JPH07305289A - 製紙機械表面上のピツチ減少 - Google Patents
製紙機械表面上のピツチ減少Info
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- JPH07305289A JPH07305289A JP31908393A JP31908393A JPH07305289A JP H07305289 A JPH07305289 A JP H07305289A JP 31908393 A JP31908393 A JP 31908393A JP 31908393 A JP31908393 A JP 31908393A JP H07305289 A JPH07305289 A JP H07305289A
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- Japan
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- pitch
- polymer
- surfactant
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C9/00—After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
- D21C9/08—Removal of fats, resins, pitch or waxes; Chemical or physical purification, i.e. refining, of crude cellulose by removing non-cellulosic contaminants, optionally combined with bleaching
- D21C9/086—Removal of fats, resins, pitch or waxes; Chemical or physical purification, i.e. refining, of crude cellulose by removing non-cellulosic contaminants, optionally combined with bleaching with organic compounds or compositions comprising organic compounds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H21/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
- D21H21/02—Agents for preventing deposition on the paper mill equipment, e.g. pitch or slime control
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Paper (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、パルプおよび製紙装置表面上で天
然パルプから誘導されるピッチ沈着物を調節するための
組成物および方法に関するものである。該方法は、パル
プおよび製紙装置表面に1−3の間のピッチ分散剤値を
有する非イオン性表面活性剤とカチオン性重合体との組
み合わせを含有している組成物を接触させることを含ん
でいる。 【目的】 本発明の目的は、天然パルプを使用する製紙
方法においてパルプおよび製紙装置表面上でピッチの沈
着を抑制する方法を提供することである。本発明の他の
目的は、パルプおよび製紙装置表面上でピッチの沈着を
抑制するために有用な新規な組成物を提供することであ
る。
然パルプから誘導されるピッチ沈着物を調節するための
組成物および方法に関するものである。該方法は、パル
プおよび製紙装置表面に1−3の間のピッチ分散剤値を
有する非イオン性表面活性剤とカチオン性重合体との組
み合わせを含有している組成物を接触させることを含ん
でいる。 【目的】 本発明の目的は、天然パルプを使用する製紙
方法においてパルプおよび製紙装置表面上でピッチの沈
着を抑制する方法を提供することである。本発明の他の
目的は、パルプおよび製紙装置表面上でピッチの沈着を
抑制するために有用な新規な組成物を提供することであ
る。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、製紙機械中での水性パルプ懸
濁液と接触する装置表面上のピッチの調節に関するもの
であり、そして特に天然パルプを使用する製紙方法にお
いて製紙機械装置表面上でピッチの沈着を調節または抑
制するための方法に関するものである。
濁液と接触する装置表面上のピッチの調節に関するもの
であり、そして特に天然パルプを使用する製紙方法にお
いて製紙機械装置表面上でピッチの沈着を調節または抑
制するための方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】パルプおよび製紙操作は常に有機沈着物
の問題と関連している。これらの有機沈着物は種々の粘
着性物質を含んでおり、それらは紙の原料である木材中
に存在している非イオン性の樹脂状物質から生じるかも
しれずまたは最近の製紙方法でしばしば使用されている
再循環紙中に存在している種々のインキもしくは接着剤
物質から生じるかもしれない。木材から自然発生する有
機沈着物質がピッチと称されている。
の問題と関連している。これらの有機沈着物は種々の粘
着性物質を含んでおり、それらは紙の原料である木材中
に存在している非イオン性の樹脂状物質から生じるかも
しれずまたは最近の製紙方法でしばしば使用されている
再循環紙中に存在している種々のインキもしくは接着剤
物質から生じるかもしれない。木材から自然発生する有
機沈着物質がピッチと称されている。
【0003】ピッチは製紙システム中の種々の場所でた
まることが知られている。例えば、ピッチ沈着物は製紙
機械のフェルトを詰まらせそしてその結果として紙ウェ
ブの排水を妨害することが知られている。ピッチはワイ
ヤーまたは乾燥シリンダーに付着して紙中に穴を開ける
可能性もある。それはプレスロール、乾燥機織物、また
は水性パルプ懸濁液、紙シートもしくは製紙機械フェル
トと直接的もしくは間接的に接触する他の同様な装置表
面上に沈着するかもしれない。実際に、全ての製紙機械
織物および織物もしくは紙シートと接触するロールの多
くには時々ピッチ沈着物がたまる。
まることが知られている。例えば、ピッチ沈着物は製紙
機械のフェルトを詰まらせそしてその結果として紙ウェ
ブの排水を妨害することが知られている。ピッチはワイ
ヤーまたは乾燥シリンダーに付着して紙中に穴を開ける
可能性もある。それはプレスロール、乾燥機織物、また
は水性パルプ懸濁液、紙シートもしくは製紙機械フェル
トと直接的もしくは間接的に接触する他の同様な装置表
面上に沈着するかもしれない。実際に、全ての製紙機械
織物および織物もしくは紙シートと接触するロールの多
くには時々ピッチ沈着物がたまる。
【0004】これらの問題を除くための試みでは、多く
の物質および技術が使用されてきている。これらの沈着
物を調節するためのこれまでの技術は、製造装置を停止
させて影響を受けた装置部品を種々の溶媒で清浄化する
ことであった。別の方法は、例えば滑石もしくは粘土の
如き無機物質または例えばアニオン性重合体分散剤の如
き有機分散剤を含む種々の化学的分散剤を用いる水性パ
ルプシステムの処置を含んでいる。これらの一般的分散
剤の使用は、システム中でのピッチの集積および累積の
ために、システム水が連続的に再循環されている(循環
として知られている)閉鎖システム中では一般的に無効
であった。そのような閉鎖システムでは、ピッチ粒子
は、調節された方法で、例えばフェルト、ロール、また
はパイプ作業の如き製紙機械装置上にたまらないよう
に、システム水から除去しなければならない。
の物質および技術が使用されてきている。これらの沈着
物を調節するためのこれまでの技術は、製造装置を停止
させて影響を受けた装置部品を種々の溶媒で清浄化する
ことであった。別の方法は、例えば滑石もしくは粘土の
如き無機物質または例えばアニオン性重合体分散剤の如
き有機分散剤を含む種々の化学的分散剤を用いる水性パ
ルプシステムの処置を含んでいる。これらの一般的分散
剤の使用は、システム中でのピッチの集積および累積の
ために、システム水が連続的に再循環されている(循環
として知られている)閉鎖システム中では一般的に無効
