JP2022024827A - 情報処理装置、画像処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なる複数の画像処理装置をユーザが利用する場合に、画像処理装置ごとに異なる操作画面を表示する場合と比較して、各々の画像処理装置の操作画面をユーザが使い易くする。【解決手段】情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、画像処理装置を操作する操作画面に関する画面情報をユーザごとに管理し、前記画像処理装置を利用するユーザを特定し、前記ユーザが前記画像処理装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、特定された当該ユーザの前記画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、画像処理装置およびプログラムに関する。
例えば特許文献1には、操作画面のテンプレートを構成する画面要素、各画面要素の配置および各画面要素と設定項目との対応を示すデータをUI情報として格納部に予め格納した携帯情報端末の近接を検知した際に携帯情報端末に対して近接を知らせる近接報知部と、UI情報を携帯情報端末から受信する通信部と、受信したUI情報に基づく操作画面を表示する表示部と、表示された操作画面に対するオペレータの操作を受付け、受付けた操作に応答して画像形成に係る処理を実行するように制御する画像形成制御部とを備え、画像形成制御部は、UI情報を格納した携帯情報端末が近接した場合、そのUI情報に基づく操作画面を操作に用いるか、画像形成装置が予め有する操作画面を操作に用いるかのユーザによる選択を受け付けるように制御する画像形成装置が記載されている。
特開2016-174374号公報
ここで、例えば一の画像処理装置を利用するユーザが、一の画像処理装置とは異なる他の画像処理装置を利用する場合がある。このような場合、一の画像処理装置にて用いられる操作画面と、他の画像処理装置にて用いられる操作画面とが異なることで、ユーザが不便に感じるおそれがある。
本発明は、異なる複数の画像処理装置をユーザが利用する場合に、画像処理装置ごとに異なる操作画面を表示する場合と比較して、各々の画像処理装置の操作画面をユーザが使い易くすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、画像処理装置を操作する操作画面に関する画面情報をユーザごとに管理し、前記画像処理装置を利用するユーザを特定し、前記ユーザが前記画像処理装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、特定された当該ユーザの前記画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる、情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが過去に利用した特定の画像処理装置にて用いられた操作画面の画面情報を管理し、前記特定の画像処理装置にて用いられた操作画面の前記画面情報に基づいて作成された操作画面を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが利用している前記画像処理装置が実行可能な機能に関する機能情報を取得する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが利用している前記画像処理装置から前記機能情報を取得する、請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記プロセッサは、前記特定の画像処理装置が実行可能な機能のうち、前記ユーザが利用している画像処理装置が実行できない機能は、当該特定の画像処理装置で用いられる操作画面とは異なる表示態様にて前記表示部の操作画面に表示させる、請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、前記特定の画像処理装置が実行可能な機能のうち、前記ユーザが利用している画像処理装置が処理しない特定の機能を実行し、前記表示部に表示される操作画面に、前記特定の機能を利用可能な態様で表示させる、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記プロセッサは、前記特定の画像処理装置が実行できない機能であって、前記ユーザが利用している画像処理装置が実行可能な機能を、当該特定の画像処理装置で用いられる操作画面での表示態様にて前記表示部の操作画面に表示させる、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、情報端末装置を用いて前記ユーザが行った操作画面に対する編集の内容を管理する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが過去に利用した特定の画像処理装置の操作画面の画面情報を、前記情報端末装置に送信し、当該操作画面に対する前記ユーザの編集を受け付ける、請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、自装置を利用するユーザを特定し、前記ユーザが自装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、ユーザごとに管理された操作画面に関する画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる、画像処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが用いる情報端末装置の前記表示部に表示される操作画面から利用を受け付け、前記ユーザが前記情報端末装置を用いて自装置を利用する際に、他のユーザによる自装置の利用を制限する、請求項10に記載の画像処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記プロセッサは、前記他のユーザによる自装置の利用を制限する際、当該他のユーザに対して通知を行う、請求項11に記載の画像処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ユーザが前記情報端末装置を用いて自装置の利用を開始してから予め定められた時間以上経過した場合、前記他のユーザによる自装置の利用の制限を解除する、請求項11に記載の画像処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記プロセッサは、前記他のユーザの自装置の利用の制限を解除する際、前記情報端末装置を介して自装置を利用している前記ユーザに対して通知を行う、請求項13に記載の画像処理装置である。
請求項15に記載の発明は、コンピュータに、画像処理装置を操作する操作画面に関する画面情報をユーザごとに管理する機能と、前記画像処理装置を利用するユーザを特定する機能と、前記ユーザが前記画像処理装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、特定された当該ユーザの前記画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる機能と、を実行させるプログラムである。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、自装置を利用するユーザを特定する機能と、前記ユーザが自装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、ユーザごとに管理された操作画面に関する画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる機能と、を実現させるプログラムである。
請求項1、10、15および16の発明によれば、異なる複数の画像処理装置をユーザが利用する場合に、画像処理装置ごとに異なる操作画面を表示する場合と比較して、ユーザが各々の画像処理装置の操作画面を使い易くすることができる。
