JP6068746B2 - 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 - Google Patents
製紙用外添薬剤および紙の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6068746B2 JP6068746B2 JP2012249769A JP2012249769A JP6068746B2 JP 6068746 B2 JP6068746 B2 JP 6068746B2 JP 2012249769 A JP2012249769 A JP 2012249769A JP 2012249769 A JP2012249769 A JP 2012249769A JP 6068746 B2 JP6068746 B2 JP 6068746B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external additive
- paper
- felt
- polymer
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paper (AREA)
Description
プレスパートでの湿紙からの搾水性を向上させる方法としては、例えばプレス形式のシュープレス化が挙げられる。しかし、シュープレス化した場合、強い圧縮によってフェルト寿命が低下する。
また、汚れが付着していない使用初期フェルトの通水性を向上させる方法も挙げられ、例えばフェルトの基布比を上げることによってフェルト使用初期の通水性を向上させ、湿紙からの搾水性を向上させる方法もある。しかし、この方法では、フェルトの平滑性が低下するために紙製品の品質が低下する。
(a1)アミンとエピハロヒドリンとを反応させて得られ、重量平均分子量が5,000〜500,000である重合体
(a2)ジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位30〜100モル%を含み、重量平均分子量が10,000〜1,000,000である重合体
(B)リンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、および酒石酸から選ばれる1種または2種以上のヒドロキシカルボン酸
(C)下記の式(1)で表される化合物
本発明の製紙用外添薬剤は、下記の(a1)および(a2)から選ばれる1種または2種の重合体(A)(以下、(A)成分とも呼ぶ)を1〜30質量%、化合物(B)(以下、(B)成分とも呼ぶ)を2〜50質量%、化合物(C)(以下、(C)成分とも呼ぶ)を1〜30質量%含有する。
(a2)ジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位30〜100モル%を含み、重量平均分子量が10,000〜1000,000である重合体(以下、(a2)成分とも呼ぶ。)
(B)リンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、および酒石酸から選ばれる1種または2種以上のヒドロキシカルボン酸
(C)下記の式(1)で表される化合物
本発明の製紙用外添薬剤に使用される(a1)成分は、アミンとエピハロヒドリンとを反応させることで得られる。
(a1)成分を得るために使用されるアミンとしては、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、s−ブチルアミン、t−ブチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、ジメチルアミン、メチルエチルアミン、ジエチルアミン、ジn−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジn−ブチルアミン、ジs−ブチルアミン、ジt−ブチルアミン、ジヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジ(2−エチルヘキシル)アミン、エチレンジアミン、ジメチルアミノエチルアミン、ジエチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノブチルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラエチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルプロピレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラエチルプロピレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラエチルヘキシレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラヒドロキシエチルエチレンジアミン、N,N−ジメチルN’,N’−ジヒドロキシエチルプロピレンジアミン、エチルアミノエタノール、トリエタノールアミンなどが挙げられ、これらから選ばれる1種を単独でまたは2種以上を使用することができる。
好ましくは、アルキルの炭素数が1〜3のジアルキルアミンであり、具体的には、ジメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、ジイソプロピルアミンが挙げられ、さらに好ましくは、ジメチルアミンである。上記のアミンに加えて、アンモニアなどを含む混合物とエピハロヒドリンとを反応させて得られる(a1)成分を用いることもできる。
なお、アミンとエピハロヒドリンとの反応は公知の方法で行なうことができ、アミンとエピハロヒドリンの反応モル比は、アミン:エピハロヒドリンが例えば40〜60:60〜40である。
他の単量体としては、例えばビニルアルコール、ビニルピロリドン、(メタ)アクリルアミド、スチレン、アルキル(メタ)アクリレート、(ポリ)オキシアルキレン(メタ)アクリレート、オレフィン、(ポリ)オキシアルキレンアリルアルコール、ビニルアセトアミド、ビニルホルムアミド、酢酸ビニルなどの非イオン性単量体、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、ジアルキルアミノヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、ビニルイミダゾリウム、アリルアミン、ビニルアミン、またはこれらを塩化メチル、塩化エチル、塩化ベンジル、ジエチル硫酸などで四級化した陽イオン性単量体、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、2−アクロイルアミノ−2−メチルプロパンスルホン酸、ヒドロキシプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸などの陰イオン性単量体またはその塩などが挙げられる。これらのうち、好ましくは非イオン性単量体であり、さらに好ましくはアクリルアミドである。なお、(メタ)アクリルはメタクリルまたはアクリルを、(メタ)アクリレートはメタクリレートまたはアクリレートルを、(ポリ)オキシはポリオキシまたはオキシをそれぞれ表わす。
(a2)成分がジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位とアクリルアミド単位から構成される場合、重合体(A)はジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位30〜80モル%およびアクリルアミド単位20〜70モル%を含み、重量平均分子量が50,000〜500,000であることが好ましい。
本発明の製紙用外添薬剤に使用される(B)成分は、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、および酒石酸から選ばれる1種または2種以上のヒドロキシカルボン酸であり、好ましくはリンゴ酸、およびクエン酸から選ばれる1種または2種のヒドロキシカルボン酸であり、さらに好ましくはリンゴ酸である。(B)成分として、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、および酒石酸から選ばれるヒドロキシカルボン酸を用いることによって、(A)成分の汚れ付着防止性を阻害せずに、充分な炭酸カルシウム付着防止性および汚れ付着前後のフェルト通水性が得られる。
本発明の製紙用外添薬剤に使用される(C)成分は、上記の式(1)において、Rが炭素数12〜18の直鎖炭化水素基であり、好ましくは炭素数14〜16の直鎖炭化水素基である。なお、直鎖炭化水素基は飽和炭化水素基および不飽和炭化水素基のいずれでもよいが、飽和炭化水素基が好ましい。
具体的には、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基などが挙げられ、好ましくテトラデシル基、ヘプタデシル基、ヘキサデシル基である。さらには、(C)成分は、Rが炭素数14〜16の直鎖炭化水素基である式(1)の化合物から選ばれる2種以上の化合物からなる混合物であることが好ましい。Rが12未満の場合および18を超える場合は、充分な汚れ付着防止性および汚れ付着前後のフェルト通水性が得られないおそれがある。また、Rが直鎖の炭化水素基でない場合にも、充分な汚れ付着防止性および汚れ付着前後のフェルト通水性が得られないおそれがある。
また、式(1)において、POはオキシプロピレン基であり、nはPOの平均付加モル数で0〜10であり、好ましくは1〜6である。nが10を超える場合は、汚れ付着前後のフェルト通水性が不良となるおそれがある。
本発明の製紙用外添薬剤には、(A)成分と(B)成分と(C)成分の他に、必要に応じて、他の重合体、界面活性剤、キレート剤、酸、アルカリ、溶剤、消泡剤、殺菌剤、防腐剤などを含有させることができる。
次に、本発明の製紙用外添薬剤を用いた紙の製造方法について説明する。
本発明の製紙用外添薬剤は、例えばシャワー水などの溶媒に添加して、散布または噴霧などの方法により、抄紙機のフェルトに外添して使用することができる。
本発明の製紙用外添薬剤は、例えば、抄紙機の稼動前または稼動中に、連続的にまたは間欠的にフェルトに接触させることができ、特に、抄紙機の稼動中に連続的に接触させるのが好ましい。また、本発明の製紙用外添薬剤の使用方法としては、製紙用外添薬剤を添加したシャワー水をフェルトに散布または噴霧する方法が好ましいが、フェルト以外の抄紙機の部材や湿紙に製紙用外添薬剤を接触させることで、対象となるフェルトに間接的に接触させることもできる。
実施例および比較例で用いた(a1)成分1〜7を表1に、(a2)成分1〜6を表2に、(B)成分1〜7を表3に、(C)成分1〜12を表4それぞれに示す。
(1)製紙用外添薬剤の調製
(a1)成分1、(B)成分2、(C)成分2、および(C)成分3を水に希釈混合し、表4に示す製紙用外添薬剤を得た。
表1および表2に示す重合体、ならびに表3および表4に示す化合物を用いて、実施例1と同様に、実施例2〜12および比較例1〜13の製紙用外添薬剤をそれぞれ調製した。
(イ)フェルト通水性試験(汚れ付着前フェルトの通水時間)
新品の製紙用フェルトを直径5cmの円形に切り取り、105℃にて3時間乾燥後、デシケーター中で放冷し、秤量した。このときの質量を質量(1)とする。水500gおよび製紙用外添薬剤0.25gを加えて10分間攪拌し、製紙用外添薬剤希釈液を得た。図1に示す通水性評価器にフェルトを固定し、製紙用外添薬剤希釈液500gを注ぎ、フェルトを通過して350gの希釈液が排出されるまでの時間を計測し、通水時間とした。
