JP7278151B2 - 排水系のスケール防止方法 - Google Patents
排水系のスケール防止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7278151B2 JP7278151B2 JP2019103761A JP2019103761A JP7278151B2 JP 7278151 B2 JP7278151 B2 JP 7278151B2 JP 2019103761 A JP2019103761 A JP 2019103761A JP 2019103761 A JP2019103761 A JP 2019103761A JP 7278151 B2 JP7278151 B2 JP 7278151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage system
- polycondensation
- cationic substance
- scale
- flocculant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
メタン発酵槽に供給される排水系は、予め廃水原液をメタン発酵工程における発酵阻害防止等を目的としてpHを5~9程度にpH調整するpH調整槽、有機性廃棄物を濃縮する濃縮槽等の前処理設備を有しており、メタン発酵槽からの処理水や脱水ろ過水の一部が前処理設備に返送される。
例えば、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、リン酸亜鉛、水酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛などのスケールがあるが、特にアンモニウムイオン,リン酸イオン,マグネシウム化合物が貯水槽や排水配管等の内部で反応してリン酸マグネシウムアンモニウム(以下、MAPとも記載)、の結晶が配管中で成長してスケールを形成しやすく、配管を閉塞することがあった。
特に、メタン発酵槽等の嫌気性汚泥処理槽から活性汚泥処理槽の間の排水系、または嫌気性汚泥処理槽から前処理槽への返送処理水の排水系におけるスケール発生が顕著であった。
一般的なスケール防止剤としては、スケール防止効果が高いヘキサメタリン酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウム等の無機ポリリン酸類、並びにアミノメチルホスホン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸及びホスホノブタントリカルボン酸等のホスホン酸類といったリンを含む素材が使用されているが、リンを含有する廃水は、湖沼又は海域の富栄養化を引き起こす原因となる。
カルシウム系スケールの防止に対しては、マレイン酸、アクリル酸、イタコン酸などを重合したカルボキシル基を有する重合体や、必要に応じて、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、2 - アクリルアミド- 2 - メチルプロパンスルホン酸などのスルホ基を有するビニル単量体や、アクリルアミドなどのノニオン性ビニル単量体を、処理対象の水質に応じて組み合わせた共重合体がスケール防止剤として一般的に使用されている。
しかしながら、これらの薬剤を用いるスケール防止方法は、水中に溶解するイオン等のスケール原因物質を溶解させたままにしておく機能を有するものであり、排水系などの硬度成分が濃縮された系や高pH系においては、薬剤が適用できる水質範囲としてのスケール原因物質の過飽和度に制約条件がある。
しかしながら、スケール原因物質を凝集分離する方法は多量の凝集剤が必要であり、新たな固液分離装置が必要であり、工程も増えるので簡便なスケール防止方法が望まれていた。
すなわち、本発明は、
(1)
質量平均分子量が30,000から300,000で、カチオン当量が3から30meq/gである、脂肪族一価アミン、脂肪族ポリアミン、およびエピハロヒドリンとの重縮合系カチオン性物質を排水系に添加する排水系のスケール防止方法であって、
前記重縮合系カチオン性物質を、嫌気性汚泥処理槽から活性汚泥処理槽の間の排水系、または嫌気性汚泥処理槽から前処理槽への返送処理水の排水系の少なくとも何れかに添加することを特徴とする排水系のスケール防止方法、
(2)
前記重縮合系カチオン性物質が、ジメチルアミン、エチレンジアミンまたはポリエチレンポリアミン、およびエピクロヒドリンとの重縮合物である(1)に記載の排水系のスケール防止方法、
(3)
前記重縮合系カチオン性物質の質量平均分子量が、50,000から200,000であることを特徴とする(1)または(2)に記載の排水系のスケール防止方法、
(4)
前記重縮合系カチオン性物質のカチオン当量が、4から20meq/gであることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の排水系のスケール防止方法、
(5)
前記重縮合系カチオン性物質の排水系への添加濃度が、1から500mg/Lである(1)から(4)のいずれかに記載の排水系のスケール防止方法、
(6)
前記重縮合系カチオン性物質と同一排水系に無機凝集剤、または前記重縮合系カチオン性物質以外の有機凝集剤を添加しない、または添加場所を前記重縮合系カチオン性物質の添加場所の前後としないことにより、
前記重縮合系カチオン性物質と、無機凝集剤、または前記重縮合系カチオン性物質以外の有機凝集剤とを同一排水系で共存させないことを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載の排水系のスケール防止方法。
(7)
前記重縮合系カチオン性物質以外の前記有機凝集剤が、両性高分子凝集剤であることを特徴とする(6)に記載の排水系のスケール防止方法。
の構成である。