請求項2の発明によれば、ユーザが使い慣れた画像処理装置の画面情報が反映された操作画面を表示することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザが利用している画像処理装置の機能を反映させた操作画面を表示できる。
請求項4の発明によれば、例えば画像処理装置の全ての機種の機能情報を予め収集する場合と比較して、画像処理装置の機能情報の管理が容易になる。
請求項5の発明によれば、ユーザが利用している画像処理装置にて実行可能な機能と実行不可能な機能とを、特定の画像処理装置との比較でユーザが認識し易くなる。
請求項6の発明によれば、ユーザが利用している画像処理装置の機能と、特定の画像処理装置の機能との、ユーザの実感による差異を小さくすることができる。
請求項7の発明によれば、特定の画像処理装置での操作画面の構成を維持しつつ、ユーザが利用している画像処理装置の機能をユーザが把握できる操作画面を表示できる。
請求項8の発明によれば、情報端末装置から操作画面に対するユーザの編集を受け付けることができる。
請求項9の発明によれば、ユーザが使い慣れている画像形成装置の操作画面を起点にして編集を行うことができる。
請求項11の発明によれば、情報端末装置を介して画像処理装置を利用するユーザの利便性を確保することができる。
請求項12の発明によれば、画像処理装置が既に利用されていることを、他のユーザが把握することができる。
請求項13の発明によれば、情報端末装置を介した画像処理装置の利用の時間に応じて、他のユーザによる画像処理装置の利用を可能にすることができる。
請求項14の発明によれば、情報端末装置を介して画像処理装置を利用するユーザの利便性を維持しつつ、他のユーザによる画像処理装置の利用を可能にする。
第1実施形態が適用される情報処理システムの構成例を示す図である。 第1実施形態の第1画像形成装置の構成例を説明する図である。 第1実施形態のサーバ装置の構成例を説明する図である。 第1実施形態のサーバ装置の機能ブロック図である。 第1実施形態のユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 (A)および(B)は、第1実施形態の第2操作画面の第1の例を説明する図である。 第1実施形態の第2操作画面の第2の例を説明する図である。 (A)および(B)は、第1実施形態の第2操作画面の第3の例を説明する図である。 第1実施形態の第2操作画面の第4の例を説明する図である。 第1実施形態の情報処理システムの動作を説明する図である。 第2実施形態が適用される情報処理システムの構成例を示す図である。 第2実施形態の情報処理システムの動作を説明する図である。 第3実施形態における第1画像形成装置の第1操作画面に基づいて第2操作画面をカスタマイズする際の動作を説明する図である。 第3実施形態における第2画像形成装置の第2操作画面をカスタマイズする際の動作を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本実施形態について詳細に説明する。
<情報処理システム1の全体構成>
図1は、第1実施形態が適用される情報処理システム1の構成例を示す図である。
図1に示す情報処理システム1は、画像を形成する第1画像形成装置10と、画像を形成するとともに第1画像形成装置10とは異なる第2画像形成装置20と、第1画像形成装置10および第2画像形成装置20に対して予め定められたサービスを提供するサーバ装置30と、を備えている。
なお、第1実施形態において、サーバ装置30が情報処理装置の一例であり、第2画像形成装置20が画像処理装置の一例であり、第1画像形成装置10が特定の画像処理装置の一例である。
そして、第1画像形成装置10、第2画像形成装置20およびサーバ装置30は、いずれもネットワークに接続されている。なお、第1実施形態のネットワークは、情報処理システム1を構成する装置間のデータ通信に用いられる通信ネットワークである。ネットワークは、データの送受信が可能であれば、その種類は特に限定されず、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線であっても無線であっても良い。また、各々の装置は、複数のネットワークや通信回線を介して接続されるように構成しても良い。
なお、図1に示す例では、第1画像形成装置10および第2画像形成装置20という2台の画像形成装置を用いているが、これに限定されない。画像形成装置は、3台以上がネットワークに接続されていても良い。
そして、本実施形態の説明において、第1画像形成装置10は、あるユーザの職場に設置される場合を例とする。また、第2画像形成装置20は、例えば、そのユーザが在宅勤務を行う際に、自宅付近のコンビニエンスストアなどの店舗に設置される場合を例とする。そして、そのユーザにとって、第1画像形成装置10は、第2画像形成装置20よりも利用頻度が高く、第2画像形成装置20よりも使い慣れている画像形成装置である。
また、第1画像形成装置10には、後述の第1表示部17が設けられる。第1表示部17には、第1画像形成装置10をユーザが操作する際に用いられる第1操作画面10iが表示される。一方、第2画像形成装置20には、後述する第2表示部21が設けられる。第2表示部21には、第2画像形成装置20をユーザが操作する際に用いられる第2操作画面20iが表示される。
ここで、第1実施形態において、第1画像形成装置10と第2画像形成装置20とは、互いに異なる機種である。そして、第1画像形成装置10の第1操作画面10iと、第2画像形成装置20の第2操作画面20iとは、本実施形態の後述の操作画面サービスを利用しない場合には、各々の機種の相違に応じて表示態様が異なっている。具体的には、本操作画面サービスを利用しない場合、第1操作画面10iと第2操作画面20iとは、相互に連携することなく、独立した操作画面によってそれぞれ構成される。
そして、第1実施形態の情報処理システム1において、サーバ装置30は、ユーザが使い慣れている第1画像形成装置10で用いられる第1操作画面10iに関する画面情報を管理している。そして、情報処理システム1では、例えば第2画像形成装置20を利用するユーザを特定し、そのユーザが第2画像形成装置20を利用する際に用いる後述の第2表示部21に、その第1操作画面10iの情報に基づいて作成された第2操作画面20iを表示させる。このように、第1実施形態の情報処理システム1では、異なる複数の画像形成装置をユーザが利用する場合に、各々の画像形成装置の操作画面をユーザが使い易くする操作画面サービスを実現する。
以下、本操作画面サービスを実現するための構成について詳細に説明する。
なお、以下の説明において、第1画像形成装置10および第2画像形成装置20を特に区別しない場合には、「画像形成装置」と総称する。同様に、第1表示部17および第2表示部21を特に区別しない場合には、「表示部」と総称する。また、第1操作画面10iおよび第2操作画面20iを特に区別しない場合には、「操作画面」と総称する。
〔第1画像形成装置10〕
図2は、第1実施形態の第1画像形成装置10の構成例を説明する図である。
図2に示すように、第1画像形成装置10は、装置全体の動作を制御する制御部11と、原稿の画像を読み取る画像読取部12と、用紙上に画像を形成する画像形成部13と、を備える。また、第1画像形成装置10は、画像データに色補正や階調補正等の処理を加える画像処理部14と、画像データ等を記憶する記憶装置15と、ユーザの操作を受け付ける操作受付部16と、を備える。また、第1画像形成装置10は、ユーザインタフェース画面等の表示に用いられる第1表示部17と、電話線やLAN(Local Area Network)ケーブル等を介した通信を実現する通信装置18と、を備える。なお、制御部11と他の構成部は、信号線やバスを用いて相互に接続されている。
