースト状等の半固体状などの、任意の形態に調製することができる。本発明の医薬組成物の投与量は、錠剤の種類、投与方法、投与対象の年齢や体重、症状等を考慮して決定されるものである。本発明の飲食品も同様に、その摂取量を適宜調整することができる。
この場合、本発明の組成物に、さらに希釈剤、担体または添加剤等の成分を配合して任意の製剤化処理を行い、製剤として調製することができる。ここで希釈剤または担体としては、トリテルペンおよび/またはポリフェノール類の生理活性を妨げないものであれば特に制限されず、例えばスクロース、グルコース、果糖、マルトース、トレハロース、乳糖、オリゴ糖、デキストリン、デキストラン、サイクロデキストリン、澱粉、水飴、異性化液糖などの糖類、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン等のアルコール類、ソルビトール、マンニトール、エリスリトール、ラクチトール、キシリトール、マルチトール、還元パラチノース、還元澱粉分解物等の糖アルコール類、トリアセチン等の溶剤、アラビアガム、カラギナン、キサンタンガム、グァーガム、ジェランガム、ペクチン等の多糖類、または水を挙げることができる。また添加剤としては、キレート剤等の助剤、香料、香辛料抽出物、防腐剤などを挙げることができる。使用上の利便等から、これらの希釈剤、担体または添加剤を用いて上記製剤を調製する場合は、本発明の組成物が、製剤100重量%中に、0.01〜100重量%、好ましくは0.1〜50重量%の割合で含まれるように調製することが望ましい。
本発明のトリテルペンおよびポリフェノール類を含む組成物を含有する飲食品(または飲食物)(以下、「食品組成物」という場合がある)としては、例えば、サプリメントのように上記本発明の組成物そのものを有効成分とする飲食品、ならびに一般の飲食品に上記本発明の組成物を1成分として配合して、その飲食品にトリテルペンおよび/またはポリフェノールの生理活性を付与してなる機能性食品(特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品が含まれる)を挙げることができる。なお、これらの飲食品には、筋肉の増強もしくは増加、および/またはメタボリックシンドロームの改善、ならびに/あるいはQOL改善を始めとする生理作用を有することを容器や説明書に表示した、本発明の所定の重量比でトリテルペンおよびポリフェノールを含有または添加したことを特徴とする飲食品も含まれる。表示され得る飲食品の他の生理作用には、肥満防止、体脂肪減少、脂質代謝改善、血糖値改善、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善、または白色脂肪細胞の褐色脂肪細胞化促進の効果などが含まれる。なお、食品組成物としては、上記の機能性食品の他に、例えば、健康食品、栄養補助食品、経腸栄養食品などを挙げることができる。
対象とする飲食品としては、制限されないが、果汁飲料、清涼飲料、スポーツ飲料、アルコール飲料、茶、栄養ドリンク等の飲料、パン、めん類、ごはん、菓子類(ビスケット、ケーキ、キャンデー、チョコレート、和菓子)、豆腐およびその加工品などの農産食品、清酒、薬用酒、みりん、食酢、醤油、味噌などの発酵食品、ドレッシング、マヨネーズ、バター、マーガリン、ショートニング、食用油脂などの油脂食品、ヨーグルト、ハム、ベーコン、ソーセージなどの蓄農食品、かまぼこ、揚げ天、はんぺんなどの水産食品等を挙げることができる。
(5)化粧品
本発明のトリテルペンとポリフェノール類を含む組成物は、化粧品の形態で好適に使用できる。化粧品に添加する本発明の組成物の割合は、その機能を有する限り特に限定されないが、通常0.01〜100重量%の範囲から適宜選択することができる。ここで、本発明の組成物の割合が100重量%である場合とは、本発明の化粧品が、本発明の組成物からなる場合を意味する。
本発明のトリテルペンおよびポリフェノール類を含む組成物を含有する化粧品としては、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ジェル、ローション、オイル、パック、ミストおよび顔面用化粧シートなどの基礎化粧料、ファンデーション、頬紅などのメークアップ化粧品などが挙げられる。これらの化粧品は、周知の方法に従って製造することができ、その際に、本発明の効果を損なわない範囲で周知の添加剤を適宜、添加してもよい。このような添加剤としては、油脂類、ロウ類、鉱物油、脂肪酸類、アルコールおよび多価アルコール類、エステル類、金属セッケン類、ガム質および糖類などの水溶性高分子化合物、界面活性剤、各種ビタミン類、各種アミノ酸類、植物または動物系原料由来の種々の添加物、海藻類、動物系原料由来の素材、海洋成分、微生物培養代謝物、無機顔料、紫外線吸収/遮断剤、美白剤、チロシナーゼ活性阻害剤、メラニン色素還元/分解物質、細胞賦活物質、収斂剤、活性酸素消去剤、抗酸化剤、過酸化脂質生成抑制剤、抗炎症剤、抗菌・殺菌・消毒薬、保湿剤、香料、色素、その他ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質およびその分解物、動・植物性多糖類およびその分解物、動・植物性糖蛋白質およびその分解物、血流促進剤、抗炎症剤・消炎剤・抗アレルギー剤、創傷治療剤、増泡剤、増粘剤、酵素および精製水(例えばミリポア(登録商標)水、イオン交換水、イオン交換蒸留水および電子水)などが挙げられる。