◎:35秒未満である。
○:35秒以上40秒未満である。
△:40秒以上45秒未満である。
×:45秒以上である。
古紙100%のトイレットペーパーを抄造する抄紙機のサクションボックスに付着した汚れを採取し、クロロホルムで抽出した。得られたクロロホルム抽出液をエバポレーターで濃縮した。濃縮したクロロホルム抽出物からは、天然ゴム、スチレン、ブタジエンなどが検出された。濃縮したクロロホルム抽出物3gにクロロホルム50gを加えて溶解し、エタノール50gを加えて激しく振とうし、疎水性汚れ分散液を得た。
蒸発残分0.5%のLBKPパルプスラリー700gに、上記(ロ)で調製した疎水性汚れ分散液1gと炭酸カルシウム0.1gを添加し、擬似古紙パルプスラリーを調製した。擬似古紙パルプスラリーをワットマン製NO.41のろ紙でろ過して白水を得た。
上記(ハ)で調製した白水500gに製紙用外添薬剤0.25gを加えて10分間攪拌し、試験液(1)を得た。図1に示す通水性評価器に試験液(1)500gを注ぎ、フェルトを通過して排出された試験液(1)を回収した。
(ニ)で回収した試験液(1)のうち300gを擬似古紙パルプスラリー700gに加えて10分間攪拌した後、ワットマン製NO.41のろ紙でろ過して白水を得た。白水500gおよび製紙用外添薬剤0.25gを加えて10分間攪拌し、試験液(2)を得た。図1に示す通水性評価器に試験液(2)500gを注ぎ、フェルトを通過して排出された試験液(2)を回収した。
(ホ)で回収した試験液(2)を用いて、(ホ)の操作をさらに3回繰り返し行なって、フェルトに総計5回、白水を通過させた。
水500gおよび製紙用外添薬剤0.25gを加えて10分間攪拌し、製紙用外添薬剤希釈液を得た。上記(ヘ)の処理後、フェルトを固定したままの通水性評価器に製紙用外添薬剤希釈液500gを注ぎ、フェルトを通過して350gの希釈液が排出されるまでの時間を計測し、通水時間とした。
◎:40秒未満である。
○:40秒以上45秒未満である。
△:45秒以上50秒未満である。
×:50秒以上である。
(チ)疎水性汚れ付着量の測定
上記(ト)の試験後、フェルトを固定したままの通水性評価器に水500gを注いで濯ぎを行った。フェルトを取り出し、105℃にて3時間乾燥させた(質量(2))。フェルトをクロロホルムに24時間浸漬した後に乾燥させ、フェルトの質量を測定した(質量(3))。
{(薬剤を添加しない場合の疎水性汚れ付着量−薬剤を添加した場合の疎水性汚れ付着量)/薬剤を添加しない場合の疎水性汚れ付着量}×100
◎:付着防止率が80%以上である。
○:付着防止率が65%以上80%未満である。
△:付着防止率が50%以上65%未満である。
×:付着防止率が50%未満である。
クロロホルムに24時間浸漬した後に乾燥させた上記(チ)のフェルトを、700℃で3時間灰化させた。その後、サンプルを冷却し、質量を測定した。この質量を炭酸カルシウム付着量として、炭酸カルシウム付着防止率を下式に従い算出した。
{(薬剤を添加しない場合の炭酸カルシウム付着量−薬剤を添加した場合の炭酸カルシウム付着量)/薬剤を添加しない場合の炭酸カルシウム付着量}×100
◎:付着防止率が80%以上である。
○:付着防止率が65%以上80%未満である。
△:付着防止率が50%以上65%未満である。
×:付着防止率が50%未満である。
比較例2は、(B)成分を含有しないため、炭酸カルシウム付着防止性および汚れ付着前後フェルト通水性が不良である。
比較例3は、(A)成分を含有しないため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着後フェルト通水性が不良である。
比較例5は、(a1)成分がアミンとエピハロヒドリンとを反応させて得られる重合体ではないため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着後フェルト通水性が不良である。
比較例6は、(a2)成分のジメチルジアリルアンモニウムクロライド単位が30モル%未満であるため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着後フェルト通水性が不良である。
比較例8は、(B)成分がホスホン酸であるため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着後フェルト通水性が不良である。
比較例9は、(B)成分がヒドロキシカルボン酸ではないため、汚れ付着前フェルト通水性が不良である。
比較例11は、(C)成分の式(1)中のRの炭素数が12未満であるため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着前後フェルトの通水性が不良である。
比較例12は、(C)成分の式(1)中のRが直鎖ではなく、nが10を超え、EOとPOとのモル比が100:0〜60:40の範囲外であるため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着前後フェルトの通水性が不良である。
比較例13は、(C)成分の式(1)中のmが40を超えるため、疎水性汚れ付着防止性および汚れ付着前後フェルトの通水性が不良である。
Claims (8)
- 下記の(a1)および(a2)から選ばれる1種または2種の重合体(A)を1〜30質量%、化合物(B)を2〜50質量%、化合物(C)を1〜30質量%含有し、重合体(A)と化合物(B)と化合物(C)の合計が4〜60質量%であることを特徴とする製紙用外添薬剤。
(a1)アミンとエピハロヒドリンとを反応させて得られ、重量平均分子量が5,000〜500,000である重合体