制御部11は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)11Aと、ファームウェアやBIOS(Basic Input Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)と、ワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)と、を有している。制御部11は、いわゆるコンピュータとして機能する。
画像読取部12は、いわゆるスキャナである。画像読取部12は、静止状態の原稿から画像を読み取るモードと、搬送される原稿から画像を読み取るモードとの両方に対応する。
画像形成部13は、用紙等の記録媒体に画像を形成する構成部である。画像形成部13は、形成方式に応じた機構を有している。画像形成部13は、記録材に、例えばトナーやインクを利用する。
画像処理部14は、画像データを処理するための専用のプロセッサや処理回路等で構成されている。
記憶装置15は、例えばハードディスク装置(HDD)や半導体メモリにより構成される。記憶装置15には、画像読取部12で読み取られた画像データ、外部装置との通信により受信した文書データや画像データ等が記憶される。
操作受付部16は、第1表示部17の表面に配置されるフィルム状のタッチセンサ、スイッチ、ボタン等が例示される。
第1表示部17は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイが例示される。
通信装置18は、各種の規格に準拠する通信インタフェースで構成される。
〔第2画像形成装置20〕
第2画像形成装置20の基本構成は、第1画像形成装置10と同様である。第2画像形成装置20は、第1画像形成装置10の制御部11、画像読取部12、画像形成部13、画像処理部14、記憶装置15、操作受付部16および通信装置18と同様な構成部を備える。なお、第1実施形態の説明において、第2画像形成装置20における、第1画像形成装置10の第1表示部17と対応する構成部は、第2表示部21(図1参照)と呼ぶ。
さらに、図1に示すように、第2画像形成装置20は、金銭を受領する金銭受領装置22と、第2画像形成装置20におけるデータの読み書きを行うデータ読書装置23と、を備える。
金銭受領装置22は、ユーザが投入した金銭を受け入れるとともに、必要に応じて金銭を返却する。なお、金銭は、現金に限定されず、現金の代替となる支払い手段であるIC(Integrated Circuit)カードやプリペイドカードによる電子マネーを含む。
データ読書装置23は、SDメモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリやCD(Compact Disc)等を含む可搬型記憶媒体からのデータの読み出しおよび可搬型記憶媒体へのデータの書き込みを行う。
第1実施形態の情報処理システム1において、第1画像形成装置10および第2画像形成装置20の基本構成は、上述のとおり同様である。ただし、第1画像形成装置10と第2画像形成装置20は、各装置のハードウェアに依存する機能の相違や、各装置のソフトウェアに依存する機能の相違がある。
ハードウェアに依存する機能の相違は、例えば印刷された用紙の束である冊子を針で綴じるステープル機能の有無、印刷された用紙を異なる複数の収容トレイに仕分ける仕分機能の有無、印刷可能な用紙サイズに関する用紙サイズ機能の違い、上述した金銭受領装置22やデータ読書装置23の有無などが例示される。
ソフトウェアに依存する機能の相違は、画像形成装置が設置される場所や利用のされ方による例が考えられる。例えば、職場に設置されている第1画像形成装置10には、複数のPC(Personal Computer)が接続される。一方で、店舗に設置されている第2画像形成装置20は、PCが接続されることが前提となっていない。この場合、ソフトウェアに依存する機能の相違は、PCに接続されることを前提とした機能の有無となる。具体的には、ソフトウェアに依存する機能の相違は、読み取ったスキャンデータを各PCに保存する機能の有無が例示される。また、店舗に設置されている第2画像形成装置20は、第1画像形成装置10とは異なり、一定期間保存する目的で、例えば読み取ったスキャンデータを記憶装置に記憶しない。この場合、ソフトウェアに依存する機能の相違は、一定期間保存する目的で自装置の記憶装置にデータを記憶する機能の有無が例示される。
〔サーバ装置30〕
図3は、第1実施形態のサーバ装置30の構成例を説明する図である。
図3に示すように、サーバ装置30は、装置全体の動作を制御する制御部301と、各種のデータ等を記憶する記憶装置302と、入出力ポート303と、通信装置304と、入力装置305と、表示装置306とを有している。
制御部301は、プロセッサの一例であるCPU301Aと、BIOS等が記憶されたROMと、ワークエリアとして用いられるRAMとを有している。制御部301は、いわゆるコンピュータとして機能する。
記憶装置302は、例えばハードディスク装置や半導体メモリにより構成される。記憶装置302には、管理データの他、オペレーションシステムその他のプログラムも保存される。
入力装置305は、例えばキーボードやマウスを例示でき、必要に応じて外付けされる。
表示装置306は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを例示でき、必要に応じて外付けされる。
続いて、サーバ装置30が実現する第2画像形成装置20の第2表示部21に、第2操作画面20iを表示するための機能構成について具体的に説明する。
図4は、第1実施形態のサーバ装置30の機能ブロック図である。
図5は、第1実施形態のユーザ管理テーブル300の一例を示す図である。
図4に示すように、サーバ装置30は、ユーザに関する情報を管理するユーザ管理部31と、操作画面を作成する作成部32と、第2画像形成装置20に代わって特定の処理を行う特定処理部33と、を備える。なお、ユーザ管理部31、作成部32および特定処理部33は、制御部301、記憶装置302および通信装置304等(図3参照)によって実現される。
(ユーザ管理部31)
ユーザ管理部31は、本システムを利用するユーザ、およびユーザごとの画面情報を、ユーザ管理テーブル300を用いて管理している。ユーザ管理テーブル300は、管理番号、ユーザID、ユーザ名、パスワード、装置情報および操作画面情報を含む。
ユーザIDおよびパスワードは、いわゆるログイン情報である。ユーザIDおよびパスワードは、例えば第1画像形成装置10および第2画像形成装置20を利用するユーザが、各画像形成装置にログインする際に用いられる。
ユーザ名は、ユーザの具体的な名前の情報である。
装置情報は、ユーザが主に利用する画像形成装置の機種情報である。主に利用する画像形成装置は、ユーザがよく使い慣れている画像形成装置が例示される。例えば、主に利用する画像形成装置は、ユーザが過去に利用したことのある画像形成装置が例示される。
また、主に利用する画像形成装置は、ある時点から一定期間遡って最も利用頻度が高い装置など、ユーザが使い慣れていると客観的に判断される画像形成装置としても良い。また、主に利用する画像形成装置は、例えばユーザ自身やユーザが属する会社などが、そのユーザが使い慣れていると主観的に判断し、指定された画像形成装置としても良い。
第1実施形態の例では、ユーザは、職場に設置される第1画像形成装置10を主に利用する。この場合に、装置情報は、第1画像形成装置10を特定する機種情報が設定される。
操作画面情報は、装置情報に登録される画像形成装置の表示部に表示される操作画面に関する情報である。すなわち、操作画面情報は、ユーザがよく使い慣れている画像形成装置で用いられる操作画面情報である。
第1実施形態の例では、上述のとおり、装置情報として第1画像形成装置10が登録されている。したがって、操作画面情報は、第1画像形成装置10の第1表示部17で用いられる第1操作画面10iに関する情報となる。そして、第1操作画面10iは、第1画像形成装置10で実行可能な機能に対応して作成されるものである。
