JP6066946B2 - 押出ダイス、伝熱管の製造方法および伝熱管 - Google Patents
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Description
押出材を成形するための溝付プラグが挿入された成形孔と、
前記成形孔の上流側であって押出方向に沿って貫通し、かつ、周方向に間隔をおいて形成される複数のメタルホールと、
周方向に隣り合う2つの前記メタルホールの間にそれぞれ設けられた複数のブリッジとを有する押出ダイスであって、
前記溝付プラグは、
押出加工によって伝熱管の内壁の軸方向に複数の溝を形成するためであって、
複数の前記溝を形成するため周方向に間隔をおいて複数の突起部が形成され、
複数の前記突起部のうち、複数箇所の前記突起部の上端の高さ位置は、それ以外の他の前記突起部の上端の高さ位置より低く形成され、
前記溝付プラグの前記複数箇所の前記突起部の周方向の形成位置は、複数の前記ブリッジが形成される周方向の形成位置と同一位置に形成される
ものである。
押出材を成形するための溝付プラグが挿入された成形孔と、
前記成形孔の上流側であって押出方向に沿って貫通し、かつ、周方向に間隔をおいて形成される複数のメタルホールと、
周方向に隣り合う2つの前記メタルホールの間にそれぞれ設けられた複数のブリッジとを有する押出ダイスであって、
前記溝付プラグは、
押出加工によって伝熱管の内壁の軸方向に複数の溝を形成するためであって、
複数の前記溝を形成するため周方向に間隔をおいて複数の突起部が形成され、
複数の前記突起部のうち、複数箇所の前記突起部の周方向の前記間隔が、他の前記突起部の周方向の前記間隔より大きく形成されるとともに、
複数箇所の前記突起部の下端の位置は、それ以外の他の前記突起部の下端の位置と同一高さ位置または高く形成され、
前記溝付プラグの前記複数箇所の前記突起部の周方向の形成位置は、複数の前記ブリッジが形成される周方向の形成位置と同一位置に形成される
ものである。
前記に記載の押出ダイスから前記押出材を押出、複数の前記溝を有する前記伝熱管を製造するものである。
内壁の軸方向に複数の溝を有する伝熱管において、
複数の前記溝のうち、複数箇所の前記溝の下端の深さ位置は、それ以外の他の前記溝の下端の深さ位置より浅く形成されるとともに、
複数箇所の前記溝は円周に均等な角度の間隔に形成される
ものである。
内壁の軸方向に複数の溝を有する伝熱管において、
複数の前記溝のうち、複数箇所の前記溝の側壁の周方向の幅は、他の前記溝の側壁の周方向の幅より大きく形成されるとともに、
複数箇所の前記溝の前記側壁の上端の位置は、それ以外の他の前記溝の前記側壁の上端の位置と同一高さ位置または低く形成されるとともに、
複数箇所の前記溝は円周に均等な角度の間隔に形成される
ものである。
内面溝付の伝熱管の拡管工程において、伝熱管に亀裂が生じる不良を抑制することができる。
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態1における溝付プラグの構成を示す平面図である。図2は図1に示した溝付プラグを用いて製造された内面溝付の伝熱管の構成を示す平面図である。図3は図1に示した溝付プラグを有する押出ダイスを備えた押出加工装置の構成を示す断面図である。図4は図3に示した押出ダイスのオス型ダイスの構成を示す平面図である。図5は図3に示した押出ダイスのメス型ダイスの構成を示す平面図である。
図11は本発明の実施の形態2における溝付プラグの構成を示す平面図である。図12は図11に示した溝付プラグを用いて製造された内面溝付の伝熱管の構成を示す平面図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態2においては、上記実施の形態1では、複数箇所の溝または突起部が1個であったのに対し、本実施の形態2においては、複数箇所の溝または突起部が、周方向に複数個、ここでは3個の連続して形成される。上記実施の形態1と同様に、押出ダイスの各ブリッジ29が形成されている周方向の形成位置と、この3個連続して形成された突起部80の周方向の形成位置とは同一位置に形成される。よって、この溝付プラグ25により上記実施の形態1と同様に形成された伝熱管45は、複数箇所の溝90が、周方向に複数個、ここでは3個連続して形成される。
図13は本発明の実施の形態3における溝付プラグの構成を示す平面図である。図14は図13に示した溝付プラグを用いて製造された内面溝付の伝熱管の構成を示す平面図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記各実施の形態においては、複数箇所の突起部80が、上記各実施の形態では複数箇所として3箇所に1個または複数個連続して形成されているのに対し、本実施の形態3においては、溝付プラグ26は、周方向の5箇所の複数箇所にこの突起部80が形成される。
図15は本発明の実施の形態4における溝付プラグの構成を示す平面図である。図16は図15に示した溝付プラグを用いて製造された内面溝付の伝熱管の構成を示す平面図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記各実施の形態においては、ブリッジの形成箇所に対応する伝熱管の溝の下端の深さ位置を、それ以外の他の溝の下端の深さ位置より浅く形成する。これにより、ブリッジの形成箇所に対応する伝熱管の管厚を厚肉部として、他の箇所の管厚より厚くすることにより対応する例を示した。
25 溝付プラグ、26 溝付プラグ、27 溝付プラグ、28 溝付プラグ、
29 ブリッジ、30 メス型ダイス、31 メタルホール、32 メタルホール、
40 ビレット、42 伝熱管、44 伝熱管、45 伝熱管、46 伝熱管、
47 伝熱管、48 伝熱管、51 薄肉部、52 厚肉部、60 二次拡管工具、
80 突起部、80a 下端、81 突起部、81a 下端、81b 下端、90 溝、90a 上端、90b 厚肉部、91 溝、91a 上端、91b 肉厚部、
92 突起部、92a 下端、93 突起部、93a 下端、930 突起部、
94 溝、94a 上端、940 溝、95 溝、95c 厚肉部、95d 肉厚部、
H1 高さ位置、H2 高さ位置、H3 深さ位置、H4 深さ位置、H5 高さ位置、H6 高さ位置、H7 間隔、H8 間隔、H9 幅、H10 幅、H11 深さ位置、H12 高さ位置、h3 管厚、h4 管厚。
Claims (9)
- 押出材を成形するための溝付プラグが挿入された成形孔と、
前記成形孔の上流側であって押出方向に沿って貫通し、かつ、周方向に間隔をおいて形成される複数のメタルホールと、
周方向に隣り合う2つの前記メタルホールの間にそれぞれ設けられた複数のブリッジとを有する押出ダイスであって、
前記溝付プラグは、
押出加工によって伝熱管の内壁の軸方向に複数の溝を形成するためであって、
複数の前記溝を形成するため周方向に間隔をおいて複数の突起部が形成され、
複数の前記突起部のうち、複数箇所の前記突起部の上端の高さ位置は、それ以外の他の前記突起部の上端の高さ位置より低く形成され、
前記溝付プラグの前記複数箇所の前記突起部の周方向の形成位置は、複数の前記ブリッジが形成される周方向の形成位置と同一位置に形成される押出ダイス。 - 請求項1に記載の前記溝付プラグは、前記複数箇所の前記突起部が、周方向に複数個連続して形成される押出ダイス。
- 押出材を成形するための溝付プラグが挿入された成形孔と、
前記成形孔の上流側であって押出方向に沿って貫通し、かつ、周方向に間隔をおいて形成される複数のメタルホールと、
周方向に隣り合う2つの前記メタルホールの間にそれぞれ設けられた複数のブリッジとを有する押出ダイスであって、
前記溝付プラグは、
押出加工によって伝熱管の内壁の軸方向に複数の溝を形成するためであって、
複数の前記溝を形成するため周方向に間隔をおいて複数の突起部が形成され、
複数の前記突起部のうち、複数箇所の前記突起部の周方向の前記間隔が、他の前記突起部の周方向の前記間隔より大きく形成されるとともに、
複数箇所の前記突起部の下端の位置は、それ以外の他の前記突起部の下端の位置と同一高さ位置または高く形成され、
前記溝付プラグの前記複数箇所の前記突起部の周方向の形成位置は、複数の前記ブリッジが形成される周方向の形成位置と同一位置に形成される押出ダイス。 - 前記溝付プラグは、複数の前記突起部の下端の位置が、同一高さ位置にて形成される請求項1または請求項2に記載の押出ダイス。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の押出ダイスから前記押出材を押出、複数の前記溝を有する前記伝熱管を製造する伝熱管の製造方法。
- 内壁の軸方向に複数の溝を有する伝熱管において、
複数の前記溝のうち、複数箇所の前記溝の下端の深さ位置は、それ以外の他の前記溝の下端の深さ位置より浅く形成されるとともに、
複数箇所の前記溝は円周に均等な角度の間隔に形成される伝熱管。 - 前記複数箇所の前記溝は、周方向に複数個連続して形成される請求項6に記載の伝熱管。
- 内壁の軸方向に複数の溝を有する伝熱管において、
複数の前記溝のうち、複数箇所の前記溝の側壁の周方向の幅は、他の前記溝の側壁の周方向の幅より大きく形成されるとともに、
複数箇所の前記溝の前記側壁の上端の位置は、それ以外の他の前記溝の前記側壁の上端の位置と同一高さ位置または低く形成されるとともに、
複数箇所の前記溝は円周に均等な角度の間隔に形成される伝熱管。 - 複数の前記溝の上端の位置は、同一高さ位置にて形成される請求項6または請求項7に記載の伝熱管。
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