JP6073531B1 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6073531B1 JP6073531B1 JP2016542781A JP2016542781A JP6073531B1 JP 6073531 B1 JP6073531 B1 JP 6073531B1 JP 2016542781 A JP2016542781 A JP 2016542781A JP 2016542781 A JP2016542781 A JP 2016542781A JP 6073531 B1 JP6073531 B1 JP 6073531B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- ground conductor
- ground
- conductors
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 377
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 claims description 19
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 10
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 10
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 10
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 7
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 24
- 238000005388 cross polarization Methods 0.000 description 9
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 9
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P3/00—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
- H01P3/02—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type with two longitudinal conductors
- H01P3/08—Microstrips; Strip lines
- H01P3/085—Triplate lines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P3/00—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
- H01P3/02—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type with two longitudinal conductors
- H01P3/06—Coaxial lines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/40—Radiating elements coated with or embedded in protective material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/106—Microstrip slot antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/18—Resonant slot antennas the slot being backed by, or formed in boundary wall of, a resonant cavity ; Open cavity antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0037—Particular feeding systems linear waveguide fed arrays
- H01Q21/0043—Slotted waveguides
- H01Q21/005—Slotted waveguides arrays
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0075—Stripline fed arrays
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0075—Stripline fed arrays
- H01Q21/0081—Stripline fed arrays using suspended striplines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
- H01Q21/061—Two dimensional planar arrays
- H01Q21/064—Two dimensional planar arrays using horn or slot aerials
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/08—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
- H01P5/10—Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
- H01P5/107—Hollow-waveguide/strip-line transitions