(作成部32)
作成部32は、第2画像形成装置20を利用するユーザ(以下、利用ユーザと呼ぶ)を特定する。作成部32は、第2画像形成装置20の利用ユーザの情報を、第2画像形成装置20から受信する。利用ユーザの特定は、第2画像形成装置20に対するユーザのログインに基づいて行われる。ログインは、例えば、第2表示部21に一覧表示される複数のユーザ名の項目から自身の項目を選択したり、ユーザIDを入力したりすることが例示される。また、ログインは、第2画像形成装置20にカードリーダ等が設けられる場合には、ユーザを一意に特定可能なIDカード等がカードリーダに翳されることで行うことが例示される。
作成部32は、特定したユーザの操作画面情報を取得する。具体的には、作成部32は、ユーザ管理テーブル300を参照し、ユーザの操作画面情報を得る。
また、作成部32は、第2画像形成装置20のハードウェアの機能構成、および第2画像形成装置20における画像処理に係るソフトウェアの機能構成に関する情報(以下、機能構成情報と呼ぶ、)を取得する。なお、機能構成情報は、機能情報の一例である。そして、第1実施形態では、作成部32は、利用ユーザの情報を受信する際に、第2画像形成装置20から、第2画像形成装置20の機能構成情報を取得する。
なお、作成部32は、第1実施形態の第2画像形成装置20を含む複数機種の機能構成情報を管理するデータベースを予め作成し、利用ユーザが利用する画像形成装置の機種情報を特定し、特定した機種情報に対応する機能構成情報をテータベースから取得しても良い。
そして、作成部32は、利用ユーザの操作画面情報および利用ユーザが利用する画像形成装置の機能構成情報を用いて、利用ユーザが用いる画像形成装置の操作画面を作成する。つまり、作成部32は、利用ユーザが使い慣れている第1画像形成装置10の第1操作画面10iの操作画面情報と、利用ユーザが実際に利用しようとしている第2画像形成装置20の機能構成情報とに基づいて、第2画像形成装置20の第2表示部21に表示される第2操作画面20iを作成する。
作成部32は、基本的に、操作画面情報により特定される第1画像形成装置10で用いられる第1操作画面10iをベースに、第2画像形成装置20で用いられる第2操作画面20iを作成する。ここで、第1操作画面10iをベースにするということは、第1操作画面10iの表示態様と、第2操作画面20iの表示態様とを統一することが例示できる。例えば、作成部32は、第2操作画面20iにおけるテキストのフォント、ボタン画像等の配置、ボタン画像等や背景画像の配色などの画面デザインを、第1操作画面10iと対応させる。また、作成部32は、例えば第2操作画面20iにおける、ページの遷移や、操作に伴って表示される画像の内容を、第1操作画面10iに対応させる。
そして、作成部32は、第1操作画面10iに基づいて作成される第2操作画面20iにおいて、第2画像形成装置20では実行できない機能については、第1画像形成装置10の第1表示部17に表示される第1操作画面10iとは異なる表示態様で表示させる。作成部32は、第1画像形成装置10の機種情報と第2画像形成装置20の機種情報とを比較することで、両方の画像形成装置で実行可能な機能、および一方のみの画像形成装置でしか実行できない機能を抽出する。そして、作成部32は、第2操作画面20iにおいて、例えば第2画像形成装置20では実行できない機能については、操作や選択できない状態であることを示す表示を行う。例えば、作成部32は、第2操作画面20iにおいて、例えば第2画像形成装置20では実行できない機能については、実行できる機能の表示態様と異ならせたり、利用できないことを示すテキスト表示を行ったり、利用できないことを意味する図形を重畳表示したりする。
なお、作成部32は、第1操作画面10iに基づいて作成される第2操作画面20iにおいて、第2画像形成装置20では実行できない機能については、そのものを表示しないようにしても良い。
続いて、第2操作画面20iについて図面を参照しながら具体的に説明する。
図6は、第1実施形態の第2操作画面20iの第1の例を説明する図である。
なお、図6(A)は、第1操作画面10iを示し、図6(B)は、第2操作画面20iを示す。
図7は、第1実施形態の第2操作画面20iの第2の例を説明する図である。
図6(A)に示すように、第1操作画面10iには、操作画面を構成する各種の画像が表示さている。具体的には、第1操作画面10iには、背景となる背景画像100と、コピーを実行するための詳細な項目を表示するコピーボタン101と、コピーを実行するための簡略化された項目を表示する、らくらくコピーボタン102と、ファクシミリを実行するための項目を表示するファクシミリボタン103と、が表示される。また、第1操作画面10iには、原稿を読み取ったスキャンデータをメール送信するためのスキャナ・メール送信ボタン104と、スキャンデータを画像形成装置の記憶装置15に記憶するスキャナ・ボックス保存ボタン105と、スキャンデータを画像形成装置と接続しているPCに保存するスキャナ・PC保存ボタン106と、スキャンデータを可搬型記録媒体に記憶するスキャナ・メモリ保存ボタン107と、が表示される。さらに、第1操作画面10iには、画像形成装置の記憶装置15に記憶されるデータを操作するボックス操作ボタン108と、予め記憶された手順による動作を実行するためのジョブメモリボタン109と、画像形成装置における各種の設定を行うための設定ボタン110と、が表示される。さらに、第1操作画面10iには、画面ページを操作するためのページ操作画像111が表示される。そして、第1操作画面10iに表示される各種の画像は、第1画像形成装置10で実行可能な機能に対応して表示される。
一方で、図6(B)に示すように、作成部32は、第1操作画面10iをベースとして、第2操作画面20iを作成する。第2操作画面20iには、背景画像500と、コピーボタン501と、らくらくコピーボタン502と、ファクシミリボタン503と、が表示される。また、第2操作画面20iには、スキャナ・メール送信ボタン504と、スキャナ・ボックス保存ボタン505と、スキャナ・PC保存ボタン506と、スキャナ・メモリ保存ボタン507と、が表示される。さらに、第2操作画面20iには、ボックス操作ボタン508と、ジョブメモリボタン509と、設定ボタン510と、ページ操作画像511と、が表示される。そして、第2操作画面20iに表示される各種の画像は、第1画像形成装置10で実行可能な機能に対応して表示される。また、第2操作画面20iに表示される各種のボタン画像等の形状、配置、配色、イラストなどの図形、テキストのフォントは、第1操作画面10iに対応している。
ここで、第2画像形成装置20では、一定期間保存するために記憶装置15にデータの記憶を行わないようにしている。また、第2画像形成装置20は、メールを送信したり、PCと接続したりしない構成となっている。従って、第2操作画面20iでは、スキャナ・メール送信ボタン504、スキャナ・ボックス保存ボタン505、スキャナ・PC保存ボタン506およびボックス操作ボタン508については、利用ユーザの選択や操作が無効となっていることを示すグレーアウト表示50Gを行う。
さらに、第2操作画面20iでは、第2画像形成装置20で実行可能であっても、利用ユーザの利用頻度が極めて低いと考えられるボタンについてもグレーアウト表示50Gを行う。例えば、作成部32は、複数の設定ボタン510のうち、利用ユーザが利用しないと想定される設定ボタン510にグレーアウト表示50Gを行う。
一方、第1実施形態の作成部32は、第1画像形成装置10では実行できない機能であって、第2画像形成装置20では実行可能な機能(以下、特別機能と呼ぶ)に関する画像を、第2操作画面20iに表示する。この場合に、作成部32は、特別機能に関する画像を、他の画像と同様な形状や配色、テキストのフォントで表示する。
