JP6068176B2 - 水素製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水素製造装置に関する。
近年、地球環境の改善につながる燃料電池用の燃料として水素への期待が高まっている。特に自動車用としては、固体高分子型燃料電池及び高圧水素タンクを車両に搭載すると共に水素ガスを供給する多数の水素ステーションを全国に分散配置し、水素ステーションにて高圧に圧縮した水素ガスを自動車に供給する方式の技術開発が国主導の下に実施されている。この水素ステーションにおける水素製造方式としては、天然ガス、ナフサ、灯油及びメタノール等の炭化水素系燃料と水蒸気とを触媒の存在下で反応(水蒸気改質反応)させて水素含有ガスを生成した後、水素含有ガスから水素ガス以外の不要ガスを吸着剤で吸着する方法(圧力スイング吸着法)により水素ガスを精製する方式が主流となっている(非特許文献1参照)。
この方式の水素製造装置では99.999容積%以上の高純度水素を製造することができる。しかしながら、水蒸気改質反応は吸熱反応なので起動時に昇温する必要がある。したがって、水素製造装置の実運用を想定し1日の内で水素ガスの需要が少なくなる夜間(非需要期)に水素製造装置の運転を停止すると、運転再開時に3時間ほどの起動時間が必要になる。この3時間ほどの起動時間にも炭化水素系燃料が供給されているので、水素ガスの製造効率が大幅に低下してしまうという不都合がある。
また、自動車に水素ガスを供給する方式として、圧力スイング吸着法で精製した水素を水素吸蔵合金を用いた貯蔵装置に1.0MPaG以下で貯蔵した上で、自動車に搭載され水素吸蔵合金を用いた貯蔵タンクに供給する方式が提案されている(非特許文献2参照)。この方式によれば、非需要期にも改質器を運転し、製造した水素ガスを水素吸蔵合金を用いた貯蔵装置に貯蔵できる。
しかしながら、この方式では水素吸蔵合金の重量のために、自動車に搭載された貯蔵タンクの重量エネルギー密度が低い。また、この方式の水素製造装置では、排出する水素ガスの圧力が低いために高圧水素タンクを搭載した自動車に水素ガスを供給することができない。
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、平成20年度〜平成22年度成果報告書「水素製造・輸送・貯蔵システム等技術開発/水素製造機器要素技術に関する研究開発/水素製造装置の高性能化・低コスト化・コンパクト化に関する研究開発」、平成23年3月 財団法人エネルギー総合工学研究所、技術評価委員会第1回「水素エネルギー利用技術第II期研究開発」(事後評価)分科会資料6(タスク7、7A、7B、7〜13頁)、平成16年2月
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、水素ガスの製造効率が高い水素製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る水素製造装置は、
水蒸気改質法により炭化水素系原料ガスから水素リッチな水素含有ガスを生成する改質器と、
圧力スウィング吸着法により上記水素含有ガスから高純度の水素ガスを得る水素精製器と、
この水素ガスを貯蔵する製品ガスタンクと
を備え、高純度水素ガスを供給する水素製造装置であって、
上記水素精製器及び製品ガスタンク間にその間の直列流路と並列かつ切替可能に連結され、水素吸蔵合金により上記水素ガスを吸蔵及び排出可能に構成される水素吸蔵タンクを備えることを特徴とする。
当該水素製造装置は、水素ガスを水素精製器から製品ガスタンクに直接送る流路と、水素精製器から水素吸蔵タンクを経由して製品ガスタンクに送る流路とを有する。そして、当該水素製造装置は、非需要期モードでは水素ガスを水素吸蔵タンクに貯蔵し、需要期モードでは、水素精製器から製品ガスタンクに直接送る流路と、水素吸蔵タンクから製品ガスタンクに送る流路との両方で同時に水素ガスを送ることができる。このことにより、非需要期に改質器と水素精製器とを停止させずに運転することが期待できるので、水素ガスの製造効率が高くなる。
上記水素吸蔵タンクから水素ガスを昇圧して製品ガスタンクに送る圧縮機を備えることが好ましい。このような圧縮機を備えることにより、水素ガスを送るために水素吸蔵タンクを加熱して昇圧する必要がなくなり、水素製造装置の運転コストを低減することができる。
上記水素吸蔵合金の20℃での水素平衡圧としては、0.05MPa以上0.7MPa以下が好ましい。水素平衡圧をこの範囲にすることにより、水素製造装置の運転コストを低減することができる。
当該水素製造装置は、上記改質器の水素含有ガス生成量及び水素精製器の水素ガス精製量を制御する制御手段を備え、この制御手段が、水素ガスの必要量が多い需要期モードと、この需要期モードよりも水素ガスの必要量が少ない非需要期モードとを切替可能に構成されていることが好ましい。このことにより、非需要期モードでの改質器の水素含有ガス生成量及び水素精製器の水素ガス精製量を少なくでき、水素吸蔵合金の量を少なくできるので設備コストを低減することができる。
上記非需要期モードにおける改質器の水素含有ガス生成量及び水素精製器の水素ガス精製量は、それらの設計能力量の5%以上25%以下が好ましい。5%未満であると、改質器からの放熱が大きく、需要期に移行しても昇温させるのに時間がかかるので水素ガスの製造効率が低くなる。また、25%を超えると、精製される水素ガスが多くなって水素吸蔵合金の必要量が多くなり、設備コストが高くなる。このように、5%以上25%以下にすることにより、水素ガスの製造効率を高くして、設備コストを低減することができる。
上記改質器は、炭化水素系原料ガスの水蒸気改質反応により改質ガスを得る改質部と、この改質ガス中の一酸化炭素の変成反応により水素リッチな水素含有ガスを得る変成部とを有することが好ましい。このように改質部と変成部とを有することにより、効率良く水素含有ガスを生成することができる。
上記改質部は、酸素含有ガスを供給し、炭化水素系原料ガスの一部を酸化させることで上記水蒸気改質反応を促進させることが好ましい。このように炭化水素系原料ガスの一部を酸化させることにより、酸化燃焼の酸化熱によって改質器での水蒸気改質反応の吸熱分を低コストで補うことができる。
当該水素製造装置は水電解装置をさらに備え、上記酸素含有ガスは水電解装置により得られた酸素を含むことが好ましい。このように酸素含有ガスが水電解装置により得られた酸素を含むことにより酸素含有ガス中の窒素等のガスが少なくなり、酸化熱が窒素等のガスの昇温に消費されることが少なくなるので、効率良く水蒸気改質反応の吸熱分を補なうことができる。
上記水電解装置により得られた水素を水素精製器に供給することが好ましい。このことにより、水素製造装置が製造する水素ガスの量を増やすことができる。
なお、水蒸気改質法とは、水蒸気改質反応を含んだ方法によって炭化水素系原料ガスから水素含有ガスを生成する方法であり、一酸化炭素の変成反応を含んでもよい。
また、需要期とは、1日の内で水素ガスの必要量が基準として予め定めた量よりも多いと想定される時間帯をいい、非需要期とは水素ガスの必要量が需要期よりも少ない時間帯をいう。そして、需要期モードとは需要期のときの制御条件であり、非需要期モードとは非需要期のときの制御条件である。
また、水素平衡圧は、「水素吸蔵合金の圧力−組成等温線(PCT線)の測定方法」(JIS H7201)に基づく真空原点法によって得られた水素吸蔵合金のPCT線において、水素濃度(H/M)が0.5における圧力とする。なお、圧力は絶対圧基準の場合は「Pa」で表し、ゲージ圧基準の場合は「PaG」で表す。
また、改質器で生成し、水素精製器で精製する時間当たり水素ガス量が設計能力量に対する割合を、以下において精製負荷率という。
当該水素製造装置の水素ガスの製造効率を高くすることができる。
図1は、本発明の第一実施形態の水素製造装置の構成図である。 図2は、本発明の第三実施形態の水素製造装置の構成図である。
以下、本発明に係る水素製造装置の実施形態について、図面を参照しつつ詳説する。
[第一実施形態]
図1の水素製造装置1は、水蒸気改質法により炭化水素系原料ガスG1から水素リッチな水素含有ガスG2を生成する改質器2と、圧力スウィング吸着法により水素含有ガスG2から高純度の水素ガスG3を得る水素精製器3と、この水素ガスG3を貯蔵する製品ガスタンク4と、水素精製器3及び製品ガスタンク4間にその間の直列流路と並列かつ切替可能に連結され、水素吸蔵合金51により水素ガスG3を吸蔵及び排出可能に構成される水素吸蔵タンク5を備える。改質器2は、炭化水素系原料ガスG1の水蒸気改質反応により改質ガスを得る改質部21と、この改質ガス中の一酸化炭素の変成反応により水素リッチな水素含有ガスG2を得る変成部22とを有する。また、水素製造装置1は、水素吸蔵タンク5から水素ガスG3を昇圧して製品ガスタンク4に送る第一圧縮機6を備える。また、水素製造装置1は、改質器2の水素含有ガス生成量及び水素精製器3の水素ガス精製量を制御する制御部(制御手段)7を備える。さらに水素製造装置1は、炭化水素系原料ガスG1を圧縮して改質器2に送る燃料圧縮機8と、水素精製器3からオフガスG4を吸引する真空ポンプ9と、オフガスG4を貯蔵するオフガスタンク10と、製品ガスタンク4から水素ガスG3を昇圧する第二圧縮機11と、第二圧縮機11が昇圧した水素ガスG3を貯蔵する蓄圧タンク12と、蓄圧タンク12から水素ガスG3を自動車等の水素ガスG3を使用先に供給するディスペンサー(充填機)13とを備えている。
<炭化水素系原料ガス>
炭化水素系原料ガスG1としては、水素含有ガスG2の原料として分子中に炭素と水素を含む(酸素など他の元素を含んでもよい)化合物、又はその混合物から適宜選んで用いることができる。この原料が液体の場合には、気化器(図示せず)により気化させて用いればよい。具体的には、例えばメタン、エタン、プロパン、ブタン、天然ガス、LPG(液化石油ガス)、ガソリン、ナフサ、灯油及び軽油等の炭化水素燃料、メタノール及びエタノール等のアルコール、並びにジメチルエーテル等のエーテル等を挙げることができる。これらの中でもコスト等から天然ガス、LPGを好適に用いることができる。
<燃料圧縮機>
燃料圧縮機8は、炭化水素系原料ガスG1を昇圧して改質器2に送る。昇圧する圧力の下限としては特に制限されるものではないが、0.8MPaGが好ましく、0.85MPaGがより好ましい。また、昇圧する圧力の上限としては特に制限されるものではないが、1.0MPaGが好ましく、0.95MPaGがより好ましい。昇圧する圧力が上記範囲外であると改質器2での水蒸気改質反応の効率が低下する。
<改質器>
改質器2には、公知の改質器を用いることができる。改質器2は、上述したように改質部21と変成部22とを有しており、効率良く水素含有ガスを生成することができる。なお、改質部21と変成部22とは、別々に構成されていてもよいし、一体として構成されていてもよい。
(改質部)
改質部21は、水蒸気発生機(図示せず)と触媒(図示せず)とを有している。改質部21は、水蒸気発生機から供給された水蒸気と炭化水素系原料ガスG1とに触媒を用いて下記式(1)の水蒸気改質反応を起こさせ、改質ガスを得る。
nm+nH2O → nCO+(n+m/2)H2 ・・・(1)
この水蒸気改質反応は吸熱反応なので、改質部21中の雰囲気を加熱して反応を促進させる。加熱温度の下限としては特に制限されるものでないが、例えば炭化水素系原料ガスG1が天然ガスの場合には700℃が好ましく、750℃がより好ましい。また、加熱温度の上限としては特に制限されるものでないが、炭化水素系原料ガスG1が天然ガスの場合には900℃が好ましく、850℃がより好ましい。加熱温度が上記範囲外であると水蒸気改質反応の効率の低下、または原料ガスの炭素析出による触媒性能の低下が生じる。上記触媒としては、例えばルテニウム系やニッケル系の触媒を挙げることができる。
