JP6065305B2 - プリント配線板の接続構造 - Google Patents
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Description
このようなプリント配線板の接続構造を示す従来技術として、例えば下記特許文献1がある。
より具体的には、上記特許文献1の図10に一部を示すように、フレキシブルプリント配線板1の端子と他のプリント配線板の端子(図示されていない)とをコネクタ20を介して接続させることで、フレキシブルプリント配線板と他のプリント配線板とを機械的及び電気的に接続してプリント配線板の接続構造を形成するものが一般的であった。
よってこのようなコネクタを用いてなる従来のプリント配線板の接続構造においては、コネクタの厚みの分だけプリント配線板の接続構造の総厚みが増加することから、プリント配線板の接続構造の薄型化、小型化を実現することができないという問題があった。
また機械的な接続信頼性の良好なプリント配線板の接続構造を容易に形成することができる。
また電気的な接続信頼性の良好なプリント配線板の接続構造を容易に形成することができる。
このプリント配線板の接続構造1は、図1、図2に示すように、フレキシブルプリント配線板10と、プリント配線板20とから構成される。
樹脂フィルムとしては、柔軟性に優れた樹脂材料からなるものが使用される。例えばポリイミドフィルムやポリエステルフィルム等、フレキシブルプリント配線板の基材を形成する樹脂フィルムとして通常用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。
また特に、柔軟性に加えて高い耐熱性をも有しているものが望ましい。例えばポリアミド系の樹脂フィルムや、ポリイミド、ポリアミドイミドなどのポリイミド系の樹脂フィルムや、ポリエチレンナフタレートを好適に用いることができる。
また耐熱性樹脂としては、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等、フレキシブルプリント配線板を形成する耐熱性樹脂として通常用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。
なお基材層11の厚みは、5μm〜50μm程度、より好ましくは12μm〜25μmとすることが望ましい。5μm未満だと絶縁性が維持できなくなるからであり、50μmを超えるとフレキシブル性が失われるからである。
本実施形態においては、図1(b)、図2に示すように、後述する差し込み用片Sに端子12bを備えると共に、端子12bと接続する配線12aを備える構成としてある。
この配線12aは、例えば基材層11の表面に、銅等の導電性金属をめっきにより形成するアディティブ法等の公知の形成方法を用いて形成することができる。
また端子12bは、例えば配線12aの表面に、金等の導電性金属をめっきにより被覆させることで形成することができる。本実施形態においては、配線12aの表面にニッケルめっきした上に金をめっきにより被覆させることで端子12bを形成する構成としてある。
なお配線12aの厚みは、5μm〜50μm程度、より好ましくは12μm〜35μmとすることが望ましい。5μm未満だと配線の電気抵抗が大きくなるからであり、50μmを超えるとフレキシブル性が失われるからである。
また端子12bの厚みは、0.05μm〜20μm程度、より好ましくは0.1μm〜10μmとすることが望ましい。0.05μm未満だとめっきが薄すぎて配線12aが腐食するからであり、20μmを超えるとフレキシブル性が失われるからである。
本実施形態においては、詳しくは図示していないが、絶縁性接着剤付きの絶縁性樹脂フィルムで絶縁層13を形成する構成としてある。
なお絶縁性接着剤としては、エポキシ系接着剤等、フレキシブルプリント配線板の絶縁層を形成する絶縁性接着剤として通常用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。
また絶縁性樹脂フィルムとしては、ポリイミドフィルム等、フレキシブルプリント配線板の絶縁層を形成する絶縁性樹脂フィルムとして通常用いられるものであれば、如何なるものを用いてもよい。また必ずしも絶縁性樹脂フィルムを用いる構成に限るものではなく、フレキシブルプリント配線板の絶縁層を形成するものとして通常用いられるものであれば、その性状は如何なる構成であってもよい。
