JP6052664B2 - データ取得装置、データ取得システムおよびプログラム - Google Patents

データ取得装置、データ取得システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の端末装置からデータを取得するデータ取得装置、データ取得システムおよびプログラムに関する。
従来、通信を用いてデータを取得するシステムが多数実用化されている。このようなシステムは、データを提供する側の複数の子局と、データを取得する側の親局とで構成される。このようなシステムの通信が無線通信または電力線通信(Power Line Communication:PLC)である場合、環境ノイズの影響などによって、通信の信頼性が低い状態でデータ取得が行われる。このような場合に、ポーリング方式によるデータ取得は、制御がしやすくかつ信頼性の高いデータ取得方式として採用されている。
このような親局と子局とからなるシステムとして、親局が複数の子局のデータを固定の周期(データ取得周期)で取得するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなシステムでは、親局が全ての子局へのデータ取得を一巡行った後、または、データの取りこぼしの子局へのリトライ巡回をさらに数回行った後、次回のデータ取得まで空き時間が存在する。この空き時間に、上位装置は、過去のデータ取得における取りこぼし分の取得(バックアップ取得)や、子局へのファームウェア配信などを行う。すなわち、データ取得周期内には、親局が子局からデータを取得するためのデータ取得所要時間と、当該データ取得所要時間以外の空き時間とが存在する。上位装置は、データ取得所要時間ではなく空き時間にメンテナンス的な通信を行う。
特開2012−175688号公報
このような周期的にデータ取得を行う従来のシステムでは、上述したように、データ取得が優先的に行われた後の空き時間に、バックアップ取得やファームウェア配信などが行われる。このため、データ取得周期内の空き時間が短い場合、データ取得周期を設定するための設定器を操作したり、上位系のシステムから遠隔で指示を出したりするといった人の判断に基づいて、データ取得周期の長さを変更する必要があった。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、人の判断を経ずにデータ取得周期を自動で設定し、データ取得を行うシステム全体の運用を効率よく行うことができるデータ取得装置、データ取得システムおよびプログラムを提供することにある。
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間およびそのときに設定されていた前記データ取得周期を記憶、前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間に一定の割合分または一定値を加算した加算値が現在の前記データ取得周期よりも長い場合、当該データ取得周期を当該加算値に設定することを特徴とする
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間を複数記憶、前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記データ取得所要時間の平均値およびばらつきを統計処理し、現在の前記データ取得周期が当該平均値から規定のばらつき範囲の上限値を超えるように、前記データ取得周期を設定することを特徴とする
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間および当該データ取得所要時間以外の空き時間に行われた前記上位装置の通信の種類を記憶、前記周期設定部は、前記上位装置の通信の種類がバックアップ取得である場合、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間に一定の割合分と、バックアップ取得用に決められた割合分または一定量とを加算した加算値に、前記データ取得周期を設定することを特徴とする
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記周期設定部は、前記上位装置からの通信の種類がファームウェア配信である場合、前記データ取得所要時間に一定の割合分と、ファームウェア配信用に決められた割合分または一定量とを加算した加算値に、前記データ取得周期を設定することを特徴とする
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要した前記データ取得所要時間および当該データ取得所要時間で取得できなかったデータの取りこぼし個数の履歴を記憶、前記周期設定部は、前記データ取得周期よりも長い一定期間での前記上位装置によるバックアップ取得によってデータの取りこぼしが解消されるように、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間および前記取りこぼし個数の履歴に基づいて、前記データ取得周期を設定することを特徴とする