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Waveguides (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
Description
トリプレート線路を伝搬する電磁波は、減衰量が小さく、安定している状態にあるため、上方接地板に施されている開口部から電磁波が放射され難いことに鑑み、上方接地板に施されている開口部と対向する位置に、キャビティが下方接地板に施されている。このキャビティは、上方接地板と離れる方向に凹んでいる凹部である。
キャビティが下方接地板に施されることで、安定している状態が崩れるため、上方接地板に施されている開口部から電磁波が放射されるようになる。
このアンテナ装置でも、第1の導電体板に施されている開口部と対向する位置に、キャビティが第2の導電体板に施されている。
図1はこの発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す斜視図であり、図2はこの発明の実施の形態1によるアンテナ装置を示す上面図である。
また、図3は図2のアンテナ装置から地導体1が除去されて、中心導体5,6,7が見えている状態のアンテナ装置を示す上面図であり、図4は図2のアンテナ装置におけるA−A’断面図、図5は図2のアンテナ装置におけるB−B’断面図である。
スロット2a〜2gは地導体1に施されている開口部であり、スロット2a〜2gから電磁波が空間に放射される。
地導体3は第2の地導体である。
地導体3には、地導体1に施されているスロット2a〜2gと対向する位置に、地導体1と離れる方向に凹んでいるキャビティ4が施されている。図4の例では、紙面下方向に凹んでいるキャビティ4が地導体3に施されている。
また、中心導体5は、途中から分岐されている中心導体5aと、先端が折り曲げられている中心導体5bとを含んでいる。中心導体6は、途中から分岐されている中心導体6a,6bと、先端が折り曲げられている中心導体6cとを含んでいる。中心導体7は、途中から分岐されている中心導体7aと、先端が折り曲げられている中心導体7bとを含んでいる。図3の例では、紙面右側が中心導体5,6,7の先端である。
中心導体5aはスロット2aと重なる位置に配置され、中心導体5bはスロット2bと重なる位置に配置されている。中心導体6aはスロット2cと重なる位置に配置され、中心導体6bはスロット2dと重なる位置に配置され、中心導体6cはスロット2eと重なる位置に配置されている。中心導体7aはスロット2fと重なる位置に配置され、中心導体7bはスロット2gと重なる位置に配置されている。
なお、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bの配置は地導体3よりも地導体1側に近づけられている。
テーパー状導体8a〜8fをアンテナ装置の上方から見ると、図2及び図3に示すように十字形状をなしており、アンテナ装置の側方から見ると、図4に示すように三角形状をなしている。
なお、テーパー状導体8a〜8fは、アンテナ装置の広帯域化を図る目的で実装されているものであり、広帯域化を図る必要がない場合には、テーパー状導体8a〜8fを実装する必要がない。
この実施の形態1のアンテナ装置は、スロット2a〜2gが施されている地導体1と、キャビティ4が施されている地導体3と、地導体1と地導体3の間に配置されている中心導体5とから形成されているトリプレート線路を有している。また、このアンテナ装置は、地導体1と、地導体3と、中心導体6とから形成されているトリプレート線路を有し、地導体1と、地導体3と、中心導体7とから形成されているトリプレート線路を有している。
これらのトリプレート線路は、アンテナ装置の給電線路として用いられ、トリプレート線路を伝搬する電磁波は、減衰量が小さく、安定している状態にある。安定している状態では、地導体1に施されているスロット2a〜2gから電磁波を空間に放射させることが困難である。
そこで、安定している状態を崩すために、地導体3にキャビティ4が施されているが、キャビティ4だけで、安定している状態を崩すには、キャビティ4の深さとして、0.25波長程度必要となり、給電線路であるトリプレート線路が厚くなる。
そこで、この実施の形態1では、キャビティ4の深さを薄くした場合においても、安定している状態を崩すために、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bの配置を、地導体3よりも地導体1側に近づけている。
例えば、地導体1と地導体3との間の距離が0.03波長であるとき、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bと地導体1との間の距離を0.01波長程度にすると、キャビティ4の深さが0.08波長程度であっても、安定している状態を崩すことができる。
なお、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bが、地導体1と地導体3の中央に配置されている場合、安定している状態を崩すには、キャビティ4の深さとして、0.25波長程度が必要である。
また、スロット2a〜2gの形状が、スロット2a〜2gの端部が丸みを帯びている形状であってもよい。
例えば、スロット2a〜2gが機械切削加工によって作られる場合には、スロット2a〜2gの端部が丸みを帯びている形状になることがある。
また、スロット2cと中心導体6aが1つのアンテナ素子を構成し、スロット2dと中心導体6bが1つのアンテナ素子を構成し、スロット2eと中心導体6cが1つのアンテナ素子を構成している。
さらに、スロット2fと中心導体7aが1つのアンテナ素子を構成し、スロット2gと中心導体7bが1つのアンテナ素子を構成している。
この実施の形態1では、7個のアンテナ素子の2次元配置が、x方向に2列、y方向に3列の例を示しているが、これは一例に過ぎず、x方向及びy方向に任意の数のアンテナ素子を配置することができる。
アンテナ素子の2次元配置については、後述の実施の形態2〜4でも同様である。
上記実施の形態1では、安定している状態を崩すために、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bの配置が、地導体3よりも地導体1側に近づいているものを示したが、安定している状態を崩すために、地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体として攪乱用導体を設けるようにしてもよい。
図7は図6のアンテナ装置におけるA−A’断面図である。ただし、図7では、地導体1が除去されていない状態でのアンテナ装置を示している。
図6及び図7において、図1から図5と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
地導体11a〜11iは一端が地導体1と接続され、他端が地導体3と接続されている第3の地導体であり、地導体11a〜11iは、地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体(攪乱用導体)として用いられる。
キャビティ4の深さが小さくても、安定している状態を崩して、地導体1に施されているスロット2a〜2gから電磁波を空間に放射させることができるようにするために、この実施の形態2では、地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体として、スロット2a〜2g付近に地導体11a〜11iを設けている。地導体11a〜11iは、電磁波を伝搬する上で不連続点となる。
これにより、トリプレート線路内の電磁界が、地導体11a〜11iによる不連続点の影響で攪乱されることになり、安定している状態を崩すことができる。その結果、スロット2a〜2gから電磁波を空間に放射させることができるようになる。
あるいは、図9に示すように、地導体11a〜11iの他端が地導体3と接続されているが、地導体11a〜11iの一端が地導体1と接続されておらず、一端が地導体1付近まで延伸しているものであってもよい。
図8及び図9は図6のアンテナ装置におけるA−A’断面図である。ただし、図8及び図9では、地導体1が除去されていない状態でのアンテナ装置を示している。
このように、地導体11a〜11iの一端又は他端が地導体1,3と接続されていない場合でも、地導体11a〜11iは、電磁波を伝搬する上で不連続点となるため、両端が接続されている場合と同様に、安定している状態を崩すことができる。
上記実施の形態2では、地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体として、一端が地導体1と接続され、他端が地導体3と接続されている地導体11a〜11iを設けるものを示しているが、攪乱用導体として、中心導体5a,5b,6a,6b,6c,7a,7bの先端に第2の中心導体を接続するようにしてもよい。
図10において、図3及び図6と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
中心導体12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gは地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体(攪乱用導体)として用いられる。
中心導体12a,12bは中心導体5a,5bの先端5at,5btに、中心導体5a,5bと直角に接続され、中心導体5a,5bと同一平面内に配置されている第2の中心導体である。
中心導体12c,12d,12eは中心導体6a,6b,6cの先端6at,6bt,6ctに、中心導体6a,6b,6cと直角に接続され、中心導体6a,6b,6cと同一平面内に配置されている第2の中心導体である。
中心導体12f,12gは中心導体7a,7bの先端7at,7btに、中心導体7a,7bと直角に接続され、中心導体7a,7bと同一平面内に配置されている第2の中心導体である。
キャビティ4の深さが小さくても、安定している状態を崩して、地導体1に施されているスロット2a〜2gから電磁波を空間に放射させることができるようにするために、この実施の形態3では、地導体1と地導体3との間の電磁界を攪乱させる導体として、中心導体12a〜12gを設けている。中心導体12a〜12gは、電磁波を伝搬する上で不連続点となる。
これにより、トリプレート線路内の電磁界が、中心導体12a〜12gによる不連続点の影響で攪乱されることになり、安定している状態を崩すことができる。その結果、スロット2a〜2gから電磁波を空間に放射させることができるようになる。
また、上記実施の形態2と同様に、地導体1と地導体3の間に地導体11a〜11iを設けるようにしてもよい。図10の例では、地導体11a〜11iを設けている。これにより、安定している状態を崩す要素が増えるため、キャビティ4の深さを更に薄くした場合においても、安定している状態を崩すことができる。その結果、アンテナ装置の給電線路の厚みを更に薄くすることができる。
一般に、孤立しているトリプレート線路では、中心導体の近傍に電磁界が集中して存在するが、上記実施の形態1〜3のアンテナ装置のように、中心導体5,6,7が近接して配置されている場合、あるいは、スロット2a〜2gやキャビティ4のような不連続部分が存在している場合、地導体1と地導体3の間に平行平板モードと呼ばれる電磁波が生じることがある。このような電磁波の減衰量は小さく、電気特性を劣化させることが知られている。
この実施の形態4では、平行平板モードと呼ばれる電磁波を抑制するために、中心導体5,6,7の両側に、各々のトリプレート線路同士の結合を強制的に遮断する導体として結合抑制用導体を設けるものについて説明する。
図12は図11のアンテナ装置におけるB−B’断面図である。ただし、図12では、地導体1が除去されていない状態でのアンテナ装置を示している。
図11及び図12において、図1から図10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
側壁13aは中心導体5の一方の側に配置され、一端が地導体1と接続されて、他端が地導体3と接続されている。側壁13bは中心導体5の他方の側及び中心導体6の一方の側に配置され、一端が地導体1と接続されて、他端が地導体3と接続されている。
また、側壁13cは中心導体6の他方の側及び中心導体7の一方の側に配置され、一端が地導体1と接続されて、他端が地導体3と接続されている。側壁13dは中心導体7の他方の側に配置され、一端が地導体1と接続されて、他端が地導体3と接続されている。
図11の例では、中心導体5の紙面上側に側壁13aが配置され、中心導体5と中心導体6の間に側壁13bが配置されている。また、中心導体6と中心導体7の間に側壁13cが配置され、中心導体7の紙面下側に側壁13dが配置されている。
側壁13a〜13d以外は、上記実施の形態1〜3と同様であるため、ここでは、側壁13a〜13dについて説明する。
側壁13a〜13dは、中心導体5,6,7を隔離するように配置されている導体であるため、中心導体5を含むトリプレート線路と、中心導体6を含むトリプレート線路と、中心導体7を含むトリプレート線路とが孤立している。
これにより、中心導体5,6,7が近接して配置されている場合や、スロット2a〜2gやキャビティ4のような不連続部分が存在している場合でも、各々のトリプレート線路同士の結合を強制的に遮断することができる。
したがって、地導体1と地導体3の間に平行平板モードと呼ばれる電磁波の発生を防止することができる。
図13Aは水平偏波の反射特性A及び垂直偏波の反射特性Bを示し、図13Bは水平偏波励振時のボアサイト方向における主偏波利得の周波数特性Cと交差偏波利得の周波数特性Dを示している。
また、図13Cは垂直偏波励振時のボアサイト方向における主偏波利得の周波数特性Eと交差偏波利得の周波数特性Fを示している。
ただし、この電磁界シミュレーションでは、キャビティ4の深さが0.08波長であるとしている。
このため、図11及び図12のアンテナ装置は、広帯域に亘って、入出力インピーダンスの整合が取られていると言える。
また、図13Cより、垂直偏波励振時にも、50dB以上(=主偏波利得の周波数特性E−交差偏波利得の周波数特性F)の良好な交差偏波レベルが得られている。
したがって、図11及び図12のアンテナ装置は、水平偏波励振時でも、垂直偏波励振時でも、良好な交差偏波レベルを実現できることが分かる。
よって、電気特性が良好な2次元電子走査及び直交2偏波励振が可能なアンテナ装置を実現することができる。
また、側壁13a〜13dの代わりに、結合抑制用導体として、地導体1又は地導体3に対して、凸部又は凹部を有するチョーク構造を設けるようにしてもよい。
導体棒やチョーク構造などを設ける場合でも、側壁13a〜13dと同様に、地導体1と地導体3の間に平行平板モードと呼ばれる電磁波の発生を防止することができる。
例えば、図2のアンテナ装置では、中心導体6a,6b,6c、スロット2c,2d,2e及びスロット2c,2d,2eに対応している3つのキャビティ4を削除すれば、単一偏波励振のアンテナ装置として動作させることができる。
図14は、アンテナ装置から地導体1が除去されて、中心導体5,6,7が見えている状態を示している。
Claims (8)
- 電磁波を放射するスロットが施されている第1の地導体と、
前記第1の地導体に施されているスロットと対向する位置に、前記第1の地導体と離れる方向に凹んでいるキャビティが施されている第2の地導体と、
前記第1の地導体と前記第2の地導体の間で、前記スロットと重なる位置に配置され、かつ、前記第2の地導体よりも前記第1の地導体側に近づけられている位置に配置されている第1の中心導体と、
前記第1の地導体と前記第2の地導体との間の電磁界を攪乱させる導体である攪乱用導体と
を備えたアンテナ装置。 - 前記第1の地導体に施されているスロットと、前記第1の中心導体とを含むアンテナ素子が、2次元に複数配置されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 電磁波を放射するスロットが施されている第1の地導体と、
前記第1の地導体に施されているスロットと対向する位置に、前記第1の地導体と離れる方向に凹んでいるキャビティが施されている第2の地導体と、
前記第1の地導体と前記第2の地導体の間で、前記スロットと重なる位置に配置されている第1の中心導体と、
前記第1の地導体と前記第2の地導体との間の電磁界を攪乱させる導体である攪乱用導体と
を備えたアンテナ装置。 - 前記攪乱用導体として、一端が前記第1の地導体と接続され、他端が前記第2の地導体と接続されている第3の地導体を備えたことを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 前記攪乱用導体として、一端が前記第1の地導体又は前記第2の地導体と接続され、他端が前記第2の地導体又は前記第1の地導体側に延伸している第3の地導体を備えたことを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 前記攪乱用導体として、前記第1の中心導体の先端に接続され、前記第1の中心導体と同一平面内に配置されている第2の中心導体を備えたことを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 前記第1の中心導体の両側にそれぞれ配置され、一端が前記第1の地導体と接続されて、他端が前記第2の地導体と接続されている導体である結合抑制用導体を備えたことを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