であった。そのような閉鎖システムでは、ピッチ粒子
は、調節された方法で、例えばフェルト、ロール、また
はパイプ作業の如き製紙機械装置上にたまらないよう
に、システム水から除去しなければならない。
【0005】そのような調節方法の一つは、ピッチ沈着
物生成傾向がある製紙機械表面上にカチオン性重合体の
水性調合物を噴霧してこれらの沈着物の累積を減じさせ
る方法である。しかしながら、この方法は天然パルプを
使用するパルプおよび製紙方法においてピッチ沈着物を
調節するためには完全に成功していない。ここで使用さ
れている「天然パルプ」という技術用語は、クラフト方
法、亜硫酸塩方法、半−化学的方法、粉砕木材方法など
により得られる水性パルプ懸濁液を称しており、そして
二次繊維から誘導される水性パルプ懸濁液は除外してい
る。
物生成傾向がある製紙機械表面上にカチオン性重合体の
水性調合物を噴霧してこれらの沈着物の累積を減じさせ
る方法である。しかしながら、この方法は天然パルプを
使用するパルプおよび製紙方法においてピッチ沈着物を
調節するためには完全に成功していない。ここで使用さ
れている「天然パルプ」という技術用語は、クラフト方
法、亜硫酸塩方法、半−化学的方法、粉砕木材方法など
により得られる水性パルプ懸濁液を称しており、そして
二次繊維から誘導される水性パルプ懸濁液は除外してい
る。
【0006】
【発明の要旨】本発明の目的は、天然パルプを使用する
製紙方法においてパルプおよび製紙装置表面上でピッチ
の沈着を抑制する方法を提供することである。
製紙方法においてパルプおよび製紙装置表面上でピッチ
の沈着を抑制する方法を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、パルプおよび製紙装
置表面上でピッチの沈着を抑制するために有用な新規な
組成物を提供することである。
置表面上でピッチの沈着を抑制するために有用な新規な
組成物を提供することである。
【0008】本発明に従うと、装置表面に1−3の間の
ピッチ分散剤値(以下で定義されている)を有するある
種の水溶性の非−イオン性表面活性剤および水溶性のカ
チオン性重合体をピッチの沈着を抑制するのに有効な量
で適用することを含んでなる天然パルプを使用するパル
プおよび製紙装置中で装置表面上のピッチの沈着を抑制
する方法が今提供される。
ピッチ分散剤値(以下で定義されている)を有するある
種の水溶性の非−イオン性表面活性剤および水溶性のカ
チオン性重合体をピッチの沈着を抑制するのに有効な量
で適用することを含んでなる天然パルプを使用するパル
プおよび製紙装置中で装置表面上のピッチの沈着を抑制
する方法が今提供される。
【0009】また本発明に従うと、1−3の範囲のピッ
チ分散剤値を有する水溶性の非−イオン性表面活性剤お
よび水溶性のカチオン性重合体を50:1−1:1の範
囲の表面活性剤:重合体の重量比で含んでいる天然パル
プを使用する製紙装置中でピッチの沈着を抑制するため
に有用な新規な組成物も提供される。
チ分散剤値を有する水溶性の非−イオン性表面活性剤お
よび水溶性のカチオン性重合体を50:1−1:1の範
囲の表面活性剤:重合体の重量比で含んでいる天然パル
プを使用する製紙装置中でピッチの沈着を抑制するため
に有用な新規な組成物も提供される。
【0010】
【詳細な記載】本発明は、装置表面に1−3の間のピッ
チ分散剤値を有する水溶性の非−イオン性表面活性剤お
よび水溶性のカチオン性重合体をピッチの沈着を抑制す
るのに有効な量で適用することを含んでなる天然パルプ
と接触するパルプおよび製紙装置表面上のピッチの沈着
を抑制するための新規な組成物および方法に関するもの
である。
チ分散剤値を有する水溶性の非−イオン性表面活性剤お
よび水溶性のカチオン性重合体をピッチの沈着を抑制す
るのに有効な量で適用することを含んでなる天然パルプ
と接触するパルプおよび製紙装置表面上のピッチの沈着
を抑制するための新規な組成物および方法に関するもの
である。
【0011】ピッチ分散剤値は化合物が天然ピッチ粒子
を水溶液中に分散させる能力を称している。ピッチ分散
剤値は本発明の組成物の重要な性質であると考えられて
おり、その理由はそれによりカチオン性重合体試薬がパ
ルプおよび製紙装置表面からピッチ沈着物を有効に除去
できるからである。
を水溶液中に分散させる能力を称している。ピッチ分散
剤値は本発明の組成物の重要な性質であると考えられて
おり、その理由はそれによりカチオン性重合体試薬がパ
ルプおよび製紙装置表面からピッチ沈着物を有効に除去
できるからである。
【0012】ここでの使用に適している非−イオン性表
面活性剤には一般的には、水溶性または水分散性であ
り、油の水中乳化液(oil-in-water)用の洗剤および/ま
たは安定剤として作用し、そして表面および界面張力を
低下させることができる非−イオン性表面活性剤が包含
される。特に、本発明における使用に適している非イオ
ン性表面活性剤は下記のピッチ分散剤試験により測定さ
れた1−3の間の、好適には1および2の間の、ピッチ
分散剤値を有している。ビーカー中に、1−5グラムの
トール油、1−2グラムの評価しようとする非イオン性
表面活性剤を加え、そして混合物が均質となるまで配合
する。10−20mlの脱イオン水を連続的に撹拌しな
がら加える。非イオン性表面活性剤のピッチ分散剤値は
下記の如く評価される。
面活性剤には一般的には、水溶性または水分散性であ
り、油の水中乳化液(oil-in-water)用の洗剤および/ま
たは安定剤として作用し、そして表面および界面張力を
低下させることができる非−イオン性表面活性剤が包含
される。特に、本発明における使用に適している非イオ
ン性表面活性剤は下記のピッチ分散剤試験により測定さ
れた1−3の間の、好適には1および2の間の、ピッチ
分散剤値を有している。ビーカー中に、1−5グラムの
トール油、1−2グラムの評価しようとする非イオン性
表面活性剤を加え、そして混合物が均質となるまで配合
する。10−20mlの脱イオン水を連続的に撹拌しな
がら加える。非イオン性表面活性剤のピッチ分散剤値は
下記の如く評価される。
【0013】1)濃褐色の未溶解ピッチ粒子の存在の形
跡がない薄い黄褐色の溶液が得られる。
跡がない薄い黄褐色の溶液が得られる。
【0014】2)わずかな小さい濃褐色の未溶解ピッチ
粒子が存在している濃い黄褐色の溶液が得られる。
粒子が存在している濃い黄褐色の溶液が得られる。
【0015】3)多数の小さい濃褐色の未溶解ピッチ粒
子が存在している濃い黄褐色の溶液が得られる。
子が存在している濃い黄褐色の溶液が得られる。
【0016】4)水は色を有しておらず、そしてトール
油ピッチ/非イオン性表面活性剤混合物が水性液体中で
小さい塊を形成している。
油ピッチ/非イオン性表面活性剤混合物が水性液体中で
小さい塊を形成している。
【0017】5)トール油ピッチ/非イオン性表面活性
剤混合物がビーカーの側面および撹拌機構の上にたまっ
ている。
剤混合物がビーカーの側面および撹拌機構の上にたまっ
ている。
【0018】溶液を60−100メッシュスクリーンを
通して濾過しそして下記式:
通して濾過しそして下記式:
【0019】
【数1】 により乳化されたピッチの量を計算することにより前記
の定性的分類方法をさらに正確に定量化することができ
る。最適な非イオン性表面活性剤は上記の方法によりそ
してスクリーン寸法開口部を減じることにより同定する
ことができる。本発明の非イオン性表面活性剤は1−3
の間のピッチ分散剤値を有しており、それは一般的には
100%−50%の範囲の、好適には100%−75%
のそして最も好適には100%−90%の%乳化された
ピッチに相当している。
の定性的分類方法をさらに正確に定量化することができ
る。最適な非イオン性表面活性剤は上記の方法によりそ
してスクリーン寸法開口部を減じることにより同定する
ことができる。本発明の非イオン性表面活性剤は1−3
の間のピッチ分散剤値を有しており、それは一般的には
100%−50%の範囲の、好適には100%−75%
のそして最も好適には100%−90%の%乳化された
ピッチに相当している。
【0020】上記のピッチ分散剤値を有する非−イオン
性表面活性剤だけが天然パルプから誘導されるピッチ沈
着物を調節するために有効であることが今発見された。
限定用ではなくむしろ説明用として述べると、本発明の
非−イオン性表面活性剤はピッチ粒子に関する水の表面
張力を減少させ、それにより該粒子を遊離させてパルプ
繊維に付着しているカチオン性重合体に比較的容易に付
着させ、その結果として製紙システムから除去されると
信じられている。
性表面活性剤だけが天然パルプから誘導されるピッチ沈
着物を調節するために有効であることが今発見された。
限定用ではなくむしろ説明用として述べると、本発明の
非−イオン性表面活性剤はピッチ粒子に関する水の表面
張力を減少させ、それにより該粒子を遊離させてパルプ
繊維に付着しているカチオン性重合体に比較的容易に付
着させ、その結果として製紙システムから除去されると
信じられている。
【0021】必ずしも全ての非イオン性表面活性剤が1
−3のピッチ分散剤値を示すわけでなく、そして驚くべ
きことに1−3のピッチ分散剤値を有する非イオン性分
散剤だけが天然パルプから誘導されるピッチを処置する
ために有効である。すなわち、カチオン性重合体だけの
使用は二次繊維パルプから誘導される粘着性物質の処置
用には有効であるが、天然パルプから誘導されるピッチ
沈着物は本発明の非イオン性表面活性剤の使用を必要と
する。
−3のピッチ分散剤値を示すわけでなく、そして驚くべ
きことに1−3のピッチ分散剤値を有する非イオン性分
散剤だけが天然パルプから誘導されるピッチを処置する
ために有効である。すなわち、カチオン性重合体だけの
使用は二次繊維パルプから誘導される粘着性物質の処置
用には有効であるが、天然パルプから誘導されるピッチ
沈着物は本発明の非イオン性表面活性剤の使用を必要と
する。
【0022】本発明における使用のために好適な水溶性
の非−イオン性表面活性剤には良好な湿潤能力を有する
洗剤型の例えば下記の如き表面活性剤が包含されるがそ
れらに限定されるものではない:ノニルフェノール類ま
たはオクチルフェノール類を含むアルキルフェノール
類、ローン−プーランから商標イゲパル(Igepal)DMと
して市販されているエトキシル化されたジアルキルフェ
ノール類、ユニオン・カーバイドから商標テルギトール
(Tergitol)として市販されている第二級アルコールエト
キシレート類、BASFから商標テトロニック(Tetroni
c)として市販されている酸化アルキレン類のブロック共
重合体類、およびローム・アンド・ハースから商標トリ
トン(Triton)X−100として市販されているアルキル
フェノキシポリエトキシアルカノール類など、並びにそ
れらの混合物類。本発明の非イオン性表面活性剤が非−
発泡性または脱発泡性型の表面活性剤であること並びに
それらが食品および薬品型の用途における使用が許可さ
れていることは特に好ましい。
の非−イオン性表面活性剤には良好な湿潤能力を有する
洗剤型の例えば下記の如き表面活性剤が包含されるがそ
れらに限定されるものではない:ノニルフェノール類ま
たはオクチルフェノール類を含むアルキルフェノール
類、ローン−プーランから商標イゲパル(Igepal)DMと
して市販されているエトキシル化されたジアルキルフェ
ノール類、ユニオン・カーバイドから商標テルギトール
(Tergitol)として市販されている第二級アルコールエト
キシレート類、BASFから商標テトロニック(Tetroni
c)として市販されている酸化アルキレン類のブロック共
重合体類、およびローム・アンド・ハースから商標トリ
トン(Triton)X−100として市販されているアルキル
フェノキシポリエトキシアルカノール類など、並びにそ
れらの混合物類。本発明の非イオン性表面活性剤が非−
発泡性または脱発泡性型の表面活性剤であること並びに
それらが食品および薬品型の用途における使用が許可さ
れていることは特に好ましい。
【0023】本発明はカチオン性重合体の詳細な性質に
関しては一般的に応用性があり、そしてかなりの種類の
いろいろなカチオン性重合体を、もちろんそれらがシス
テム中でそれらのカチオン電荷を保有している限り、使
用することができる。ポリエチレンイミン類の使用も本
発明内であると考えられており、同様に例えば米国特許
番号3,250,664、3,642,572、3,893,
885または4,250,299中に開示されている工程
に従い製造されるものの如きアミノ基を含有している他
の重合体物質を使用することもできるが、一般的にはプ
ロトン化されたすなわち第四級アンモニウム重合体類を
使用することが好ましい。これらの好適な重合体類に
は、エピハロヒドリンと1種以上のアミン類との間の反
応により得られる重合体類、および第四級アンモニウム
基を含有しているエチレン系不飽和単量体から誘導され
る重合体類が包含される。本発明のカチオン性重合体類
には、ジシアンジアミド−ホルムアルデヒド縮合体類も
包含される。この型の重合体類は米国特許番号3,58
2,461中に開示されており、該特許は全体が本明細
書の内容となる。蟻酸またはアンモニウム塩類のいずれ
か、そして最も好適には蟻酸または塩化アンモニウムの
両者を、重合反応物として含むこともできる。しかしな
がら、ある種のジシアンジアミド−ホルムアルデヒド縮
合体類はカチオン性表面活性剤の存在下ですら、フェル
トなどの上にたまる傾向を有している。一種のジシアン
ジアミド−ホルムアルデヒド縮合体はカナダ、オンタリ
オ州のチバ・ガイギー・ケミカル・リミテッドからチノ
フィックス(Tinofix)QFとして市販されておりそして
それは活性成分として約50重量%の約20,000−
50,000の間の分子量を有すると信じられている重
合体を含有している。
関しては一般的に応用性があり、そしてかなりの種類の
いろいろなカチオン性重合体を、もちろんそれらがシス
テム中でそれらのカチオン電荷を保有している限り、使
用することができる。ポリエチレンイミン類の使用も本
発明内であると考えられており、同様に例えば米国特許
番号3,250,664、3,642,572、3,893,
885または4,250,299中に開示されている工程
に従い製造されるものの如きアミノ基を含有している他
の重合体物質を使用することもできるが、一般的にはプ
ロトン化されたすなわち第四級アンモニウム重合体類を
使用することが好ましい。これらの好適な重合体類に
は、エピハロヒドリンと1種以上のアミン類との間の反
応により得られる重合体類、および第四級アンモニウム
基を含有しているエチレン系不飽和単量体から誘導され
る重合体類が包含される。本発明のカチオン性重合体類
には、ジシアンジアミド−ホルムアルデヒド縮合体類も
包含される。この型の重合体類は米国特許番号3,58
2,461中に開示されており、該特許は全体が本明細
書の内容となる。蟻酸またはアンモニウム塩類のいずれ
か、そして最も好適には蟻酸または塩化アンモニウムの
両者を、重合反応物として含むこともできる。しかしな
がら、ある種のジシアンジアミド−ホルムアルデヒド縮
合体類はカチオン性表面活性剤の存在下ですら、フェル
トなどの上にたまる傾向を有している。一種のジシアン
ジアミド−ホルムアルデヒド縮合体はカナダ、オンタリ
オ州のチバ・ガイギー・ケミカル・リミテッドからチノ
フィックス(Tinofix)QFとして市販されておりそして
それは活性成分として約50重量%の約20,000−
50,000の間の分子量を有すると信じられている重
合体を含有している。
【0024】エピハロヒドリンと種々のアミン類から誘
導される第四級アンモニウム重合体類の中には、エピハ
ロヒドリンとジメチルアミン、エチレンジアミン、およ
びポリアルキレンポリアミンからなる群から選択される
少なくとも1種のアミンとの反応により得られるものが
ある。トリエタノールアミンを反応に含むこともでき
る。例には、ポリアルキレンポリアミンとエピハロヒド
リンとの反応により得られる重合体類並びにエピハロヒ
ドリン、ジメチルアミン、およびエチレンジアミンもし
くはポリアルキレンポリアミンのいずれかとの間の反応
により得られる重合体類が包含される。使用できる代表
的なアミンはN,N,N′,N′−テトラメチルエチレン
−ジアミン並びにジメチルアミンおよびトリエタノール
アミンと一緒に使用されるエチレンジアミンである。こ
の型の重合体には、式:
導される第四級アンモニウム重合体類の中には、エピハ
ロヒドリンとジメチルアミン、エチレンジアミン、およ
びポリアルキレンポリアミンからなる群から選択される
少なくとも1種のアミンとの反応により得られるものが
ある。トリエタノールアミンを反応に含むこともでき
る。例には、ポリアルキレンポリアミンとエピハロヒド
リンとの反応により得られる重合体類並びにエピハロヒ
ドリン、ジメチルアミン、およびエチレンジアミンもし
くはポリアルキレンポリアミンのいずれかとの間の反応
により得られる重合体類が包含される。使用できる代表
的なアミンはN,N,N′,N′−テトラメチルエチレン
−ジアミン並びにジメチルアミンおよびトリエタノール
アミンと一緒に使用されるエチレンジアミンである。こ
