JP6066458B2 - 便器装置 - Google Patents
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Description
また仮に、タンクと便器本体とを剛性の高い洗浄管(給水管)にて接続する場合は、便器本体の製造誤差、またはタンクや便器本体の取付施工誤差などが考えられ、タンクと便器本体とを剛性の洗浄管(給水管)にて接続することが非常に困難になる恐れがある。
また、給水管を便器本体の後面の給水口に挿入接続するタイプの便器装置の場合には、前後方向位置調節手段を利用することで接続動作が非常に容易になる。
図1は、本発明の実施形態に係る便器装置を例示する模式的斜視図である。
図2は、本発明の実施形態に係るタンク調節板の位置調節機構を例示する模式的斜視図であり、図2(A)はタンク調節板を橋渡部材に取り付けた後の状態であり、図2(B)はタンク調節板を橋渡部材に取り付ける前の状態である。
図3は、本発明の実施形態に係るタンクとタンク調節板との固定構造を例示する模式的断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係るタンクと便器本体との接続構造を例示する模式的斜視図である。
図5は、本発明の実施形態に係る便器装置を例示する模式的側面図である。
壁掛便器支持構造60は、後ろ壁面BWと便器本体100との間に設けられるキャビネット300の内側に配置される。
本実施形態では、2本の縦部材20が所定の間隔で略平行に設けられている。
便器本体100は、例えば2本のボルト25及びナットで支持部材40に固定されると共に、便器本体100の後面の下部が第1連結部44に接触して、3点による支持によって固定される。
また、支持部材40には、建物の配水管に洗浄後の水を排水するための配管入口22が設けられ、便器本体100の後面に形成された便器排水口が接続される。
タンク調節板210の左右の端部には平板状の平板部260が設けられている。この平板部260の前端部および後端部にはそれぞれボルト孔221が形成され、このボルト孔221にはボルト220が取り付けられている。このボルト220の下端は橋渡部材30から内方に延びて平板状に形成された取付部32に当接して構成されている。したがって、ボルト220をボルト孔221にねじ込んで、平板部260の下方に突出するボルト220の長さを長くすることで、その部分のタンク調節板210の高さを高くすることができる。逆に平板部260の下方に突出するボルト220の長さを短くすることで、その部分のタンク調節板210の高さを低くすることができる。本実施形態においては、タンク調節板210の4隅にボルト220が取り付けられているため、それら4つのボルトの全てを調節すればタンク全体の高さ(図2で示すY方向)が調節できる。また、4つのボルト220のうち、前方の2つのボルト220のみ、あるいは後方の2つのボルト220のみを調節すれば、タンクの前後方向の傾きを調節することができる。また、4つのボルト220のうち左側方の2つのボルト220のみ、あるいは右側方の2つのボルト220のみを調節すれば、タンクの左右方向の傾きを調節することができる。
このように構成することで、タンク200の高さや傾きを容易且つ簡易な構造で調節できる。
図2(B)から分かるとおり、取付部32にはタンク調節板210を固定するための固定手段34が設けられている。固定手段34は、取付部32から上方へ突出するように設けられたネジ部34aと、そのネジ部34aに取り付けられる座金34b及び蝶ナット34cを備える。一方、タンク調節板210の平板部260には、前後のボルト孔221の間に長孔230が形成されている。長孔230は、前後方向に延びて形成され、その長孔230には図2(A)に示すようにネジ部34aが挿通される。そして、上方より座金34bと蝶ナット34cが取り付けられる。
タンク調節板210の前後方向位置を調節する際は、一旦蝶ナット34cを緩めて、タンク調節板210を前後方向(図2のX方向)に移動させた後、再び蝶ナット34cを締めることで、タンク調節板210の前後方向位置の調節が完了する。このとき、長孔230の内面をネジ部34aが沿うようにタンク調節板210が前後方向に移動するため、タンク調節板210が極端に傾いたりすることなく容易に調節することができる。
また、タンク調節板210を過度に後退させた際には、ネジ部34aが長孔230の前端部に当接し後退が規制されるよう構成されている。したがって、タンク調節板210を後退させる調節を行った際に、タンク調節板210が取付部32より落下したり、あるいは取付後に微小振動等でタンク調節板が後退していき、給水管26の便器本体100への接続が自然と解除されるような事態を防ぐことができる。
また、タンク調節板210を過度に前進させた際にも、ネジ部34aが長孔230の後端部に当接し前進が規制されるよう構成されている。したがって、タンク調節板210を前進させる調節を行った際に、過度に前進させて、給水管26が便器本体100へ過度に挿入されて給水管26が破損したりするような事態を防ぐことができる。
給水管26の先端部には接続口28が形成されており、便器本体100の後面に形成された給水口102に挿入接続される。
本実施形態では、給水管26が剛性の高い材料で形成されているため、上記給水管26の接続動作において、便器本体100の製造誤差や、便器本体100やタンク200の取り付け施工誤差などによって、便器本体100の給水口102と給水管26の接続口28との位置合わせが難しくなることが予想されるが、上述のタンク調節板210の位置調節機能により容易に行うことができる。したがって、便器本体100の製造誤差や、便器本体100あるいはタンク200の取付施工誤差が生じた場合であっても、剛性の高い給水管26を便器本体100の給水口102に容易に接続することができる。
28 接続口
30 橋渡部材
32 取付部
34 固定手段
34a ネジ部
34b 座金
34c 蝶ナット
60 壁掛便器取付構造
100 便器本体
102 流入口
200 タンク
204 タンク排水口
210 タンク調節板
220 ボルト
230 長孔
250 挿通口
260 平板部
300 キャビネット
BW 後ろ壁面
FL 床面
Claims (6)
- 後面に給水口を有する便器本体と、
前記便器本体を床面から浮かせた状態で支持する便器支持手段と、
前記便器本体へ給水する水を貯水するタンクと、
前記便器本体の後方に配置され前記タンクを支持するタンク支持手段と、
前記タンクと前記便器本体の前記給水口を接続し前記タンクの水を前記便器本体へ給水する剛性の高い給水管と、
前記便器支持手段及び前記タンク支持手段を内部に収容するキャビネットと、を備え、
前記タンク支持手段は、前記タンクの位置を前後方向に調節可能にする前後方向位置調節手段を備える便器装置。
- 前記タンク支持手段は、さらに前記タンクの高さを調節可能にする高さ調節手段を備える請求項1記載の便器装置。
- 前記前後方向位置調節手段は、前記タンクが所定位置より後退することを規制する後退規制手段を備える請求項1または2記載の便器装置。
- 前記高さ調節手段は、前記タンクの前後方向の傾き及び左右方向の傾きを調節可能にした請求項2記載の便器装置。
- 前記タンク支持手段は、さらに前記タンクの位置を左右方向に調節可能にする左右方向位置調節手段を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の便器装置。
- 前記便器支持手段は、前記タンク支持手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の便器装置。
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