脂肪族ポリアミンとしてはエチレンジアミン、ポリエチレンポリアミンであるジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミンなど、およびヘキサメチレンジアミンなどであり、好ましいものはエチレンジアミンまたはポリエチレンポリアミンである。
エピハロヒドリンとしては、エピクロルヒドリン、α-メチルエピクロルヒドリン、β-メチルエピクロルヒドリン、エピブロモヒドリン等が使用できるが、工業的に入手が容易なエピクロルヒドリンが好ましい。
質量平均分子量が30,000未満であると、スケール防止効果が不十分になる。質量平均分子量が300,000を超えるとスケール原因物質を凝集させてスケールが逆に増加する。
カチオン当量が30meq/gを超えるとアニオン性のスケール原因物質を凝集させてスケールが増加する可能性があり、3meq/gより小さいとスケール防止効果が低下する。
エピハロヒドリンに対する脂肪族一価アミンと脂肪族ポリアミンの合計モル比は、所望する重縮合系カチオン性物質の分子量、性状、構造などによって適宜選択されるが、一般的には0.3~3であり、好ましくは0.5~2.5の範囲である。
無機凝集剤の例としては、塩化第二鉄、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、ポリ硫酸鉄などを挙げることができる。有機凝集剤は、ほとんどが天然高分子系と合成高分子系の高分子凝集剤であり、大きな凝集力を得るために分子量が数百万以上のカチオン系やアニオン系、ノニオン系、両性の高分子化合物が多用され、無機系凝集剤と比較すると凝集物が大きく、沈降速度が速い。
特に併用が好ましくない有機凝集剤である両性高分子凝集剤として、 アニオン性モノマー成分とカチオン性モノマー成分の共重合体、アニオン性モノマー成分、カチオン性モノマー成分、ノニオン性モノマー成分の共重合体、および、それらの変性物などが挙げられる。
アニオン性モノマー成分は、アクリル酸、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸、メタクリル酸ナトリウムなど、カチオン性モノマー成分としては、ビニルアミン、ビニルアニリン、(メタ)アリルアミン、ジメチルアミノエチルメタクリレート、など、ノニオン成分は、アクリルアミド、メタクリルアミドなどを挙げることができる。
通常は凝集剤が添加されない場所、例えば、図1におけるメタン発酵槽5等の嫌気性汚泥処理槽から活性汚泥処理槽7の間の排水系、または嫌気性汚泥処理槽から第二pH調整槽4等の前処理槽への処理水返送ライン9、図2における汚泥脱水設備14から活性汚泥処理槽7に処理水を送液する脱水ろ液送液ライン15の少なくとも何れかで添加することにより、スケールの沈殿、発生防止の優れた効果が得られるために好ましい。
食品添加物製造工場の実機廃水(メタン発酵槽出口水)を試験水に用いたビーカー試験を行った。実機廃水の水質は、マグネシウムイオン濃度58mg/L、全リン濃度258mg/L、pH7.1であった。
試験方法は、以下の順に行った。
(1)試験水100mLをネジ口ガラスビンに採取。
(2)薬剤を規定濃度になるようにマイクロピペットで添加。
(3)1分間強振とう。
(4)48時間室温(20℃前後)にて室内放置後のガラスビンのスケール結晶付着状況の目視評価と上澄み液の水質分析を実施。
薬剤の種類、添加濃度、およびスケール評価結果を表1に示す。表中の薬剤名の内容、および目視評価の基準を以下に示す。
・薬剤A:ポリエチレンポリアミン/ジメチルアミン/エピクロルヒドリン重縮合物、質量平均分子量70,000、カチオン当量7meq/g。
・」薬剤B:N-(ホスホノメチル)イミノビス(エチレンニトリロ)テトラキス(メチレン)テトラホスホン酸ナトリウム塩を主成分とする変性ホスホン酸/ホスホン酸系混合物。
・薬剤C:2-ホスホノブタン-1,2,4-トリカルボン酸。
(スケール目視評価の基準)
ガラスビン壁面へのスケール結晶の付着状況を目視で以下の4段階で評価した。
〇 :スケール付着がほとんどか全く認められない。
〇~△: スケール付着が若干認められる。
△ :スケール付着が少ないがはっきり認められる。
× :スケール付着が多く認められる。
一方、変性ホスホン酸/ホスホン酸系混合物は、150mg/Lでスケール結晶の生成防止効果がみられるが、200mg/Lの添加でもスケール結晶の生成がみられ、その効果は不十分であった。
2-ホスホノブタン-1,2,4-トリカルボン酸は、50mg/Lでスケール結晶の生成防止効果がみられ、100mg/Lの添加でスケール結晶の生成がみられなくなった。
48時間経時後における試験水上澄み液の全リン濃度の結果では、スケール評価と全リン濃度との相関性は認められなかった。薬剤無添加のブランクと比較して本発明の脂肪族一価アミン、脂肪族ポリアミン、およびエピハロヒドリンとの重縮合系カチオン性物質の添加により全リン濃度の明確な低下が認められないことから、本発明の重縮合系カチオン性物質が廃水中のリン系物質の凝集剤としてスケール防止に寄与していないことがわかる。
実機において、図1、および図2の添加場所11に実施例1で使用の薬品Aを10mg/L濃度となるように添加する試験を1日連続して行った結果、図1でのメタン発酵槽5から活性汚泥処理槽7間の処理水ライン16の配管、メタン発酵槽5から第二pH調整槽4への処理水返送ライン9の配管、および図2でのメタン発酵槽5から活性汚泥処理槽7への脱水ろ液送液ライン15の配管におけるスケールの発生は見られなかった。
2 pH調整槽
3 酸生成槽
4 第二pH調整槽
5 メタン発酵槽
6 処理水槽
7 活性汚泥処理槽
8 凝集沈殿槽
9 処理水返送ライン
10 活性汚泥処理槽への処理水送液ライン
11 本発明の重縮合系カチオン性物質の添加場所
12 処理液放水ライン
13 原水濃縮設備
14 汚泥脱水設備
15 活性汚泥処理槽への脱水ろ液送液ライン
16 処理水ライン
17 発酵液送液ライン
Claims (7)
