JP6055599B2 - ロールスクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン部に発電機能を備えたロールスクリーン装置に関する。
従来、壁際や窓際で使用されるロールスクリーン装置は、主として遮光するために用いられるものであったが、近年、そのスクリーン部に太陽電池を設けて遮光と発電の両方を行うものが開発されてきた。
例えば、発電機能を備えたロールスクリーン装置は、太陽電池ユニットを有するスクリーン部と、スクリーン部を巻き取る巻取パイプと、巻取パイプを保持する保持部とを備えたものが公知である(例えば特許文献1参照)。
特開2011−254072号公報
上記のような従来のロールスクリーン装置では、スクリーン部が引き出された状態で、室内の窓際に配置されて発電を行うことになるが、この際、太陽電池ユニットは、その性質上、発熱しながら発電を行うことになる。
より具体的には、従来のロールスクリーン装置は、発電のために太陽電池面を窓に向けて設置されるが、効率的に太陽光波長を吸収するため特有の色味(濃色)により太陽熱を吸収し発熱する、あるいは太陽光エネルギーを電気的エネルギーに変換する際、エネルギー損失による発熱が起こるため、室内に設置すると暑さを感じる原因となる。すなわち、太陽電池ユニットからの熱によって室内の温度が上昇してしまい、または、太陽電池ユニットからの輻射熱によって、室内の快適さが損なわれるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、スクリーン部に設けられる太陽電池による発熱の室内への影響を可及的に低減できるロールスクリーン装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであって、シート状に構成されるスクリー
ン部と、スクリーン部を使用状態と巻取状態とに状態変更可能に保持する保持部とを備え
るロールスクリーン装置であって、スクリーン部は、シート状に構成される太陽電池ユニ
ットが設けられ且つ屋内において外窓に対応する位置に設けられる第1スクリーン部と、
この第1スクリーン部を覆うように設けられ且つ遮熱性を有する第2スクリーン部とを備
え、太陽電池ユニットは、第1スクリーン部に設けられる複数の発電素子を備え、該複数
の発電素子は、外窓に向けて配置される発電面を有し、第1スクリーン部と第2スクリー
ン部とは、互いの間に空気の対流によって外部との間で空気が流通する空気層が形成されるように前後方向に所定の間隔をおいて配置されることを特徴とする。
かかる構成によれば、太陽電池ユニットが設けられる第1スクリーン部を室内の窓際に配置して発電を行う場合、第2スクリーン部によって第1スクリーン部を覆うことにより、第1スクリーン部の太陽電池ユニットが発する熱を、この第2スクリーン部で遮断することができる。これによって、第1スクリーン部の太陽電池ユニットによる発熱の室内への影響を可及的に低減できる。
また、本発明に係るロールスクリーン装置は、鉛直方向に直交する幅方向における第1スクリーン部の寸法は、該幅方向における前記第2スクリーン部の寸法よりも小さく設定されることが望ましい。
かかる構成によれば、幅方向において、第2スクリーン部の寸法を第1スクリーン部の寸法よりも大きくすることで、第2スクリーン部は、第1スクリーン部の全体を覆うことができる。これによって、第1スクリーン部の太陽電池ユニットから室内へ伝わる熱を効果的に遮断できる。
そして、本発明に係るロールスクリーン装置は、前記第2スクリーン部の長手方向の寸法が、第1スクリーン部の長手方向の寸法よりも長く設定されることが望ましい。
さらに、本発明に係るロールスクリーン装置は、前記第1スクリーン部と第2スクリーン部とが、使用状態において、前後方向に3〜15cmの間隔を置いて配置されることが望ましい。
また、本発明に係るロールスクリーン装置は、前記保持部は、第1スクリーン部を巻き取り可能に支持する第1巻取軸と、第2スクリーン部を巻き取り可能に支持する第2巻取軸とを備え、前記第1巻取軸と前記第2巻取軸とは、鉛直方向において部分的に重なるように配置され、第1巻取軸に巻き取られる第1スクリーン部の巻き取りの方向と、第2巻取軸に巻き取られる第2スクリーン部の巻き取りの方向とが互いに逆向きであることが望ましい。
また、本発明に係るロールスクリーン装置は、前記保持部が、第1巻取軸と第2巻取軸の端部を回転可能に支持する支持部を備え、支持部は、第1巻取軸を支持する第1支持部と、第2巻取軸を支持する第2支持部とを備え、前記第1支持部が、第1巻取軸の一端部と他端部とに設けられており、第1巻取軸の一端部に設けられる第1支持部と第1巻取軸の他端部に設けられる第1支持部とを連結する連結部材が設けられ、連結部材が、第1スクリーン部の太陽電池ユニットに接続される配線を内蔵できるように中空状に構成されることが望ましい。
かかる構成によれば、2つの第1支持部を連結部材で連結することによって、保持部を補強できるとともに、太陽電池ユニットからの配線をこの連結部材に内蔵することによって保護することも可能になる。
本発明によれば、スクリーン部に設けられる太陽電池による発熱の室内への影響を可及的に低減できるようになる。