の型の重合体には、式:
【0025】
【化1】
【0026】[式中、nは0−500である]を有する
ものが包含されるが、もちろん他のアミン類を使用する
こともできる。
ものが包含されるが、もちろん他のアミン類を使用する
こともできる。
【0027】本発明の好適なカチオン性重合体には、ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、またはメチルエチルア
ミン、好適にはジメチルアミンまたはジエチルアミン、
をエピハロヒドリン、好適にはエピクロロヒドリン、と
反応させることにより製造されるものも包含される。こ
の型の重合体類は米国特許番号3,738,945および
カナダ特許番号1,096,070中に開示されており、
それらは全体が本明細書の内容となる。そのような重合
体類は、米国、ニュージャージー州のCPSケミカル・
カンパニー・インコーポレーテッドからアゲフロック(A
gefloc)A−50、アゲフロックA−50HV、および
アゲフロックB−50として市販されている。これらの
三種の製品は報告されている通りだとそれらの活性成分
として約50重量%のそれぞれ約75,000−80,0
00、約200,000−250,000、そして約2
0,000−30,000の分子量を有する重合体類を含
有している。他のこの型の市販製品は米国、ニュージャ
ージー州のアメリカン・シアナミド・カンパニーにより
販売されておりそしてそれの活性成分として約50重量
%の約20,000−30,000の分子量を有する重合
体類を含有していると信じられているマグニフロック(M
agnifloc)573Cである。
メチルアミン、ジエチルアミン、またはメチルエチルア
ミン、好適にはジメチルアミンまたはジエチルアミン、
をエピハロヒドリン、好適にはエピクロロヒドリン、と
反応させることにより製造されるものも包含される。こ
の型の重合体類は米国特許番号3,738,945および
カナダ特許番号1,096,070中に開示されており、
それらは全体が本明細書の内容となる。そのような重合
体類は、米国、ニュージャージー州のCPSケミカル・
カンパニー・インコーポレーテッドからアゲフロック(A
gefloc)A−50、アゲフロックA−50HV、および
アゲフロックB−50として市販されている。これらの
三種の製品は報告されている通りだとそれらの活性成分
として約50重量%のそれぞれ約75,000−80,0
00、約200,000−250,000、そして約2
0,000−30,000の分子量を有する重合体類を含
有している。他のこの型の市販製品は米国、ニュージャ
ージー州のアメリカン・シアナミド・カンパニーにより
販売されておりそしてそれの活性成分として約50重量
%の約20,000−30,000の分子量を有する重合
体類を含有していると信じられているマグニフロック(M
agnifloc)573Cである。
【0028】本発明で使用することができそしてエチレ
ン系不飽和単量体から誘導されている代表的なカチオン
性重合体には、ビニル化合物類、例えば、ハロゲン化C
1−C15アルキル、ハロゲン化ベンジル、特に塩化物、
または硫酸ジメチルもしくはジエチルで第四級化されて
いてもよいビニルピリジンおよびビニルイミダゾール、
或いは式NR1R2R3(ここでR1、R2およびR3は独立
して典型的には炭素数が1−4の低級アルキルである)
の第三級アミン、例えばR1、R2およびR3がC1−C18
アルキルであることができるもの、で第四級化されてい
てもよい塩化ベンジル;アリル化合物類、例えば塩化ジ
アリルジメチルアンモニウム;或いはアクリル系誘導体
類、例えばハロゲン化C1−C18アルキル、ハロゲン化
ベンジルまたは硫酸ジメチルもしくはジエチル、メタク
リルアミドプロピルトリ(C1−C4アルキル、特にメチ
ル)アンモニウム塩、または(メタ)アクリロイルオキシ
エチルトリ(C1−C4アルキル、特にメチル)アンモニウ
ム塩(ここで該塩はハロゲン化物、特に塩化物、メト硫
酸塩、エト硫酸塩、またはn−価アニオンの1/nであ
る)で第四級化されていてもよいジアルキルアミノメチ
ル(メタ)アクリルアミド、のホモ−および共−重合体類
が包含される。これらの単量体類は、(メタ)アクリル系
誘導体類、例えばアクリルアミド、アクリレートもしく
はメタクリレートC1−C18アルキルエステルまたはア
クリロニトリルまたはアルキルビニルエーテル、ビニル
ピロリドン、または酢酸ビニルと共重合されていてもよ
い。代表的なそのような重合体類は10−100モル%
の式:
ン系不飽和単量体から誘導されている代表的なカチオン
性重合体には、ビニル化合物類、例えば、ハロゲン化C
1−C15アルキル、ハロゲン化ベンジル、特に塩化物、
または硫酸ジメチルもしくはジエチルで第四級化されて
いてもよいビニルピリジンおよびビニルイミダゾール、
或いは式NR1R2R3(ここでR1、R2およびR3は独立
して典型的には炭素数が1−4の低級アルキルである)
の第三級アミン、例えばR1、R2およびR3がC1−C18
アルキルであることができるもの、で第四級化されてい
てもよい塩化ベンジル;アリル化合物類、例えば塩化ジ
アリルジメチルアンモニウム;或いはアクリル系誘導体
類、例えばハロゲン化C1−C18アルキル、ハロゲン化
ベンジルまたは硫酸ジメチルもしくはジエチル、メタク
リルアミドプロピルトリ(C1−C4アルキル、特にメチ
ル)アンモニウム塩、または(メタ)アクリロイルオキシ
エチルトリ(C1−C4アルキル、特にメチル)アンモニウ
ム塩(ここで該塩はハロゲン化物、特に塩化物、メト硫
酸塩、エト硫酸塩、またはn−価アニオンの1/nであ
る)で第四級化されていてもよいジアルキルアミノメチ
ル(メタ)アクリルアミド、のホモ−および共−重合体類
が包含される。これらの単量体類は、(メタ)アクリル系
誘導体類、例えばアクリルアミド、アクリレートもしく
はメタクリレートC1−C18アルキルエステルまたはア
クリロニトリルまたはアルキルビニルエーテル、ビニル
ピロリドン、または酢酸ビニルと共重合されていてもよ
い。代表的なそのような重合体類は10−100モル%
の式:
【0029】
【化2】
【0030】の繰り返し単位および0−90モル%の
式:
式:
【0031】
【化3】 の繰り返し単位を含有しており、ここでR1は水素また
は典型的には炭素数が1−4の低級アルキルを表し、R
2は典型的には炭素数が8−18の長鎖アルキル基を表
し、R3、R4およびR5は独立して水素または低級アル
キル基を表し、一方、Xはアニオン、典型的にはハロゲ
ン化物イオン、メト硫酸塩イオン、エト硫酸塩イオンま
たはn−価アニオンの1/n、を表す。
は典型的には炭素数が1−4の低級アルキルを表し、R
2は典型的には炭素数が8−18の長鎖アルキル基を表
し、R3、R4およびR5は独立して水素または低級アル
キル基を表し、一方、Xはアニオン、典型的にはハロゲ
ン化物イオン、メト硫酸塩イオン、エト硫酸塩イオンま
たはn−価アニオンの1/n、を表す。
【0032】不飽和単量体から誘導される他の第四級ア
ンモニウム重合体類には、式:
ンモニウム重合体類には、式:
【0033】
【化4】
【0034】の繰り返し単位を有する塩化ジアリルジメ
チルアンモニウムのホモ−重合体類が包含される。これ
に関しては、この重合体は「実質的に線状」であるとみ
なすべきであり、その理由はそれは環式基を含有してい
るがこれらの基は線状鎖に沿って連結されておりそして
架橋結合がないからである。
チルアンモニウムのホモ−重合体類が包含される。これ
に関しては、この重合体は「実質的に線状」であるとみ
なすべきであり、その理由はそれは環式基を含有してい
るがこれらの基は線状鎖に沿って連結されておりそして
架橋結合がないからである。
【0035】使用することができそして不飽和単量体か
ら誘導されている他の重合体には、式:
ら誘導されている他の重合体には、式:
【0036】
【化5】
【0037】を有するものが包含され、ここで同一もし
くは異なっていてもよいZおよびZ′は−CH2CH=
CHCH2−または−CH2−CHOHCH2−であり、
同一もしくは異なっていてもよいYおよびY′はXまた
は−NH′R″であり、Xは30より大きい原子量のハ
ロゲンであり、nは2−20の整数であり、そしてR′
およびR″は、(I)任意に1−2個のヒドロキシル基
により置換されていてもよい炭素数が1−18の同一も
しくは異なるアルキル基であることができ、または(I
I)Nと一緒になっている時には5−7個の原子を有す
る飽和もしくは不飽和環を表し、または(III)Nおよ
び酸素原子と一緒になっている時にはN−モルホリノ基