本発明の組成物を使用し得る用途として、医薬組成物、化粧品、および飲食品の他、ペットフードとしての利用が挙げられる。
以下の実施例は、本開示の様々な態様を例証する。材料と方法の両方に対する多数の修飾は、本開示の範囲から逸脱せずに実施されてもよいことは当業者に明らかである。市販品供給業者から購入される全ての試薬および溶媒は、さらに精製または加工することなしに使用される。
実施例1:筋肉量の増加効果
本発明のトリテルペンおよびポリフェノールを含む組成物が、筋肉量の増加において有意な効果を示すかどうかを試験した。使用したトリテルペンおよびポリフェノールとして、トリテルペンとしてオレアノール酸と、ポリフェノールとしてオレウロペインを含むオレアビータ(登録商標)(ラボラトワールフィトディア社、フランス)を使用した。オレアビータは、オレアノール酸を5%以上、およびオレウロペインを5%以上含有する粉末である。そこで、被験者は、体格指数(BMI)が18.5〜25の健常者(9名)であり、各人は、オレアビータを50mg/日の用量で服用し、服用開始から90日目まで経時的に除脂肪体重(または筋肉量)(kg)を測定し、記録した。なお、除脂肪体重(筋肉量)の測定は、各種機能を備えた市販の体重計によって行われた。
図1では、9人の除脂肪体重の平均値を示す。図1に示されるように、服用開始から経時的に除脂肪体重の増加(すなわち、筋肉量の増加)が観察され、トリテルペンとオレウロペインの組成物が筋肉量の増加に顕著な効果をもたらすことが示された。この期間における筋肉量の増加は、平均して+1.13kgであった。
実施例2:体脂肪の減少効果
実施例1において試験された被験者らに対して、除脂肪体重の測定と同時に、体脂肪重量(kg)を測定し、記録した。なお、測定には、実施例1と同様に、市販の各種機能を有する体重計を用いた。図2に示されるように、本発明の組成物を服用開始から顕著な体脂肪の減少が観察された。測定期間中の体脂肪重量変化は、平均して−1.2kgであった。
本明細書に開示された実施形態を実現する代替方法があることに留意すべきである。従って、本実施形態は、例示であって、制限的なものではないと考えるべきである。さらに、特許請求の範囲は、本明細書に与えられた詳細に限定されるものではなく、その全範囲および同等物に権利がある。
実施例3:筋肉増強および増加
(1)培地調製
DMEM培地(日水製薬株式会社)に10%FBS(GIBCO)を添加し、基本培地とした。オレアノール酸添加培地としては、オレアノール酸(和光純薬工業株式会社)10mgをDMSO(株式会社同仁化学研究所)1mlにて溶解後、DMEM10%FBSで希釈し使用した。オレウロペイン添加培地としては、オレウロペイン(SIGMA−ALDRICH,Co.LLC.)10mgをDMSO(株式会社同仁化学研究所)1mlにて溶解後、DMEM10%FBSで希釈し使用した。次に、ガラスボトムディッシュの観察部位にはあらかじめCellmatrix Type1−C(新田ゼラチン株式会社)0.3μg/100μl/1cmにてコラーゲンコートを施し、観察用ディッシュを作製した。
(2)細胞調製
妊娠後期のICRマウスの胎児の大腿部の筋肉を分離し、トリプシン(DIFCO)0.25%、ディスパーゼ(合同酒精株式会社)0.25%、EDTA(国産化学株式会社)0.1%/PBS(SIGMA−ALDRICH,Co.LLC.)溶液を加えて、37℃ 5%CO環境下で50分間処理し分解した。PBSを加え2回遠心にて洗浄後、DMEM10%FBS培地にて適宜希釈した。
(3)筋芽細胞分化促進試験
オレアノール酸溶液、オレウロペイン溶液を基本培地に各濃度になるよう添加して、調製したガラスボトムディッシュに細胞を播種し、37℃ 5%CO環境下にて培養した。筋芽細胞が分化して筋管細胞になると拍動するため、培養3日目よりディッシュ内の拍動している筋管細胞を全てカウントした。
(4)結果
細胞播種10日後、オレアノール酸1μM(OA1μM)、オレウロペイン1μM(OP1μM)添加培地ではそれぞれコントロールより拍動している筋管細胞がわずかに増加していたが、オレアノール酸とオレウロペインの組み合わせでは単独より5倍増加しており、筋管細胞に分化促進、増加することが示唆された(図3)。
実施例4:肥満防止および体脂肪減少
(1)飼育条件
実験動物には7週齢のC57BL/6J雄マウスを用いた。これらのマウスを無作為に以下の6群に分けた:(a)ノーマルケージ+通常食(オリエンタル酵母)(ND)、(b)6分割ケージ飼育+高脂肪食(HF)、(c)6分割ケージ+オレアノール酸添加食(HF+OA)、(d)6分割ケージ飼育+オレウロペイン添加食(HF+OP)、(e)6分割ケージ飼育+オレアノール酸およびオレウロペイン添加食(HF+OA+OP)、および(f)6分割ケージ飼育+オレアビータ添加食(HF+オレアビータ)。マウスの飼育に用いた6分割ケージは、普通のマウスケージ内をアルミ板で6分割したケージであり、このケージでの飼育はマウスの活動量を約60%低下させることをプレ実験で確認している。高脂肪食はオリエンタル酵母社製のウェスタン飼料(F2WTD粉末)を用いた。この飼料は100g当たり20gの脂肪を含み、カロリー比で40%の脂肪を含む高カロリー飼料である。