JP6056655B2 - 車両用ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用ロック装置に関する。
特許文献1に従来の車両用ロック装置が開示されている。この車両用ロック装置は、車体と、車体に変位可能に支持された可動部との間に設けられる。この車両用ロック装置は、ベース部材とフォークとポールと緩衝機構とを備えている。
ベース部材は、車体及び可動部の一方に設けられる。ベース部材は、車体及び可動部の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもっている。フォークは、ベース部材に設けられている。フォークは、進入口の奥側でストライカを係止するラッチ位置と、進入口内でストライカを係止しないアンラッチ位置との間で変位する。ポールは、ベース部材に設けられている。ポールは、フォークの変位を固定又は許容可能である。緩衝機構は、進入口の奥側に進入するストライカに当接して変形するとともに、フォークがラッチ位置に変位した状態でもストライカに当接する状態を維持する。
より詳しくは、緩衝機構は軟質材料からなるダンパである。ダンパは、第1平坦面と第2平坦面とを有している。第1平坦面は、ストライカが進入口に進入する第1方向に略直交し、進入口の入口側を向いている。第2平坦面は、第1方向に略直交し、第1平坦面とは反対側を向いてベース部材に当接している。
この車両用ロック装置では、進入口の奥側に進入するストライカにダンパの第1平坦面が直に当接し、ダンパが第2平坦面に接近するように変形する。こうして、ダンパがストライカの衝撃を吸収する。また、この車両用ロック装置では、フォークがラッチ位置に変位した状態でもダンパの第1平坦面が変形したままストライカに直に当接する状態を維持する。こうして、ダンパがストライカのガタツキを抑制する。
特許第3576311号公報
しかし、上記従来の車両用ロック装置では、進入口の奥側に進入するストライカにダンパの第1平坦面が直に当接するとともに、フォークがラッチ位置に変位した状態でもそのダンパの第1平坦面が変形したままストライカに直に当接する状態を維持する。このため、ダンパは第1平坦面が局所的に押し潰され易い。このため、この車両用ロック装置では、ダンパが繰り返しかつ長期に亘って変形することにより、ダンパに摩耗やひび割れ等が発生し易い。その結果、この車両用ロック装置は、耐久性に懸念がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ストライカの衝撃の吸収と、ストライカのガタツキの抑制とを良好に行いつつ、優れた耐久性を発揮可能な車両用ロック装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用ロック装置は、車体と、前記車体に変位可能に支持された可動部との間に設けられる車両用ロック装置であって、
前記車体及び前記可動部の一方に設けられ、前記車体及び前記可動部の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
前記ベース部材に設けられ、前記進入口の奥側で前記ストライカを係止するラッチ位置と、前記進入口内で前記ストライカを係止しないアンラッチ位置との間で変位するフォークと、
前記ベース部材に設けられ、前記フォークの変位を固定又は許容可能なポールと、
前記進入口の奥側に進入する前記ストライカに当接して変形するとともに、前記フォークが前記ラッチ位置に変位した状態でも前記ストライカに当接する状態を維持する緩衝機構とを備え、
前記緩衝機構は、軟質材料からなるダンパと、前記軟質材料よりも硬質の材料からなるホルダとを有し、
前記ダンパは、前記ストライカが前記進入口に進入する第1方向に略直交し、前記進入口の入口側を向く第1平坦面と、前記第1方向に略直交し、前記第1平坦面とは反対側を向いて前記ベース部材に当接する第2平坦面とを有し、
前記ホルダには、前記第1方向に変位可能に前記ベース部材に支持される支持部と、前記支持部から延びて前記第1平坦面を覆い、前記進入口の奥側に進入する前記ストライカに当接可能な当接部とが形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の車両用ロック装置では、進入口の奥側に進入するストライカにホルダの当接部が当接する。すると、当接部は、ストライカに押されて第1方向に変位する。そして、当接部は、第1平坦面が第2平坦面に接近するようにダンパを変形させる。この際、ホルダの支持部が第1方向に変位することにより、当接部が第1平坦面を覆う状態が維持される。このため、ダンパは、第1平坦面と第2平坦面とが平行なままで均等に変形する。こうして、ダンパとホルダとがストライカの衝撃を良好に吸収する。
当接部は、フォークがラッチ位置に変位した状態でも、均等に変形したダンパに押されることにより、ストライカに当接する状態を維持する。こうして、ダンパとホルダとがストライカのガタツキを良好に抑制する。
また、この車両用ロック装置では、ダンパとホルダとが協働してストライカの衝撃の吸収と、ストライカのガタツキの抑制とを行う際、ダンパの第1平坦面が当接部に覆われて局所的に押し潰され難い。これにより、この車両用ロック装置では、ダンパが繰り返し、かつ長期に亘って変形しても、ダンパに摩耗やひび割れ等が発生し難い。
したがって、本発明の車両用ロック装置では、ストライカの衝撃の吸収と、ストライカのガタツキの抑制とを良好に行いつつ、優れた耐久性を発揮することができる。
ベース部材は、進入口が形成された略平板状の本体部と、本体部と間隔を有して対面する対向部とを有していることが望ましい。そして、本体部及び対向部の一方には、支持部を支持する基部が形成されていることが望ましい(請求項2)。この構成によれば、本体部及び対向部の一方に形成された基部にホルダの支持部が支持されることにより、支持部が第1方向に良好に変位し、当接部が第1平坦面を覆う状態を良好に維持できる。
基部は、本体部及び対向部の一方における進入口の入口側とは反対側の端縁から屈曲し、第1方向に略直交する平面を形成して第2平坦面と当接する受け部を有していることが望ましい(請求項3)。この構成によれば、基部が形成された本体部及び対向部の一方に受け部も形成されている。このため、この車両用ロック装置では、別部材である受け部を基部に組み付ける場合と比較して、部品点数の削減と、組み付け作業の簡素化とを実現できる。
ダンパは、本体部及び対向部の一方に当接する第1側面と、第1側面とは反対側を向く第2側面とを有していることが望ましい。そして、基部は、第2側面に当接する規制部を有していることが望ましい(請求項4)。この構成によれば、規制部により、ダンパが本体部及び対向部の一方から他方に向かってずれ難くなるので、フォーク又はポールにダンパが干渉することを防止できる。
ホルダには、第1方向に直交し、かつ本体部及び対向部に沿う第2方向においてダンパを挟む一対の保持部が形成されていることが望ましい(請求項5)。この構成によれば、一対の保持部によってダンパが第2方向にずれ難くなるので、フォーク又はポールにダンパが干渉することを確実に防止できる。
ダンパはゴムからなり、ホルダは金属からなることが望ましい(請求項6)。この場合、ダンパを構成するゴムは、軟質材料の中でも弾性変形能が高い。これにより、この車両用ロック装置では、ストライカの衝撃の吸収と、ストライカのガタツキの抑制とを一層良好に行うことができる。また、ホルダを構成する金属は、軟質材料よりも硬質の材料の中でも強度が高く摩耗し難い。これにより、この車両用ロック装置では、ホルダの当接部がストライカに繰り返し当接しても破損し難く、優れた耐久性を確実に発揮できる。
実施例の車両用ロック装置が用いられる車両の斜視図である。 実施例の車両用ロック装置に係り、図1の矢視A方向から見て、フォークがラッチ位置にある状態を示す正面図である。 実施例の車両用ロック装置に係り、図1の矢視A方向から見て、フォークがアンラッチ位置にある状態を示す正面図である。 実施例の車両用ロック装置の分解斜視図である。 実施例の車両用ロック装置の分解斜視図である。 実施例の車両用ロック装置に係り、ダンパ及びホルダを示す正面図である。 実施例の車両用ロック装置に係り、図3のB−B断面を示す断面図である。 実施例の車両用ロック装置に係り、ストライカ、アンラッチ位置にあるフォーク、ポール、ダンパ、ホルダの当接部等を示す模式図である。 ストライカ、ハーフラッチ位置にあるフォーク、ポール、ダンパ、ホルダの当接部等を示す模式図である。 ストライカ、ラッチ位置にあるフォーク、ポール、ダンパ、ホルダの当接部等を示す模式図である。 ストライカ、ラッチ位置からさらに揺動したフォーク、ポール、ダンパ、ホルダの当接部等を示す模式図である。 変形例の車両用ロック装置に係り、ダンパ及びホルダを示す斜視図である。 変形例の車両用ロック装置に係り、ダンパ及びホルダを示す斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の車両用ロック装置1は、自動車に用いられている。この自動車は、車体9の中央に車室が設けられ、車体9の後方に荷台9Cが設けられたピックアップトラックである。荷台9Cは、車体9を構成する車室後壁9Dと、左右一対の後部側壁9L、9Rとによって、前側と左側と右側とが塞がれている。
また、荷台9Cは、あおり8によって後側が塞がれている。あおり8の下端縁8Bは、図示しないヒンジにより、荷台9Cの後端縁9Bに連結されている。あおり8は、図1に示すように略垂直に立ち上がる状態から、上端縁8Aが後方かつ下方に変位するように揺動することにより、荷台9Cの後側を開放する。あおり8は、本発明の「可動部」の一例である。
車両用ロック装置1は、あおり8の上端縁8A側において、左側の後部側壁9L側と右側の後部側壁9R側とに1個ずつ設けられている。図2以降の各図は、左側の車両用ロック装置1を図示している。右側の車両用ロック装置1は、図2に示すものとは勝手違いであるだけである。このため、以下の説明では、左側の車両用ロック装置1について説明し、右側の車両用ロック装置1については説明及び図示を省略又は簡略する。
図2以降の各図に示す前後方向及び上下方向は、すべて図1に対応させて表示している。また、図4以降の各図に示す内外方向は、左側の後部側壁9Lの外面側を車両外側と規定し、左側の後部側壁9Lの荷台9C内に露出する内面側を車両内側と規定して表示している。図2及び図3では、紙面奥側が車両外側であり、紙面手前側が車両内側である。
図2〜図5に示すように、左側の後部側壁9Lには、ストライカ99が固定されている。ストライカ99は、金属製の円柱軸体である。ストライカ99は、後部側壁9Lの後端かつ上端の角部から車両内側に向かって突出している。図示は省略するが、右側の後部側壁9L側にも、左側の後部側壁9Lのストライカ99とは勝手違いのストライカ99が固定されている。
あおり8が図1に示すように略垂直に立ち上がる状態では、図2に示すように、車両用ロック装置1がストライカ99に係合することにより、あおり8が荷台9Cの後側を塞ぐ状態が維持される。以下の説明では、前後方向及び上下方向について、図2に示す車両用ロック装置1の姿勢を基準とする。
あおり8の後面の略中央には、ドアハンドル8Hが配設されている。ドアハンドル8Hは、2本のロッド8Rによって、左右の車両用ロック装置1に連結されている。搭乗者がドアハンドル8Hを開操作すると、その開操作が各ロッド8Rによって、左右の車両用ロック装置1に伝達される。すると、図3に示すように、車両用ロック装置1によるストライカ99との係合が解除される。そして、搭乗者があおり8を後方に揺動させると、荷台9Cの後側が開放された状態となる。この際、車両用ロック装置1は、図3に示す姿勢から、図3の紙面に向かって反時計方向に90°回転した姿勢に変化する。
次に、車両用ロック装置1の構成についてより詳しく説明する。図2〜図7に示すように、車両用ロック装置1は、ベース部材90とフォーク11とポール12とオープンレバー20と緩衝機構5とを備えている。
図2〜図5及び図7に示すように、ベース部材90は、ベースプレート91とバックプレート92とを有している。ベースプレート91は、本発明の「本体部」の一例である。バックプレート92は、本発明の「対向部」の一例である。
ベースプレート91は、折り曲げ加工された鋼板からなる。ベースプレート91は、前後方向及び上下方向に略平板状に延在し、その前端縁側が車両内側に向けて折り曲げられている。ベースプレート91には、進入口97が形成されている。進入口97は、ベースプレート91の前端縁から後側に向けて深く溝状に切り欠かれている。進入口97は、あおり8の左側面から露出している。あおり8が図1に示すように略垂直に立ち上がる状態では、図2に示すように、進入口97にストライカ99が進入している。
図4及び図5に示すように、ベースプレート91の進入口97より下側には、フォーク軸穴91Mが貫設されている。ベースプレート91の進入口97より上側には、ポール軸穴91Nが貫設されている。
ベースプレート91の上側には、取り付け部91Aが形成されている。取り付け部91Aは、車両内側に屈曲した後に上向きに延びている。ベースプレート91の下側には、取り付け部91Bが形成されている。取り付け部91Bは、車両内側に屈曲した後に下向きに延びている。取り付け部91A、91Bには、丸穴が車両内外方向に貫設されている。
図2〜図5及び図7に示すように、バックプレート92は、折り曲げ加工された鋼板からなる。バックプレート92には、溝部92Qが形成されている。溝部92Qは、バックプレート92の前端縁から後側に向けて深く溝状に切り欠かれている。
図4及び図5に示すように、バックプレート92の溝部92Qより下側には、フォーク軸穴92Mが貫設されている。バックプレート92の溝部92Qより上側には、ポール軸穴92Nが貫設されている。
バックプレート92の上側には、取り付け部92Aが形成されている。取り付け部92Aは、車両内側に短く屈曲した後に上向きに延びている。バックプレート92の下側には、取り付け部92Bが形成されている。取り付け部92Bは、車両内側に短く屈曲した後に下向きに延びている。取り付け部92A、92Bには、丸穴が車両内外方向に貫設されている。
バックプレート92の前端縁側かつ溝部92Qより上側には、オープンレバー支持部92Cが形成されている。オープンレバー支持部92Cは、車両内側に向けて折り曲げられている。オープンレバー支持部92Cには、丸穴が前後方向に貫設されている。
ベースプレート91とバックプレート92とは、フォーク支持軸11Sとポール支持軸12Sとによって結合されている。より詳しくは、フォーク支持軸11Sは、車両外側を向く先端がバックプレート92のフォーク軸穴92M、捩じりコイルバネ11T、フォーク11、ベースプレート91のフォーク軸穴91Mにこの順番で挿通された後に加締められる。また、ポール支持軸12Sは、車両外側を向く先端がバックプレート92のポール軸穴92N、捩じりコイルバネ12T、ポール12、ベースプレート91のポール軸穴91Nにこの順番で挿通された後に加締められる。その結果、ベースプレート91の取り付け部91Aと、バックプレート92の取り付け部92Aとが車両内外方向において重なり、かつベースプレート91の取り付け部91Bと、バックプレート92の取り付け部92Bとが車両内外方向において重なった状態でベースプレート91とバックプレート92とが一体化される。バックプレート92は、この状態で、車両内外方向においてベースプレート91と間隔を有して対面している。
図2及び図3に示すように、車両内外方向から見た場合、バックプレート92の溝部92Qは、ベースプレート91の進入口97より若干大きくされている。これにより、進入口97に進入するストライカ99は、溝部92Qに接触し難くなっている。
取り付け部91A、92Aの丸穴と、取り付け部91B、92Bの丸穴とにボルト等の締結部材が挿入されて、あおり8に締結されることにより、ベース部材90があおり8に固定される。
図4及び図5に示すように、フォーク11は、ベースプレート91とバックプレート92との間で、フォーク支持軸11Sに揺動可能に支持されている。ポール12は、ベースプレート91とバックプレート92との間で、ポール支持軸12Sに揺動可能に支持されている。フォーク11及びポール12は、ベースプレート91に沿うように配設され、バックプレート92から離間している。進入口97に対して、フォーク11は下側に位置し、ポール12は上側に位置している。
図8〜図11に示すように、フォーク11は、捩じりコイルバネ11Tにより、フォーク支持軸11S周りにD1方向に揺動するように付勢されている。フォーク11の進入口97側に位置する部位は、第1凸部11Aと第2凸部11Bとに分岐している。そして、第1凸部11Aと第2凸部11Bとの間に形成された切り欠き部11Cには、進入口97内に進入したストライカ99が収まるようになっている。
第1凸部11Aのポール12に対面する先端側には、後述するポール12のストッパ面12Aと当接可能なラッチ面11D及びハーフラッチ面11Eが形成されている。フォーク11が図2及び図10に示す位置にある状態では、ストッパ面12Aとラッチ面11Dとが当接している。フォーク11は、この状態では、進入口97の底部でストライカ99を保持する。また、フォーク11が図9に示す位置にある状態では、ストッパ面12Aとハーフラッチ面11Eとが当接している。フォーク11は、この状態では、進入口97の途中でストライカ99を保持する。
図8〜図11に示すように、ポール12は、捩じりコイルバネ12Tにより、ポール支持軸12S周りにD2方向に揺動するように付勢されている。ポール12における進入口97の底部側に位置する部位には、ストッパ面12Aが形成されている。ストッパ面12Aは、フォーク11が図2及び図10に示す位置にあればラッチ面11Dに対面し、フォーク11が図9に示す位置にあればハーフラッチ面11Eに対面するように形成されている。
図4及び図5に示すように、ポール12には、摺動面12Cと当接部12Gとが形成されている。摺動面12Cは、ストッパ面12Aのフォーク11側の端部からポール支持軸12S側に延びている。当接部12Gは、ポール支持軸12Sを挟んでストッパ面12Aとは反対側に突出している。
図2及び図10に示すように、ポール12は、フォーク11が進入口97の底部でストライカ99を保持した状態で、第1凸部11Aのラッチ面11Dにストッパ面12Aが当接することにより、フォーク11をD1方向に揺動させないように固定する。図2及び図10に示すフォーク11の位置は、進入口97の奥側でストライカ99を係止するラッチ位置である。
図9に示すように、ポール12は、フォーク11が進入口97の途中でストライカ99を保持した状態で、第1凸部11Aのハーフラッチ面11Eにストッパ面12Aが当接することにより、フォーク11をD1方向に揺動させないように固定する。図9に示すフォーク11の位置は、進入口97の途中でストライカ99を係止するハーフラッチ位置である。
図4及び図5に示すように、オープンレバー20は、軸部20Sと入力部20Aと出力部20Bとが形成された樹脂製部材である。
軸部20Sは、後側に向けて円柱状に突出している。軸部20Sは、バックプレート92のオープンレバー支持部92Cに貫設された丸穴に挿通されている。これにより、オープンレバー20は、オープンレバー支持部92Cに揺動可能に支持されている。
入力部20Aは、軸部20Sから下方に延びている。図示は省略するが、入力部20Aには、ロッド8Rが連結されている。
出力部20Bは、軸部20Sから車両外側に延びている。図2に示すように、出力部20Bは、ポール12の当接部12Gに上方から対向している。
搭乗者がドアハンドル8Hを開操作すると、その開操作がロッド8Rを介して入力部20Aに伝達されて、オープンレバー20が揺動する。これにより、出力部20Bが図2に示す位置から下方に変位する。その結果、出力部20Bがポールの当接部12Gに当接し、当接部12Gを押し下げる。
当接部12Gが押し下げられると、ポール12は捩じりコイルバネ12Tの付勢力に抗しつつ、ポール支持軸12S周りにD2方向とは逆方向に揺動する。この際、ストッパ面12Aがラッチ面11D又はハーフラッチ面11Eから離間するので、ポール12がフォーク11の揺動を許容する。すると、図3及び図8に示すように、フォーク11が捩じりコイルバネ11Tの付勢力によりフォーク支持軸11S周りにD1方向に揺動して、ストライカ99が進入口97から離脱する方向に変位することを許容する。図3及び図8に示すフォーク11の位置は、進入口97内においてストライカ99の係止しないアンラッチ位置である。
図2〜図6に示すように、緩衝機構5は、ダンパ50とホルダ60とを有している。
図4〜図7に示すように、ダンパ50は、ブロック形状のゴム製部材である。ダンパ50は、第1平坦面51と第2平坦面52と第1側面53と第2側面54と位置決め凸部55とを有している。
第1平坦面51は、上下方向及び車両内外方向に延在する略矩形状の平面である。換言すると、第1平坦面51は、ストライカ99が進入口97に進入する前後方向に略直交している。第1平坦面51は、進入口97の入口側、すなわち前側を向いている。前後方向は、本発明の「第1方向」の一例である。
第2平坦面52も、上下方向及び車両内外方向に延在する略矩形状の平面である。換言すると、第2平坦面52も、ストライカ99が進入口97に進入する前後方向に略直交している。第2平坦面52は、第1平坦面51とは反対側、すなわち後側を向いている。
第1平坦面51は、上下方向において、第2平坦面52より短い。その一方、第1平坦面51は、車両内外方向において、第2平坦面52より長い。
第1側面53は、第1平坦面51の車両内側端縁から、第2平坦面52の車両内側端縁まで前後方向に延在し、かつ上下方向に延在する略台形状の平面である。第2側面54は、第1平坦面51とは反対側、すなわち車両外側を向く略台形状の平面である。第2側面54は、前後方向及び上下方向に延在し、第2平坦面52の車両外側端縁に接続している。位置決め凸部55は、第2平坦面52の中央から後側に向けて円柱状に突出している。
ホルダ60は、鋼板製部材である。ホルダ60は、例えば厚さ0.数mm〜1.数mm程度のステンレス薄板等が打ち抜き加工及び折り曲げ加工されてなる。要するに、ダンパ50が軟質な材料であるゴムからなるのに対して、ホルダ60は、ゴムより硬質な材料である金属からなる。ホルダ60には、支持部61と当接部62と一対の保持部63A、63Bとが形成されている。
支持部61は、前後方向及び上下方向に略矩形状に延在している。支持部61の略中央には、ガイド穴61Hが貫設されている。ガイド穴61Hは、前後方向に細長い矩形穴である。
当接部62は、支持部61の前側端縁から車両外側に向かって屈曲している。当接部62は、車両内外方向及び上下方向に略矩形状に延在している。当接部62は、前側から第1平坦面51に当接し、第1平坦面51全体を覆っている。
上側の保持部63Aは、当接部62の上側端縁から後側に向かって屈曲している。下側の保持部63Bは、当接部62の下側端縁から後側に向かって屈曲している。両保持部63A、63Bは、ダンパ50に沿うように後側に延びている。両保持部63A、63Bは、ダンパ50を上下方向において挟んでいる。上下方向は、本発明の「第2方向」の一例である。両保持部63A、63Bの後端側は、第2側面54側に回り込むように屈曲している。
バックプレート92には、基部93が形成されている。基部93は、バックプレート92における溝部92Qより後側の部位である。基部93は、上下方向及び前後方向に平板状に延びている。基部93の平板状部分の中間部には、ガイド凸部93Gが形成されている。ガイド凸部93Gは、略C字状のスリットの内側部分が車両内側に向けて曲げられてなる。
基部93は、バックプレート92の後端縁92Eから屈曲して車両外側に向けて延びている。バックプレート92の後端縁92Eは、本発明の「本体部及び対向部の一方における進入口の入口側とは反対側の端縁」の一例である。基部93の車両外側に向けて延びる部分は、受け部94とされている。受け部94は、上下方向及び車両内外方向に延在する平面、換言すると、ストライカ99が進入口97に進入する前後方向に略直交する平面を形成している。受け部94の略中央には、位置決め穴94Hが前後方向に貫設されている。
基部93は、受け部94の車両外側端縁から屈曲して前側に向けて延びている。基部93の前側に向けて延びる部分は、規制部95とされている。規制部95は、フォーク11及びポール12より車両内側に位置して、前後方向及び上下方向に略平板状に延在している。
ダンパ50及びホルダ60は、以下のようにして、バックプレート92の基部93に装着されている。すなわち、ダンパ50の第2平坦面52が前側から受け部94に当接している。この際、ダンパ50の位置決め凸部55が受け部94の位置決め穴94Hに挿通されることにより、ダンパ50が基部93に対して位置決めされる。図7に示すように、ダンパ50は、この状態で、第1側面53が車両外側からバックプレート92に当接し、第2側面54が車両内側から規制部95に当接可能に対向している。
ホルダ60の支持部61は、車両内側からバックプレート92の基部93に当接している。支持部61のガイド穴61H内には、基部93のガイド凸部93Gが突出している。支持部61は、ガイド凸部93Gがガイド穴61Hに沿って相対移動することにより、前後方向に変位可能に基部93に支持されている。
図7に示すように、ホルダ60の当接部62は、支持部61の前側端縁から車両外側に向かって延びてバックプレート92の溝部92Qを通過している。支持部61は、前側から第1平坦面51に当接し、第1平坦面51全体を覆っている。これにより、当接部62は、進入口97に進入するストライカ99に当接可能となっている。ガイド穴61Hにガイド凸部93Gが突出しているとともに、一対の保持部63A、63Bがダンパ50を上下方向において挟み、かつ、それらの後端側が第2側面54側に回り込むように屈曲していることにより、ホルダ60がバックプレート92から外れることなく、ダンパ50を保持している。
図3及び図8に示すように、フォーク11がアンラッチ位置にある状態では、当接部62がストライカ99に当接しておらず、ダンパ50に圧縮力が作用していない。この場合、ダンパ50の第1平坦面51は、図8に示すように、進入口97の底部よりも充分に前側に位置している。この状態でのダンパ50の前後方向の長さをL1とする。
搭乗者が開放状態のあおり8を揺動させて閉じることによってストライカ99が進入口97内に進入すると、ストライカ99が第1凸部11Aに前側から当接し、第1凸部11Aを後側に向けて押す。すると、フォーク11もストライカ99に追従してD1方向とは逆方向に揺動し、図9に示すハーフラッチ位置に変位する。この際、第1凸部11Aの外周縁が摺動面12Cに摺接する。そして、ハーフラッチ面11Eがストッパ面12Aまで到達すると、ポール12は、D2方向に揺動して、図9に示す姿勢に変位する。このため、ストッパ面12Aがハーフラッチ面11Eと当接し、フォーク11の揺動をハーフラッチ位置で固定する。
フォーク11がハーフラッチ位置にある状態では、当接部62がストライカ99に当接しておらず、又は僅かに当接する程度であるので、ダンパ50に圧縮力が殆ど作用していない。この状態でのダンパ50の前後方向の長さはL1のままである。
ストライカ99が第1凸部11Aをさらに後側に向けて押して、フォークを図2及び図10に示すラッチ位置まで変位させると、再び第1凸部11Aの外周縁が摺動面12Cに摺接する。そして、ラッチ面11Dがストッパ面12Aまで到達すると、ポール12は、D2方向に揺動して、図10に示す姿勢に変位する。このため、ストッパ面12Aがラッチ面11Dと当接し、フォーク11の揺動をラッチ位置で固定する。
フォーク11が図9に示すハーフラッチ位置から図10に示すフルラッチ位置まで変位する際、進入口97の奥側に進入するストライカ99にホルダ60の当接部62が当接する。すると、当接部62は、ストライカ99に押されて後側に向けて変位する。そして、当接部62は、第1平坦面51が第2平坦面52に接近するようにダンパ50を圧縮変形させる。これにより、ダンパ50の前後方向の長さがL2まで短くなる。この際、ホルダ60の支持部61がガイド穴61H及びガイド凸部93Gに案内されて、当接部62とともに後側に向けて変位することにより、当接部62が第1平坦面51を覆う状態が維持される。このため、ダンパ50は、第1平坦面51と第2平坦面52とが平行なままで均等に圧縮変形する。こうして、ダンパ50とホルダ60とがストライカ99の衝撃を良好に吸収する。
ストライカ99の衝撃が過大なためにストライカ99が図10に示す位置からさらに進入口97の奥側に進入する場合、図11に示すように、ダンパ50の前後方向の長さがL3まで短くなる。この際も、ホルダ60の支持部61が当接部62とともに後側に向けて変位することにより、当接部62が第1平坦面51を覆う状態が維持される。このため、ダンパ50は、第1平坦面51と第2平坦面52とが平行なままで均等に圧縮変形する。こうして、ダンパ50とホルダ60とがストライカ99の過大な衝撃をも良好に吸収する。その過大な衝撃が吸収された後、捩じりコイルバネ11T及びダンパ50の復元力により、ストライカ99が図10に示す位置まで押し戻される。
図10に示すように、当接部62は、フォーク11がラッチ位置に変位した状態でも、均等に変形したダンパ50に押されることにより、ストライカ99に当接する状態を維持する。こうして、ダンパ50とホルダ60とがストライカ99のガタツキを良好に抑制する。
また、この車両用ロック装置1では、ダンパ50とホルダ60とが協働してストライカ99の衝撃の吸収と、ストライカ99のガタツキの抑制とを行う際、ダンパ50の第1平坦面51が当接部62に覆われて局所的に押し潰され難い。これにより、この車両用ロック装置1では、ダンパ50が繰り返し、かつ長期に亘って変形しても、ダンパ50に摩耗やひび割れ等が発生し難い。
したがって、実施例の車両用ロック装置1では、ストライカ99の衝撃の吸収と、ストライカ99のガタツキの抑制とを良好に行いつつ、優れた耐久性を発揮することができる。
また、この車両用ロック装置1では、バックプレート92に形成された基部93にホルダ60の支持部61が支持され、その支持部61がガイド穴61H及びガイド凸部93Gに案内されることにより、支持部61が前後方向に良好に変位し、当接部62が第1平坦面51を覆う状態を良好に維持できる。
さらに、この車両用ロック装置1では、基部93が形成されたバックプレート92に受け部94も形成されている。このため、この車両用ロック装置1では、別部材である受け部94を基部93に組み付ける場合と比較して、部品点数の削減と、組み付け作業の簡素化とを実現できる。
また、この車両用ロック装置1では、規制部95が第2側面54に当接可能に対向していることにより、ダンパ50がバックプレート92からベースプレート91に向かってずれ難くなるので、フォーク11又はポール12にダンパ50が干渉することを防止できる。
さらに、この車両用ロック装置1では、規制部95が受け部94の先端縁に連続して形成されているので、別部材である規制部95をベースプレート91又はバックプレート92に組み付ける場合と比較して、部品点数の削減、及び組み付け作業の簡素化を実現できる。
また、この車両用ロック装置1では、ホルダ60に形成された一対の保持部63A、63Bによってダンパ50が上下方向にずれ難くなるので、フォーク11又はポール12にダンパ50が干渉することを確実に防止できる。
さらに、この車両用ロック装置1では、ダンパ50はゴムからなり、ホルダ60はステンレス鋼板等の金属からなる。ここで、ダンパ50を構成するゴムは、軟質材料の中でも弾性変形能が高い。これにより、この車両用ロック装置1では、ストライカ99の衝撃の吸収と、ストライカ99のガタツキの抑制とを一層良好に行うことができる。また、ホルダ60を構成する金属は、軟質材料よりも硬質の材料の中でも強度が高く摩耗し難い。これにより、この車両用ロック装置1では、ホルダ60の当接部62がストライカ99に繰り返し当接しても破損し難く、優れた耐久性を確実に発揮できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
ダンパ及びホルダの形状は、実施例のダンパ50及びホルダ60の形状には限定されない。例えば、図12及び図13に示す変形例のように、ホルダ60の形状を変更したホルダ160を採用してもよい。
この変形例において、ホルダ160は、実施例のホルダ60から一対の保持部63A、63Bが取り除かれ、その代りに保持部163が形成されている。ホルダ160のその他の構成は、実施例と同様である。このため、実施例と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
保持部163は、当接部62の車両外側端縁から後側に向けて屈曲している。保持部163は、前後方向及び上下方向に略平板状に延在して、車両外側からダンパ50の第2側面54に当接可能に対向している。保持部163の後端縁側の上側角部と下側角部とは、車両内側に向けて屈曲し、ダンパ50を上下方向において挟んでいる。このような形状に変更されたホルダ160も、実施例のホルダ60と同様に機能する。また、ホルダ160の保持部163がダンパ50の第2側面54に当接可能に対向していることにより、ダンパ50がバックプレート92からベースプレート91に向かってずれ難くなるので、規制部95を省略することが可能になる。
実施例では可動部があおり8であったが、この構成には限定されない。可動部は、例えば、ドア、テールゲート、座席の背もたれ等であってもよい。
実施例ではダンパ50がゴムからなっているが、この構成には限定されない。ダンパを構成する軟質材料は、例えば、エラストマ、軟質プラスチック等であってもい。
実施例ではホルダ60が金属からなっているが、この構成には限定されない。ホルダを構成する硬質の材料は、ダンパを構成する軟質材料より硬質であればどのようなものでもよく、例えば、硬質プラスチック、FRP、硬質ゴム等であってもよい。
本発明は例えば、自動車、バス、産業車両等の車両に利用可能である。
1…車両用ロック装置
9…車体
8…可動部(あおり)
99…ストライカ
97…進入口
90…ベース部材
11…フォーク
12…ポール
5…緩衝機構
50…ダンパ
51…第1平坦面
52…第2平坦面
53…第1側面
54…第2側面
60、160…ホルダ
61…支持部
62…当接部
63A、63B、163…保持部
91…本体部(ベースプレート)
92…対向部(バックプレート)
92E…対向部における進入口の入口側とは反対側の端縁(バックプレートの後端縁)
93…基部
94…受け部
95…規制部

Claims (6)

  1. 車体と、前記車体に変位可能に支持された可動部との間に設けられる車両用ロック装置であって、
    前記車体及び前記可動部の一方に設けられ、前記車体及び前記可動部の他方に固定されたストライカが進入する進入口をもつベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、前記進入口の奥側で前記ストライカを係止するラッチ位置と、前記進入口内で前記ストライカを係止しないアンラッチ位置との間で変位するフォークと、
    前記ベース部材に設けられ、前記フォークの変位を固定又は許容可能なポールと、
    前記進入口の奥側に進入する前記ストライカに当接して変形するとともに、前記フォークが前記ラッチ位置に変位した状態でも前記ストライカに当接する状態を維持する緩衝機構とを備え、
    前記緩衝機構は、軟質材料からなるダンパと、前記軟質材料よりも硬質の材料からなるホルダとを有し、
    前記ダンパは、前記ストライカが前記進入口に進入する第1方向に略直交し、前記進入口の入口側を向く第1平坦面と、前記第1方向に略直交し、前記第1平坦面とは反対側を向いて前記ベース部材に当接する第2平坦面とを有し、
    前記ホルダには、前記第1方向に変位可能に前記ベース部材に支持される支持部と、前記支持部から延びて前記第1平坦面を覆い、前記進入口の奥側に進入する前記ストライカに当接可能な当接部とが形成されていることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 前記ベース部材は、前記進入口が形成された略平板状の本体部と、前記本体部と間隔を有して対面する対向部とを有し、
    前記本体部及び前記対向部の一方には、前記支持部を支持する基部が形成されている請求項1記載の車両用ロック装置。
  3. 前記基部は、前記本体部及び前記対向部の一方における前記進入口の入口側とは反対側の端縁から屈曲し、前記第1方向に略直交する平面を形成して前記第2平坦面と当接する受け部を有している請求項2記載の車両用ロック装置。
  4. 前記ダンパは、前記本体部及び前記対向部の一方に当接する第1側面と、前記第1側面とは反対側を向く第2側面とを有し、
    前記基部は、前記第2側面に当接する規制部を有している請求項2又は3記載の車両用ロック装置。
  5. 前記ホルダには、前記第1方向に直交し、かつ前記本体部及び前記対向部に沿う第2方向において前記ダンパを挟む一対の保持部が形成されている請求項2乃至4のいずれか1項記載の車両用ロック装置。
  6. 前記ダンパはゴムからなり、
    前記ホルダは金属からなる請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両用ロック装置。
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