JP6067328B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機に関し、特に遊技演出に関する技術である。
近年主流のパチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に形成された遊技領域の少なくとも一部が、遊技盤に装備されたセンタ役物を挟んで盤面左側の第1遊技領域と盤面右側の第2遊技領域とに区画され、センタ役物の下側の遊技領域には、第1遊技領域を流下した遊技球が入賞可能な第1始動口が配置され、第2遊技領域には、ゲート、開閉式の第2始動口、開閉式の大入賞口が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
遊技開始後、遊技者は第1始動口への入賞を狙って遊技球が第1遊技領域に流下するように遊技球を発射させる左打ちを行う。遊技球が第1始動口に入賞した場合には大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、大入賞口が複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技が発生し、遊技者は大入賞口への入賞を狙って遊技球が第2遊技領域へ流下するように遊技球を発射させる右打ちを行う。また、右打ちを行ってゲートを通過した場合に当り抽選が行われ、この当り抽選で当選した場合、第2始動口が1又は複数回開閉する補助遊技が発生する。
他方、従来から、パチンコ遊技機において、遊技領域を形成する遊技盤の盤面構成が左右対称であり、左打ちと右打ちの両方で、第1,2始動口、ゲート、大入賞口を狙うことができる機種がある。この種のパチンコ遊技機においては、遊技領域の少なくとも一部が遊技盤の左右方向中央に装備されたセンタ役物を挟んで盤面左側の第1遊技領域と、盤面右側の第2遊技領域とに区画され、第1,第2遊技領域の上流付近にゲートが夫々配置され、センタ役物の下側の遊技領域(第1,第2遊技領域の合流領域)の左右方向中央部には、可変始動口と、その真下に大入賞口が配置されている(例えば、特許文献2参照)。
遊技者による発射ハンドルの回動操作により遊技球が第1又は第2遊技領域の何れかに発射され、第1又は第2遊技領域を流下した遊技球が始動口に入賞した場合、図柄表示器で特別図柄の変動表示が開始され、この特別図柄の変動表示に連動して、センタ役物に装備された画像表示器の画面に、大当り抽選等に基づいて大当りの期待度等を示唆する遊技演出用の演出画像(動画)が表示される。
特開2011−92363号公報 特開2008−35899号公報
チンコ遊技機においては、始動口への遊技球入賞に基づく遊技演出の演出効果を高め得る改善の余地がある
本発明の目的は、遊技演出の演出効果を高め、遊技の興趣を向上させることである。
本願発明は以下の構成を有するものである。尚、参照符号は、本願発明の理解促進の為に図面に図示した構成要素との対応関係の一例を示したものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明(遊技機)は、遊技球が流下可能な遊技領域(9)のうち第1領域(9a)に向けて発射された遊技球が通過可能な第1始動領域(12A1)と、前記遊技領域(9)のうち前記第1領域(9a)とは異なる第2領域(9b)に向けて発射された遊技球が通過可能な第2始動領域(12A2)と、前記第1始動領域(12A1)又は前記第2始動領域(12A2)を遊技球が通過することにより、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手(34a)と、前記特別遊技判定手段(34a)による判定結果に基づいて、演出手段(60)において遊技演出を行わせる遊技演出制御手段(50)とを備え、前記遊技演出制御手段(50)は、前記第1始動領域(12A1)を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第1遊技履歴記憶手段(52a)と、前記第2始動領域(12A2)を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第2遊技履歴記憶手段(52b)と、前記第1遊技履歴記憶手段(52a)又は前記第2遊技履歴記憶手段(52b)に累積的に記憶されている履歴に基づいて、遊技演出を行わせる特別遊技演出制御手段(54)とを有することを特徴としている。
第2の発明(遊技機)は、遊技球が流下可能な遊技領域(9)であって、第1領域(9a)と第1領域(9a)とは異なる第2領域(9b)とを有する遊技領域(9)と、前記第1領域(9a)又は前記第2領域(9b)に向けて択一的に発射された遊技球が通過可能な始動領域(12B)と、遊技球が前記第1領域(9a)と前記第2領域(9b)の何れに発射されているのかを検知可能な発射検知手段(51)と、前記始動領域(12B)を遊技球が通過することにより、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段(34a)と、前記特別遊技判定手段(34a)による判定結果に基づいて、演出手段(60)において遊技演出を行わせる遊技演出制御手段(50A)とを備え、前記遊技演出制御手段(50A)は、前記発射検知手段(51)により第1領域(9a)に遊技球が発射されたことが検知され前記始動領域(12B)を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第1遊技履歴記憶手段(52Aa)と、前記発射検知手段(51)により第2領域(9b)に遊技球が発射されたことが検知され前記始動領域(12B)を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第2遊技履歴記憶手段(52Ab)と、前記第1遊技履歴記憶手段(52Aa)又は第2遊技履歴記憶手段(52Ab)に累積的に記憶されている履歴に基づいて、遊技演出を行わせる特別遊技演出制御手段(54A)とを有することを特徴としている。
本発明によれば、遊技演出の演出効果を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
実施例1のパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系ブロック図である。 パチンコ遊技機の機能ブロック図である。 大当り判定テーブルに関する図表である。 図柄判定テーブルに関する図表である。 特別遊技中の大入賞口の開閉パターンと特別遊技終了後に設定される遊技状態等を示す図表である。 第2始動口作動モードに関する図表である。 当り図柄の種類別の選択率と補助遊技中の第2始動口開閉パターンを示す図表である。 複数種類の遊技状態とそれらの設定内容を示す図表である。 発射推奨変更条件及び発射推奨解除条件に関する図表である。 状況別の特別遊技演出とそれらの態様等に関する図表である。 複数種類の特別遊技演出用の変動演出パターンに関する図表である。 遊技制御基板の制御手段が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当り判定処理のフローチャートである。 停止中処理のフローチャートである。 演出制御基板の制御手段が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 演出選択処理のフローチャートである。 変動演出パターン選択処理のフローチャートである。 発射推奨処理のフローチャートである。 実施例2のパチンコ遊技機の遊技盤の盤面図である。 実施例2のパチンコ遊技機の制御系ブロック図である。 実施例2のパチンコ遊技機の機能ブロック図である。 実施例2の状況別の特別遊技演出の種類とそれらの態様等に関する図表である。 実施例2の変動演出パターン選択処理のフローチャートである。 実施例2の発射推奨処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球Pが流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5に操作ボタン装置6が設けられている。操作ボタン装置6は、演出ボタン6a、上下左右のカーソルボタンとこれら複数のカーソルボタン(上下左右)のうちの何れかのカーソルボタン操作によって選択された対象を確定するENTERボタンとを有する選択ボタン群6b、演出ボタンSW、複数のカーソルボタンSW、ENTERボタンSWを備えている。尚、「SW」はスイッチを意味する。
演出ボタン6aは、平面視円形の上下に出没する凸状ボタンで構成されている。遊技者による演出ボタン6aの押動操作は、遊技中に演出ボタン6aの操作を促すメッセージや、遊技演出の実行中に演出ボタン6aの操作を受け付けるメッセージ等が画像表示器16の画面に表示されている間有効である。
貯留皿5の右下側には発射ハンドル7が装着されている。遊技者により発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球は、ガイドレール8で案内され、遊技盤4の左上部の導入口から遊技領域9に導入される。
図2に示すように、遊技盤4のうちの遊技領域9を形成する盤面構成は左右対称であり、遊技盤4の盤面の左右方向中央付近で且つ上下方向中央よりも僅かに上側にセンタ役物17が配置され、遊技領域9のうちの少なくとも一部は、センタ役物17を挟んで盤面左側(センタ役物17の左側)の第1遊技領域9a(第1領域)と盤面右側(センタ役物17の右側)の第2遊技領域9b(第2領域)とに区画されている。
第1遊技領域9aには、ゲート11A1,風車16A1、第1始動口12A1(第1始動領域)、複数の一般入賞口15Aが、夫々遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で設けられ、第2遊技領域9bには、ゲート11A2、風車16A2、第1始動口12A2(第2始動領域)、複数の一般入賞口15Bが、夫々遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で設けられている。
遊技盤4の盤面において、これら1対のゲート11A1,11A2、1対の風車16A1,16A2、1対の第1始動口12A1,12A2、複数の一般入賞口15A,15Bが左右対称に設けられている。ゲート11A1,11A2、第1始動口12A1,12A2、一般入賞口15には、夫々、通過(入賞)した遊技球を検出するゲートSW11a1,11a2、第1始動口SW12a1,12a2、一般入賞口SW15a,15b(図3参照)が付設されている。
センタ役物17の下側の第1,第2遊技領域9a,9bが合流する遊技領域9には、第2始動口13a(可変始動領域)を有する可変始動口装置13、可変始動口装置13の真下に開閉式の大入賞口14aを有する大入賞口装置14(特別可変入賞領域)が夫々設けられている。遊技領域9外に遊技表示盤18が装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置19が装着されている。
可変始動口装置13は、第2始動口13a、第2始動口13aを開閉する開閉部材13b、第2始動口13aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する第2始動口SOL13d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有し、第2始動口13aは、遊技球が通過し難い閉状態と遊技球が通過し易い開状態とに作動し得る。
大入賞口装置14は、大入賞口14a、大入賞口14aを開閉する開閉部材14b、大入賞口14aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW14c、開閉部材14bを開閉駆動する大入賞口SOL14dを有し、大入賞口14aは、遊技球が入賞不可能な閉状態と入賞可能な開状態とに作動し得る。
センタ役物17のセンタ枠体17aが遊技盤4に形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、そのセンタ枠体17aの下半部には、1対のワープ通路17bが左右対称に設けられ、最下部にはワープ通路17bを流下した遊技球が転動するステージ17cが設けられている。
センタ役物17には、画像表示器21、可動役物装置22が装備されている。画像表示器21は、画面をパチンコ遊技機1の前側から視認できるようにセンタ枠体17aの内側に配置されている。この画像表示器21の画面に、各々が識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である飾り図柄、大当り抽選に基づいて大当りの期待度を示唆する演出画像(数字や文字あるいは記号と所定のモチーフに関連するキャラクタとを組み合わせた動画を含む画像)や大当り抽選で当選した場合に発生する大当り遊技の演出画像等が表示される。可動役物装置22は、画像表示器21で実行される特定の遊技演出(例えば、リーチ演出や大当り予告演出等)の一環として可動役物22aを作動させる。可動役物22aは、画像表示器21の画面前側において遊技盤4の盤面と平行に且つ上下方向に移動し得る。
遊技開始後、画像表示器21の画面に第1遊技領域9aに向けて遊技球の発射を推奨する旨が表示されている間、遊技者は発射ハンドル7を回動操作して、遊技球が第1遊技領域9aを流下するように遊技球を発射させる左打ちを行う。一方、画像表示器21の画面に第2遊技領域9bに向けて遊技球の発射を推奨する旨が表示されている間、遊技者は発射ハンドル7を操作して、遊技球が第2遊技領域9bに流下するように遊技球を発射させる右打ちを行う。発射推奨遊技領域の指定がない場合には、遊技者は左打ち又は右打ちのどちらか一方を選択して、遊技球が第1遊技領域9a又は第2遊技領域9bを流下するように、遊技球を発射させる。
第1又は第2遊技領域9a,9bに向けて発射された遊技球は、複数の障害釘10や風車16A1,16A2に当たって方向を換えながら流下していき、ゲート11A1,11A2や入賞口12A1,12A2,13a,15A,15Bの何れかに入賞するか、入賞せずに最下端まで落下して球排出口20から排出される。
入賞口12A1,12A2,13a,15A,15Bの何れかに入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口12,13a,15A,15B毎に設定された数の遊技球が貯留皿5に賞球として払い出される。遊技球が第1又は第2始動口12A1,12A2,13aの何れかに入賞した場合に大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、通常は閉状態の大入賞口14aが複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技(特別遊技)が発生する。遊技球がゲート11A1,11A2を通過した場合に当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、通常は閉状態の第2始動口13aが1又は複数回開閉する補助遊技が発生する。
遊技盤4の右下部に遊技表示盤18が設けられ、この遊技表示盤18は、第1特図表示器18a、第2特図表示器18b、普図表示器18c、第1特図保留ランプ18d、第2特図保留ランプ18e、普図保留ランプ18fを備えている。
第1特図表示器18aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ18dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口12A1,12A2の何れに遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器18bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ18eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口13aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄により大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄により大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器18cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ18fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合に1対のゲート11A1,11A2の何れに遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄により当り抽選の結果が表示される。
次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置19は、遊技制御基板23、払出制御基板24、演出制御基板25、画像制御基板26、ランプ制御基板27を備え、これら制御基板23〜27に夫々CPUとROMとRAMを含むマイクロコンピュータからなる制御手段23a、24a、25a、26a、27aを備えている。演出制御基板25の制御手段25aは更に実時間を計時出力する計時手段としてのRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板23の制御手段23aは、1対の第1始動口SW12a1,12a2、第2始動口SW13c、1対のゲートSW11a1,11a2、大入賞口SW14c、一般入賞口SW15a,15bからの信号、払出制御基板24からの制御情報を受けて、第2始動口SOL13d、大入賞口SOL14d、図柄表示器18a〜18c、図柄保留ランプ18d〜18fを制御し、払出制御基板24、演出制御基板25に制御情報を出力する。
払出制御基板24の制御手段24aは、遊技制御基板23からの制御情報、払出球検出SW28b、球有り検出SW28c、満タン検出SW28dからの信号を受けて、払出モータ28aを制御し、遊技制御基板23に制御情報を出力する。
演出制御基板25の制御手段25aは、遊技制御基板23、画像制御基板26、ランプ制御基板27からの制御情報、操作ボタン装置6の演出ボタン6aや選択ボタン群6bのボタンSWの信号を受けて、画像制御基板26、ランプ制御基板27に制御情報を出力する。
画像制御基板26の制御手段26aは、演出制御基板25からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器21、スピーカ29を制御し、演出制御基板25に制御情報を出力する。ランプ制御基板27の制御手段27aは、演出制御基板25からの制御情報を受けて、遊技演出用の枠ランプ30a、盤ランプ30b、可動役物装置22を制御し、演出制御基板25に制御情報を出力する。
図4に示すように、遊技制御基板23の制御手段23aにより、図示の各手段30〜37、40〜48が構成されている。
特図カウンタ手段30は、16ビット構成の所謂ハード乱数である大当り判定値(大当りカウンタ値)を設定範囲(0〜65535)内で微小時間(0.1μs)毎に順次更新し、また、8ビット構成の所謂ソフト乱数である特図判定値(特図カウンタ値)を、設定範囲(0〜199)内で微小時間(4ms)毎に順次更新する。更に、ソフト乱数であるリーチ判定値(リーチカウンタ値)と変動パターン判定値(変動パターンカウンタ値)を、夫々、設定範囲内で微小時間毎に順次更新する。
特図取得手段31は、第1特図保留数が4未満のときに遊技球が1対の第1始動口12A1,12A2の何れに入賞した第1特図始動条件の成立時に特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値及び変動パターン判定値を1組の第1特図判定情報として取得する。
特図取得手段31は、第2特図保留数が4未満のときに遊技球が第2始動口13aに入賞した第2特図始動条件の成立時に特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を1組の第2特図判定情報として取得する。特図取得手段31により取得された第1,第2特図判定情報が特図保留記憶手段32に一旦記憶(保留)される。
特図保留消化手段33は、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報を、特図表示器18a,18bでの特別図柄の変動開始毎に順次1ずつ特図判定手段34(大当り判定手段34a、図柄判定手段34b、変動時間判定手段34c)による判定に供して特図保留記憶手段32から消去(保留消化)する。その際、特図保留記憶手段32に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報を特図保留記憶手段32に記憶された順番(即ち、特図取得手段31により取得された順番)で消化し、第1,第2特図判定情報の両方が特図保留記憶手段32に記憶されている場合には、第2特図判定情報を第1特図判定情報よりも優先して消化する。
特図判定手段34においては、特図始動条件の成立により、特図取得手段31により取得された(特図保留記憶手段32に記憶された)特図判定情報に基づいて、詳しくは、特別図柄が変動表示される際、当該特別図柄の変動表示に係る特図判定情報、つまり特図保留消化手段33により消化された特図判定情報に基づいて、大当り判定手段34aが特別遊技を行うか否かを判定し、大当り判定手段34aにより特別遊技を行うと判定された場合、図柄判定手段34bが、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン、即ち有利度合いの異なる複数の有利特別遊技の何れを行うかを判定すると共に、当該特別遊技終了後の遊技状態を判定する。
具体的に、先ず、大当り判定手段34aが、特図判定情報の大当り判定値に基づいて、特別遊技である大当り遊技を行うか否か、また、大当り遊技と部類が異なる特別遊技である小当り遊技を行うか否か判定する。この場合、図5に示すように、大当り判定テーブルとして低確テーブルと高確テーブルの何れかを用いて判定する。
低確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約1/320の割合で大当り特定値(3,247・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を行うと判定し、高確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約10/320の割合で大当り特定値(3,7・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を行うと判定し、低確テーブルと高確テーブルの何れを用いる場合でも、大当り判定値が約3/320の割合で小当り特定値(4,44・・・)の何れかと一致する場合に、小当り遊技を行うと判定する。
大当り遊技を行うと判定した場合には、次に、図柄判定手段34bが、当該判定に供された大当り判定値と組の特図判定値に基づいて、複数種類の大当り図柄(図6に示す8種類の大当り図柄A〜H)の何れか1つを選択する。ここで、特図判定値が第1特図判定情報である場合は、図6に示す第1図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行い、第2特図判定情報である場合は、図6に示す第2図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。そして、選択された大当り図柄の種類によって、当該大当り遊技中の大入賞口14aの開閉パターン及び当該特別遊技後の遊技状態が設定される。
特図表示制御手段35は、特図判定手段34(大当り判定手段34a、図柄判定手段34b、変動時間判定手段34c)による判定結果に基づいて、特図保留消化手段33により第1特図判定情報が消化されたことを契機に、第1特図表示器18aに第1特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させ、特図保留消化手段33により第2特図判定情報が消化されたことを契機に、第2特図表示器18bに第2特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。
大当り判定手段34aにより大当り遊技を行うと判定された場合には、図柄判定手段34bによる判定結果に基づいて大当り図柄A〜Hの何れか1つを特図表示器18a,18bに停止表示させ、小当り遊技を行うと判定された場合には、小当り図柄を特図表示器18a,18bに停止表示させ、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行わないと判定された場合には、ハズレ図柄を特図表示器18a,18bに停止表示させる。
ここで、特図判定手段34において、変動時間判定手段34cは、大当り判定手段34aによる判定結果に基づいて選択された判定図柄(大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の何れか)、及び当該判定に供された特図判定情報のリーチ判定値と変動パターン判定値、その他に第1,第2特図保留数等に基づいて、特図表示制御手段35が特別図柄を変動表示させる特図変動時間を判定し、複数種類の特図変動時間の何れかを選択する。
ところで、特図表示制御手段35により特別図柄が変動表示されているときに特図始動条件が成立することにより、特図取得手段31により取得された特図判定情報が特図保留記憶手段32に記憶される。但し、特図表示制御手段35により特別図柄が変動表示されていないときに特図始動条件が成立することにより、特図取得手段31により取得された特図判定情報も、直ちに変動時判定手段34aによる判定に供する場合でも特図保留記憶手段32に一時記憶される。
ここで、特図判定手段34において、事前判定手段34dは、特図保留記憶手段32に記憶された特図判定情報(即ち、後に特図保留消化手段33により消化される特図判定情報)に基づいて、具体的には、特図取得手段31により特図判定情報が取得された際に、大当り判定手段34a、図柄判定手段34b、変動時間判定手段34cによる前記判定と同等の判定(即ち、特別遊技を行うか否かの判定、大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の判定、特図変動時間の判定)を事前に行うことが可能である。
特別遊技実行手段36は、大当り判定手段34aにより特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行うと判定された場合、特図表示制御手段35により、当該判定結果を示す判定図柄、つまり、図柄判定手段34により選択された判定図柄(大当り図柄、小当り図柄)が停止表示された後、大入賞口14aを開閉させる遊技者に有利な特別遊技を行う。
図7に示すように、大当り遊技中の大入賞口14aの開閉パターンは、大当り図柄の種類に応じて図示のように設定され、小当り遊技中の大入賞口14aの開閉パターンは、大当り図柄D,E,G,Hに対応する開閉パターンと同様に設定される。
具体的に、16R(ラウンド)長期開放では、大入賞口14aが16Rに亙って開閉され、各ラウンドは、大入賞口14aを開放して開始後、大入賞口14aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば30秒経過するラウンド終了条件が成立すると、大入賞口14aが閉塞して終了する。8R長期開放では、大入賞口14aが8Rに亙って開閉され、各ラウンドは、大入賞口14aを開放して開始後、16R長期開放と同様のラウンド終了条件が成立すると終了する。8R短期開放では、大入賞口14aが8Rに亙って開閉され、各ラウンドは、大入賞口14aを開放して開始後、例えば0.1秒経過するラウンド終了条件が成立すると終了する。
確率設定手段37は、特図判定手段34(大当り判定手段34a)により特別遊技(大当り遊技)を行うと判定される確率として、図5に示す低確テーブルを用いて低確率(約1/320)又は図5に示す高確テーブルを用いて高確率(約10/320)を設定可能である。
一方、普図カウンタ手段40は、8ビット構成のソフト乱数である当り判定値を、設定範囲(0〜199)内で微小時間(4 ms )毎に順次更新し、また、8ビット構成の所謂ソフト乱数である普図判定値を、設定判定(0〜9)内で微小時間(4ms)毎に順次更新する。
普図取得手段41は、遊技球が1対のゲート11A1,11A2の何れを通過したときに普図保留数が4未満の場合に普図始動条件が成立して、普図カウンタ手段40により更新された当り判定値、及び普図判定値を1組の普図判定情報として取得する。この普図取得手段41により取得された普図判定情報が普図保留記憶手段42に一旦記憶(保留)される。
普図保留消化手段43は、普図保留記憶手段42に記憶されている普図判定情報を普図表示器18cでの普通図柄の変動開始毎に順次1ずつ普図判定手段44による判定に供して普図保留記憶手段42から消去(保留消化)する。その際、普図保留記憶手段42に複数の普図判定情報が記憶されている場合、それら複数の普図判定情報を普図保留記憶手段42に記憶された順番(即ち、普図取得手段41により取得された順番)で消化する。
普図判定手段44は、普図始動条件の成立により、普図取得手段41により取得された(普図保留記憶手段42に記憶された)普図判定情報に基づいて、詳しくは、普通図柄が変動表示される際、当該普通図柄の変動表示に係る普図判定情報、つまり普図保留消化手段43により消化された普図判定情報に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。
具体的に、先ず、普図判定情報の当り判定値に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。補助遊技を行うと判定した場合には、次に、当該判定に供された当り判定値と組の普図判定値に基づいて、複数種類の当り図柄(図9に示す2種類の当り図柄a,b)の何れか1つを選択する。ここで、図9のテーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。
普図表示制御手段45は、普図判定手段44による判定結果に基づいて、普図保留消化手段43により普図判定情報が消化されたことを契機に、普図表示器18cに普通図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。普図判定手段44により補助遊技を行うと判定された場合には、当り図柄を停止表示させ、補助遊技を行わないと判定された場合には、ハズレ図柄を停止表示させる。
ところで、普図表示制御手段45により普通図柄が変動表示されているときに普図始動条件が成立することにより、普図保留記憶手段42に普図取得手段41により普図判定情報が記憶される。但し、普図表示制御手段45により普通図柄が変動表示されていないときに普図始動条件が成立することにより、普図取得手段41により取得された普図判定情報も、直ちに普図判定手段44により判定に供する場合でも普図保留記憶手段42に一時記憶される。
補助遊技実行手段46は、普図判定手段44により補助遊技を行うと判定された場合、普図表示制御手段45により、その判定結果を示す判定図柄(当り図柄)が停止表示された後、第2始動口13aを開閉させる補助遊技を行う。図8、図9に示すように、補助遊技中の第2始動口13aの開閉パターンは、当り図柄の種類、及び第2始動口作動モードに応じて図示のように設定される。
作動モード設定手段47は、図8に示すように、第2始動口作動モードとして、第2始動口13a(開閉部材13b)を開状態に作動させ難い低作動モード又は開状態に作動させ易い高作動モードに設定可能である。
具体的に、低作動モードでは、普図判定手段44により補助遊技を行うと判定される当り確率が1/10、普図表示器18cでの普通図柄の普図変動時間が12秒、補助遊技中の第2始動口13aの開閉パターンが0.1秒×1回又は0.1秒×1回+5.6秒×1回に設定され、高作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5秒、開閉パターンが1.0秒×6回又は2.0秒×3回に設定される。
遊技状態制御手段48は、大当り判定手段43aにより大当り遊技を行うと判定される確率が所定の低確率に設定される低確率状態又は所定の低確率よりも高確率に設定される高確率状態で遊技を制御すると共に、第2始動口13aを閉状態に作動させ難い非特定状態又は開状態に作動させ易い特定遊技状態で遊技を制御する。
遊技状態制御手段48は、複数種類の遊技状態(図10に示す通常遊技状態、時短遊技状態、潜確遊技状態、確変遊技状態)の何れか1つを択一的に設定する。尚、電源投入時には前回の電源遮断時に設定されていた遊技状態を継続的に設定し、電源投入時に所謂RAMクリアが実行された場合には通常遊技状態を設定する。
図10に示すように、通常遊技状態、時短遊技状態が設定された場合、確率設定手段37により低確率が設定され、潜確遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、確率設定手段37により高確率が設定される。また、通常遊技状態、潜確遊技状態が設定された場合、作動モード設定手段47により低作動モードが設定され、時短遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、作動モード設定手段47により高作動モードが設定される。
ここで、時短遊技状態は、特図表示器18a,18bでの特別図柄の図柄変動時間が通常遊技状態よりも短縮される遊技状態であり、この時短遊技状態では、図8、図9に示すように高作動モードが設定されることで第2特図始動条件が成立し易くなる。確変遊技状態についても高作動モードが設定されることで第2特図始動条件が成立し易くなる。
遊技状態制御手段48は、特別遊技実行手段36により大当り遊技が行われた場合、その大当り遊技終了後の遊技状態を図7に示すように設定変更する。大当り図柄A〜Cの何れかが停止表示されて、所謂「確変大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に確変遊技状態が設定され、大当り図柄A,Bの停止からは、その後、特図表示器19a,19bでの特別図柄の特図変動回数が10000回に達すると、通常遊技状態へ移行され、大当り図柄Cの停止からは、その後、特図変動回数が50回に達すると、潜確遊技状態へ移行され、更に、特図変動回数が10000回に達すると、通常遊技状態へ移行される。
大当り図柄Dが停止表示されて、所謂「突確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に確変遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行される。大当り図柄Eが停止表示されて、所謂「潜確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に潜確遊技状態(又は確変遊技状態)が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行される。
大当り図柄Fが停止表示されて、所謂「通常大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に時短遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行される。大当り図柄G,Hの何れかが停止表示されて、所謂「突通大当り」になった場合、大当り図柄Gの停止からは、当該大当り遊技終了後に時短遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行され、大当り図柄Hの停止からは、当該大当り遊技終了後に通常遊技状態が設定される。小当り図柄が停止表示されて、所謂「小当り」になった場合、当該小当り遊技終了後に当該小当り遊技開始前の遊技状態が設定される(即ち、遊技状態は設定変更されない)。
図4に示すように、演出制御基板25、画像制御基板26、ランプ制御基板27の制御手段25a,26a,27aにより、図示の各手段52〜54が構成されている。
遊技演出制御手段50は、特図判定手段34(大当り判定手段34a、図柄判定手段34b、変動時間決定手段34c、事前判定手段34d)による判定結果に基づいて、演出手段60に遊技演出を行わせる。尚、演出手段60は、画像表示器21、可動役物装置22、スピーカ29、ランプ30a,30bにより構成されている。
遊技演出制御手段50は、第1又は第2始動口12A1,12A2,13aへの遊技球入賞に基づいて特図表示制御手段35により特図表示器18a,18bに特別図柄が変動表示されているときに、当該特別図柄の変動時間(変動時間判定手段34cにより選択された図柄変動時間)に応じた遊技演出を、演出手段60によりその画像表示器21での遊技演出用の画像(動画)を主体にスピーカ29からの音や枠ランプ30aや盤ランプ30bの光の出力や可動役物22aの動きに合わせて行う。
遊技演出制御手段50において、遊技履歴記憶手段52は、第1遊技履歴記憶手段52aと第2遊技履歴記憶手段52bを有する。第1遊技履歴記憶手段52aは、第1遊技領域9aへの遊技球の発射が推奨されているときに、左右の始動口12A1,12A2の何れに遊技球が入賞したかを検知情報として記憶すると共に、左の第1始動口12A1への遊技球入賞に基づく特別図柄の変動開始毎に、第1の特図変動回数を+1加算更新して記憶し、これら検知情報と第1の特図変動回数を第1遊技履歴情報として記憶保持する。
第2遊技履歴記憶手段52bは、第2遊技領域9bへの遊技球の発射が推奨されているときに、左右の始動口12A1,12A2の何れに遊技球が入賞したかを検知情報として記憶すると共に、右の第1始動口12A2への遊技球入賞に基づく特別図柄の変動開始毎に、第2の特図変動回数を+1加算更新して記憶し、これら検知情報と第2の特図変動回数を第2遊技履歴情報として記憶保持する。尚、これら第1,第2の特図変動回数は、電源投入時のRAMクリアや特別遊技の発生毎に0にリセットされる。
遊技演出制御手段50において、発射推奨手段53は、遊技履歴記憶手段52a,52bの遊技履歴情報に基づいて遊技球を第1,第2遊技領域9a,9bの何れに発射させるかを推奨する発射推奨遊技領域を決定する。
図11に示すように、発射推奨手段53は、電源投入後の遊技開始時や、特別遊技終了後に、遊技状態が通常又は潜確遊技状態の場合、第1遊技領域9aへの遊技球発射、即ち、左打ちの推奨を決定する。その後、左の第1始動口12A1への遊技球入賞に基づく特図変動回数が設定回数(20回)に達した場合には、第2遊技領域9bへの遊技球発射、即ち、右打ちの発射推奨に変更する。
右打ち推奨後、右の第1始動口12A2への遊技球入賞に基づく特図変動回数が設定回数(20回)に達した場合には左打ちの推奨に変更する。その後、右打ちと左打ちの推奨を、設定回数(20回)(特図変動回数40、60、80回、100回)に達する毎(発射推奨変更条件の成立毎)に交互に変更して、左および右の第1始動口12A1,12A2への遊技球入賞に基づく第1,第2の特図変動回数が共に所定回数(100回)に達した場合に、発射推奨を解除する。
発射推奨手段53が左打ちの推奨を決定した場合、画像表示器21の画面に前記設定回数に達するまで左打ちを指示する旨が継続的に表示され、発射推奨手段53が右打ちの推奨を決定した場合、画像表示器21の画面に前記設定回数に達するまで右打ちを指示する旨が継続的に表示される。第1及び第2の特図変動回数が所定数に達した後は、右打ち、左打ちのどちらでもよい旨が表示されるか、又は左打ち、右打ちの指示は表示されない。
遊技演出制御手段50において、特別遊技演出制御手段54は、図12のテーブルに規定する現在の遊技状態と、発射推奨手段53により決定された発射推奨遊技領域と、遊技履歴記憶手段52a,52bの遊技履歴情報とに基づいて状況別の特別遊技演出(第1〜第3遊技演出)を行わせる。
具体的に、図12に示すように、特別遊技演出制御手段54は、通常遊技状態又は潜確遊技状態において、発射推奨遊技領域が第1遊技領域9aの場合、左の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合、第1遊技演出として通常又は先読み変動演出の何れかを実行させ、右の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合、第1遊技演出として通常変動演出を実行させる(つまり、先読み変動演出は実行されない)。この第1特別演出は、演出手段60において第1の特図変動回数が設定回数に到達するまで又は設定回数に到達する前の大当り当選まで、第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行される。
発射推奨遊技領域が第2遊技領域9bの場合、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合、第2遊技演出として通常又は先読み変動演出の何れかを実行させ、左の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合、第2遊技演出として通常変動演出を実行させる(つまり、先読み変動演出は実行されない)。この第2特別演出は、第2の特図変動回数が設定回数に到達するまで又は設定回数に到達する前の大当り当選まで、第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行される。
発射推奨遊技領域の指定が解除されている場合、遊技球が左右1対の第1始動口12A1,12A2の何れに入賞したかに関わらず、第3遊技演出として第1,第2遊技演出の変動演出を組み合わせた特殊変動演出を大当り当選するまで第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行させる。
図12に示すように、特別遊技演出制御手段54は、第2始動口13aに遊技球が入賞し易い時短遊技状態又は確変遊技状態において、第2始動口13aに遊技球が入賞した場合、時短用や確変用変動演出を実行させ、遊技球が左右1対の第1始動口12A1,12A2の何れに入賞したかに関わらず、第1〜第3遊技演出の何れかを実行させる。
遊技演出制御手段50において、特別演出選択手段55は、第1〜第3遊技演出の変動演出パターンを夫々図13に示すテーブルに基づいて選択する。図13(1)に示すように、第1,第2遊技演出の変動演出パターンを夫々選択する際、特図変動回数に対応付けて設定された複数種類の変動演出パターンのうちから変動演出パターンを所定の確率にて選択し、第3遊技演出の変動演出パターンを選択する際、複数種類の変動演出パターンのうちから変動演出パターンを所定の確率にて選択する。
具体的に、図13(2)に示すように、通常又は潜確遊技状態において、発射推奨領域が第1遊技領域9aの場合、第1始動口12A1,12A2に遊技球が入賞して第1遊技演出の変動演出パターンを選択する際、特図変動回数が0〜20回の範囲の場合、左の第1始動口12A1へ遊技球が入賞した場合、全ての変動演出パターン(変動演出パターンA1−1、・・変動演出パターンA30−1、・・・)のうちから先読み又は通常変動演出パターンの何れかを選択し、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合、複数種類の通常変動演出パターンのうちから通常変動演出パターンを選択する(つまり、先読み変動パターンの選択が規制される)。ここで、先読み演出は、当該特図判定情報に基づく特別図柄の変動が開始されるよりも前に当該特図判定情報から大当り抽選結果及び判定図柄(停止図柄)の表示を先読みして判定し、その判定結果に基づいて当該特別図柄の変動終了迄に遊技者に大当り当選への高い期待感を付与する演出である。
ここで、図13に示す変動演出パターンA,B(A1,A2・・・、B1,B2・・・)は、夫々、所定のモチーフに関連するキャラクタA,Bを用いた動画を含む画像であり、変動演出パターンC(C1,C2・・・)は、キャラクタAとキャラクタBとを組み合わせた動画を含む画像である。
次に、図4に示す各手段30〜37、40〜48、50の機能を達成するために、制御装置19(遊技制御基板23、演出制御基板25の各制御手段23a,25a)が実行する主要な処理についてフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=1,2,3・・・)は、各ステップである。この各制御処理の制御プログラムは、各制御手段23a,25aのROMに予め格納されている。
図14に示すように、遊技制御基板23の制御手段23aが実行するタイマ割込処理は微小時間(4ms)毎に開始され、そのタイマ割込処理において、乱数更新処理(S1)、スイッチ処理(S2)、図柄処理(S3)、電動役物処理(S4)、賞球処理(S5)、出力処理(S6)が順次実行される。
図15に示すように、S2の始動口SW処理では、右の第1始動口12A1又は左の第1始動口12A2の第1始動口SW12a1,12a2の何れかがオンの場合(S11;Yes)、第1特図保留数U1が4未満の場合に(S12;Yes)、第1特図保留数U1がU1+1に加算され(S13)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第1特図判定情報)が取得・格納され(S14)、次に、事前判定処理が実行され(S15)、第1特図保留数増加コマンドがセットされ(S16)、リターンする。
第2始動口SW13cがオンの場合(S17;Yes)、第2特図保留数U2が4未満の場合に(S18;Yes)、第2特図保留数U2がU2+1に加算され(S19)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第2特図判定情報)が取得・格納され(S20)、次に、事前判定処理が実行され(S21)、第2特図保留数増加コマンドがセットされ(S22)、リターンする。
S15、S21の事前判定処理では、基本的に、次に説明するS3の特別図柄処理のS38とS39と同等の処理が行われ、S16、S22では、S15、S21の事前判定処理の判定結果に関する情報を含む特図保留増加コマンドがセットされる。S16、S22でセットされたコマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、S6の出力処理により演出制御基板25に送信される。
図16に示すように、S3の特別図柄処理では、当り遊技フラグ(大当り遊技フラグや小当り遊技フラグ)がON(つまり、大当り遊技や小当り遊技が実行中)の場合(S31;Yes)、リターンする。一方、当り遊技フラグがONでない場合(S31;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S32;No)、第2特図保留数U2が1以上か否か判定される(S33)。特別図柄が変動中である場合には(S32;Yes)、S42へ移行される。
S33の判定がYesの場合、第2特図保留数U2がU2−1に減算され(S34)、S33の判定がNoの場合、第1特図保留数U1が1以上か否か判定され(S35)、その判定がYesの場合、第1特図保留数U1がU1−1に減算され(S36)、S35の判定がNoの場合、客待ち設定処理が実行され(S46)、リターンする。S34又はS36の実行後、客待ちフラグがOFFにされ(S37)、大当り判定処理が実行され(S38)、続いて、変動パターン選択処理が実行される(S39)。
図17に示すように、S38の大当り判定処理では、先ず、大当り判定値処理(S51)が実行され、ここで、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報のうち消化優先順位が最も高い特図判定情報の大当り判定値が、図5を用いて説明したように、大当り特定値か否か判定されることで、大当りか否か判定される(S52)。S52の判定がYesの場合、図柄判定値処理が実行され(S53)、ここで、前記大当り判定値と組の図柄判定値に基づいて、図6を用いて説明したように、大当り図柄が複数種類の大当り図柄の中から選択設定され(S54)、リターンする。
S52の判定がNoの場合、前記大当り判定値が、図5を用いて説明したように、小当り特定値か否か判定され(S55)、その判定がYesの場合、小当り図柄が設定され(S56)、リターンする。S55の判定がNoの場合、ハズレ図柄が設定され(S57)、リターンする。尚、この大当り判定処理に供された特図判定情報は、特図保留記憶手段32から消去される。
図16に示すように、S38の大当り判定処理の実行後、S39の変動パターン選択処理では、S38(S54又はS56又はS57)で設定された図柄、及び、S52において大当りか否かの判定に供された大当り判定値と組のリーチ判定値、変動パターン判定値に基づいて、変動パターン(変動時間)が選択設定される。その後、第1又は第2特別図柄が変動開始され(S40)、S38で設定された特別図柄とS39で設定された変動パターン(変動時間)の情報を含む特図変動開始コマンドがセットされる(S41)。
次に、S39で設定された変動時間が経過した場合(S42;Yes)、第1又は第2特別図柄が変動停止され(S43)、ここで、S38で設定された図柄が第1又は第2特図表示器18a又は18bに表示される。続いて、特図変動停止コマンドがセットされ(S44)、停止中処理(S45)が実行される。
図18に示すように、S45の停止中処理では遊技状態に関する処理が実行され、低確・時短状態フラグがON、つまり低確・時短状態が設定されている場合(S61;Yes)、低確・時短状態の継続回数JがJ−1に減算され(S62)、その継続回数Jが0の場合(S63;Yes)、低確・時短状態フラグがOFFにされる(S64)。
また、高確・時短状態フラグがON、つまり高確・時短状態が設定されている場合(S65;Yes)、高確・時短状態の継続回数XがX−1に減算され(S66)、その継続回数Xが0の場合(S67;Yes)、高確・時短状態フラグがOFFにされる(S68)。
次に、大当りの場合には(S69;Yes)、当り遊技フラグがONにされ(S70)、低確・時短状態/高確・時短状態の継続回数J/Xが0にリセットされ(S61)、低確・時短状態フラグ/高確・時短状態フラグがOFFにされる(S62)。その後、オープニングが開始され(73)、オープニングコマンドがセットされる(S64)。尚、低確・時短状態フラグと高確・時短状態がOFFの場合、低確・非時短状態が設定される。
図19に示すように、演出制御基板25の制御手段25aが実行するタイマ割込処理は微小時間毎に開始され、そのタイマ割込処理において、コマンド受信処理(S81)、演出ボタン処理(S82)、コマンド送信処理(S83)が順次実行される。
図20に示すように、S81のコマンド受信処理では、特図保留数増加コマンドを受信した場合(S91;Yes)、保留数加算処理(S92)、先読み演出実行判定処理(S93)が順次実行され、特図保留数増加コマンドがセットされる(S94)。制御手段25aでは、第1,第2特図保留数が管理されており、S91で受信した特図保留数増加コマンドの種類に応じて、S92では第1又は第2特図保留数が1加算される。
S93の先読み演出実行判定処理では、特図保留数増加コマンドから得られる図16のS15の事前判定処理の判定結果に関する情報(後に消化される保留に係る判定図柄、図柄変動時間)に基づいて、当該保留についての大当たりの抽選結果及び判定図柄(停止図柄)を表示する迄に長期間に亙って遊技者に大当り当選への高い期待感を付与する先読み演出を実行するか否かを所定の確率にて判定する。この先読み演出の実行判定結果の情報を含む特図保留数増加コマンドがセットされる。尚、S94でセットされた特図保留数増加コマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、図20のS83のコマンド送信処理により画像制御基板26、ランプ制御基板27に送信される。
S94の実行後、又は、S91の判定がNoの場合、特図変動開始コマンドを受信した場合(S95;Yes)、演出選択処理が実行される(S96)。図21に示すように、演出選択処理では、S95で受信した特図変動開始コマンドが解析され(S111)、保留数減算処理(S112)、変動演出パターン選択処理(S113)が順次実行され、選択された変動演出パターンの情報を含む変動演出開始コマンドがセットされ(S114)、リターンする。
図22に示すように、S113の変動演出パターン選択処理では、第1遊技領域9aに遊技球発射を推奨している場合(S121;Yes)、左の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合(S122;Yes)、図13を用いて説明したように、第1の特図変動回数に基づいて第1遊技演出の全ての変動演出パターンのうちの何れかが選択され(S123)、リターンする。一方、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合(S122;No)、第1の特図変動回数に基づいて第1遊技演出の先読み以外の複数の通常変動演出パターンのうちの何れかが選択され(S124)、リターンする。
S121の判定がNoの場合、第2遊技領域9bに遊技球発射を推奨している場合(S125;Yes)、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合(S126;Yes)、第2の特図変動回数に基づいて第2遊技演出の全ての変動演出パターンのうちの何れかが選択され(S127)、リターンする。一方、左の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合(S126;No)、第2の特図変動回数に基づいて第2の遊技演出の先読み以外の複数の通常変動演出パターンのうちの何れかが選択され(S128)、リターンする。
S125の判定がNoの場合、つまり、発射推奨遊技領域の指定がない場合、遊技状態が時短遊技状態か否か判定され(S129)、その判定がNoの場合、
第3遊技演出の全ての変動演出パターンのうちの何れかが選択され(S129)、リターンする。一方、S129の判定結果がYesの場合、第1〜第3遊技演出の変動パターンの何れかが選択され(S131)、リターンする。
図20に示すように、S95の判定がNoの場合、又は、S96の演出選択処理の実行後、変動停止コマンドを受信した場合(S97;Yes)、遊技演出終了中処理が実行され(S98)、続いて、S97の判定がNoの場合、又は、オープニングコマンドを受信した場合(S99;Yes)、当り演出選択処理が実行され(S100)、続いて、S99の判定がNoの場合、又は、エンディングコマンドを受信した場合(S101)、エンディング演出選択処理が実行され(S102)、次に、S101の判定がNo、又は、S102の実行後、発射推奨処理が実行され(S103)、最後に、客待ちコマンド受信処理が実行され(S104)、リターンする。
図23に示すように、発射推奨処理では、電源投入時でなく(S131;No)、大当り遊技終了時でもない場合(S132;No)、発射推奨フラグF1=1か否か判定され(S133)、その判定がYesの場合、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合(S134;No)、リターンし、左の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合(S134;Yes)、第1の特図変動回数C1がC1+1に加算される(S135)。続いて、第1の特図変動回数C1が20、40、60、80、100回の何れに達したか否か判定され(S136)、その判定がNoの場合にはリターンし(第1遊技領域9aへの発射推奨継続)、その判定がYesの場合、第1発射推奨フラグF1に0がセットされ、第2発射推奨フラグF2に1がセットされ(S137)、第2発射推奨報知指令コマンドがセットされ(S138)、リターンする。
他方、S133のNoの場合、第2発射推奨フラグF2=1か否か判定され(S139)、その判定がNoの場合にはリターンし、その判定がYesの場合、
左の第1始動口12A1に遊技球が入賞した場合(S140;No)、リターンし、右の第1始動口12A2に遊技球が入賞した場合(S139;Yes)、第2の特図変動回数C2がC2+1に加算される(S141)。続いて、第2の特図変動回数C2が20、40、60、80回の何れに達したか否か判定され(S142)、その判定がYesの場合、第1発射推奨フラグF1が1にセットされ、第2発射推奨フラグF2が0にセットされ(S143)、第1発射推奨報知指令コマンドがセットされて(S144)、リターンする。
一方、S142の判定がNoの場合、第2の特図変動回数C2が100回に達したか否か判定され(S145)、その判定がNoの場合にはリターンし(第2遊技領域9bへの発射推奨継続)、その判定がYesの場合、第1,第2の特図変動回数が0にリセットされ(S146)、第2発射推奨フラグF2が0にセットされ(S147)、発射推奨報知解除コマンドがセットされて(S148)、リターンする。
他方、電源投入時(S131;Yes)や大当り遊技終了時(S132;Yes)の場合には、加算更新されていた第1,第2特図変動回数が夫々0にリセットされ(S149)、遊技状態が通常又は潜確遊技状態でない場合(S150;No)、リターンする。一方、通常又は潜確遊技状態の場合(S150;Yes)、第1発射推奨フラグF1が1にセットされ、第2発射推奨フラグF2が0にセットされ(S151)、第1発射推奨報知指令コマンドがセットされて(S152)、リターンする。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技開始後や大当り遊技終了後に、遊技状態が通常又は潜確遊技状態の場合、画像表示器21の画面に左打ちを推奨する旨が表示され、左又は右の第1始動口12A1,12A2への遊技球入賞に基づく第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第1遊技演出が行われ、左の第1始動口12A1への遊技球入賞に基づく第1の特図変動回数が20回に達すると、次に、画像表示器21の画面に右打ちを推奨する旨が表示され、左又は右の第1始動口12A1,12A2への遊技球入賞に基づく第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第2遊技演出が行われ、右の第1始動口12A2への遊技球入賞に基づく第2の特図変動回数が20回に達すると、左打ち推奨に変更される。
その後、第1,第2の特図変動回数が設定回数に到達する毎に、左打ちと右打ちの推奨が交互に変更され、第1,第2の特図変動回数が共に100回に到達すると、以降、左打ちと右打ちの推奨の指定が解除され、左右何れかの第1始動口12A1,12A2への遊技球入賞に基づいて第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第1,第2遊技演出を組み合わせた第3遊技演出が行われる。この第3遊技演出は、大当りが発生するまで行われる。
ところで、左打ちの推奨の指示に反して右打ちが行われ、右の第1始動口12A2に入賞した場合、第1遊技演出を行う際、先読み演出を実行すると判定された場合でも先読み演出は実行されず通常変動演出が実行される。また、右打ちの推奨の指示に反して左打ちが行われ、左の第1始動口12A1に入賞した場合、第2遊技演出を実行する際、先読み演出を実行すると判定された場合でも先読み演出は実行されず通常変動演出が実行される。
また、遊技状態が時短遊技状態や確変遊技状態の場合、右打ち又は左打ちの推奨は指定されず、左又は右の始動口12A1,12A2に入賞する毎に第1〜第3遊技演出の変動演出の何れかが実行される。
このように、遊技盤4の盤面構成が左右対称であり、遊技領域9の少なくとも一部が、センタ役物17を挟んで盤面左側の第1遊技領域9aと盤面右側の第2遊技領域9bとに区画されたパチンコ遊技機1において、遊技球が第1遊技領域9aに発射された遊技時の遊技演出と遊技球が第2遊技領域9bに発射された遊技時の遊技演出とを差別化することができる。
更に、現在の遊技状態と、発射推奨遊技領域と、遊技履歴情報に基づいて、遊技演出の制御を状況別に変更することで多彩な遊技演出を実行することできると共に、演出効果を高めて遊技の興趣を向上させることができる。
更に、特図変動回数に基づいて遊技演出の態様が変更され、特図変動回数が所定数に達して発射推奨遊技領域の指定が解除された場合、特殊遊技演出が実行されるので、これらの遊技演出により遊技に対する面白みを一層向上させて、遊技者の遊技意欲を高めることができる。
図24〜図29に示すように、実施例2においては、実施例1の左右1対の第1始動口12A1,12A2の代わりに、第1遊技領域9a又は第2遊技領域9bを流下する遊技球が入賞可能な共通の第1始動口12Bを備え、更に、実施例1の遊技演出制御手段50を変更したものである。尚、実施例1と同様の構成については同様の符号を付してその説明を省略する。
図24、図25に示すように、遊技盤4のうちの遊技領域9を形成する盤面構成が左右対称であり、盤面において、1対のゲートA1,11A2、複数の一般入賞口15A,15Bが遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で左右対称に設けられている。第1始動口12Bは、センタ役物17の下側の遊技領域9であって第1,第2遊技領域9a,9bが合流する遊技領域9に設けられている。第1始動口12Bには、通過(入賞)した遊技球を検出する第1始動口SW12bが付設されている。
次に、図26に示すように、遊技演出制御手段50Aにおいて、発射検知手段51は、右のゲート11A1のゲートSW11a1からの検出信号に基づいて遊技球が第1遊技領域9aに発射されていることを検知し、左のゲート11A2のゲートSW11a2からの検出信号基づいて遊技球が第2遊技領域9bに発射されていることを検知する。
遊技演出制御手段50Aにおいて、遊技履歴記憶手段52Aは、第1遊技履歴記憶手段52Aaと第2遊技履歴記憶手段52Abを有する。第1遊技履歴記憶手段52Aaは、第1遊技領域9aへの遊技球の発射が推奨されているときに、発射検知手段51による検知情報を記憶すると共に、検知情報に基づいて第1遊技領域9aを流下した遊技球の第1始動口12Bへの入賞に基づく第1特別図柄の変動開始毎に第1の特図変動回数を+1加算更新して記憶し、これら検知情報と第1の特図変動回数を第1遊技履歴情報として記憶保持する。
第2遊技履歴記憶手段52Abは、第2遊技領域9bへの遊技球の発射が推奨されているときに、発射検知手段51による検知情報を記憶すると共に、検知情報に基づいて第2遊技領域9aを流下した遊技球の第1始動口12Bへの入賞に基づく第1特別図柄の変動開始毎に第2の特図変動回数を+1加算更新して記憶し、これら検知情報と第2の特図変動回数を第2遊技履歴情報として記憶保持する。
遊技演出制御手段50において、特別遊技演出制御手段54Aは、図27のテーブルに規定する現在の遊技状態と、発射推奨遊技領域と、遊技履歴記憶手段52Aa,52Abの遊技履歴情報(発射検知手段51による検知情報と、特図変動回数)とに基づいて状況別の特別遊技演出(第1〜第3遊技演出)を行わせる。
具体的に、図27に示すように、特別遊技演出制御手段54Aは、通常遊技状態又は潜確遊技状態において、発射推遊技奨領域が第1遊技領域9aの場合、遊技球が左のゲート11A1を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第1遊技演出として通常又は先読み変動演出の何れかを実行させ、遊技球が右のゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第1遊技演出として通常変動演出を実行させる(つまり、先読み変動演出は実行されない)。この第1遊技演出は、演出手段60において第1の特図変動回数が設定回数に到達するまで又は設定回数に到達する前の大当り発生まで、第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行される。
発射推奨領域が第2遊技領域9bの場合、遊技球が右ゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第2遊技演出として通常又は先読み変動演出の何れかを実行させ、遊技球が左のゲート11A1を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第2遊技演出として通常変動演出を実行させる(つまり、先読み変動演出は実行されない)。この第2遊技演出は、演出手段60において第2の特図変動回数が設定回数に到達するまで又は設定回数に到達する前の大当り当選まで、第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行される。
発射推奨遊技領域の指定が解除されている場合、左右1対のゲート11A1,11A2の何れに遊技球が通過したかに関わらず、第1始動口12Bに入賞した場合、第3遊技演出として第1,第2遊技演出の変動演出を組み合わせた特殊変動演出を大当り当選するまで、第1特別図柄の変動表示が開始される毎に実行させる。
図27に示すように、特別遊技演出制御手段54Aは、時短遊技状態又は確変遊技状態において、第2始動口13aに遊技球が入賞した場合、時短用や確変用変動演出を実行させ、遊技球が左右1対のゲート11A1,11A2の何れを通過したかに関わらず、第1始動口13Bに入賞した場合、第1〜第3遊技演出の何れかを実行させる。
次に、図26に示す遊技演出制御手段50Aの機能を達成するために、演出制御基板25の制御手段25aが実行する処理についてフローチャートに基づいて説明する。尚、遊技制御基板23の制御手段23aが実行する処理については、実施例1で示した図14〜図18の処理と同様であるのでその説明を省略する。更に、演出制御基板25の制御手段25aが実行する処理についても、実施例1と異なる処理についてのみ説明し、その他の処理については実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
図28に示すように、変動演出パターン選択処理は、実施例1の変動パターン選択処理とS122、S126の処理のみが異なる。この変動パターン選択処理では、S121の判定結果がYesの場合、左のゲート11A1を通過して第1始動口12Bに入賞したか否か判定され(S122A)、その判定がYesの場合、S123の処理が実行される。一方、S122Aの判定結果がNoの場合、S124の処理が実行される。他方、S121の判定がNo、S125の判定がYesの場合、右のゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞したか否か判定され(S126A)、その判定がYesの場合、S127の処理が実行される。一方、S126の判定がNoの場合、S128の処理が実行される。
図29に示すように、発射推奨処理では、実施例1の発射推奨処理とS134、S140の処理のみが異なる。この発射推奨処理では、S131〜S133の処理が順次実行され(S131;No、S132;No、S133;Yes)、左のゲート11A1を通過して第1始動口12Bに入賞したか否か判定され(S134A)、その判定がYesの場合、S135の処理が実行される。一方、S134Aの判定結果がNoの場合、リターンする。他方、S133の判定結果がNoの場合、S139の処理が実行された後、右のゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞したか否か判定され(S140A)、その判定結果がYesの場合、S141の処理が実行される。一方、S140Aの判定結果がNoの場合、リターンする。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技開始後や大当り遊技終了後に、遊技状態が通常又は潜確遊技状態の場合、画像表示器21の画面に左打ちを推奨する旨が表示され、左又は右のゲート11A1,11A2の何れかを通過して第1始動口12Bへの遊技球入賞に基づく第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第1遊技演出が行われ、左のゲート11A1を通過して第1始動口12Bの遊技球入賞に基づく第1の特図変動回数が20回に達すると、画像表示器21の画面に右打ちを推奨する旨が表示され、左又は右のゲート11A1、11A2を通過して第1始動口12Bへの遊技球入賞に基づく第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第2遊技演出が行われ、右のゲート11A2を通過して第1始動口12Bへの遊技球入賞に基づく第2の特図変動回数が20回に達すると、左打ち推奨に変更される。
その後、第1,第2の特図変動回数が設定回数に到達する毎に、左打ちと右打ちの推奨が交互に変更され、第1,第2の特図変動回数が共に100回に到達すると、以降、右打ちと左打ちの推奨の指定が解除され、左右何れかのゲート11A1,11A2の通過に関わらず、第1始動口12Bへの遊技球入賞に基づいて第1特別図柄の変動表示が行われる毎に第1,第2遊技演出を組み合わせた第3遊技演出が行われる。
ところで、左打ちの推奨の指示に反して右打ちが行われ、右のゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第1遊技演出を行う際、先読み演出を実行すると判定された場合でも先読み演出は実行されず通常変動演出が実行される。同様に、右打ちの推奨の指示に反して左打ちが行われ、左のゲート11A2を通過して第1始動口12Bに入賞した場合、第2遊技演出を実行する際、先読み演出を実行すると判定された場合でも先読み演出は実行されず通常変動演出が実行される。
また、遊技状態が時短遊技状態や確変遊技状態の場合、右打ち又は左打ちの推奨は指定されず、左又は右のゲート11A1,11A2に関わらず第1始動口12Bに入賞した場合、第1〜第3遊技演出の変動演出の何れかが実行される。
このように、遊技盤4の盤面構成が左右対称であり、遊技領域9の少なくとも一部が、センタ役物17を挟んで盤面左側の第1遊技領域9aと盤面右側の第2遊技領域9bとに区画されたパチンコ遊技機1において、遊技球が第1遊技領域9aに発射された遊技時の遊技演出と遊技球が第2遊技領域9bに発射された遊技時の遊技演出とを差別化することができる。
更に、現在の遊技状態と、発射推奨遊技領域と、遊技履歴情報に基づいて、遊技演出の制御を状況別に変更することで多彩な遊技演出を実行することできると共に、演出効果を高めて遊技の興趣を向上させることができる。
更に、特図変動回数に基づいて遊技演出の態様が変更され、特図変動回数が所定数に達して発射推奨遊技領域の指定が解除された場合、特殊遊技演出が実行されるので、これらの遊技演出により遊技に対する面白みを一層向上させて、遊技者の遊技意欲を高めることができる。
実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
[1]実施例で示した第1,第2特図変動回数の設定回数や所定数は、一例を示したに過ぎず、実施例で示した設定回数、所定回数以外の回数を設定してもよい。
[2]第1,第2遊技領域9a,9bに遊技球を発射した遊技時のゲート11A1,A2の通過回数、大当り発生回数、リーチ発生回数を遊技履歴として、その加算更新された回数を履歴情報としてもよい。
[3]指示された発射推奨遊技領域でない遊技領域に遊技球を発射して、第1始動口12A1,12A2,12Bに入賞した場合、第1又は第2遊技演出を実行する際、先読み演出と複数種類の通常演出の一部を実行しないようにしてもよい。
[4]実施例2において、発射検知手段が発射ハンドルの回動操作による遊技球の発射強度に基づいて遊技球が第1,第2遊技領域9a,9bの何れに発射されたか検知するようにしてもよい。
[5]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を付加して実施可能であり、本発明については、左打ちでも右でも始動口を狙うことができる種々のパチンコ遊技機等の遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
9 遊技領域
9a 第1遊技領域
9b 第2遊技領域
12A1、12A2、12B 第1始動口
43a 大当り遊技判定手段
50、50A 遊技演出制御手段
51 遊技検知手段
52、52A 遊技履歴記憶手段
60 演出手段

Claims (2)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域のうち第1領域に向けて発射された遊技球が通過可能な第1始動領域と、
    前記遊技領域のうち前記第1領域とは異なる第2領域に向けて発射された遊技球が通過可能な第2始動領域と、
    前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技球が通過することにより、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、
    前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、演出手段において遊技演出を行わせる遊技演出制御手段とを備え、
    前記遊技演出制御手段は、
    前記第1始動領域を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第1遊技履歴記憶手段と、
    前記第2始動領域を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第2遊技履歴記憶手段と、
    前記第1遊技履歴記憶手段又は前記第2遊技履歴記憶手段に累積的に記憶されている履歴に基づいて、遊技演出を行わせる特別遊技演出制御手段とを有する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が流下可能な遊技領域であって、第1領域と第1領域とは異なる第2領域とを有する遊技領域と、
    前記第1領域又は前記第2領域に向けて択一的に発射された遊技球が通過可能な始動領域と
    前記始動領域を遊技球が通過することにより、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する特別遊技判定手段と、
    前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、演出手段において遊技演出を行わせる遊技演出制御手段とを備え、
    前記遊技演出制御手段は、
    遊技球が前記第1領域と前記第2領域の何れに発射されているのかを検知可能な発射検知手段と、
    前記発射検知手段により第1領域に遊技球が発射されたことが検知され、前記始動領域を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第1遊技履歴記憶手段と、
    前記発射検知手段により第2領域に遊技球が発射されたことが検知され、前記始動領域を遊技球が通過することによって遊技演出を行わせた場合、当該遊技演出の履歴を累積的に記憶する第2遊技履歴記憶手段と、
    前記第1遊技履歴記憶手段又は前記第2遊技履歴記憶手段に累積的に記憶されている履歴に基づいて、遊技演出を行わせる特別遊技演出制御手段とを有する、
    ことを特徴とする遊技機。
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