JP6061766B2 - 内視鏡用流体制御弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡の操作部に設けられたシリンダに装着される内視鏡用流体制御弁に関する。
医療分野で使用される内視鏡は、患者の体内に挿入されて、観察、検査、処置等に使用される。内視鏡の内部には、送気送水用管路、吸引用管路を兼ねる処置具挿通用管路、副送水用管路、或いは噴霧用管路等の流体路が設けられている。
内視鏡は、患者間の感染、或いは患者から術者への感染を回避するため、各症例後、内視鏡の外表面並びに各管路内の洗浄、消毒または滅菌が実施される。また、再使用部品である送気送水ボタン、吸引ボタン、噴霧ボタン等の内視鏡用流体制御弁等も同様に洗浄、消毒等が実施される。
そして、内視鏡用流体制御弁等は、該制御弁を液中に浸漬した状態で、洗浄作業、消毒作業、或いは、濯ぎ作業が行われる。具体的に、作業者は、洗浄槽に貯留した洗浄液中に制御弁を浸漬させた状態で、ブラシ、或いは、ガーゼを使用して外表面の洗浄を行う。
また、作業者は、洗浄液中に制御弁を浸漬させた状態で、掃除用ブラシで制御弁の管路の内面及び開口周囲のブラッシングを汚れが無くなるまで行う。
さらに、作業者は、洗浄液中に制御弁を浸漬させた状態で、シリンジを使用して制御弁の開口部及び管路内に洗浄液を注入する注入作業を行う。このとき、作業者は、シリンジの注入口先端を制御弁の開口部に予め定められている状態に当付け、この当付け状態を保持しつつプランジャーを操作してシリンジ内の液を管路内に送液する。
しかし、液中に浸漬させた状態で、シリンジの注入口先端が制御弁の開口部に所望の状態で当付けられているか否かを確認することが難しい。
このため、作業者は、慎重に注入作業を行う必要があり、注入作業は作業者にとって負担のかかる作業の一つであった。
なお、洗浄槽に貯留される液体及びシリンジによって管路内に注入される液体は、洗浄液に限定されるものではなく、濯ぎ用の滅菌水、消毒液等である。
特許文献1には、送気パイプ、送水パイプを簡単に洗浄することができる送気送水装置が示されている。該文献の第8図にはルアーテーパーを注射器のテーパーに合わせ、注射器により加圧された洗浄液を強制給液路内に流し込む構成が示されている。
この構成によれば、注射器の注入口をルアーテーパー内に挿入配置し、その配置状態を保持しつつ注射器内の液を給液路内に送液することができる。
実公昭63−40961号公報
しかしながら、特許文献1の送気送水装置に示されているようにルアーテーパーと注射器のテーパーとを合わせる構成においては、注射器の注入口を開口部に挿入することは容易に行える。しかし、注入口の先端側外周面がルアーテーパーに密着することによって該テーパー部分の洗浄が困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、シリンジの先端部を内視鏡用流体制御弁の開口に所望の状態で当て付けること、及びシリンジ内の液を該開口の周囲及び当該開口に連通する管路内に送液することを確実且つ容易に行える内視鏡用流体制御弁を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡用流体制御弁は、内視鏡の操作部を構成する操作部本体に着脱自在に構成され、内部に流体路とこの流体路に連通し、外部に露呈される開口とを有する、内視鏡用流体制御弁であって、前記開口の縁部に設けた、洗浄液、濯ぎ用の滅菌水、或いは、消毒液等の液体を供給する流体供給用の筒先を押し付けるための当付け部は、前記筒先の先端部が該当付け部に予め定めた状態で配置された否かの確認を可能にする確認部を備え、前記確認部を備える前記当付け部は、前記筒先の先端部より予め定めた寸法大きく設定した開口及び予め定めた深さで構成され、前記筒先の先端部の先端面が当接配置される第1当接面と、該筒先の先端部外周面が当接可能な第2当接面とを備える、前記流体路に連通する凹部である。
本発明によれば、シリンジの先端部を内視鏡用流体制御弁の開口に所望の状態で当て付けること、及びシリンジ内の液を該開口の周囲及び当該開口に連通する管路内に送液することを確実且つ容易に行える内視鏡用流体制御弁を実現できる。
本発明の内視鏡用流体制御弁を備える内視鏡を説明する図 内視鏡の操作部と操作部に着脱自在な送気送水ボタン及び吸引ボタンを説明する図 送気送水ボタンの概略構成を説明する図 送気送水ボタンに設けたシリンジ当付け部を説明する図 シリンジ当付け部にシリンジの先端部が収容された状態を説明する図 シリンジ当付け部にシリンジの先端部が収容されず、該先端部がシリンジ当付け部近傍の端面に当接した状態を説明する図 シリンジから送気送水ボタンの流体路内に洗浄液が供給されている状態を説明する図 送気送水ボタンに設けられるシリンジ当付け部の他の構成例を説明する図 送気送水ボタンに設けられるシリンジ当付け部の別の構成例を説明する図 シリンジ当付け部にシリンジの筒先先端面が配置された状態を説明する図 指当て部材にシリンジの筒先先端面の一部又は大部分が配置された状態を説明する図 吸引ボタンの概略構成を説明する図 吸引ボタンに設けたシリンジ当付け部を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルコード4とを備えて主に構成されている。挿入部2は、胃、大腸などの管腔内に挿入される。操作部3は、挿入部2の基端側に設けられている。ユニバーサルコード4は、操作部3の側部から延出されており、その基端部には内視鏡コネクタ(不図示)が設けられている。内視鏡コネクタは、光源及びカメラコントロールユニット等を備えた外部装置に電気的に接続される。
挿入部2は、先端側から順に硬性の先端部5と、この先端部5を所望の方向に向ける例えば上下左右方向に湾曲自在な湾曲部6と、可撓性を有する可撓管部7とを連設して構成されている。
挿入部2の先端部5には観察手段(不図示)である、撮像光学系を構成する観察窓(不図示)及び照明光学系を構成する照明窓(不図示)が設けられている。また、先端部5には処置具の管腔への導出と管腔からの液体等の吸引を行うための処置具兼吸引チャンネル(図2の符号28)と連通する、処置具兼吸引開口(図2の符号5b)が設けられている。
操作部3の側面には、湾曲部6を湾曲操作するための湾曲操作装置である上下用ノブ8UD、左右ノブ8LRと、各種操作スイッチ9と、後述する内視鏡用流体制御弁である送気送水ボタン30、吸引ボタン50等が設けられている。
各種操作スイッチ9は、フリーズ信号を発生させるフリーズスイッチ、写真撮影を行なう際のレリーズ信号を発生させるレリーズスイッチ、観察モードの切替指示を行うための観察モード切替スイッチ等である。
符号10は、処置具挿入口である。把持鉗子等の処置具は、処置具挿入口10から処置具チャンネル(図2の符号27)及び処置具兼吸引チャンネル28内に導入され先端部5の開口から管腔内に導出される。
図2に示すように操作部3の操作部本体3Aには、送気送水シリンダ11と、吸引シリンダ12とが埋設されている。送気送水シリンダ11には送気送水口金11Aが、吸引シリンダ12には吸引口金12Aが固設されている。
送気送水シリンダ11には送気送水ボタン30が装着され、吸引シリンダ12には吸引ボタン50が装着される。送気送水ボタン30は、送気送水シリンダ11に対して着脱自在に構成され、吸引ボタン50は吸引シリンダ12に対して着脱自在に構成されている。
送気送水シリンダ11の外周面にはシリンダ内と外部とを連通する4つ接続口13、14、15、16が予め定めた位置に設けられている。一方、吸引シリンダ12にはシリンダ内と外部とを連通する吸引源側接続口17及び処置具兼吸引開口側接続口18が設けられている。
第1接続口13には一端が気体供給源(不図示)に接続される供給源側送気管路21の他端が連通し、第2接続口14には一端が観察窓洗浄水供給源(不図示)に接続される供給源側送水管路22の他端が連通し、第3接続口15には一端がノズル5aに連通するノズル側送気管路23の他端が連通し、第4接続口16には一端がノズル5aに連通するノズル側送水管路24の他端が連通している。
吸引源側接続口17には、一端が吸引源(不図示)に接続される吸引源側管路25の他端が連通し、処置具兼吸引開口側接続口18には、一端が処置具兼吸引チャンネル28に連通する吸引チャンネル26の他端が連通している。
符号27は、処置具チャンネルである。処置具チャンネル27の一端は、処置具挿入口10に連通し、他端は吸引チャンネル26と処置具兼吸引チャンネル28との接続部に連通している。
図2、図3Aに示すように送気送水ボタン30は、指当て部材31、口金着脱部32、送気送水ピストン部33等を備えて構成されている。送気送水ボタン30には、流体路34が設けられている。
本実施形態において、送気送水ピストン部33は、ピストン本体35とピストン端部構成部材(以下、端部構成部材と略記する)36とを備えて構成されている。ピストン本体35は、予め定めた形状の筒体であって、流体路34を構成する軸方向穴35h1と側孔35h2とを有している。
軸方向穴35h1は、有底な穴である。軸方向穴35h1は、ピストン本体35の長手方向中心軸に沿って予め定めた直径、及びピストン本体35の端面から予め定めた深さに設定されて形成されている。したがって、ピストン本体35の一端面には開口が形成される。
側孔35h2は、軸方向穴35h1に予め定めた位置で直交する交差孔である。側孔35h2は、軸方向穴35h1内と外部とを連通する。したがって、ピストン本体35の外周面の予め定められた位置に例えば一対の第2開口34m2が形成される。
ピストン本体35の軸方向穴35h1の開口側の外周面には雄ねじ35mが形成されている。また、ピストン本体35の外周面の予め定めた位置には、複数のシール部材37a、37b、37c、37d及び複数の摺動保持部材38a、38bが配設されている。
端部構成部材36は、予め定めた形状の筒状部材であって、ピストン本体35の軸方向穴35h1の開口側から該本体35に外嵌配置される。端部構成部材36には、底面と外部とを連通する、予め定めた直径の軸方向貫通孔36hが形成されている。
端部構成部材36の軸方向貫通孔36h近傍の内周面には雄ねじ35mに螺合する雌ねじ36fが形成されている。
端部構成部材36は、ピストン本体35の軸方向穴35h1の開口側に例えば螺合及び接着によって一体固定される。この結果、流体路34は、軸方向貫通孔36hと、軸方向穴35h1及び側孔35h2とで構成される。
この構成によれば、送気送水ボタン30は、該ボタン30の長手方向軸に直交する一端面の中央に外部に露呈する流体路34の一端である第1開口34m1を備え、送気送水ボタン30の外周面の予め定められた位置に例えば一対の第2開口34m2を備えている。第1開口34m1は、軸方向貫通孔36hの外部に位置する開口である。
なお、指当て部材31は、例えば樹脂製のリング状部材である。本実施形態において、指当て部材31は、例えば接続環39によって送気送水ピストン部33を構成する端部構成部材の端部外周面に一体に固設される。
接続環39の内周面には端部構成部材36の軸方向貫通孔36h側に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。したがって、接続環39は、例えば螺合及び接着によって端部構成部材36の端部の予め定められた位置に固定される。
また、口金着脱部32は、例えば第1管部材と第2管部材とを一体に構成したものであって、コイルスプリング19の付勢力によって送気送水ピストン部33に対して予め定めた位置に配置されるように構成されている。
図3A、図3Bに示すように送気送水ボタン30には流体供給用筒である後述するシリンジ(図4A等の符号61参照)の筒先を押し付けるための筒先当付け部であって筒先先端部が配置されるシリンジ当付け部40が設けられている。本実施形態において、シリンジ当付け部40は、流体路34を構成する軸方向貫通孔36hの第1開口34m1側の縁部34eに形成されている。
シリンジ当付け部40は、例えば、円形凹部であって、第1当接面である底面41と、第2当接面であって内壁面である内周壁面42とを有して構成されている。
なお、シリンジ当付け部40は、円形凹部に限定されるものではなく、三角形凹部、四角形凹部等の角形凹部であってもよい。そして、角形凹部においては、正三角形形状、正四角形形状等の正多角形形状が好適である。
図3B及び図4Aに示すように底面41は、シリンジ61の筒先62の筒先先端面62fが当接配置されるように構成されている。内周壁面42は、筒先62の先端部の筒先外周面62sが当接するように構成されている。
シリンジ当付け部40の凹部の開口の大きさである内周壁面42の内径b及び凹部の上面である端部構成部材36の端面から底面41までの深さdは、洗浄性及び筒先62の先端部がシリンジ当付け部40に予め定めた配置状態で配置されているか否かを確認する確認部としての機能を有するように設定されている。
具体的に、内径bは、軸方向貫通孔36hの径より予め定めた寸法大きく、且つ、シリンジ61の先端部の外形よりも予め定めた寸法大きく設定されている。したがって、シリンジ61の筒先62の先端部は、シリンジ当付け部40である凹部内に収容配置可能である。
深さdは、シリンジ当付け部40内に筒先62の先端部が収容されている状態で、筒先外周面62sが内周壁面42に当接する寸法であって、且つ、図示しない洗浄ブラシによって底面41及び内周壁面42のブラシングを確実に行える寸法に設定されている。
なお、筒先62の先端部が収容されている状態とは、筒先先端面62fが底面41に当接した状態及び筒先先端面62fが底面41に近接した状態であって、端部構成部材36の端面より底面41側に位置している状態である。
符号43は結合面である。結合面43は、底面41と内周壁面42とを結ぶ面であって、曲面或いは平面で形成されている。なお、内周壁面42は、底面41に対して直立する面或いはテーパー面である。また、結合面43を形成すること無く、底面41から直接、内周壁面42が立設する構成であってもよい。
本実施形態において、送気送水ボタン30を送気送水シリンダ11に対して所定の状態に配置したとき、各摺動保持部材38a、38b及び各シール部材37a、37b、37c、37dは、送気送水シリンダ11の内周面の予め定めた位置に密着する。
そして、各摺動保持部材38a、38b及び各シール部材37a、37b、37c、37dは、送気送水ピストン部33の進退移動に伴って、送気送水シリンダ11の内周面に密着した状態で予め定められた範囲内を移動する。
この構成によれば、例えば術者が、送気送水ボタン30を押し込み操作して該ボタン30を送気送水シリンダ11内で移動させることによってして、ノズル5aから流体が噴出されていない状態、ノズル5aから空気等の気体が噴出されている状態、ノズル5aから水等の液体が噴出されている状態等を得られる。
ここで、シリンジ当付け部40を備える送気送水ボタン30の洗浄作業を説明する。
内視鏡1による検査等を終了した後、作業者は、内視鏡1を洗浄、消毒する。その際、作業者は、再使用部品である送気送水ボタン30、吸引ボタン50も洗浄、消毒する。そのため、作業者は、操作部3の送気送水シリンダ11から送気送水ボタン30を取り外し、吸引シリンダ12から吸引ボタン50を取り外す。
送気送水ボタン30を洗浄するに当たって、作業者は、洗浄ブラシ、シリンジ等を用意する。そして、作業者は、送気送水ボタン30を例えば洗浄液が貯留された洗浄槽中に浸漬させ、洗浄ブラシを用いて洗浄液に浸漬された送気送水ボタン30の外表面をブラッシングする。
具体的に、作業者は、洗浄ブラシによって、指当て部材31の外表面の汚れの除去、口金着脱部32の外表面及び内表面の汚れの除去、送気送水ピストン部33の外表面の汚れの除去、第1開口34m1近傍の周囲及びシリンジ当付け部40内の汚れの除去、第2開口34m2近傍の周囲及びその内部の汚れの除去等を行う。
次に、作業者は、シリンジを使用して送気送水ボタン30が備える流体路34内の洗浄を行う。その際、作業者は、送気送水ボタン30及びシリンジ61を洗浄液が貯留された洗浄槽中に浸漬させた状態を保持しつつ、シリンジ61の筒先62の先端部を送気送水ボタン30のシリンジ当付け部40内に収容配置する。
このとき、作業者は、筒先62の先端部がシリンジ当付け部40内に収容されている状態であるか否かの確認を行う。すなわち、作業者は、筒先先端面62fが送気送水ボタン30の端面側の何れかの場所に当接したことを確認したなら、筒先62の先端部がシリンジ当付け部40内に収容されているか否かを確認するための確認を行う。
つまり、作業者は、筒先先端面62fが当接した状態を保持しつつシリンジ61を手元操作して筒先先端面62fを当接面上に沿って移動させる。この移動作業中、作業者は、シリンジ61を持つ手に、筒先外周面62sが内周壁面42に当接した際に発生する、微かな衝撃(当接した感触)が伝達されるか否かに注意を払う。
ここで、作業者は、シリンジ61を持つ手に衝撃が伝達されたならば、筒先外周面62sが内周壁面42に当接したと判断する。すなわち、作業者は、図4Aに示すようにシリンジ61の筒先62がシリンジ当付け部40内に収容されている状態である判断する。
一方、作業者は、この移動作業中に、シリンジ61を持つ手に衝撃が伝達されなかった場合、図4Bに示すようにシリンジ61の筒先先端面62fが送気送水ボタン30の端面を構成する端部構成部材36の外部側端面上、指当て部材31の外部側端面上に配置された状態であると判断する。
そして、この場合、作業者は、筒先62の先端部をシリンジ当付け部40内に収容する目的で、シリンジ61を操作して筒先先端面62fを送気送水ボタン30の端面上で滑り移動させる。
この滑り移動作業中において、作業者は、シリンジ61を持つ手に筒先62の先端部の一部がシリンジ当付け部40内に落ち込む際に発生する僅かな衝撃が伝達されるか否かに注意を払う。
作業者は、滑り移動作業中に、シリンジ61を持つ手に衝撃が伝達されたならば、シリンジ61を慎重に移動させ、筒先62の先端部をシリンジ当付け部40内に収容する。この後、作業者は、図4Aに示すようにシリンジ61の筒先62がシリンジ当付け部40内に収容されている状態であるか否かの確認を行う。
作業者は、筒先62の先端部がシリンジ当付け部40内に収容されている状態であることを確認した後、筒先62の筒先先端面62fをシリンジ当付け部40の底面41に配置する。その後、作業者は、その配置状態を保持しつつプランジャー(図5の符号63参照)を押し込み操作する。
すると、プランジャー63の押し込み操作に伴って、シリンジ61内の洗浄液が筒先62の先端開口(不図示)から図5の矢印Y5Aに示すように流体路34内に注入されていく。そして、洗浄液は、矢印Y5Bに示すように軸方向貫通孔36h内、軸方向穴35h1内を通過した後、矢印Y5Cに示すように側孔35h2内を通過して第2開口34m2から排出されていく。この結果、流体路34内がシリンジ61から供給される洗浄液によって洗浄される。
なお、洗浄槽内に貯留される液体及びシリンジによって流体路34内に注入される液体は、洗浄液に限定されるものではなく、濯ぎ用の滅菌水、消毒液等である。そして、滅菌水、消毒液を流体路34内に供給する際、上述と同様にシリンジ61の筒先62の先端部をシリンジ当付け部40に収容する。
このように、送気送水ボタン30の一端面で外部に露呈する流体路34の第1開口34m1の縁部34eに、底面41及び内周壁面42を備えて凹部を構成するシリンジ当付け部40を設けている。この結果、シリンジ61の先端部をシリンジ当付け部40内に収容配置させることによって、送気送水ボタン30の流体路34内にシリンジ61内の液体を安定して供給することができる。
また、シリンジ当付け部40を構成する凹部の底面までの深さdを、シリンジ当付け部40内に収容されたシリンジ61の筒先外周面62sが内周壁面42に当接した際に発生する衝撃、及び落ち込む際に発生する衝撃をシリンジ61を操作する手指に感じ取れる寸法に設定している。この結果、シリンジ61の筒先62の先端部をシリンジ当付け部40内に収容すること、及び、筒先62の先端部がシリンジ当付け部40内に予め定めた状態で収容されているか否かの確認を容易かつ確実に行うことができる。
さらに、シリンジ当付け部40の凹部の底面までの深さdを、洗浄ブラシによるブラシングを確実に行える寸法に設定している。この結果、シリンジ当付け部40に付着している汚れの除去を洗浄ブラシによって確実に行うことができる。したがって、シリンジ61の筒先先端面62fは、汚れの除去された底面41上に配置される。
なお、シリンジ当付け部40に曲面或いは平面等で構成した結合面43を設ける構成において、該面43を第1当接面とするようにしてもよい。
この構成によれば、シリンジ61の筒先先端面62fを結合面43上に配置することによって、シリンジ61の筒先先端面62fが底面41上に密着して配置されることを防止することができる。この結果、シリンジ61の筒先先端面62fに形成されている注入口の径寸法が流体路34の径寸法より大径な場合であっても、シリンジ内の液体を流体路34内に確実に供給することができる。
また、上述した実施形態においては、シリンジ当付け部40を送気送水ボタン30を構成する端部構成部材36に形成した第1開口34m1の縁部34eに設けている。しかし、シリンジ当付け部40を図6に示すように指当て部材31Aに設けるようにしてもよい。
図6に示す送気送水ボタン30Aの指当て部材31Aは、例えば樹脂製のリング状部材であって、その中央部には流体路34の第1開口34m1となる指当て部貫通孔31hが形成されている。そして、本実施形態においては、指当て部貫通孔31hの第1開口34m1側の縁部34Aeにシリンジ当付け部40を設けている。
本実施形態において、指当て部材31Aは、送気送水ピストン部材33Aの鍔部33Atに例えば圧入及び接着によって一体に固設される。つまり、本実施形態においては、指当て部材31Aと、図示されていない口金着脱部32と、鍔部33Atを有する送気送水ピストン部材33Aと、コイルスプリング19とを主に備えて送気送水ボタン30Aが構成される。
そして、本実施形態において、流体路34Aは、指当て部貫通孔31hと、送気送水ピストン部材33Aに形成された前記軸方向穴35h1と略同様な構成の軸方向穴33Ah1と、側孔35h2と略同様な構成の図示されていない側孔と、によって構成される。
また、上述した送気送水ピストン部33Aは、前記ピストン本体35と、前記端部構成部材36と、前記接続環39とを略一体にした構成である。
また、符号44は、識別部である。識別部44は、送気送水ボタン30と、吸引ボタン50とが各シリンジ11、12に装着されている状態において、目視によってボタンの種類を識別可能にする部材である。
識別部44は、二色成形によって指当て部材31Aに一体に設けて構成される、或いは、別部材である識別リングを接着或いは溶着によって指当て部材31Aに一体に設けて構成されるようになっている。その他の構成は、上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号付して説明を省略する。
上述したように指当て部材31Aにシリンジ当付け部40を設けることによって、上述した実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、図6に示した送気送水ボタン30Aにおいては、識別部44を指当て部材31Aに設けることによって、送気送水ボタン30と吸引ボタン50とを目視によって識別可能にしている。
しかし、前述した送気送水ボタン30において、端部構成部材36の第1開口34m1側の端面を予め定めた色に着色することにより、送気送水ボタン30と吸引ボタン50とを目視によって識別可能にするようにしてもよい。
この構成によれば、指当て部材31に識別部44を設けることなくボタンの識別が可能になる。なお、着色する面は、第1開口34m1側の端面に限定されるものでは無く、シリンジ当付け40を構成する内周壁面42及び底面41を着色面する構成であってもよい。
また、上述した実施形態においては、シリンジ当付け部40を底面41及び内周壁面42を備える凹部としている。しかし、シリンジ当付け部40は、凹部に限定されるものでは無く、図7に示すように凹部内に弾性部材を配設してシリンジ当付け部40Aを構成するようにしてもよい。
図7−図8Bを参照してシリンジ当付け部40Aの構成及びその作用を説明する。
図7に示すようにシリンジ当付け部40Aは、例えば指当て部材31Aに形成される凹部70と、凹部70に配設されるリング状弾性部材80とで構成される。
凹部70は、筒先62の先端部の外形より予め定めた寸法大きく設定した開口71を備え、予め定めた深さで構成されている。開口71は、例えば円形であり、流体路34Bの中心と開口71の中心は同心である。
リング状弾性部材80は、柔軟で弾性変形可能な樹脂部材であり、中央貫通孔81を有してリング形状に形成されている。リング状弾性部材80の外径は、開口71の内径より予め定めた寸法小径である。リング状弾性部材80の厚みは、凹部70の深さと略同寸法である。中央貫通孔81の内径は、流体路34Aの内径より大径である。
そして、リング状弾性部材80は、矢印Y7に示すように凹部70内に配設される。この配設状態において、リング状弾性部材80の外部側端面と指当て部材31Aの外部側端面とは例えば面一致状態になる。また、中央貫通孔81は、指当て部貫通孔31hに連通する。
したがって、本実施形態において、流体路34Bは、中央貫通孔81と、指当て部貫通孔31hと、軸方向穴33Ah1と、側孔35h2と略同様な構成の図示されていない側孔と、によって構成される。また、中央貫通孔81の外部側の開口が流体路34Bの第1開口34m1となる。
本実施形態において、リング状弾性部材80の硬度は、凹部70が設けられる指当て部材31A等の凹部形成部材の硬度よりも柔軟に設定してある。
具体的に、指当て部材31Aは、シリンジ61の筒先先端面62fを該指当て部材31Aの外部側端面に予め定めた力量で押し当てたとき変形不能であるのに対して、リング状弾性部材80はシリンジ61の筒先先端面62fを該弾性部材80の外部側端面に予め定めた力量で押し当てたとき弾性変形する。
なお、リング状弾性部材80を弾性変形可能な樹脂部材としているが、リング状弾性部材80は樹脂部材に限定されるものでは無くゴム部材等であってもよい。また、リング状弾性部材80を予め定めた色に着色して上述した識別部を兼用する構成にしてもよい。
その他の構成は、上述した送気送水ボタン30Aの構成と同様である。
ここで、シリンジ当付け部40Aを備える送気送水ボタン30Aの洗浄作業を説明する。
作業者は、前述したように送気送水ボタン30Aを洗浄液が貯留された洗浄槽中に浸漬させ、洗浄ブラシを用いて洗浄液に浸漬されている該ボタン30Aをブラッシングする。その後、作業者は、シリンジを使用して送気送水ボタン30Aが備える流体路34A内の洗浄を行う。
その際、作業者は、前述と同様に送気送水ボタン30A及びシリンジ61を洗浄液が貯留された洗浄槽中に浸漬させた状態を保持しつつ、シリンジ61の筒先62の先端部を送気送水ボタン30Aのシリンジ当付け部40Aを構成するリング状弾性部材80の外部側端面上に配置する。
ここで、作業者は、シリンジ61の筒先先端面62fが予め定めた状態でシリンジ当付け部40Aに配置されたか否かを確認する。
すなわち、本実施形態において、作業者は、シリンジ61を手元操作して筒先先端面62fを予め定めた力量で矢印Y8Aに示すように長手軸に沿って押しつける押し付け操作を行って確認を行う。
図8Aに示すように筒先先端面62f全体がリング状弾性部材80の外部端面上に配置されていた場合、リング状弾性部材80が弾性変形される。この結果、シリンジ61は、送気送水ボタン30Aの長手軸に沿って移動する。作業者は、この移動を確認することによって、筒先先端面62fが予め定めた状態でシリンジ当付け部40Aに配置されている状態であると、判断する。
確認作業終了後、作業者は、その配置状態を保持しつつプランジャーを押し込み操作して流体路34B内に液体を供給する作業に移行する。
一方、作業者が、図8Bの破線に示すように筒先先端面62fの大部分が指当て部材31Aの外部端面上に配置されている状態で、上述と同様な押し付け操作を行った場合、シリンジ61の送気送水ボタン30Aの長手軸に沿った移動が阻止される。
このとき、作業者は、筒先先端面62fがシリンジ当付け部40Aに配置されていない状態であると判断して配置位置変更作業を行う。つまり、シリンジ61の筒先先端面62fを移動させつつ、押し付け操作を行って、配置位置を変更する。この後、作業者は、筒先先端面62fがシリンジ当付け部40Aに配置されたことを確認したなら、流体路34B内に液体を供給する作業に移行する。
また、作業者が図8Bの実線に示すように筒先先端面62fの一部が指当て部材31Aの外部端面上に配置されている状態で、上述と同様な押し付け操作を行った場合、シリンジ61が二点鎖線に示すように傾いて長手軸61Aが送気送水ボタン30Aの長手軸に対して傾く。
このとき、作業者は、シリンジ61の筒先先端面62fがシリンジ当付け部40Aに近接していると判断して、配置位置を微調整しつつ押し付け操作を行って配置位置を変更する。この後、作業者は、筒先先端面62fがシリンジ当付け部40Aに配置されたことを確認したなら、流体路34B内に液体を供給する作業に移行する。
このように、弾性部材であるリング状弾性部材80を、送気送水ボタン30Aの外部側端面を構成する指当て部材31Aに設けた凹部に配設してシリンジ当付け部40Aを構成する。この結果、シリンジ61の筒先先端面62fがリング状弾性部材80の外部側端面上に予め定めた状態で配置させることによって、送気送水ボタン30Aの流体路34B内にシリンジ61内の液体を安定して供給することができる。
また、シリンジ当付け部40Aを構成するリング状弾性部材80の硬度及び指当て部材31Aの硬度を予め定めた硬度に設定したことによって、シリンジ61を予め定めた力量で押し付け操作することによって、シリンジ61の筒先先端面62fがリング状弾性部材80の外部側端面上に予め定めた状態で配置されている否かの確認を容易かつ確実に行うことができる。
上述した実施形態においては、送気送水ボタン30、30Aに設けられたシリンジ当付け部40、40Aについて説明している。しかし、吸引ボタン50にも例えばシリンジ当付け部40が設けられている。
ここで、図9A、図9Bを参照して吸引ボタン50に設けたシリンジ当付け部40について説明する。
吸引ボタン50は、指当て部材51、口金着脱部52、吸引ピストン53等を備えて構成され、該ピストン53には流体路54が設けられている。
本実施形態において、吸引ピストン53は、予め定めた形状の筒体であって、流体路54を構成する軸方向穴55と側孔56とを有している。
軸方向穴55は、有底な穴である。軸方向穴55は、吸引ピストン53の長手方向中心軸に沿って予め定めた直径、及び吸引ピストン53の端面から予め定めた深さに設定されて形成されている。したがって、吸引ピストン53の一端面には穴開口55mが形成される。
側孔56は、軸方向穴55に予め定めた位置で直交する交差孔である。側孔56は、軸方向穴55内と外部とを連通する。したがって、吸引ピストン53の外周面の予め定められた位置に例えば一対の側孔開口56mが形成される。
本実施形態において吸引ボタン50は、該ボタン50の長手方向軸に直交する一端面の中央に外部に露呈する流体路54の一端である穴開口55mを備え、外周面の予め定められた位置に例えば一対の側孔開口56mを備えている。
なお、指当て部材51は、例えば樹脂製のリング状部材である。本実施形態において、指当て部材51は、指当て本体57に例えば接着によって一体に固定されている。そして、指当て部材51が一体な指当て本体57は、吸引ピストン53に例えば螺合及び接着によって一体に固定されている。符号58は吸引ピストン識別部である。吸引ピストン識別部58の外部側端面は、識別部44とは異なる色に着色されている。
また、口金着脱部52は、例えば第1管部材と第2管部材とを一体に構成したものであって、コイルスプリング19Bの付勢力によって吸引ピストン53に対して予め定めた位置に配置されるように構成されている。
図9A、図9Bに示すように吸引ボタン50にはシリンジ61の筒先62の先端部が配置されるシリンジ当付け部40が設けられている。
本実施形態において、シリンジ当付け部40は、流体路54を構成する軸方向穴55の穴開口55m側の縁部54eに形成されている。シリンジ当付け部40は、前述したように円形凹部であって、第1当接面である底面41と、第2当接面であって内壁面である内周壁面42とを有して構成されている。
その他の構成は前述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
このように、吸引ボタン50の一端面で外部に露呈する流体路54の穴開口55mの縁部54eに、底面41及び内周壁面42を備えて凹部を構成するシリンジ当付け部40を設ける。この結果、シリンジ61の筒先先端面62fをシリンジ当付け部40に収容することによって、前述と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態において、内視鏡用流体制御弁を送気送水ボタン30及び吸引ボタン50としている。しかし、シリンジ当付け部40、40Aを備える内視鏡用流体制御弁は、送気送水ボタン30及び吸引ボタン50に限定されるものでは無く、送ガス送水ボタン、噴霧ボタン等であってもよい。
また、シリンジ当付け部40、40Aに押し付けるものとしては、上述したシリンジ61の筒先62に限らず、例えば流体ポンプの出力チューブに接続された筒先をシリンジ当付け部40、40Aに押し付けるようにしても良いことは勿論である。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡 2…挿入部 3…操作部 3A…操作部本体 4…ユニバーサルコード
5…先端部 5a…ノズル 5b…処置具兼吸引開口 6…湾曲部 7…可撓管部
8LR…左右ノブ 8UD…上下用ノブ 9…操作スイッチ 10…処置具挿入口
11…送気送水シリンダ 11A…送気送水口金 12…吸引シリンダ
12A…吸引口金 13…第1接続口 14…第2接続口 15…第3接続口
16…第4接続口 17…吸引源側接続口 18…処置具兼吸引開口側接続口
19、19B…コイルスプリング 21…供給源側送気管路 22…供給源側送水管路 23…ノズル側送気管路 24…ノズル側送水管路 25…吸引源側管路
26…吸引チャンネル 27…処置具チャンネル 28…処置具兼吸引チャンネル
30、30A…送気送水ボタン 31、31A…指当て部材 31h…指当て部貫通孔
32…口金着脱部 33、33A…送気送水ピストン部 33Ah1…軸方向穴
33At…鍔部 34、34A、34B…流体路 34Ae…縁部 34m1…第1開口
34m2…第2開口 35…ピストン本体 35h1…軸方向穴 35h2…側孔
36…端部構成部材 36h…軸方向貫通孔 37a…シール部材
38a…摺動保持部材 39…接続環 40、40A…シリンジ当付け部 41…底面
42…内周壁面 43…結合面 44…識別部 50…吸引ボタン 51…指当て部材
52…口金着脱部 53…吸引ピストン 54…流体路 54e…縁部 55…軸方向穴
55m…穴開口 56…側孔 56m…側孔開口 57…指当て本体
58…吸引ピストン識別部 61…シリンジ 61A…長手軸 62…筒先
62f…筒先先端面 62s…筒先外周面 63…プランジャー 70…凹部
71…開口 80…リング状弾性部材 81…中央貫通孔

Claims (3)

  1. 内視鏡の操作部を構成する操作部本体に着脱自在に構成され、内部に流体路とこの流体路に連通し、外部に露呈される開口とを有する、内視鏡用流体制御弁において、
    前記開口の縁部に設けた、洗浄液、濯ぎ用の滅菌水、或いは、消毒液等の液体を供給する流体供給用の筒先を押し付けるための当付け部は、前記筒先の先端部が該当付け部に予め定めた状態で配置された否かの確認を可能にする確認部を備え、
    前記確認部を備える前記当付け部は、
    前記筒先の先端部より予め定めた寸法大きく設定した開口及び予め定めた深さで構成され、前記筒先の先端部の先端面が当接配置される第1当接面と、該筒先の先端部外周面が当接可能な第2当接面とを備える、前記流体路に連通する凹部であることを特徴とする内視鏡用流体制御弁。
  2. 前記確認部を備える前記当付け部は、
    前記筒先の先端部より予め定めた寸法大きく設定した開口及び予め定めた深さに設定した前記流体路に連通する凹部と、
    前記凹部に収納配置される、前記凹部を形成した凹部形成部材の硬度に比較して柔軟で弾性変形可能であって、前記流体路に連通する貫通孔を有する、リング状弾性部材と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の内視鏡用流体制御弁。
  3. 前記当付け部は、前記操作部本体に着脱自在な各種内視鏡用流体制御弁の種類を目視に識別するための識別部を兼用することを特徴とする請求項又は請求項に記載の内視鏡用流体制御弁。
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