本発明に係るロールスクリーン装置の一実施形態を示す正面図である。 同じくロールスクリーン装置の斜視図である。 カバー体を取り外した状態におけるロールスクリーン装置の正面図である。 カバー体を取り外した状態におけるロールスクリーン装置の要部を示す拡大斜視図である。 カバー体を取り外した状態におけるロールスクリーン装置の要部の他の例を示す拡大斜視図である。 ロールスクリーン装置が建物の室内に取り付けられた状態における概略側面図である。 ロールスクリーン装置の要部を示す拡大側面図である。 第1スクリーン部、第2スクリーン部、第1巻取軸及び第2巻取軸を示す斜視図である。 ロールスクリーン装置の要部の拡大正面図である。 保持部を構成する支持部(ブラケット)の正面図である。 同じく支持部の側面図である。 支持部及び側部カバー体を示す斜視図である。 ロールスクリーン装置の要部の部分断面図である。 第1巻取軸の要部を示す断面図である。 ロールスクリーン装置の他の実施形態を示す正面図である。 ロールスクリーン装置の他の実施形態を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき説明する。図1〜図16は、本発明に係るロールスクリーン装置の一実施形態を示す。
図1は、本発明に係るロールスクリーン装置1の正面図を示す。また、図2は、ロールスクリーン装置1の斜視図を示す。図1、図2に示すように、ロールスクリーン装置1は、主に、シート状に構成されるスクリーン部2と、スクリーン部2を使用状態と巻取状態とに状態変更可能に保持する保持部3とを備える。なお、本実施形態では、図示の明確化のために、スクリーン部2に対する保持部3の大きさを、実際よりも大きく記載している(後述する図13、図15、16において同じ)。
スクリーン部2は、太陽光発電を行う第1スクリーン部4と、この第1スクリーン部4を室内側から覆うことが可能な第2スクリーン部5とを有する。
第1スクリーン部4は、可撓性を有する長方形状のシート体として構成される。第1スクリーン部4は、その長手方向(鉛直方向)の上端部が保持部3に連結されている。第1スクリーン部4は、その中途部に太陽電池ユニット6を有し、その下端部にアンカー部7を有する。この第1スクリーン部4は、図6に示すように、建物の室内(屋内)において、外窓10に対して所定の間隔をおいた位置に設けられる。
太陽電池ユニット6は、複数の発電素子11と、発電素子11の発電面(受光面、表面)側、およびその反対側の裏面側を封止する封止材と、封止材を介して発電素子11の両面を覆う透明又は半透明の被覆部12とによって構成される。
図1に示すように、複数の発電素子11は、第1スクリーン部4内において、所定の配線13によって電気的に接続されている。この配線13は、図1に示すように、第1スクリーン部4の幅方向(長手方向に直交する方向)における一端部と他端部の2箇所(一方が陽極用、他方が陰極用)に設けられる。これらの配線13は、第1スクリーン部4の長手方向に沿って設けられている。
アンカー部7は、筒状に構成されるとともに、重量物からなるウェイトバーが内蔵されており、第1スクリーン部4を下方に引き降ろす向きに力を加えると共に、第1スクリーン部4に張力を付与して平面性を高める作用を及ぼしている。ウェイトバーは、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属やプラスチック、ゴム等の樹脂材など適した重量を付与できる重量物から選定することができる。尚、アンカー部7の形状は、第1スクリーン部4に張力を付与して平面性を高める作用を及ぼす形状ならば、筒状に限られず角柱状、板状、楕円状、などの形状を適宜選択することができる。
図1、図2に示すように、第2スクリーン部5は、可撓性を有する長方形状のシート体として構成される。この第2スクリーン部5は、その長手方向の上端部が保持部3に保持されるとともに、その下端部に第1スクリーン部4と同じようにアンカー部8を有する。一方、この第2スクリーン部5は、第1スクリーン部4のような太陽電池ユニット6を有していない。また、第2スクリーン部5の幅は、第1スクリーン部4の幅よりも大きく設定されている。たとえば、第1スクリーン部4および第2スクリーン部5の幅寸法は、特に限定されないが、左右共に僅かな差異があればよく、好ましくは1cm以上、より好ましくは3cm以上の差異があればよい。
さらに、第2スクリーン部5は、長手方向の長さが第1スクリーン部4の長さよりも長く設定されている。たとえば、第1スクリーン部4および第2スクリーン部5の長手寸法は、特に限定されないが、上端では3cm以上の差異があればよく、好ましくは5cm以上であり、下端では僅かな差異があればよく、好ましくは1cm以上、より好ましくは3cm以上の差異があればよい。図8に示すように、第2スクリーン部5は、第1スクリーン部4よりも長手方向および幅方向に大きな寸法で形成されているので、第1スクリーン部4を室内側から完全に覆うことが可能となる。
第2スクリーン部5の材質としては、例えば、不織布、編布、織布を含む繊維質の繊維基材や、樹脂を基材にした樹脂基材等が使用される。また、第2スクリーン部5には、例えば、天然繊維、化学繊維、金属、ガラス等の各種の有機または無機の繊維を使用できる。より具体的には、繊維基材として、例えば、綿、麻等の天然繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、レーヨン繊維、ポリアミド繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維等の合成繊維を単体又は混合して用いることができる。
繊維基材としては、耐久性、耐候性、形態安定性、難燃性、腰の強さ等の特性からガラス繊維を用いるのが好ましい。また、遮熱性能を基材に付与することが好ましいことから、アルミ等の金属蒸着を施した繊維材料、またはアルミ等の金属フィルムを貼り合せた繊維材料を基材に使用してもよい。
また、樹脂基材として、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、アクリル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、およびポリフッ化ビニリデン等のプラスチックフィルムを用いることができる。
図3は、カバー体18を取り外した状態におけるロールスクリーン装置1の正面図である。また、図4と図5は、カバー体18を取り外した状態におけるロールスクリーン装置1の要部を示す拡大斜視図である。保持部3は、図3〜図5に示すように、保持部本体15と、第1スクリーン部4を巻き取るための第1巻取軸16と、第2スクリーン部5を巻き取るための第2巻取軸17と、保持部本体15の前部を覆う前部カバー体18a及び側部を覆う側部カバー体18bを伴うカバー体18とを有する。
保持部本体15は、長尺状のフレーム20と、このフレーム20の各端部から下方に突出するとともに、第1巻取軸16及び第2巻取軸17を回転可能に支持する支持部(ブラケット)21とを有する。
フレーム20は、金属製であり、第1スクリーン部4及び第2スクリーン部5の重量を十分支持できるような構造体である。このフレーム20は、建物の室内の天井や壁部に取り付けられ得る。より具体的には、フレーム20を備える保持部3は、図6に示すような取付具19を介して室内(屋内)の天井9に固定される。また、フレーム20は、その上面側に長手方向に沿う溝部20aを有する(図2参照)。フレーム20は、アルミ、ステンレス鋼、鉄鋼などの金属製が、強度が高く、耐久性があるので望ましいが、硬質樹脂などの他の部材を用いても構わない。
図6は、ロールスクリーン装置1が室内の所定の位置に設けられた状態の概略図である。
また、図7は、保持部3の側面図(例えば第1巻取軸16の一端部に向かって保持部3を見た場合の図)を示し、図8は、第1巻取軸16、第2巻取軸17、第1スクリーン部4、及び第2スクリーン部5のみで示す斜視図である。また、図9は、保持部3の部分的な正面図(例えば第1スクリーン部4の表面に向かって保持部3を見た場合の図)を示す。また、図10は支持部21の側面図を示し、図11は支持部21の正面図を示す。また、図12は支持部21と側部カバー体18bの対応関係を示す斜視図である。
図3〜図12に示すように、支持部21は、フレーム20の長手方向における一端部と他端部の2箇所に設けられている。各支持部21は、金属製で長尺状の板状体により構成される。各支持部21は、その一端部(上端部)がフレーム20の各端部に固定されている。支持部21は、第1巻取軸16を支持する第1支持部22と、第2巻取軸17を支持する第2支持部23とを備え、第1支持部22が、第2支持部23よりも第1巻取軸16の軸心方向における内方側に配置され、第1支持部22と第2支持部23との間に段差部が設けられている。このように段差部を形成することで、この段差部と第1支持部22とによって、例えば、太陽電池ユニット6との接続に必要なロータリコネクタ25等の部品を設けるための空間を確保することができる。また、第2巻取軸17の長さは、第1巻取軸16の長さよりも長く構成されており、第2スクリーン部5の幅が、第1スクリーン部4の幅よりも大きく構成されている。
図6に示すように、第1スクリーン部4を室内の窓際に配置して発電を行う場合、かかる構成によれば、第1スクリーン部4の全体を第2スクリーン部5によって室内側から覆うことができ、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6が発する熱を、この第2スクリーン部5で遮断することができる。これによって、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6による発熱の室内への影響を可及的に低減できる。
支持部21は、第1巻取軸16を回転可能に支持する第1支持部22と、第2巻取軸17を回転可能に支持する第2支持部23と、第1支持部22と第2支持部23とを連結する連結部24とを有する。第1支持部22は、支持部21の下部側に形成され、第2支持部23は、支持部21の上部側に形成される。連結部24は、第1支持部22と第2支持部23の間に設けられている。
図4、図11に示すように、第1支持部22は、上下方向(鉛直方向)において、第2支持部23と平行となるように配置されている。この第1支持部22は、第1巻取軸16の軸心方向において、第2支持部23よりもの内方側に設けられている。
また、第1支持部22は、第1スクリーン部4に設けられる太陽電池ユニット6からの配線を接続するためのロータリコネクタ25を備える。このロータリコネクタ25は、外部の電気機器に接続される配線を接続可能な端子部(電極部)26と、第1巻取軸16の所定の部位と接触可能なカーボンブラシ27とを備える。カーボンブラシ27と導電板46とは、互いに摺動して電気的接続状態を維持する。
端子部26は、第1支持部22の外面から外方に突出して設けられている。カーボンブラシ27は、第1支持部22の内面から内方に突出して設けられている。なお、本実施形態では、フレーム20の一端部側と他端部側とに設けられる2つの第1支持部22が対向する面を内面といい、内面とは反対側の面を外面という(以下、第2支持部23において同じ)。
図10〜図12に示すように、第1支持部22は、第1巻取軸16を取り付けるために形成される取付孔31と、ロータリコネクタ25を保持するための凹部32と、側部カバー体18bを固定するための固定孔33とを有する。
取付孔31は、第1支持部22のほぼ中央位置に形成されている。この取付孔31は、板状の第1支持部22を貫通するように形成されている。
ロータリコネクタ25を保持する凹部32は、第1支持部22の上部に形成されている。より具体的には、この凹部32は、取付孔31よりも斜め上方の位置に形成されている。
固定孔33は、第1支持部22の下部に形成されている。より具体的には、この固定孔33は、取付孔31よりも下方位置の2箇所に、第1支持部22を貫通するように形成されている。
また、図3、図4に示すように、2つの第1支持部22は、連結部材34によって連結されており、これによって、支持部21の補強が施されている。各第1支持部22は、図10、図12に示すように、この連結部材34を取り付けるための取付孔35が形成されている。本実施形態では、連結部材34には、中空状の鋼管が使用されている。連結部材34には、十分な強度があれば、鋼管の他に銅管、アルミニウム管、ステンレス管などの金属管や硬質樹脂製の管を用いても良い。
第2支持部23は、図10〜図12に示すように、その上部から突出する板状の突起部37と、第2巻取軸17を取り付けるための取付孔38と、側部カバー体18bを固定するための固定孔39と、支持部21をフレーム20に固定するために使用される孔40とを有する。
突起部37は、フレーム20の端部に支持部21を連結する場合のガイド部として機能する。取付孔38は、この突起部37の下方位置で、第2支持部23を貫通するように形成されている。固定孔39は、この取付孔38と突起部37の間の2箇所で、第2支持部23を貫通するように形成されている。孔40は、突起部37の近傍位置に第2支持部23を貫通するように形成されている。
第1支持部22と第2支持部23を連結する連結部24は、第1支持部22と第2支持部23とに直交するようにこれらを連結する。この連結により、第1支持部22と第2支持部23との間に段差が生じている。すなわち、この連結部24は、第1巻取軸16の軸心方向において所定間隔をおいて設けられる第1支持部22と第2支持部23との間に段差を生じさせる段差部となっている。
図13は、第1巻取軸16を長手方向に沿って切断した場合のロールスクリーン装置1断面図を示す。この図13では、第2巻取軸17、支持部21の上部、及びフレーム20等が省略されている。第1巻取軸16は、2つの第1支持部22の間に固定される第1支持軸41と、第1支持軸41に回転可能に支持される第1巻取パイプ42と、第1巻取パイプ42の回転のロックおよびロック解除を行う第1ロック手段43と、第1巻取パイプ42の巻き取り操作を行うための操作部材44と、操作部材44が係合するスプロケット45と、太陽電池ユニット6からの配線が接続される導電板46とを有する。
図14は、第1巻取軸16の一端部側における径方向の断面図である。図14に示すように、第1巻取パイプ42に設けられた嵌合溝48には、第1スクリーン部4の上端部が、係止部材49によって固定されている。この第1巻取パイプ42は、その内部に第1支持軸41が挿通された状態で、この第1支持軸41まわりに回転可能に支持されている。第1巻取パイプ42は、所定の回転方向に回転することで、その外面に第1スクリーン部4を巻き取ることができる。
図13、図14に示すように、第1巻取パイプ42の長手方向(軸心方向)のほぼ中央部には、コイルスプリング51が設けられている。コイルスプリング51は、その内側に第1支持軸41が挿通されるとともに、その一端部が第1巻取パイプ42に固定され、その他端部が第1支持軸41に固定されている。第1巻取パイプ42はこのコイルスプリング51によって、常時、第1スクリーン部4を巻き取る回転方向に付勢されている。
第1ロック手段43は、図13、図14に示すように、第1巻取パイプ42の長手方向の両端部の内側に設けられている。この第1ロック手段43は、クラッチスプリング53と、このクラッチスプリング53を覆うように設けられるストッパケース54とを有する。
クラッチスプリング53は、第1巻取パイプ42が第1スクリーン部4を送り出すような回転を許容するように構成される。また、このクラッチスプリング53は、通常状態では、第1巻取パイプ42が第1スクリーン部4を巻き取る方向への回転が規制され、操作部材44の操作時に規制が解除されるように構成されている。
操作部材44は、本実施形態では環状チェーンが採用される。より具体的には、環状チェーンは、環状の紐体に所定間隔をおいて複数の球体を固定した構造を有する。
スプロケット45は、第1巻取パイプ42の一端部の外周面に設けられている。このスプロケット45は、操作部材44の球体が係合する複数の歯とその間に形成される凹部とを有する。スプロケット45に係合する操作部材44は、下方に引かれることで、スプロケット45を介して第1巻取パイプ42を回転操作することができる。
また、操作部材44を操作して、第1スクリーン部4を第1巻取軸16から引き出す際に、この操作を止めると、第1ロック手段43によって第1巻取パイプ42の回転が規制され、第1スクリーン部4が引き出された状態で保持される。このとき、第1スクリーン部4の引き出しによって、コイルスプリング51に第1スクリーン部4を引き上げる方向の力が蓄力される。
このように第1スクリーン部4が保持部3から引き出されて保持される状態を第1スクリーン部4の使用状態(以下、第2スクリーン部5においても同じ)と呼ぶ。この使用状態では、操作部材44の操作により、第1スクリーン部4をその中途部まで露出させたり、又は、第1スクリーン部4のほぼ全てを引き出して露出させたりして使用することができる。
また、操作部材44の操作により、第1ロック手段43による第1スクリーン部4のロックが解除され、操作部材44の操作による回転力とコイルスプリング51の蓄力によって、第1巻取パイプ42が回転し、第1スクリーン部4が巻き取られる。
また、コイルスプリング51の蓄力を大きくすることによって、操作部材44を略することも可能である。その場合は、使用状態にある第1スクリーン部4を下方に若干引き下げると、第1ロック手段43による第1スクリーン部4のロックが解除されるように構成し、第1巻取パイプ42を付勢する前記コイルスプリング51の作用のみによって第1巻取パイプ42が第1スクリーン部4を完全に巻き取るようにする。このように構成することによって、操作部材44による巻き上げ動作なしに第1スクリーン部4を巻き取ることができる。
なお、第1スクリーン部4が第1巻取軸16に巻き取られた状態を巻取状態と呼ぶ。本実施形態におけるロールスクリーン装置1は、上記の方法の他に、操作部材44を操作することによっても、第1スクリーン部4を巻取状態にすることができる。
導電板46は、第1巻取パイプ42の中途部であって、この第1巻取パイプ42の端部寄りの2箇所に設けられている。導電板46は、金属製で円板状に構成される。各導電板46の内側には、絶縁体からなる円板状の絶縁板56が、この導電板46に接するように配置されている。
図4に示すように、太陽電池ユニット6に埋設されている配線13の上端部には、所定長さの導線(接続線)58が接続されている。この導線58は、絶縁板56に形成されている貫通孔を通じて、導電板46に接続されている。この導電板46には、ロータリコネクタ25のカーボンブラシ27が接触しており、太陽電池ユニット6の電力を、ロータリコネクタ25を介して外部の機器(例えば蓄電池等)に送ることができるようになっている。
外部の機器に電力を送る場合、2つの第1支持部22に設けられるそれぞれのロータリコネクタ25の端子部26に導線59が接続されることになるが、これらをまとめて配線することが望ましい。この場合、図4に示すように、2つのロータリコネクタ25のうち、一方のロータリコネクタ25に接続される導線59は、第1支持部22の外面、第2支持部23の外面を経由するとともに、フレーム20の溝部20aに挿通される。これにより、この導線59は、フレーム20を介して他方のロータリコネクタ25側まで導かれる。
これによって、両側の第1支持部22に設けられる2つのロータリコネクタ25のそれぞれの導線59,59をまとめて配線することができ、これが邪魔にならず、作業性の向上を実現するとともに、これらの配線がスクリーン部2の操作時に切断されるということも防止できるようになる。本発明は、スクリーン部2が複数(第1スクリーン部4、第2スクリーン部5)あるので、太陽電池ユニット6に関連する配線をまとめてスクリーン部2の操作に支障が出ないようにすることは効果的である。
また、別の配線の方法として、図5に示すように、一方のロータリコネクタ25に接続される導線59を、第1支持部22同士を連結する連結部材34の中に挿通して、他方のロータリコネクタ25側に導くようにしてもよい。
第2巻取軸17は、第1巻取軸16と同じように、2つの第2支持部23に固定される第2支持軸と、第2支持軸に回転可能に支持される第2巻取パイプと、第2巻取パイプの回転のロックおよびロック解除を行う第2ロック手段とを有する。これらの構成は、第1巻取軸16の場合と同じであるので、その説明を省略する。
第2巻取軸17の構成は、第1巻取軸16とほぼ同じ構成であるが、第1巻取軸16におけるスプロケット45及び導電板46が設けられていない。また、この第2巻取軸17(第2巻取パイプ)の長さは、第1巻取軸16(第1巻取パイプ42)の長さよりも長く設定されている。
第2巻取軸17において、操作部材47は、第1巻取軸16とは異なり、第2スクリーン部5のアンカー部8に設けられている。第2巻取軸17における操作部材47は、図1〜図3に示すように、例えばプルコードが採用され、このプルコードを引くことで、第2スクリーン部5を第2巻取軸17から直接引き出すことができるように構成されている。
このように、第1スクリーン部4の操作部材44と第2スクリーン部5の操作部材47とを異なる形式にすることにより、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5との操作を明確に識別することができる。なお、第1スクリーン部4の操作部材44と第2スクリーン部5の操作部材47とを同じ形式にすることも当然に可能である。
第2巻取軸17は、第2支持部23に支持されることにより、第1巻取軸16よりも上方に所定の間隔をおいて配置される。また、図6、図7に示すように、第2巻取軸17の軸心は、上下方向に対して直交する前後方向において、第1巻取軸16の軸心に対して所定の間隔をおいて配置されている。
また、第1巻取軸16に巻き取られる第1スクリーン部4の巻き取りの方向と、第2巻取軸17に巻き取られる第2スクリーン部5の巻き取りの方向とは、互いに逆向きになっている。すなわち、図6、図7において、第1スクリーン部4は、第1巻取軸16を時計回りに回転させることによって巻き取られ、第2スクリーン部5は、第2巻取軸17を反時計回りに回転させることによって巻き取られる。
このようにすることで、第1巻取軸16及び第2巻取軸17から第1スクリーン部4及び第2スクリーン部5を引き出したときに、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5との間に空間S(図6参照)が形成される。
このように第1巻取軸16と第2巻取軸17とを離間させて配置するとともに、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5の巻き取りの方向を逆にすることによって、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5は、引き出された際に、十分な離間距離を確保できるようになる。これにより、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5とを使用する際に、互いに干渉することなく、これらを引き出し又は巻き取ることができる。
カバー体18を構成する前部カバー体18a及び側部カバー体18bは、例えば合成樹脂によって所定の形状に成形される。図1、図2に示すように、前部カバー体18aは、例えば第1巻取軸16の軸心方向に長い長尺状に構成される。この前部カバー体18aは、保持部3の前側の部分(第1スクリーン部4寄りの部位)に設けられることで、第1巻取軸16及び第2巻取軸17を被覆することができる。
図1、図2に示すように、側部カバー体18bは、保持部3の長手方向の一端部と他端部の2箇所に設けられている。より具体的には、この側部カバー体18bは、保持部3の支持部21を覆うためのものである。
側部カバー体18bは、図12に示すように、支持部21と対向するように設けられる第1壁部61と、この第1壁部61の縁部からこの第1壁部61に直交するように突出する2つの第2壁部62と、第1壁部61及び第2壁部62の下端部側に形成される第3壁部63とを有する。
第1壁部61は、支持部21を被覆できるように、この支持部21よりも面積が大きな長方形状に構成される。図12に示すように、この第1壁部61の内面には、支持部21に固定される複数の固定部64が設けられている。この固定部64は、第1壁部61の内面から突出する突起部である。各固定部64は、断面が円弧状に構成される一対の板状部分65により構成される。一対の板状部分65は、その凹面が互いに対向するように所定間隔をおいて配置されている。
図12に示すように、それぞれの板状部分65の外面(凸面)には、その半径方向外方に突出する突起部66が形成されている。一方の板状部分65に形成される突起部66の突端と、他方の板状部分65に形成される突起部66の突端との間隔は、第1支持部22及び第2支持部23の固定孔33,39の直径よりも大きく設定されている。
これによって、固定部64を固定孔33,39に挿通すると、これらの突起部66が固定孔33,39を通過する間は、一対の板状部分65が互いに近づくように弾性変形する。そして、これらの突起部66が固定孔33,39を通過した後に、この弾性変形が解除され、各突起部66は、元の位置に戻るとともに、固定孔33,39の縁部を掛止する。これによって、側部カバー体18bは、固定部64が固定孔33,39から抜けはずれないように支持部21に固定される。
第2壁部62は、第1壁部61と同じ長さの長方形状に構成される。2つの第2壁部62のうち、一方の第2壁部62には、ロータリコネクタ25の端子部26に接続される導線59を挿通するための挿通孔67が形成されている。
第3壁部63は、第1壁部61の下端部及び第2壁部62の下端部に一体に形成されている。この第3壁部63は、第1壁部61及び第2壁部62に対して直交する方向に沿って形成されている。また、この第3壁部63は、操作部材44を上下方向に沿って挿通可能な挿通口68を有する。なお、挿通口68は、ロータリコネクタ25の端子部26に接続される導線59を上下方向に沿って挿通することもできる。
以上説明した本発明に係るロールスクリーン装置1によれば、太陽電池ユニット6が設けられる第1スクリーン部4を室内の窓際に配置して発電を行う場合、第2スクリーン部5によって第1スクリーン部4を覆うことができる。これにより、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6が発する熱を、この第2スクリーン部5で遮断することができる。
より具体的には、使用状態において、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5とがスクリーンの前後方向に所定の間隔をおいて配置されることにより、その間の空間Sには、空気層が形成されることになる。第1スクリーン部4と第2スクリーン部5との所定の間隔は、好ましくは3〜15cmであり、より好ましくは4〜8cmである。第1スクリーン部4と第2スクリーン部5との間隔が小さすぎると十分な空気層が確保できず、本発明の効果を発揮することができなくなる。一方、間隔が大きく取り過ぎると、意匠性が損なわれたり、装置が大きくなり設置が困難となったりするなどの不具合が生じる場合がある。この空気層は、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6から発せられる熱(図6において矢印で示す)を断熱するとともに、空間S内の空気の対流によって、太陽電池ユニット6からの熱を低減し、太陽電池ユニット6を冷却することができる。したがって、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6による発熱の室内への影響を可及的に低減できるようになる。
また、第2巻取軸17の長さを第1巻取軸16よりも長くすることともに、第2スクリーン部5の幅を第1スクリーン部4の幅よりも大きくすることで、第2スクリーン部5は、第1スクリーン部4の全体を覆うことができる。これによって、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6から放射される熱を確実に遮断できる。さらに、第1スクリーン部4は、第2スクリーン部5によって全て覆われていることから、室内側から見ると、第1スクリーン部4が視界に入ることがなくなるため、ロールスクリーン装置1を見栄えのよいものにすることができる。
また、支持部21において、第1支持部22を第2支持部23よりも第1巻取軸16の軸心方向における内方側に配置して、第1支持部22と第2支持部23との間に段差部を設けることで、この段差部と第1支持部22とによって、例えば、太陽電池ユニット6との接続に必要なロータリコネクタ25等の部品を設けるための空間を確保できる。したがって、ロータリコネクタ25が側方に大きく突出することがなくなり、これを覆う側部カバー体18bの大きさを可及的に小さくすることができるようになる。
また、第1支持部22に設けられるロータリコネクタ25は、導電板46にカーボンブラシ27を接触させた状態で、太陽電池ユニット6とロータリコネクタ25とが接続されることになるため、第1巻取軸16によって第1スクリーン部4を巻き取ったり、巻き取られた第1スクリーン部4を引き出したりする場合であっても、第1スクリーン部4の太陽電池ユニット6と、第1巻取軸16と、第1支持部22との電気的な接続状態を維持することができる。したがって、ロールスクリーン装置1は、第1スクリーン部4を使用状態にするだけで、即座に発電できるとともに、その発電電力を外部機器に送ることができるのである。
また、2つの第1支持部22を連結部材34で連結するとともに、この連結部材34内に導線(配線)59を挿通して配線を行うことで、保持部3を連結部材34によって補強しながらも、導線59が邪魔になることがなく、かつこの導線59を保護することも可能になる。
なお、本発明は上記の実施形態に限らず、種々の変更・変形が可能である。
上記の実施形態では、ロータリコネクタ25にカーボンブラシ27を利用した例を示したが、これに限らず、スリップリング等その他を利用する種々のロータリコネクタ25を採用できる。
上記の実施形態では、2つの第1支持部22を連結する連結部材34として1本の鋼管を使用した例を示したが、連結部材34は、金属以外の材料、例えば合成樹脂その他の種々の材料によって形成され得る。また、2つの第2支持部23の間に2以上の複数の連結部材34を設けてもよい。また、2つの第2支持部23の間に連結部材34を設けてもよい。
上記の実施形態では、第1支持部22と第2支持部23との間に段差部(連結部24)を形成した支持部の例を示したが、これに限らず、第1支持部22と第2支持部23とが連続状(面一)となるように、1枚の平板を用いて支持部21を構成してもよい。
上記の実施形態では、1つの第1スクリーン部4と1つの第2スクリーン部5とによってスクリーン部2を構成した例を示したが、これに限らず、複数の第1スクリーン部4を並設して発電性能を向上させてもよく、複数の第2スクリーン部を重ねるように配置して遮熱性を向上させてもよい。
上記の実施形態では、ロータリコネクタ25を使用して配線を行う例を示したが、これに限らず、例えば、ロータリコネクタ25を使用せずに、太陽電池ユニット6に埋設される配線13の下端部を、所定長さの導線に接続するとともに、この導線を第1スクリーン部4のアンカー部7内を通じて配線し、これと外部機器とを接続するようにしてもよい。このように、配線をアンカー部7内に入れることによって、この配線を保護するとともに、配線が目立つことなく、見栄えの良いロールスクリーン装置1を実現できる。
また、第2スクリーン部5は、図1に示したように、第1スクリーン部4を覆うことができるように、第1スクリーン部4よりも面積を十分に大きくすることが望ましいが、太陽電池ユニット6の発電性能や使用環境に応じて、例えば図15に示すように、第1スクリーン部4よりも若干大きくし、又は第1スクリーン部4の大きさと略同じ大きさにすることも可能である。
また、図16に示すように、正面視において、第1スクリーン部4と第2スクリーン部5とが重なっている状態において、この第1スクリーン部4を第2スクリーン部5の幅方向の一端部側(図16に向かって左側の端部側)に偏るように配置してもよい。
1…ロールスクリーン装置、2…スクリーン部、3…保持部、4…第1スクリーン部、5…第2スクリーン部、6…太陽電池ユニット、7…アンカー部、8…アンカー部、9…天井、10…外窓、11…発電素子、12…被覆部、13…配線、15…保持部本体、16…第1巻取軸、17…第2巻取軸、18…カバー体、18a…前部カバー体、18b…側部カバー体、19…取付具、20…フレーム、20a…溝部、21…支持部、22…第1支持部、23…第2支持部、24…連結部、25…ロータリコネクタ、26…端子部、27…カーボンブラシ、31…取付孔、32…凹部、33…固定孔、34…連結部材、35…取付孔、37…突起部、38…取付孔、39…固定孔、40…孔、41…第1支持軸、42…第1巻取パイプ、43…第1ロック手段、44…操作部材、45…スプロケット、46…導電板、47…操作部材、48…嵌合溝、49…係止部材、51…コイルスプリング、53…クラッチスプリング、54…ストッパケース、56…絶縁板、58…導線、59…導線、61…第1壁部、62…第2壁部、63…第3壁部、64…固定部、65…板状部分、66…突起部、67…挿通孔、68…挿通口

Claims (6)

  1. シート状に構成されるスクリーン部と、スクリーン部を使用状態と巻取状態とに状態変更可能に保持する保持部とを備えるロールスクリーン装置であって、
    スクリーン部は、シート状に構成される太陽電池ユニットが設けられ且つ屋内において外窓に対応する位置に設けられる第1スクリーン部と、この第1スクリーン部を覆うように設けられ且つ遮熱性を有する第2スクリーン部とを備え、
    太陽電池ユニットは、第1スクリーン部に設けられる複数の発電素子を備え、
    該複数の発電素子は、外窓に向けて配置される発電面を有し、
    第1スクリーン部と第2スクリーン部とは、互いの間に空気の対流によって外部との間で空気が流通する空気層が形成されるように前後方向に所定の間隔をおいて配置されることを特徴とするロールスクリーン装置。
  2. 鉛直方向に直交する幅方向における第1スクリーン部の寸法は、該幅方向における前記第2スクリーン部の寸法よりも小さく設定される請求項1に記載のロールスクリーン装置。
  3. 前記第2スクリーン部の長手方向の寸法は、第1スクリーン部の長手方向の寸法よりも長く設定される請求項1または2に記載のロールスクリーン装置。
  4. 前記第1スクリーン部と第2スクリーン部とは、使用状態において、前後方向に3〜15cmの間隔を置いて配置される請求項1から3のいずれか1項に記載のロールスクリーン装置。
  5. 前記保持部は、第1スクリーン部を巻き取り可能に支持する第1巻取軸と、第2スクリーン部を巻き取り可能に支持する第2巻取軸とを備え、
    前記第1巻取軸と前記第2巻取軸とは、鉛直方向において部分的に重なるように配置され、
    第1巻取軸に巻き取られる第1スクリーン部の巻き取りの方向と、第2巻取軸に巻き取られる第2スクリーン部の巻き取りの方向とが互いに逆向きである請求項1から4のいずれか1項に記載のロールスクリーン装置。
  6. 前記保持部は、第1巻取軸と第2巻取軸の端部を回転可能に支持する支持部を備え、支持部は、第1巻取軸を支持する第1支持部と、第2巻取軸を支持する第2支持部とを備え、
    前記第1支持部は、第1巻取軸の一端部と他端部とに設けられており、
    第1巻取軸の一端部に設けられる第1支持部と第1巻取軸の他端部に設けられる第1支持部とを連結する連結部材が設けられ、
    連結部材は、第1スクリーン部の太陽電池ユニットに接続される配線を内蔵できるように中空状に構成される請求項5に記載のロールスクリーン装置。
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