JP6074015B1 - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客が高温の手摺りベルトに触れずに済み、しかもエネルギーの無駄使いが生じない乗客コンベアを提供する。【解決手段】踏段の左右両側に欄干10が設けられ、欄干10の周縁部に沿って手摺りベルト14が移動する乗客コンベア1において、人が接近したことを検出する人感センサ34と、欄干10より手前に設けられたポール30と、ポール30に設けられた冷却ガス吹き出し口32とを備え、人感センサ34が人の接近を検出すると、冷却ガス吹き出し口32から手摺りベルト14に向けて手摺りベルト14を冷却する冷却ガスが吹き付けられることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は乗客コンベアに関する。
屋外に設置された乗客コンベアでは、真夏の日中等になると、手摺りベルトが日に照らされて触れることが困難なほど熱くなる場合がある。
そこで、手摺りベルトの温度が高いと推測される場合には、上階側と下階側に架設されているトラス内において冷気を用いて手摺りベルトを冷却することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしこのような乗客コンベアでは、乗客がいない間も手摺りベルトが冷却され続けるため、エネルギーの無駄使いとなる。
そこで本発明は、乗客が高温の手摺りベルトに触れずに済み、しかもエネルギーの無駄使いが生じない乗客コンベアを提供することを課題とする。
本実施形態の乗客コンベアは、踏段の左右両側に欄干が設けられ、前記欄干の周縁部に沿って手摺りベルトが移動する乗客コンベアにおいて、人が接近したことを検出する人感センサと、前記欄干より手前に設けられたポールと、前記ポールに設けられた冷却ガス吹き出し口とを備え、前記人感センサが人の接近を検出すると、前記冷却ガス吹き出し口から前記手摺りベルトに向けて前記手摺りベルトを冷却する冷却ガスが吹き付けられ、さらに、乗客コンベアに向かって接近する人の速さを測定する速さ測定器が設けられ、前記速さ測定器により測定された速さに基づき、前記人感センサが人の接近を検出してから前記冷却ガスの吹き付けが開始されるまでの時間が決定されることを特徴とする。
乗客コンベアとしてエスカレータや動く歩道等が挙げられるが、以下の実施形態ではエスカレータ1を例にして説明する。以下の説明において、左右とは、エスカレータ1を正面すなわち移動方向から見た場合の表現である。
図1に本実施形態に係るエスカレータ1の断面図を示す。トラス20が建物の上階側と下階側に架設されている。トラス20の上階側の機械室25と下階側の機械室26の内部には、それぞれ踏段駆動スプロケット21、22が配置されている。踏段駆動スプロケット21、22には、無端状の踏段駆動チェーン23が巻き掛けられている。上階側の踏段駆動スプロケット21は、モータや減速器を有する駆動装置24に連結され、駆動装置24の駆動により回転する。この回転により踏段駆動チェーン23及びもう一方の踏段駆動スプロケット22が駆動する。踏段駆動チェーン23には搭乗部としての踏段2が等間隔に隙間無く連結されている。踏段駆動チェーン23が駆動することにより、これに連結された踏段2が図示しないガイドレールに沿って上階側と下階側の間を循環移動する。機械室25の内部には、エスカレータ1の運転を制御する制御部27が設けられている。
エスカレータ1の左右両側には、上階から下階にかけて、欄干10が立設されている。トラス20の内部には、手摺りベルト駆動スプロケット12が設けられている。踏段駆動スプロケット21と手摺りベルト駆動スプロケット12に無端状の手摺りベルト駆動チェーン13が巻き掛けられている。また、欄干10の周縁部と手摺りベルト駆動スプロケット12とには、手摺りベルト14が掛けられている。踏段駆動スプロケット21が回転すると、手摺りベルト駆動チェーン13及び手摺りベルト駆動スプロケット12が駆動し、手摺りベルト14が欄干10の周縁部に沿って上階側と下階側の間を循環移動する。手摺りベルト14は踏段2の移動と同期して移動する。欄干10の下部は、上階から下階に亘って設けられたスカート部11に覆われている。スカート部11の上階側と下階側にはそれぞれインレット部3が形成されている。手摺りベルト14は、インレット部3の内側を通過して、スカート部11の内部に入ったり、スカート部11の外部へ出たりする。そのためインレット部3の形状は手摺りベルト14の断面形状に合わせた形状となっている。
手摺りベルト14は、長尺のベルト体の長手方向両端部が接続されて環状になったものである。図2に示すように、手摺りベルト14の左右方向の断面形状は下に開口するC字型である。欄干10の周縁部には手摺りデッキ15が固定されており、手摺りデッキ15を包むようにして手摺りベルト14が設けられている。手摺りベルト14は、通常2〜3m/秒の速さで移動しているが、乗客量が多いときや少ないときはこの範囲外の速さに変わる場合もある。
エスカレータ1の乗り込み側において、欄干10より手前(エスカレータ1に乗り込もうとする人から見て手前)にポール30が設けられている。ポール30の欄干10側の部分には、冷却ガス吹き出し口32が設けられている。冷却ガス吹き出し口32は、欄干10の乗り込み側端部における手摺りベルト14の回転の中心Pの高さより下にあることが望ましい。冷却ガス吹き出し口32は弁33により開閉可能となっている。また、ポール30には接近する人を検出する人感センサ34が設けられている。人感センサ34は、人が接近したときにその人を検出できる一般的なセンサで良く、赤外線で人を検出するもの、超音波で人を検出するもの、可視光で人を検出するもの、赤外線と超音波とで人を検出するもの、等が挙げられる。人感センサ34は、人が人感センサ34まで例えば1〜3mの距離まで近づいたときに、その人を検出する。また、ポール30にはエスカレータ1の移動方向等を表示する表示部36が設けられていても良い。またポール30には外気温を測定する外気温センサ38も設けられている。ただし、人感センサ34や外気温センサ38はポール30以外の場所に設けられていても良い。
なお図1では乗り込み側として上階側にのみポール30が設けられているが、上階側と下階側の両方が乗り込み側になり得る場合は、上下階両方にポール30が設けられ、それぞれに冷却ガス吹き出し口32等が設けられる。
機械室25には液体窒素タンク40が設けられ、液体窒素タンク40の一部にはヒータ42が設けられている。液体窒素タンク40には液体窒素が貯蔵されるが、その貯蔵までの手段は限定されない。貯蔵される液体窒素は、例えば、エスカレータ1に隣接して設けられた図示しない液体窒素製造装置によって製造され、配管によって液体窒素タンク40に運ばれ貯蔵される。
図3に示すように、制御部27は、外気温センサ38、人感センサ34、液体窒素タンク40のヒータ42、冷却ガス吹き出し口32の弁33、表示部36に、電気的に接続されている。制御部27は次のように制御を行う。
まず、外気温センサ38が常時外気温を測定している。そして、外気温が予め設定されている一定温度以上になると、制御部27は手摺り冷却運転を開始する。制御部27は、手摺り冷却運転を開始すると、まず、人感センサ34を検出可能状態にするとともに、液体窒素タンク40のヒータ42に通電し液体窒素から冷却ガスとしての窒素ガスを発生させる。
手摺り冷却運転中に人感センサ34が接近する人を検出すると、制御部27は冷却ガス吹き出し口32の弁33を開き、冷却ガスをポール30から手摺りベルト14に向けて一定時間継続して吹き付ける。ここで、冷却ガスの吹き付けは、人感センサ34が人を検出すると直ちに開始されても良い。しかし、人感センサ34が遠くの人を検出するものである場合は、人感センサ34が人を検出した後、その人がエスカレータ1に乗り込むまでに時間がかかる。そこでそのような場合は、人感センサ34が人を検出した後一定時間経過してから冷却ガスの吹き付けが開始されても良い。この一定時間の具体的な長さは、人感センサ34がどれくらい遠くの人を検出できるかにより異なるが、例えば、平均的な歩行速度の人が欄干10の手前1mに到達するまでに冷却ガスの吹き付けが開始されるように設定される。また、吹き付けがなされる時間の長さは、手摺りベルト14のうち乗客が触れる部分の前後の範囲を冷却するために必要な時間として、予め設定されている長さである。
冷却ガスの吹き付けが行われると、手摺りベルト14の表面に冷却ガスが当たり、その部分の温度が下がる。エスカレータ1に乗り込んだ人は手摺りベルト14の温度が下がった部分を触ることになる。冷却ガスの吹き付けが一定時間行われた後は、制御部27は弁33を閉じ、再び人感センサ34が接近する人を検出するまで弁33を閉じたままにする。そして、人感センサ34が接近する人を検出する度に、制御部27は弁33を開いて冷却ガスを手摺りベルト14へ吹き付ける。外気温が予め設定されている一定温度より低くなると、制御部27は手摺り冷却運転を終了する。制御部27が手摺り冷却運転を行っている間、又は制御部27が冷却ガスを手摺りベルト14に向けて吹き付けている間、その旨が表示部36に表示される。
以上の実施形態では、手摺りベルト14の表面が冷却ガスにより冷却されるため、乗客が高温状態の手摺りベルト14に触れずに済む。しかも、手摺りベルト14の冷却が、人が接近して来たときのみ行われるため、エネルギーの無駄使いが生じない。また、冷却ガス吹き出し口32が欄干10より手前のポール30に設けられているため、手摺りベルト14に向かって正面から冷却ガスを吹き付けて効率良く手摺りベルト14を冷却することができ、しかも、エスカレータ1の移動方向の表示等のために元々設けられているポール30を有効活用できる。
また、本実施形態のように外気温が一定温度以上になっている間だけ手摺り冷却運転を行えば、外気温が低く手摺りベルト14の温度が上がりにくいときにまで手摺りベルト14の冷却が行われることがなく、エネルギーの無駄使いが生じない。
また、制御部27が手摺り冷却運転を行っている間、又は制御部27が手摺り冷却運転を行いかつ実際に冷却ガスを手摺りベルト14に向けて吹き付けている間、その旨が表示部36に表示されれば、乗客は手摺りベルト14が熱くないと確信して安心して手摺りベルト14に触れることができる。
また、冷却ガス吹き出し口32が欄干10の乗り込み側端部における手摺りベルト14の回転の中心Pの高さより下にあれば、冷却ガスが乗客に直接当たるおそれが無い。
以上の実施形態に対して様々な変更を加えることができる。なお、変更例のエスカレータ101、201を示す図4、5において、上記実施形態における部材等と同じ部材等には、図1における符号を同じ符号を付してある。
まず、図4に示すように、エスカレータ1の乗り込み側の場所、例えばポール30には、乗客コンベアに向かって接近する人の速さを測定する速さ測定器31が設けられていても良い。そして、速さ測定器31により測定された速さに基づき、人感センサ34が人の接近を検出してから冷却ガスの吹き付けが開始されるまでの時間が決定される。速さ測定器31は制御部27に電気的に接続されている。この変更例では、人感センサ34が人の接近を検出すると、速さ測定器31が接近する速さを測定する。そして、人の接近する速さが速い場合は、制御部27は、直ちに又は短い一定時間経過後に、冷却ガスの吹き付けを開始する。一方、人の接近する速さが遅い場合は、制御部27は、一定時間(ただし人の接近する速さが速い場合の一定時間よりも長い時間)経過後に冷却ガスの吹き付けを開始する。速さ測定器31は、例えば、人に向けて照射した電磁波の反射波を測定するものである。この変更例によれば、人の接近する速さが速いときに冷却ガスの吹き付けが遅れることが無く、また人の接近する速さが遅いときに冷却ガスの吹き付け開始が早過ぎて冷却ガスが無駄になることも無い。
また、上記実施形態では、外気温が一定温度以上になると手摺り冷却運転が開始されるが、外気温ではなく手摺りベルト14の温度が一定温度以上になったときに手摺り冷却運転が開始されても良い。具体的には、欄干10のいずれかの場所又はスカート部11の中に手摺り温度センサ35が設けられている(図4に、手摺り温度センサ35が欄干10に設けられている様子が示してある)。手摺り温度センサ35は、手摺りベルト14に接しているか、その近傍に配置されている。又は、日光が当たる場所に、手摺りベルト14と同じ色及び材質の模擬部材が設けられ、その模擬部材に手摺り温度センサ35が埋め込まれていても良い。これらのように手摺り温度センサ35が設けられると、手摺り温度センサ35が手摺りベルト14の温度を直接的又は間接的に測定することができる。そして、制御部27は、手摺り温度センサ35の測定する温度が一定温度以上になると、上記の手摺り冷却運転を開始する。ここでの一定温度とは、人がその温度の手摺りベルト14に触ると熱いと感じる温度であって、予め設定されている温度である。これによれば、手摺りベルト14が実際に熱いときに限って手摺り冷却運転が行われるため、エネルギーの無駄使いが生じない。
また、外気温センサ38と手摺り温度センサ35の両方が設けられ、少なくともいずれか一方の温度が一定温度以上になると、制御部27が手摺り冷却運転を開始しても良い。
また、外気温や手摺りベルト14の温度が一定温度以上になると制御部27が手摺り冷却運転を開始するのではなく、夏季の一定期間の昼間時間帯(例えば8月を含む一定期間の13〜14時を含む時間帯)になると制御部27が手摺り冷却運転を開始しても良い。これによれば、エスカレータ1に温度センサを設ける必要が無く、エスカレータ1の制御も容易である。
また、夏季に限定せず通年で昼間時間帯(例えば13〜14時を含む時間帯)になると制御部27が手摺り冷却運転を開始しても良い。また、時間帯を限定せず夏季(例えば8月を含む一定期間)になると制御部27が手摺り冷却運転を開始しても良い。
また、図4に示すように、ポール30に複数(図の場合は2つ)の冷却ガス吹き出し口32a、32bが設けられ、これらの冷却ガス吹き出し口32a、32bが上下方向に並べられていても良い。2つの冷却ガス吹き出し口32a、32bは、共に、欄干10の乗り込み側端部における手摺りベルト14の回転の中心Pの高さより下にあることが望ましい。この変更例の場合、冷却ガスが手摺りベルト14に複数箇所で吹き付けられるため、手摺りベルト14が確実に冷却される。
また、図5に示すように、ポール30に冷却ガス吹き出し口32の他に、消毒液をミスト状にして手摺りベルト14に向けて吹き付ける消毒液吹き出し口32cが設けられていても良い。この場合、制御部27が、冷却ガス吹き出し口32からの冷却ガスの吹き付けと、消毒液吹き出し口32cからの消毒液の吹き付けとを同時に行うことが望ましい。つまり、冷却ガスの吹き付け中は、消毒液も手摺りベルト14に吹き付けられるように制御されることが望ましい。この場合、手摺りベルト14のうち人が触れる部分だけが効率良く消毒される。
また、冷却ガスは、液体窒素から発生する窒素ガスに限定されない。例えば、機械室25に液体窒素タンク40の代わりにドライアイス貯蔵室が設けられ、そこから発生する冷気が冷却ガスとして用いられても良い。また、圧縮機、蒸発器、凝縮器を備える冷房が設けられ、そこから発生する冷気が冷却ガスとして用いられても良い。冷却ガスは、手摺りベルト14を人が熱いと感じる温度(例えば45〜55℃)から熱くないと感じる温度(例えば30〜40℃)にまで冷却することができるものであれば良い。
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以上の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以上の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…エスカレータ、2…踏段、3…インレット部、10…欄干、11…スカート部、12…手摺りベルト駆動スプロケット、13…手摺りベルト駆動チェーン、14…手摺りベルト、15…手摺りデッキ、20…トラス、21…踏段駆動スプロケット、22…踏段駆動スプロケット、23…踏段駆動チェーン、24…駆動装置、25…機械室、26…機械室、27…制御部、30…ポール、31…速さ測定器、32、32a、32b…冷却ガス吹き出し口、32c…消毒液吹き出し口、33…弁、34…人感センサ、35…手摺り温度センサ、36…表示部、38…外気温センサ、40…液体窒素タンク、42…ヒータ、101…エスカレータ、201…エスカレータ
Claims (9)
- 踏段の左右両側に欄干が設けられ、前記欄干の周縁部に沿って手摺りベルトが移動する乗客コンベアにおいて、
人が接近したことを検出する人感センサと、前記欄干より手前に設けられたポールと、前記ポールに設けられた冷却ガス吹き出し口とを備え、前記人感センサが人の接近を検出すると、前記冷却ガス吹き出し口から前記手摺りベルトに向けて前記手摺りベルトを冷却する冷却ガスが吹き付けられ、
さらに、乗客コンベアに向かって接近する人の速さを測定する速さ測定器が設けられ、前記速さ測定器により測定された速さに基づき、前記人感センサが人の接近を検出してから前記冷却ガスの吹き付けが開始されるまでの時間が決定される、乗客コンベア。 - 外気温を測定する外気温センサを備え、前記外気温センサの測定温度が一定以上の場合に、前記人感センサが人の接近を検出すると、前記冷却ガス吹き出し口から前記手摺りベルトに向けて前記冷却ガスが吹き付けられる、請求項1に記載の乗客コンベア。
- 前記手摺りベルトの温度を測定する手摺り温度センサを備え、前記手摺り温度センサの測定温度が一定以上の場合に、前記人感センサが人の接近を検出すると、前記冷却ガス吹き出し口から前記手摺りベルトに向けて前記冷却ガスが吹き付けられる、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
- 前記ポールに複数の前記冷却ガス吹き出し口が上下方向に並べられて設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
- 前記ポールに消毒液吹き出し口が設けられ、前記消毒液吹き出し口から前記手摺りベルトに向けて消毒液が吹き付けられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
- 前記冷却ガス吹き出し口からの前記冷却ガスの吹き付けと、前記消毒液吹き出し口からの前記消毒液の吹き付けとが同時に行われる、請求項5に記載の乗客コンベア。
- 前記冷却ガス吹き出し口が前記欄干の乗り込み側端部における前記手摺りベルトの回転の中心の高さより下にある、請求項1〜6のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
- 前記ポールに表示部が設けられ、前記冷却ガス吹き出し口から前記手摺りベルトに前記冷却ガスが吹き付けられている間、そのことが前記表示部に表示される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
- 前記冷却ガスが液体窒素から発生する窒素ガスである、1〜8のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
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