- 前記第1の地導体に施されているスロットと、前記第1の中心導体とを含むアンテナ素子が、2次元に複数配置されていることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/053515 WO2017134819A1 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6073531B1 true JP6073531B1 (ja) | 2017-02-01 |
JPWO2017134819A1 JPWO2017134819A1 (ja) | 2018-02-08 |
Family
ID=57937652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016542781A Active JP6073531B1 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | アンテナ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10873121B2 (ja) |
EP (1) | EP3392968B1 (ja) |
JP (1) | JP6073531B1 (ja) |
WO (1) | WO2017134819A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109411888A (zh) * | 2017-08-18 | 2019-03-01 | 日本电产株式会社 | 天线阵列 |
EP3588668A4 (en) * | 2017-03-29 | 2020-03-04 | Mitsubishi Electric Corporation | ANTENNA DEVICE |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101985686B1 (ko) * | 2018-01-19 | 2019-06-04 | 에스케이텔레콤 주식회사 | 수직 편파 안테나 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1247546A (en) * | 1968-12-19 | 1971-09-22 | Decca Ltd | Microwave antennas |
US4401988A (en) * | 1981-08-28 | 1983-08-30 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Coupled multilayer microstrip antenna |
US4658259A (en) * | 1985-03-06 | 1987-04-14 | Blaese Herbert R | On-glass antenna |
USRE33743E (en) * | 1985-03-06 | 1991-11-12 | On-glass antenna | |
US4804969A (en) * | 1988-03-04 | 1989-02-14 | Blaese Herbert R | Portable antenna |
GB8904303D0 (en) * | 1989-02-24 | 1989-04-12 | Marconi Co Ltd | Dual slot antenna |
JP2803924B2 (ja) * | 1991-07-09 | 1998-09-24 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 電磁空心コイル内静磁誘導可動磁子リニアモータ |
JPH06244626A (ja) * | 1993-02-15 | 1994-09-02 | Hisamatsu Nakano | キャビテイ装着多層形スロットアンテナ |
JPH08130410A (ja) | 1994-10-06 | 1996-05-21 | Hisamatsu Nakano | 水平および垂直偏波共用アレーアンテナ |
US6778144B2 (en) * | 2002-07-02 | 2004-08-17 | Raytheon Company | Antenna |
TWI262040B (en) * | 2004-09-15 | 2006-09-11 | Mitac Technology Corp | Circuit structure and circuit substrate using different reference planes to regulate characteristic impedance |
JP5333342B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2013-11-06 | 株式会社デンソー | 半導体装置 |
US8436776B2 (en) * | 2009-07-31 | 2013-05-07 | Intel Corporation | Near-horizon antenna structure and flat panel display with integrated antenna structure |
US8368601B2 (en) * | 2009-08-05 | 2013-02-05 | Intel Corporation | Multiprotocol antenna structure and method for synthesizing a multiprotocol antenna pattern |
KR101119267B1 (ko) | 2010-04-13 | 2012-03-16 | 고려대학교 산학협력단 | 매칭 기판을 이용한 유전체 공진기 안테나 |