(変成部)
変成部22は触媒(図示せず)を有しており、改質ガス中の水蒸気とCOとに触媒によって下記式(2)の変成反応を起こさせ、水素含有ガスG2を生成する。
CO+H2O → CO2+H2 ・・・(2)
上記触媒としては、例えば鉄・クロム系触媒や銅・亜鉛系触媒を挙げることができる。この変成部22中の雰囲気温度は、鉄・クロム系触媒の場合には320〜450℃が好ましく、銅・亜鉛系触媒の場合には150〜300℃が好ましい。このようにして得られた水素含有ガスG2は、昇圧された状態で水素精製器3に送られる。
<水素精製器>
水素精製器3には、公知の水素精製器を用いることができる。水素精製器3は、3台の吸着塔31a、31b、31c(吸着塔31a、31b、31cを総称する場合には吸着塔31と記す)を有している。各吸着塔31a、31b、31cには、水素ガスG3以外の不要ガスであるCO、CH、HO及びCO等を吸着する吸着剤(図示せず)が充填されている。吸着剤には、例えばゼオライト、カーボンモレキュラーシープ、アルミナ等の複数の吸着剤を組み合わして用いることができる。
改質器2から昇圧された状態で送られた水素含有ガスG2は、吸着塔31での吸着を進めるために熱交換器等によって冷却されることが好ましい。この吸着塔31では、圧力を上げて水素含有ガスG2中の不要ガスを吸着剤に吸着する吸着ステップと、圧力を下げて吸着した不要ガスを脱着して吸着剤を再生する再生ステップと、水素含有ガスG2を入れて昇圧する昇圧ステップのサイクルが繰り返される。各ステップの詳細については後述する。このサイクルが3台の吸着塔31a、31b、31cで順次行われることにより水素ガスG3が連続して精製される。
<真空ポンプ>
真空ポンプ9は、吸着塔31内の圧力を下げると共に吸着剤から脱着されたオフガスG4を吸引してオフガスタンク10に貯蔵する。
<オフガスタンク>
オフガスタンクは、真空ポンプ9から送られたオフガスG4を貯蔵する。貯蔵されたオフガスG4は、改質器2の加熱用に燃焼されたり、再度炭化水素系原料ガスG1として燃料圧縮機8に投入されること等により処理される。
<水素吸蔵タンク>
水素吸蔵タンク5には、水素吸蔵合金が充填された公知の水素吸蔵タンクを用いることができる。水素吸蔵タンク5は、水素吸蔵合金51と、水素吸蔵合金51を加熱及び冷却する熱媒体を流通させる熱媒体流通路52とを有している。
水素吸蔵合金51に水素ガスG3を吸蔵させるときには、水素吸蔵合金51は冷却され、水素吸蔵合金51から水素ガスG3を排出させるときには、水素吸蔵合金51は加熱される。水素吸蔵合金51が冷却されるときには、熱媒体流通路52に冷却用熱媒体が冷却用熱媒体供給部(図示せず)から供給される。冷却用熱媒体としては特に制限されるものでないが、取扱いの容易性やコスト等から低温の水や油等の液体が好適に用いられる。冷却用熱媒体の温度としては、水素の吸蔵量を制御し、かつ冷却コストを低くするために20℃以上40℃以下の範囲が好ましく、クーリングタワーで制御できる32℃程度がより好ましい。
水素吸蔵合金51が加熱されるときには、熱媒体流通路52に加熱用熱媒体が加熱用熱媒体供給部(図示せず)から供給される。加熱用熱媒体としては特に制限されるものでないが、取扱いの容易性やコスト等から高温の水や油等の液体が好適に用いられる。加熱温度が高いほど水素ガスG3の排出量が増えるので、水素ガスG3の必要量に応じて加熱用熱媒体の温度を定めればよい。
(水素吸蔵合金)
水素吸蔵合金51の20℃における水素平衡圧の下限としては特に制限されるものではないが、0.05MPaが好ましく、0.1MPaがより好ましい。また、水素平衡圧の上限としては特に制限されるものではないが、0.7MPaが好ましく、0.5MPaがより好ましい。水素平衡圧が上記下限未満であると水素吸蔵合金51から水素ガスG3を急速に放出させるのに90℃以上に加熱しなければならない。しかし、水素平衡圧が上記下限以上であれば80℃未満の温度でも十分に速く水素ガスG3を放出することができ、また水素ガスG3を急速に放出させる必要がなければ15℃程度でも水素を放出することができる。また、水素平衡圧が上記上限を超えると、水素吸蔵合金51に水素を効率良く吸蔵させるのに水素含有ガスG2の供給圧を1.0MPaG以上に昇圧する必要があるが、上記上限未満にすることにより1.0MPaG以下の圧力で水素吸蔵合金51の水素貯蔵能力の70%以上を使用することができる。
水素吸蔵合金51の種類は特に制限されるものではないが、20℃における水素平衡圧が0.2MPaであるAB5型水素吸蔵合金(例えばMmNi4.025Mn0.275Co0.40Al0.3)を用いることが好ましい。AB5型水素吸蔵合金は、AB2型水素吸蔵合金を始めとした他の種類の水素吸蔵合金と比較して耐久性に優れる。
水素吸蔵合金51の必要量は、例えば次のようになる。水素吸蔵合金51として上記のAB5型水素吸蔵合金を用い、水素製造装置1における水素ガス製造量の設計能力を100Nm/h、1日の非需要期を12時間、非需要期モードの精製負荷率を10%とした場合では、水素吸蔵合金51を1200kg用いれば非需要期に精製される水素ガス全量を吸蔵することができる。
<第一圧縮機>
第一圧縮機6は、水素吸蔵タンク5から排出された水素ガスG3を昇圧して製品ガスタンク4に送る。この第一圧縮機6は必ずしも備えなくてもよい。しかしながら、第一圧縮機6を備えない場合には水素ガスG3を製品ガスタンク4に送るのに水素吸蔵タンク5の温度を上げて昇圧しなければならないが、第一圧縮機6を備えた場合には第一圧縮機6によって昇圧できる。このことにより、水素ガスG3を昇圧するために水素吸蔵タンク5を加熱する必要がなくなり、水素製造装置1の運転コストを低減することができる。
<製品ガスタンク>
製品ガスタンク4は、水素精製器3及び水素吸蔵タンク5から排出される水素ガスG3を貯蔵する。
<第二圧縮機>
第二圧縮機11は、製品ガスタンク4の水素ガスG3を、昇圧して蓄圧タンク12に送る。蓄圧タンク12内の圧力は、水素ガスG3を使用する燃料電池自動車等の仕様に基づき35〜70MPaGが好ましい。
<蓄圧タンク>
蓄圧タンク12は、第二圧縮機11から送られた水素ガスG3を貯蔵する。
<ディスペンサー>
ディスペンサー13は、流量調整弁(図示せず)を有しており、蓄圧タンク12の水素ガスG3を燃料電池自動車等に必要量供給する。
<制御部>
制御部7は、水素製造装置1の各部位の動作を制御する。制御部7は、需要期モードと非需要期モードとで各部位の動作を変える。
需要期であるか非需要期であるかの制御部7における判断は、例えば1日の間での需要期の時間帯が決まっている場合、1日での需要期と非需要期の時間帯を予め定めた時刻表を制御部7に記憶させ、その時刻表に基づいて制御部7が判断するようにすればよい。また蓄圧タンク12での水素ガスG3の圧力が所定の圧力よりも高ければ制御部7が非需要期と判断し、所定の圧力よりも低ければ制御部7が需要期と判断するようにしてもよい。
需要期モードでは、制御部7は精製負荷率を予め定められた値にして燃料圧縮機8と改質器2と水素精製器3とを制御する。需要期における精製負荷率は、例えば80%以上100%以下である。そして、需要期には、制御部7は水素精製器3から排出される水素ガスG3を製品ガスタンク4に貯蔵する。
また、非需要期には、制御部7は精製負荷率を予め定められた値にして燃料圧縮機8と改質器2と水素精製器3とを制御し、水素ガスG3を水素吸蔵タンク5に貯蔵する。非需要期の精製負荷率の下限としては特に制限されるものではないが5%が好ましい。また、非需要期の精製負荷率の上限としては特に制限されるものではないが25%が好ましい。精製負荷率が上記下限未満であると、改質器2からの放熱が大きく、需要期に移行しても昇温させるのに時間がかかるのでエネルギー効率が低くなる。また、精製負荷率が上記上限を超えると、精製される水素ガスが多くなって水素吸蔵合金51の必要量が多くなり、設備コストが高くなる。したがって、非需要期の精製負荷率を5%以上25%以下にすることにより、エネルギー効率を高くして、設備コストを低減できる。
<水素製造方法>
次に、水素製造方法について説明する。最初、燃料圧縮機8が炭化水素系原料ガスG1を昇圧して改質器2に送る。改質器2は、改質部21による水蒸気改質反応と、変成部22による変成反応とにより水素含有ガスG2を生成する。このとき、制御部7は、改質器2が生成する水素含有ガスG2の量が需要期モード又は非需要期モードの精製負荷率になるように、燃料圧縮機8が送る炭化水素系原料ガスG1の量を調整する。
水素精製器3は、改質器2から送られた水素含有ガスG2から水素ガスG3を精製する。具体的には各吸着塔31a、31b、31c毎に以下の吸着ステップ、再生ステップ及び昇圧ステップを順次繰り返して行い連続して水素ガスG3を精製する。このとき制御部7は、需要期モードと非需要期モードとでの改質器2が生成する水素含有ガス量に応じて各ステップの時間を変える。非需要期モードでは需要期モードよりも処理する水素含有ガス量が少ないので、各ステップの時間を長くする。精製された水素ガスG3は、需要期には製品ガスタンク4に排出され、非需要期には水素吸蔵タンク5に排出される。
(吸着ステップ)
吸着ステップにおいては、改質器2から昇圧された水素含有ガスG2が吸着塔31に供給される。吸着塔31は、水素ガス以外のCO、CH、HO及びCO等の不要ガスを吸着剤に吸着して水素ガスG3を精製する。
(再生ステップ)
再生ステップにおいては、炭化水素系原料ガスG1の供給が停止され、吸着塔31内の圧力が常圧に下げられ、オフガスG4が、吸着剤から脱着されて真空ポンプ9に吸引される。このことにより吸着剤が再生する。上記の吸引されたオフガスG4はオフガスタンク10に貯蔵される。このとき吸着塔31内に水素ガスG3を、例えば精製を行っている他の吸着塔31から供給し、吸着剤が洗浄されるようにしてもよい。
(昇圧ステップ)
昇圧ステップにおいては、炭化水素系原料ガスG1が吸着塔31に供給され、吸着ステップに移行できるように吸着塔31内の圧力が上げられる。
これらのステップにより精製された水素ガスG3は、非需要期には水素吸蔵タンク5に排出され、水素吸蔵合金51に吸蔵される。そして吸蔵された水素ガスG3は、需要期に排出され、第一圧縮機6によって昇圧されて製品ガスタンク4に送られる。
上述した水素製造方法において、非需要期モードから需要期モードに移行する段階における水素製造装置1の運転は、例えば次のように行えばよい。移行段階に精製負荷率を10%から100%まで1分当たり2%上昇させるとすると、改質器2及び水素精製器3が設計能力の水素ガス量を排出するようになるのに45分必要となる。この45分間の改質器2及び水素精製器3の水素ガス排出量の不足分を補うために、水素吸蔵タンク5を60〜80℃程度に加熱すればよい。この加熱によって水素吸蔵タンク5が1MPa以上の圧力で水素ガスを多く排出するので、水素精製器3の水素ガス量排出能力の不足分を補うことができる。
また、非需要期モードから需要期モードに移行する段階における水素の需要量が少なく、改質器2及び水素精製器3の迅速な起動が必要でない場合には、水素吸蔵タンク5を加熱せずに水素製造装置1を運転することもできる。この場合には、水素吸蔵タンク5における水素放出時の吸熱反応を利用し、熱媒体を10〜15℃程度に冷却することもできる。なお、この場合には水素吸蔵タンク5からの排出圧力が0.05〜0.2MPaG程度となるため、水素ガスG3を第一圧縮機6によって昇圧して製品ガスタンク4に送ることが好ましい。
<利点>
水素製造装置が、水素ガスを水素精製器から製品ガスタンクに直接送る流路しか有していない場合には、非需要期に製品ガスタンクが満杯になると改質器及び水素精製器を停止させたり、改質器及び水素精製器が製造した水素ガス3燃焼させて廃棄しなければならず水素製造装置の水素ガス製造効率が低下する。しかしながら、本実施形態の水素製造装置1は、水素ガスG3を水素精製器3から製品ガスタンク4に直接送る流路と、水素精製器3から水素吸蔵タンク5を経由して製品ガスタンク4に送る流路とを有する。このように本実施形態の水素製造装置1は二つの流路を有するので、非需要期モードでは水素精製器3からの水素ガスG3を水素吸蔵タンク5に貯蔵し、需要期モードでは水素精製器3から製品ガスタンク4に直接送る流路と水素吸蔵タンク5から製品ガスタンク4に送る流路との両方で同時に水素ガスG3を送ることができる。このことにより、非需要期に改質器2と水素精製器3とを停止させずに運転することが期待できるので、水素ガスの製造効率が高くなる。
また、制御部7によって非需要期モードでの改質器2の水素含有ガス生成量及び水素精製器3の水素ガス精製量を少なくすることができる。このことにより、水素吸蔵合金51の量を少なくできるので設備コストを低減することができる。
さらに、上述したように水素精製器3から製品ガスタンク4に直接送る流路と、水素吸蔵タンク5から製品ガスタンク4に送る流路との両方で同時に水素ガスG3を送ることができる。従って、非需要期モードでの精製負荷率を下げて水素ガスG3の精製量を減らした場合、非需要期モードから需要期モードへの移行時に水素精製器3からの水素ガスG3の排出量が少なくなっても水素吸蔵タンク5からの排出で補うことができる。このことにより、水素ガスG3の供給能力の不足を懸念することなく、非需要期モードでの水素ガスG3の精製量を減らした状態で改質器2と水素精製器3とを停止させずに運転することができる。
[第二実施形態]
第二実施形態の水素製造装置は、第一実施形態の水素製造装置と異なり、改質部に酸素含有ガスが供給され、炭化水素系原料ガスの一部が酸化されて所謂オートサーマル型改質反応が行われる。なお、オートサーマル型改質反応が行われる以外は、第二実施形態の水素製造装置は第一実施形態の水素製造装置と同じ構成である。
改質部では、炭化水素系原料ガスと共に酸素含有ガスが供給され、炭化水素系原料ガスの一部が酸化燃焼する。酸素含有ガスの種類としては、例えば、大気を用いることができる。この酸化燃焼の酸化熱によって改質器での水蒸気改質反応の吸熱分を低コストで補なうことができる。
[第三実施形態]
第三実施形態の水素製造装置は、水電解装置を備えており、上述した第二実施形態の水素製造装置において供給される酸素含有ガスを生成する。図2に水電解装置を備えた水素製造装置1aの構成を示す。第一実施形態の水素製造装置1と同様の構成物には同一符号を付して説明を省略する。
水電解装置14には公知の水電解装置を用いることができる。水電解装置14に水Wが供給され、水電解装置14は水Wを電気分解して酸素ガスG5と水素ガスG6を生成する。生成された酸素ガスG5は、改質部21aに供給されて炭化水素系原料ガスG1の酸化燃焼に用いられる。酸素含有ガスに大気を用いると、大気中の酸素以外の窒素等の昇温にも酸化熱が消費されてしまうという不都合がある。しかし、水電解装置14が生成する酸素ガスG5には窒素等の他のガスが含まれていないので、効率良く水蒸気改質反応の吸熱分を補なうことができる。
また、水電解装置14で生成された水素ガスG6は、改質器2aで生成された水素含有ガスG2に混ぜられ、水素精製器3に送られる。このことにより、水素製造装置1aが製造する水素ガスG3の量を増やすことができる。なお、水電解装置14で生成された水素ガスG6には水分が多量に含まれているので、そのままでは水素ガスG3として燃料電池自動車等に供給できないが、水素精製器3によって水分が除去されるので燃料電池自動車等に供給することができる。このように水電解装置14で生成された水素ガスG6を水素精製器3に入れて水分を除去するので、水電解装置14で生成された水素中の水分を除去する除湿機を設ける必要がなくなりコストダウンになる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記各実施形態では、需要期モードと非需要期モードとで精製負荷率を変えたが、水素吸蔵タンク5が貯蔵できる水素ガスG3の量が十分に多く、また水素ガスG3の需要量が多ければ、需要期モードと非需要期モードとで精製負荷率を変えなくてもよい。このことにより燃料圧縮機8、改質器2及び水素精製器3等の制御が容易になる。
また、上記各実施形態では、吸着塔31の塔数を3としたが、吸着塔31の塔数に制限はなく、1や2や4以上にしてもよい。塔数を少なくすれば設備コストを低減することができ、塔数を多くすれば水素精製器3での水素回収率を向上させることができる。
また、上記各実施形態では、水素吸蔵合金51をAB5型としたが、水素平衡圧が上述した範囲内であれば、例えばAB2型、AB型及びBCC型等の水素吸蔵合金でもよい。このことにより吸蔵量を増やすことが期待できる。
また、上記各実施形態では、改質器2が変成部22を有するとしたが、変成部22を有さなくてもよい。このことにより水素ガスの製造効率は下がるが設備コストを低減することができる。
また、各部位の制御を、制御部を用いずに人が行うようにしてもよい。このことにより設備コストを低減することができる。
本発明は、水素製造装置に好適に用いることができる。
1、1a 水素製造装置
2、2a 改質器
21、21a 改質部
22 変成部
3 水素精製器
4 製品ガスタンク
5 水素吸蔵タンク
51 水素吸蔵合金
6 第一圧縮機
7 制御部
14 水電解装置
G1 炭化水素系原料ガス1
G2 水素含有ガス
G3 水素ガス

Claims (8)

  1. 水蒸気改質法により炭化水素系原料ガスから水素リッチな水素含有ガスを生成する改質器と、
    圧力スウィング吸着法により上記水素含有ガスから高純度の水素ガスを得る水素精製器と、
    この水素ガスを貯蔵する製品ガスタンクと
    を備え、高純度水素ガスを供給する水素製造装置であって、
    上記水素精製器及び製品ガスタンク間にその間の直列流路と並列かつ切替可能に連結され、水素吸蔵合金により上記水素ガスを吸蔵及び排出可能に構成される水素吸蔵タンクと、
    上記水素吸蔵タンクから水素ガスを昇圧して製品ガスタンクに送る圧縮機とを備える水素製造装置。
  2. 上記水素吸蔵合金の20℃での水素平衡圧が0.05MPa以上0.7MPa以下である請求項1に記載の水素製造装置。
  3. 上記改質器の水素含有ガス生成量及び水素精製器の水素ガス精製量を制御する制御手段を備え、
    この制御手段が、水素ガスの必要量が多い需要期モードと、この需要期モードよりも水素ガスの必要量が少ない非需要期モードとを切替可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の水素製造装置。
  4. 上記非需要期モードにおける改質器の水素含有ガス生成量及び水素精製器の水素ガス精製量がそれらの設計能力量の5%以上25%以下である請求項3に記載の水素製造装置。
  5. 上記改質器が、
    炭化水素系原料ガスの水蒸気改質反応により改質ガスを得る改質部と、
    この改質ガス中の一酸化炭素の変成反応により水素リッチな水素含有ガスを得る変成部と
    を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水素製造装置。
  6. 上記改質部が、酸素含有ガスを供給し、炭化水素系原料ガスの一部を酸化させることで上記水蒸気改質反応を促進させる請求項5に記載の水素製造装置。
  7. 水電解装置をさらに備え、
    上記酸素含有ガスが水電解装置により得られた酸素を含む請求項6に記載の水素製造装置。
  8. 上記水電解装置により得られた水素を水素精製器に供給する請求項7に記載の水素製造装置。
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