を表す。特に好適なそのような重合体はポリ(ジメチル
ブテニル)アンモニウムクロライドビス−(トリエタノー
ルアンモニウムクロライド)である。
くは異なっていてもよいZおよびZ′は−CH2CH=
CHCH2−または−CH2−CHOHCH2−であり、
同一もしくは異なっていてもよいYおよびY′はXまた
は−NH′R″であり、Xは30より大きい原子量のハ
ロゲンであり、nは2−20の整数であり、そしてR′
およびR″は、(I)任意に1−2個のヒドロキシル基
により置換されていてもよい炭素数が1−18の同一も
しくは異なるアルキル基であることができ、または(I
I)Nと一緒になっている時には5−7個の原子を有す
る飽和もしくは不飽和環を表し、または(III)Nおよ
び酸素原子と一緒になっている時にはN−モルホリノ基
を表す。特に好適なそのような重合体はポリ(ジメチル
ブテニル)アンモニウムクロライドビス−(トリエタノー
ルアンモニウムクロライド)である。
【0038】使用することができそしてエチレン系不飽
和単量体類から誘導されている別の群の重合体には、低
級アルキルアミンと反応しておりそして生じたジアルキ
ルアミノ基の一部が第四級化されているポリブタジエン
が包含される。従って、一般的には、重合体は式:
和単量体類から誘導されている別の群の重合体には、低
級アルキルアミンと反応しておりそして生じたジアルキ
ルアミノ基の一部が第四級化されているポリブタジエン
が包含される。従って、一般的には、重合体は式:
【0039】
【化6】
【0040】の繰り返し単位をそれぞれa:b:c:d
のモル割合で有することとなろう。ここでRは低級アル
キル基、代表的にはメチルまたはエチル基、を表す。低
級アルキル基は全て同一である必要はない。代表的な第
四級化剤には、塩化メチル、硫酸ジメチルおよび硫酸ジ
エチルが包含される。種々の比のa:b:c:dを使用
することができ、アミン量(b+c)は一般的に10−
90%であり、(a+c)は90%−10%である。こ
れらの重合体類は、ポリブタジエンを適当な低級アルキ
ルアミンの存在下で一酸化炭素および水素と反応させる
ことにより、得られる。
のモル割合で有することとなろう。ここでRは低級アル
キル基、代表的にはメチルまたはエチル基、を表す。低
級アルキル基は全て同一である必要はない。代表的な第
四級化剤には、塩化メチル、硫酸ジメチルおよび硫酸ジ
エチルが包含される。種々の比のa:b:c:dを使用
することができ、アミン量(b+c)は一般的に10−
90%であり、(a+c)は90%−10%である。こ
れらの重合体類は、ポリブタジエンを適当な低級アルキ
ルアミンの存在下で一酸化炭素および水素と反応させる
ことにより、得られる。
【0041】製紙パルプ中でアニオン性高分子および/
または粘着性物質と相互作用することができる他のカチ
オン性重合体も本発明の範囲内で使用することもでき
る。これらには、カチオン性タンニン誘導体類、例えば
タンニン(縮合されたポリフェノール系物体)とホルム
アルデヒドおよびアミンとのマンニッヒ−型反応により
塩状で製造されるもの、例えば酢酸塩、蟻酸塩、塩酸塩
または第四級化物、として得られるもの、並びに架橋結
合されているポリアミン重合体類、例えばエピクロロヒ
ドリンで架橋結合されたポリアミドアミン/ポリエチレ
ンポリアミン/ポリエチレンポリアミン共重合体類が包
含されると考えられている。カチオン基を含むように改
質された天然ゴムおよびスターチャスも有用であると考
えられている。
または粘着性物質と相互作用することができる他のカチ
オン性重合体も本発明の範囲内で使用することもでき
る。これらには、カチオン性タンニン誘導体類、例えば
タンニン(縮合されたポリフェノール系物体)とホルム
アルデヒドおよびアミンとのマンニッヒ−型反応により
塩状で製造されるもの、例えば酢酸塩、蟻酸塩、塩酸塩
または第四級化物、として得られるもの、並びに架橋結
合されているポリアミン重合体類、例えばエピクロロヒ
ドリンで架橋結合されたポリアミドアミン/ポリエチレ
ンポリアミン/ポリエチレンポリアミン共重合体類が包
含されると考えられている。カチオン基を含むように改
質された天然ゴムおよびスターチャスも有用であると考
えられている。
【0042】本発明の最も有用な重合体類の分子量は一
般的には約2,000−約3,000,000の間である
が、2,000より小さい分子量および3,000,00
0より大きい分子量を有する重合体類を使用することも
できてある程度の成功を収めている。好適には使用され
る重合体の分子量は少なくとも約10,000であり、
そして最も好適には少なくとも約20,000である。
好適には使用される重合体の分子量は約300,000
以下であり、そして最も好適には約50,000以下で
ある。重合体は最も好適には約20,000−50,00
0の範囲内の分子量を有している。これらの重合体類の
混合物類を使用することもできる。
般的には約2,000−約3,000,000の間である
が、2,000より小さい分子量および3,000,00
0より大きい分子量を有する重合体類を使用することも
できてある程度の成功を収めている。好適には使用され
る重合体の分子量は少なくとも約10,000であり、
そして最も好適には少なくとも約20,000である。
好適には使用される重合体の分子量は約300,000
以下であり、そして最も好適には約50,000以下で
ある。重合体は最も好適には約20,000−50,00
0の範囲内の分子量を有している。これらの重合体類の
混合物類を使用することもできる。
【0043】本発明の重合体類および表面活性剤類は有
利には重合体および/または表面活性剤の水溶液を含ん
でいる液体組成物として供給することができる。該組成
物中の重合体濃度は、連続的適用に適している重合体濃
度を有する比較的希釈された溶液から重合体の溶解もし
くはゲル化限度までの範囲であることができるが、一般
的には組成物は実際的な輸送および取り扱い目的のため
にかなり濃縮されている。実際には、液体組成物は重合
体をさらに溶解させてさらに濃縮された組成物にするこ
とができる追加物質も含むことができる。これらの物質
の例は、アルコキシエタノール類、例えばブトキシエタ
ノール、である。輸送および取り扱い用に適している水
性組成物は一般的には5−50重量%の間の本発明のカ
チオン性重合体の活性物質を含有している。
利には重合体および/または表面活性剤の水溶液を含ん
でいる液体組成物として供給することができる。該組成
物中の重合体濃度は、連続的適用に適している重合体濃
度を有する比較的希釈された溶液から重合体の溶解もし
くはゲル化限度までの範囲であることができるが、一般
的には組成物は実際的な輸送および取り扱い目的のため
にかなり濃縮されている。実際には、液体組成物は重合
体をさらに溶解させてさらに濃縮された組成物にするこ
とができる追加物質も含むことができる。これらの物質
の例は、アルコキシエタノール類、例えばブトキシエタ
ノール、である。輸送および取り扱い用に適している水
性組成物は一般的には5−50重量%の間の本発明のカ
チオン性重合体の活性物質を含有している。
【0044】本発明の非イオン性表面活性剤はカチオン
性重合体組成物とは別個な組成物状で供給することがで
きそして次に装置表面に(例えば別個のシャワーシステ
ムを用いることにより)別個に適用するかまたは適用前
に混合することもできるが、非イオン性表面活性剤およ
びカチオン性重合体を含んでいる水性組成物を供給する
ことが好適である。表面活性剤対重合体の重量比は、そ
のような組み合わせ組成物が一般的に約50:1−1:
50の間となるようなものである。好適には、水性組成
物中の表面活性剤対重合体の重量比は、特に油類が存在
して可能性があるなら、約10:1−約1:1の間であ
り、そして最も好適には一般的適用のためには約1:1
であるが、過剰の表面活性剤(例えば、1.1:1以
上)が油が存在しているかもしれない場合には最も適し
ていると考えられている。
性重合体組成物とは別個な組成物状で供給することがで
きそして次に装置表面に(例えば別個のシャワーシステ
ムを用いることにより)別個に適用するかまたは適用前
に混合することもできるが、非イオン性表面活性剤およ
びカチオン性重合体を含んでいる水性組成物を供給する
ことが好適である。表面活性剤対重合体の重量比は、そ
のような組み合わせ組成物が一般的に約50:1−1:
50の間となるようなものである。好適には、水性組成
物中の表面活性剤対重合体の重量比は、特に油類が存在
して可能性があるなら、約10:1−約1:1の間であ
り、そして最も好適には一般的適用のためには約1:1