- 質量平均分子量が30,000から300,000で、カチオン当量が3から30meq/gである、脂肪族一価アミン、脂肪族ポリアミン、およびエピハロヒドリンとの重縮合系カチオン性物質を排水系に添加する排水系のスケール防止方法であって、
前記重縮合系カチオン性物質を、嫌気性汚泥処理槽から活性汚泥処理槽の間の排水系、または嫌気性汚泥処理槽から前処理槽への返送処理水の排水系の少なくとも何れかに添加することを特徴とする排水系のスケール防止方法。 - 前記重縮合系カチオン性物質が、ジメチルアミン、エチレンジアミンまたはポリエチレンポリアミン、およびエピクロヒドリンとの重縮合物である請求項1に記載の排水系のスケール防止方法。
- 前記重縮合系カチオン性物質の質量平均分子量が、50,000から200,000であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水系のスケール防止方法。
- 前記重縮合系カチオン性物質のカチオン当量が、4から20meq/gであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の排水系のスケール防止方法。
- 前記重縮合系カチオン性物質の排水系への添加濃度が、1から500mg/Lである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の排水系のスケール防止方法。
- 前記重縮合系カチオン性物質と同一排水系に無機凝集剤、または前記重縮合系カチオン性物質以外の有機凝集剤を添加しない、または添加場所を前記重縮合系カチオン性物質の添加場所の前後としないことにより、前記重縮合系カチオン性物質と、無機凝集剤、または前記重縮合系カチオン性物質以外の有機凝集剤とを同一排水系で共存させないことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の排水系のスケール防止方法。
- 前記重縮合系カチオン性物質以外の有機凝集剤が、両性高分子凝集剤であることを特徴とする請求項6に記載の排水系のスケール防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103761A JP7278151B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 排水系のスケール防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019103761A JP7278151B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 排水系のスケール防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020195961A JP2020195961A (ja) | 2020-12-10 |
JP7278151B2 true JP7278151B2 (ja) | 2023-05-19 |
Family
ID=73648169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019103761A Active JP7278151B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 排水系のスケール防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7278151B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270769A (ja) | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Kurita Water Ind Ltd | スケール防止方法 |
JP2005342692A (ja) | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Toho Chem Ind Co Ltd | スケール防止剤 |
JP2010138515A (ja) | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Nichiyu Solution Inc | 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法 |
JP2014098217A (ja) | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Yuka Sangyo Kk | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 |
JP2015014068A (ja) | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 油化産業株式会社 | 製紙用外添薬剤および製紙方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1575173A (en) * | 1977-02-07 | 1980-09-17 | American Cyanamid Co | Mixtures of polycationic and polyanionic polymers for scale control |
US4147627A (en) * | 1977-02-07 | 1979-04-03 | American Cyanamid Company | Process for scale control using mixtures of polycationic and polyanionic polymers |
-
2019