図7に示すように、第2操作画面20iには、操作画面を構成する各種の画像が表示さている。そして、第2操作画面20iには、スポーツや公演などのチケットを印刷するための機能の実行を指示するチケットボタン512と、写真を印刷する機能の実行を指示する写真プリントボタン513と、住民票などの行政に係わる証明書を印刷する機能の実行を指示する行政サービスボタン514と、が表示される。これらのボタン画像は、特別機能の一例である。
そして、作成部32は、特別機能に対応するボタン画像等を、第1画像形成装置10の第1操作画面10iでの表示態様にて第2表示部21の第2操作画面20iに表示させる。また、上記のボタン画像は、第1操作画面10iには設けられていなかった別の画面ページに表示される。
作成部32は、特別機能に関するボタン画像を、例えば第2画像形成装置20にて実行できない機能のボタン画像と差し替えるのではなく、第1操作画面10iにおける各種画像とは別の位置に配置したうえで、第2操作画面20iを作成する。そして、作成部32は、ユーザが使い慣れている第1操作画面10iにおけるボタン画像等の配置を維持し、ユーザの使い勝手を損なわないようにしている。
図8は、第1実施形態の第2操作画面20iの第3の例を説明する図である。
なお、図8(A)は、第1操作画面10iを示し、図8(B)は、第2操作画面20iを示す。
図8(A)に示すように、第1操作画面10iには、操作画面を構成する各種の画像が表示されている。具体的には、第1操作画面10iには、背景となる背景画像100と、動作の開始を支持するスタートボタン115と、ステープル機能の実行を指示するステープルボタン116と、仕分け機能の実行を指示する仕分ボタン117と、が表示される。また、第1操作画面10iには、印刷された複数の用紙束をずらして排出するオフセット機能を指示するオフセットボタン118と、印刷画質を設定するための画質設定ボタン119と、が表示される。さらに、第1操作画面10iには、読み取り対象の原稿の読み取り方向を設定する方向設定ボタン120と、読み取り対象となる別の原稿の有無を設定する次原稿設定ボタン121と、が表示される。そして、第1操作画面10iに表示される各種の画像は、第1画像形成装置10で実行可能な機能に対応して表示される。
一方で、図8(B)に示すように、作成部32は、第1操作画面10iをベースとして、第2操作画面20iを作成する。第2操作画面20iには、背景となる背景画像500、スタートボタン515、ステープルボタン516、仕分ボタン517、オフセットボタン518、画質設定ボタン519、方向設定ボタン520および次原稿設定ボタン521の各種画像が表示される。第2操作画面20iにおける各種ボタン等の機能は、上記の第1操作画面10iにおける各種ボタン等に対応する。また、第2操作画面20iに表示される各種の画像の形状、配置や配色、テキストのフォントは、第1操作画面10iに対応している。
そして、図8(B)に示すように、第2画像形成装置20では、ステープル機能、仕分け機能、オフセット機能など、第1画像形成装置10では実行可能であっても、第2画像形成装置20で実行できない機能のボタン画像に対しては、グレーアウト表示50Gを行う。
(特定処理部33)
図4に示す特定処理部33は、第1画像形成装置10が実行可能なソフトウェアに依存する機能であって、第1実施形態の操作画面サービスを利用しない場合に第2画像形成装置20が実行できない機能についての処理を行う。これによって、特定処理部33は、本実施形態の操作画面サービスを利用しない場合に第2画像形成装置20では処理できなかったソフトウェアに依存する機能を、第2画像形成装置20において利用可能にする。
特定処理部33は、特定の機能の処理を実行し、ネットワークを介して、実行した処理結果を第2画像形成装置20に送信する。このように、特定処理部33は、第2画像形成装置20に代わって特定の機能を処理する。特定の機能としては、例えば色処理、印刷データの作成、PDFなどの予め定められた形式への変換など、画像処理に関するものが例示される。
図9は、第1実施形態の第2操作画面20iの第4の例を説明する図である。
図9に示すように、第2操作画面20iには、物理的なページである1枚の用紙に対して、論理的なページを複数枚集約させて印刷する機能である集約印刷機能に関するメニュー画面600が表示される。
ここで、第1画像形成装置10は、集約印刷をしない場合、2枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合、4枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合、および8枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合、のいずれかによって印刷することが可能である。
これに対して、第2画像形成装置20は、本実施形態の操作画面サービスを利用しない場合、集約印刷をしない場合と、2枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合とだけの印刷が可能である。これは、第2画像形成装置20には、4枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合と、8枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる場合とを実現するソフトウェア機能が実装されていないためである。
そして、特定処理部33は、第2画像形成装置20に代わって、4枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる処理と、8枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる処理とを実行可能である。特定処理部33は、第2画像形成装置20にてユーザから、4枚または8枚に関する集約印刷の指示が受け付けられた場合、印刷対象となる複数の論理的なページの印刷データを取得する。そして、特定処理部33は、これら複数の論理的なページを集約させた画像データ作成し、画像データを第2画像形成装置20に送信する。このように、特定処理部33は、本操作画面サービスが利用される場合、第2画像形成装置20における4枚または8枚に関する集約印刷機能を利用可能にする。
なお、図9に示すように、集約印刷機能に関するメニュー画面600では、本実施形態の操作画面サービスを利用しない場合に第2画像形成装置20にて実行可能な、集約印刷を行わないという非集約ボタン601と、2枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる2枚集約ボタン602とが表示される。この場合に、メニュー画面600では、4枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる4枚集約ボタン603と、8枚の論理的なページを1枚の用紙に集約させる8枚集約ボタン604とは、グレーアウト表示50G(図6等参照)がされることなく表示される。
続いて、第1実施形態における情報処理システム1の動作について具体的に説明する。
図10は、第1実施形態の情報処理システム1の動作を説明する図である。
図10に示すように、利用ユーザは、例えば店舗に設置される第2画像形成装置20に対しログインを行う。そして、第2画像形成装置20は、利用ユーザによりログインが行われた際のログイン情報を取得する(S101)。ログイン情報には、利用ユーザのユーザIDおよびパスワードが含まれる。そして、第2画像形成装置20は、ログイン情報を、サーバ装置30に対して送信する(S102)。
サーバ装置30は、受信したログイン情報に基づいて、ユーザの認証を行う(S103)。サーバ装置30では、ユーザ管理テーブル300(図5参照)に基づいて、ユーザIDとパスワードとが一致しているか否かを判断する。
第2画像形成装置20は、サーバ装置30からユーザ認証が成功したという情報を取得すると、認証成功のメッセージを第2表示部21に表示する(S104)。
一方、サーバ装置30は、ユーザ管理テーブル300(図5参照)を参照し、利用ユーザに関連付けられた画像形成装置の操作画面情報を取得する(S105)。第1実施形態において、サーバ装置30は、利用ユーザに関連付けられた第1画像形成装置10の第1操作画面10iの操作画面情報を取得する。