また絶縁層13の厚みは、5μm〜50μm程度、より好ましくは12μm〜25μmとすることが望ましい。5μm未満だと絶縁性を確保できないからであり、50μmを超えるとフレキシブル性が失われるからである。
より具体的には、図1(b)に示すように、フレキシブルプリント配線板10の長手方向に伸びる細長い長方形からなる差し込み用片Sを、フレキシブルプリント配線板10の長手方向と直交する線(図1(b)において2点鎖線で示す)を対称軸として線対称に2つ設ける構成としてある。
この差し込み用片Sは、後述するように、金型を用いてフレキシブルプリント配線板10を厚み方向に所定形状に打ち抜くことで形成することができる。
なお基材層21、導線層22(配線22a、端子22b)、絶縁層23は、既述したフレキシブルプリント配線板10を構成する基材層11、導電層12(配線12a、端子12b)、絶縁層13と同一部材で形成されるものであることから、以下の詳細な説明は省略するものとし、フレキシブルプリント配線板10と異なる構成のみを説明するものとする。
より具体的には、プリント配線板20の長手方向に伸びる細長い長方形からなる切り欠き部K1を1つ設ける構成としてある。更にプリント配線板20の短手方向に伸びる直線からなる切り欠き部K2を、切り欠き部K1の外側で且つ切り欠き部K1の中心を通りプリント配線板20の長手方向と直交する線(図1(c)において2点鎖線で示す)を対称軸として線対称に2つ設ける構成としてある。
この切り欠き部Kは、後述するように、金型を用いてプリント配線板20を厚み方向に所定形状に打ち抜くことで形成することができる。
また本実施形態においては図1(c)、図2に示すように、切り欠き部K1と切り欠き部K2との間に端子22bを設ける構成としてある。
なお、切り欠き部K1の幅E及び切り欠き部K2の幅Fは、差し込み用片Sの幅Gよりも大きいものであることが必要である。より具体的には、切り欠き部K1、K2の幅E、Fは、差し込み用片Sの幅Gの0.1%〜20%程度大きく、より好ましくは1%〜10%大きくすることが望ましい。0.1%未満であると差し込み用片Sを切り欠き部K1、K2に差し込むことができないからであり、20%を超えるとプリント配線板の接続構造1を形成した状態において振動等によって差し込み用片Sにズレが生じることで、端子12bと端子22bとの接触状態が解消される可能性があるからである。
また切り欠き部K1と切り欠き部K2との間隔Hは、差し込み用片Sの長さJよりも短いことが必要である。
また切り欠き部K1の長さLは、2つの差し込み用片Sの間隔Mと同一、若しくは間隔Mより20%程度以下で大きくし、より好ましくは10%程度以下で大きくすることが望ましい。20%を超えるとプリント配線板の接続構造1を形成した状態において振動等によって差し込み用片Sにズレが生じることで、端子12bと端子22bとの接触状態が解消される可能性があり、また2つの差し込み用片Sのうち何れか1つの差し込み用片Sを切り込み部Kに差し込むことができなくなるからである。
より具体的には、図1(a)、図2に示すように、差し込み用片Sを切り欠き部Kに差し込むことで、フレキシブルプリント配線板10(プリント配線板20)の長手方向と直交する線を対称軸(図1(a)において2点鎖線で示す)として線対称に2つの差し込み接続部Cが形成される。これによって2つの差し込み接続部Cを介してフレキシブルプリント配線板10とプリント配線板20とが相互に接続固定されてプリント配線板の接続構造1が形成される。
また本実施形態においては図1(a)、図2に示すように、切り欠き部K1と切り欠き部K2との2つの切り欠き部Kに対して、プリント配線板20の一面側(おもて面側)から他面側(うら面側)を通って再び一面側(おもて面側)へと1つの差し込み用片Sを差し込むことで1つの差し込み接続部Cを形成する構成としてある。
より具体的には、まずプリント配線板20の一面側(おもて面側)から他面側(うら面側)へと差し込み用片Sを切り欠き部K1に差し込み、プリント配線板20の他面側(うら面側)を通って、プリント配線板20の他面側(うら面側)から一面側(おもて面側)へと差し込み用片Sを切り欠き部K2に差し込むことで1つの差し込み接続部Cを形成する構成としてある。
また本実施形態においては図1(a)、図2に示すように、プリント配線板の接続構造1を形成した状態において、フレキシブルプリント配線板10の端子12bとプリント配線板20の端子22bとを接触させることで電気接続させる構成としてある。
なお図2は、説明の便宜上、切り欠き部K2を拡大して図示すると共に、差し込み用片Sを実際よりも大きく屈曲させて図示するものである。
このように形成されるプリント配線板の接続構造1は、例えば図示しない電子機器の筐体に接着剤(いわゆる粘着テープ等)を介して貼り付けられて使用される。
また差し込み用片Sを切り込み部Kに差し込むだけでプリント配線板の接続構造1を形成できることから、フレキシブルプリント配線板10とプリント配線板20との接続に熱処理工程等の別工程が必要ない。よって製造効率が良く、製造コストの省コスト化を実現可能なプリント配線板の接続構造1とすることができる。加えて、差し込み用片Sを切り欠き部Kに差し込むだけの構成であることから、リペアブル性を備えたプリント配線板の接続構造1とすることができる。
また差し込み用片Sに端子12bを設けると共に、切り欠き部K1と切り欠き部K2との間に端子22bを設ける構成とすることで、差し込み接続部Cを介してフレキシブルプリント配線板10とプリント配線板20との機械的な接続に加えて電気的な接続も行うことができる。よって機械的及び電気的な接続信頼性の良好なプリント配線板の接続構造1を容易に形成することができる。
またフレキシブルプリント配線板10の長手方向と直交する線を対称軸として線対称に差し込み用片Sを2つ設けると共に、この2つの差し込み用片Sをそれぞれに対応する切り欠き部K1、K2に差し込む構成とすることで、差し込み用片Sの差し込み箇所を線対称な位置に2箇所設けることができる。よってプリント配線板の接続構造1を形成した状態において、フレキシブルプリント配線板10若しくはプリント配線板20に振動等に伴うズレが生じるような場合(特に配線板の長手方向にズレが生じるような場合)でも、差し込み用片Sが切り欠き部Kから抜け出ることを効果的に防止することができる。また端子12bと端子22bとの接触状態が解消されることを効果的に防止することができる。従って機械的及び電気的な接続信頼性の良好なプリント配線板の接続構造1とすることができる。
更に切り欠き部K1と切り欠き部K2との2つの切り欠き部Kに対して、プリント配線板20の一面側(おもて面側)から他面側(うら面側)を通って再び一面側(おもて面側)へと1つの差し込み用片Sを差し込むことで1つの差し込み接続部Cを形成する構成とすることで、フレキシブルプリント配線板10とプリント配線板20とを一段と強固に機械的に接続することができる。よって機械的な接続信頼性の一段と良好なプリント配線板の接続構造1とすることができる。加えて、差し込み用片Sにプリント配線板20の側へと向かう弾性力を付加させることができる。よってこの弾性力によって差し込み用片Sに備える端子12bを端子22bに自発的に押し当てることが可能となり、差し込み接続部Cを形成するだけで端子12bと端子22bとの電気接続を一段と確実に行うことができる。従って電気的な接続信頼性の一段と良好なプリント配線板の接続構造1とすることができる。
よってコネクタ6の厚みの分だけプリント配線板の接続構造3の総厚みが増加することから、プリント配線板の接続構造3の薄型化、小型化を実現することができないという問題があった。
なお従来のプリント配線板の接続構造3を構成するフレキシブルプリント配線板4の基材層4a、配線4b、絶縁層4c及びフレキシブルプリント配線板5の基材層5a、配線5b、絶縁層5cは既述したフレキシブルプリント配線板10の基材層11、配線12a、絶縁層13と同一部材で形成されるものであることから、以下の詳細な説明は省略するものとする。
図3(a)を参照して、絶縁性の樹脂フィルムからなる基材層11を準備する。
次に図3(b)を参照して、基材層11の表面に公知の形成方法(例えばアディティブ法等)を用いて、銅等の導電性金属からなる配線12aを形成する。
次に図3(c)を参照して、基材層11及び配線12aの表面に絶縁性接着剤付きの絶縁性樹脂フィルムを被覆させることで絶縁層13を形成する。なおこの際、図3(c)、図3(d)に示すように、後に端子12bを形成する配線12aの表面が露出状態となるように絶縁層13を形成する。
次に図3(d)を参照して、露出状態にある配線12aの表面に公知のめっき方法(例えば電解めっき)を用いて金を被覆させることで、端子12bを形成する。
次に図3(e)を参照して、図示しない金型を用いて配線板の所定領域を所定形状に打ち抜くことで、図1(b)に示す差し込み用片Sを備えるフレキシブルプリント配線板10が形成される。
図4(a)を参照して、絶縁性の樹脂フィルムからなる基材層21を準備する。
次に図4(b)を参照して、基材層21の表面に公知の形成方法(例えばアディティブ法等)を用いて、銅等の導電性金属からなる配線22aを形成する。
次に図4(c)を参照して、基材層21及び配線22aの表面に絶縁性接着剤付きの絶縁性樹脂フィルムを被覆させることで絶縁層23を形成する。なおこの際、図4(c)、図4(d)に示すように、後に端子22bを形成する配線22aの表面が露出状態となるように絶縁層23を形成する。
次に図4(d)を参照して、露出状態にある配線22aの表面に公知のめっき方法(例えば電解めっき)を用いて金を被覆させることで、端子22bを形成する。
次に図4(e)を参照して、金型を用いて配線板の所定領域を所定形状に打ち抜くことで、図1(c)に示す切り欠き部Kを備えるプリント配線板20が形成される。
まず図5(a)を参照して、プリント配線板20の上方にフレキシブルプリント配線板10を準備する。
次に図5(b)を参照して、切り欠き部K1と切り欠き部K2との2つの切り欠き部Kに対して、プリント配線板20の一面側(おもて面側)から他面側(うら面側)を通って再び一面側(おもて面側)へと1つの差し込み用片Sを差し込むことで差し込み接続部Cを2つ形成する。
これによってフレキシブルプリント配線板10とプリント配線板20とを機械的及び電気的に接続してなるプリント配線板の接続構造1が形成される。
なお図5は、説明の便宜上、切り欠き部K2を拡大して図示すると共に、差し込み用片Sを実際よりも大きく屈曲させて図示するものである。
本変形例は、既述した本発明の第1の実施形態に係るプリント配線板の接続構造1に対して、差し込み接続部Cの表面に接着剤層30を被覆した構成とするものである。
その他の構成は既述した本発明の第1の実施形態に係るプリント配線板の接続構造1と同一であることから、同一部材、同一機能を果たすものには同一番号、同一アルファベットを付し、以下の詳細な説明は省略するものとする。
なお図6(b)は、説明の便宜上、切り欠き部K2を拡大して図示すると共に、差し込み用片Sを実際よりも大きく屈曲させて図示するものである。
従って機械的及び電気的な接続信頼性の一段と良好なプリント配線板の接続構造1とすることができる。
本実施形態に係るプリント配線板の接続構造2は、既述した本発明の第1の実施形態に係るプリント配線板の接続構造1に対して、差し込み用片及び切り欠き部の構成のみを異なる構成としたものである。
その他の構成は既述した本発明の第1の実施形態に係るプリント配線板の接続構造1と同一であることから、同一部材、同一機能を果たすものには下一桁の番号及びアルファベットに同一なものを付し、以下の詳細な説明は省略するものとする。
なお図8は、説明の便宜上、切り欠き部K3を拡大して図示すると共に、差し込み用片S1を実際よりも大きく屈曲させて図示するものである。
より具体的には、図7(b)を参照して、フレキシブルプリント配線板40においては、その短手方向に伸びる細長い長方形からなる差し込み用片S1を、フレキシブルプリント配線板40の短手方向の幅の垂直二等分線(図7(b)において1点鎖線で示す)を対称軸として線対称に2つ(一対)設け、更にフレキシブルプリント配線板40の長手方向と直交する線(図7(b)において2点鎖線で示す)を対称軸として既述した2つの差し込み用片S1と線対称に差し込み用片S1を2つ(二対)設ける構成としてある。
また図7(c)を参照して、プリント配線板50においては、プリント配線板50の長手方向に伸びる直線からなる切り欠き部K3を、プリント配線板50の短手方向の幅の垂直二等分線(図7(b)において1点鎖線で示す)を対称軸として線対称に2つ(一対)設け、更にプリント配線板50の長手方向と直交する線(図7(b)において2点鎖線で示す)を対称軸として既述した2つの切り欠き部K3と線対称に切り欠き部K3を2つ(二対)設ける構成としてある。
また図7、図8に示すように、フレキシブルプリント配線板40においては4つの差し込み用片S1にそれぞれ端子42bを設けてある。またプリント配線板50においては4つの切り欠き部K3にそれぞれ4つの差し込み用片S1を差し込んだ状態において、端子42bと対応する(接触する)位置に端子52bを設ける構成としてある。
また本実施形態に係るプリント配線板の接続構造2においては、図7(a)、図8に示すように、プリント配線板の接続構造2における差し込み接続部Cを含むうら面側の所定領域(図7(a)において1点鎖線で示す領域)を接着剤層60で一体的に被覆する構成としてある。なお本実施形態においては、粘着テープで接着剤層60を形成する構成としてある。
またプリント配線板の接続構造2における差し込み接続部Cを含むうら面側の所定領域(図7(a)において1点鎖線で示す領域)を接着剤層60で一体的に被覆する構成とすることで、差し込み用片S1をプリント配線板50に一段と強固に固定することができる。よってフレキシブルプリント配線板40とプリント配線板50とを一段と強固に機械的及び電気的に接続することができる。従って機械的及び電気的な接続信頼性の一段と良好なプリント配線板の接続構造2とすることができる。
また差し込み用片、切り込み部の形状、数、形成位置、形成方法も本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
また配線、端子の数、形成位置も本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
また本発明の第1の実施形態の変形例及び第2の実施形態においては、プリント配線板の接続構造のうら面側に接着剤層を設ける構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、プリント配線板の接続構造のおもて面側に接着剤層を設ける構成としてもよい。
2 プリント配線板の接続構造
3 プリント配線板の接続構造
4 フレキシブルプリント配線板
4a 基材層
4b 配線
4c 絶縁層
5 フレキシブルプリント配線板
5a 基材層
5b 配線
5c 絶縁層
6 コネクタ
10 フレキシブルプリント配線板
11 基材層
12 導電層
12a 配線
12b 端子
13 絶縁層
20 プリント配線板
21 基材層
22 導電層
22a 配線
22b 端子
23 絶縁層
30 接着剤層
40 フレキシブルプリント配線板
41 基材層
42 導電層
42a 配線
42b 端子
43 絶縁層
50 プリント配線板
51 基材層
52 導電層
52a 配線
52b 端子
60 接着剤層
C 差し込み接続部
E 幅
F 幅
G 幅
H 間隔
J 長さ
K 切り欠き部
K1 切り欠き部
K2 切り欠き部
K3 切り欠き部
L 長さ
M 間隔
S 差し込み用片
S1 差し込み用片
T 端子
Claims (2)
- フレキシブルプリント配線板と、他のプリント配線板とを接続させてなるプリント配線板の接続構造であって、前記フレキシブルプリント配線板は複数の差し込み用片を備え、前記プリント配線板は複数の切り欠き部を備え、前記差し込み用片を前記切り欠き部に差し込んでなる複数の差し込み接続部を介して、前記フレキシブルプリント配線板と前記他のプリント配線板とを接続させてあり、複数の前記差し込み接続部のうち、少なくとも一対の差し込み接続部について、一方の差し込み接続部は、1つの差し込み用片を2つの切り欠き部に対して前記他のプリント配線板の一面側から他面側を通って再び一面側へと差し込んで構成してあると共に、他方の差し込み接続部は、前記フレキシブルプリント配線板の長手方向と短手方向との少なくとも一方向において、前記一方の差し込み接続部を構成する差し込み用片と逆向きに、1つの差し込み用片を2つの切り欠き部に対して前記他のプリント配線板の一面側から他面側を通って再び一面側へと差し込んで構成してあり、且つ前記差し込み用片は端子を備え、該端子と前記他のプリント配線板に備える端子とを電気接続させてあることを特徴とするプリント配線板の接続構造。
- 前記差し込み接続部の表面を接着剤層で被覆してあることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の接続構造。
Priority Applications (1)
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JP2012165592A JP6065305B2 (ja) | 2012-07-26 | 2012-07-26 | プリント配線板の接続構造 |
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