JP6051541B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、表示装置を有する画像形成装置に関する。
コピー機やプリンターやファクシミリ送受信機やそれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置で機能を使用する場合、操作パネルの表示画面をその機能の設定画面に遷移させて、機能設定を行なうことが一般的である。
画像形成装置の操作に関する技術として、たとえば特開2004−295325号公報、特開2007−74162号公報、特開2008−92077号公報、特開2008−193265号公報、特開2008−219351号公報、特開2008−276693号公報、特開2010−98717号公報、および特開2007−79639号公報(以下、特許文献1〜8)は、いずれも、画像形成装置の操作を携帯端末から行なう技術を開示している。
特開2004−295325号公報 特開2007−74162号公報 特開2008−92077号公報 特開2008−193265号公報 特開2008−219351号公報 特開2008−276693号公報 特開2010−98717号公報 特開2007−79639号公報
しかしながら、昨今、画像形成装置は多機能化しているために機能の選択肢が多くなっている。また、高機能化しているために、目的とする設定画面の階層が深くなり、操作回数が多くなったりしている。そのため、目的とする設定画面を表示させて操作することが難解であったり煩雑であったりする、という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、操作性の高い画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は、ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段と、表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位に対応付けて記憶するための記憶手段と、受付手段で受け付けた選択された部位に応じた画面情報を記憶手段から読み出して出力するための出力手段とを備える。前記受付手段は、部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体と、前記記憶媒体から前記情報を読み取った読取装置から前記部位を特定する情報を受信する受信手段とを含む。前記出力手段は、前記読取装置によって特定された部位に応じた前記画面情報を出力する。前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、各部位において前記画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごとに異なる操作画面と対応付けて記憶する。前記受信手段は、前記読取装置から前記部位を特定する情報と共に前記読取装置で実行中のアプリケーションを特定する情報を受信する。前記出力手段は、前記読取装置によって特定された部位に対応し、かつ特定された前記読取装置で実行中のアプリケーションに応じた操作画面を出力する。
他の局面に従うと、画像形成装置は、ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段と、表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位において、画像形成装置と通信可能な携帯端末において実行される画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごとに異なる操作画面と対応付けて記憶するための記憶手段と、前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションを特定する情報を取得する取得手段と、前記受付手段で受け付けた選択された部位に対応し、かつ特定された前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションに応じた操作画面を前記記憶手段から読み出して出力するための出力手段とを備える、
好ましくは、受付手段は部位ごとに配置されたタッチセンサーを含み、出力手段は、タッチセンサーからのセンサー信号に基づいて検出される、ユーザーによってタッチされた部位に応じた画面情報を出力する。
より好ましくは、記憶手段は、表示する画面情報を部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、画像形成装置は受付手段で部位の選択を受け付けた際のログインユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、出力手段は、タッチされた部位およびユーザーの権限の種類に応じた画面情報を出力する。
好ましくは、受付手段は、部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体と、記憶媒体から情報を読み取った読取装置から部位を特定する情報を受信する受信手段とを含み、出力手段は、読取装置によって特定された部位に応じた画面情報を出力する。
より好ましくは、記憶手段は、表示する画面情報を部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、受信手段は、読取装置から部位を特定する情報と共に読取装置に関連付けられたユーザーを特定する情報を受信し、画像形成装置は、受付手段で受信したユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、出力手段は、読取装置によって特定された部位およびユーザーの権限の種類に応じた画面情報を出力する。
より好ましくは、記憶手段は、表示する画面情報を部位および画像形成装置の機能と連携するアプリケーションに対応付けて記憶し、受信手段は、読取装置から部位を特定する情報と共に読取装置で実行中のアプリケーションを特定する情報を受信し、出力手段は、読取装置によって特定された部位および読取装置で実行中のアプリケーションに応じた画面情報を出力する。
好ましくは、記憶手段は、表示する画面情報を部位および当該画像形成装置の状態に対応付けて記憶し、画像形成装置は受付手段で部位の選択を受け付けた際の当該画像形成装置の状態を特定するための第2の特定手段をさらに備え、出力手段は、受付手段で受け付けた選択された部位および画像形成装置の状態に応じた画面情報を出力する。
好ましくは、画像形成装置は表示手段をさらに備え、出力手段は、画面情報に基づく画面を表示手段に表示する。
好ましくは、出力手段は、表示装置に対して画面情報を送信する。
好ましくは、前記記憶手段は、前記画像形成装置の同じ部位に対してアプリケーションごとに異なる操作画面が対応づけて記憶されている。
さらに他の局面に従うと、プロセッサと、メモリと、ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段とを備える画像形成装置の動作を制御するためのプログラムは、前記プロセッサに、前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションを特定する情報を取得させるステップと、前記受付手段で受け付けた選択された部位に対応し、かつ特定された前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションに応じた操作画面を前記メモリから読み出して出力させるステップとを実行させる。前記メモリは、表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位において画像形成装置と通信可能な携帯端末において実行される画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごとに異なる操作画面と対応付けて記憶するように構成される。
好ましくは、前記受付手段は、部位ごとに配置されたタッチセンサーを含む。前記出力させるステップは、前記タッチセンサーからのセンサー信号に基づいて検出される、前記ユーザーによってタッチされた部位に応じた前記画像情報を出力する。