US20130119977A1 (en) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Boris Leonid Sheikman | Sensing element for sensor assembly |
JP6723076B2 (ja) * | 2016-05-31 | 2020-07-15 | キヤノン株式会社 | フィルタ |
-
2016
- 2016-02-05 EP EP16889305.5A patent/EP3392968B1/en active Active
- 2016-02-05 US US16/066,263 patent/US10873121B2/en active Active
- 2016-02-05 JP JP2016542781A patent/JP6073531B1/ja active Active
- 2016-02-05 WO PCT/JP2016/053515 patent/WO2017134819A1/ja active Application Filing
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN6016035162; Arun BHATTACHARYYA; Owen FORDHAM; Yaozhong LIU: 'Analysis of Stripline-Fed Slot-Coupled Patch Antennas with Vias for Parallel-Plate Mode Suppression' IEEE Transaction on Antennas and Propagation Vo. 46, No. 4, 199804, pp. 538 - 545, The Institute of Electrical and El * |
JPN6016035163; 仲山一夫,中野久松: 'キャビティ装着トリプレート形開口アンテナ' 電子情報通信学会論文誌B Vol. J82-B,No. 3, 199903, pp. 410 - 419, 社団法人電子情報通信学会 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3588668A4 (en) * | 2017-03-29 | 2020-03-04 | Mitsubishi Electric Corporation | ANTENNA DEVICE |
CN109411888A (zh) * | 2017-08-18 | 2019-03-01 | 日本电产株式会社 | 天线阵列 |
CN109411888B (zh) * | 2017-08-18 | 2021-06-25 | 日本电产株式会社 | 天线阵列 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017134819A1 (ja) | 2017-08-10 |
US10873121B2 (en) | 2020-12-22 |
EP3392968A1 (en) | 2018-10-24 |
JPWO2017134819A1 (ja) | 2018-02-08 |
US20180375183A1 (en) | 2018-12-27 |
EP3392968B1 (en) | 2020-08-12 |
EP3392968A4 (en) | 2019-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6470930B2 (ja) | 分配器及び平面アンテナ | |
JP2019186966A (ja) | アレーアンテナ | |
WO2015083457A1 (ja) | パッチアンテナ | |
JPH11122032A (ja) | マイクロストリップアンテナ | |
JP6135872B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP5388943B2 (ja) | 導波管・msl変換器及び平面アンテナ | |
JP6073531B1 (ja) | アンテナ装置 | |
JP6257401B2 (ja) | アンテナ装置 | |
KR100404816B1 (ko) | 더블 슬롯 어레이 안테나 | |
JP2008167246A (ja) | 導波管アレーアンテナ | |
JP4769664B2 (ja) | 円偏波パッチアンテナ | |
US20140055312A1 (en) | Systems and methods for a dual polarization feed | |
JP2007088883A (ja) | アンテナ装置 | |
JP2008053816A (ja) | 偏波共用アンテナ | |
JP5616167B2 (ja) | 進行波励振アンテナ | |
JP2007088882A (ja) | アンテナ装置 | |
JP6613156B2 (ja) | 導波管/伝送線路変換器及びアンテナ装置 | |
JP5605285B2 (ja) | ダイポールアレーアンテナ | |
CN109586014A (zh) | 一种开口矩形腔内的单极子天线 | |
JP2009296301A (ja) | ホーンアンテナおよびフレア付きアンテナ | |
JP2015043542A (ja) | スロットアンテナ | |
JP2011199499A (ja) | アンテナ装置およびアレーアンテナ装置 | |
CN106063035B (zh) | 一种天线及无线设备 | |
KR102268111B1 (ko) | 전자기파 방사기 | |
JP2006157845A (ja) | アンテナ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6073531 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |