JP6055978B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
して、主制御基板からサブ統合基板へコマンドが出力されると、ステッピングモータの励
磁データが転送クロックと同期してサブ統合基板からランプ駆動基板へ、デイジーチェー
ン接続されたシフトレジスタへシリアル出力される構成の遊技機が提案されている(例え
ば、特許文献1参照。)。
込みと同期して、ラッチ信号の入力を契機に、励磁データをラッチして、パラレルデータ
として励磁信号を出力する。よって、この励磁信号を出力するタイミングがサブ統合基板
の2ミリ秒のタイマ割り込みと同期する。また、ステッピングモータが複数台あっても、
シフトレジスタがデイジーチェーン接続できるため、励磁データを連続してシリアル出力
することができ、ステッピングモータの駆動を容易に制御できるようになっている。
図1は、本発明の第1の実施の形態の遊技機1の説明図である。
前面に開閉回動可能に組み付けられる。前面枠3の表側には、遊技盤10(図2参照)が
収装される。また、前面枠3には、遊技盤10の前面を覆うカバーガラス(透明部材)を
備えたガラス枠18が取り付けられている。
えられている。装飾部材9a、9bの内部にはランプやLED等からなる装飾装置が備え
られている。装飾装置を所定の発光態様によって発光させることによって、装飾部材9a
、9bが所定の発光態様によって発光する。
いる。また、ガラス枠18の上方には照明ユニット11が備えられている。
ている。第1可動式照明13及び第2可動式照明14には、LEDなどの照明部材の他に
、照明駆動第1モータ(MOT)13a及び照明駆動第2モータ(MOT)14aが備え
られており、演出内容に応じて動作するように制御される。
の異常報知LED29が備えられている。
が、固定パネル22には下皿23及び打球発射装置の操作部24等が備えられる。下皿2
3には、下皿23に貯まった遊技球を排出するための下皿球抜き機構16が備えられる。
前面枠3下部右側には、ガラス枠18を施錠するための鍵25が備えられている。
ら供給される遊技球を発射する。
7が備えられている。遊技者が演出ボタン17を操作することによって、遊技盤10に設
けられた表示装置53(図2参照)における特図変動表示ゲームの演出内容を選択して、
表示装置53における特図変動表示ゲームに、遊技者の操作を介入させた演出を行うこと
ができる。
図変動表示ゲームが開始する。特図変動表示ゲームでは、表示装置53において複数の識
別情報が変動表示する。そして、変動表示していた識別情報が停止し、停止した識別情報
の結果態様が特定の結果態様である場合に、遊技機1の状態が遊技者に有利な状態(特典
が付与される状態)である特別遊技状態に遷移する。
、図示しないカードユニットからプリペイドカードを排出させるために操作される排出ボ
タン27が設けられている。さらに、これらの球貸ボタン26と排出ボタン27との間に
は、プリペイドカードの残高を表示する残高表示部28が設けられる。
を行うもので、ガラス枠18のカバーガラスの奥側には、遊技領域10aを構成する遊技
盤10が設置されている。
樹脂製)を備え、該遊技盤本体10bの前面にガイドレール32で囲まれた遊技領域10
aを有している。また、遊技盤本体10bの前面であってガイドレール32の外側には、
前面構成部材33が取り付けられている。そして、このガイドレール32で囲まれた遊技
領域10a内に発射装置から遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行う。
るセンターケース51が取り付けられている。センターケース51に形成された窓部52
の後方には、複数の識別情報を変動表示する特図変動表示ゲームの演出を実行可能な演出
表示装置としての表示装置53が配される。表示装置53は、例えば、液晶ディスプレイ
を備え、表示内容が変化可能な表示部53aがセンターケース51の窓部52を介して遊
技盤10の前面側から視認可能となるように配されている。なお、表示装置53は、液晶
ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっ
てもよい。
報知装置15が備えられる。信頼度報知装置15には、複数色のLED(例えば、赤、青
、緑の3色のLED)が備えられており、信頼度に応じた色及び態様で発光するように制
御される。
50が設けられ、遊技領域10aに向けて入口50aが開放した状態で開設されている。
球導入路50は、センターケース51の内部に連通しており、入口50aから流入した遊
技球は、センターケース51の裏側を通過して、ユニット側ステージ部49b上に排出さ
れる。さらに、ユニット側ステージ部49b上で転動した遊技球が当該ユニット側ステー
ジ部49bの下方に配置されたベース側ステージ部49a上に流下できるように構成され
ている。
1の左下部には、装飾ランプ48が配置される、センターケース51の上部には、複数の
装飾ピース46を上下動可能な状態で配置される。装飾具47、装飾ランプ48及び装飾
ピース46は、後述する演出制御装置550からの命令に従って演出動作を行う。センタ
ーケース51の構成については、図3を参照しながらさらに詳細に説明する。
可能)な特図変動表示ゲームを始動させるための始動口36が配置される。さらに、セン
ターケース51の側方(左側方)には、普図変動表示ゲームを始動させるための普図始動
ゲート34が配置される。
て各種装飾表示を行うサイドランプ45が配置される。また、サイドランプ45には、一
般入賞口44が備えられている。
て遊技領域10aの下縁部には、入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口43が開
設される。大入賞口42は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になってい
るアタッカ形式の開閉扉42aを備える。特図変動表示ゲームの結果によって開閉扉42
aを閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態
)に変換する。
領域10a内には、この他、遊技領域10aには、打球方向変換部材としての風車(図示
略)、及び多数の障害釘(図示略)などが配設されている。そして、センターケース51
と、該センターケース51を挟んで普図始動ゲート34とは反対側に位置する前面構成部
材33との間に縦長な円弧状の遊技球通路57が形成されている。
・特図表示器35が備えられている。普図・特図表示器35には、特図変動表示ゲームの
未処理回数(特図始動記憶数)及び普図変動表示ゲームの未処理回数(普図始動記憶数)
が表示される。普図・特図表示器35は、遊技状態を表す遊技状態表示LED(図示略)
と併せて、セグメントLEDとして設けられている。
ゲートSW34a(図6参照)が設けられている。そして、遊技領域10a内に打ち込ま
れた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、普図変動表示ゲームが開始される。
すると、普図始動記憶数が上限数未満であるならば、普図始動記憶数が1加算されて、当
該普図変動表示ゲームが当りとなるか否かを示す乱数が普図始動記憶として一つ記憶され
る。
れ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームに当選して始
動口36が開状態に変換されている状態をいう。
表示するようにしてもよく、この場合は識別図柄として、例えば、数字、記号、キャラク
タ図柄などを用い、この識別図柄を所定時間変動表示させた後、停止表示させることによ
って行うようにする。
ムに当選したものとして、始動口36の開閉部材36aが所定時間(例えば、0.3秒間
)開放される。これにより、始動口36に遊技球が入賞しやすくなり、特図変動表示ゲー
ムの始動が容易となる。始動口36の開閉部材36aは、通常時は遊技球の直径程度の間
隔をおいて閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持しているが、普図変動表示ゲ
ームの結果が所定の停止表示態様となった場合(普図変動表示ゲームに当選した場合)に
は、ソレノイド(普電SOL36b、図6参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて始動
口36に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられる。
態として、表示装置53における特図変動表示ゲームの変動表示時間を短縮する時短動作
状態(第2動作状態)を発生可能となっている。時短動作状態(第2動作状態)は、通常
動作状態(第1動作状態)と比較して始動口36の開閉部材36aが開放状態となりやす
い状態である。
時間よりも短くなるように制御され(例えば、10秒が1秒)、単位時間当りの始動口3
6の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短動作状態においては、普
図変動表示ゲームに当選したことによって始動口36が開放される場合に、開放時間が通
常動作状態の開放時間よりも長くなるように制御される(例えば、0.3秒が1.8秒)
。また、時短動作状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当選結果に対して、始動
口36が1回ではなく、複数回(例えば、2回)開放される。さらに、時短動作状態にお
いては普図変動表示ゲームの当選結果となる確率が通常動作状態よりも高くなるように制
御される。すなわち、通常動作状態よりも始動口36の開放回数が増加し、始動口36に
遊技球が入賞しやすくなり、特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
SW36d(図6参照)が備えられる。始動口SW36dによって遊技球を検出すると、
補助遊技としての特図変動表示ゲームを開始する始動権利が発生する。このとき、特図変
動表示ゲームを開始する始動権利は、所定の上限数(例えば、4)の範囲内で特図始動記
憶として記憶される。
われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合
に、始動口36に遊技球が入賞すると、特図始動記憶数が上限数未満(例えば、4個未満
)ならば、特図始動記憶数が1加算され、始動口36に遊技球が入賞したタイミングで抽
出された乱数が特図始動記憶として一つ記憶される。そして、特図変動表示ゲームが開始
可能な状態となると、特図始動記憶に基づき特図変動表示ゲームが開始される。
5で実行され、複数の識別情報を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示すること
で行われる。また、表示装置53にて特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報
(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)が変動表示される。そして、特図変動表示
ゲームの結果として、普図・特図表示器35の表示態様が特別結果態様となった場合には
、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応
して表示装置53の表示態様も特別結果態様(例えば、「7、7、7」等のゾロ目数字の
何れか)となる。なお、普図・特図表示器35ではなく、表示装置53のみで特図変動表
示ゲームを実行するように構成してもよい。
として確変状態(第2確率状態)を発生可能となっている。この確変状態(第2確率状態
)は、特図変動表示ゲームでの当り結果となる確率が、通常確率状態(第1確率状態)に
比べて高い状態である。なお、確変状態と上述した時短動作状態はそれぞれ独立して発生
可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可
能である。
配置される枠装飾部65と、遊技盤本体10bの裏面側に裏面構成部として配置される枠
体基部60とを前後に重合して構成されている。枠装飾部65は、遊技盤本体10bの表
面に止着される環状の装飾ベース66を備える。装飾ベース66の裏面側には、装飾ベー
ス66と略同じ大きさで円形状に形成された装飾パネルユニット67を備え、枠装飾部6
5は、装飾ベース66と装飾パネルユニット67とを前後に重合して構成されている。
側ステージ部49aが配置され、該ベース側ステージ部49aと遊技球通路57との間に
は装飾ランプ48が配置されている(図2参照)。そして、ベース側ステージ部49aを
挟んで装飾ランプ48とは反対側には、遊技球が流下可能な球導入路(ワープ流路)50
が設けられ、球導入路50の入口50aを装飾ベース66の外方へ向けて開放した状態で
開設し、球導入路50の出口50bを後述する装飾パネルユニット67の裏側へ連通して
いる。
備え、該カバーパネル部69の前面側の周縁に複数の装飾具47を配置している。装飾ベ
ース66と装飾パネルユニット67とを重合すると、装飾具47が装飾ベース66の内周
縁に沿って配置されるように設定されている(図2参照)。また、カバーパネル部69の
上部には、信頼度報知装置15が配置されている。
に転動可能なユニット側ステージ部49bが配置される。ユニット側ステージ部49bは
、装飾ベース66のベース側ステージ部49aよりも上方に配置される。
入口68を開設し、該球流入口68を介して球導入路50とユニット側ステージ部49b
とを連通している。したがって、遊技領域10aを流下する遊技球が球導入路50に流入
すると、球導入路50がこの遊技球をユニット側ステージ部49b上に導入できるように
構成されている。
放した状態で備え、該基部ケース61の内側(言い換えるとセンターケース51の内部)
に、開口部62aが前面側に設けられた凹室62を形成している。
て開設し、基部ケース61の後方から表示装置53を装着して、表示装置53の表示部5
3aを窓部52及び凹室62を通してセンターケース51の前方へ臨ませている。
動可能な複数の装飾ピース46が配置され、窓部52の左右両側の周縁には、表示部53
aの前方へ移動して演出動作を行う可動演出装置58が備えられる。
び窓部52をカバーパネル部69で前方から被覆し、表示装置53の表示部53aを枠装
飾部65の内側(カバーパネル部69が露出した箇所)からセンターケース51の前方へ
臨ませるように構成されている。
ある。
た位置に備えて構成され、第1演出ユニット63及び第2演出ユニット64が連動して演
出動作が実行される。
58が動作し、第1演出ユニット63及び第2演出ユニット64が動作した結果、当接部
(第1当接部121及び第2当接部122)にて当接している状態を示す図である。
部52の周縁の左側に配置される。また、第2演出ユニット64は、センターケース51
の右側に配置される。センターケース51の前方から見て第1演出ユニット63と第2演
出ユニット64との間に凹室62及び窓部52を臨ませるように配置される。
1演出部材70の駆動力を発生する第1演出駆動源としての役物駆動第1モータ(MOT
)71と、役物駆動第1モータ71から発生した駆動力(回動力)を第1演出部材70へ
伝達する第1演出伝達機構(第1主腕部材73及び第1副腕部材74)とを備える。
前後方向に延在し、第1出力軸71aには第1駆動ギア76を共回り可能に軸着している
。
該第1駆動ギア76の上方に軸着される。第1副腕部材74は、第1駆動ギア76と噛合
される第1副腕ギア78が形成され、当該第1駆動ギア76の下方に軸着される。第1主
腕部材73及び第1副腕部材74は、基部ケース61と軸着された端部の反対側の端部が
互いに異なる位置で第1演出部材70に軸着し、第1演出部材70を支持している。
ターケース51の正面から見て時計方向へ回動すると、役物駆動第1モータ71の駆動力
(回動力)を第1駆動ギア76及び第1主腕ギア77を介して第1主腕部材73へ伝達し
、この駆動力により第1主腕部材73がセンターケース51の正面から見て反時計方向へ
回動する。また、役物駆動第1モータ71の駆動力を第1駆動ギア76及び第1副腕ギア
78を介して第1副腕部材74へ伝達し、この駆動力により第1副腕部材74が第1主腕
部材73と同じ反時計方向へ回動する。この結果、第1演出部材70が第1主腕部材73
及び第1副腕部材74に支持された状態で上昇する。
4を上方へ延出して縦向き姿勢に設定すると、図4に示すように、第1演出部材70を表
示部53aの前方から外れて位置させた第1演出停止状態となり、第1演出部材70が窓
部52の側方に位置して、枠装飾部65の後方及び遊技盤本体10bの後方に隠れる(図
2参照)。
ンターケース51の正面から見て反時計方向へ回動すると、役物駆動第1モータ71の駆
動力(回動力)を第1駆動ギア76及び第1主腕ギア77を介して第1主腕部材73へ伝
達し、この駆動力により第1主腕部材73がセンターケース51の正面から見て時計方向
へ回動する。
して第1副腕部材74へ伝達し、この駆動力により第1副腕部材74が第1主腕部材73
と同じ時計方向へ回動する。この結果、第1演出部材70が第1主腕部材73及び第1副
腕部材74に支持された状態で下降する。
4を表示部53aの前方へ延出して横向き姿勢に設定すると、図5に示すように、第1演
出部材70を表示部53aの前方へ位置させた第1演出実行状態となり、第1演出部材7
0が表示部53aとカバーパネル部69との間の空間部のうち表示部53aの中央部分の
前方に位置する。
2演出部材80の駆動力を発生する第2演出駆動源としての役物駆動第2モータ(MOT
)81と、役物駆動第2モータ81から発生した駆動力(回動力)を第2演出部材80へ
伝達する第2演出伝達機構(第2主腕部材83及び第2副腕部材84)とを備える。
前後方向に延在し、第2出力軸81aには第2駆動ギア86を共回り可能に軸着している
。
該第2駆動ギア86よりも第1演出ユニット63寄りの位置に軸着される。第2副腕部材
84は、第2駆動ギア86と噛合される第2副腕ギア88が形成され、当該第2駆動ギア
86の下方に軸着される。第2主腕部材83及び第2副腕部材84は、基部ケース61と
軸着された端部の反対側の端部が互いに異なる位置で第2演出部材80に軸着し、第2演
出部材80を支持している。
ターケース51の正面から見て時計方向へ回動すると、役物駆動第2モータ81の駆動力
(回動力)を第2駆動ギア86及び第2主腕ギア87を介して第2主腕部材83へ伝達し
、この駆動力により第2主腕部材83がセンターケース51の正面から見て反時計方向へ
回動する。また、役物駆動第2モータ81の駆動力を第2駆動ギア86及び第2副腕ギア
88を介して第2副腕部材84へ伝達し、この駆動力により第2副腕部材84が第2主腕
部材83と同じ反時計方向へ回動する。この結果、第2演出部材80が第2主腕部材83
及び第2副腕部材84に支持された状態で下降する。
4を回動して第2演出部材80を下死点へ到達させ、引き続き第2主腕部材83及び第2
副腕部材84を回動して斜め下方へ延出して縦向き姿勢に設定し、第2演出部材80を下
死点から僅かに上昇させると、図4に示すように、第2演出部材80を表示部53aの前
方から外れて位置させた第2演出停止状態となり、第2演出部材80が枠装飾部65の後
方及び遊技盤本体10bの後方に隠れる(図2参照)。
ンターケース51の正面から見て反時計方向へ回動すると、役物駆動第2モータ81の駆
動力(回動力)を第2駆動ギア86及び第2主腕ギア87を介して第2主腕部材83へ伝
達し、この駆動力により第2主腕部材83がセンターケース51の正面から見て時計方向
へ回動する。
して第2副腕部材84へ伝達し、この駆動力により第2副腕部材84が第2主腕部材83
と同じ時計方向へ回動する。この結果、第2演出部材80が第2主腕部材83及び第2副
腕部材84に支持された状態で上昇する。
4を表示部53aの前方へ延出して横向き姿勢に設定すると、図5に示すように、第2演
出部材80を表示部53aの前方へ位置させた第2演出実行状態となり、第2演出部材8
0が表示部53aとカバーパネル部69との間の空間部のうち表示部53aの中央部分の
前方に位置する。
装置53及びスピーカ30等を制御する演出制御装置550、及び、遊技球を払い出すた
めに払出モータ(図示省略)を制御する払出制御装置580を備える。
ては、図7にて説明する。
05、出力I/F(Interface)506、及び外部通信端子507を備える。
)503及びRAM(Random Access Memory)504を備える。
M503は、遊技制御のための不変の情報(プログラム、データ等)を記憶している。R
AM504は、遊技制御時にワークエリアとして利用される。
機器に遊技制御装置500を接続する。
賞口SW44a〜44n、ゲートSW34a、カウントSW42d、ガラス枠開放SW1
8a、前面枠開放SW3a、球切れSW54、振動センサ55、及び磁気センサ56)か
らの検出信号を受けて、大当り抽選等、種々の処理を行う。
一般入賞口SW44a〜44nは、一般入賞口44に遊技球が入賞したことを検出するス
イッチである。
である。カウントSW42dは、大入賞口42に遊技球が入賞したことを検出するスイッ
チである。
。前面枠開放SW3aは、前面枠3が開放されたことを検出するスイッチである。
の数が所定数以下になったことを検出するスイッチである。
動させるなどの不正行為を検出する。磁気センサ56は、始動口36の第2始動入賞口、
一般入賞口44、大入賞口42、及び普図始動ゲート34付近に設けられ、磁力を検出す
るセンサである。すなわち、磁気センサ56は、磁力を検出することによって、各入賞口
付近に磁石を近づけて、遊技領域10aに発射された遊技球を各入賞口に導く不正を検出
する。
L36b、大入賞口SOL42b、払出制御装置580、及び演出制御装置550に指令
信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
ムが実行される。さらに、特図変動表示ゲームの未処理回数(特図始動記憶数)及び普図
変動表示ゲームの未処理回数(普図始動記憶数)が表示される。普図変動表示ゲームが当
りとなるか否かを示す乱数を含む普図始動記憶、及び特図変動表示ゲームが当りとなるか
否かを示す乱数を含む特図始動記憶が記憶されている。
、開閉部材36aを開放することによって、始動口36に遊技球が入賞しやすい状態にす
る。
遊技状態(大当たり状態)となった場合に、大入賞口42の開閉扉42aを開放して、遊
技球が入賞しやすい状態に変換する。
、遊技機データを図示しない遊技場管理装置に出力する。遊技場管理装置は、遊技場に設
置された遊技機1の遊技データを収集管理する計算機である。
入賞した入賞口に対応する数の遊技球の払出指令を遊技制御装置500から受信する。ま
た、球貸ボタン26が操作された場合にも所定数の遊技球の払い出しを行う払出指令を遊
技制御装置500から受信する。払出制御装置580は、受信した払出指令に基づいて、
図示しない払出モータを制御し、払出指令に指定された数の遊技球を払い出す。
ンド、確率情報コマンド、及びエラー指定コマンド等を、遊技の状況を示す遊技データと
して、出力I/F506を介して、演出制御装置550へ送信する。
る。
出内容を決定し、表示装置53を制御するとともに、遊技盤10及び前面枠3に備えられ
た各種演出装置を制御する。演出装置には、LEDなどの発光装置や、モータ又はソレノ
イドなどの可動物が含まれる。
554、音ROM555、VDP556、音LSI557、入力I/F558b、出力I
/F558a、電源投入検出回路559、マスタIC570a、NORゲート回路561
及び監視タイマ回路562を備える。さらに、演出制御装置550は、中継基板600を
介して装飾制御装置610に接続される接続端子90と、可動体中継基板1600を介し
て装飾制御装置610に接続される接続端子92とを備える。
信号(INT)として入力され、入力された指令信号に基づいて、各種演出を制御する。
また、CPU551には、マスタIC570aからマスタ割込としての割込信号(INT
)が入力され、VDP556からも画像更新割込としての割込信号(INT)が入力され
る。
信号(INT)が入力される。監視タイマ回路562は、複数種類の監視タイマが内蔵さ
れており、CPU551によって設定された監視タイマ値がタイムアップすると、CPU
551に割込信号を出力する。CPU551は、割込信号の入力を受け付けると、実行中
の処理を中断し、入力された割込信号に対応する処理を実行する。
されている。RAM553は、演出制御時にワークエリアとして利用される。
を格納する。VDP556は、表示装置53への画像出力を制御するプロセッサである。
秒周期)と同期する同期信号を発生させる同期信号発生手段を備える。同期信号発生手段
は、同期信号を発生させるごとに、発生させた同期信号をCPU551に割込信号として
入力する。
ら出力される効果音の音データを格納する。音LSI557は、スピーカ30からの効果
音を出力するための回路を備える。
るインタフェースである。具体的には、前面枠3に備えられた演出ボタン17が操作され
たことを示す信号の入力を受け付けたり、遊技盤10に備えられたモータ位置検出センサ
によって検出された各モータの位置情報などの入力を受け付ける。
C570aのレジスタをデフォルト状態(すべて0)に初期化するリセット信号を発生さ
せ、NORゲート回路561に出力する。
号を出力I/F558aに出力する。そして、出力I/F558aは、入力されたリセッ
ト信号をNORゲート回路561に出力し、さらに、NORゲート回路561から、マス
タIC570aに当該リセット信号を出力する。所定の条件とは、例えば、すべての装飾
制御装置610において、エラーフラグが「ON」になった場合などである。
飾制御装置610に制御信号(DAT、CLK、LAT、EN)を出力し、遊技盤10や
前面枠3に備わる演出装置(モータ又はソレノイドなどで駆動する可動体)を動作させる
。
と、CPU551から出力I/F558aを介してNORゲート回路561に入力される
リセット信号は、いずれの場合にもLOWレベルの状態のときにリセットを指令する信号
として機能する。そのため、電源投入検出回路559及びCPU551の少なくとも一方
からNORゲート回路561にリセット信号が出力されていれば、NORゲート回路56
1を介してリセット信号がマスタIC570aに入力される。
中継する。可動体中継基板1600は、第2接続端子92から出力される制御信号を装飾
制御装置610に中継する。なお、第1接続端子90からは、発光体に対する制御信号が
出力され、第2接続端子92からは、可動体(モータ、ソレノイド)に対する制御信号が
出力される。
レノイド、モータなどを駆動するためのドライバ614を備える。また、装飾制御装置6
10には、ソレノイド、モータなどを駆動する駆動電源、及び、制御信号(DAT、CL
K、LAT、EN)が演出制御装置550から入力される。この装飾制御装置610によ
って、例えば、照明駆動第1モータ13a、照明駆動第2モータ14a、役物駆動第1モ
ータ71及び役物駆動第2モータ81が駆動される。
トレジスタクロック(SCK)、ラッチクロック(RCK)及び出力イネーブル(G)の
入力端子と、8ビットのパラレル出力端子(Q0〜Q7)及びキャリーアウト出力(CY
)を備え、例えば、74595等のロジックICを使用することができる。
って入力される。シフトレジスタクロック(SCK)は、LからHに変化するときに内部
シフトレジスタをシフトし、最下位ビットにSIの内容を追加する。ラッチクロック(R
CK)は、内部シフトレジスタのデータを内部ストレージレジスタに転送する。出力イネ
ーブル(G)は、入力信号がLのとき、内部ストレージレジスタのデータをパラレル出力
端子(Q0〜Q7)に出力し、入力信号がHのとき、パラレル出力端子(Q0〜Q7)の
出力は不定となる。なお、シフトレジスタのパラレル出力端子(Q0〜Q7)にはプルダ
ウン抵抗Rが接続されており、シフトレジスタの出力が不定時には、プルダウン抵抗Rの
作用によって、シフトレジスタの出力は「L」レベルになる。このため、シフトレジスタ
の出力が不定時にも、ドライバ614の動作が不安定とならず、ソレノイド、モータなど
が誤動作をすることを防止することができる。
CK)に入力され、LATがラッチクロック(RCK)に入力され、ENが出力イネーブ
ル(G)に入力される。また、演出制御装置550から出力される制御信号のうちDAT
は、最下位の第1シフトレジスタ611のシリアルデータ入力(SI)に入力される。シ
フトレジスタ611、612、613は、下位のシフトレジスタのキャリー出力(CY)
が上位のシフトレジスタのシリアル入力(SI)に入力されるように、チェーン接続され
ている。すなわち、第1シフトレジスタ611のキャリー出力(CY)は、第2シフトレ
ジスタ612のシリアル入力(SI)に入力される。また、各シフトレジスタ611、6
12、613のパラレル出力端子(Q0〜Q7)はドライバ615に入力される。
フが切り替えられるスイッチングトランジスタを備える。装飾制御装置610に入力され
る駆動電源は、ドライバ614に入力され、ドライバ614内のスイッチングトランジス
タにより切り替えられて、ソレノイド、モータなどに供給される。
出センサから出力された各モータの回転位置は、装飾制御基板610を経由して、演出制
御装置550のフィルタ565bに入力される。
られる編集領域と、出力するデータを送信するタイミングを制御するために必要なデータ
(動作番号、演出開始フラグ)の説明図である。これらのデータは、演出制御装置550
のRAM553に記憶される。
作番号と演出開始フラグの内容に応じて、出力部A〜Fに対する出力データを後述するよ
うに生成する。
動源を制御するための領域であり、出力部Bは、図8Aにおける第3シフトレジスタのQ
3〜Q0に接続される駆動源を制御するための領域である。
動源を制御するための領域であり、出力部Dは、図8Aにおける第2シフトレジスタのQ
3〜Q0に接続される駆動源を制御するための領域である。また、出力部Eは、図8Aに
おける第1シフトレジスタのQ7〜Q4に接続される駆動源を制御するための領域であり
、出力部Fは、図8Aにおける第2シフトレジスタのQ3〜Q0に接続される駆動源を制
御するための領域である。
a、71、81を制御するために使用される。なお、モータ13a、14a、71、81
には、4相で駆動されるステッピングモータを使用しており、各出力部の出力データ編集
領域(Q7〜Q4及びQ3〜Q0)の所定のビットに「1」を設定すると対応する相の信
号線が励磁され、「0」を設定すると対応する相の信号線が励磁されない構成となってい
る。
SOL)を制御するために使用され、出力部Eの出力データ編集領域の所定のビットに「
1」を設定すると対応するソレノイドがオンし、「0」を設定すると対応するソレノイド
がオフする構成となっている。なお、本実施形態では、出力部Fによって制御される駆動
源は存在しない。
中(初期化中)、「1」が演出開始待ち、「2」が演出実行中、「3」が非常停止及び復
帰中、「4」が復帰待機中を示す。また、後述するように、演出制御装置550は、演出
開始時に演出を実行する出力部A〜F毎の演出開始フラグを「ON」に設定し、演出が開
始されると演出開始フラグを「OFF」に設定する。また、動作番号が「4」の場合には
、駆動源が初期化中に非常停止した状態であり、従業員などの手作業により、非常停止し
た可動体を正常な状態に戻してからリセットする必要がある。
転させるために、出力部A及びBの出力データ編集領域の所定のビットに「1」若しくは
「0」を設定して、照明駆動第1モータ13a及び照明駆動第2モータ14aの相を励磁
する。
第1モータ13aの全ての相が励磁されなくなって、回転が停止する。同様に、出力部B
の出力データ編集領域の全てのビットに「0」を設定すると、照明駆動第2モータ14a
の全ての相が励磁されなくなって、回転が停止する。
を回転させるために、出力部C及びDの出力データ編集領域の所定のビットに「1」若し
くは「0」を設定して、役物駆動第1モータ71及び役物駆動第2モータ81の相を励磁
する。
第1モータ71の全ての相が励磁されなくなって、回転が停止する。同様に、出力部Dの
出力データ編集領域の全てのビットに「0」を設定すると、役物駆動第2モータ81の全
ての相が励磁されなくなって、回転が停止する。
ある。
と同期する同期信号である。演出開始フラグは、図10のステップ1011において設定
されるフラグであり、図10において説明するように、画像更新タイミングに合わせて出
力されるデータの変更が指示される。
際にLレベルに設定される信号であり、図11のステップ1025においてLレベルに設
定される。なお、図11のステップ1026の処理によってイネーブル信号(EN)がH
レベルに設定されると、制御対象の駆動源の動作がすべて停止する。
らの出力信号を示す。
に出力される。DATは、最下位の第1シフトレジスタ611のシリアルデータ入力(S
I)に入力されるデータであり、上位のシフトレジスタのデータ(第3シフトレジスタの
Q7)から順に出力される。即ち(A)〜(F)の各ビット(Q7〜Q0)が、前述の出
力部A〜Fの編集領域の各ビットに対応している。
込み、前回取り込んだデータをシフトする。そして、LAT信号によって、内部シフトレ
ジスタのデータが内部ストレージレジスタに転送される。
よって、画像更新周期で出力データの変更が指示され、変更された出力データがタイマ割
込周期で繰り返し出力される構成となっている。
ローチャートである。図10に示す処理は、演出制御装置550のCPU551によって
実行される。
01〜1002の処理を実行し、ステップ1003の処理でVDP556から画像更新周
期と同期する同期信号(例えば、16.6ミリ秒周期の同期信号)が割込信号としてCP
U551に入力されるまで待機する。そして、以降、VDP556から画像更新周期と同
期する同期信号が割込信号としてCPU551に入力される毎に、ステップ1003〜1
011の処理を繰り返し実行する。
処理を実行する(1001)。このとき、出力I/F558aとNORゲート回路561
を介してマスタIC570aにリセットパルスを入力し、マスタIC570aを初期化す
る。
同期信号(VDP割込)の受け入れ、及びタイマ割り込みの受け入れを許可する(100
2)。ここで、CPU551は、監視タイマ回路562にタイマ割込の周期(例えば、2
ミリ秒)を設定し、設定されたタイマ割込周期毎にタイマ割込処理(図11)を実行する
。
を表示させる指令となるデータを出力する(1003)。さらに、CPU551は、LE
Dなどの発光体を制御する装飾制御装置610へ制御データを出力する(1004)。こ
こで出力される制御データは、主としてLEDなどの発光部材を制御するためのものであ
る。
音制御データを音LSI557に出力する(1005)。音LSI557は、入力された
音制御データに基づいてスピーカ30から音を出力させる。
、音LSI557に出力される音制御データを編集し(1007)、発光部材を制御する
装飾制御装置610へ出力される演出制御データを編集する(1008)。
り演出やリーチ演出の開始タイミングであるかを判定する。
、出力部A〜Eの中から演出開始の対象となるもの(演出の実行にともなって動作の対象
となったもの)を選択し(1010)、選択した出力部の演出開始フラグをオンに設定す
る。
、演出制御装置550のマスタIC570aから装飾制御装置610に演出制御データを
送信する。そして、装飾制御装置610は、受信した演出制御データに基づいて装飾装置
を制御するため、表示装置53における演出と装飾装置における演出とが調和し、遊技者
に違和感を与えないので、興趣を高めることができる。
ローチャートである。図11に示す処理は、監視タイマ回路562が所定の周期でタイマ
割込を発生することによって、演出制御装置550のCPU551が実行する。
置検出センサの出力値と、照明駆動第2モータ14aの回転位置を検出する位置検出セン
サの出力値と、役物駆動第1モータ71の位置を検出する位置検出センサの出力値と、役
物駆動第2モータの位置を検出する位置検出センサの出力値とを、入力I/F558bか
ら取り込む(1021)。
うに各出力部の編集領域には4ビットのデータが格納されているので、この4ビットのデ
ータを読み出して、図9のDATに示す順序で出力されるように一つに繋げることによっ
て、各出力部のデータを統合する。
itが「0」であるか否かを判定する(1024)。その結果、少なくとも一つのbit
が「1」であれば、イネーブル信号(EN)をLレベルに設定し(1025)、シフトレ
ジスタ611〜613からの信号Qnの出力を許容する。一方、全bitが「0」であれ
ば、イネーブル信号(EN)をHレベルに設定し(1026)、シフトレジスタ611〜
613からの信号Qnの出力を禁止する。この全bit=0は、シフトレジスタ611〜
613から出力すべきデータがないことを示すが、シフトレジスタ611〜613間での
経路におけるノイズ等の影響によって、データが変更された場合に、意図しないデータが
出力されないように、イネーブル信号(EN)をHレベルに設定する。
ッチ信号をシフトレジスタへ出力する(1028)。このラッチ信号によって、シフトレ
ジスタ611〜613に入力されたデータが、内部ストレージレジスタに取り込まれる。
シリアルデータを遊技状態に応じてそれぞれ編集し、出力部A〜Fの各編集領域RAM5
53に割り当てられた出力部A〜Fの各編集領域(Q7〜Q0)に格納する。すなわち、
ステップ1029では後述するように、照明駆動第1モータ13aを駆動する出力部Aへ
のシリアルデータを編集して編集領域に格納する。ステップ1030では上記ステップ1
029と同様に、照明駆動第2モータ14aを駆動する出力部Bへのシリアルデータを編
集して編集領域に格納する。ステップ1031では上記ステップ1029と同様に、役物
駆動第1モータ71を駆動する出力部Cへのシリアルデータを編集して編集領域に格納す
る。ステップ1032では上記ステップ1029と同様に、役物駆動第2モータ81を駆
動する出力部Dへのシリアルデータを編集して編集領域に格納する。また、ステップ10
33では、ソレノイドを駆動する出力部Eが次回のタイマ割込時に出力するシリアルデー
タを遊技状態に応じて編集し、編集領域に格納する。さらに、ステップ1034では、出
力部Fが次回のタイマ割込時に出力するシリアルデータを遊技状態に応じて編集し、編集
領域に格納する。但し、本発明の実施の形態では出力部Fによって駆動される駆動源が存
在しないため、編集領域の各ビットには「0」が設定される。なお、出力部Fは、後述す
る第4の実施の形態において、正常動作信号を出力するために使用される。
込まれ、VDP割込周期に従ってデータの変更が指示される。
理の詳細を示すフローチャートである。当該フロチャートにおいては、出力部Aに関する
動作番号、演出開始フラグ及び出力データ編集領域を用いるものとする。
処理も同様に実行されるものとし、その場合においては、出力部Aの代わりに出力部B〜
Dの動作番号、演出開始フラグ及び出力データ編集領域を用いることとする。さらに、照
明駆動第1モータ13aが出力部Aに対応していることから、照明駆動第1モータ13a
を、出力部B〜Dに対応するモータに置き換えて処理が行われるもととする。
作番号が「0」〜「4」の何れであるかを判定し、動作番号に応じて分岐する。動作番号
が初期化中を示す「0」であればステップ1042に進み、動作番号が演出待機中を示す
「1」であればステップ1046に進み、動作番号が演出実行中を示す「2」であればス
テップ1050に進み、動作番号が非常停止中を示す「3」であればステップ1056に
進み、動作番号が復帰待機中を示す「4」であればステップ1059に進む。なお、動作
番号の初期値は「0」である(図10のステップ1001の初期化処理で設定される)。
ると、動作番号が「1」に変更されて演出待機状態となる。演出待機状態で演出開始フラ
グが「ON」になると動作番号が「2」に変更されて演出実行中に移行し、演出実行の経
過時間のカウントを開始する。そして、演出の終了タイミングになると、演出を終了し、
動作番号は「1」に変更されて演出待機中に戻る。
て非常停止中になり、エラーが発生した時点からの停止時間のカウントを開始する。そし
て、エラーが発生した時点から所定の停止時間が経過すると、動作番号が「0」に変更さ
れて初期化が行われる。
し、従業員などの手作業による復旧を待つことになる。
第1モータ13aの駆動位置にエラーが発生しているか否かを判定する。エラーの発生の
判定は、図11のステップ1021で取り込んだ照明駆動第1モータ13aの位置検出セ
ンサの検出値が前回値に対して変化していなければ、エラーの発生と判定する。この処理
において、位置検出センサ131の検出値に変化がない場合は、断線や監視回路が動作し
て照明駆動第1モータ13aが停止した場合が推定できるため、照明駆動第1モータ13
aにエラーが発生したと判定する。
、所定時間経過しても位置検出センサによって初期位置が検出できない場合に、エラーと
判定してもよい。
はステップ1043へ進む。
ータ13aの位置検出センサの検出値が所定の初期位置に到達したか否かを判定する。照
明駆動第1モータ13aの位置が所定の初期位置に到達していれば、ステップ1047へ
進んで動作番号を「1」に変更し、到達していなければステップ1044に進む。
定する。なお、前回も動作番号が「0」の場合には初期化中を維持することになる。
駆動情報(シリアルデータ)を予め制御ROM552に格納しておき、当該駆動情報を選
択してステップ1049へ進む。
動情報をRAM553の出力部Aの編集領域に格納する。RAM553の所定の編集領域
に格納された駆動情報は、次回のタイマ割込時に図11のステップ1027で出力される
。ステップ1049が完了すると、図11の処理へ復帰する。
中であるので、ステップ1046で出力部Aの演出開始フラグが「ON」に設定されてい
るか否かを判定する。当該出力部Aの演出開始フラグが「ON」に設定されている場合、
ステップ1054へ進んで、演出開始フラグを「OFF」にリセットする。なお、ステッ
プ1052にて演出開始からの経過時間のカウントを開始し、以降、タイマ割り込みが発
生する毎に経過時間がカウントされる。一方、演出開始フラグが「OFF」に設定されて
いる場合、ステップ1047に進む。
設定する。なお、前回も動作番号が「1」の場合には演出待機状態を維持することになる
。
アルデータ)から、照明駆動第1モータ13aを停止する駆動情報を選択する。この後、
ステップ1049に進んで、CPU551が上記選択した照明駆動第1モータ13aの駆
動情報をRAM553の出力部Aの編集領域に格納してから図11の処理に復帰する。こ
こでは、編集領域の各ビットに「0」が設定されることになる。
第1モータ13aの駆動位置にエラーが発生したか否かを判定する。エラーの発生の判定
は、上記ステップ1042と同様である。エラーが発生したと判定した場合、ステップ1
056へ進み、エラーが発生していない場合、ステップ1051へ進む。
判定する。演出終了タイミングは、出力部Aの演出開始から予め設定した時間を経過した
場合に演出終了タイミングであると判定することができる。なお、演出開始からの経過時
間の閾値は、出力部A〜D毎に設定されるので、出力部A〜Dに対応する各モータの演出
終了タイミングは、必ずしも同一であるとは限らない。演出終了タイミングであると判定
された場合、ステップ1047へ進んで、出力部Aの動作番号を、演出待機状態であるこ
とを示す「1」に設定する。一方、演出終了タイミングに達していない場合、ステップ1
053に進む。
設定する。なお、前回も動作番号が「2」の場合には演出実行を継続することになる。
ータ)から、照明駆動第1モータ13aを所定の演出位置へ向けて駆動する駆動情報を選
択する。この後、上記ステップ1049に進んで、CPU551が上記選択した照明駆動
第1モータ13aの駆動情報をRAM553の出力部Aの編集領域に格納してから図11
の処理に復帰する。
などによって、非常停止しているので、出力部Aの動作番号を「3」に変更してからの時
間が所定の停止時間を経過したか否かを判定する(ステップ1056)。所定の停止時間
が経過していれば、ステップ1044に進んで、出力部Aの動作番号を「0」に変更して
照明駆動第1モータ13aの初期化を行う。一方、所定の停止時間が経過していなければ
、ステップ1057に進んで、出力部Aの動作番号を、非常停止中であることを示す「3
」に設定する。なお、前回も動作番号が「3」の場合には非常停止中を継続することにな
る。
アルデータ)から、照明駆動第1モータ13aを停止する駆動情報を選択する。この後、
ステップ1049に進んで、CPU551が上記選択した照明駆動第1モータ13aの駆
動情報をRAM553の出力部Aの編集領域に格納してから図11の処理に復帰する。こ
こでは、編集領域の各ビットに「0」が設定されることになる。
ラーが検出された場合であり、従業員などの手作業による復旧を必要とする状態である。
この場合は、遊技店の従業員によって、照明駆動第1モータ13aにより駆動される可動
体が手作業により初期位置に戻され、次いで、照明駆動第1モータ13aの位置検出セン
サのケーブルを抜き差しする作業が行われることになる。
131の検出値が、前回値に対して変化したか否かを判定する。
3aの位置を変更したり、第2接続端子92の脱着により検出値が変動した場合である。
この場合は、再度初期化を実行するため、ステップ1044に進んで出力部Aの動作番号
を「0」に変更する。一方、位置検出センサ131の検出値が変化しない場合は、ステッ
プ1060に進んで、出力部Aの動作番号を、復帰待機中であることを示す「4」に設定
する。なお、前回も動作番号が「4」の場合には復帰待機中を継続することになる。
アルデータ)から、照明駆動第1モータ13aを停止する駆動情報を選択する。この後、
上記ステップ1049に進んで、CPU551が上記選択した照明駆動第1モータ13a
の駆動情報をRAM553の出力部Aの編集領域に格納してから図11の処理に復帰する
。ここでは、編集領域の各ビットに「0」が設定されることになる。
タ611〜613は、タイミング信号となるクロック信号(CLK)の変化に対応して、
データ信号となるシリアルデータ入力(DAT)を取り込み、シリアルデータ(DAT)
に対応させてモータ、ソレノイドの信号端子に電気信号を印加し、装飾制御装置610は
、タイマ割込に対応して、装飾制御装置610へクロック信号(CLK)を伝達するとと
もに、クロック信号(CLK)の変化に対応してシリアルデータ(DAT)を伝達するこ
とで、更新指令を装飾制御装置610へ出力する。そして、VDP割込のタイミングで、
更新指令の変更を指示するために演出開始フラグがオンに設定され、あわせてイネーブル
信号(EN)を出力する。このため、画像による演出と駆動源の動作(演出装置による演
出)とが同調するので、遊技に対する高い興趣を維持することができる。
が異常であると判定された場合は、VDP割込のタイミングを待つことなく、タイマ割込
のタイミングに従って、更新指令に役物駆動モータを停止させるデータを設定して、役物
駆動モータを停止させる指令信号を装飾制御装置610へ出力する。このため、役物の通
常の制御は画像の変化と同期させつつ、異常発生時には迅速に役物を停止することができ
る。
から出力されたイネーブル信号が出力不可を示す場合には、演出制御装置550から出力
される更新指令の内容に拘らず、役物駆動モータへの信号の出力を停止するので、異常発
生時には迅速に役物を停止することができる。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態で用いられていたイネーブル信号(EN)を
用いない構成となっており、出力イネーブル(G)の端子は接地されて常時Lレベルの電
圧が印加されている。また、タイマ割込処理が前述した第1の実施の形態と異なるが、そ
の他の装置の構成及び処理は前述した第1の実施の形態と同じである。そのため、第2の
実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明し、第1の実施の形態と同じ
部分の説明は省略する。
ローチャートである。図13に示す処理は、監視タイマ回路562が所定の周期でタイマ
割込を発生することによって、演出制御装置550のCPU551が実行する。
編集領域のデータの統合(1022)の後、RAM553に格納された各出力部の状態を
参照して、動作番号が「3」又は「4」の出力部があるか否かを判定する(1071)。
その結果、少なくとも一つの出力部の動作番号が「3」又は「4」であれば、当該出力部
がエラー状態であり、全演出装置の動作を停止するために、ステップ1022で統合され
たデータの全ビットを「0」に置換する(1072)。
ッチ信号をシフトレジスタへ出力する(1028)。そして、ステップ1029〜103
4では、次回のタイマ割込時に出力する各出力部A〜Fへのシリアルデータを遊技状態に
応じてそれぞれ編集し、RAM553の送信用バッファに格納する。
ラーが生じている、すなわち、いずれかの出力部がエラー状態である場合、演出制御装置
550から出力される更新指令の全ビットのデータを0に設定する。このため、エラー状
態では、各演出装置の動作を停止が優先されるように制御することができる。
ので、一部の演出装置にエラーが発生した場合には、全ビットが「0」のデータを全ての
シフトレジスタ611〜613に設定して、シフトレジスタ611〜613に接続されて
いる全ての演出装置(エラーが発生していない演出装置も含んでいる)の動作を停止する
処理が行われる。
1〜613に設定せず、ビット「0」のデータのみをシフトレジスタ611〜613に設
定するので、演出制御装置550とシフトレジスタ611〜613との間の通信状態が不
安定であっても、シフトレジスタ611〜613からの出力を全てオフ状態にすることが
できる。そのため、第1の実施形態で用いたイネーブル信号(EN)を用いなくても、確
実に演出装置の動作を停止させることができる。よって、イネーブル信号を演出制御回路
550から装飾制御装置610へ入力する必要がないので、演出制御回路550から装飾
制御装置610へ伝送される信号が減り、信号線の数を減らすことができる。
第3の実施の形態では、装飾制御装置610の構成が前述した第1の実施の形態と異な
るが、その他の装置の構成及び処理は前述した第1の実施の形態と同じである。そのため
、第3の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明し、第1の実施の形
態と同じ部分の説明は省略する。
ノイド、モータなどを駆動するためのドライバ614及び監視回路615を備える。また
、装飾制御装置610には、ソレノイド、モータなどを駆動する駆動電源、及び、制御信
号(DAT、CLK、LAT)が演出制御装置550から入力される。この装飾制御装置
610によって、例えば、照明駆動第1モータ13a、照明駆動第2モータ14a、役物
駆動第1モータ71及び役物駆動第2モータ81が駆動される。
トレジスタクロック(SCK)、ラッチクロック(RCK)及び出力イネーブル(G)の
入力端子と、8ビットのパラレル出力端子(Q0〜Q7)及びキャリーアウト出力(CY
)を備え、例えば、74595等のロジックICを使用することができる。第3の実施の
形態では、シリアルデータ入力(SI)、シフトレジスタクロック(SCK)及びラッチ
クロック(RCK)は演出制御装置550から入力されるが、出力イネーブル(G)は監
視回路615から入力される。
K)を監視して、所定時間、クロック信号のレベルが変化しなかったら、クロック信号が
途絶えたと判定し、Hレベルの信号を出力する。この監視回路615からの出力信号は、
シフトレジスタ611〜613の出力イネーブル(G)端子に入力される。
されると、パラレル出力端子(Q0〜Q7)の出力が不定となり、プルダウン抵抗Rによ
って、Lレベルの信号がドライバ614に入力される。
途絶えた場合にイネーブル信号を変化させることによって、演出装置(モータ、ソレノイ
ド等)に対する制御を停止することができる。また、イネーブル信号を演出制御回路55
0から装飾制御装置610へ入力する必要がないので、演出制御回路550から装飾制御
装置610へ伝送される信号が減り、信号線の数を減らすことができる。
第4の実施の形態では、装飾制御装置610の構成が前述した第1の実施の形態と異な
るが、その他の装置の構成及び処理は前述した第1の実施の形態と同じである。そのため
、第4の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明し、第1の実施の形
態と同じ部分の説明は省略する。
ノイド、モータなどを駆動するためのドライバ614及び監視回路616を備える。また
、装飾制御装置610には、ソレノイド、モータなどを駆動する駆動電源、及び、制御信
号(DAT、CLK、LAT)が演出制御装置550から入力される。この装飾制御装置
610によって、例えば、照明駆動第1モータ13a、照明駆動第2モータ14a、役物
駆動第1モータ71及び役物駆動第2モータ81が駆動される。
トレジスタクロック(SCK)、ラッチクロック(RCK)及び出力イネーブル(G)の
入力端子と、8ビットのパラレル出力端子(Q0〜Q7)及びキャリーアウト出力(CY
)を備え、例えば、74595等のロジックICを使用することができる。第4の実施の
形態では、シリアルデータ入力(SI)、シフトレジスタクロック(SCK)及びラッチ
クロック(RCK)は演出制御装置550から入力されるが、出力イネーブル(G)の端
子は接地されているのでLレベルのままであり、シフトレジスタ611〜613は、内部
ストレージレジスタのデータをパラレル出力端子(Q0〜Q7)に常に出力している。
614に供給される駆動電源のオン・オフを切り替える。すなわち、監視回路616は、
第1シフトレジスタ611からの出力信号Q0を受信して、出力信号Q0が所定の値(例
えば、Hレベル)である場合には、ドライバ614に電源を供給し、所定の値ではなくな
った場合に、ドライバ614に供給される駆動電源を遮断する。これによって、演出装置
(モータ、ソレノイド等)に対する制御を停止することができる。
、複数ビットの出力信号(例えば、3ビットのQ0〜Q2)を用いて、出力信号Q0〜Q
2が所定の値(例えば、H、L、H)である場合には、ドライバ614に電源を供給し、
所定の値ではなくなった場合に、ドライバ614に供給される駆動電源を遮断してもよい
。
AT)が所定の値ではなくなった場合に、ドライバ614に供給される駆動電源を停止す
るので、演出装置(モータ、ソレノイド等)を正確に停止することができる。また、イネ
ーブル信号を演出制御回路550から装飾制御装置610へ入力する必要がないので、演
出制御回路550から装飾制御装置610へ伝送される信号が減り、信号線の数を減らす
ことができる。
うに、監視回路616からの出力をシフトレジスタ611〜613の出力イネーブル(G
)端子に入力して、シフトレジスタ611〜613からの出力をオフにするような構成で
あってもよい。逆に、第3の実施形態における監視回路615を用いて、第4の実施形態
のように駆動電源を遮断する構成であってもよい。即ち、第3の実施形態と第4の実施形
態とを組み合わせた構成であってもよい。
また、本発明の範囲は前述した発明の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許
請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
550 演出制御装置
610 装飾制御装置
611、612、613 シフトレジスタ
614 ドライバ
615、616 監視回路
Claims (1)
- 遊技を統括的に制御する遊技制御手段と、
該遊技制御手段からの指令に対応して、可動物により遊技の演出を行う演出装置と、
該演出装置を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、
演出装置に対応して設けられ、信号端子に所定の電気信号が印加されることで前記可動物を駆動可能な駆動源と、
前記演出制御手段からの更新指令により、前記信号端子に電気信号を印加して駆動源を制御する駆動制御手段と、
が備えられ、
前記演出制御手段と前記駆動制御手段との間に前記駆動源への信号出力に関する出力許可信号又は出力不可信号を送信するイネーブル信号線を接続することにより、前記演出制御手段から出力許可信号又は出力不可信号が送信された場合に、前記駆動制御手段に対して出力許可信号又は出力不可信号が伝達されるように構成するとともに、
前記イネーブル信号線を、前記駆動制御手段が受信した更新指令を保持するためのラッチ信号を送信するラッチ信号線と個別に接続することで、出力許可信号又は出力不可信号と、前記ラッチ信号とを個別に制御可能とし、
前記駆動制御手段は、
前記演出制御手段から前記イネーブル信号線を介して、出力不可信号が送信された場合に、前記演出装置の前記駆動源への信号の出力を停止することを特徴とする遊技機。
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-
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- 2015-03-20 JP JP2015058375A patent/JP6055978B2/ja active Active
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