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部と、計算部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、前記複数の端末装置の各々について通信ルートおよび通信品質を記憶前記計算部は、前記複数の端末装置の各々について前記通信ルートおよび前記通信品質を用いてターンアラウンドタイムを算出し、当該ターンアラウンドタイムを用いて前記複数の端末装置へのデータ取得が完了する完了時間を算出、前記周期設定部は、前記計算部で算出された前記完了時間に応じて前記データ取得周期を設定することを特徴とする
このデータ取得装置において、前記周期設定部は、前記完了時間に一定の割合分を加算した加算値に、前記データ取得周期を設定することが好ましい。
本発明のデータ取得装置データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、記憶部とを備え、前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、前記記憶部は、過去の前記データ取得周期の変更履歴を記憶、前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている過去の前記データ取得周期の変化の傾向に応じて新たな前記データ取得周期を設定することを特徴とする
このデータ取得装置において、前記周期設定部は、過去の前記データ取得周期の変化の傾向が減少方向である場合に、当該データ取得周期の変化の傾向によって予想された予想値が規定の判断基準よりも下回った場合にのみ前記データ取得周期を追随させることが好ましい。
このデータ取得装置において、前記周期設定部は、過去の前記データ取得周期の変化の傾向が増加方向である場合、前記判断基準を有しないことが好ましい。
本発明のデータ取得システムは、前記データ取得装置と、各々がデータを保持する機能および前記データ取得装置と通信する機能を有する複数の端末装置とを備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記データ取得装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明は、データ取得装置に保持されデータ取得装置と複数の端末装置との間の通信に関する情報および上位装置の通信に関する情報の少なくとも1つの情報に基づいて、各端末装置から定期的にデータを取得するためのデータ取得周期を自動で設定する。これにより、データ取得を行うシステム全体の運用を効率よく行うことができる。
データ取得システムの全体構成を示すブロック図である。 親局の構成を示すブロック図である。 子局の構成を示すブロック図である。 親局のデータ取得の動作の説明図である。 実施形態1に係る親局のデータ取得周期の設定動作の説明図である。 実施形態1の変形例における親局のデータ取得周期の設定動作の説明図である。 実施形態2に係る親局のデータ取得周期の設定動作の説明図である。 実施形態4に係る親局のデータ取得周期の設定動作の説明図である。
以下の実施形態1〜6に係る親局(データ取得装置)は、自装置に保持され複数の子局(端末装置)との間の通信に関する情報および上位サーバ(上位装置)の通信に関する情報の少なくとも1つの情報に基づいて、データ取得周期を設定する。このデータ取得周期は、複数の子局(端末装置)から定期的にデータを取得するための周期である。各実施形態の親局は、データ取得周期を最適に自動調整することによって、人の判断を経ずにデータ取得システムの運用を効率よく行うことができる。
以下、実施形態1〜6について順に説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係るデータ取得システムは、図1に示すように、親局(データ取得装置)1と、複数(図示例では4台)の子局(端末装置)2(201),2(202),2(203),2(204)と、上位サーバ(上位装置)3とを備えている。各子局2には、各電力量計などの機器4が接続されている。各子局2は、接続されている機器4から取得したデータを保持している。親局1は、各子局2が保持しているデータを収集する。上位サーバ3は、親局1で取得されたデータを収集する。
このようなデータ取得システムでは、親局1が各子局2のデータを収集する際に、データ取得周期という概念を用いている。親局1は、このデータ取得周期ごとに全ての子局2(201),2(202),2(203),2(204)のデータを収集する動作を行っている。すなわち、データ取得周期は、親局1の配下にある複数の子局2(201),2(202),2(203),2(204)に対するデータ取得を行うための周期である。このデータ取得周期は、初期値として、例えば30分などに設定される。
親局1と子局2との間の伝送路5としては、電波や電力線などが用いられる。伝送路5が電力線である場合、親局1と子局2とは電力線通信(Power Line Communication:PLC)を行う。一方、伝送路5が電波である場合、親局1と子局2とは無線通信を行う。
また、親局1と直接通信できない子局2が存在する場合、他の子局2を経由するマルチホップ通信を用いることによって、親局1は、直接通信できない子局2のデータを収集することができる。
子局2は、例えばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)およびメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とする。この子局2は、図3に示すように、外部インタフェース部(以下「外部I/F部」という)21と、受信部22と、送信部23と、記憶部24と、電源部25と、取得部26と、制御部27とを備えている。外部I/F部21は、機器4との接続のために設けられている。受信部22は、伝送路5を介して親局1(図1参照)から通信パケットを受信する機能を有している。送信部23は、伝送路5を介して親局1に通信パケットを送信する機能を有している。記憶部24は、各種の情報を記憶している。電源部25は、子局2の各部に駆動電力を供給する。制御部27は、子局2の各部を制御する。
親局1は、例えばCPUおよびメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とする。この親局1は、図2に示すように、送信部11と、受信部12と、上位系送受信部(通信部)13と、記憶部14と、計時部15と、電源部16と、計算部17と、ルート計算部18と、制御部(データ取得部、周期設定部)19とを備えている。送信部11は、伝送路5を介して各子局2(図1参照)に通信パケットを送信する機能を有している。受信部12は、伝送路5を介して各子局2から通信パケットを受信する機能を有している。上位系送受信部13は、上位サーバ3(図1参照)と通信する機能を有している。記憶部14は、各種の情報を記憶している。計時部15は、現在時刻を計時する。電源部16は、親局1を駆動するための電力を各部に供給する。制御部19は、親局1の各部を制御する。
このような構成のデータ取得システムにおいて、親局1の記憶部14は、親局1の配下に存在する子局2の一覧を表わす子局リストと、親局1が各子局2からデータを取得するための周期を表わすデータ取得周期とを記憶している。
親局1の制御部19は、複数の子局2から定期的にデータを取得するデータ取得部として機能する。制御部19は、記憶部14に記憶されているデータ取得周期と、計時部15で計時されている時刻とを確認し、データ取得の開始時になったと判断した場合、各子局2のデータ取得を開始する。まず、制御部19は、記憶部14に記憶されている子局リストに基づいて最初の子局201を選択する。そして、制御部19は、子局201に対してデータ取得要求パケットを送信するように送信部11を制御する。データ取得要求パケットは、伝送路5を経由して子局201の受信部22(図3参照)に到達する。
子局201の取得部26(図3参照)は、外部I/F部21を介して機器4からデータを取得する。このデータは、機器4の計量値などである。記憶部24は、取得部26で取得されたデータを記憶する。
その後、受信部22が親局1(図1参照)からデータ取得要求パケットを受信すると、制御部27は、データ取得応答のためのデータ取得応答パケットを生成する。データ取得応答パケットには、記憶部24に記憶されているデータすなわち機器4のデータが含まれている。そして、制御部27は、伝送路5を経由してデータ取得応答パケットを親局1に送信するように送信部23を制御する。
図2に示す親局1では、受信部12が子局201からデータ取得応答パケットを受信すると、記憶部14は、当該データ取得応答パケットに含まれているデータを格納する。
その後、親局1は、子局リストに含まれている残りの子局202,203,204(図1参照)に対して子局201の場合と同様の動作を順に行い、残りの子局202,203,204からデータを取得する。
親局1が全ての子局201,202,203,204からデータを取得すると、親局1の制御部19は、記憶部14に蓄積されたデータを上位サーバ3(図1参照)に送信するように上位系送受信部13を制御する。当該データは、Ethernet(登録商標)などの伝送路6を経由して親局1から上位サーバ3に伝送される。
ところで、伝送路5の状態によっては、親局1が子局2のデータを全て収集できているとは限らない。このため、上位サーバ3は、不足分のデータを認識し、親局1を経由して子局2のデータのバックアップ取得を行うことができる。
図4に示すように、通常、親局1は、データ取得周期T1内に、複数の子局2のデータ取得を一巡回り切り、さらに、未取得の子局があればリトライの巡回を数回行った後、上位サーバ3に通知する。ここでは、親局1によるデータ取得に要した時間をデータ取得所要時間T2とする。上位サーバ3は、原則としてデータ取得周期T1の空き時間T3に、過去の未取得分のデータのバックアップ取得を行ったり、子局2へのファームウェア配信を行ったりする。すなわち、空き時間T3は、上位サーバ3の通信が可能な時間である。
