JP2020205706A - ロータ及び回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で、ロータの低回転時に高トルクを得るとともにロータの高回転時に高出力を得ることができるロータ及びこのロータを備えた回転電機を提供する。【解決手段】ロータ5は、軸線C回りの周方向に沿って設けられて永久磁石30が挿入される磁石挿入孔21と、磁石挿入孔21よりも軸線Cと直交する径方向の外側に設けられた開口部23と、を有するロータコア20と、開口部23に配置されるとともに磁束が通過可能な可動片60と、開口部23内において軸線Cの軸方向と平行な回動軸O回りに可動片60を回動可能に軸支する軸部材50と、を備える。回転電機は、このロータ5と、ロータ5の外側に間隔をあけて配置されるステータと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ロータ及び回転電機に関するものである。
従来、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載される回転電機において、ロータの回転速度に応じた永久磁石の磁路を形成することにより、高効率で使用できる回転電機の動作範囲を拡大し、回転電機の性能を向上させる技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、ロータコアに挿入された複数の永久磁石と、隣接する永久磁石間にあけた複数のフラックスバリア内にそれぞれ配置され、隣接する永久磁石の一方の第1極と他方の第2極との磁束を短絡させる磁束短絡部材と、を有するロータの構成が開示されている。磁束短絡部材の少なくとも一部は透磁率変化材料から成る。磁束短絡部材は、フラックスバリア内でバネにより半径方向内向きに付勢されている。特許文献1に記載の技術によれば、遠心力により透磁率変化材料に作用する加圧力を変化させることで、透磁率変化材料の透磁率を変化させ、磁束経路を変化させる。これにより、磁束を短絡させる部材の小さな移動距離で、ロータの高回転時に弱め界磁効果を得ることができるとされている。
特開2004−343842号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、磁束短絡部材を付勢するためのバネを設ける必要があり、部品点数が増加するおそれがある。
そこで、本発明は、簡素な構成で、ロータの低回転時に高トルクを得るとともにロータの高回転時に高出力を得ることができるロータ及びこのロータを備えた回転電機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係るロータ(例えば、実施形態におけるロータ5)は、軸線(例えば、実施形態における軸線C)回りの周方向に沿って設けられて永久磁石(例えば、実施形態における永久磁石30)が挿入される磁石挿入孔(例えば、実施形態における磁石挿入孔21)と、前記磁石挿入孔よりも前記軸線と直交する径方向の外側に設けられた開口部(例えば、実施形態における開口部23)と、を有するロータコア(例えば、実施形態におけるロータコア20)と、前記開口部に配置されるとともに磁束が通過可能な可動片(例えば、実施形態における可動片60)と、前記開口部内において前記軸線の軸方向と平行な回動軸(例えば、実施形態における回動軸O)回りに前記可動片を回動可能に軸支する軸部(例えば、実施形態における軸部材50)と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係るロータは、前記開口部は、前記可動片において前記軸部と反対側の先端(例えば、実施形態における先端64)に対応する位置に設けられた円弧部(例えば、実施形態における円弧部27)と、前記円弧部の円弧中心に設けられた軸支部(例えば、実施形態における軸支部26)と、前記可動片の一方向への回動を規制する第一規制部(例えば、実施形態における第一規制部31)と、前記可動片の他方向への回動を規制する第二規制部(例えば、実施形態における第二規制部32)と、を有することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係るロータは、前記第一規制部は、前記軸方向から見て前記円弧部の一端と前記軸支部とを接続する直線状に形成され、前記第二規制部は、前記軸方向から見て前記円弧部の他端と前記軸支部とを接続する直線状に形成され、前記開口部は、扇形状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係るロータは、前記可動片の前記先端と、前記円弧部と、の間には隙間(例えば、実施形態における隙間S)が設けられ、前記隙間の大きさは、前記可動片と前記ロータコアとの間を磁束が通過可能な大きさに設定されていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明に係るロータは、前記永久磁石は、前記周方向に沿って配置され、前記可動片は、前記軸方向から見て、前記ロータが所定の回転数未満で回転した場合に前記径方向に沿って配置された第一状態(例えば、実施形態における第一状態P1)と、前記ロータが所定の回転数以上で回転した場合に前記周方向に沿って配置された第二状態(例えば、実施形態における第二状態P2)と、の間で回動することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明に係るロータは、前記永久磁石は、前記周方向に複数設けられ、各前記永久磁石と前記ロータの外周部との間には、複数の前記開口部が設けられていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明に係るロータは、前記ロータコアは、前記径方向において前記開口部に対応する位置で、かつ前記周方向において極の異なる前記永久磁石間に設けられた孔部(例えば、実施形態における孔部25)を有することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明に係るロータは、前記軸部は、前記開口部に挿入された軸部材(例えば、実施形態における軸部材50)であり、前記可動片は、前記軸部材が挿入される環状の支持部(例えば、実施形態における支持部61)を有し、前記支持部は、磁性体により形成されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明に係る回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のロータと、前記ロータの外側に間隔をあけて配置されるステータ(例えば、実施形態におけるステータ3)と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のロータによれば、ロータコアは、永久磁石よりも径方向の外側に開口部を有し、開口部には、軸部を回転中心として回動可能かつ磁束が通過可能な可動片が設けられている。これにより、可動片が開口部内を回動することにより、永久磁石の磁路を切り替えることができる。ここで、例えばロータが低回転した際には、永久磁石の磁力により可動片を永久磁石側に引き付けることにより、永久磁石とロータコアの外周部との間に磁路を形成する。これにより、永久磁石の磁束をロータの径方向の外側へ導くことができるので、ロータの低回転時に高いトルクを得ることができる。一方、ロータが高回転した際には、遠心力により可動片を開口部の径方向の外側に配置することにより、永久磁石とロータの外周部との間に空隙を形成する。これにより、永久磁石の磁束が径方向の外側へ向かうのを抑制できるので、逆起電力の大きさを抑え、弱め磁束電流を小さくできる。また、ロータの外側にステータを配置した場合には、可動片が開口部の径方向の外側に配置されることにより、可動片を介してロータの周方向に沿うリラクタンストルクを効率よく発生させることができる。よって、ロータの高回転時における出力を向上し、高効率なロータとすることができる。
可動片は、回転数が所定の回転数未満のときは永久磁石側に引き付けられ、回転数が所定の回転数以上のときは遠心力により径方向の外側に移動するので、バネ等の付勢部材を別途設ける必要がない。よって、バネ等の付勢部材を有する従来技術と比較して部品点数を削減できる。
したがって、簡素な構成で、ロータの低回転時に高トルクを得るとともにロータの高回転時に高出力を得ることができるロータを提供できる。
本発明の請求項2に記載のロータによれば、開口部は、可動片の先端に対応する位置に設けられた円弧部と、円弧中心に設けられた軸支部と、を有するので、可動片は、軸支部を中心として先端が円弧部に沿うように回動する。また、開口部は第一規制部を有するので、第一規制部に可動片が当接することにより、可動片の一方向への回動を規制できる。開口部は第二規制部を有するので、第二規制部に可動片が当接することにより、可動片の他方向への回動を規制できる。これにより、ロータの低回転時及び高回転時における可動片の位置決めをすることができる。よって、可動片を所望の位置に配置し、回転数に応じた適切な磁路を形成できる。
本発明の請求項3に記載のロータによれば、開口部は、直線状の第一規制部及び第二規制部と、円弧部と、を有する扇形状に形成されているので、開口部の形状を、可動片の回動軌跡に対応した形状とすることができる。これにより、可動片を介して効果的に磁路を形成できる。
本発明の請求項4に記載のロータによれば、可動片の先端と円弧部との間には隙間が設けられているので、可動片の回動時に先端と円弧部とが干渉するのを抑制できる。これにより、可動片を滑らかに回動させることができる。可動片の先端と円弧部との間の隙間の大きさは、隙間を介して可動片とロータコアとの間に磁束が通過可能な大きさに設定されているので、可動片を用いて効果的に磁路を形成できる。
本発明の請求項5に記載のロータによれば、可動片は、ロータが所定の回転数未満で回転した場合(低回転時)にロータの径方向に沿って配置された第一状態と、ロータが所定の回転数以上で回転した場合(高回転時)に周方向に沿って配置された第二状態と、の間で回動する。第一状態において、可動片は径方向に沿って配置されるので、永久磁石とロータコアの外周部との間に磁路が形成される。これにより、永久磁石の磁束をロータの径方向の外側へ導くことができるので、ロータの低回転時に高いトルクを得ることができる。第二状態において、可動片は周方向に沿って配置されるので、永久磁石とロータの外周部との間に空隙を形成できる。これにより、径方向の外側へ向かう永久磁石の磁束が抑制されるので、逆起電力の発生を抑制し、弱め磁束電流を小さくできる。また、ロータの外側にステータを配置した場合には、可動片が周方向に沿って配置されることにより、可動片を介してロータの周方向に沿うリラクタンストルクを効率よく発生させることができる。これにより、ロータの高回転時に高い出力を得ることができる。
本発明の請求項6に記載のロータによれば、永久磁石は周方向に複数設けられ、開口部は、各永久磁石とロータの外周部との間において複数設けられている。これにより、複数箇所で磁路の切り替えを行うことができるので、可動片による磁束の誘導を効率よく行うことができる。
本発明の請求項7に記載のロータによれば、孔部は、径方向において開口部に対応する位置かつ周方向において極の異なる永久磁石間に設けられているので、極の異なる永久磁石間に磁束が回り込むのを抑制できる。換言すれば、孔部はフラックスバリアとして機能する。これにより、磁路を所望の箇所に形成し、磁路が永久磁石間に回り込むことによるロータの効率低下を抑制できる。
本発明の請求項8に記載のロータによれば、開口部には軸部材が挿入され、可動片の支持部が軸部材に軸支されているので、可動片は、軸部材を回転中心として開口部内を回動する。これにより、簡素な構成により可動片を支持できる。支持部は、環状に形成されるとともに磁性体により形成されているので、軸部材の回りには、支持部を介して磁束が通過可能とされている。これにより、可動片とロータコアとの間に効果的に磁路を形成できる。
本発明の請求項9に記載の回転電機によれば、回転電機は、上述のロータと、ロータの外側に間隔をあけて配置されるステータと、を備える。これにより、簡素な構成で、ロータに過大な応力が作用するのを抑制し、ロータの低回転時に高トルクを得るとともにロータの高回転時に高出力を得ることができるロータを備えた、高性能な回転電機を提供できる。
実施形態に係る回転電機の部分断面図。 実施形態に係るロータの低回転時における平面図。 実施形態に係るロータの高回転時における平面図。 図3のIV部拡大図。 実施形態に係るロータの分解図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
(回転電機)
図1は、実施形態に係る回転電機1の部分断面図である。
回転電機1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである。但し、本発明の構成は、走行用モータに限らず、発電用モータやその他用途のモータ、車両用以外の回転電機(発電機を含む)としても適用可能である。
回転電機1は、ケース2と、ステータ3と、シャフト4と、ロータ5と、を備える。
ケース2は、ステータ3及びロータ5を収容している。ケース2の内部には、不図示の冷媒が収容されている。上述したステータ3及びロータ5は、ケース2の内部において、一部が冷媒に浸漬された状態で配置されている。なお、冷媒としては、トランスミッションの潤滑や動力伝達等に用いられる作動油である、ATF(Automatic Transmission Fluid)等が好適に用いられている。
以下の説明では、シャフト4の軸線Cに沿う方向を単に軸方向といい、軸線Cに直交する方向を径方向といい、軸線C周りの方向を周方向という場合がある。
(ステータ)
ステータ3は、環状に形成されている。ステータ3の外周部は、ケース2の内壁面に固定されている。ステータ3は、ステータコア11と、コイル12と、を有する。
ステータコア11は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。ステータコア11は、複数の鋼板を軸方向に積層して形成される積層コアである。ステータコア11の内周部には、径方向の内側に突出する不図示のティースが形成されている。ティースは周方向の全周に亘って設けられている。なお、ステータコア11は、金属磁性粉末(軟磁性粉)を圧縮成形した、いわゆる圧粉コアであってもよい。
コイル12は、ステータコア11のティースに巻回されることによりステータコア11に装着されている。
(シャフト)
シャフト4は、軸線Cを中心とする筒状に形成されている。シャフト4は、ケース2に取り付けられた軸受19を介してケース2に対して軸線C回りに回転可能に支持されている。
(ロータ)
図2は、実施形態に係るロータ5の低回転時における平面図である。図3は、実施形態に係るロータ5の高回転時における平面図である。図4は、図3のIV部拡大図である。
図1及び図2に示すように、ロータ5は、環状に形成されている。ロータ5は、シャフト4の外周部に固定され、ステータ3に対して径方向の内側に間隔をあけて配置されている。ロータ5は、軸線C回りにシャフト4と一体で回転可能に構成されている。ロータ5は、ロータコア20と、永久磁石30と、端面板40と、可動部材70と、を有する。
(ロータコア)
図2に示すように、ロータコア20は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。ロータコア20は、複数の鋼板29(図5参照)を軸方向に積層して形成される積層コアである。ロータコア20は、磁石挿入孔21と、開口部23と、孔部25と、を有する。
磁石挿入孔21は、ロータコア20を軸方向に貫通している。磁石挿入孔21は、周方向に並ぶ一対の磁石挿入部22と、一対の磁石挿入部22のうち周方向において互いに離間する側の端部に設けられた空隙部24と、を有する。軸方向から見て、一対の磁石挿入部22は、ロータコア20の径方向に対して直交する直線状に形成されている。空隙部24は、磁石挿入部22の端部から径方向の外側に向かって延びている。このような一対の磁石挿入部22及び空隙部24からなる磁石挿入孔21は、周方向に複数(本実施形態では8個)設けられている。
開口部23は、磁石挿入孔21よりも径方向の外側に設けられている。開口部23は、ロータコア20を軸方向に貫通している。開口部23は、軸方向から見て扇形状に形成されている。具体的に、図4に示すように、開口部23は、軸線Cと平行な回動軸Oを中心とする軸支部26と、回動軸Oよりも径方向の内側に位置する円弧部27と、軸支部26と円弧部27の両端部とをそれぞれ接続する第一規制部31及び第二規制部32と、を有する。軸支部26は、軸方向から見て円形状に形成されている。円弧部27は、回動軸Oを中心とする円弧状に形成されている。開口部23は、扇形状の中心角が鋭角となるように形成されている。
第一規制部31は、軸方向から見て、円弧部27のうち径方向の外側に位置する一方の端部と、回動軸Oと、を結ぶ直線上に設けられている。第一規制部31は、円弧部27の一方の端部と軸支部26とを接続している。第一規制部31は、周方向において軸支部26から円弧部27へ向かうにしたがい径方向の外側から内側へ傾斜する直線状に形成されている。
第二規制部32は、円弧部27のうち第一規制部31と反対側に位置する他方の端部と、回動軸Oと、を結ぶ直線上に設けられている。第二規制部32は、円弧部27の他方の端部と軸支部26とを接続している。第二規制部32は、径方向に沿う直線状に形成されている。
図3に示すように、開口部23は、磁石挿入孔21とロータコア20の外周部との間において複数設けられている。本実施形態において、開口部23は、一対の磁石挿入部22及び空隙部24からなる磁石挿入孔21と、ロータコア20の外周部と、の間において3個ずつ設けられている。
孔部25は、径方向において開口部23に対応する位置で、かつ周方向において隣り合う磁石挿入孔21の間に設けられている。孔部25は、ロータコア20を軸方向に貫通している。孔部25は、軸方向から見て菱形状に形成されている。具体的に、孔部25は、軸線C及び隣り合う磁石挿入孔21の間を通り径方向に沿う直線上に2つの頂点を有し、この直線に対して線対称な菱形状に形成されている。孔部25の周方向の両側を向く角部は、近接する開口部23において円弧部27の円弧長さの中間部と対応する位置に設けられている。これにより、円弧部27の円弧長さにおける中間部において、孔部25と開口部23との間の幅が最も狭くなるように設定されている。
(永久磁石)
永久磁石30は、ロータコア20に設けられた磁石挿入孔21の磁石挿入部22に挿入されている。永久磁石30は、軸方向に沿って延びている。永久磁石30は、例えば希土類磁石である。希土類磁石としては、例えばネオジム磁石やサマリウムコバルト磁石、プラセオジム磁石等が挙げられる。
永久磁石30は、一対の磁石挿入部22に配置される永久磁石30の着磁方向が同じとなるように配置されている。また、永久磁石30は、空隙部24を挟んで隣り合う磁石挿入孔21において着磁方向が逆になるようにそれぞれ配置されている。換言すれば、永久磁石30は、孔部25を挟んで極が異なるように配置されている。
(端面板)
図1に戻って、端面板40は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。端面板40は、ロータコア20の軸方向における両端面にそれぞれ接触して配置されている。端面板40の径方向の内側には、シャフト4が圧入固定されている。
図5は、実施形態に係るロータ5の分解図である。
端面板40は、開口部23の回動軸Oと対応する位置に、位置決め凹部41及び貫通孔43を有する。位置決め凹部41は、端面板40のロータコア20側を向く面から凹んでいる。位置決め凹部41は、端面板40がロータコア20に取り付けられた状態において、回動軸Oを中心とする円形状に形成されている。貫通孔43は、位置決め凹部41に設けられている。貫通孔43は、端面板40を軸方向に貫通している。貫通孔43は、回動軸Oと同軸に設けられている。
(可動部材)
可動部材70は、開口部23の内部に配置されている。可動部材70は、開口部23内を移動可能に構成されている。可動部材70は、軸部材50と、可動片60と、を有する。
軸部材50は、回動軸Oと同軸な円柱状に形成されている。軸部材50は、例えば滑り軸受である。軸部材50の両端部は、端面板40の位置決め凹部41に挿入されている。軸部材50は、端面板40の軸方向の外側から貫通孔43を介して挿入されたボルト45により、端面板40に対して回動軸O回りに回動可能に支持されている。
図3に示すように、可動片60は、軸部材50に支持されて開口部23内を回動する。可動片60は、磁性体により形成されている。可動片60は、支持部61と、揺動部63と、を有する。
支持部61は、軸方向から見て回動軸Oを中心とする環状に形成されている。支持部61は、ロータコア20の軸支部26に回転可能に保持されている。支持部61の内周部には、軸部材50が挿入されている。支持部61は、軸部材50と一体に回転可能とされている。
揺動部63は、支持部61に接続されている。揺動部63は、支持部61から円弧部27に向かって延びている。図4に示すように、揺動部63は、軸方向から見て矩形状に形成されている。揺動部63の先端64は、円弧部27と対向している。揺動部63の先端64と円弧部27との間には、隙間Sが設けられている。隙間Sの大きさは、可動片60とロータコア20との間を磁束が通過可能な大きさに設定されている。本実施形態において、隙間Sは、1μm以上20μm以下となるように設けられている。なお、図4では隙間Sの大きさを誇張して図示している。支持部61が回転することにより、揺動部63は、側面が第一規制部31に接触する第一状態P1と、側面が第二規制部32に接触する第二状態P2(図2参照)と、の間を揺動する。これにより、可動片60は、第一規制部31により一方向への回動を規制されている。可動片60は、第二規制部32により他方向への回動を規制されている。
(ロータ及び回転電機における可動片の動作)
次に、ロータ5及び回転電機1における可動片60の動作について図2及び図3に基づいて説明する。
図2に示すように、ロータ5が所定の回転数よりも小さい回転数で回転した場合(以下、低回転時という)、可動片60は、永久磁石30の磁力に引き付けられている。これにより、可動片60は、第二規制部32に当接した第一状態P1に位置している。可動片60は磁性体により形成されているので、第一状態P1において、可動片60が径方向に沿って配置されることにより、永久磁石30から可動片60を介してロータ5の外周部へ向かう磁路が形成される。ロータコア20及び可動片60を通ってロータ5の外周部へ誘導された磁束は、ステータ3に作用することにより、ロータ5に回転トルクを発生させる。
本実施形態において、所定の回転数は、例えば1000rpmとされている。
図3に示すように、ロータ5の回転数が上昇してロータ5が所定の回転数以上の回転数で回転した場合(以下、高回転時という)、可動片60は、ロータ5の回転の遠心力により、径方向の外側に回動する。これにより、可動片60は、第一規制部31に当接した第二状態P2に位置する。第二状態P2において、ロータ5の外周部と永久磁石30との間には、開口部23による空隙が設けられることにより径方向の外側へ向かう磁路の形成が抑制される。よって、逆起電力の大きさが抑えられる。一方、可動片60は周方向に沿って配置されるので、ステータ3により生じた磁束がロータ5の外周部を周方向に沿って通ることにより、可動片60を介してロータ5の周方向に沿うリラクタンストルクが発生する。これにより、ロータ5の高回転時における出力が向上する。
このように、可動片60は、第一状態P1と第二状態P2との間を回動することにより、ロータ5に形成される磁路を切り替えている。
(作用、効果)
次に、ロータ5及び回転電機1の作用、効果について説明する。
本実施形態のロータ5によれば、ロータコア20は、永久磁石30よりも径方向の外側に開口部23を有し、開口部23には、軸部材50(請求項の軸部)を回転中心として回動可能かつ磁束が通過可能な可動片60が設けられている。これにより、可動片60が開口部23内を回動することにより、永久磁石30の磁路を切り替えることができる。ここで、例えばロータ5が低回転した際には、永久磁石30の磁力により可動片60を永久磁石30側に引き付けることにより、永久磁石30とロータコア20の外周部との間に磁路を形成する。これにより、永久磁石30の磁束をロータ5の径方向の外側へ導くことができるので、ロータ5の低回転時に高いトルクを得ることができる。一方、ロータ5が高回転した際には、遠心力により可動片60を開口部23の径方向の外側に配置することにより、永久磁石30とロータ5の外周部との間に空隙を形成する。これにより、永久磁石30の磁束が径方向の外側へ向かうのを抑制できるので、逆起電力の大きさを抑え、弱め磁束電流を小さくできる。また、ロータ5の外側にステータ3を配置した場合には、可動片60が開口部23の径方向の外側に配置されることにより、可動片60を介してロータ5の周方向に沿うリラクタンストルクを効率よく発生させることができる。よって、ロータ5の高回転時における出力を向上し、高効率なロータ5とすることができる。
可動片60は、回転数が所定の回転数未満のときは永久磁石30側に引き付けられ、回転数が所定の回転数以上のときは遠心力により径方向の外側に移動するので、バネ等の付勢部材を別途設ける必要がない。よって、バネ等の付勢部材を有する従来技術と比較して部品点数を削減できる。
したがって、簡素な構成で、ロータ5の低回転時に高トルクを得るとともにロータ5の高回転時に高出力を得ることができるロータ5を提供できる。
開口部23は、可動片60の先端64に対応する位置に設けられた円弧部27と、円弧中心に設けられた軸支部26と、を有するので、可動片60は、軸支部26を中心として先端64が円弧部27に沿うように回動する。また、開口部23は第一規制部31を有するので、第一規制部31に可動片60が当接することにより、可動片60の一方向への回動を規制できる。開口部23は第二規制部32を有するので、第二規制部32に可動片60が当接することにより、可動片60の他方向への回動を規制できる。これにより、ロータ5の低回転時及び高回転時における可動片60の位置決めをすることができる。よって、可動片60を所望の位置に配置し、回転数に応じた適切な磁路を形成できる。
開口部23は、直線状の第一規制部31及び第二規制部32と、円弧部27と、を有する扇形状に形成されているので、開口部23の形状を、可動片60の回動軌跡に対応した形状とすることができる。これにより、可動片60を介して効果的に磁路を形成できる。
可動片60の先端64と円弧部27との間には隙間Sが設けられているので、可動片60の回動時に先端64と円弧部27とが干渉するのを抑制できる。これにより、可動片60を滑らかに回動させることができる。可動片60の先端64と円弧部27との間の隙間Sの大きさは、隙間Sを介して可動片60とロータコア20との間に磁束が通過可能な大きさに設定されているので、可動片60を用いて効果的に磁路を形成できる。
可動片60は、ロータ5が所定の回転数未満で回転した場合(低回転時)にロータ5の径方向に沿って配置された第一状態P1と、ロータ5が所定の回転数以上で回転した場合(高回転時)に周方向に沿って配置された第二状態P2と、の間で回動する。第一状態P1において、可動片60は径方向に沿って配置されるので、永久磁石30とロータコア20の外周部との間に磁路が形成される。これにより、永久磁石30の磁束をロータ5の径方向の外側へ導くことができるので、ロータ5の低回転時に高いトルクを得ることができる。第二状態P2において、可動片60は周方向に沿って配置されるので、永久磁石30とロータ5の外周部との間に空隙を形成できる。これにより、径方向の外側へ向かう永久磁石30の磁束が抑制されるので、逆起電力を抑制し、弱め磁束電流を小さくできる。また、ロータ5の外側にステータ3を配置した場合には、可動片60が周方向に沿って配置されることにより、可動片60を介してロータ5の周方向に沿うリラクタンストルクを効率よく発生させることができる。これにより、ロータ5の高回転時に高い出力を得ることができる。
永久磁石30は周方向に複数設けられ、開口部23は、各永久磁石30とロータ5の外周部との間において複数設けられている。これにより、複数箇所で磁路の切り替えを行うことができるので、可動片60による磁束の誘導を効率よく行うことができる。
孔部25は、径方向において開口部23に対応する位置かつ周方向において極の異なる永久磁石30間に設けられているので、極の異なる永久磁石30間に磁束が回り込むのを抑制できる。換言すれば、孔部25はフラックスバリアとして機能する。これにより、磁路を所望の箇所に形成し、磁路が永久磁石30間に回り込むことによるロータ5の効率低下を抑制できる。
また、円弧部27の円弧長さにおける中間部において、孔部25と開口部23との間の幅が最も狭くなるように設定されている。これにより、ロータ5の低回転時と高回転時とで磁路の変化を大きくできる。よって、ロータ5の低回転時と高回転時とを効率良く切り替え、ロータ5の低回転時に高トルクを得るとともにロータ5の高回転時に高出力を得ることができる。
開口部23には軸部材50が挿入され、可動片60の支持部61が軸部材50に軸支されているので、可動片60は、軸部材50を回転中心として開口部23内を回動する。これにより、簡素な構成により可動片60を支持できる。支持部61は、環状に形成されるとともに磁性体により形成されているので、軸部材50の回りには、支持部61を介して磁束が通過可能とされている。これにより、可動片60とロータコア20との間に効果的に磁路を形成できる。
本実施形態の回転電機1によれば、回転電機1は、上述のロータ5と、ロータ5の外側に間隔をあけて配置されるステータ3と、を備える。これにより、簡素な構成で、ロータ5に過大な応力が作用するのを抑制し、ロータ5の低回転時に高トルクを得るとともにロータ5の高回転時に高出力を得ることができるロータ5を備えた、高性能な回転電機1を提供できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態においては、磁石挿入孔21とロータコア20の外周部との間に開口部23が3個ずつ設けられる構成としたが、開口部23の個数は上述した実施形態に限られない。
開口部23は、扇形状以外の形状に形成されてもよい。また、第一規制部31及び第二規制部32は、少なくとも一部がロータコア20に当接していればよく、曲線状や凹凸状等、直線状以外の形状に形成されてもよい。
本実施形態において、磁石挿入孔21は、一対の磁石挿入部22を有する構成としたが、これに限らない。磁石挿入孔21は、径方向に直交し、両端に空隙部24が設けられた単一の磁石挿入部を有してもよい。
孔部25の形状は、楕円形状や多角形状等、菱形状以外の形状に形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 回転電機
3 ステータ
5 ロータ
20 ロータコア
21 磁石挿入孔
23 開口部
25 孔部
26 軸支部
27 円弧部
30 永久磁石
31 第一規制部
32 第二規制部
50 軸部材(軸部)
60 可動片
61 支持部
64 先端
C 軸線
O 回動軸
S 隙間
P1 第一状態
P2 第二状態

Claims (9)

  1. 軸線回りの周方向に沿って設けられて永久磁石が挿入される磁石挿入孔と、前記磁石挿入孔よりも前記軸線と直交する径方向の外側に設けられた開口部と、を有するロータコアと、
    前記開口部に配置されるとともに磁束が通過可能な可動片と、
    前記開口部内において前記軸線の軸方向と平行な回動軸回りに前記可動片を回動可能に軸支する軸部と、
    を備えることを特徴とするロータ。
  2. 前記開口部は、
    前記可動片において前記軸部と反対側の先端に対応する位置に設けられた円弧部と、
    前記円弧部の円弧中心に設けられた軸支部と、
    前記可動片の一方向への回動を規制する第一規制部と、
    前記可動片の他方向への回動を規制する第二規制部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記第一規制部は、前記軸方向から見て前記円弧部の一端と前記軸支部とを接続する直線状に形成され、
    前記第二規制部は、前記軸方向から見て前記円弧部の他端と前記軸支部とを接続する直線状に形成され、
    前記開口部は、扇形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のロータ。
  4. 前記可動片の前記先端と、前記円弧部と、の間には隙間が設けられ、
    前記隙間の大きさは、前記可動片と前記ロータコアとの間を磁束が通過可能な大きさに設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のロータ。
  5. 前記永久磁石は、前記周方向に沿って配置され、
    前記可動片は、前記軸方向から見て、前記ロータが所定の回転数未満で回転した場合に前記径方向に沿って配置された第一状態と、前記ロータが所定の回転数以上で回転した場合に前記周方向に沿って配置された第二状態と、の間で回動することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  6. 前記永久磁石は、前記周方向に複数設けられ、
    各前記永久磁石と前記ロータの外周部との間には、複数の前記開口部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のロータ。
  7. 前記ロータコアは、前記径方向において前記開口部に対応する位置で、かつ前記周方向において極の異なる前記永久磁石間に設けられた孔部を有することを特徴とする請求項6に記載のロータ。
  8. 前記軸部は、前記開口部に挿入された軸部材であり、
    前記可動片は、前記軸部材が挿入される環状の支持部を有し、
    前記支持部は、磁性体により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のロータ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のロータと、
    前記ロータの外側に間隔をあけて配置されるステータと、
    を備えることを特徴とする回転電機。
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