試験飼料はこの飼料をベースに用い、以下の条件で作成した。オレアノール酸添加食はウェスタン飼料にオレアノール酸(和光純薬155−01701)を飼料1kg当たり50mg、オレウロペイン添加食はオレウロペイン(Chengdu Biopurify Phytochemicals Ltd.Catalogue No.BP1028)を飼料1kg当たり50mg、オレアノール酸+オレウロペイン添加食はオレアノール酸とオレウロペインを飼料1kg当たり各々50mg、オレアビータ添加食はオレアビータを飼料1kg当たり1000mg添加した。飼料に目的の試験試料を混和後、飼料80gに対して20gのバターを加え混和し、更に10%(W/W)で水を加えて捏ねてペースト状にした。その後。ペースト状飼料から直径約2cm程度の団子を作り乾燥機で一晩、加温(60℃)して乾燥させ、更に室温で2日間風乾させてから飼料として用いた。飼育期間中、水は水道水を与え、飼料と水は自由摂取とした。また、2週間毎に体重と摂取量の測定を行った。マウスを断頭にて屠殺し、副睾丸脂肪を採取してその組織重量を測定し、直ちに液体窒素で凍結した。
(2)結果
投与10週間後において、高脂肪食摂取群(HF)と比較して、オレアノール酸添加食(HF+OA)、オレウロペイン添加食(HF+OP)では脂肪減少効果が見られなかったが、オレアビータを添加食(HF+オレアビータ)では有意に減少していた(図4)。オレアノール酸とオレウロペインの相乗効果であると考えられた。
実施例5:血糖値改善、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善
(1)飼育条件
実施例4と同様に、マウスを飼育し、10週間投与後のマウスを断頭にて屠殺し、解剖、及び採血した。
(2)血漿のインスリンとレプチン濃度の測定
解剖時に採取した血漿サンプルを用いて血漿のインスリン濃度とレプチン濃度を測定した。血漿インスリン濃度はマウスインスリン測定キット(森永生科学研究所)、血漿レプチン濃度はマウス/ラットレプチン測定キット(森永生科学研究所)を用いて、それぞれに添付されたマニュアルに従って測定した。
(3)結果
通常食と比較して高脂肪食群では血漿インスリン濃度が有意に上昇していた。オレアノール酸単独(HF+OA)、オレウロペイン単独(HF+OP)では抑制効果がなかったが、オレアビータ(HF+オレアビータ)では抑制されており、インスリン抵抗性、血糖値の改善効果が期待された(図5)。また、血漿レプチン濃度は高脂肪食摂取により有意に増加しており、オレアノール酸単独(HF+OA)、オレウロペイン単独(HF+OP)では高値だったがオレアビータ(HF+オレアビータ)では有意に抑制されていた。レプチンは摂食抑制、エネルギー消費亢進をもたらすが、高脂肪食摂取ではレプチン抵抗性が起こり、血中濃度が上昇する。オレアビータはレプチン抵抗性を抑制したため血漿レプチン濃度が抑制されたと考えられ、脂質代謝の改善および肥満を解消する効果があった(図6)。

Claims (10)

  1. トリテルペンとポリフェノール類とを含む、筋肉を増強もしくは増加させ、またはメタボリックシンドロームもしくはQOLを改善させるための組成物。
  2. トリテルペンが、オレアノール酸、コロソリン酸、ウルソール酸、マスリン酸、およびこれらの誘導体からなる群から1つ以上選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. ポリフェノール類が、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、フラボノール配糖体、カテキン類、クロロゲン酸、カテコールアミン分泌促進物質およびUCP−1活性化物質、ならびにこれらの塩または誘導体からなる群から1つ以上選択される、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 肥満防止、体脂肪減少、脂質代謝改善、血糖値改善、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善、または白色脂肪細胞の褐色脂肪細胞化促進の効果を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. トリテルペンとポリフェノール類を5:95〜95:5(重量比)で含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. トリテルペンとポリフェノール類の総量が、組成物の1重量%以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. トリテルペンがオレアノール酸であり、ポリフェノール類がオレウロペインである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含有する医薬組成物。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含有する化粧品。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物を含有する食品。
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