ところで、親局1がデータ取得周期T1内に一巡回ることができなかった場合、図5(a)に示すように、データ取得周期T1=データ取得所要時間T2となり、データ取得周期T1内に空き時間T3がなくなる。このため、上位サーバ3は、バックアップ取得やファームウェア配信を控えなければならない。図5(a)の例では、データ取得周期T1が30分であるのに対し、データ取得所要時間T2の予想値が38分となって30分を超えるため、データ取得周期T1内に空き時間T3がなくなっている。
そこで、親局1の制御部19は、親局1に保持され親局1と各子局2との間の通信に関する情報に基づいて、データ取得周期T1を設定する。すなわち、制御部19は、周期設定部として機能する。
本実施形態において、親局1と各子局2との間の通信に関する情報は、記憶部14に記憶されている過去のデータ取得所要時間T2である。
制御部19は、各子局2へのデータ取得を行うごとに、最初の子局2へのデータ取得の開始時刻と、最後の子局2へのデータ取得の終了時刻とを記憶部14に記憶する。開始時刻および終了時刻は、計時部15によって計時される。計算部17は、一日に一回などの一定周期または任意の周期で、記憶部14に記憶されているデータ取得周期T1と開始時刻と終了時刻とを用いて、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間T2と空き時間T3とを算出する。記憶部14は、データ取得所要時間T2を、そのときに設定されていたデータ取得周期T1に対応付けて記憶する。そして、計算部17は、データ取得所要時間T2に一定(例えば20%)の割合分を加算した加算値を算出する。計算部17の計算値(加算値)が現在のデータ取得周期T1よりも長くなる場合、制御部19は、記憶部14に記憶されている現在のデータ取得周期T1を当該計算値に変更する。なお、計算部17が、当該データ取得所要時間T2に一定値を加算した加算値を算出し、制御部19が、当該加算値にデータ取得周期T1を設定してもよい。また、制御部19は、各子局2へのデータ取得を行った場合に、子局2ごとにデータ取得の開始時刻と終了時刻とを記憶部14に記憶してもよい。
本実施形態の親局1は、図5(b)に示すとおり、データ取得周期T1内において上位サーバ3が利用可能な空き時間T3を確保するようにデータ取得周期T1を自動で調整する。その結果、上位サーバ3によるバックアップ取得やファームウェア配信の効率化を高めることができ、データ取得システム全体としての運用効率を向上させることができる。図5(b)の例では、データ取得周期T1が30分から48分に長くなったので、データ取得周期T1>データ取得所要時間T2(=38分)となり、空き時間T3(=10分)を得ることができる。
ところで、親局1の記憶部14は、コンピュータを主構成要素とする親局1が各種の機能を実行するためのプログラムを格納している。すなわち、記憶部14は、親局1を送信部11、受信部12、上位系送受信部13と、記憶部14、計時部15、電源部16、計算部17、ルート計算部18および制御部19として機能させるためのプログラムを格納している。
以上説明した本実施形態では、親局(データ取得装置)1に保持され親局1と各子局(端末装置)2との間の通信に関する情報に基づいて、各子局2から定期的にデータを取得するためのデータ取得周期を自動で設定する。これにより、データ取得システム全体の運用を効率よく行うことができる。
また、本実施形態では、例えば過去のデータ取得所要時間に一定の割合分を加算した加算値にデータ取得周期を設定することによって、データ取得周期の空き時間を確保することができる。これにより、データ取得所要時間を変更することなしに空き時間内にバックアップ取得やファームウェア配信を速やかに実施することができる。
なお、親局1の記憶部14は、過去のデータ取得所要時間を複数記憶している。したがって、本実施形態の変形例として、親局1は、記憶部14に記憶されている過去のデータ取得所要時間に基づいてデータ取得周期を設定してもよい。
図6(a)に示すように、データ取得所要時間T2がばらついている場合、空き時間T3が十分に確保されているときと、空き時間T3が十分に確保されていないときとがある。図6(a)の例では、データ取得所要時間T2が30分、20分、45分、40分とばらついているため、空き時間T3が短いときがある。
そこで、親局1の計算部17は、過去のデータ取得所要時間T2の平均値とばらつき(例えば3σ)の範囲とを算出する。記憶部14は、過去のデータ取得所要時間T2の平均値およびばらつきを記憶する。制御部19は、記憶部14に記憶されているデータ取得所要時間T2の平均値およびばらつきを統計処理する。現在のデータ取得周期T1が当該平均値にばらつきの範囲を加算した値を下回る場合、図6(b)に示すように、制御部19は、データ取得周期T1を長くする。図6(b)の例では、データ取得所要時間T2のばらつきを考慮した結果としてデータ取得周期T1が48分から60分に長くなったので、空き時間T3を十分に確保することができる。
以上説明した本変形例の親局1は、過去の複数のデータ取得所要時間のばらつき範囲をカバーするようにデータ取得周期T1を設定する。このように、統計上当該範囲のほとんどをカバーするデータ取得周期T1を設定することができるので、データ取得周期T1の変更回数を減少させることができる。その結果、統計上、安定した周期設定が見込まれる。
(実施形態2)
実施形態2に係るデータ取得システムは、上位サーバ3の通信に関する情報に基づいてデータ取得周期を設定する点で、実施形態1に係るデータ取得システムと相違する。なお、実施形態1のデータ取得システムと同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
上位サーバ3の通信に関する情報は、例えば上位サーバ3の通信の種類などである。上位サーバ3の通信の種類は、過去のデータの取りこぼし分の取得すなわちバックアップ取得や、ファームウェア配信などである。上位サーバ3の通信は、既に述べたように、原則としてデータ取得周期内のデータ取得所要時間以外の空き時間に行われる。
図7(a)に示すように、データ取得所要時間T2の長さによってデータ取得所要時間T2以外の空き時間T3が変動するため、上位サーバ3が空き時間T3にバックアップ取得を完了できないときがある。
そこで、本実施形態の親局1の制御部19は、空き時間T3に上位サーバ3から親局1を経由して子局2へ行われた通信の種類を確認する。本実施形態の記憶部14は、過去のデータ取得所要時間T2と、空き時間T3での上位サーバ3の通信の種類とを記憶する。なお、実施形態1の記憶部14および制御部19と同様の機能については説明を省略する。
制御部19は、一定周期または任意の周期で、記憶部14に記憶されている通信の種類(上位サーバ3の通信の種類)を確認する。上位サーバ3の通信の種類がバックアップ取得である場合、本実施形態の計算部17は、記憶部14に記憶されているデータ取得所要時間T2に一定の割合分(実施形態1と同等)とバックアップ取得用に決められた割合分とを加算した加算値を算出する。制御部19は、記憶部14に記憶されているデータ取得周期T1を計算部17の計算値に設定する。制御部19は、例えばバックアップ取得の個数に応じて、全てのバックアップ取得が可能な長さにデータ取得周期T1を置き換える。これにより、データ取得周期T1は、図7(b)に示すように、全ての空き時間T3においてバックアップ取得が完了できるような長さとなる。図7(b)の例では、データ取得周期T1が60分から78分に長くなったので、データ取得所要時間T2が長いときであっても、空き時間T3を十分に確保することができる。
一方、上位サーバ3からの通信の種類がファームウェア配信である場合、ファームウェア配信のための時間がバックアップ取得のための時間とは別に設けられる。この場合、制御部19は、データ取得所要時間に一定の割合分と、ファームウェア配信用に決められた割合分または一定量とを加算した加算値に新たなデータ取得周期を設定する。なお、データ取得周期内の空き時間において、バックアップ取得のための時間が長い場合、制御部19は、ファームウェア配信のための時間を確保しなくてもよい。すなわち、バックアップ取得のための時間が短い場合のみ、制御部19は、ファームウェア配信のための時間を確保すればよい。
以上説明した本実施形態では、上位サーバ(上位装置)3の通信に関する情報に基づいて、データ取得周期を自動で設定することによって、データ取得システム全体の運用を効率よく行うことができる。
また、本実施形態では、バックアップ取得という優先度の高いデータ通信のために専用の時間帯を確保するというきめの細かい周期設定を行うことができる。さらに、本実施形態では、配信時間が非常に長く続くことが予想されるファームウェア配信のための時間帯を確保するというきめの細かい周期設定を行うことができる。上記より、データ取得システムの最適な運用が可能になる。
なお、制御部19は、新たなデータ取得周期を、記憶部14に記憶されているデータ取得所要時間に一定の割合分とバックアップ取得用に決められた一定量とを加算した加算値に設定してもよい。この場合、計算部17は、記憶部14に記憶されているデータ取得所要時間に一定の割合分とバックアップ取得用の一定量とを加算した加算値を算出すればよい。
(実施形態3)
実施形態3に係るデータ取得システムは、上位サーバ3からの周期変更情報を用いてデータ取得周期を設定する点で、実施形態1に係るデータ取得システムと相違する。なお、実施形態1のデータ取得システムと同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の親局1の記憶部14は、上位サーバ3からデータ取得周期の変更指示があった場合、上位サーバ3から指示される周期変更情報を記憶する。本実施形態において、親局1と各子局2との間の通信に関する情報は、記憶部14に記憶されている周期変更情報である。なお、実施形態1の記憶部14と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態の親局1の制御部19は、データ取得周期を延長する必要があると判断した場合、記憶部14に記憶されている周期変更情報の周期をデータ取得周期に設定する。なお、実施形態1の制御部19と同様の機能については説明を省略する。
以上説明した本実施形態では、例えば親局(データ取得装置)1側の予想値とは異なる運用がなされる場合において、上位サーバ(上位装置)3の運用状態と合わせることができるので、データ取得システム全体としてより最適な運用が可能になる。
(実施形態4)
実施形態4に係るデータ取得システムは、データの取りこぼし個数の履歴を用いてデータ取得周期を設定する点で、実施形態1に係るデータ取得システムと相違する。なお、実施形態1のデータ取得システムと同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8(a)に示すように、データ取得周期T1ごとにバックアップ取得が完了するようにデータ取得周期T1を設定すると、データ取得周期T1が比較的長くなる(例えば78分)。
そこで、本実施形態の親局1は、データ取得周期T1ごとにバックアップ取得が完了するのではなく、図8(b)に示すように、データ取得周期T1よりも長い一定期間T4でバックアップ取得が完了するようにデータ取得周期T1を設定する。図8(b)の例では、一定期間T4は、データ取得周期T1(=60分)の2倍の120分である。
本実施形態の親局1の記憶部14は、過去のデータ取得所要時間T2の履歴と、当該データ取得所要時間で取得できなかったデータの取りこぼし個数の履歴とを記憶している。本実施形態において、親局1と各子局2との間の通信に関する情報は、記憶部14に記憶されているデータ取得所要時間T2および取りこぼし個数である。なお、実施形態1の記憶部14と同様の機能については説明を省略する。
図8(b)に示すように、本実施形態の親局1の制御部19は、データ取得周期T1よりも長い一定期間T4において、上位サーバ3によるバックアップ取得によって取りこぼしのデータを全て取得するようにデータ取得周期T1を設定する。すなわち、本実施形態の計算部17は、一定期間T4で取りこぼしのデータを取りきれるように空き時間T3を算出する。制御部19は、当該空き時間T3を確保するようにデータ取得周期T1を設定する。なお、実施形態1の計算部17および制御部19と同様の機能については説明を省略する。
以上説明した本実施形態では、データ取得周期よりも長い一定期間でバックアップ取得が完了するようにデータ取得周期を設定する。これにより、データ取得周期ごとにバックアップ取得が完了するようにデータ取得周期を設定する場合に比べて、データ取得周期の延長量を最小限に抑制しながらも、システム全体としてのデータ取得率を向上させることができる。
なお、本実施形態のようにデータの取りこぼし個数の履歴を用いてデータ取得周期を設定する技術は、実施形態2,3のデータ取得システムに適用してもよい。
(実施形態5)
実施形態5に係るデータ取得システムは、親局1と各子局2との間の通信ルートおよび通信品質を用いてデータ取得周期を設定する点で、実施形態1に係るデータ取得システムと相違する。なお、実施形態1のデータ取得システムと同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の親局1のルート計算部18は、親局1と各子局2とがマルチホップ通信を行うように、子局2ごとに、通信ルートと通信品質とを算出する。通信品質とは、親局1と子局2との間の各伝送路の通信速度を決定する際に用いられる通信路の情報のことである。
本実施形態の親局1の記憶部14は、子局2ごとに、通信ルートおよび通信品質を記憶している。本実施形態において、親局1と各子局2との間の通信に関する情報は、記憶部14に記憶されている通信ルートおよび通信品質である。なお、実施形態1の記憶部14と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態の計算部17は、子局2ごとに、記憶部14に記憶されている通信ルートおよび通信速度を用いて、ターンアラウンドタイムを算出する。そして、計算部17は、各子局2のターンアラウンドタイムを用いて、全ての子局2のデータ取得が完了する完了時間を算出する。なお、実施形態1の計算部17と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態の制御部19は、計算部17で算出された完了時間をデータ取得所要時間とし、データ取得周期を設定する。なお、実施形態1の制御部19と同様の機能については説明を省略する。
以上説明した本実施形態では、子局2ごとに通信ルートおよび通信品質を用いてターンアラウンドタイムを予測し、さらに、各子局2のターンアラウンドタイムを用いて、全ての子局2へのデータ取得が完了する完了時間を正確に予想し、データ取得周期を設定することができる。これにより、データ取得システムの運用をさらに効率よく行うことができる。
なお、本実施形態の変形例として、制御部19は、完了時間に一定の割合分を加算した加算値にデータ取得周期を設定してもよい。一定の割合分としては、例えば1割分などがある。本変形例では、完了時間に一定の割合分を加算した加算値にデータ取得周期を設定することによって、各子局2のターンアラウンドタイムの変動に対応し、かつ、上位サーバ(上位装置)3からのバックアップ取得などの機会を適切に提供することができる。
なお、本実施形態のように親局1と各子局2との間の通信ルートおよび通信品質を用いてデータ取得周期を設定する技術は、実施形態2〜4のデータ取得システムに適用してもよい。
(実施形態6)
実施形態6に係るデータ取得システムは、過去のデータ取得周期の変化の傾向に応じて新しいデータ取得周期を設定する点で、実施形態1に係るデータ取得システムと相違する。なお、実施形態1のデータ取得システムと同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の親局1の記憶部14は、データ取得周期の変更履歴を記憶している。本実施形態において、親局1と各子局2との間の通信に関する情報は、記憶部14に記憶されているデータ取得周期の変更履歴である。なお、実施形態1の記憶部14と同様の機能については説明を省略する。
本実施形態の親局1の計算部17は、過去のデータ取得周期の傾向を継続(延長)させる方向に周期を算出する。計算部17は、あえてオーバーシュートさせるように当該周期を算出してもよい。
本実施形態の親局1の制御部19は、計算部17で算出された周期(計算値)にデータ取得周期を設定する。なお、実施形態1の制御部19と同様の機能については説明を省略する。
ところで、制御部19は、過去のデータ取得周期の変化が増加方向である場合、データ取得周期をすぐに設定するのに対し、過去のデータ取得周期の変化傾向が減少方向である場合、計算部17の計算値(予想値)が判断基準よりも下回ったときのみにデータ取得周期を追随させる。
すなわち、過去のデータ取得周期の変化が減少方向である場合、計算部17は、例えば10%など一定割合分下回らない限り、データ取得周期の変更には追随しないようになっている。一方、上述したように、計算部17の計算結果は、増加方向であればヒステリシスを持たせないようになっている。
以上説明した本実施形態では、例えば過去のデータ取得周期の変化が増加傾向である場合、データ取得周期を増加させる方向にあえてオーバーシュートさせてデータ取得周期を設定する。これにより、余裕を持ったデータ取得システムの運用を促進させることができる。
また、本実施形態では、データ取得周期が大きく変動するような環境において、過敏に反応することなく、データ取得周期を長くした安全側において、データ取得システムが動作する。これにより、データ取得システムの運用を安定に行うことができる。
さらに、本実施形態では、即時性が求められる増加方向に対しては、データ取得周期を増加方向に直ちに追随させることによって、空き時間を十分に確保することができるので、上位サーバ(上位装置)3を含めたシステムの運用をさらに安定に行うことができる。
なお、本実施形態のように過去のデータ取得周期の変化の傾向に応じて新しいデータ取得周期を設定する技術は、実施形態2〜5のデータ取得システムに適用してもよい。
1 親局(データ取得装置)
13 上位系送受信部(通信部)
14 記憶部
19 制御部(データ取得部、周期設定部)
2 子局(端末装置)
3 上位サーバ(上位装置)

Claims (12)

  1. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と
    記憶部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間およびそのときに設定されていた前記データ取得周期を記憶し、
    前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間に一定の割合分または一定値を加算した加算値が現在の前記データ取得周期よりも長い場合、当該データ取得周期を当該加算値に設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  2. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、
    記憶部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間を複数記憶し、
    前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記データ取得所要時間の平均値およびばらつきを統計処理し、現在の前記データ取得周期が当該平均値から規定のばらつき範囲の上限値を超えるように、前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  3. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、
    記憶部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要したデータ取得所要時間および当該データ取得所要時間以外の空き時間に行われた前記上位装置の通信の種類を記憶し、
    前記周期設定部は、前記上位装置の通信の種類がバックアップ取得である場合、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間に一定の割合分と、バックアップ取得用に決められた割合分または一定量とを加算した加算値に、前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  4. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記周期設定部は、前記上位装置からの通信の種類がファームウェア配信である場合、前記データ取得所要時間に一定の割合分と、ファームウェア配信用に決められた割合分または一定量とを加算した加算値に、前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  5. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、
    記憶部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、過去のデータ取得の際に要した前記データ取得所要時間および当該データ取得所要時間で取得できなかったデータの取りこぼし個数の履歴を記憶し、
    前記周期設定部は、前記データ取得周期よりも長い一定期間での前記上位装置によるバックアップ取得によってデータの取りこぼしが解消されるように、前記記憶部に記憶されている前記データ取得所要時間および前記取りこぼし個数の履歴に基づいて、前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  6. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、
    記憶部と、
    計算部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、前記複数の端末装置の各々について通信ルートおよび通信品質を記憶し、
    前記計算部は、前記複数の端末装置の各々について前記通信ルートおよび前記通信品質を用いてターンアラウンドタイムを算出し、当該ターンアラウンドタイムを用いて前記複数の端末装置へのデータ取得が完了する完了時間を算出し、
    前記周期設定部は、前記計算部で算出された前記完了時間に応じて前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  7. 前記周期設定部は、前記完了時間に一定の割合分を加算した加算値に、前記データ取得周期を設定することを特徴とする請求項6記載のデータ取得装置。
  8. データを保持する複数の端末装置から当該データを取得して当該データを上位装置に提供するデータ取得装置であって、
    前記複数の端末装置から前記データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が前記複数の端末装置から定期的に前記データを取得するためのデータ取得周期を設定する周期設定部と、
    記憶部とを備え、
    前記データ取得周期は、前記複数の端末装置から前記データを取得するためのデータ取得所要時間と、前記上位装置の通信が可能な時間とを有し、
    前記記憶部は、過去の前記データ取得周期の変更履歴を記憶し、
    前記周期設定部は、前記記憶部に記憶されている過去の前記データ取得周期の変化の傾向に応じて新たな前記データ取得周期を設定する
    ことを特徴とするデータ取得装置。
  9. 前記周期設定部は、過去の前記データ取得周期の変化の傾向が減少方向である場合に、当該データ取得周期の変化の傾向によって予想された予想値が規定の判断基準よりも下回った場合にのみ前記データ取得周期を追随させることを特徴とする請求項8記載のデータ取得装置。
  10. 前記周期設定部は、過去の前記データ取得周期の変化の傾向が増加方向である場合、前記判断基準を有しないことを特徴とする請求項9記載のデータ取得装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のデータ取得装置と、
    各々がデータを保持する機能および前記データ取得装置と通信する機能を有する複数の端末装置と
    を備えることを特徴とするデータ取得システム。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のデータ取得装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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