さらに好ましくは、前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶するように構成される。前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際のログインユーザーの権限の種類を特定するステップをさらに備える。前記出力するステップは、前記タッチされた部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する。
好ましくは、前記受付手段は、部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体とを含む。前記取得させるステップは、前記記憶媒体から前記情報を読み取った携帯端末から前記部位を特定する情報を受信するステップをさらに含む。前記出力するステップは、前記携帯端末によって特定された部位に応じた前記画面情報を出力する。
さらに好ましくは、前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶するように構成される。前記取得させるステップは、前記携帯端末から前記部位を特定する情報と共に前記携帯端末に関連付けられたユーザーを特定する情報を受信する。前記受付手段で受信した前記ユーザーの権限の種類を特定するステップをさらに備える。前記出力するステップは、前記携帯端末によって特定された部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する。
好ましくは、前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位および当該画像形成装置の状態に対応付けて記憶するように構成される。前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際の当該画像形成装置の状態を特定するステップをさらに備える。前記出力するステップは、前記受付手段で受け付けた選択された部位および前記特定された前記画像形成装置の状態に応じた前記画面情報を出力する。
好ましくは、前記画像形成装置は、表示手段をさらに備える。前記出力するステップは、前記画面情報に基づく画面を前記表示手段に表示する。
好ましくは、前記出力するステップは、表示装置に対して前記画面情報を送信する。
好ましくは、前記メモリは、前記画像形成装置の同じ部位に対してアプリケーションごとに異なる操作画面が対応づけて記憶されている。
この発明によると、目的とする機能の操作用の画面を容易で直観的な操作によって表示させることができ、画像形成装置の操作性を格段に向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)の外観の具体例を示す図である。 MFPのハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでのセンサーの設置位置と表示する画面との対応の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 第2の実施の形態にかかるMFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 ユーザー情報の具体例を示す図である。 MFPでのセンサーの設置位置と表示する画面とログインユーザーの権限の種類との対応の具体例を示す図である。 第2の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 MFPでの画面例を表わす図である。 第3の実施の形態にかかるMFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでのセンサーの設置位置と表示する画面とMFPの状態との対応の具体例を示す図である。 第3の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 MFPでの画面例を表わす図である。 第4の実施の形態にかかるMFPの、携帯端末との通信の様子を表わした図である。 第4の実施の形態にかかるMFPの外観の具体例を示す図である。 第4の実施の形態にかかるMFPのハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。 携帯端末のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。 第4の実施の形態でのMFPと携帯端末との動作概要を表わした図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPの各部に配置されたICタグそれぞれに記憶された情報を表わした図である。 MFP各部と表示する画面との対応の具体例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる携帯端末での動作の流れを表わしたフローチャートである。 第4の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 第4の実施の形態の変形例におけるMFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 MFP各部と表示する画面とユーザーの権限の種類との対応の具体例を示す図である。 第5の実施の形態にかかる携帯端末での動作の流れを表わしたフローチャートである。 第5の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 MFP各部と表示する画面とMFPの状態との対応の具体例を示す図である。 第5の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 携帯端末でアプリケーション実行中である場合の、携帯端末のディスプレイの表示例を表わした図である。 MFP部位と表示する画面と携帯端末で実行中のアプリケーションとの対応の具体例を示す図である。 第7の実施の形態にかかる携帯端末での動作の流れを表わすフローチャートである。 第7の実施の形態にかかるMFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 携帯端末での画面例を表わす図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
[第1の実施の形態]
<装置構成>
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)100の外観の具体例を示す図である。
図1を参照して、MFP100は、スキャナー13やプリンター14(図2)などを内蔵した本体部4と、本体部4の上部に配置された原稿自動読取装置1と、本体部4の下部に配置された給紙トレイ2と、排紙トレイ3とを備える。
本体部4の上方の操作しやすい位置に表示パネル15が設置され、表示パネル15はタッチパネルを含んで構成されて、操作パネルとして機能する。
表示パネル15の設置された面を前面とすると、図1の例では排紙トレイ3は側面側に配置されている。また、その反対の側面には、挿入されたネットワークカード(NIC)を読み取るためのNIC読取部17と、USB(Universal Serial Bus)接続用のインターフェースであるUSBI/F19とが配置されている。
さらに、MFP100の各部にはタッチセンサーが配置されている。詳しくは、図1を参照して、原稿自動読取装置1の表面にはタッチセンサーであるセンサー81が配置され、複数段ある給紙トレイ2のそれぞれの表面にはセンサー82,83,84が配置され、複数段ある排紙トレイ3のそれぞれの表面にはセンサー85,86が配置され、NIC読取部17の近傍およびUSBI/F19の近傍にはそれぞれセンサー87,88が配置されている。また、本体部4内部の図示しないトナー装着部近傍にはセンサー89が設置されている。
なお、図1に表わされたこれらセンサー81〜89の位置は一例であって、図1の位置に限定されるものではない。また、同じ部位について複数のセンサーが用いられてもよい。
図2は、第1の実施の形態にかかるMFP100のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP100は、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、原稿自動読取装置1にセットされた原稿を光学的に読み取って画像データーを得るためのスキャナー13と、画像データーを印刷用紙上に固定するためのプリンター14と、タッチパネルを含んだ操作パネルとして機能する表示パネル15と、画像データー等を保存するためのメモリー16と、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介した通信に用いるNICにアクセスし、データーをやり取りするためのNIC読取部17と、センサー18と、USBI/F19とを含む。
表示パネル15は、図示しないタッチパネルと操作キー群とを含む。タッチパネルは、液晶表示装置などの表示装置と光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの位置指示装置とが重なって構成され、操作画面を表示して、その操作画面上の指示位置を特定する。CPU10は予め記憶されている画面表示をさせるためのデーターに基づいてタッチパネルに操作画面を表示させる。
センサー18は、図1に表わされた、MFP100各部に配置されたセンサー81〜89を含む。さらに、トナー量残量やトナー切れ、用紙切れを検出するためのセンサーや、各部のジャム(紙詰まり)や温度異常や動作異常等を検出するためのセンサーや、印刷用紙の排紙トレイへの排出を検出するためのセンサーなどの、MFP100の状態を検出するためのセンサーも含む。
タッチセンサーであるセンサー81〜89は、光学式タッチセンサーや静電容量式タッチセンサーなどであってよく、タッチの有無を検知し、タッチされたことを表わすセンサー信号をCPU10に入力する。
<動作概要>
第1の実施の形態にかかるMFP100では、各部に設置されたセンサー81〜89からのセンサー信号に基づいて、タッチされた位置に応じた画面を表示する。すなわち、MFP100の各部に設置されたタッチセンサーは、ユーザーによる部位の選択を受け付けるための受付手段として機能し、ユーザーがMFP100の操作の対象となる部位にタッチすると、その部位に配置されたセンサーによってその選択が受け付けられて、その部位に応じた操作画面が表示パネル15に表示される。
<機能構成>
図3は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3に示される各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図1,図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。以降の実施の形態でも同様である。
図3を参照して、メモリー16には、センサー81〜89の設置位置と表示する画面との対応を記憶するための記憶領域である対応記憶部161が設けられる。
さらに図3を参照して、CPU10は、センサー18からのセンサー信号の入力を受け付けるためのセンサー入力部101と、センサー信号に基づいてタッチされた位置を検出するための検出部102と、タッチされた位置に対応付けて記憶されている表示する操作画面を対応記憶部161から読み出すための読出部103と、読み出した操作画面を表示パネル15に表示する処理を行なうための表示部104とを含む。
図4は、センサー81〜89の設置位置と表示する画面との対応の具体例を示す図である。図4を参照して、メモリー16の対応記憶部161には、予め、センサー81〜89の設置位置ごとに、その位置に応じた操作画面を表示する画面として記憶されている。この対応関係は予め記憶されているものであってもよいし、ユーザーごと、または管理者等の特定のユーザーによって設定、変更が可能であってもよい。
<動作フロー>
図5は、第1の実施の形態にかかるMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートである。図5のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図3の各機能を発揮させることによって実現される。
図5を参照して、ユーザーがMFP100の特定の位置にタッチすると(ステップS101)、その位置に設置されたセンサー81〜89がタッチを検出して、その信号をCPU10に入力する。ステップS103でCPU10は、その信号に基づいて上記ステップS101でユーザーによって押下された位置を検出する。
そして、ステップS105でCPU10は、対応記憶部161に記憶されている図4の対応を参照して、押下された位置に対応した操作画面を読み出して、表示パネル15に表示する。
<第1の実施の形態の効果>
第1の実施の形態にかかるMFP100が上述のように構成されて動作することによって、ユーザーが特定の部位にタッチするだけで、その部位に対応した操作画面が表示パネル15に表示される。
上の例において、たとえばユーザーが原稿自動読取装置1にタッチすると、原稿自動読取装置1の表面に設置されたセンサー81がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図6に表わされた原稿モード設定用の画面が表示される。これにより、ユーザーは、原稿モードの設定を行ないたい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなく原稿モードの設定に関連した部位である原稿自動読取装置1にタッチするだけで、その操作画面を表示させることができる。
またたとえば、ユーザーが図示しないトナー装着部にタッチすると、トナー装着部近傍に設置されたセンサー89がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図7に表わされたトナー残量表示画面が表示される。これにより、ユーザーは、トナー残量を確認したい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなくトナー残量の確認に関連した部位であるトナー装着部にタッチするだけで、その画面を表示させることができる。
またたとえば、給紙トレイ2にタッチすると、給紙トレイ2の表面に設置されたセンサー82,83,84のいずれかがそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図8に表わされた給紙トレイ選択用の画面が表示される。これにより、ユーザーは、給紙トレイを選択したい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなく給紙トレイの選択に関連した部位である給紙トレイ2にタッチするだけで、その画面を表示させることができる。
またたとえば、排紙トレイ3にタッチすると、排紙トレイ3の表面に設置されたセンサー85,86のいずれかがそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図9に表わされた排紙トレイ選択用の画面が表示される。これにより、ユーザーは、排紙トレイを選択したい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなく排紙トレイの選択に関連した部位である排紙トレイ3にタッチするだけで、その画面を表示させることができる。
またたとえば、NIC読取部17にタッチすると、NIC読取部17の近傍に設置されたセンサー87がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図10に表わされたIPアドレス確認用の画面が表示される。これにより、ユーザーは、IPアドレスを確認したい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなくIPアドレスの確認に関連した部位であるNIC読取部17にタッチするだけで、その画面を表示させることができる。
すなわち、ユーザーは煩雑な操作や難解な操作を行なうことなく、容易で直観的な操作で目的とする操作画面を表示させることができる。
[第2の実施の形態]
<動作概要>
第2の実施の形態として、MFP100では、管理者等の特定のユーザーによるタッチに応じて操作画面を表示パネル15に表示するようにしてもよい。この場合、MFP100は、予めユーザーごとに当該ユーザーの有する権限を記憶しておき、センサー81〜89の設置位置と表示する画面とログインユーザーの権限の種類との対応を記憶しておく。
<機能構成>
図11は、第2の実施の形態にかかるMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。
図11を参照して、第2の実施の形態にかかるMFP100は、図3に表わされた機能に加えて、タッチパネルである表示パネル15に対する操作に基づく操作信号の入力を受け付けるための指示入力部105と、ログイン操作に基づいてユーザー認証を行なうための認証部106とをさらに含む。
また、メモリー16には、ユーザーごとの権限の種類を規定したユーザー情報を記憶するための記憶領域であるユーザー情報記憶部162がさらに設けられる。
図12は、ユーザー情報の具体例を示す図である。図12を参照して、メモリー16のユーザー情報記憶部162には、予め、ユーザーごとに管理者であるか否か、などの権限を表わすユーザー情報が記憶されている。ユーザー情報には、さらに、ユーザー認証に必要な認証情報が含まれてもよい。
認証部106は、指示入力部105においてログイン操作を受け付けると、ユーザー情報を参照してそのユーザーの認証を行なうと共に、認証成功の場合には、ログインユーザーの権限の種類を特定する。
第2の実施の形態にかかるMFP100では、読出部103は、タッチされた位置に対応付けて記憶されている操作画面がログインユーザーの権限の種類で表示可能である場合にその操作画面を読み出す。または、ユーザーの権限ごとに操作画面が対応付けられている場合には、さらにログインユーザーの権限の種類にも対応した操作画面を読み出す。
図13は、センサー81〜89の設置位置と表示する画面とログインユーザーの権限の種類との対応の具体例を示す図である。
図13を参照して、第2の実施の形態では、図4に表わされたセンサー81〜89の設置位置と表示する画面との対応に加えて、ログインユーザーの権限の種類が対応付けられている。図13に表わされたように、ログインユーザーが管理者でもそうでない場合でも画面表示が許可されてもよいし、ログインユーザーが管理者のときのみ表示が許可されるように規定されていてもよい。また、たとえばNIC読取部17近傍がタッチされたときに表示するIPアドレスに関する画面がログインユーザーが管理者でない場合にはIPアドレスを表示する画面、管理者である場合にはIPアドレス設定用の画面、と規定されているように、同じ部位のタッチでも、権限の種類に応じて異なる画面としてもよい。
<動作フロー>
図14は、第2の実施の形態にかかるMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートである。図14のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図12の各機能を発揮させることによって実現される。
図14を参照して、ユーザーが表示パネル15に表示されたログイン画面にユーザー名およびパスワードを入力するなどしてログイン操作を行なうと、CPU10はユーザー認証処理を行なう(ステップS201)。認証成功の場合(ステップS203でYES)、当該ユーザーのログインを許可する。
ログインユーザーがMFP100の特定の位置にタッチすると(ステップS205)、その位置に設置されたセンサー81〜89がタッチを検出して、その信号をCPU10に入力する。ステップS207でCPU10は、その信号に基づいて上記ステップS205でユーザーによって押下された位置を検出する。
そして、ステップS209でCPU10は、図13のユーザー情報を参照してログインユーザーの権限の種類を特定し、対応記憶部161に記憶されている図4の対応を参照して、押下された位置に対応し、かつログインユーザーの権限の種類に対応した操作画面を読み出して、表示パネル15に表示する。
<第2の実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかるMFP100が上述のように構成されて動作することによって、ログインユーザーが特定の部位にタッチするだけで、その部位およびログインユーザーの権限の種類に対応した操作画面が表示パネル15に表示される。
上の例において、たとえば管理者であるログインユーザーがNIC読取部17にタッチすると、NIC読取部17の近傍に設置されたセンサー87がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面であって、管理者に対応付けられた操作画面として、図15に表わされたIPアドレス設定用の画面が表示される。これにより、管理者であるユーザーは、IPアドレスを設定したい場合に、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなくIPアドレスの設定に関連した部位であるNIC読取部17にタッチするだけで、その画面を表示させることができる。また、この場合、IPアドレスの設定の権限を有していない管理者でないユーザーが同じ操作を行なったとしても、図15の設定用の画面は表示されずに、自身の権限に応じた図10の確認用の画面が表示される。
これにより、ユーザーの利便性をより向上させることができる。
[第3の実施の形態]
<動作概要>
第3の実施の形態として、MFP100では、タッチ時のMFP100の状態に応じて操作画面を表示パネル15に表示するようにしてもよい。この場合、MFP100は、予めセンサー81〜89の設置位置と表示する画面とMFP100の状態との対応を記憶しておく。
<機能構成>
図16は、第3の実施の形態にかかるMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。
図16を参照して、第3の実施の形態にかかるMFP100は、図3に表わされた機能に加えて、センサー18からのセンサー信号に基づいて各部の状態を特定するための状態特定部107をさらに含む。
第3の実施の形態にかかるMFP100では、読出部103は、タッチされた位置に対応付けて記憶されている操作画面であって、かつ、タッチ時のMFP100の状態に対応付けられている操作画面を読み出す。
図17は、センサー81〜89の設置位置と表示する画面とMFP100の状態との対応の具体例を示す図である。
図17を参照して、第3の実施の形態では、図4に表わされたセンサー81〜89の設置位置と表示する画面との対応に加えて、MFP100の状態が対応付けられている。図17に表わされたように、同じ部位に対してMFP100の状態に応じて異なる操作画面が対応付けられていてもよい。たとえば、原稿自動読取装置1に対応付けられている操作画面として、原稿が搬送されていない状態である場合には原稿モード設定用の画面が対応付けられ、原稿発送中には読取枚数を表示する画面が対応付けられている。これにより、MFP100の状態に応じて必要となる画面が表示されることになる。
<動作フロー>
図18は、第3の実施の形態にかかるMFP100での動作の流れを表わしたフローチャートである。図18のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図16の各機能を発揮させることによって実現される。
図18を参照して、ユーザーがMFP100の特定の位置にタッチすると(ステップS301)、その位置に設置されたセンサー81〜89がタッチを検出して、その信号をCPU10に入力する。ステップS303でCPU10は、その信号に基づいて上記ステップS205でユーザーによって押下された位置を検出する。
また、ステップS305でCPU10は、センサー18からのセンサー信号に基づいてそのときのMFP100の状態を特定する。
そして、ステップS307でCPU10は、図13のユーザー情報を参照してログインユーザーの権限の種類を特定し、対応記憶部161に記憶されている図4の対応を参照して、押下された位置に対応し、かつそのときのMFP100の状態に対応した操作画面を読み出して、表示パネル15に表示する。
<第3の実施の形態の効果>
第3の実施の形態にかかるMFP100が上述のように構成されて動作することによって、ユーザーが特定の部位にタッチするだけで、その部位およびそのときのFMP100の状態に対応した操作画面が表示パネル15に表示される。
上の例において、たとえばユーザーが原稿搬送中の原稿自動読取装置1にタッチすると、原稿自動読取装置1の表面に設置されたセンサー81がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置およびそのときのMFP100の状態に応じた操作画面として、図19に表わされた読み取られた枚数を表示する画面が表示される。これによりユーザーは、原稿搬送中に読取枚数が知りたい場合に、原稿の読み取りに関連した部位である原稿自動読取装置1に原稿搬送中にタッチするだけで、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなくその操作画面を表示させることができる。
またたとえば、排出された用紙がある状態の排紙トレイ3にタッチすると、排紙トレイ3の表面に設置されたセンサー85,86のいずれかがそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図20に表わされた後処理を設定するための画面が表示される。これにより、ユーザーは、印刷後の用紙に対するステープルやパンチ等の後処理を設定したい場合に、後処理の設定に関連した部位である排紙トレイ3に印刷後の用紙が排出された状態であるときにタッチするだけで、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなく必要な画面を表示させることができる。
またたとえば、USBケーブル等が接続された状態であるUSBI/F19にタッチすると、USBI/F19近傍に設置されたセンサー88がそのタッチを検出し、当該センサーの設置位置に応じた操作画面として、図21に表わされたUSB接続を利用する機能を選択するための画面が表示される。これにより、ユーザーは、USB接続を利用する機能を利用したい場合に、USBケーブル等をUSBI/F19に接続した状態でその部位をタッチするだけで、メニュー画面から順にたどっていく操作を行なうことなく必要な画面を表示させることができる。
これにより、ユーザーの利便性をより向上させることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態にかかるMFP100は、図22に表わされたように、携帯電話機などの携帯端末200A,200Bと無線通信などで通信可能である。携帯端末200A,200Bを代表させて、携帯端末200とも称する。MFP100と携帯端末200との通信としては、たとえば、Bluetooth(登録商標)を利用した無線通信や、赤外線通信や近距離無線通信などが挙げられる。
第4の実施の形態では、携帯端末200を、MFP100の部位の選択に利用する。つまり、携帯端末200は、ユーザーによる部位の選択を受け付ける受付手段の1つとして機能する。
<装置構成>
図23は、第4の実施の形態にかかるMFP100の外観の具体例を示す図である。
図23を参照して、第4の実施の形態にかかるMFP100には、図1に示された第1の実施の形態にかかるMFP100に設置されたセンサー81〜89に代えて、各部を特定する情報を記憶したICタグ91〜99が配置されている。これらICタグ91〜99は、それぞれ、センサー81〜89と概ね同じ位置に配置される。
なお、第1の実施の形態と同様に、図23に表わされたICタグ91〜99の位置は一例であって、図23の位置に限定されるものではない。また、同じ部位について複数のICタグが設置されてもよい。
図24は、第4の実施の形態にかかるMFP100のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
図24を参照して、第4の実施の形態にかかるMFP100は、図2に表わされた第1の実施の形態にかかるMFP100の構成に加えて、ICタグ91〜99と、携帯端末200と無線通信するための通信部70とをさらに含む。なお、図24では、ICタグ91〜99を代表させてICタグ90と表わしている。
図25は、携帯端末200のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
図25を参照して、携帯端末200は、全体を制御するための演算装置であるCPU20と、CPU20で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM21と、CPU20でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM22と、電話帳データーなどを保存するためのメモリー23と、キーやスイッチなどの入力部24と、ディスプレイ25と、加速度センサー26と、MFP100と無線通信するための通信部27と、ICタグから記憶されている情報を読み取るためのICタグ読取部28とを含む。
ICタグ読取部28はMFP100に含まれるICタグ90と通信可能な範囲内に位置するとICタグ90と通信可能となり、ICタグ90にアクセスして記憶されている情報を読み取る。
なお、この例では、ICタグを利用して携帯端末200がMFP100の特定部位から通信可能な距離となったときにICタグ90からその部位を特定する情報を読み取る仕組みとしている。この方法は一例であって、携帯端末200を特定部位に近付けてその位置を特定する情報をMFP100から取得できる方法であれば、他の方法であってもよい。たとえば、MFP100の各部に当該部位を特定する情報を記憶したバーコードなどの光学的に読み取りが可能な記憶媒体を添付しておき、携帯端末200がバーコードリーダーなどの読取装置を備えることで、携帯端末200をバーコードに近付けて情報を読み取るようにしてもよい。
<動作概要>
第4の実施の形態では、上の例でのユーザーのタッチに代えて、携帯端末200でMFP100の各部に配置されたICタグ90から情報を読み取る。読み取られたICタグ90に記憶されている部位を特定する情報がMFP100に送信され、MFP100において、その部位に対応した操作画面が表示パネル15に表示される。すなわち、第4の実施の形態では、携帯端末200は読取装置として機能し、ユーザーは操作画面に関連した部位に読取装置である携帯端末200を近付けてその位置を読み取って選択することで、対応した操作画面が表示パネル15に表示される。
図26は、第4の実施の形態でのMFP100と携帯端末200との動作概要を表わした図である。
図26を参照して、携帯端末200がMFP100から無線通信可能な範囲に近付くと、携帯端末200ではそのMFP100を通信可能なMFPとして検出する(ステップS1)。
さらに、ユーザーがMFP100の特定部位に携帯端末200を近付けると、携帯端末200はその部位近傍に配置されているICタグ90から当該位置を特定する情報を読み取る(ステップS2)。そして、ユーザーから送信操作を受け付けると、携帯端末200は読み取った部位を示す情報MFP100に送信して、その部位に対応した操作画面を表示するための情報を要求する(ステップS3)。
上記送信操作は、たとえば、ICタグ90から情報を読み取ったことでディスプレイ25に送信を確認する画面が表示され、その画面上の送信ボタンを押下する操作であってもよい。また、他の例として、当該携帯端末200自体を振るなどの特定の動きをするものであってもよい。以降の例では、ユーザーが携帯端末200を振る動作をしたときに送信操作がなされたものとする。
上記要求を受けたMFP100は、その要求に含まれる情報から特定される部位に対応した操作画面の情報を読み出して(ステップS4)、その情報を携帯端末200に対して送信する(ステップS5)。
携帯端末200はMFP100から受信した情報を用いて、当該MFP100を操作するための操作画面をディスプレイ25に表示する(ステップS6)。なお、この操作画面では、MFP100の操作と同様の操作を受け付けることができる。そして、画面上で受け付けた指示を当該画面における位置情報としてMFP100に送信することで、MFP100では、当該操作画面での指示内容を特定し、その動作を実行する。または、その指示に従って画面遷移させる必要がある場合には、遷移後の画面を表示させるための情報を再度携帯端末200に送信する。
<機能構成>
図27は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図27に示される各機能もまた、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図23,図24に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図27を参照して、CPU10は、通信部70を介して携帯端末200から画面情報の送信要求を受け付けるための要求入力部108と、その要求に含まれる情報からICタグが読み取られた部位を特定するための部位特定部109と表示する操作画面を対応記憶部161から読み出すための読出部103と、読み出した操作画面を表示させるための情報を通信部70を介して携帯端末200に対して送信するための送信部110とを含む。
図28は、上記動作を行なうための携帯端末200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図28に示される各機能は、携帯端末200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出してRAM22上に展開しつつ実行することで、主にCPU20に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図25に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図28を参照して、CPU20は、ICタグ読取部28から読み取られた情報の入力を受け付けるための情報入力部201と、その情報を解析することで当該情報の示すMFP100の部位を特定するための部位特定部202と、加速度センサー26からのセンサー信号の入力を受け付けるためのセンサー入力部203、加速度センサー26からのセンサー信号に基づいて当該携帯端末200を振る動作がなされ、送信操作がなされたことを特定するための操作特定部204と、送信操作になされたことに従ってICタグ90から読み取られた部位を特定してその部位に応じた操作画面を表示させるための情報を通信部27を介してMFP100に対して要求するための要求部205と、通信部27を介してMFP100から送信された操作画面を表示させるための情報の入力を受け付けるための画面入力部206と、その情報に基づいて操作画面をディスプレイ25に表示するための表示部207とを含む。
MFP100の各部に配置されたICタグ91〜99には、たとえば、図29に表わされたように、予め、当該ICタグの設置された部位を特定する情報が記憶されている。図29では、ICタグ91〜99がそれぞれICタグ1〜8と表わされ、図23で表わされた位置に設置されている場合の、各部位を表わす情報が記憶されている例が示されている。
また、第4の実施の形態にかかるMFP100のメモリー16には、図30に表わされたように、MFP100の部位と表示する画面とが対応付けて記憶されている。
<動作概要>
図31は、携帯端末200での動作の流れを表わしたフローチャートである。図31のフローチャートに表わされた動作は、携帯端末200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図28の各機能を発揮させることによって実現される。
図31を参照して、CPU20は、たとえば通信部27から通信可能な範囲に対して応答要求を送信し、それに応答したMFP100を検出するなどすることによって、通信可能な範囲内にあるMFP100を検出する(ステップS401)。
MFP100の各部に配置されたICタグ90がICタグ読取部28の読み取り可能な範囲に存在することで、すなわち、当該携帯端末200がMFP100の特定部位に近付けられることで、そこに配置されたICタグ90から情報が読み取られる(ステップS403)。
その後、携帯端末200を振るなどの送信操作がなされると(ステップS405)、ステップS407でCPU20は、上記ステップS403で読み取った位置を表わす情報を上記ステップS401で検出されたMFP100に対して送信して、操作画面を表示させるための情報を要求する。
MFP100から情報が送信されると(ステップS409でYES)、ステップS411でCPU20は、その情報に基づいて操作画面をディスプレイ25に表示し、一連の動作を終了する。
図32は、第4の実施の形態にかかるMFP100での動作の流れを表わすフローチャートである。図32のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出して実行し、図27の各機能を発揮させることによって実現される。
図32を参照して、CPU10は、携帯端末200から操作画面を表示させるための情報が要求されると(ステップS501でYES)、ステップS503でその情報から部位を特定する。そして、ステップS505でCPU10は、対応記憶部161に記憶されている図30の対応を参照して、特定された部位に対応した操作画面を読み出して、携帯端末200に対して送信する。
<変形例>
なお、この例では、操作画面が携帯端末200のディスプレイに表示されるものとしているが、今までの例と同様に、MFP100の表示パネル15に表示されるようにしてもよい。この場合、携帯端末200では、それぞれ、図31で表わされた動作のうち、ステップS401〜S407までの動作が行なわれる。MFP100では、図33に表わされた動作が行なわれる。
すなわち、図33を参照して、この例の場合、上記ステップS505で携帯端末200に送信する動作に代えて、ステップS505’で、その読み出した画面を表示パネル15に表示する動作が行なわれる。
<第4の実施の形態の効果>
第4の実施の形態にかかるMFP100および携帯端末200が上述のように構成されて動作することによっても、ユーザーは携帯端末200をMFP100の特定の部位に近付ける、またはタッチするという容易で直観的な操作によって、煩雑な操作や難解な操作を行なうことなくその部位に対応した操作画面を表示させることができる。
[第5の実施の形態]
なお、第4の実施の形態で説明された携帯端末200を利用してMFP100の部位を特定する方法に、第2の実施の形態で説明されたユーザーの権限の種類に応じた画面の表示を組み合わせてもよい。
この場合、MFP100のメモリー16には、図34に表わされたように、MFP100の部位と表示する画面とユーザーの権限の種類とが対応付けて記憶されている。
図35はこの場合の携帯端末200での動作の流れを表わしたフローチャートである。
図35を参照して、この例では、図31に表わされたステップS407の動作に代えて、CPU20は、上記ステップS403で読み取った位置を表わす情報と共に当該携帯端末200に予め規定されているユーザー情報を上記ステップS401で検出されたMFP100に対して送信して、操作画面を表示させるための情報を要求する(ステップS407’)。
この場合、MFP100は、予め図12に表わされたユーザー情報を記憶しておき、図36に表わされた動作を実行する。
すなわち、図36を参照して、携帯端末200から操作画面を表示させるための情報が要求されると(ステップS501でYES)、ステップS503でその情報から部位を特定する。さらに、ステップS504で図12を参照してユーザーの権限の種類を特定する。
そして、ステップS505’’でCPU10は、図34の対応を参照して、特定された部位および権限の種類に対応した操作画面を読み出して、携帯端末200に対して送信する。
<第5の実施の形態の効果>
第5の実施の形態にかかるMFP100および携帯端末200が上述のように構成されて動作することによって、ユーザーの利便性をより向上させることができる。
[第6の実施の形態]
第5の実施の形態と同様に、第4の実施の形態で説明された携帯端末200を利用してMFP100の部位を特定する方法に、第3の実施の形態で説明されたMFP100の状態に応じた画面の表示を組み合わせてもよい。
この場合、MFP100のメモリー16には、図37に表わされたように、MFP100の部位と表示する画面とMFP100の状態とが対応付けて記憶されている。
この場合、携帯端末200は、図31の動作を行なう。すなわち、携帯端末200は、MFP100の各部に設置されたICタグ90から読み出した情報をMFP100に送信して、操作画面を表示させるための情報を要求する。
MFP100は、図38に表わされた動作を実行する。
すなわち、図38を参照して、携帯端末200から操作画面を表示させるための情報が要求されると(ステップS501でYES)、ステップS503でその情報から部位を特定する。さらに、ステップS504’でセンサー18からのセンサー信号に基づいてそのときのMFP100の状態を特定する。
そして、ステップS505’’ ’でCPU10は、特定された部位およびMFP100の状態に対応した操作画面を読み出して、携帯端末200に対して送信する。
<第6の実施の形態の効果>
第6の実施の形態にかかるMFP100および携帯端末200が上述のように構成されて動作することによっても、ユーザーの利便性をより向上させることができる。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態として、携帯端末200を利用してMFP100の部位を特定する方法に加えて、携帯端末200は、ICタグ90から情報を読み取った際に携帯端末200で起動しているアプリケーションに応じた操作画面の表示をMFP100に対して要求する。ここでのアプリケーションは、MFP100の機能に連携した処理を行なうためのアプリケーションが該当する。
図39は、携帯端末200でアプリケーション実行中である場合の、携帯端末200のディスプレイ25の表示例を表わしている。一例として、ここでは、文書データーを管理するためのアプリケーションが実行されている例が表わされている。他の例として、たとえばメールを処理するためのアプリケーションなどが挙げられる。
この場合、MFP100のメモリー16には、図40に表わされたように、MFP100の部位と表示する画面と携帯端末で実行中のアプリケーションとが対応付けて記憶されている。
図41は、第7の実施の形態にかかる携帯端末200での動作の流れを表わすフローチャートである。
図41を参照して、CPU20は、指示されたアプリケーションを起動して(ステップS601)、そのアプリケーションを実行する。
その後、たとえば通信部27から通信可能な範囲に対して応答要求を送信し、それに応答したMFP100を検出するなどすることによって、通信可能な範囲内にあるMFP100を検出する(ステップS603)。
MFP100の各部に配置されたICタグ90がICタグ読取部28の読み取り可能な範囲に存在することで、すなわち、当該携帯端末200がMFP100の特定部位に近付けられることで、そこに配置されたICタグ90から情報が読み取られる(ステップS605)。
その後、携帯端末200を振るなどの送信操作がなされると(ステップS607)、ステップS609でCPU20は、上記ステップS605で読み取った位置を表わす情報を、上記ステップS601で実行中のアプリケーションを特定する情報と共に上記ステップS603で検出されたMFP100に対して送信して、操作画面を表示させるための情報を要求する。このとき、複数のアプリケーションが実行されている場合には、それらすべてを特定する情報を送信してもよいし、最終に起動したアプリケーションを特定する情報のみを送信してもよいし、ICタグ90を読み取った時点でアクティブにされている画面を表示するアプリケーションを特定する情報のみを送信してもよい。
図42は、第7の実施の形態にかかるMFP100での動作の流れを表わすフローチャートである。
図42を参照して、CPU10は、携帯端末200から操作画面の表示要求されると(ステップS701でYES)、ステップS703でその情報から部位を特定する。さらに、ステップS705で、その情報から、携帯端末200で起動しているアプリケーションを特定する。
そして、ステップS707でCPU10は、対応記憶部161に記憶されている図40の対応を参照して、特定された部位およびアプリケーションに対応した操作画面を読み出して、表示パネル15に表示する。
<第7の実施の形態の効果>
第7の実施の形態にかかるMFP100および携帯端末200が上述のように構成されて動作することで、容易で直観的な動作によって、煩雑な操作や難解な操作を行なうことなく、携帯端末200で起動している、MFP100の機能と連携するあ処理を行なうアプリケーションに応じた操作画面、つまり、そのアプリケーションに連携するMFP100の機能を操作するための操作画面をMFP100の表示パネル15に表示させることができる。
たとえば、上の例では、携帯端末200において「XXXドキュメント」と表わされた文書データーの管理用のアプリケーションが起動しているときにユーザーがその携帯端末200で原稿自動読取装置1近傍のICタグ91を読み取らせると、ICタグ91に記憶されているその設置位置に応じたMFP100の部位および「XXXドキュメント」に対応した操作画面として、図43に表わされた操作画面が表示される。図43の操作画面は、MFP100でスキャン動作を行なわせ、得られた画像データーを「XXXドキュメント」であるアプリケーションに送信する動作を指示するための操作画面である。
このような表示が煩雑な操作や難解な操作を行なうことなく容易で直観的な動作によってなされることで、ユーザーの利便性を格段に向上させることができる。
なお、この例では、操作画面がMFP100の表示パネル15に表示されるものとしているが、上述のように、携帯端末200のディスプレイ25に表示されてもよい。
さらに、上述の動作をMFP100や携帯端末200に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 原稿自動読取装置、2 給紙トレイ、3 排紙トレイ、4 本体部、10,20 CPU、11,21 ROM、12,22 RAM、13 スキャナー、14 プリンター、15 表示パネル、16,23 メモリー、17 NIC読取部、18,81〜89 センサー、19 USBI/F、24 入力部、25 ディスプレイ、26 加速度センサー、28 ICタグ読取部、27,70 通信部、90〜99 ICタグ、100 MFP、101,203 センサー入力部、102 検出部、103 読出部、104,207 表示部、105 指示入力部、106 認証部、107 状態特定部、108 要求入力部、109,202 部位特定部、110 送信部、161 対応記憶部、162 ユーザー情報記憶部、200,200A,200B 携帯端末、201 情報入力部、204 操作特定部、205 要求部、206 画面入力部。

Claims (25)

  1. ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段と、
    表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位に対応付けて記憶するための記憶手段と、
    前記受付手段で受け付けた選択された部位に応じた画面情報を前記記憶手段から読み出して出力するための出力手段とを備え、
    前記受付手段は、
    部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体と、
    前記記憶媒体から前記情報を読み取った読取装置から前記部位を特定する情報を受信する受信手段とを含み、
    前記出力手段は、前記読取装置によって特定された部位に応じた前記画面情報を出力し、
    前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、部位において前記画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごと異なる操作画面と対応付けて記憶し、
    前記受信手段は、前記読取装置から前記部位を特定する情報と共に前記読取装置で実行中のアプリケーションを特定する情報を受信し、
    前記出力手段は、前記読取装置によって特定された部位に対応し、かつ特定された前記読取装置で実行中のアプリケーションに応じた操作画面を出力する、画像形成装置。
  2. 前記受付手段は、部位ごとに配置されたタッチセンサーを含み、
    前記出力手段は、前記タッチセンサーからのセンサー信号に基づいて検出される、前記ユーザーによってタッチされた部位に応じた前記画面情報を出力する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際のログインユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記タッチされた部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、
    前記受信手段は、前記読取装置から前記部位を特定する情報と共に前記読取装置に関連付けられたユーザーを特定する情報を受信し、
    前記受付手段で受信した前記ユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記読取装置によって特定された部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位および当該画像形成装置の状態に対応付けて記憶し、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際の当該画像形成装置の状態を特定するための第2の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記受付手段で受け付けた選択された部位および前記画像形成装置の状態に応じた前記画面情報を出力する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 表示手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記画面情報に基づく画面を前記表示手段に表示する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記出力手段は、表示装置に対して前記画面情報を送信する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段と、
    表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位において、画像形成装置と通信可能な携帯端末において実行される画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごと異なる操作画面と対応付けて記憶するための記憶手段と、
    前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションを特定する情報を取得する取得手段と、
    前記受付手段で受け付けた選択された部位に対応し、かつ特定された前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションに応じた操作画面を前記記憶手段から読み出して出力するための出力手段とを備える、画像形成装置。
  9. 前記受付手段は、部位ごとに配置されたタッチセンサーを含み、
    前記出力手段は、前記タッチセンサーからのセンサー信号に基づいて検出される、前記ユーザーによってタッチされた部位に応じた前記画面情報を出力する、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際のログインユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記タッチされた部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記受付手段は、
    部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体と、
    前記記憶媒体から前記情報を読み取った携帯端末から前記部位を特定する情報を受信する受信手段とを含み、
    前記出力手段は、前記携帯端末によって特定された部位に応じた前記画面情報を出力する、請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶し、
    前記受信手段は、前記携帯端末から前記部位を特定する情報と共に前記携帯端末に関連付けられたユーザーを特定する情報を受信し、
    前記受付手段で受信した前記ユーザーの権限の種類を特定するための第1の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記携帯端末によって特定された部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記記憶手段は、前記表示する画面情報を、前記部位および当該画像形成装置の状態に対応付けて記憶し、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際の当該画像形成装置の状態を特定するための第2の特定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記受付手段で受け付けた選択された部位および前記画像形成装置の状態に応じた前記画面情報を出力する、請求項8〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 表示手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記画面情報に基づく画面を前記表示手段に表示する、請求項8〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記出力手段は、表示装置に対して前記画面情報を送信する、請求項8〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記記憶手段は、前記画像形成装置の同じ部位に対してアプリケーションごとに異なる操作画面が対応づけて記憶されている、請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 画像形成装置の動作を制御するためのプログラムであって、
    前記画像形成装置は、プロセッサと、メモリと、ユーザーからの、部位の選択を受け付けるための受付手段とを備え、
    前記メモリは、表示する画像形成装置の操作画面に対応する画面情報を、前記画像形成装置の各部位において画像形成装置と通信可能な携帯端末において実行される画像形成装置の機能と連携するアプリケーションごと異なる操作画面と対応付けて記憶するように構成されており、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションを特定する情報を取得させるステップと、
    前記受付手段で受け付けた選択された部位に対応し、かつ特定された前記携帯端末で実行中の前記アプリケーションに応じた操作画面を前記メモリから読み出して出力させるステップとを実行させる、プログラム。
  18. 前記受付手段は、部位ごとに配置されたタッチセンサーを含み、
    前記出力させるステップは、前記タッチセンサーからのセンサー信号に基づいて検出される、前記ユーザーによってタッチされた部位に応じた前記画面情報を出力する、請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶するように構成されており、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際のログインユーザーの権限の種類を特定するステップをさらに備え、
    前記出力するステップは、前記タッチされた部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記受付手段は、部位ごとに配置され、所定範囲内で読取可能であって、当該部位を特定する情報を記憶させた記憶媒体とを含み、
    前記取得させるステップは、前記記憶媒体から前記情報を読み取った携帯端末から前記部位を特定する情報を受信するステップをさらに含み、
    前記出力するステップは、前記携帯端末によって特定された部位に応じた前記画面情報を出力する、請求項17に記載のプログラム。
  21. 前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位およびユーザーの権限の種類に対応付けて記憶するように構成されており、
    前記取得させるステップは、前記携帯端末から前記部位を特定する情報と共に前記携帯端末に関連付けられたユーザーを特定する情報を受信し、
    前記受付手段で受信した前記ユーザーの権限の種類を特定するステップをさらに備え、
    前記出力するステップは、前記携帯端末によって特定された部位および前記ユーザーの権限の種類に応じた前記画面情報を出力する、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記メモリは、前記表示する画面情報を、前記部位および当該画像形成装置の状態に対応付けて記憶するように構成されており、
    前記受付手段で前記部位の選択を受け付けた際の当該画像形成装置の状態を特定するステップをさらに備え、
    前記出力するステップは、前記受付手段で受け付けた選択された部位および前記特定された前記画像形成装置の状態に応じた前記画面情報を出力する、請求項17〜21のいずれかに記載のプログラム。
  23. 前記画像形成装置は、表示手段をさらに備え、
    前記出力するステップは、前記画面情報に基づく画面を前記表示手段に表示する、請求項17〜22のいずれかに記載のプログラム。
  24. 前記出力するステップは、表示装置に対して前記画面情報を送信する、請求項17〜22のいずれかに記載のプログラム。
  25. 前記メモリは、前記画像形成装置の同じ部位に対してアプリケーションごとに異なる操作画面が対応づけて記憶されている、請求項17〜24のいずれかに記載のプログラム。
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