また、第2画像形成装置20は、第2画像形成装置20の機能構成情報を、サーバ装置30に送信する(S106)。ここで、機能構成情報は、ログインが行われたときの第2画像形成装置20のハードウェア機能およびソフトウェア機能の情報を含む。
そして、サーバ装置30は、取得した第1操作画面10iの操作画面情報をベースに、第2画像形成装置20の機能構成情報を考慮し、第2画像形成装置20で用いられる第2操作画面20iを作成する(S107)。サーバ装置30は、作成した第2操作画面20iの情報を、第2画像形成装置20に対して送信する(S108)。
その後、第2画像形成装置20は、サーバ装置30から取得した第2操作画面20iの情報に基づいて、第2表示部21に第2操作画面20iを表示する(S109)。
なお、第1実施形態では、サーバ装置30が第2画像形成装置20の第2操作画面20iを作成する例を用いて説明したが、この例に限定されない。例えば、第2画像形成装置20が、第1画像形成装置10の第1操作画面10iの操作画面情報をサーバ装置30から取得し、自装置の機能構成情報を考慮した第2操作画面20iを作成し、第2表示部21に表示するようにしても良い。
また、第2画像形成装置20において、ログインが行われない場合、本実施形態の操作画面サービスは適用されず、第2画像形成装置20の第2表示部21には、第2画像形成装置20の機種に応じて作成された第2操作画面20iが表示される。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態の情報処理システム1について説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図11は、第2実施形態が適用される情報処理システム1の構成例を示す図である。
図11に示すように、第2実施形態が適用される情報処理システム1は、第1画像形成装置10と、第2画像形成装置20と、サーバ装置30と、ユーザが用いる情報端末装置40と、を備える。
情報端末装置40は、画像を表示する第3表示部41を有している。また、情報端末装置40には、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット型端末などの携帯端末機器など、ユーザが持ち歩くことが可能な端末装置を用いても良い。そして、情報端末装置40は、ネットワークを介して、第1画像形成装置10、第2画像形成装置20およびサーバ装置30と通信を行う。さらに、情報端末装置40は、例えば近距離無線通信により、第2画像形成装置20と直接的に通信を行う。
そして、第2実施形態の情報処理システム1において、サーバ装置30は、ユーザが使い慣れている第1画像形成装置10で用いられる第1操作画面10iに関する画面情報を管理している。そして、情報処理システム1では、例えば第2画像形成装置20を利用するユーザを特定し、そのユーザが第2画像形成装置20を利用する際に用いる情報端末装置40の第3表示部41に、その第1操作画面10iの情報に基づいて作成された第2操作画面20iを表示させる。このように、第2実施形態の情報処理システム1では、異なる複数の画像形成装置をユーザが利用する場合に、各々の画像形成装置の操作画面をユーザが使い易くする操作画面サービスを実現する。
以下、第2実施形態の操作画面サービスを実現するための構成について詳細に説明する。
そして、情報端末装置40は、第2画像形成装置20に対して、近距離無線通信が可能となる範囲内に存在することで、第2画像形成装置20との間で通信接続を確立する。さらに、第2実施形態では、ユーザは、情報端末装置40の第3表示部41に表示される第2操作画面20i用いて、第2画像形成装置20を操作する。
この場合に、情報端末装置40の第3表示部41に表示される第2操作画面20iは、第1実施形態と同様に、第1画像形成装置10の第1操作画面10iをベースに作成される。この第2操作画面20iは、第2画像形成装置20の機能構成情報を考慮して作成されている。
また、第2実施形態において、利用ユーザは、第2画像形成装置20に対して離れた位置にて情報端末装置40を介して第2画像形成装置20を利用することが想定される。この場合に、他のユーザは、第2画像形成装置20が利用されていないと考え、第2画像形成装置20を操作することが考えられる。そこで、第2実施形態では、情報端末装置40を介して第2画像形成装置20が利用ユーザに利用されている際に、予め定められた条件に応じて、利用ユーザとは異なる他のユーザによる第2画像形成装置20の利用を制限するようにしている。
続いて、第2実施形態における情報処理システム1の動作について具体的に説明する。
図12は、第2実施形態の情報処理システム1の動作を説明する図である。
第2実施形態においては、利用ユーザは、情報端末装置40の第3表示部41に表示される第2操作画面20iを用いて、第2画像形成装置20を操作する。ここで、利用ユーザは、第2画像形成装置20の前に必ずしも居る必要がなく、第2画像形成装置20から離れて操作が可能である。そうすると、利用ユーザとは異なる他のユーザが、第2画像形成装置20の第2表示部21を用いて、第2画像形成装置20を利用することが想定される。以下では、他のユーザによる利用も考慮した内容について説明する。
図12に示すように、利用ユーザは、第2画像形成装置20と情報端末装置40との接続を確立する(S201)。そして、第2画像形成装置20は、情報端末装置40から取得されるユーザ情報をサーバ装置30に送信する(S202)。その後、サーバ装置30は、利用ユーザに対応する操作画面情報と、第2画像形成装置20の機能構成情報とに基づいて、第2操作画面20iを作成する(S203)。そして、情報端末装置40は、サーバ装置30から取得した第2操作画面20iの情報に基づいて、第2操作画面20iを第3表示部41に表示する(S204)。
そして、第2画像形成装置20は、利用ユーザによる処理の実行の指示があるか否かを判断する(S205)。利用ユーザによる処理の実行の指示がある場合(S205にてYes)には、利用ユーザの指示に従って処理を実行する(S206)。
一方、利用ユーザによる処理の実行の指示が無い場合(S205にてNo)には、他のユーザによる処理の実行の指示があるか否かを判断する(S207)。他のユーザによる処理の実行が無い場合(S207にてNo)には、S205に戻って、利用ユーザによる実行の指示の有無を判断する。また、他のユーザによる処理の実行が有る場合(S207にてYes)には、第2操作画面20iが情報端末装置40に表示されてから一定時間(例えば、3分間)以上が経過したか否かを判断する(S208)。
第2操作画面20iが情報端末装置40に表示されてから一定時間以上が経過していない場合(S208にてNo)には、情報端末装置40の第3表示部41に、他のユーザの利用を許可するか否かの確認メッセージを表示する(S209)。さらに、利用ユーザによって、他のユーザの利用が許可されたか否かを判断する(S210)。
そして、利用ユーザによって、他のユーザの利用が許可された場合(S210にてYes)、また、S208にて第2操作画面20iが情報端末装置40に表示されてから一定時間以上が経過していた場合(S208にてYes)には、情報端末装置40の第3表示部41に、他のユーザの利用制限を解除する旨の通知を行う(S211)。さらに、第2画像形成装置20は、他のユーザによる処理を実行する(S212)。
そして、S212にて他のユーザによる処理が実行された場合、または、S206にて利用ユーザによる処理が実行された場合、利用ユーザが情報端末装置40を介して第2画像形成装置20に対してログアウトしたか否かを判断する(S213)。
第2画像形成装置20に対してログアウトしていなければ(S213にてNo)、S205に戻って、利用ユーザによる実行の指示の有無を判断する。一方で、第2画像形成装置20に対してログアウトしていれば(S213にてYes)、一連の処理を終了する。
なお、S210において、利用ユーザによって、他のユーザの利用が許可されない場合(S210にてNo)、すなわち他のユーザによる第2画像形成装置20の利用を制限する際、利用ユーザが第2画像形成装置20を利用中であることを第2表示部21にて通知する(S214)。その後、S205に戻って、利用ユーザによる実行の指示の有無を判断する。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態の情報処理システム1について説明する。なお、第3実施形態において他の実施形態と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
第3実施形態の情報処理システム1では、例えば情報端末装置40を用いて、画像形成装置の操作画面をユーザ自身の好みに応じてカスタマイズできるようになっている。なお、操作画面のカスタマイズとは、例えば操作画面に表示するボタン画像等の種類や、ボタン画像等の配置などの操作画面の内容を、ユーザが任意に編集することである。
そして、第3実施形態の情報処理システム1において、サーバ装置30は、ユーザが使い慣れている第1画像形成装置10で用いられる第1操作画面10i、およびその第1操作画面10iに対するカスタマイズ情報、第2画像形成装置20で用いられる第2操作画面20iに対するカスタマイズ情報などの画面情報を管理している。そして、情報処理システム1では、例えば第2画像形成装置20を利用するユーザを特定し、そのユーザが第2画像形成装置20を利用する際に用いる第2表示部21や情報端末装置40の第3表示部41に、そのカスタマイズされた第1操作画面10iや第2操作画面20iを表示させる。このように、第3実施形態の情報処理システム1では、異なる複数の画像形成装置をユーザが利用する場合に、各々の画像形成装置の操作画面をユーザが使い易くする操作画面サービスを実現する。
以下、第3実施形態の操作画面サービスを実現するための構成について詳細に説明する。
第3実施形態の情報処理システム1において、情報端末装置40を用いてユーザがカスタマイズした操作画面の設定は、サーバ装置30によって管理される。例えば、情報端末装置40を用いて、第1画像形成装置10の第1操作画面10iや、第2画像形成装置20の第2操作画面20iに対して行われたカスタマイズ情報は、サーバ装置30に記憶される。
次に、第2画像形成装置20が設置される店舗にて、第1画像形成装置10の第1操作画面10iをベースとした第2操作画面20iをカスタマイズする例を説明する。
図13は、第3実施形態における第1画像形成装置10の第1操作画面10iに基づいて第2操作画面20iをカスタマイズする際の動作を説明する図である。
図13に示すように、S301~S304は、第1実施形態で説明したS101~S104と同様である。そして、S304の後、ユーザは、第2画像形成装置20を介して、第1操作画面10iをベースにしたカスタマイズを行うことを指定する(S305)。
サーバ装置30は、利用ユーザに関連付けられた第1画像形成装置10の第1操作画面10iの操作画面情報、および第2画像形成装置20の機能構成情報を取得する(S306)。そして、サーバ装置30は、取得した情報に基づいて第2操作画面20iを構築し(S307)、構築した第2操作画面20iの情報を、第2画像形成装置20を介して、情報端末装置40に送信する(S308)。
なお、S307およびS308にて、例えば第2画像形成装置20は、第1画像形成装置10の第1操作画面10iの操作画面情報を取得し、第2画像形成装置20の機能構成情報を考慮して構築した第2操作画面20iを、第2表示部21に表示しても良い。
その後、第2画像形成装置20は、第2画像形成装置20を優先的に利用する権利である利用権を、利用ユーザに付与する(S309)。
そして、情報端末装置40は、受信した第2操作画面20iを第3表示部41に表示する(S310)。そして、情報端末装置40は、ユーザから第2操作画面20iのカスタマイズを受け付ける(S311)。ここで、例えば第2画像形成装置20に対する利用ユーザの利用時間が一定時間以上経過していた場合には、第2画像形成装置20は、利用ユーザに対する利用権を解除する(S312)。これによって、利用ユーザが情報端末装置40にて第2操作画面20iに対するカスタマイズを行っている間、他のユーザによる第2画像形成装置20の利用が可能になる。
その後、利用ユーザによるカスタマイズが終了すると(S313)、第2画像形成装置20は、第2操作画面20iのカスタマイズ情報を、サーバ装置30に送信する(S314)。サーバ装置30は、第2操作画面20iに対する利用ユーザによるカスタマイズ情報をユーザごとに管理する(S315)。
そして、第2画像形成装置20は、利用ユーザに対して、利用権を再び付与する(S316)。その後、ユーザは、第2画像形成装置20を利用して、各種の処理を行うことが許可される。なお、このとき、第2画像形成装置20の第2表示部21には、ユーザがカスタマイズした第2操作画面20iが表示される。
次に、第2画像形成装置20が設置される店舗にて、第2画像形成装置20の第2操作画面20iをカスタマイズする例を説明する。なお、以下では、第1実施形態とは異なり、第2画像形成装置20の第2操作画面20iは、第1操作画面10iをベースとしない例として説明する。
図14は、第3実施形態における第2画像形成装置20の第2操作画面20iをカスタマイズする際の動作を説明する図である。
図13に示すように、S401~S404は、第1実施形態で説明したS101~S104と同様である。そして、S404の後、ユーザは、第2画像形成装置20の第2操作画面20iのカスタマイズを行うことを指定する(S405)。
サーバ装置30は、過去に第2操作画面20iに対するカスタマイズがユーザによって行われていた場合に、過去に設定された第2操作画面20iに対するカスタマイズ情報を取得する(S406)。そして、サーバ装置30は、第2操作画面20iのカスタマイズ情報を、第2画像形成装置20に送信する(S407)。
その後、第2画像形成装置20は、第2画像形成装置20を優先的に利用する権利である利用権を、利用ユーザに付与する(S408)。また、第2画像形成装置20は、過去のカスタマイズ情報に基づいて、第2操作画面20iを構築し(S409)、構築した第2操作画面20iの情報を情報端末装置40に送信する。
そして、情報端末装置40は、第2画像形成装置20から受信した第2操作画面20iを第3表示部41に表示する(S410)。そして、情報端末装置40は、ユーザから第2操作画面20iのカスタマイズを受け付ける(S411)。ここで、例えば第2画像形成装置20に対する利用ユーザの利用時間が一定時間以上経過していた場合には、第2画像形成装置20は、利用ユーザに対する利用権を解除する(S412)。これによって、利用ユーザが情報端末装置40にて第2操作画面20iに対するカスタマイズを行っている間、他のユーザが第2画像形成装置20を利用することが許可される。
その後、利用ユーザによるカスタマイズが終了すると(S413)、第2画像形成装置20は、第2操作画面20iのカスタマイズ情報を、サーバ装置30に送信する(S414)。サーバ装置30は、第2画像形成装置20の第2操作画面20iのカスタマイズ情報をユーザごとに管理する(S415)。
そして、第2画像形成装置20は、利用ユーザに対して、利用権を再び付与する(S416)。その後、ユーザは、第2画像形成装置20を利用して、各種の処理を行うことができる。このとき、第2画像形成装置20の第2表示部21には、ユーザがカスタマイズした第2操作画面20iが表示される。
以上、第1実施形態~第3実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は前述した実施の形態に記載の範囲に限定されない。上述した実施形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、第1実施形態~第3実施形態において、第1画像形成装置10が会社に設置され、第2画像形成装置20が店舗に設置されている例を用いて説明したが、これらの場合に限定されない。例えば、第1実施形態~第3実施形態の内容は、会社等において機種の異なる複数の画像形成装置が設置されている場合に適用しても良い。
また、ユーザが第1画像形成装置10を利用する際には、第2操作画面20iをベースに作成した内容の操作画面が第1表示部17に表示されるように指定することも可能である。つまり、例えば店舗に設置される第2画像形成装置20の第2操作画面20iの方が、ユーザが使い慣れていると考えているような場合には、第2操作画面20iの内容をユーザに関連付けて管理し、ユーザが第1画像形成装置10を利用する際に、第2操作画面20iをベースに第1操作画面10iが表示されるようにしても良い。
また、第1実施形態~第3実施形態において、画像処理装置の一例として、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を備えた、いわゆる複合機である画像形成装置の例を用いたが、この例に限定されない。画像処理装置は、画像を処理するものであれば良く、例えばプリント機能を有して他の機能を有していないプリンタ装置や、スキャン機能を有して他の機能を備えていないスキャナ装置などであっても良い。
また、前述した各実施の形態におけるプロセッサは、広義的な意味でのプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)の他、専用的なプロセッサ(例えばGPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、プログラム論理デバイス等)を含む。
また、前述した各実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサが単独で実行してもよいが、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して実行してもよい。また、プロセッサにおける各動作の実行の順序は、前述した各実施の形態に記載した順序のみに限定されるものでなく、個別に変更してもよい。
1…情報処理システム、10…第1画像形成装置、10i…第1操作画面、17…第1表示部、20…第2画像形成装置、20i…第2操作画面、21…第2表示部、30…サーバ装置、31…ユーザ管理部、32…作成部、33…特定処理部、40…情報端末装置

Claims (16)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    画像処理装置を操作する操作画面に関する画面情報をユーザごとに管理し、
    前記画像処理装置を利用するユーザを特定し、
    前記ユーザが前記画像処理装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、特定された当該ユーザの前記画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる、情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが過去に利用した特定の画像処理装置にて用いられた操作画面の画面情報を管理し、
    前記特定の画像処理装置にて用いられた操作画面の前記画面情報に基づいて作成された操作画面を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが利用している前記画像処理装置が実行可能な機能に関する機能情報を取得する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが利用している前記画像処理装置から前記機能情報を取得する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記特定の画像処理装置が実行可能な機能のうち、前記ユーザが利用している画像処理装置が実行できない機能は、当該特定の画像処理装置で用いられる操作画面とは異なる表示態様にて前記表示部の操作画面に表示させる、請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記特定の画像処理装置が実行可能な機能のうち、前記ユーザが利用している画像処理装置が処理しない特定の機能を実行し、
    前記表示部に表示される操作画面に、前記特定の機能を利用可能な態様で表示させる、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記特定の画像処理装置が実行できない機能であって、前記ユーザが利用している画像処理装置が実行可能な機能を、当該特定の画像処理装置で用いられる操作画面での表示態様にて前記表示部の操作画面に表示させる、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    情報端末装置を用いて前記ユーザが行った操作画面に対する編集の内容を管理する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが過去に利用した特定の画像処理装置の操作画面の画面情報を、前記情報端末装置に送信し、当該操作画面に対する前記ユーザの編集を受け付ける、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    自装置を利用するユーザを特定し、
    前記ユーザが自装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、ユーザごとに管理された操作画面に関する画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる、画像処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが用いる情報端末装置の前記表示部に表示される操作画面から利用を受け付け、
    前記ユーザが前記情報端末装置を用いて自装置を利用する際に、他のユーザによる自装置の利用を制限する、請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記プロセッサは、
    前記他のユーザによる自装置の利用を制限する際、当該他のユーザに対して通知を行う、請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記プロセッサは、
    前記ユーザが前記情報端末装置を用いて自装置の利用を開始してから予め定められた時間以上経過した場合、前記他のユーザによる自装置の利用の制限を解除する、請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 前記プロセッサは、
    前記他のユーザの自装置の利用の制限を解除する際、前記情報端末装置を介して自装置を利用している前記ユーザに対して通知を行う、請求項13に記載の画像処理装置。
  15. コンピュータに、
    画像処理装置を操作する操作画面に関する画面情報をユーザごとに管理する機能と、
    前記画像処理装置を利用するユーザを特定する機能と、
    前記ユーザが前記画像処理装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、特定された当該ユーザの前記画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる機能と、
    を実行させるプログラム。
  16. コンピュータに、
    自装置を利用するユーザを特定する機能と、
    前記ユーザが自装置を利用する際に当該ユーザが用いる表示部に、ユーザごとに管理された操作画面に関する画面情報に基づいて作成された操作画面を表示させる機能と、
    を実現させるプログラム。
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