であるが、過剰の表面活性剤(例えば、1.1:1以
上)が油が存在しているかもしれない場合には最も適し
ていると考えられている。
【0045】最も適している処置投与量は、例えば水性
パルプ懸濁液中に存在しているピット沈着物の量の如き
システム因子に依存しておりそして清浄化が連続的であ
るかもしくは周期的であるかにも依存している。相対的
に高い濃度の本発明の重合体(例えば、50%)を含む
液体組成物でさえも、例えば希釈されていない液体組成
物を直接フェルト上に噴霧することにより、完全強度
(液体組成物として100%)で使用することができ
る。しかしながら、特に連続的処置が行われている場合
には、組成物は有利には処置場所で清浄な新しい水また
は他の水性液体で希釈することが有利であるかもしれな
い。水の経済性に関して必要なら、良品質の工程水が希
釈用に適していることがある。
パルプ懸濁液中に存在しているピット沈着物の量の如き
システム因子に依存しておりそして清浄化が連続的であ
るかもしくは周期的であるかにも依存している。相対的
に高い濃度の本発明の重合体(例えば、50%)を含む
液体組成物でさえも、例えば希釈されていない液体組成
物を直接フェルト上に噴霧することにより、完全強度
(液体組成物として100%)で使用することができ
る。しかしながら、特に連続的処置が行われている場合
には、組成物は有利には処置場所で清浄な新しい水また
は他の水性液体で希釈することが有利であるかもしれな
い。水の経済性に関して必要なら、良品質の工程水が希
釈用に適していることがある。
【0046】本発明の利点は2ppm程度の重合体とい
う適用濃度において出現し、特に連続的処置が実施され
るなら、以下でさらに説明されている如く、該濃度は適
用されるカチオン性重合体含有成分から誘導される沈着
物の累積を抑制するのに充分である。ある場合には、連
続的処置は実際的でなく、そして本発明のカチオン性重
合体類および表面活性剤を用いる処置を定期的に行うこ
ともできる。例えば、重合体および表面活性剤の水溶液
を装置表面に、装置表面が満足のいくように調整される
まで噴霧しそして沈着物の累積をさらに抑制するために
補充調整が必要となるまで噴霧を次に中断することがで
きる。
う適用濃度において出現し、特に連続的処置が実施され
るなら、以下でさらに説明されている如く、該濃度は適
用されるカチオン性重合体含有成分から誘導される沈着
物の累積を抑制するのに充分である。ある場合には、連
続的処置は実際的でなく、そして本発明のカチオン性重
合体類および表面活性剤を用いる処置を定期的に行うこ
ともできる。例えば、重合体および表面活性剤の水溶液
を装置表面に、装置表面が満足のいくように調整される
まで噴霧しそして沈着物の累積をさらに抑制するために
補充調整が必要となるまで噴霧を次に中断することがで
きる。
【0047】本発明に従い有利に処置することができる
装置表面には、一般的には、30メッシュ−250メッ
シュの範囲内の多孔性開口部を有する固体表面またはス
クリーン表面、例えば成形ワイヤー、プレスロールまた
はシックナー装置、例えばデッカーワイヤー、重力カウ
チロールシックナー、ディスクフィルターおよびピッチ
沈着物が生成する傾向がある関連装置部品、が包含され
る。
装置表面には、一般的には、30メッシュ−250メッ
シュの範囲内の多孔性開口部を有する固体表面またはス
クリーン表面、例えば成形ワイヤー、プレスロールまた
はシックナー装置、例えばデッカーワイヤー、重力カウ
チロールシックナー、ディスクフィルターおよびピッチ
沈着物が生成する傾向がある関連装置部品、が包含され
る。
【0048】下記の実施例は本発明を本発明の原則に従
って説明するために供されており、本発明を添付されて
いる特許請求の範囲中に示されているように何ら限定し
ようとするものではない。全ての部数および百分率は断
らない限り重量によるものである。
って説明するために供されており、本発明を添付されて
いる特許請求の範囲中に示されているように何ら限定し
ようとするものではない。全ての部数および百分率は断
らない限り重量によるものである。
【0049】
【実施例】実施例1 二種の等級のクラフトライナーボードを長網式抄紙機上
で製造した。第一級は100%天然クラフト繊維を用い
て製造した。第二級は100%二次繊維を用いて製造し
た。該方法で使用された添加物は明礬、ロジンサイジン
グ剤および第1回保持率を改良するためのポリアクリル
アミド保持助剤であった。
で製造した。第一級は100%天然クラフト繊維を用い
て製造した。第二級は100%二次繊維を用いて製造し
た。該方法で使用された添加物は明礬、ロジンサイジン
グ剤および第1回保持率を改良するためのポリアクリル
アミド保持助剤であった。
【0050】100%二次繊維を用いてライナーボード
を製造する時には、カチオン性重合体をフェルトが張ら
れていないロールである第一プレスの上で使用して成功
を収め、プレス酸洗いを減少させ、そしてピッチ沈着物
を減少させた。この適用は非常に効果的であった。プレ
スロール酸洗いを省略するために、カチオン性凝固剤の
適用がしばしば使用された。
を製造する時には、カチオン性重合体をフェルトが張ら
れていないロールである第一プレスの上で使用して成功
を収め、プレス酸洗いを減少させ、そしてピッチ沈着物
を減少させた。この適用は非常に効果的であった。プレ
スロール酸洗いを省略するために、カチオン性凝固剤の
適用がしばしば使用された。
【0051】100%天然クラフトライナーボードを製
造した時には、沈着物が再び生成しそしてプレス酸洗い
がロール上で続けられた。100%二次繊維を処理する
ために有効であったカチオン性重合体は、100%天然
クラフトを製造した時にはプレス酸洗いおよび沈着物生
成を減少させなかった。
造した時には、沈着物が再び生成しそしてプレス酸洗い
がロール上で続けられた。100%二次繊維を処理する
ために有効であったカチオン性重合体は、100%天然
クラフトを製造した時にはプレス酸洗いおよび沈着物生
成を減少させなかった。
【0052】非イオン性表面活性剤と配合されたカチオ
ン性凝固剤重合体を適用することにより、両方の等級に
対して意義ある程度まで酸洗いおよび沈着物生成が排除
された。
ン性凝固剤重合体を適用することにより、両方の等級に
対して意義ある程度まで酸洗いおよび沈着物生成が排除
された。
【0053】実施例2 ピッチ分散剤値試験を用いて種々の非イオン性表面活性
剤を評価した。この評価の結果を下表1−5に示す。
剤を評価した。この評価の結果を下表1−5に示す。
【0054】
【表1】 表1 表面活性剤 曇り点(°F)* N** ピッチ分散剤値*** HLB イゲパル(Igepal)CO-210 - 1.5 5 4.6 イゲパル(Igepal)CO-520 - 5.0 3 10.0 イゲパル(Igepal)CO-530 - 6.0 3 10.8 イゲパル(Igepal)CO-710 158-165 10-11 5 13.6 イゲパル(Igepal)CO-730 203-212 15 5 15.0 イゲパル(Igepal)CO-850 >212 20 5 16.0 イゲパル(Igepal)CO-887 >212 30 5 17.2 イゲパル(Igepal)CO-897 >212 40 5 17.8 イゲパル(Igepal)CO-997 >212 100 3 19.0 イゲパル(Igepal)CO-430 - 4.0 4 8.8 化学物質:ノニルフェノールエトキシレート類(表イオ
ン性) * 1.0%水溶液 ** N=1モルのアルキルフェノール基当たりの酸化エ
チレンの平均モル数 *** 1=最高 5=最悪 HLBは親水性−親油性均衡をさしている。
ン性) * 1.0%水溶液 ** N=1モルのアルキルフェノール基当たりの酸化エ
チレンの平均モル数 *** 1=最高 5=最悪 HLBは親水性−親油性均衡をさしている。
【0055】
【表2】 表2 表面活性剤 曇り点(°F)* N** ピッチ分散剤 HLB イゲパル(Igepal)CA-210 - 1.5 5 4.6 イゲパル(Igepal)CA-420 - 3.0 5 8.0 イゲパル(Igepal)CA-520 - 5.0 10.0 イゲパル(Igepal)CA-620 70-75 7.0 5 12.0 イゲパル(Igepal)C1-630 146-153 9.0 13.0 トリトン(Triton)X-100 63-69 10.0 13.5 イゲパル(Igepal)CA-720 187-194 12.5 2 14.6 イゲパル(Igepal)CA-887 >212 30.0 5 17.4 イゲパル(Igepal)CA-890 >212 40.0 18.0 イゲパル(Igepal)CA-897 >212 40.0 5 18.0 化学物質:オクチルフェノキシポリエトキシエタノール
類(表イオン性)
類(表イオン性)
【0056】
【表3】 表3 表面活性剤 曇り点(°F) N ピッチ分散剤 HLB テルギトール(Tergitol)15-S-3 <0 3.2 5 8.3 テルギトール(Tergitol)15-S-5 <0 5.0 5 10.6 テルギトール(Tergitol)15-S-7 37 7.3 4 12.4 テルギトール(Tergitol)15-S-9 60 8.9 3 13.3 テルギトール(Tergitol)15-S-12 90 12.3 2 14.7 テルギトール(Tergitol)15-S-15 >100 15.5 3 15.6 テルギトール(Tergitol)15-S-20 >100 20.1 5 16.4 テルギトール(Tergitol)15-S-30 >100 31.0 4 17.5 テルギトール(Tergitol)15-S-40 >100 41.1 5 18.0 化学物質:下記の成分類を含有している非イオン性表面
活性剤:アルコール類,C11-15第二級,エトキシル化され
た/68131-40-S ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロキシ-/25322
-68-3 アルコール類,C11-15第二級/67989-40-6
活性剤:アルコール類,C11-15第二級,エトキシル化され
た/68131-40-S ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロキシ-/25322
-68-3 アルコール類,C11-15第二級/67989-40-6
【0057】
【表4】 表4 表面活性剤 曇り点(°F) MN ピッチ分散剤 化学型 テルギトール(Tergitol)TMN-3 <0 312 5 1 テルギトール(Tergitol)TMN-6 37 543 3 2 テルギトール(Tergitol)TMN-10 77 683 3 2 テルギトール(Tergitol)XJ 50 2550 5 3 テルギトール(Tergitol)XD 76 3117 5 3 テルギトール(Tergitol)XH 99 3740 5 3 テルギトール(Tergitol)XL-80N 50 460 3 4 テルギトール(Tergitol)MinFoam2X 20 630 3 5 テルギトール(Tergitol)MinFoam1X 40 645 2 5 テルギトール(Tergitol)D683 21 1004 4 6 テルギトール(Tergitol)MDS-42 43 6000 4 7 化学物質:下記の成分類を含有している非イオン性表面
活性剤: 1.ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-[3,5-ジメチル-1
-(2-メチルプロピル)-ヘキシル]-w-ヒドロキシ-/60828
-78-6 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロ
キシ−/25322-68-3 2.ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-[3,5-ジメチル-1
-(2-メチルプロピル)-ヘキシル]-w-ヒドロキシ-/60828
-78-6 水/7732-18-5,ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒド
ロキシ−/25322-68-3 3.オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノブチ
ルエーテル/9038-95-3 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 4.アルコール類,C8-10,エトキシル化されプロポキシル
化された68603-25-8 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a ヒドロ-w-ヒドロ
キシ25322-68-3 オクタノール/111-87-5,デカノール/112-30-1 5.アルコール類,C11-15-第二級,エトキシル化されプロ
ポキシル化された/68551-14-4 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 2-プロペノー-1-ル/107-18-6,ポリ(オキシ-1,2-エタン
ジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロキシ 25322-68-3 アルコール類,C11-15-第二級/67989-40-6 6.オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノ(ノ
ニルフェニル)エーテル,分枝鎖状/68891-11-2 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロ
キシ-/25322-68-3 7.アルコール類,C12-14,エトキシル化されプロポキシル
化された/68439-51-0 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a ヒドロ-w-ヒドロ
キシ-/25322-68-3
活性剤: 1.ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-[3,5-ジメチル-1
-(2-メチルプロピル)-ヘキシル]-w-ヒドロキシ-/60828
-78-6 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロ
キシ−/25322-68-3 2.ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-[3,5-ジメチル-1
-(2-メチルプロピル)-ヘキシル]-w-ヒドロキシ-/60828
-78-6 水/7732-18-5,ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒド
ロキシ−/25322-68-3 3.オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノブチ
ルエーテル/9038-95-3 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 4.アルコール類,C8-10,エトキシル化されプロポキシル
化された68603-25-8 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a ヒドロ-w-ヒドロ
キシ25322-68-3 オクタノール/111-87-5,デカノール/112-30-1 5.アルコール類,C11-15-第二級,エトキシル化されプロ
ポキシル化された/68551-14-4 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 2-プロペノー-1-ル/107-18-6,ポリ(オキシ-1,2-エタン
ジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロキシ 25322-68-3 アルコール類,C11-15-第二級/67989-40-6 6.オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノ(ノ
ニルフェニル)エーテル,分枝鎖状/68891-11-2 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a-ヒドロ-w-ヒドロ
キシ-/25322-68-3 7.アルコール類,C12-14,エトキシル化されプロポキシル
化された/68439-51-0 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体/9003-11-6 オキシラン,メチル-,オキシランとの重合体,モノアリル
エーテル/9041-33-2 ポリ(オキシ-1,2-エタンジイル),a ヒドロ-w-ヒドロ
キシ-/25322-68-3
【0058】
【表5】 表5 表面活性剤 分散剤 HLB 化学型 プルロニック(Pluronic)L31 5 1-7 1 プルロニック(Pluronic)L42 5 1 プルロニック(Pluronic)L43 4 7-12 1 プルロニック(Pluronic)L44 4 12-18 1 プルロニック(Pluronic)L61 5 1-7 1 プルロニック(Pluronic)L62LF 4 1-7 1 プルロニック(Pluronic)L64 4 12-18 1 プルロニック(Pluronic)L81 4 1-7 1 プルロニック(Pluronic)L92 3 1-7 1 プルロニック(Pluronic)L101 3 1-7 1 エトファット(Ethofat)242/25 2 2 化学物質:1.酸化プロピレンおよび酸化エチレンのブ
ロック共重合体類 2.ポリエチレングリコール脂肪酸および/またはロジ
ン酸(1モルの酸に加えられた10モルの酸化エチレ
ン) 表1−5中の前記のデータから明らかな如く、非−イオ
ン性表面活性剤の必ずしも全てが有効なピッチ分散剤で
はない。これに関しては、同様な化学構造およびHLB
値を有する非表面活性剤が広範囲の種々のピッチ分散剤
値を供したことは驚異的であった。
ロック共重合体類 2.ポリエチレングリコール脂肪酸および/またはロジ
ン酸(1モルの酸に加えられた10モルの酸化エチレ
ン) 表1−5中の前記のデータから明らかな如く、非−イオ
ン性表面活性剤の必ずしも全てが有効なピッチ分散剤で
はない。これに関しては、同様な化学構造およびHLB
値を有する非表面活性剤が広範囲の種々のピッチ分散剤
値を供したことは驚異的であった。
Claims (14)
- 【請求項1】 装置表面に1−3の間のピッチ分散剤値
を有する水溶性の非−イオン性表面活性剤および水溶性
のカチオン性重合体をピッチの沈着を抑制するのに有効
な量で適用することを含んでなる、天然パルプを使用す
るパルプおよび製紙装置中で装置表面上のピッチの沈着
を抑制する方法。 - 【請求項2】 水溶性の非−イオン性表面活性剤がエト
キシル化されたジアルキルフェノール類、第二級アルコ
ールエトキシレート類、酸化エチレンおよび酸化プロピ
レンのブロック共重合体類、オクチルフェノキシポリエ
トキシエタノール並びにそれらの混合物類からなる群か
ら選択される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 ピッチ分散剤値が1−2の間である、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 カチオン性重合体が0.1−10meq
/gの範囲の電荷密度を有する、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項5】 好適には2−8meq/gである、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項6】 投与量が500−1000ppmであ
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 装置表面がプレスロール、成形ワイヤ
ー、デッカーワイヤー、重力カウチロールおよびディス
クフィルターからなる群から選択される、請求項1に記
載の方法。 - 【請求項8】 1−3の範囲のピッチ分散剤値を有する
水溶性の非−イオン性表面活性剤および0.1−10m
eq/gの範囲のカチオン性電荷を有する水溶性のカチ
オン性重合体を50:1−1:1の範囲の表面活性剤:
重合体の重量比で含んでいる、天然パルプを使用する製
紙工程においてピッチの沈着を抑制する際の使用に適し
ている組成物。 - 【請求項9】 非−イオン性表面活性剤がエトキシル化
されたジアルキルフェノール類、第二級アルコールエト
キシレート類、酸化エチレンおよび酸化プロピレンのブ
ロック共重合体類並びにオクチルフェノキシポリエトキ
シエタノールからなる群から選択される、請求項7に記
載の組成物。 - 【請求項10】 非イオン性表面活性剤が1−2の範囲
のピッチ分散剤値を有する、請求項7に記載の組成物。 - 【請求項11】 表面活性剤:重合体の重量比が10:
1−2:1である、請求項7に記載の組成物。 - 【請求項12】 表面活性剤:重合体の重量比が3:1
である、請求項7に記載の組成物。 - 【請求項13】 表面活性剤および重合体が水溶液中に
溶解されておりそして溶液が40%固体含有量を有して
いる、請求項7に記載の組成物。 - 【請求項14】 表面活性剤および重合体が水溶液中に
溶解されておりそして溶液が20%固体含有量を有して
いる、請求項7に記載の組成物。
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---|---|---|---|
US98146492A | 1992-11-25 | 1992-11-25 | |
US981464 | 1992-11-25 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP31908393A Pending JPH07305289A (ja) | 1992-11-25 | 1993-11-25 | 製紙機械表面上のピツチ減少 |
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---|---|
EP (1) | EP0599440A1 (ja) |
JP (1) | JPH07305289A (ja) |
AU (1) | AU5182893A (ja) |
BR (1) | BR9304830A (ja) |
CA (1) | CA2109866A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2003525190A (ja) * | 2000-03-02 | 2003-08-26 | ダブリュ・アール・グレイス・アンド・カンパニー・コネテイカット | 可塑剤と粘土活性変成剤を有するセメント質混合物における空気管理 |
JP2006265759A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Kurita Water Ind Ltd | 抄紙機の汚れ防止方法及び汚れ防止剤 |
JP2008530387A (ja) * | 2005-02-15 | 2008-08-07 | ジョージア テック リサーチ コーポレイション | 物質の粘着を変更するための方法 |
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EP1950342B1 (en) | 2007-01-29 | 2016-05-04 | Cognis IP Management GmbH | Emulsions |
CN103422382A (zh) * | 2012-05-21 | 2013-12-04 | 埃科莱布美国股份有限公司 | 在制浆和造纸过程中有机污染物去粘性的方法及组合物 |
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-
1993
- 1993-11-23 AU AU51828/93A patent/AU5182893A/en not_active Abandoned
- 1993-11-24 CA CA 2109866 patent/CA2109866A1/en not_active Abandoned
- 1993-11-24 EP EP93250323A patent/EP0599440A1/en not_active Withdrawn
- 1993-11-25 BR BR9304830A patent/BR9304830A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-11-25 JP JP31908393A patent/JPH07305289A/ja active Pending
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JP2006265759A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Kurita Water Ind Ltd | 抄紙機の汚れ防止方法及び汚れ防止剤 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
CA2109866A1 (en) | 1994-05-26 |
BR9304830A (pt) | 1994-10-25 |
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