- 2019-06-03 JP JP2019103761A patent/JP7278151B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270769A (ja) | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Kurita Water Ind Ltd | スケール防止方法 |
JP2005342692A (ja) | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Toho Chem Ind Co Ltd | スケール防止剤 |
JP2010138515A (ja) | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Nichiyu Solution Inc | 外添型デポジットコントロール剤及びデポジットコントロール方法 |
JP2014098217A (ja) | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Yuka Sangyo Kk | 製紙用外添薬剤および紙の製造方法 |
JP2015014068A (ja) | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 油化産業株式会社 | 製紙用外添薬剤および製紙方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020195961A (ja) | 2020-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Yu et al. | Antiscalants in RO membrane scaling control | |
JP3609459B2 (ja) | 逆浸透装置におけるスケールの生成防止及び/又は鉄の分散方法 | |
Sahu et al. | Review on chemical treatment of industrial waste water | |
US9701558B1 (en) | Methods to treat source water for oil-fields heavy oil and other applications | |
TWI424967B (zh) | 增進薄膜生物反應器效能之方法 | |
US6391207B1 (en) | Treatment of scale | |
CN105126627A (zh) | 反渗透膜阻垢剂及其应用 | |
JP5364298B2 (ja) | 分散剤含有水の処理方法 | |
Hasson et al. | Scale control in saline and wastewater desalination | |
US5393436A (en) | Method of water treatment using polyacrylamide-phosphonate flocculants | |
TW202039377A (zh) | 逆滲透膜用水垢防止劑及逆滲透膜處理方法 | |
US6077440A (en) | Inhibition of silica and silicate deposition | |
JP7278151B2 (ja) | 排水系のスケール防止方法 | |
CN101554565B (zh) | 无磷反渗透膜阻垢剂及其制备方法 | |
JP2014210232A (ja) | カルシウム溶出粒子を含むアルカリ排水の処理方法 | |
CN105060513A (zh) | 一种绿色水处理剂 | |
JP7570902B2 (ja) | 排水系のスケール防止方法 | |
WO1994002424A1 (en) | Process for purifying sludge containing mainly water | |
Al Ansari | SHMP as Antiscalant for Treating Brackish Water using Reverse Osmosis | |
CN101352655A (zh) | 反渗透膜阻垢剂及其制备方法 | |
Wong et al. | Enhancement of membrane fouling control in hybrid aerobic membrane bioreactor system for domestic waste water application: effect of alum concentration | |
CA2130587A1 (en) | Polyacrylamide-phosphonate flocculants and methods of making and use thereof | |
JP4145406B2 (ja) | 汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥中のリンの溶出防止剤 | |
JP5806094B2 (ja) | 水処理方法および水処理装置 | |
CN107381971A (zh) | 一种协同处理高化学需氧量、高氨氮、高磷废水的工艺 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20220106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220128 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20220426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220510 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7278151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |