JP6062183B2 - カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 - Google Patents
カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6062183B2 JP6062183B2 JP2012183060A JP2012183060A JP6062183B2 JP 6062183 B2 JP6062183 B2 JP 6062183B2 JP 2012183060 A JP2012183060 A JP 2012183060A JP 2012183060 A JP2012183060 A JP 2012183060A JP 6062183 B2 JP6062183 B2 JP 6062183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- mol
- acid component
- dicarboxylic acid
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Coloring (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
また本発明は、以下に記載する複合繊維とポリウレタン繊維とからなることを特徴とする生地に関する。
上記式(I)で表される化合物由来の成分(a)としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸、5−リチウムスルホイソフタル酸等のスルホン酸アルカリ金属塩基を有するジカルボン酸成分;5−テトラブチルホスホニウムスルホイソフタル酸、5−エチルトリブチルホスホニウムスルホイソフタル酸などの5−テトラアルキルホスホニウムスルホイソフタル酸成分などを挙げることができる。上記式(I)で表される化合物由来の成分(a)は1種類のみをポリエステル中に共重合させても、また2種以上を共重合させてもよい。上記式(I)で表される化合物由来の成分(a)を共重合させることにより、ポリエステル内部構造に非晶部分を保有させることができる。その結果、分散染料及びカチオン染料に対して常圧染色が可能で、かつ堅牢度に優れたポリエステル繊維を得ることができる。
ここで、シクロヘキサンジカルボン酸成分(b)は、シクロヘキサンジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を共重合させることによってポリエステルに導入することができる。
具体的には、イソフタル酸成分やナフタレンジカルボン酸成分等の芳香族ジカルボン酸成分を単独であるいは複数種、合計10.0モル%以下の範囲で共重合してもよい。
さらにポリエステル繊維のフィラメント数については6〜150フィラメントであることが、総繊度については、30〜350dtexが、ポリエステル繊維の紡糸性や強度特性を考慮すると好ましい。
またポリエステル繊維が長繊維である場合は、生糸(十分に延伸された糸であって捲縮処理されていない糸)であってもよいが、捲縮やふくらみを付与した仮撚加工糸やエア加工糸であってもよい。
特にエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)と共重合体ポリエステル(B)とが同心円状の断面形状であることが鮮やかな発色性、繊維強度等の点で好ましい。
さらに複合繊維の総繊度については、30〜350dtexが、フィラメント数については6〜150フィラメントであることが、複合繊維の紡糸性や強度特性を考慮すると好ましい。
また複合繊維が長繊維である場合は、生糸(十分に延伸された糸であって捲縮処理されていない糸)であってもよいが、捲縮やふくらみを付与した仮撚加工糸やエア加工糸であってもよい。
アセタール化処理に用いる架橋剤としては、グルタルアルデヒド、グリオキザール、1,9−ノナンジアール、1,1,9,9−ビスエチレンジオキシノナン、1,1,9,9−ビスプロピレンジオキシノナン、1,1,9,9−テトラエトキシノナン等の試薬が好ましく、架橋後の風合いが良好等の理由で、1,1,9,9−ビスエチレンジオキシノナンがより好ましく用いられる。架橋処理は酸性雰囲気下で行われ、酸性度の調整は酢酸、ギ酸、マレイン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸や塩酸、硫酸等の無機酸により行われるが、設備の耐腐食性を加味して有機酸が好ましく、中でもマレイン酸がより好ましい。
架橋処理方法としては、例えば浴中処理法、パディング法、コーティング法、スプレー法、気流処理法などの方法から選択してもよい。
なお、エチレン−ビニルアルコール系共重合体を架橋化させる場合、すなわち生地や布地に架橋処理を行う場合には、架橋化させる前にカチオン染料で生地を染色することが、特に生地を構成する複合繊維の染色性を高める上で好ましい。エチレン−ビニルアルコール系共重合体を架橋化させた後に、カチオン染料で生地を染色させようとすると複合繊維の染色性が劣る問題が発生する。
さらに、紗を用いた捺染等の場合、染料に糊剤を含んだものを使用するため、染料を固着した後、糊抜きのため、洗いと乾燥の工程が必要であり、その際もエチレン−ビニルアルコール系共重合体からなる複合繊維から構成される生地または布地の場合は、エチレン−ビニルアルコール系共重合体の硬化を防ぐため、洗浄温度を80〜100℃程度で、乾燥温度を140℃以下でとして処理を行うことが好ましい。
染料以外の薬剤では、顔料を用いる方法があり、顔料には必ず接着剤にあたる樹脂が必要となる。接着剤はウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂から用途によって選択され使用される。また、これらの樹脂は顔料を併用されず単独で使用される場合もある。さらには、粘度をさげるため有機溶剤を使用する場合もある。これらの樹脂を柄の描かれた紗を用いて捺染したりして、生地に柄を描き、通常、熱処理を得て仕上げる。その熱処理温度は用いる樹脂によって異なるが、ウレタン系樹脂を顔料として用いた場合の熱処理温度は120℃〜140℃が適当である。
実施例、比較例文中の染料の耐移行性はJIS L0850 ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法(A3号 乾燥)に準拠して測定した。
試料に対して、以下の条件でカチオン染料又は分散染料で染色したのち、下記条件にて還元洗浄を行い、布地を得た。
(カチオン染料による染色)
染料:Cathilon Red CD-FGLH 3.0%omf
助剤:Na2SO4 10.0%、CH3COONa 0.5%、CH3COOH(50%)
浴比1:50
染色温度×時間:90℃または125℃×40分
(分散染料による染色)
染料:Dianix NavyBlue SPH conc5.0%omf
助剤:Disper TL:1.0cc/L、ULTRA MT−N2:1.0cc/L
浴比:1/50
染色温度×時間:125℃×40分
(還元洗浄)
水酸化ナトリウム:1.0g/L
ハイドロサルファイトナトリウム:1.0g/L
アミラジンD:1.0g/L
浴比:1/50
還元洗浄温度×時間:80℃×20分
架橋剤:
1,1,9,9−ビスエチレンジオキシノナン:5.0g/L
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:0.5g/L
(マレイン酸等によりpH調整)
浴比:1/50
架橋処理温度×時間:115℃×40分
ジカルボン酸成分のうち88.3モル%がテレフタル酸であり、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1.7モル%、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸を5.0モル%、アジピン酸を5.0モル%、それぞれ含んだ全カルボン酸成分と、エチレングリコール、及び所定の添加剤とでエステル交換反応及び重縮合反応を行い、表1に示される組成のポリエステル樹脂重合物を得た。この原料を基に、孔数24個(孔径0.20mmφ)の口金を用いて紡糸温度260℃、単孔吐出量=1.57g/分で紡出した。次いで、温度25℃、湿度60%の冷却風を0.5m/秒の速度で紡出糸条に吹付け糸条を60℃以下にした。次いで、紡糸口金下方1.2mの位置に設置した長さ1.0m、入口ガイド径8mm、出口ガイド径10mm、内径30mmφチューブヒーター(内温185℃)に導入してチューブヒーター内で延伸した。次いで、チューブヒーターから出てきた糸条にオイリングノズルで給油し2個の引き取りローラーを介して4500m/分の速度で捲取り、84デシテックス24フィラメントのポリエステル繊維を得た。
(1)重合溶媒としてメタノールを用い、60℃下でエチレンと酢酸ビニルをラジカル重合させ、エチレン含有量が44モル%のランダム共重合体を作成した。次いで苛性ソーダによりケン化処理を行い、ケン化度99%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とした。次いで湿潤状態のポリマーを酢酸が少量添加されている大過剰の純水で洗浄を繰り返した後、さらに大過剰の純水による洗浄を繰り返し、ポリマー中のK、Na、Mg、Caイオンの含有量をそれぞれ約10ppm以下にした。次いで脱水機によりポリマーから水を分離した後、更に100℃以下で真空乾燥を十分に実施してエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)を得た。
(2)一方、ジカルボン酸成分のうち88.3モル%がテレフタル酸成分であり、5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分を1.7モル%、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸成分を5.0モル%、アジピン酸成分を5.0モル%それぞれ含んだ全カルボン酸成分とエチレングリコール、及び所定の添加剤とでエステル交換反応及び縮重合反応を行い、共重合ポリエステル(B)を得た。
(3)鞘成分にエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)、芯成分に共重合ポリエステル(B)になるように、複合比率(質量比率)50:50の条件で孔数24個のノズルを用いて紡糸温度240℃で紡出し、84デシテックス24フィラメントの複合繊維を得た。
レギュラーポリエステル繊維84デシテックス24フィラメントとウレタン繊維33デシテックス(旭化成せんい株式会社製「ロイカ」)を28ゲージトリコットにて編立した。このとき得られた生地の組成は、レギュラーポリエステル繊維91重量%、ウレタン繊維9重量%であった。この生地にカチオン染料にて黒色に125℃の温度で染色し、140℃の温度で乾燥、セットをして布地を得たが、得られた布地に色は着色されなかった。
比較例1で得られた生地を分散染料にて黒色に125℃の温度で染色し、140℃の温度で乾燥、セットをし、布地を得た。得られた布地に色は着色されたものの、布地の染料耐移行性は1−2級であった。
比較例2で得られた布地を用い、実施例4と同様にして布地表面へ捺染し、加工布を得た。布地からウレタン樹脂への染料移行が発生し、またプリント加工作業中に染料の飛散が確認された。
Claims (7)
- 共重合体ポリエステル(B)からなる繊維とポリウレタン繊維とから構成される生地であって、該共重合体ポリエステル(B)がジカルボン酸成分とグリコール成分からなり、該ジカルボン酸成分のうち、75モル%以上がテレフタル酸成分であり、1.0モル%〜3.5モル%が下記式(I)で表される化合物由来の成分(a)であり、2.0モル%〜10.0モル%がシクロヘキサンジカルボン酸成分(b)であり、2.0モル%〜8.0モル%が脂肪族ジカルボン酸成分(c)であり、前記テレフタル酸成分、前記下記式(I)で表される化合物由来の成分(a)、前記シクロヘキサンジカルボン酸成分(b)、及び前記脂肪族ジカルボン酸成分(c)以外のジカルボン酸成分の共重合量が合計10.0モル%以下であり、イソフタル酸がジカルボン酸成分に対して10モル%以下を共重合してなり、前記ジカルボン酸成分の共重合量が合計100モル%である生地。
- 複合繊維とポリウレタン繊維とからなる生地であって、該複合繊維が共重合体ポリエステル(B)とエチレン含有量が25〜60モル%であるエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)とからなり、共重合体ポリエステル(B)がジカルボン酸成分とグリコール成分からなり、該ジカルボン酸成分のうち、75モル%以上がテレフタル酸成分であり、1.0モル%〜3.5モル%が上記式(I)で表される化合物由来の成分(a)であり、2.0モル%〜10.0モル%がシクロヘキサンジカルボン酸成分(b)であり、2.0モル%〜8.0モル%が脂肪族ジカルボン酸成分(c)であり、前記テレフタル酸成分、前記上記式(I)で表される化合物由来の成分(a)、前記シクロヘキサンジカルボン酸成分(b)、及び前記脂肪族ジカルボン酸成分(c)以外のジカルボン酸成分の共重合量が合計10.0モル%以下であり、イソフタル酸がジカルボン酸成分に対して10モル%以下を共重合してなり、前記ジカルボン酸成分の共重合量が合計100モル%であり、かつ該複合繊維の表面の少なくとも一部にエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)が露出している生地。
- 請求項1記載の生地を70〜105℃の処理温度にてカチオン染料で染色する、布地の製造方法。
- 請求項2記載の生地を70〜105℃の処理温度にてカチオン染料で染色する、布地の製造方法。
- 請求項4記載の製造方法で製造された布地を構成するエチレン−ビニルアルコール系共重合体(A)を更に架橋処理する、布地の製造方法。
- 請求項1もしくは2記載の生地または請求項3〜5いずれかに記載の製造方法で製造された布地にプリント加工を施す、加工布の製造方法。
- 請求項1もしくは2記載の生地または請求項3〜5いずれかに記載の製造方法で製造された布地にエンボス加工を施す、加工布の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012183060A JP6062183B2 (ja) | 2012-08-22 | 2012-08-22 | カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012183060A JP6062183B2 (ja) | 2012-08-22 | 2012-08-22 | カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014040681A JP2014040681A (ja) | 2014-03-06 |
JP6062183B2 true JP6062183B2 (ja) | 2017-01-18 |
Family
ID=50393135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012183060A Active JP6062183B2 (ja) | 2012-08-22 | 2012-08-22 | カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6062183B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104452069A (zh) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 江苏工程职业技术学院 | 一种多功能双面双色针织面料的加工方法 |
CN104452070A (zh) * | 2014-12-23 | 2015-03-25 | 常熟市欧西依织造有限公司 | 一种凹凸立体压花针织面料 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03161513A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-11 | Teijin Ltd | 熱接着性複合繊維 |
JPH06212543A (ja) * | 1993-01-20 | 1994-08-02 | Toyobo Co Ltd | 水着用編地及びその製造法 |
JPH09324346A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリエステル繊維とストレッチ繊維との混用布帛染色製品 |
EP2508657B1 (en) * | 2009-12-04 | 2017-05-24 | Kuraray Co., Ltd. | Polyester fibers dyeable at ordinary pressure and process for producing same |
JP5654774B2 (ja) * | 2010-05-26 | 2015-01-14 | 三菱レイヨン・テキスタイル株式会社 | トリコットストレッチ編地 |
JP5718045B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2015-05-13 | 株式会社クラレ | 染色性に優れたポリエステル繊維および繊維集合体 |
-
2012
- 2012-08-22 JP JP2012183060A patent/JP6062183B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014040681A (ja) | 2014-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5813747B2 (ja) | カチオン可染ポリエステル繊維及び複合繊維 | |
JP3255906B2 (ja) | 加工性に優れたポリエステル繊維及びその製造方法 | |
JP5730782B2 (ja) | 常圧可染ポリエステル繊維及びその製造方法 | |
JP6062183B2 (ja) | カチオン可染性を有するポリエステル繊維およびポリウレタン繊維からなる生地 | |
US5340650A (en) | Vinyl alcohol units-containing polymer composite fiber having resistance to hot water and wet heat and process for its production | |
JP5718100B2 (ja) | 常圧可染ポリエステル繊維 | |
JP6120044B2 (ja) | パイルマット | |
JP6379643B2 (ja) | 改質ポリエステル繊維及びその混用品 | |
JP2006161263A (ja) | ポリエステル芯鞘複合繊維およびその布帛 | |
JPH05106111A (ja) | エチレン−ビニルアルコール系共重合体中空繊維およびその製造方法 | |
JP4815280B2 (ja) | 複合撚糸 | |
JP2018168512A (ja) | 扁平多葉断面ポリエステル繊維 | |
JPH10204723A (ja) | 改質ポリエステル繊維及びその製造方法 | |
KR101487936B1 (ko) | 폴리에스테르계 c형 복합섬유 및 그 제조방법 | |
JP2014040682A (ja) | 常圧可染潜在捲縮繊維および該繊維からなる繊維集合体 | |
JP5362249B2 (ja) | タフトカーペット用芯鞘複合繊維とその使用 | |
JPH05106118A (ja) | 空孔を有する複合繊維およびその製造方法 | |
JP2012207313A (ja) | 常圧可染性複合繊維 | |
JP5473703B2 (ja) | 耐湿熱性織編物 | |
JP2014058766A (ja) | カチオン可染性を有する伸縮性布地 | |
JP2014040683A (ja) | カチオン可染分割型複合繊維 | |
JPH07252777A (ja) | 高伸縮布帛の製造方法 | |
JP5718164B2 (ja) | 構造加工糸 | |
JP2870700B2 (ja) | カチオン可染性繊維 | |
JP2014037650A (ja) | インクジェット染色に適したポリエステル繊維 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6062183 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |