JP6063078B1 - 留め具 - Google Patents
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Abstract
Description
よって、連結片により変形させた反転部材を反転させても、反転部材に対して櫛歯が開く角度は比較的小さい。従って、かつら装着時に、使用者が開いた櫛歯と反転部材との間に毛髪を挿入するのは難しく、挟み込める毛髪の量も限定的である。
弾性板状部材から形成され、変形していない初期状態において、対向する2つの長辺部と対向する2つの短辺部から構成された略四辺形の平面形状を有するとともに、前記長辺部及び前記短辺部の間または前記短辺部の中間に前記短辺部の長手方向に伸びる1つの離間領域を有し、前記離間領域の両側に連結領域を有する反転部材と、
前記反転部材の変形により重ね合わされた前記連結領域を連結する連結部と、
一方の前記長辺部に一端が固定された複数の櫛歯と、
を備えている。
弾性板状部材から形成され、変形していない初期状態において、対向する2つの長辺部と対向する2つの短辺部から構成された略四辺形の平面形状を有するとともに、前記長辺部及び前記短辺部の間または前記短辺部の中間に前記短辺部の長手方向に伸びる1つの離間領域を有し、前記離間領域の両側に連結領域を有する反転部材と、前記反転部材の変形により重ね合わされた前記連結領域を連結する連結部と、一方の前記長辺部に一端が固定された複数の櫛歯と、を備えている。
前記初期状態における前記一方の長辺部の長さをWとし、
前記初期状態から重ね合わされる状態までの前記連結領域の移動量をDとすると、
0.15 ≦ D/W ≦ 0.17の関係を有する。
一方、変形量が大きくなっていくと、反転部材の耐久性が低下する傾向や、反転部材を反転させるのに要する力が大きくなって操作性が低下する傾向も見られるようになる。
なお、移動量Dは、離間領域の両側の連結領域に設けられた穴であって、連結部が挿入される連結穴の中心間距離で表すことができる。
前記櫛歯の自由端に頭部を備え、前記頭部が他方の前記長辺部が存在する領域に位置している。
前記櫛歯の自由端に頭部を備え、
前記頭部の少なくとも一部が前記略四辺形の平面形状よりも外側に位置し、前記櫛歯のその他の部分が前記略四辺形の平面形状の領域に位置している。
前記他方の長辺部に摩擦部材が備えられている。
前記初期状態において、他方の前記長辺部と前記短辺部との間に前記離間領域を有し、
前記他方の長辺部の前記連結領域が、前記他方の長辺部の長手方向が前記一方の長辺部の長手方向と平行な場合に比べて、前記一方の長辺部からより離れて配置されている。
よって、形成された留め具において、櫛歯が開いた状態で、櫛歯及び反転部材のなす角度をより大きくとることができ、櫛歯の先端と反転部材との間の距離を大きくとることができる。
前記初期状態において、前記他方の長辺部の中央部が前記一方の長辺部に近づく方向に湾曲して形成されている。
(1つの実施形態に係る留め具の説明)
図1から図3を参照しながら、本発明の1つの実施形態に係る留め具の説明を行う。はじめに、留め具の主要部材である反転部材について詳細に説明し、その後、留め具全体について詳細に説明する。
図1は、変形させる前の初期状態における反転部材4の平面形状を示す。この初期状態から、矢印X、X’で示す連結領域が重なるように反転部材4を変形させて、締結部材10で締結することにより、図2に示すような留め具2を形成することができる。
反転部材4は、弾性材料である金属薄板から形成される。図1に示すように、反転部材4は、初期状態において、対向する2つの長辺部4a及び4bと対向する2つの短辺部4c及び4dから構成された略四辺形の平面形状を有する。図面で下側の長辺部4aには、複数の櫛歯6が片持ちの状態で固定されている。長辺部4aを一方の長辺部4aと称し、櫛歯取付部4aと称することもできる。
長辺部4aと対向した位置に配置された長辺部4bを他方の長辺部4bと称し、図2(a)を用いて後述するように、摩擦部材20が取り付けられるので、摩擦体装着部4bと称することもできる。また、一方の長辺部(櫛歯取付部)4aの図面で右側の端部に繋がった短辺部4cを1つの短辺部4cと称し、一方の長辺部(櫛歯取付部)4aの図面で左側の端部に繋がった短辺部4dを他の短辺部4dと称する。
そして、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bの自由端側の端部と、他の短辺部4dの自由端側の端部の間に、矢印Yで示す離間領域を有する。この離間領域(矢印Y参照)は、他の短辺部4dの長手方向に伸びている。
更に、矢印Aで示すように、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bの中央部が一方の長辺部(櫛歯取付部)4aに近づく方向に湾曲して形成されている。つまり、中央部が略四辺形の内側に凸となるように湾曲して形成されている。
また、反転部材4の全体に、5個の取付用穴24が設けられている。取付用穴24に縫い糸等を通して、留め具2をかつらベース等に縫い付けることができる。
櫛歯6は、湾曲した凹凸の形状が反対向きになるように反転可能に形成された反転部材4において、1つの状態では、櫛歯6、特に櫛歯6の頭部6bが反転部材4と接する閉じた状態となり、反対側に反転させた場合には、櫛歯6が反転部材4から所定の角度で持ち上がった開いた状態となるように、反転部材4に固定されている。
図2(b)及び(c)は、図2(a)の矢印Bから見た模式的な側面図であって、(b)は櫛歯6が閉じた状態を示し、(c)は櫛歯6が開いた状態を示す。図2(b)に示すように、反転部材4が図面で下が凸となるように湾曲した状態が、櫛歯6、特に櫛歯6の頭部6bが反転部材4に接する櫛歯6が閉じた状態である。一方、反転部材4を反対方向に反転させて、図2(c)に示すように、反転部材4が図面で上が凸となるように湾曲した状態にすると、櫛歯6が反転部材4から離間した櫛歯が開いた状態になる。各々の状態は、反転部材4の弾性力によって維持されるようになっている。よって、櫛歯6が開いた状態で、毛髪を櫛歯6と反転部材4との間に挿入し、その後、櫛歯6を閉じれば、その状態が維持されるので、毛髪を櫛歯6と反転部材4との間で確実に保持(把持)することができる。
一方、図3(c)は、櫛歯が開いた状態を示す図3(a)の矢印Cから見た側面図であり、櫛歯6が開いた状態が明確に示されている。図3(c)では、長さLの櫛歯6が、反転部材4に対して開口角度θだけ開き、その結果、櫛歯6の頭部6bが反転部材4から距離Hだけ離間しているところを示す。櫛歯6の長さLは、反転部材4との固定部分(溶接部分)を除いた長さであり、H=L×Sinθの関係を有する。
図1に示す初期状態において、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bに設けられた連結穴12及び他の短辺部4dに設けられた連結穴14の位置が一致するように、反転部材4を変形(湾曲)させ、その状態において、連結穴12及び連結穴14に連結部材10を挿入することにより、重なり合った連結領域(矢印X、X’参照)を連結することができる。例えば、連結部材10として金属製リベットを用いて、リベット挿入後、挿入した先端部を塑性変形させて連結することができる。つまり、”かしめる”ことにより連結することができる。
初期状態における反転部材4の平面に対して直交する方向(つまり図1で紙面に対して上下方向)に反転部材4が湾曲するように、反転部材4を変形させる。このとき、離間領域(矢印Y参照)が短辺部(特に、他の短辺部4d)の長手方向に伸びているので、離間領域(矢印Y参照)の両側の連結領域(矢印X、X’参照)を重ね合わせるように変形させるとき、長さ(長手方向の寸法)の長い長辺部4a、4bが、1つの短辺部4cとの接続部分(矢印Z、Z’参照)を中心に回転するように捻られる。この動きを、図1の点線の矢印で模式的に示す。回転中心となる辺部と辺部の接続部分における回転角度(捻れ角度)が同じであっても、回転する(捻られる)辺部の長さが長い方が回転の先端部分における移動距離が大きくなる。つまり、全体として反転部材4がより大きく変形することになる。よって、変形した状態で連結した反転部材4では、反転をさせたときの逆方向に湾曲する角度の差が大きくなる。
よって、D/Wを適切な範囲内の収めることにより、開いた櫛歯6と反転部材4との間に毛髪を容易に挿入することができ、かつ開いた櫛歯6と反転部材4との間により多くの毛髪を挿入できる耐久性及び操作性の点でも好ましい留め具2を提供できる。
以上のようにして、変形した状態で連結領域が連結された反転部材4は、離間領域を有さない四辺からなる略矩形の形状を有する。
図2(a)から明らかなように、櫛歯6の頭部bが、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bが存在する領域に位置している。これにより、櫛歯6の軸部6aの一部及び先端の頭部6bが他方の長辺部(摩擦体装着部)4bが存在する領域に位置しているので、櫛歯6が閉じた状態において、櫛歯6の軸部6a及び櫛歯の頭部6bと、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bとの間で、確実に毛髪を保持することができる。また櫛歯が他方の長辺部よりも先に伸びていないので、かつら装着時に、櫛歯がかつらのネットに干渉する恐れがない。
図10及び図11に示すように、櫛歯6の頭部bの少なくとも一部が、対向する2つの長辺部4a、4b及び対向する2つの短辺部4c、4dから構成された略四辺形の平面形状よりも外側に位置し(つまり、他の長辺部4bより外側に位置し)、櫛歯6のその他の部分が略四辺形の平面形状の領域に位置している場合もあり得る。このことは、櫛歯6の頭部bのみ、または櫛歯6の頭部bの一部のみが、他方の長辺部4bよりも先に伸びているということもできる。
なお、櫛歯6の頭部bだけでなく、頭部6bに近接した軸部6aの限られた領域(例えば、頭部6bとの境界から長さ1mm以内の領域)も、略四辺形の平面形状よりも外に位置する場合においても、上記とほぼ同様な作用効果を奏する。
図2や図10に示す実施形態では、何れも、櫛歯6の先端における押し付け力及び摩擦部材20の設置領域(長さ)に関し、バランスの取れた櫛歯6の長さを採用しているといえる。
例えば、チューブ状に形成された摩擦部材20を、初期状態において、離間領域(矢印Y参照)から挿入して、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bを覆うように装着して、その後、反転部材4を変形させて連結することにより、反転部材4の他方の長辺部(摩擦体装着部)4bに摩擦部材20を備えることができる。ただし、これに限られるものではなく、反転部材4を変形させて連結した後、接着等により摩擦部材20を他方の長辺部(摩擦体装着部)4bに取り付けることもできる。
なお、図10及び図11に示す場合でも、摩擦部材20が他方の長辺部(摩擦体装着部)4bの少し外側まで存在するので、櫛歯6の頭部bと摩擦部材20との間で毛髪を保持することができる。
更に、より大きな離間領域(矢印Y参照)を確保できるので、初期状態から反転部材4を変形させるとき、反転部材4をより大きく変形させて、連結領域(矢印X、X’参照)を連結することができる。よって、形成された留め具2において、櫛歯6が開いた状態で、櫛歯6及び反転部材4のなす開口角度θをより大きくとることができ、櫛歯6の先端(頭部6b)と反転部材4の間の距離Hを大きくとることができる。
次に、図4及び図5を参照しながら、本発明のその他の実施形態に係る反転部材4の説明を行う。図4及び図5は、それぞれ、本発明のその他の実施形態に係る反転部材4を示す模式的な平面図である。
図4に示すその他の実施形態に係る反転部材4は、図1に示す1つの実施形態に係る反転部材4と近似した形状を有する。ただし、図1に示す反転部材4では、図面で上側の他方の長辺部(摩擦体装着部)4bの端部(矢印X参照)と他の短辺部4dの端部(矢印X’参照)との間に、離間領域(矢印Y参照)を有するが、図4に示す反転部材4では、図面で下側の一方の長辺部(摩擦体装着部)4aの端部(矢印X’参照)と、他の短辺部4dの端部(矢印X参照)との間に、離間領域(矢印Y参照)を有する点で異なる。このため、図4に示すその他の実施形態に係る反転部材4では、他方の長辺部(摩擦体装着部)4bと他の短辺部4dと繋がった構造を有する。
なお、その他の形状いついては、図1に示す1つの実施形態に係る反転部材4と同様なので、更に詳細な説明は省略する。
図5に示すその他の実施形態に係る反転部材4は、初期状態において、対向する2つの長辺部4a、4bと対向する2つの短辺部4c、4dとから構成された略四辺形の平面形状を有し、図面で下側の一方の長辺部4aに複数の櫛歯6が固定されている点で、図1及び図4に示す実施形態に係る反転部材4と同様である。ただし、他の短辺部4dの中間に短辺部4dの長手方向に伸びる1つの離間領域(矢印Y参照)を有している点で、図1及び図4に示す実施形態に係る反転部材4と異なる。このため、長辺部4a、4bと短辺部4c、4dとは、全て端部で繋がっている。
なお、その他の形状等については、図1及び図4に示す実施形態に係る反転部材4と概ね同様なので、更に詳細な説明は省略する。
次に、図6から図9を参照しながら、上述の比率D/Wの適切な範囲について説明する。図6は、図1に示す本発明の1つの実施形態に係る反転部材を有する留め具の実施例1を示す図(写真)である。図7は、図5に示す本発明のその他の実施形態に係る反転部材を有する留め具の実施例2を示す図(写真)である。図8は、図5に示す本発明のその他の実施形態に係る反転部材を有する留め具の実施例3を示す図(写真)である。図9は、図1に示す本発明の1つの実施形態に係る反転部材を有する留め具の実施例4を示す図(写真)である。
つまり、実用上は使用可能であるが、毛髪を挿入する容易さや挿入可能な毛髪量に関して、実施例1のような好ましい判明結果は得られなかった。一方、反転部材を繰り返し反転させる試験では、耐久性や操作性において、実施例1と同様な好ましい判定結果が得られた。
つまり、実用上は使用可能であるが、毛髪を挿入する容易さや挿入可能な毛髪量に関して、実施例1のような好ましい判明結果は得られなかった。一方、反転部材を繰り返し反転させる試験では、耐久性や操作性において、実施例1と同様な好ましい判定結果が得られた。
つまり、髪を挿入する容易さや挿入可能な毛髪量に関して、実施例1と同様な好ましい判定結果が得られたが、耐久性や操作性において、実施例1のような好ましい判定結果は得られなかった。
つまり、髪を挿入する容易さや挿入可能な毛髪量、及び耐久性や操作性において、共に好ましい判定結果が得られたのは、D/W=1.169の実施例1だけである。
上記で得られたデータに基づくと、D/Wの値と、櫛歯の先端部及び反転部材との間の距離(最大距離)Hとの間について、下記の近似式(三次式)で表すことができる。
H=11,160*(D/W)3−2,269*(D/W)2+4,760*(D/W)+12.3
この式で表されるD/W及びHの関係を、上記の4つ計測値と共に図12のグラフに示す。図12は、本発明に係る留め具において、反転部材を変形させる移動量D及び一方の長辺部の長さWの比率D/Wと、櫛歯が開いたときの距離(最大距離)Hとの関係を示すグラフである。
同様に、上記で得られたデータに基づくと、D/Wの値と、櫛歯が反転部材から開いた開口角度θとの間について、下記の近似式(三次式)で表すことができる。
θ=322,072*(D/W)3−11,289*(D/W)2+13,103*(D/W)+487
この式で表されるD/W及びθの関係を、上記の4つ計測値と共に図13のグラフに示す。図13は、本発明に係る留め具において、反転部材を変形させる移動量D及び一方の長辺部の長さWの比率D/Wと、櫛歯が開いたときの開口角度θとの関係を示すグラフである。
更に、開口角度θが、35度以上、特に40度以上あるほうが、毛髪の挿入の容易さ、及び櫛歯と反転部材との間に挿入する毛髪の量の点で更に好ましいことを知見した。
0.15 ≦ D/W ≦ 0.17(式1)
の関係を有することが好ましいことを知見した。
0.16(θ=39度に対応) ≦ D/W ≦ 0.17(式2)
の関係を有することが更に好ましいことを知見した。
次に、図14を参照しながら、上記のような様々な実施形態に係る留め具が取り付けられたかつらについて説明する。図14は、本発明に係る留め具2が取り付けられたかつら40を模式的に示す平面図である。
留め具2をかつらベース30に取り付ける方法として、留め具2に設けられた複数の取付用穴24に縫い糸を通して、かつらベース30に縫い付けることが考えられる。ただし、これに限られるものではなく、他の連結部材を用いることをはじめ、既知の任意の方法で留め具2をかつらベース30に取り付けることができる。
本発明の実施の形態を説明したが、開示内容は構成の細部において変化してもよく、実施の形態における要素の組合せや順序の変化等は請求された本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
4 反転部材
4a 一方の長辺部(櫛歯取付部)
4b 他方の長辺部(摩擦体装着部)
4c 1つの短辺部
4d 他の短辺部
6 櫛歯
6a 軸部
6b 頭部
10 連結部材
12 連結穴
14 連結穴
20 摩擦部材
22 肉抜き穴
24 取付用穴
30 かつらベース
32 擬毛
40 かつら
X、X’ 連結領域
Y 離間領域
Z、Z’ 接続部分
Claims (6)
- 弾性板状部材から形成され、変形していない初期状態において、対向する2つの長辺部と対向する2つの短辺部から構成された略四辺形の平面形状を有するとともに、前記長辺部及び前記短辺部の間または前記短辺部の中間に前記短辺部の長手方向に伸びる1つの離間領域を有し、前記離間領域の両側に連結領域を有する反転部材と、
前記反転部材の変形により重ね合わされた前記連結領域を連結する連結部と、
一方の前記長辺部に一端が固定された複数の櫛歯とを備え、
前記初期状態における前記一方の長辺部の長さをWとし、
前記初期状態から重ね合わされる状態までの前記連結領域の移動量をDとすると、
0.15 ≦ D/W ≦ 0.17の関係を有することを特徴とする留め具。 - 前記櫛歯の自由端に頭部を備え、
前記頭部が他方の前記長辺部が存在する領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の留め具。 - 前記櫛歯の自由端に頭部を備え、
前記頭部の少なくとも一部が前記略四辺形の平面形状よりも外側に位置し、前記櫛歯のその他の部分が前記略四辺形の平面形状の領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の留め具。 - 前記他方の長辺部に摩擦部材が備えられていることを特徴とする請求項2または3に記載の留め具。
- 前記初期状態において、
他方の前記長辺部と前記短辺部との間に前記離間領域を有し、
前記他方の長辺部の前記連結領域が、前記他方の長辺部の長手方向が前記一方の長辺部の長手方向と平行な場合に比べて、前記一方の長辺部からより離れて配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の留め具。 - 前記初期状態において、前記他方の長辺部の中央部が前記一方の長辺部に近づく方向に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の留め具。
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