(a2)ジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位30〜100モル%を含み、重量平均分子量が10,000〜1,000,000である重合体
(B)リンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸、および酒石酸から選ばれる1種または2種以上のヒドロキシカルボン酸
(C)下記の式(1)で表される化合物
- 式(1)で表される化合物(C)の式中Rが炭素数14〜16の直鎖炭化水素基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、mはEOの平均付加モル数で10〜30、nはPOの平均付加モル数で1〜6、EOとPOとのモル比が95:5〜80:20であり、EOとPOはブロック付加であることを特徴とする請求項1に記載の製紙用外添薬剤。
- 重合体(A)が重合体(a1)であり、重合体(a1)がジメチルアミンとエピクロロヒドリンとを反応させて得られ、重量平均分子量が10,000〜500,000である重合体であることを特徴とする請求項1または2に記載の製紙用外添薬剤。
- 重合体(A)が重合体(a2)であり、重合体(a2)がジアリルジメチルアンモニウムクロライド単位30〜80モル%およびアクリルアミド単位20〜70モル%を含み、重量平均分子量が50,000〜500,000である重合体であることを特徴とする請求項1または2に記載の製紙用外添薬剤。
- 化合物(B)がリンゴ酸、およびクエン酸から選ばれる1種または2種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の製紙用外添薬剤。
- 式(1)で表される化合物(C)は、式中Rが炭素数14〜16の直鎖炭化水素基である化合物群から選ばれる2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の製紙用外添薬剤。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の製紙用外添薬剤を、重合体(A)と化合物(B)と化合物(C)の合計が1〜500ppmとなるように、シャワー水に混合し、そのシャワー水を抄紙機のフェルトに外添する工程を有することを特徴とする、紙の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の製紙用外添薬剤を、古紙パルプを含有する紙を製造する抄紙機のフェルトに外添する工程を有することを特徴とする、紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012249769A JP6068746B2 (ja) | 2012-11-13 | 2012-11-13 | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012249769A JP6068746B2 (ja) | 2012-11-13 | 2012-11-13 | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014098217A JP2014098217A (ja) | 2014-05-29 |
JP6068746B2 true JP6068746B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=50940441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012249769A Active JP6068746B2 (ja) | 2012-11-13 | 2012-11-13 | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6068746B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6091363B2 (ja) * | 2013-07-05 | 2017-03-08 | 油化産業株式会社 | 製紙用外添薬剤および製紙方法 |
JP6982514B2 (ja) * | 2018-02-21 | 2021-12-17 | アクアス株式会社 | 紙・パルプ製造工程用ピッチ抑制剤および紙・パルプ製造工程のピッチ抑制方法 |
JP7278151B2 (ja) * | 2019-06-03 | 2023-05-19 | アクアス株式会社 | 排水系のスケール防止方法 |
JP7329407B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2023-08-18 | 油化産業株式会社 | 通水性向上剤 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3175437B2 (ja) * | 1993-11-01 | 2001-06-11 | 伯東株式会社 | ピッチコントロール剤およびピッチコントロール方法 |
US6051108A (en) * | 1998-07-28 | 2000-04-18 | Nalco Chemical Company | Method of removing and preventing the buildup of contaminants in papermaking processes |
JP3755444B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2006-03-15 | 日本油脂株式会社 | 古紙再生用添加剤及び再生紙の製造方法 |
JP4151048B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2008-09-17 | 株式会社片山化学工業研究所 | 紙・パルプ製造工程用ピッチ抑制剤およびピッチ抑制方法 |
JP4254565B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2009-04-15 | 栗田工業株式会社 | 抄紙機における汚れ蓄積防止剤組成物、汚れ蓄積防止方法及び汚れ除去方法 |
JP2006200074A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | フェルト洗浄剤 |
JP4873884B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2012-02-08 | 油化産業株式会社 | 紙の製造方法 |
JP3930896B1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-06-13 | 株式会社メンテック | 機能性組成物、及びそれを用いた湿紙の剥離性向上方法 |
JP4002590B1 (ja) * | 2007-02-08 | 2007-11-07 | 株式会社メンテック | 剥離剤及びそれを用いた湿紙の剥離性向上方法 |
JP5290725B2 (ja) * | 2008-12-10 | 2013-09-18 | 油化産業株式会社 | 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法 |
JP5334597B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2013-11-06 | 伯東株式会社 | 汚れ防止剤組成物及び汚れ防止方法 |
-
2012
- 2012-11-13 JP JP2012249769A patent/JP6068746B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014098217A (ja) | 2014-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6068746B2 (ja) | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 | |
JPH0643672B2 (ja) | 古紙の品質向上時に変色およびべとつきの少なくとも一方を低減するための方法 | |
US9797091B2 (en) | Felt conditioner and cleaner | |
CA1319778C (en) | Controlling deposits on paper machine felts and the like | |
US6517682B2 (en) | Process for controlling deposit of sticky material | |
JP5096952B2 (ja) | 抄紙機汚れ付着防止剤組成物および抄紙機汚れ付着防止方法 | |
JP5290725B2 (ja) | 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法 | |
JPH07305289A (ja) | 製紙機械表面上のピツチ減少 | |
WO2012027272A2 (en) | Method of treating paper forming wire surface | |
JP5334597B2 (ja) | 汚れ防止剤組成物及び汚れ防止方法 | |
JP6091363B2 (ja) | 製紙用外添薬剤および製紙方法 | |
JP4873884B2 (ja) | 紙の製造方法 | |
JP4802015B2 (ja) | 外添型ピッチコントロール剤 | |
JP6982514B2 (ja) | 紙・パルプ製造工程用ピッチ抑制剤および紙・パルプ製造工程のピッチ抑制方法 | |
JP4048477B2 (ja) | 表面サイズ剤、その製造方法及び新聞用紙 | |
JP7329407B2 (ja) | 通水性向上剤 | |
JP7128698B2 (ja) | 紙・パルプ製造工程用ピッチ抑制剤および紙・パルプ製造工程のピッチ抑制方法 | |
JP6951133B2 (ja) | 紙・パルプ製造工程用ピッチ抑制剤および紙・パルプ製造工程のピッチ抑制方法 | |
AU2004200713B2 (en) | Process for Controlling Deposit of Sticky Material | |
WO2019241056A1 (en) | Quaternary cationic surfactants and polymers for use as release and coating modifying agents in creping and tissue papers | |
JP2023147000A (ja) | ピッチコントロール剤 | |
JPH08296195A (ja) | 抄造紙、サイズ剤及び製紙方法 | |
JP2006138047A (ja) | 湿紙剥離剤 | |
JP2006070388A (ja) | 漂白パルプの製造方法 | |
PH26950A (en) | Controlling deposits on paper machine felts using cationic polymer and cationic surfactant mixture |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6068746 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |