JP6538462B2 - 排水接続管及びトイレ装置 - Google Patents

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Description

本発明は便器本体と下水排水管とを接続する排水接続管及びそれを備えたトイレ装置に関する。
近年、リフォーム等により、トイレルームの床等の下水排水管に水洗式のトイレの便器本体をつなぐ施工の機会が増えている。このような施工では、便器本体とトイレルームの床の下水排水管とを接続するため、床面や壁面に設置された下水排水管と便器本体との間に排水ソケットを介在させることがある。
例えば、特許文献1には水洗大便器の便器本体の排水路の出口部と床下に設けられた床下排水管の入口部とを連結する排水ソケットが記載されている。この排水ソケットの床下側接続管部材は、排水路を支持するベース部材と、ベース部材を覆う外側ケーシング部材などの排水接続管と、を備えている。
特開2011−179189号公報 特開2008−266916号公報
ところで、特許文献1の排水ソケットでは、ベース部材の開口に周方向に連続する円筒状の部材が挿入されるから、その部分で通路の内径が狭くなる。通路が狭くなるとその部分で汚物が滞留することが考えられる。
特許文献2には屈曲管路部材を用いず、下水排水管を支持する床フランジに、便器本体から延伸する配管に脚部付きの排水接続管を装着する構成が記載されている。この構成では、床フランジに排水接続管を載せると床フランジが目視できず、また、排水接続管に芯ずれを防止するための工夫も見当たらないから、これらが芯ずれした状態で固定される可能性があった。
排水接続管が床フランジに対して芯ずれすると、これらの接合空間に段差を生じ、排出されてきた汚物がその段差に乗り上げ、汚物を滞留させる懸念があった。このため、段差を生じないように施工作業が慎重になり、作業性が低下することがあった。
このような背景から、本発明者は、排水接続管の配管施工の作業性を向上し汚物の流れを円滑にする配管接続技術を提供することが課題であると認識した。なお、このような課題は、リフォームに限られず新設等の施工についても生じうる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、その目的の一つは、排水接続管の配管施工の作業性を向上し汚物の流れを円滑にする配管接続技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の排水接続管は、便器本体から下水配管に通じる通路に介在する排水接続管であって、排水接続管は、便器本体につながる排水管部材と、排水管部材に連通する入口部から出口部に通じる屈曲接続管と、を備える。出口部は下水配管に設けられる環状部材の通孔に連通するように構成され、出口部には、周方向に分離され、通孔内に突出する複数の突出部が設けられる。
この態様によると、排水接続管は突出部をガイドにして環状部材に装着できる。
本発明の別の態様は、トイレ装置である。この装置は、便器本体と、便器本体から下水配管に通じる通路に介在する排水接続管と、を備える。排水接続管は、便器本体につながる排水管部材と、排水管部材に連通する入口部から出口部に通じる屈曲接続管と、を含み、出口部は下水配管に設けられる環状部材の通孔に連通するように構成され、出口部には、周方向に分離され、通孔内に突出する複数の突出部が設けられる。
この態様によると、排水接続管は突出部をガイドにして環状部材に装着できるから、トイレ装置の施工が容易になる。
本発明によれば、排水接続管の配管施工の作業性を向上し汚物の流れを円滑にする配管接続技術を提供することができる。
実施の形態に係る排水接続管を使用したトイレ装置を示す斜視図である。 図1の排水接続管の周辺を示す側面図である。 屈曲接続管と床フランジの平面図と側面の断面図である。 屈曲接続管の斜視図である。 排水接続管を床フランジに接続した例を示す断面図である。 排水接続管を別の床フランジに接続した例を示す断面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1〜5を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は実施の形態に係る排水接続管200を使用したトイレ装置100を模式的に示す斜視図で、理解を容易にするため、便器本体70の下部を透視して示している。図2は排水接続管200とその周辺を示す側面図である。図2は、排水接続管200の一部と、床80aに設けた孔内に嵌められた床フランジ20の周辺と、を断面で示している。
トイレ装置100は、便器本体70、便器接続部60、排水管部40及び屈曲接続管10を含む。特に、便器接続部60、排水管部40及び屈曲接続管10は実施の形態に係る排水接続管200を構成する。なお、便器接続部60と排水管部40とを合わせて排水管部材と表記することがある。便器本体70は下部に汚物を排出する排出口を有する水洗大便器の本体である。便器本体は小便器本体など他の種類の便器本体であってもよい。便器本体70は、床80aや壁80bなどによって区画されたトイレルームに設けられる。便器接続部60は、内通路がL字状に屈曲した管状部材で、上向きの一端が便器本体70の排出口に接続され、前後方向で前向きの他端が排水管部40に接続される。
排水管部40は、前後方向に延伸する管状部材で、一端が便器接続部60に接続され、他端が屈曲接続管10の入口部10aに接続される。
屈曲接続管10は、L字状に屈曲した管部内に内通路を有し、前後方向で後向きに開口する入口部10aと下向きに開口する出口部10bとを有する。入口部10aには排水管部40が連通され、出口部10bには後述する床フランジ20が連通される。
以下の説明では、水平方向において、排水管部40に対して屈曲接続管10が設けられる側を前後方向で前側と、屈曲接続管10に対して床フランジ20が設けられる側を上下方向で下側と、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と、特に上下方向において突出部12a、12bが突出する方向を突出方向と表記する。これらの表記は使用の姿勢を制限するものではない。
屈曲接続管10の入口部10aの内側には排水管部40が嵌め込まれて固定される。屈曲接続管10の出口部10bは環状の弾性部材であるガスケット50を挟んで環状部材である床フランジ20の上側に配置される。突出部12a,12bはガスケット50を越えて突出し、床フランジ20の通孔20bに進入する。
床フランジ20は図示しないビス等の締結部材によって床80aに固定される。屈曲接続管10は図示しないボルトなどの締結手段を用いて床フランジ20に固定される。円筒状の下水配管30は、床80aの孔内に立設され、下水配管30の上端部が床フランジ20の円筒部20cの外側に接着固定されることによって支持される。
便器本体70から、便器接続部60、排水管部40、屈曲接続管10及び床フランジ20を経由して下水配管30に至る経路は、便器本体70から排出された汚物を通過させる連通路となる。これらの配管のそれぞれの接続部には必要に応じて接着剤やシール剤が塗布される。
図3(a)は床フランジ20の上面図、図3(b)は屈曲接続管10の上面図である。図3(c)は床フランジ20の側面の断面図、図3(d)は屈曲接続管10の側面の断面図である。図4は屈曲接続管10を斜め下から視た斜視図である。図5(a)は排水接続管200の屈曲接続管10の周辺の図1のA−A線に沿った縦断面図である。図5(b)は排水接続管200の屈曲接続管10から突出部12a,12bを除去した比較例を示す断面図である。
理解を容易にするため、先に比較例について説明する。図5(b)の比較例は、排水接続管200が床フランジ20に対して前後方向で前方向(矢印A方向)に芯ずれしている状態を示している。この場合、排水接続管200と床フランジ20との間に段差を生じ、その段差に汚物90が乗り上げることがあり、汚物滞留の原因となり得る。また、図5(b)の比較例では、芯ずれして誤装着されても外観からは判別が難しく、そのままの状態で使用に供される可能性もある。
次に、床フランジ20の形状について説明する。床フランジ20は、フランジ板20aと、フランジ板20aから下向きに突出して通孔20bが設けられた円筒部20cと、を含む。フランジ板20aの上面側には後述するガスケット50を収容する収容凹部20gが形成される。収容凹部20gは通孔20bを囲むよう環状に設けられる。
床フランジ20のフランジ板20aは左右方向(図3(a)では上下方向)の両側に張り出す張出部20dを含む。張出部20dには周方向に長い長孔20eと、四隅に貫通孔20fが形成される。張出部20dは、図示しない4個のビス等の締結部材が貫通孔20fを通じて床80aにねじ込まれることによって固定される。
次に、屈曲接続管10の形状について説明する。
屈曲接続管10は、L字状の内通路を包囲する管状屈曲部10gを含む。入口部10aは管状屈曲部10gから後向きに開口し、出口部10bは管状屈曲部10gから下向きに開口する。管状屈曲部10gの出口部10bの外周には外向きに張り出す鍔部10cと、鍔部10cの外周から下向きに延在する環囲部10dと、が設けられる。
屈曲接続管10は、鍔部10cと環囲部10dとで区画される空間にフランジ板20aを収容する。環囲部10dは、フランジ板20aを左右両側から挟むことで、屈曲接続管10の床フランジ20に対する左右方向の位置合わせのガイドになる。鍔部10cには、長孔20eに対応する位置に周方向に長い長孔10eが形成され、図示しないボルト・ナットなどの締結手段より共締めされる。ボルト・ナットなどの締結手段より共締めされることによっても、屈曲接続管10は床フランジ20に対して左右方向に位置合わせされる。つまり、排水接続管200は、環囲部10dと締結手段のいずれによっても床フランジ20に対して左右方向に位置合わせ可能にされる。
次に突出部12について説明する。出口部10bには通孔20bの内側に進入するように下向きに突出する突出部12が設けられる。突出部12は管状屈曲部10gと一体に樹脂成形により形成される。なお、これらは別々に形成して結合してもよい。
突出部12は離間して設けられる突出部12aと突出部12bとを含んでいる。特に、突出部12aは出口部10bの後側領域に設けられ、通孔20b内の後側領域に挿入される。突出部12bは出口部10bの前側領域に設けられ、通孔20b内の前側領域に挿入される。つまり、突出部12aは突出部12bの後方に整列して設けられる。この場合、屈曲接続管10の出口部10bは床フランジの20の通孔20bに対して前後方向の位置合わせが容易にできる。突出部は三つ以上に分離された部分を含んでもよい。
突出部12a,12bの一方が床フランジ20の通孔20bに挿入されない誤装着状態では、排水接続管200が床フランジ20に対して傾斜する。しかし、突出部が短い場合では誤装着状態における傾斜は小さく発見が困難になることがある。突出部12a,12bは、少なくとも下水配管30の開口に進入する長さの先端部12aa、12bbを有するから、誤装着状態した場合に傾斜が大きくなって容易に発見できる。
突出部12a,12bの外側面には突出方向(下方向)に対して傾斜するテーパー面12cが形成される。突出部12a,12bの厚み寸法Dは、一例として、突出端が根元より1mmから2mmの範囲で薄くされる。突出部12a,12bのテーパー面12cはそれぞれ突出方向に向かって前後方向の距離が短くなるように形成される。
特に図4を参照する。屈曲接続管10は出口部10bの開口の内面に内側に張り出す張出部14が形成される。張出部14は、下面視で部分円弧の両端を直線で結んだ弓形状の弓形部14aと、弓形部14aの張出側の端(弓の弦に相当する部分)に形成される縁部14bと、を含む。張出部14には突出部12aが立設される。突出部12bは、その内周面が管状屈曲部10gの内周面と連続して設けられる。このように構成することによって突出部12bが汚物通過の障害となる可能性を小さくできる。
突出部12aの内面には上下方向に延伸する複数のリブ12dが形成される。下面視において、リブ12dの領域の全ては張出部14の領域内に含まれる。特に、リブ12dは上流側にある張出部14の縁より後退している。
特に図3(d)を参照する。突出部12の突出寸法Zが小さいと、芯ずれして誤装着した場合の傾きが小さく判別できないことがある。これに対応して、突出寸法Zは、好ましくは30mm以上、より好ましくは40mm以上とすることで、誤装着状態の判別が容易になる。突出部12の突出寸法Zが大きいと梱包の障害になることがある。これに対応して、突出寸法Zは、好ましくは100mm以下、より好ましくは80mm以下、さらに好ましくは60mm以下とすることで、梱包を容易にすることができる。
突出部12の厚み寸法Dが小さいと装着の際に破損する懸念がある。これに対応して、厚み寸法Dは、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上とすることで装着の際の破損を抑制できる。突出部12の厚み寸法Dが大きいと汚物が滞留する可能性が大きくなる。これに対応して、厚み寸法Dは、好ましくは7mm以下、より好ましくは5mm以下とすることで汚物が滞留する可能性を小さくできる。
特に図4を参照する。突出部12の幅寸法Wが小さいと装着の際に破損する懸念がある。これに対応して、幅寸法Wは、好ましくは20mm以上とすることで装着の際の破損を抑制できる。突出部12の幅寸法Wが大きいと汚物が滞留する可能性が大きくなる。これに対応して、幅寸法Wは、好ましくは70mm以下、より好ましくは50mm以下、さらに好ましくは40mm以下とすることで汚物が滞留する可能性を小さくできる。
また、突出部12の強度を考慮しつつ汚物の流れを改善するためには、突出部12の幅寸法Wは、出口部10bの円周の長さに対して10%から20%の範囲が好ましい。
次に、トイレ装置100をトイレルーム80に設置する施工方法を説明する。
まず、円筒部20cを下水配管30の上端側に嵌め込んで、床フランジ20を床80aに接するように押し込む。この状態でビス等の締結部材によって床フランジ20を床80aに固定する。次に、床フランジ20の収容凹部20gにガスケット50を載置する。
次に、便器接続部60と、排水管部40と、屈曲接続管10とを連結して排水接続管200を組み立てる。特に、排水管部40の一端を便器接続部60に結合し、排水管部40の他端を屈曲接続管10の入口部10aに嵌合して固定する。この際、排水管部40は所定の長さに切断することによって、排水接続管200を望ましい長さに調整することができる。
次に、便器接続部60と排水管部40が連結された状態の屈曲接続管10を床フランジ20に接続する。特に、突出部12の先端が床フランジ20の通孔20b上に位置するように排水接続管200を移動させる。次に突出部12の先端を通孔20bに差し込んだ状態で、屈曲接続管10を下向に移動させる。次に、図示しないボルトを長孔10eと長孔20eとに挿通して図示しないナットにより共締めることによって排水接続管200を床フランジ20に固定する。
次に、床フランジ20に固定された状態の排水接続管200の便器接続部60に排出口を結合するように便器本体70を床80aに置いて固定する。さらにその他の付帯作業をなして施工が完了する。
この施工方法によれば、床フランジ20の通孔20bに対して突出部12をガイドにして排水接続管200を載置できるからトイレ装置の施工の作業性が向上する。また、芯ずれを生じにくいから汚物の流れを円滑にし、誤装着による再施工の可能性を小さくすることができる。
次に本実施形態にかかる排水接続管200の特徴を説明する。
突出部が周方向に連続する円筒状である場合は、その部分で通路の内径が狭くなり汚物が滞留することが考えられる。これに対して排水接続管200には、周方向に分離され、通孔20b内に突出する複数の突出部12a、12bを有するから、円筒状に突出する場合に比べ通路は広くなり汚物の流れが円滑になる。また、床フランジ20の通孔20bに対して突出部12a,12bをガイドにして排水接続管200を接続できるから施工の作業性が向上する。
排水接続管200の屈曲接続管10は、複数の突出部12a,12bがそれぞれ出口部10bの後側領域と前側領域とに設けられるから、床フランジ20の通孔20bに対して前後方向のいずれにも容易に位置合わせでき、便器本体に排水接続管200をつなぐ施工の作業性が向上する。また芯ずれを生じる恐れが小さいから、芯ずれに起因する汚物滞留の可能性を小さくできる。
屈曲する通過路を二重壁で包囲すると、その分汚物の通過路が狭くなり汚物が滞留することが考えられる。これに対して屈曲接続管10の管状屈曲部10gは一重壁からなり、その内部は二重壁の場合より広くできるから、汚物が滞留する可能性を小さくできる。
突出部12a,12bの少なくともひとつの外面には上下方向に対して傾斜するテーパー面12cが形成されるから、突出部12を床フランジ20の通孔20bに円滑に挿入でき、施工の作業性が向上する。
通路を広くするために突出部を薄くすると床フランジに装着する際に変形して誤装着する可能性があり、施工作業の作業性が低下することが考えられる。これに対して、突出部12aはリブ12dを有するから変形の可能性を小さくして作業性を向上できる。
突出部のリブが汚物滞留の原因になることが考えられる。これに対して、リブ12dは上流側にある張出部14の縁より後退しているから、リブ12dが汚物滞留の原因になる可能性を小さくできる。
次に、図6に基づき、排水接続管200を別の床フランジ120に接続する例を説明する。床フランジ120は中央に通孔120bが設けられたフランジ板120aを含む環状の部材で、床80aに対して下水配管130の上端を支持する。床フランジ120は円筒部20cに相当する部分を有しない。通孔120bの縁には上側ほど大径になる周状のテーパー面120cが設けられており、下水配管130が通孔120bを上側に突き抜け、通孔120bがテーパー面120cに沿って上側が開くように変形させることによって固定される。
床フランジ120は図示しないビス等の締結部材などの手段によって床80aに固定される。床フランジ120は真鍮などの金属材料や各種の樹脂材料から形成できる。このように、排水接続管200は構成の異なる各種の床フランジに対しても使用可能であり、この場合も上述した特徴を発揮する。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
10 屈曲接続管、 10a 入口部、 10b 出口部、
10g 管状屈曲部、 12 突出部、 12c テーパー面、 12d リブ、
14 張出部、 20 床フランジ、20b 通孔、 20c 円筒部、
30 下水配管、 40 排水管部、 50 ガスケット、 60 便器接続部、
70 便器本体、 80 トイレルーム、 100 トイレ装置、 200 排水接続管。

Claims (6)

  1. 便器本体から下水配管に通じる通路に介在する排水接続管であって、
    前記排水接続管は、前記便器本体につながる排水管部材と、
    前記排水管部材に連通する入口部から出口部に通じる屈曲接続管と、
    を備え、
    前記出口部は前記下水配管に設けられる環状部材の通孔に連通するように構成され、
    前記出口部には、周方向に分離され、前記通孔内に突出する複数の突出部が設けられることを特徴とする排水接続管。
  2. 前記複数の突出部は、前記出口部の後側領域に設けられる後側の突出部と、前記出口部の前側領域に設けられる前側の突出部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の排水接続管。
  3. 前記複数の突出部の少なくともひとつの外側面にはテーパー面が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の排水接続管。
  4. 前記複数の突出部の少なくともひとつの側面にはリブが形成されるとことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の排水接続管。
  5. 前記出口部には、その内側に張り出す張出部が形成され、
    前記複数の突出部の少なくともひとつは前記張出部に立設されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の排水接続管。
  6. 便器本体と、
    前記便器本体から下水配管に通じる通路に介在する排水接続管と、
    を備え、
    前記排水接続管は、前記便器本体につながる排水管部材と、前記排水管部材に連通する入口部から出口部に通じる屈曲接続管と、を含み、
    前記出口部は前記下水配管に設けられる環状部材の通孔に連通するように構成され、
    前記出口部には、周方向に分離され、前記通孔内に突出する複数の突出部が設けられることを特徴とするトイレ装置。
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