JP6064895B2 - 酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 - Google Patents
酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6064895B2 JP6064895B2 JP2013272402A JP2013272402A JP6064895B2 JP 6064895 B2 JP6064895 B2 JP 6064895B2 JP 2013272402 A JP2013272402 A JP 2013272402A JP 2013272402 A JP2013272402 A JP 2013272402A JP 6064895 B2 JP6064895 B2 JP 6064895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- sintered body
- powder
- atoms
- ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体は、主成分として、酸化インジウム、酸化ガリウムおよび酸化セリウムを含有し、あるいは、これらに加えて、所定量の酸化スズおよび/または酸化ガリウムをさらに含有し、かつ、これらの成分が酸化物焼結体中に均一に分散していることを特徴とする。このような本発明の酸化物焼結体は導電性に優れ、また、相対密度を95%以上とすることができるため、これをターゲットとして用いた場合に、直流スパッタリング法による成膜が可能となる。また、このようにして得られる薄膜は、屈折率が2.1以上、かつ、消衰係数が4.08×10-2以下という優れた光学的特性を示す。したがって、本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体は、光学膜を形成するためのスパッタリングターゲットとして好適に使用することができる。
[In−Ga−Ce系酸化物焼結体]
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体のうち、In−Ga−Ce系酸化物焼結体においては、酸化インジウム、酸化ガリウムおよび酸化セリウムの含有量が全体の95%以上、好ましくは97%以上、より好ましくは99%以上であることが必要とされる。これらの含有量が全体の95%未満では、この酸化物焼結体を用いて光学膜を形成した場合に、上述した特性を得ることができない。
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体においては、GaおよびCeに加えて、その相対密度を向上させる観点から、スズ(Sn)および/またはチタン(Ti)を添加することができる。このようなIn−Ga−Ce―Sn/Ti系酸化物焼結体においては、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化セリウムならびに酸化スズおよび/または酸化チタンの含有量が全体の98.5%以上、好ましくは99%以上、より好ましくは99.5%以上であることが必要とされる。これらの含有量が全体の98.5%未満では、この酸化物焼結体を用いて光学膜を形成した場合に、上述した特性を得ることができない。
このほか、本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体では、In−Ga−Ce系酸化物焼結体、In−Ga−Ce―Sn/Ti系酸化物焼結体のいずれにおいても、相対密度や導電性などの特性を向上させることを目的として、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)、鉄(Fe)、ナトリウム(Na)、アルミニウム(Al)などから選択される少なくとも1種の添加元素Mを含有してもよい。ただし、このような添加元素Mの含有量は、酸化物焼結体全体の1.5%以下、好ましくは0.5%以下とすることが必要となる。
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体は、この酸化物焼結体中に、GaおよびCe、あるいは、これらに加えてSnおよび/またはTiが均一に分散した結晶構造を有している。より具体的には、In−Ga−Ce系酸化物焼結体では、CeO2相、GaInO3相が均一に分散した結晶構造、あるいは、Inの含有量によっては、これらの相に加えてIn2O3相が均一に分散した結晶構造を有している。また、In−Ga−Ce−Sn/Ti系酸化物焼結体では、CeO2相が均一に分散した結晶構造、あるいは、GaやInの含有量によっては、CeO2相に加えてGaInO3相やIn2O3相が均一に分散した結晶構造を有している。なお、Ga、Ce、SnおよびTiは、CeO2相、GaInO3相またはIn2O3相に固溶していてもよい。このような酸化物焼結体に含まれる結晶相を特定する方法は、特に限定されることはなく、たとえば、X線回折(XRD)により特定することができる。
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体においては、相対密度が95%以上であることが好ましく、97%以上であることがより好ましい。相対密度をこのような範囲とすることで、酸化物焼結体の強度および導電性を向上させることができ、この酸化物焼結体をターゲットとして用いてスパッタリングを行った際に、ターゲットの割れやアーキングの発生を効果的に防止することができる。なお、酸化物焼結体の相対密度は、各構成成分の密度を、酸化インジウム:7.18g/cm3、酸化ガリウム:6.16g/cm3、酸化セリウム:7.18g/cm3、酸化スズ:6.91g/cm3、酸化チタン:4.26g/cm3として加重平均密度(理論密度)を算出し、この理論密度に対する、アルキメデス法などによって実測した酸化物焼結体の密度の割合を算出することにより求めることができる。
上述したように、本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体は、GaおよびCeまたはこれらに加えてSnやTi、さらには添加元素Mが均一に分散しており、かつ、高い相対密度を有しているため、優れた導電性を示す。このため、本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体をターゲットとして用いた場合には、直流スパッタリング法による成膜が可能となる。
本発明の酸化物焼結体の製造方法は、上述した構成成分を所定量含有し、かつ、各構成成分が酸化インジウム系酸化物焼結体中に均一に分散している限り、特に限定されることはない。このような製造方法の一例としては、酸化インジウム粉末と、酸化ガリウム粉末と、酸化セリウム粉末とを、あるいは、これらに加えて、酸化スズ粉末および/または酸化チタン粉末とを、所定の混合比となるように粉砕混合し、これらの原料粉末からなる混合粉末を含む混合スラリーを得て、この混合スラリーを噴霧乾燥することにより造粒粉末とし、この造粒粉末を加圧成形した後、焼成する方法を挙げることができる。なお、酸化物焼結体中に添加元素Mの酸化物をさらに含有させる場合には、混合工程において、所定量の添加元素Mの酸化物粉末をさらに加えて粉砕混合をすればよい。
本発明の酸化物焼結体の原料としては、酸化インジウム粉末、酸化ガリウム粉末、酸化セリウム粉末、あるいは、これらに加えて、酸化スズ粉末および/または酸化チタン粉末を使用することができる。また、酸化物焼結体に添加元素Mを含有させる場合には、添加元素Mの酸化物粉末を使用することができる。なお、各金属酸化物の粉末は、各酸化物の酸化数などによって制限されることはない。
混合工程は、上述した原料粉末を所定量秤量し、これを粉砕混合して、これらの原料粉末からなる混合粉末を含むスラリーを得る工程である。
造粒工程は、混合スラリーを噴霧乾燥し、造粒粉末を得る工程である。
成形工程は、造粒粉末を成形型に充填し、加圧成形することにより成形体を得る工程である。加圧成形の方法としては、特に限定されることはないが、生産性の観点から、冷間静水圧プレス(CIP)により加圧成形することが好ましい。なお、この際の圧力は250MPa〜350MPa程度とする。
焼成工程は、成形工程で得られた成形体を所定条件の下で焼成し、この成形体中に含まれる有機成分を除去し(脱バインダ過程)、酸化性雰囲気下、脱バインダ工程よりも高温域で焼成することにより(焼成過程)、酸化物焼結体を得る工程である。
本発明の光学膜は、上述した酸化インジウム系酸化物焼結体をターゲットとして用いて、スパッタリングすることより得られ、屈折率が2.1以上であり、かつ、波長が380nmにおける消衰係数が4.08×10-2以下であることを特徴とする。
本発明の酸化インジウム系酸化物焼結体をターゲットとして用いて成膜を行う際のスパッタリング法については、何ら制限されることなく、公知のいずれの手段を用いることができるが、量産性の観点から、直流スパッタリング法、たとえば直流マグネトロンスパッタリング装置を用いた手段を採ることが好ましい。
このようにして得られる本発明の光学膜は、高い屈折率を有しながらも、可視域短波長側における消衰係数を低いものとすることできる。具体的には、可視分光光度計により測定する波長300nm〜1000nmの可視光を用いて、分光エリプソメトリにより測定した場合に、波長550nmにおける屈折率が2.1以上、好ましくは2.12以上となり、かつ、波長380nmにおける消衰係数を4.08×10-2以下、好ましくは2.95×10-2以下という特性を備える。
得られた酸化物焼結体を一定の大きさに切り出した試料を用意し、この試料の密度をアルキメデス法により測定した。次に、各原料粉末の密度を酸化インジウム:7.18g/cm3、酸化ガリウム:6.16g/cm3、酸化セリウム:7.18g/cm3、酸化スズ:6.91g/cm3、酸化チタン:4.26g/cm3として加重平均密度(理論密度)を算出し、この加重平均密度を100%として、相対密度を算出することにより評価した。
同様にして用意した試料の比抵抗を、四探針法抵抗率計ロレスタGP(株式会社三菱化学アナリテック製、MCP−T610型)を用いて、四探針法により測定することにより評価した。具体的には、四探針法により求められる比抵抗が1×105Ω・cm以下のものを「導通あり(○)」、1×105Ω・cmを超えるものを「導通なし(×)」として評価した。
同様にして用意した試料の結晶構造を、X線回折装置(PANalytical製、X‘Pert PRO MPD)を用いて分析することにより、評価した。
実施例1〜12および比較例1〜9により得られた酸化物焼結体をターゲットとして用いて直流スパッタリングを行った際に、放電することができるか否かを目視により観察することにより評価した。
実施例1〜12および比較例1〜9により得られた光学膜に対して、可視分光光度計(日本分光株式会社製、Ubest V−570iRM/DS)により測定する可視光を用いて、分光エリプソメトリ装置(J.A.Woollam社製、VASE)により、波長550nmにおける屈折率および波長380nmにおける消衰係数を測定することにより評価した。
(実施例1)
原料粉末として、酸化インジウム粉末(平均粒径:0.42μm)、酸化ガリウム粉末(平均粒径:1.4μm)、酸化セリウム粉末(平均粒径:0.59μm)を用意した。
ターゲット−基板間距離:60mm
基板温度:200℃
到達真空度:1×10-3Pa以下
導入ガス:10%以下のO2ガスを含むArガス
ガス圧:0.5Pa
投入電力:直流200W/cm2
表1に示すように、各原料粉末の混合比を変更したこと以外は、実施例1と同様にして、酸化インジウム系スパッタリングターゲットを得た。ICP発光分光測定装置による組成分析の結果、これらの酸化インジウム系スパッタリングターゲットの組成は、いずれも、原料粉末の配合時の組成と同一であることが確認された。また、これらのスパッタリングターゲットに対して、(a)〜(c)の評価を行った。これらの結果を表1に示す。
(実施例5)
原料粉末として、酸化インジウム粉末(平均粒径:0.42μm)、酸化ガリウム粉末(平均粒径:1.4μm)、酸化セリウム粉末(平均粒径:0.59μm)、酸化スズ粉末(平均粒径:1.66μm)および酸化チタン粉末(平均粒径:0.86μm)を用意した。
表2に示すように、各構成成分の組成比を変更したこと、および、実施例7において、焼成温度を1450℃としたこと以外は、実施例5と同様にして、酸化インジウム系スパッタリングターゲットを得た。ICP発光分光測定装置による組成分析の結果、これらの酸化インジウム系スパッタリングターゲットの組成は、いずれも、原料粉末の配合時の組成と同一であることが確認された。また、これらのスパッタリングターゲットに対して、(a)〜(c)の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
表1および表2より、酸化物焼結体中のGaおよびCeの含有量が本発明に規定する範囲内にある実施例1〜12の酸化物焼結体(スパッタリングターゲット)は、いずれも、相対密度が95%以上で導電性を示し、直流スパッタリング法による成膜が可能であることが確認される。また、実施例1〜12のスパッタリングターゲットは、スパッタリング時にアーキングがほとんど発生しなかったことから、各構成成分が均一に分散したものであると考えられる。さらに、このスパッタリングターゲットにより得られた実施例1〜12の光学膜は、屈折率:2.1以上、消衰係数:4.08×10-2以下を達成しており、反射防止膜などの用途に適用可能であることが確認される。
Claims (7)
- 酸化インジウム、酸化ガリウムおよび酸化セリウムを含有する酸化インジウム系酸化物焼結体であって、酸化インジウム、酸化ガリウムおよび酸化セリウムの含有量が全体の95%以上であり、In、GaおよびCeの原子数の合計に対する、Inの原子数比:In/(In+Ga+Ce)が0.36〜0.54、Gaの原子数の比:Ga/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.48、Ceの原子数の比:Ce/(In+Ga+Ce)が0.16〜0.32であり、かつ、該酸化物焼結体中にGaおよびCeが均一に分散している、酸化インジウム系酸化物焼結体。
- 酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化セリウムに加えて、酸化スズおよび/または酸化チタンを含有する酸化インジウム系酸化物焼結体であって、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化セリウム、酸化スズおよび酸化チタンの含有量が全体の98.5%以上であり、In、GaおよびCeの原子数の合計に対する、Inの原子数比:In/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.54、Gaの原子数の比:Ga/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.52、Ceの原子数の比:Ce/(In+Ga+Ce)が0.16〜0.32であり、In、Ga、Ce、SnおよびTiの原子数の合計に対する、Snの原子数の比:Sn/(In+Ga+Ce+Sn+Ti)が0.04以下、Tiの原子数の比:Ti/(In+Ga+Ce+Sn+Ti)が0.01以下であり、かつ、該酸化物焼結体中にGaおよびCe、ならびに、Snおよび/またはTiが均一に分散している、酸化インジウム系酸化物焼結体。
- 相対密度が95%以上である、請求項1または2に記載の酸化インジウム系酸化物焼結体。
- 酸化インジウム粉末と、酸化ガリウム粉末と、酸化セリウム粉末とを、全体の原料粉末の95%以上となり、かつ、In、GaおよびCeの原子数の合計に対する、Inの原子数比:In/(In+Ga+Ce)が0.36〜0.54、Gaの原子数の比:Ga/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.48、Ceの原子数の比:Ce/(In+Ga+Ce)が0.16〜0.32となるように粉砕混合し、これらの原料粉末からなる混合粉末を含む混合スラリーを混合工程と、
前記混合スラリーを噴霧乾燥することで造粒粉末を得る造粒工程と、
前記造粒粉末を加圧成形し、成形体を得る成形工程と、
前記成形体を焼成し、酸化物焼結体を得る焼成工程と
を備える、請求項1または請求項1を引用する請求項3に記載の酸化インジウム系酸化物焼結体の製造方法。 - 酸化インジウム粉末と、酸化ガリウム粉末と、酸化セリウム粉末と、酸化スズ粉末および/または酸化チタン粉末とを、全体の原料粉末の98.5%以上となり、かつ、In、GaおよびCeの原子数の合計に対する、Inの原子数比:In/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.54、Gaの原子数の比:Ga/(In+Ga+Ce)が0.30〜0.52、Ceの原子数の比:Ce/(In+Ga+Ce)が0.16〜0.32、かつ、In、Ga、Ce、SnおよびTiの原子数の合計に対する、Snの原子数の比:Sn/(In+Ga+Ce+Sn+Ti)が0.04以下、Tiの原子数の比:Ti/(In+Ga+Ce+Sn+Ti)が0.01以下となるように粉砕混合し、これらの原料粉末からなる混合粉末を含む混合スラリーを得る混合工程と、
前記混合スラリーを噴霧乾燥することで造粒粉末を得る造粒工程と、
この造粒粉末を加圧成形し、成形体を得る成形工程と、
この成形体を焼成し、酸化物焼結体を得る焼成工程と
を備える、請求項2または請求項3に記載の酸化インジウム系酸化物焼結体の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の酸化物焼結体を用いた酸化インジウム系スパッタリングターゲット。
- 請求項6に記載の酸化インジウム系スパッタリングターゲットにより得られ、波長550nmにおける屈折率が2.1以上であり、かつ、波長380nmにおける消衰係数が4.08×10-2以下である、光学膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013272402A JP6064895B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013272402A JP6064895B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015124145A JP2015124145A (ja) | 2015-07-06 |
JP2015124145A5 JP2015124145A5 (ja) | 2016-01-21 |
JP6064895B2 true JP6064895B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=53535117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013272402A Expired - Fee Related JP6064895B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6064895B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5983903B2 (ja) * | 2014-08-01 | 2016-09-06 | 住友金属鉱山株式会社 | 酸化インジウム系酸化物焼結体とその製造方法 |
JP6902090B2 (ja) * | 2017-02-22 | 2021-07-14 | 出光興産株式会社 | 酸化物半導体膜、薄膜トランジスタ、スパッタリングターゲット用酸化物焼結体、スパッタリングターゲット及び電子機器 |
CN114180938A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-15 | 先导薄膜材料(广东)有限公司 | 一种氧化铟铈钛钽粉体及其制备方法 |
CN116813310B (zh) * | 2023-06-01 | 2024-06-07 | 先导薄膜材料(广东)有限公司 | 一种稀土元素掺杂氧化铟锡镓靶材及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103320755A (zh) * | 2006-12-13 | 2013-09-25 | 出光兴产株式会社 | 溅射靶及氧化物半导体膜 |
JP5023745B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2012-09-12 | 住友金属鉱山株式会社 | 透明導電膜、この透明導電膜を用いた透明導電性基板、透明導電性フィルム、並びに近赤外線遮断フィルター、および、この透明導電膜の製造方法 |
KR101596211B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2016-02-22 | 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 | 산화물 소결물체와 그 제조 방법, 타겟, 및 그것을 이용해 얻어지는 투명 도전막 및 투명 도전성 기재 |
US9039944B2 (en) * | 2011-07-06 | 2015-05-26 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Sputtering target |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013272402A patent/JP6064895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015124145A (ja) | 2015-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6015801B2 (ja) | 酸化物焼結体とその製造方法、ターゲット、および透明導電膜 | |
KR101646488B1 (ko) | 산화물 소결물체와 그 제조 방법, 타겟, 및 그것을 이용해 얻어지는 투명 도전막 및 투명 도전성 기재 | |
JP5003600B2 (ja) | 酸化物焼結体、ターゲット、およびそれを用いて得られる透明導電膜、導電性積層体 | |
JP5170009B2 (ja) | 酸化インジウム系スパッタリングターゲットおよびその製造方法 | |
JP5339100B2 (ja) | Zn−Si−O系酸化物焼結体とその製造方法およびスパッタリングターゲットと蒸着用タブレット | |
CN103717779B (zh) | Zn-Sn-O系氧化物烧结体及其制造方法 | |
JPWO2007142330A1 (ja) | 透明導電膜およびその製造方法、ならびにその製造に使用されるスパッタリングターゲット | |
WO2011115177A1 (ja) | 透明導電膜 | |
KR101738742B1 (ko) | 산화물 소결체, 스퍼터링 타깃 및 박막 그리고 산화물 소결체의 제조 방법 | |
US20100003495A1 (en) | Transparent conductive film and method for manufacturing the transparent conductive film, and sputtering target used in the method | |
JP2005256175A (ja) | ターゲットおよび該ターゲットによる高屈折率膜の製造方法 | |
JP6064895B2 (ja) | 酸化インジウム系酸化物焼結体およびその製造方法 | |
JP4779798B2 (ja) | 酸化物焼結体、ターゲット、およびそれを用いて得られる透明導電膜 | |
TWI592383B (zh) | 氧化銦系氧化物燒結體及其製造方法 | |
JP4859726B2 (ja) | SnO2系スパッタリングターゲットおよびスパッタ膜 | |
JP2007131891A (ja) | SnO2系スパッタリングターゲットおよびその製造方法 | |
WO2014021374A1 (ja) | 酸化物焼結体およびそれを加工したタブレット | |
TW201522689A (zh) | 濺鍍靶及其製造方法 | |
JP2015003846A (ja) | 酸化物焼結体及びその製造方法、並びに酸化物膜 | |
JP6398643B2 (ja) | スパッタリングターゲット、透明導電性酸化物薄膜、及び導電性フィルム | |
JP2012148937A (ja) | 導電性複合酸化物、酸化亜鉛系焼結体、その製造方法およびターゲット | |
JP5878045B2 (ja) | 酸化亜鉛系焼結体およびその製造方法 | |
JP6327121B2 (ja) | スパッタリングターゲット、透明導電性酸化物薄膜、及び導電性フィルム | |
WO2013042747A1 (ja) | 酸化物焼結体およびその製造方法並びに酸化物透明導電膜 | |
JP2015024927A (ja) | 酸化物焼結体及びその製造方法、並びに酸化物膜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151127 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160923 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6064895 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |