JP6052648B1 - 変速装置内蔵の回転電機の製造方法 - Google Patents

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【課題】トルクを増大するためには空隙を狭くすることが重要であるが、一般の回転電機では、筒状の固定子へ円柱状の回転子を挿入するため、狭い空隙の際には、その組立に複雑な工程と高度な技術とを必要とした。【解決手段】アキシャル方向で固定子側の磁石と回転子側の磁石とが対面する変速装置内蔵の回転電機において、当初、駆動軸で貫かれた直径がDである空隙調整車か空隙調整歯車かのいずれか2つ以上を用いて、空隙長G=0の変速装置内蔵の回転電機を仮組立する。その後、分解し、任意の空隙長をΔgとしたとき、直径が(D+2Δg)である空隙調整車か空隙調整歯車かのいずれか2つ以上と入れ換えて変速装置内蔵の回転電機を再組立する。これによって、任意の空隙長G=Δgの変速装置内蔵の回転電機を、容易に製造できる。【選択図】図1

Description

特許第5878662号の「変速装置内蔵の回転電機」は、回転電機の外周部を周回する Kick Yard と言われる部分で駆動力を発生し、発生した駆動力は、 Kick Yard の部分を越えて外側に出て来る Drive Outer となる構造を有している。この構造から、3つの特徴を有している。1つ目の特徴は、特異な外形である。2つ目の特徴は、非常に狭い空隙である。3つ目の特徴は、強力なトルクである。本発明は、この3つの特徴のうち、2つ目の特徴である狭い空隙を、容易に製造するための方法に関する。
特許文献1や特許文献2に記載の「変速装置内蔵の回転電機」は、3つの特徴を有している。1つ目の特徴は、特異な外形である。従来の回転電機は、回転軸の延長方向へ1本の駆動軸が設定されるが、当該回転電機の方では、胴体の横に複数の駆動軸が設定されている。2つ目の特徴は、非常に狭い空隙である。従来の回転電機の空隙を1mm未満にすることは、高度な技術を要するが、当該回転電機では、空隙が0.5mm程度は容易であって、0.5mm以下のさらに狭い空隙であっても、極めて容易に構成できる。3つ目の特徴は、強力なトルクである。従来の回転電機は、直径が大きくなると空隙が広くなって、トルクの発生が不十分となるが、当該回転電機は、直径を大きくしても空隙を狭く維持できるので、直径の大きな回転電機で巨大なトルクを発生できる。
特許文献3には、直径が大きくて中央軸方向を薄く構成することを容易にするトロイダルコアモーターの仕組みが開示されている。従来からの電磁鋼を打ち抜いて電機子とする場合には、一般的な電磁鋼板のサイズが約60cm四方のことから、約60cmを超えるような直径を有するモーターの構成は、困難があった。トロイダルコアモーターは、巻鉄芯が使えるので、約60cmを超えるような大きな直径のモーターも容易に作製可能である。しかし、反面、トロイダルコアモーターに使われる巻鉄芯は、電磁鋼の打ち抜き積層の場合と異なり、シュラウド(ハウジング、ケース等の外壁部)に取り付けることが困難であった。特許文献3は、磁極部を兼ねた取付具を使うことによって、巻鉄芯に取付のための穴の穿孔等を施してその特性を劣化させることなく巻鉄芯をシュラウドに取り付けることを可能にした。中でも、特許文献3の段落0050と図13に明示された磁極部を兼ねた取付具においては、当該磁極部を兼ねた取付具の概ね半分の部分を非磁性体で構成する例が記載されていている。これは、トロイダルコアをシュラウドに取り付ける際に、磁性体の節用が可能となるので、大いに参考になる。
特願2016−040587 :変速装置内蔵の回転電機; 特許第5878662号 :変速装置内蔵の回転電機; 特許第5292656号公報 :トロイダルコアモーターの磁極部を兼ねた取付具;
固定子側の磁石と回転子側の磁石との間の吸引力と反発力は、クーロンの法則によって、磁極の強さの相乗積に比例し,磁極間の距離の2乗に反比例する。よって、空隙は、トルク発生の源泉の重要な1つである。このため、空隙を狭くすることは重要であるが、一般の回転電機では、円筒状の固定子へ円柱状の回転子を挿入するため、狭い空隙の際には、その組立に複雑な工程と高度な技術とを必要とした。本発明では、より単純な工程と平易な技術とで、容易に狭い空隙を構成することが課題である。
特許文献1や特許文献2の変速装置内蔵の回転電機には、その空隙を維持するため空隙調整車か空隙調整歯車か摩擦車か歯車かの少なくともいずれか1つ以上を有している。当初、駆動軸で貫かれた直径Dの空隙調整車や空隙調整歯車を準備し、空隙長をGとすれば、空隙長G=0で変速装置内蔵の回転電機を仮組立する。その後、空隙長G=0の変速装置内蔵の回転電機を分解し、任意の空隙長をΔgとしたとき、直径(D+2Δg)の空隙調整車や空隙調整歯車を準備して、直径Dの空隙調整車や空隙調整歯車と交換すると、空隙長G=Δgの変速装置内蔵の回転電機を完成できる。
当初、駆動軸で貫かれた直径がDである空隙調整車や空隙調整歯車を用いて、空隙長G=0で仮組立してから、分解し、直径が(D+2Δg)の空隙調整車や空隙調整歯車へ入れ換えて再組立すると、G=0.5mm程度の空隙はもちろん、素材を吟味すれば、G=50μmのような極めて狭い空隙長の変速装置内蔵の回転電機であっても、容易に構成することができる。
図は、本発明を用いて作製する変速装置内蔵の回転電機の外観を示している。a1−a2−a3−a4は、駆動軸上を通る平面を示し、b1−b2−b3−b4は、固定子側の磁石と回転子側の磁石とを通る平面を示している。 図は、特許文献2の図面の図15を引用している。特許文献2の図15の仕組みは、特許文献3の図面の図13の磁極部を兼ねた取付具を用いるのに都合の良い基本的な構造を有しているので本発明の説明に用いる。 図は、図1の変速装置内蔵の回転電機をa1−a2−a3−a4の平面で開いて眺めた場合の正面図である。図の(A)は、駆動軸に貫かれた直径Dの空隙調整車を用い空隙長G=0で仮組立をした図である。図の(B)は、直径Dの空隙調整車を直径(D+2Δg)の空隙調整車に入れ換え、駆動軸上に摩擦車を挿入して、空隙長G=Δgを有する変速装置内蔵の回転電機とした図である。 図は、図1の変速装置内蔵の回転電機をb1−b2−b3−b4の平面で開いて眺めた場合の正面図である。図の(A)は、図3で示した直径Dの空隙調整車で構成した空隙長G=0の変速装置内蔵の回転電機を示している。図の(B)は、直径Dの空隙調整車を直径(D+2Δg)の空隙調整車に入れ換えて、駆動軸上に摩擦車を挿入して、空隙長がG=Δgになった変速装置内蔵の回転電機を示している。 図は、巻鉄芯に巻線したトロイダルコアを磁極部を兼ねた取付具で外壁部に固定し、駆動軸で貫かれた摩擦車を備えて完成した変速装置内蔵の回転電機を、上蓋部分と回転子の一方とを除去し上方から眺めた平面図である。 図は、図1の変速装置内蔵の回転電機をa1−a2−a3−a4の平面で開いて眺めた場合の正面図である。図の(A)は、駆動軸に貫かれた直径Dの空隙調整車を用い空隙長G=0で仮組立をした図である。図の(B)は、直径Dの空隙調整車を直径(D+2Δg)の空隙調整車に入れ換え、駆動軸上に歯車を挿入して、空隙長G=Δgを有する変速装置内蔵の回転電機とした図である。 図は、巻鉄芯に巻線したトロイダルコアを磁極部を兼ねた取付具で外壁部に固定し、駆動軸で貫かれた歯車を備えて完成した変速装置内蔵の回転電機を、上蓋部分と回転子の一方とを除去し上方から眺めた平面図である。 図は、一般的なラジアルギャップの回転電機を示している。図の(A)は、比較的小口径のラジアルギャップ回転電機で、空隙長も1mm以下が可能な場合を示している。図の(B)は、比較的大口径の回転電機で、空隙長が広がっていることを示している。 図は、一般的なアキシャルギャップの回転電機を示している。アキシャルギャップの回転電機は、回転子の直径に直交する方向に磁石を対面させるので、回転子に加わる遠心力や温度変化の影響を受けることが少ない。しかしながら、固定子の磁石と回転子の磁石とが対面する箇所は、アルファベットの概E字型の遠端部分に当たり、遠端部での磁石間の吸引力と反発力とを中央軸(回転軸)の構造だけで支える必要がある。図の(A)は、比較的小口径のアキシャルギャップの回転電機を示している。小口径では、概E字型の遠端部にある磁石間の吸引力と反発力とを中央軸(回転軸)周辺の構造で支えることは容易なので、空隙長を1mm以下にすることも可能である。図の(B)は、比較的大口径の回転電機を示している。大口径では、概E字型の遠端部での磁石間の吸引力と反発力とを中央軸(回転軸)周辺の構造のみで支えることは、極めて困難となるため、大口径における狭い空隙長での製作が、著しく困難となる。
本発明は、時計方向へ回転する回転子(121)側と、反時計方向へ回転する回転子(122)側と、固定子(110)の内側部とで囲まれた空間に、駆動軸(150)に貫かれた空隙調整車(312)か空隙調整歯車(422)か摩擦車(310)か歯車(420)かの少なくともいずれか1つ以上が挿入されて構成される変速装置内蔵の回転電機の製造方法に関して記述する。記述に際しては、特許文献3で開示された磁極部(222)を兼ねた取付具(221)を用いると構成が最も容易となるため特許文献2の図15の例を引用するが、特許文献1や特許文献2に記載された変速装置内蔵の回転電機のどのタイプに対しても適用可能な製造方法である。
代表図面でもある図1は、本発明の変速装置内蔵の回転電機の特徴を表した外観の一例である。駆動軸(150)の軸数は、1軸であっても、2軸であっても、3軸であっても、4軸であっても、あるいは、5軸以上でも可能であるが、この例では、4つの駆動軸(150)の場合を示している。図1の Kick Yard と称する部分は、図2で言えば、回転子(120)側に対面する固定子(110)側の磁石の配設面を示している。図1の Drive Outer とは、 Kick Yard で発生した駆動力( Drive )が、 Kick Yard の部分を越えて中央軸(100)に直交する外側( Outer )の方向へ出力されることを示している。
図3は、図1の変速装置内蔵の回転電機を、a1−a2−a3−a4を結ぶ平面で開いて見た場合を示している。図3の(A)では、駆動軸(150)で貫かれた直径Dの空隙調整車(312)を用いて、駆動軸(150)を中央軸(100)と外壁部(180)との間にベアリング等を介して通し、この中央軸(100)、駆動軸(150)、外壁部(180)の関係位置を決め、その関係位置に合わせ、取付具(221)や巻鉄芯(211)を付加して仮組立とし、全体の構成を決定する。
図3の(B)では、仮組立した図3の(A)を、一旦、分解し、当初の直径Dの空隙調整車(312)を、直径(D+2Δg)の空隙調整車(312)に入れ換え、駆動軸(150)上に摩擦車(310)を挿入し、巻鉄芯(211)にトロイダルコア巻線(212)を行って、トロイダルコア(210)とした場合を示している。図3の(A)と(B)の例では、仮組立後にトロイダル巻線(212)を行っているが、仮組立の前に行っても差し支えない。
図4は、図1の変速装置内蔵の回転電機を、b1−b2−b3−b4を結ぶ平面で開いて見た場合を示している。図4の(A)では、駆動軸(150)で貫かれた直径Dの空隙調整車(312)で仮組立した場合に、固定子(110)側の磁極部(222)と回転子側の永久磁石(140)との空隙長Gが、G=0であることを示している。
図4の(B)では、当初の直径Dの空隙調整車(312)を、直径(D+2Δg)の空隙調整車(312)に入れ換えた場合の固定子(110)側の磁極部(222)と回転子(120)側の永久磁石(140)との空隙長を表している。この場合には、空隙長G=Δgになったことを示している。
図5は、駆動軸(150)で貫かれた空隙調整車(312)の直径を(D+2Δg)にし、駆動軸(150)上に摩擦車(310)を挿入して変速装置内蔵の回転電機を完成したところを、上部の蓋の部分と、時計回りと反時計回りとがある回転子(120)のいずれか一方を外して見た場合の平面図である。
図6は、図1の変速装置内蔵の回転電機を、a1−a2−a3−a4を結ぶ平面で開いて見た場合を示している。図6の(A)では、駆動軸(150)で貫かれた直径Dの空隙調整車(312)を用いて、駆動軸(150)を中央軸(100)と外壁部(180)との間にベアリング等を介して通し、この中央軸(100)、駆動軸(150)、外壁部(180)の関係位置を決め、その関係位置に合わせ、取付具(221)や巻鉄芯(211)を付加して仮組立とし、全体の構成を決定する。
図6の(B)では、仮組立した図6の(A)を、一旦、分解し、当初の直径Dの空隙調整車(312)を、直径(D+2Δg)の空隙調整車(312)に入れ換え、駆動軸(150)上に歯車(420)を挿入し、巻鉄芯(211)にトロイダルコア巻線(212)を行って、トロイダルコア(210)とした場合を示している。図6の(A)と(B)の例では、仮組立後にトロイダル巻線(212)を行っているが、仮組立の前に行っても差し支えない。
図7は、駆動軸(150)で貫かれた空隙調整車(312)の直径を(D+2Δg)にし、駆動軸(150)上に歯車(420)を挿入して変速装置内蔵の回転電機を完成したところを、上部の蓋の部分と時計回りと反時計回りとがある回転子(120)のいずれか一方を外して見た場合の平面図である。
図8は、一般的なラジアルギャップ回転電機を示している。ラジアルギャップ回転電機では、回転子が遠心力と温度変化で直径の0.25%程度伸縮すると言われる。このため、回転電機の設計では、これに安全率の0.50%を加え、合計で最大0.75%の伸縮を予期して設計する。(A)は、直径が小さい場合の一例であって、回転子の直径が200mm程度までであれば、空隙長G(rs)を1mm以下で構成することも可能である。(B)は、直径が大きい場合であって、例えば、直径を2,000mmとすれば、空隙長G(rb)は7.5mm程度となって、発生するトルクの増加がほとんど期待できない。
図9は、一般的なアキシャルギャップ回転電機を示している。アキシャルギャップの回転電機の場合は、回転子(120)と、中央軸(100)と、固定子(110)との関係がアルファベットの概E字型になって、その遠端部に電機子(電磁石)(130)と永久磁石(140)とが配設される。このため、(A)のように直径が小さい場合のアキシャルギャップ回転電機では、空隙長G(as)を狭く維持することはできる。しかしながら、(B)のように直径が大きくなると概E字型の遠端部での磁石間の吸引力と反発力を中央軸(100)周辺の構造のみで支えることは極めて困難となる。このため、直径の大きなアキシャルギャップ回転電機で、空隙長G(ab)を狭く維持することは、著しく困難である。
本発明では、当初、駆動軸(150)で貫かれた直径Dの空隙調整車(312)を用いて変速装置内蔵の回転電機を仮組立し、その後、分解して、直径Dの空隙調整車(312)を、直径(D+2Δg)の空隙調整車(312)に入れ換えて変速装置内蔵の回転電機を構成する方法を示したが、空隙調整車(312)は、空隙調整歯車(422)に変えても同様に実施できる。また、固定子(110)をトロイダルコア(210)で、回転子(120)を永久磁石(140)で作製する例を示したが、特許文献1や特許文献2にあるような他のどのような形式であっても、この製造方法を利用することができる。
図1〜図7は、環状の固定子の中心である中央軸に回転自在に取り付けられ時計方向へ回転する回転子と反時計方向に回転する回転子とを有し、時計方向へ回転する回転子側と反時計方向に回転する回転子側と固定子の内側部とで囲まれた空間に、駆動軸に貫かれた空隙調整車か空隙調整歯車かの、少なくともいずれか1つ以上を有する変速装置内蔵の回転電機の製造において、当初は駆動軸で貫かれた直径Dの空隙調整車か直径Dの空隙調整歯車かの少なくともいずれかを用いて、中央軸と駆動軸と外壁部との関係位置を決め、その直径Dの空隙調整車か直径Dの空隙調整歯車かのときに決めた関係位置に合わせて取付具や巻鉄芯を付加して仮組立とし、全体の構成を決定してから、一旦、分解し、当初の直径Dの空隙調整車は、直径(D+2Δg)の空隙調整車に、当初の直径Dの空隙調整歯車は、直径(D+2Δg)の空隙調整歯車に入れ換えて、固定子の磁極と回転子の磁極との間の空隙長G=Δgを実現した変速装置内蔵の回転電機を製造する方法である。
一般的なラジアルギャップ回転電機もアキシャルギャップ回転電機も、直径が小さい場合には、狭い空隙を維持することが可能である。しかしながら、直径を大きくすると、狭い空隙の維持が困難となって、トルクの増加を期待できなくなる。これに対し、本発明は、直径の大小にかかわらず、狭い空隙を維持することが容易である。その上、製作に関し、複雑で高価な治具を揃えられない製造環境でも容易に作れる。よって、強力なトルクの回転電機を安価に入手できるので、産業上で広く利用が可能となる。
100 中央軸
110 固定子
120 回転子
121 (時計方向に回転する)回転子
122 (反時計方向に回転する)回転子
130 電機子(電磁石)
140 永久磁石
150 駆動軸
180 外壁部
210 トロイダルコア( toroidal core )
211 巻鉄芯
212 トロイダルコア巻線( toroidal core coil )
221 取付具
222 磁極部
310 摩擦車( traction roller )
312 空隙調整車( air-gap adjustment roller )
420 歯車( traction gear )
422 空隙調整歯車( air-gap adjustment gear )

Claims (1)

  1. 環状の固定子の中心である中央軸に回転自在に取り付けられ時計方向へ回転する回転子と反時計方向に回転する回転子とを有し、時計方向へ回転する回転子側と反時計方向に回転する回転子側と固定子の内側部とで囲まれた空間に、
    駆動軸に貫かれた空隙調整車か空隙調整歯車かの、少なくともいずれか1つ以上を有する変速装置内蔵の回転電機の製造において、
    当初は駆動軸で貫かれた直径Dの空隙調整車か直径Dの空隙調整歯車かの少なくともいずれかを用いて、
    中央軸と駆動軸と外壁部との関係位置を決め、
    その直径Dの空隙調整車か直径Dの空隙調整歯車かのときに決めた関係位置に合わせて取付具や巻鉄芯を付加して仮組立とし、
    全体の構成を決定してから、一旦、分解し、
    当初の直径Dの空隙調整車は、直径(D+2Δg)の空隙調整車に、
    当初の直径Dの空隙調整歯車は、直径(D+2Δg)の空隙調整歯車に
    入れ換えて、
    固定子の磁極と回転子の磁極との間の空隙長G=Δgを実現した変速装置内蔵の回転電機を製造する方法。
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